説明

オザック精工株式会社により出願された特許

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【課題】従来のエンジン始動回転力伝達機構では、スタータモータ2,ピニオンギヤ2Pからの始動回転力をクランク軸18へ伝達するリングギヤ3から先の部品は、1つづつ組み付けられていた。そのため、組み付けに長時間かかり多大の人件費がかかると共に、仕上がり具合が均一でなく、バラツキが生じていた。
【解決手段】始動回転力を伝達する機構であるリングギヤ3からクランク軸18の直前までの部分を、伝達機構ユニット30としてユニット化した。エンジン始動回転力伝達機構は、伝達機構ユニット30を組み付けるだけで完成されるので、組み付けは極めて短時間で済み人件費が少なくて済む。また仕上がり具合が均一となり、バラツキが生じなくなる。 (もっと読む)


【課題】従来のエンジン始動回転力伝達機構では、ワンウェイクラッチに付随してインナーレース,アウターレースが用いられており、両者間にはオイルシールも必要であった。これらはいずれもコストが高かった。このオイルシールは所定の限界周速度以下で用いなければならないので、この機構が組み込めるエンジンの種類は限られていた。
【解決手段】クランク軸18に固着されたフライホイール6に輪形凹部6Aを設け、この中に内側から順にベアリング10,ワンウェイクラッチ9の一体化されたユニットを収容固着する。そして、ドライブプレート5の内周端部を、ベアリング10の外輪14の側面に固着する。スタータモータ2からの始動回転力は、ドライブプレート5→外輪14→ワンウェイクラッチ作動部13→フライホイール6という経路でクランク軸18に伝達される。 (もっと読む)


【課題】プーリー本体1に強力な力でベアリング10を圧入していたため、ベアリング10に歪みが生じ、高速回転時に異常な音や熱を発生し、寿命が短くなっていた。また使用環境の温度が大きく変化した場合、膨張率の違いによりプーリー本体1とベアリング10との結合力が弱くなり、ベアリングが空回りしたり、抜け落ちたりすることがあった。
【解決手段】ベアリング10は圧入するのでなく、力を加えなくとも嵌まるサイズに作ってすんなり嵌める。そのためベアリング10には歪みを生じることがなく、異常な音や熱が発生することがない。ベアリング10のベアリング外周エッジ12Eに切欠部17を施しておき、プーリー本体1の壁面を加締めて出来るかしめ部6を、切欠部17に食い込ませる。この食い込みにより、温度変化があってもベアリング10が弛むことがなく、空回りしたり抜け落ちたりすることがない。 (もっと読む)


【課題】従来の燃料噴射ポンプ装置では、プランジャー5の下端に取付けられているタペットローラの外輪が、軸方向に移動してカム表面を磨耗,損傷していた。また、該ローラの転動体はニードル転動体であったので、軸方向に突出して他の部分に接触したり、スキュー現象を起こしたりして、外輪にねじれた回転をさせ、磨耗,損傷やエネルギー損失を生じさせていた。
【解決手段】タペットローラ18は、転動体を複列式ボール転動体とすると共に、外輪の外面部の断面形状を円弧とする。それと接触するカム19の断面形状は、軸方向中央部を窪ませたゴシックアーク形状とする。このようにすると、タペットローラ18はカム19に対し安定した位置で回転するし、外輪がねじれて回転させられることがない。 (もっと読む)


【課題】ねじ軸とナットとが螺合する部分(ねじ山がねじ溝に嵌まる部分)において、ねじ軸の軸方向に或る程度の隙間が存在するから、これが直線移動の制御精度を悪くしていた。また、その隙間はねじ山等の磨耗により増大するので、制御精度は悪化する一方であった。
【解決手段】第1ナット20を第1ハウジング22に固着して形成した第1結合体31と、第2ナット21を第2ハウジング23に固着して形成した第2結合体32とを連結してナット構成体30を構成する。連結は、連結突部23Aと連結凹部22Aを嵌合させて行う。この連結の間隔を調整することにより、制御精度を調整することが出来る。また、ねじ溝とねじ山とのガタをゼロとした場合において、互いの接触圧を調整することにより、滑りねじ装置を動作させるための予圧も調整することが出来る。 (もっと読む)


【課題】 転動体5が循環軌道6内を循環するようにされている直線運動軸受1では、従来、転動体5が軸体2に接触しない軌道面無負荷領域8から、軸体2に接触する軌道面負荷領域7に移行する境界部9が、エッジ状となっていた。そのため、転動体5がそのエッジを乗り越える時に、軌道面に大きな応力が加わり、この部分で破損を生じ、直線運動軸受の寿命を短くしていた。
【解決手段】 循環軌道6の表面に対する最後の仕上加工として、転動方向へ流体研磨することにより、境界部9の形状を、転動方向に滑らかに変化する形状とすると共に、研磨目の方向を転動体の転動方向と同一方向にした。これにより、直線運動軸受の寿命を驚異的に伸ばすことが可能となった。 (もっと読む)


【課題】 ベアリング1のボール4周辺へのグリース等の潤滑剤の供給は、保持器3と外輪2や内輪5との隙間から行われる。しかし、この隙間は狭くて潤滑剤が中へ入り難く、入る量も少なかった。そのため、使用が長期間にわたる場合には、潤滑剤の供給不足に陥りがちであり、しばしば焼付きを生じることがあった。
【解決手段】 保持器3のボール抱持部3Bに切欠部3Cを設ける。このような切欠部3Cを設けると、潤滑剤の供給が、保持器3と外輪2や内輪5との隙間を通ってのみならず、切欠部3Cを通っても行われるので、潤滑剤が供給不足に陥ることがなく、焼付きも生じなくなる。また、切欠部3Cを設けるために除去した分だけ保持器3の重量が軽くなるので、回転時に保持器3に生ずる遠心力が小となる。そのため、同じ大きさの遠心力が発生する時の回転数は従来より大となり、高速回転化が実現される。 (もっと読む)


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