説明

株式会社栗原製作所により出願された特許

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【課題】卵包装容器の開封用ミシン目が手提げ買物袋に引き裂け傷や人手に切り傷を与えないようにする。
【解決手段】円周面から平行な2列の丸鋸状回転刃(51)が突出する径小な刃物ロール(39)の複数を、容器半製シート(M)の折り曲げヒンジ部(b)へ下側から各々臨ませて、その各刃物ロールに常時押し上げ方向への弾圧付勢力を与える一方、上記回転刃の刃先逃し入れ凹溝(32)が円周面に切り欠かれた径大な刃物受けロール(31)の対応する複数を、同じく容器半製シートの折り曲げヒンジ部へ上側から臨ませて、その複数の刃物受けロールを回転駆動することにより、これに追従して速く連れ廻る刃物ロールの回転刃が、そのロール同士での上下方向から挟み付けられた状態にある容器半製シートへ下方から進入して、その折り曲げヒンジ部へ平行な2列の開封用ミシン目(52)(53)を切り抜く。 (もっと読む)


【課題】卵包装容器自身の封止強度を低下させず、しかも消費者が片手の指先によりすばやく軽快に引き裂き操作できる卵包装容器を提供する。
【解決手段】卵収容凹所(7a)(7b)の立ち上がり基端稜線(12a)(12b)とヒートシール部(10)との相互間に介在する平行な2列の容器開封用第1、2ミシン目(11b)(11a)を、その何れか一方の第1ミシン目(11b)は上方からの第1回転カッターによって蓋体(B)側の長辺縁取りフランジ(1b)へ、残る他方の第2ミシン目(11a)は下方からの別個な第2回転カッターによって容器本体(A)側の長辺縁取りフランジ(1a)へ、一挙同時に且つその第1、2ミシン目(11b)(11a)の切り抜き部(11b−y)(11a−y)同士が交互する千鳥配列状態に刻設した。 (もっと読む)


【課題】
鶏卵の取り出し上、安全・確実に開封できる卵包装容器を提供する。
【解決手段】
容器本体(A)と蓋体(B)との折り曲げ用ヒンジ(C)にほぼ平行な2列のミシン目(11a)(11b)を付与した合成樹脂製卵包装容器において、その両ミシン目(11a)(11b)の相互間に一定幅(w)だけ延在する開封帯(12)の両端部を、展開状態での外向き拡開するほぼU字型の安全用逃し凹曲面(17e)(17e)として切り欠くと共に、容器本体側の周縁フランジ(13a)と蓋体側の周縁フランジ(13b)が上記逃し凹曲面と対応位置する両端角隅部へ上記ミシン目の各列と連続する引き裂き導入線(18a)(18b)を、そのミシン目と互いにほほ等しい交叉角度(θ)を保つ対称に切り込むことにより、その引き裂き導入線とミシン目並びに逃し凹曲面から形作られた摘まみ片(19a)(19b)を摘まみ持って、上記開封帯を引き裂き開封できるように定めた。 (もっと読む)


【課題】熱可塑性合成樹脂シートから賦形立体化された1個入り又は2個入りの卵包装容器の提供。
【解決手段】容器本体(A)の周縁フランジ(6a)を上向きに隆起させ開口周縁部を凸段面とし、その凸段面の円弧コーナー面から外向き凸リブをほぼ水平に張り出す一方、蓋体(B)の周縁フランジ(6b)を下向きに陥没させ開口周縁部を凹段面(4b)とし、その陥没した凹段面の円弧コーナー面から内向き凸リブ(5b)をほぼ水平に張り出して、その蓋体側の内向き凸リブが容器本体側の外向き凸リブを強制的に乗り越え通過して、蓋体側の凹段面(4b)が容器本体側の凸段面と嵌合し得るように定めると共に、蓋体の折り曲げ用ヒンジ(2)と向かい合う遊端辺部の中間位置から外向き水平に張り出した開封用摘まみ片(8)を、その容器本体における周縁フランジの対応的な中間位置から上向きに隆起する浮かし凸子(7)へ、上方から載置させるように定めた。 (もっと読む)


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