説明

石油コンビナート高度統合運営技術研究組合により出願された特許

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【課題】ナフサの分解により生成するナフサ分解生成物を分離精製するエチレン製造設備において、該ナフサ分解生成物を分離して得られるC5炭化水素留分を蒸留することにより、ジシクロペンタジエンを効率的に分離回収する。
【解決手段】ナフサ分解生成物を分離して得られるC5炭化水素留分を蒸留塔に供給し、塔底からジシクロペンタジエンを回収する際、蒸留塔の塔底流出液中におけるシクロペンタジエン含有量が0.5重量%以下で、炭素数5の炭化水素の含有量が2.0重量%以下となるように、前記蒸留塔を制御する。好ましくは、蒸留塔の塔底温度が150〜165℃で、該蒸留塔供給液の塔内滞留時間が15分以下、好ましくは10分以上15分以下となるように制御する。 (もっと読む)


【課題】軽質ナフサの量や、該軽質ナフサ中のイソペンタンの含有量が大きく変動した場合であっても、高純度のイソペンタン留分を安定して回収することができるイソペンタン留分の製造方法及びイソペンタン分離装置を提供することにある。
【解決手段】軽質ナフサ1からイソペンタン留分を分離するための蒸留塔11と、該蒸留塔11の底部11bを加熱するための塔底部加熱手段13と、前記蒸留塔の頂部11aを冷却するための塔頂部冷却手段12とを備え、塔頂温度を一定にした状態で、塔底温度が設定下限値以下となったときに、前記塔底部加熱手段13による加熱量を増加させ、塔底温度が設定上限値以上となったときに、前記塔底部加熱手段13による加熱量を低減することで、前記蒸留塔11の温度制御を行うことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】単位時間内に供給されるC4混合物に含まれる有効成分の供給量を精度よく管理することができる供給量管理システムを提供する。
【解決手段】供給量管理システム1は、プラント内において、発生装置M1から処理装置M2に供給されるC4混合物に含まれる有効成分の供給量を管理するシステムであり、発生装置M1から処理装置M2に供給されるC4混合物の流量を連続的に計測する流量計測部2と、発生装置M1から処理装置M2に供給されるC4混合物に含まれる有効成分の濃度を連続的に計測する濃度計測部3と、流量計測部2によって計測されるC4混合物の流量データ及び濃度計測部3によって計測されるC4混合物に含まれる有効成分の濃度データを用いて、発生装置M1から処理装置M2に単位時間内に供給される有効成分の供給量を算出する算出部7と、を備えている。 (もっと読む)


【課題】吸着剤への硫黄分の残留、及び原料への硫黄分のリークを防止できる吸着剤の再生方法を提供すること。
【解決手段】原料中の硫黄分を吸着するための吸着剤を再生する吸着剤の再生方法であって、再生ガスと前記吸着剤とを接触させながら加熱して前記硫黄分を変質させずに前記吸着剤から脱離させる第一加熱工程と、この第一加熱工程の後に、第一加熱工程の温度よりも高い温度で前記再生ガスと前記吸着剤とを接触させながら加熱する第二加熱工程と、を備える。 (もっと読む)


【課題】低コストかつ安全にC5留分の蒸留を行うことが可能な蒸留塔の圧力制御方法を提供する。
【解決手段】ナフサの分解により生成されるナフサ分解生成物を処理する処理設備における、該ナフサ分解生成物を分離して得られるC5留分から重質物を分離除去する蒸留設備の蒸留塔12に対し、圧力制御ガスを導入して該蒸留塔12の圧力を制御する方法において、該圧力制御ガスとして、前記処理設備中に存在する、C5(炭素数5)以上の炭化水素を含まないガスを使用することを特徴とする蒸留塔の圧力制御方法。圧力制御ガスとして、処理設備中に存在するガスを用いるため、外部ガスを用いる場合と比べて安価であると共に、外部ガスから処理設備内に窒素が混入することが防止され、安全である。 (もっと読む)


【課題】蒸留塔の安定した温度制御が可能であり、炭化水素留分のロスが少なく高効率な蒸留塔の温度制御方法を提供する。
【解決手段】ナフサの分解により生成するナフサ分解生成物を処理する処理設備における、該ナフサ分解生成物を分離して得られるC5留分から重質物を分離除去する蒸留設備の蒸留塔12の温度を制御する方法において、該蒸留塔12の塔底流出液中における炭素数5の炭化水素の含有量が3重量%以下となるように、該蒸留塔12の塔底温度を制御することを特徴とする蒸留塔の温度制御方法。この塔底温度は、蒸留塔12の中段温度の急激な変化があった時でも大きな変化が生じないため、この塔底温度を制御することにより、蒸留塔12の安定した温度制御が可能となり、炭化水素留分のロスが少なく高効率な蒸留塔12の温度制御を行うことができる。 (もっと読む)


【課題】LPガス用高圧タンクを用いることなく、イソペンタン留分を高濃度で含有するガソリン基材を製造できる方法を提供することにある。
【解決手段】炭化水素油を分留して、イソペンタンの含有量が70容量%以上、ノルマルペンタンの含有量が12容量%以下であるイソペンタン留分を得る工程、及び、該イソペンタン留分と、分解ガソリン留分又は改質ガソリン留分とを直接混合し、絶対蒸気圧が大気圧未満であるガソリン基材を得る工程を備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ガソリンは、オクタン価、性状、組成等が異なる種々の基材を組合せ、オクタン価や蒸気圧の範囲に調整し、製造する。基材として接触改質ガソリン、接触分解ガソリン、ナフサ、ブタン等が挙げられるが、オクタン価が高く、低硫黄分であるイソペンタン留分源として石化C5ラフィネートと脱硫軽質ナフサ留分に着目し、簡素化された設備で効率的にイソペンタン留分を製造できる方法を提供する。
【解決手段】石化C5ラフィネートと脱硫軽質ナフサ留分とを混合して混合留分を得る工程と、前記混合留分を精留する工程とを備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】高価な貴金属系の触媒を用いることなく脱硫及びオレフィンの水素化を行えるとともに、石化C5ラフィネートを原料として用い、簡素化された設備によって効率的にガソリン基材用イソペンタン留分を製造できる方法を提供することにある。
【解決手段】石化C5ラフィネートと脱硫軽質ナフサ留分とを混合して混合留分を得る工程と、前記混合留分を精留する工程とを備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】プラントの情報を管理する管理システムとプラントの監視・制御・運営を行う分散計装システムの間の通信を、管理システムと他社及び外部の間の通信とは異なる通信方式とすることによって、管理システムが万が一ウイルス感染したり不正アクセス・不正操作された場合であっても、分散計装システムへの被害を防ぎ、プラントの監視・制御・運営に支障をきたさないようにするための、統合管理システムを提供することを目的とする。
【解決手段】小規模ネットワークを管理するための統合管理システムであって、小規模ネットワークは、1以上の現場機器に接続された分散計装システムと、外部ネットワークに接続されたシステム情報サーバとを備え、外部ネットワークとシステム情報サーバは、第1の通信方式によって通信が行われ、分散計装システムとシステム情報サーバは、第1の通信方式とは異なる第2の通信方式によって通信が行われる。 (もっと読む)


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