説明

株式会社森林土木施設研究所により出願された特許

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【課題】林業専用道または森林作業道を作る際に土留め擁壁構築の施工性を向上させ、施工コストを縮減させることができ、また、道路築造の道路幅方向の土工領域を極力狭く済ませて林地を極力多く残すことが可能な林業専用道または森林作業道の土留め擁壁及びその構築方法を提供する。
【解決手段】道路の谷側に構築される林業専用道または森林作業道の土留め擁壁であって、組み立てたカゴ枠に石礫または土砂などの中詰め材を充填して設置する中詰め材充填カゴ枠を谷側から道幅方向山側に順次ずらして積層設置し、最上段の中詰め材充填カゴ枠1の上に、壁面高さがカゴ枠高さの約2倍の高さのL型擁壁部5を構成するための、現地組み立てが可能な複数の部材からなる鋼製のL形擁壁材2を設置し、前記L形擁壁材2の内側に土砂を充填し転圧して構築する。 (もっと読む)


【課題】アンカー設置間隔を広くするために大径のアンカーを用いた場合に、支圧板を締着する作業が困難にならない斜面安定化工法を提供する。
【解決手段】アンカー1の上部にボルト取付用部材3を取付け、ボルト取付用部材3に3本以上の支圧力付与用のボルト4を、上から見てアンカー1を囲む態様で地表面に対して概ね垂直にかつ地上に突出するように取り付ける。支圧板5を各ボルト4を貫通させる態様で地表に配置し、各ボルト4に螺合させたナット17を締め付けて支圧板5に支圧力を発生させる。支圧力付与用のボルト4の径は小さいので、これに螺合させたナット17を締め付ける作業は、大径のアンカーのねじ部に螺合させた大きなナットを大きな力で締め付ける作業と異なり、特に困難ではない。 (もっと読む)


【課題】施工精度が要求される鋼製枠の地盤への据え付け作業を、地盤の性状および形状、施工スペースの広さに拘わらず容易、且つ迅速に行うことができる鋼製枠据え付け装置、並びに同装置を用いて構築した土留め擁壁および土留め擁壁の構築方法を提供する。
【解決手段】複数の柱材26を傾斜して立設する擁壁10の前記柱材26を、地盤11上に鋼製枠1を据え付け、同鋼製枠1の内部に充填材4を充填して立設する際に、地盤11と鋼製枠1との間に設置される鋼製枠据え付け装置5であって、この鋼製枠据え付け装置5は、据え付け用部材8と複数の基礎ボルト7とからなり、据え付け用部材8が前記複数の基礎ボルト7を介して地盤11上に設置され、据え付け用部材8を複数の基礎ボルト7によって高さを調整して傾斜状態で固定する手段を備えている。 (もっと読む)


【課題】壁面材を円筒形型枠に接合する作業を簡単にする。
【解決手段】複数の波付鋼板パネル1、1’を円周方向および高さ方向に接合した円筒形型枠10を間隔をあけて配置し、その内部に中詰め材を充填し、隣接する円筒形型枠10間に壁面材14を架け渡し、背面に土砂を裏込めした土留め構造であり、壁面材14を取り付ける波付鋼板パネル1の円周方向端部のフランジ5を、高さ方向端部のフランジ3より外側に延出させて壁面材取付部5bとする。この壁面材取付部5bに壁面材14を接合する。別部材の壁面材取付け用プレートをフランジ4、4間に挟み込む従来構造と異なり、その挟み込み作業が不要となる。また、円筒形型枠10の直径サイズがプレート厚み分だけ大となることがないので、当該箇所の波付鋼板パネルの長さをプレート厚み分だけ短くする微調整が不要となる。 (もっと読む)


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