説明

一般財団法人石油エネルギー技術センターにより出願された特許

21 - 30 / 249


【課題】より一層炭化水素中の硫黄分を効率よくppbレベルの低濃度まで除去し得て、かつ破過時間が延長された寿命の長い炭化水素用脱硫剤を提供すること。
【解決手段】ニッケルを含む酸性溶液とモリブデンを含む塩基性溶液とを混合し、反応させて沈殿物を生成させることにより、ニッケルとモリブデンを含む炭化水素用脱硫剤を製造する方法であって、前記ニッケルを含む酸性溶液と前記モリブデンを含む塩基性溶液を混合した後の溶液のpHが6〜8で、温度が50〜90℃である炭化水素用脱硫剤の製造方法であって、前記ニッケルを含む酸性溶液が、硫酸ニッケルをニッケルの原料として用い、pHが3〜4になるように調製されている炭化水素用脱硫剤の製造方法。 (もっと読む)


【課題】脱水素反応に対して効率よく熱を供給することができる熱交換型有機ハイドライド脱水素システムを提供する。
【解決手段】脱水素触媒プレート21A〜21Dと伝熱プレート22A〜22D、及び仕切プレート23A,23Bを積層させる。このような積層構成では、MCH流路と高温ガス流路とが各プレートを介して隣り合うような構成とすることができる。高温ガス流路を流れる高温ガスは、各プレートを熱交換用の部材として、MCH流路における脱水素反応に対して熱を供給することができる。積層構造とした場合、脱水素反応のための触媒の表面積と、熱交換に係る部分の面積とを、等しくなるように構成することができる。従って、脱水素反応に対する伝熱を効率的に行うことができる。また、プレート同士の間の隙間を狭くすることによって、脱水素反応のためのスペースを狭くすることも可能となる。 (もっと読む)


【課題】ステーション全体としてのエネルギー効率を向上させることができる熱電供給型有機ハイドライドステーションを提供する。
【解決手段】熱及び電気を発生させると共に、発生させる熱の量と電気の量との比率を変更することができる熱電供給機器8と、熱電供給機器8から熱を供給され、有機ハイドライドの脱水素反応を行う脱水素反応器2と、熱電供給機器8から電気を供給され、有機ハイドライドから取り出された水素を圧縮する水素圧縮機5と、ステーション内において必要とされる電気の量に基づいて熱電供給機器8の運転条件を設定すると共にと、脱水素反応器2及び水素圧縮機5を同時に起動させる制御装置11と、を備える。 (もっと読む)


【課題】パラジウム−銅合金膜の特性を活かした、水蒸気改質反応と水素の分離精製を効率良く行うことが可能な膜分離型反応器を提供する。
【解決手段】パラジウムと銅を含み、平均銅含有率が38〜48質量%の水素分離膜2と、炭化水素を水蒸気改質する水蒸気改質触媒からなり、前記水素分離膜2の外周側に配設された水蒸気改質触媒層3とを具え、前記水素分離膜2は、炭化水素と水蒸気の入口部を上流として、上流側半分2Aと下流側半分2Bとの平均銅含有率の差が4〜10質量%であることを特徴とする、膜分離型反応器1である。 (もっと読む)


【課題】煙点の低い灯油留分を水素化精製により収率良く煙点の高い灯油基材を製造する方法を提供する。
【解決手段】沸点範囲140〜280℃の留分を90質量%以上含み、2環以上のナフテン系炭化水素を8質量%以上および芳香族炭化水素を18質量%以上含有する灯油留分を原料とし、周期表第6族の金属が担持されたゼオライトを含まない固体酸触媒と周期表第6族の金属が担持された平均粒子径が0.5μm以下のUSYゼオライトを含む触媒とを充填した固定床反応装置にて水素化精製処理することを特徴とする灯油留分の水素化精製方法。 (もっと読む)


【課題】効率的に水蒸気改質反応を行いながら、水素分離膜による水素の分離精製を同一の反応器内で効率的に行うことが可能で、結果としてコンパクトでかつ高い収率で水素を製造することが可能な膜分離型反応器を提供する。
【解決手段】外表面に水素分離膜を有する水素分離膜管2と、水素分離膜管2の外側に配置された内管3と、内管3の外側に配置された中管4と、中管4の外側に配置された外管5とを具え、水素分離膜管2と内管3との間の空間が膜分離型反応器1の一端で内管3と中管4との間の空間と連通しており、内管3と中管4との間の空間が膜分離型反応器1の他の一端で中管4と外管5との間の空間と連通しており、中管4と外管5との間の空間には水蒸気改質触媒が充填されており、水素分離膜管2と内管3との間の空間には水蒸気改質触媒又はシフト反応触媒が充填されていることを特徴とする膜分離型反応器1である。 (もっと読む)


【課題】特定の条件下で炭化水素油をより長期間にわたって安定にかつ経済的に脱硫できる脱硫方法を提供すること。
【解決手段】本発明の炭化水素油の脱硫方法は、予め脱硫剤を還元する工程を経た後、還元された脱硫剤を用いた脱硫工程を経てなる炭化水素油の脱硫方法であって、前記還元する工程を経る前の脱硫剤が、ニッケル及び亜鉛を含み、かつ硫酸ニッケル及び硫酸亜鉛を用いた共沈法によって調製された後に焼成する工程を経ることによって得られ、前記還元する工程での還元温度が350℃以下であり、かつ前記焼成する工程での焼成温度から前記還元温度を減じた値が0〜140℃であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】効率的に水蒸気改質反応を行いながら、水素分離膜による水素の分離精製を同一の反応器内で効率的に行うことが可能で、結果としてコンパクトでかつ高い収率で水素を製造することが可能な膜分離型反応器を提供する。
【解決手段】外表面に水素分離膜を有する水素分離膜管11と、水素分離膜管11の外側に配置された内管12と、内管12の外側に配置された外管13とを具え、水素分離膜管11と内管12との間の空間が膜分離型反応器10の一端で内管12と外管13との間の空間と連通しており、内管12と外管13との間の空間には水蒸気改質触媒が充填されており、水素分離膜管11と内管12との間の空間には水蒸気改質触媒又はシフト反応触媒が充填されていることを特徴とする、膜分離型反応器10である。 (もっと読む)


【課題】
発生する臭気成分を効率よく除去しながら、簡便に高収率でイオン液体を製造する方法を提供するものである。
【解決手段】
OH型の陰イオン交換樹脂に、有機酸水溶液を接触させる第1工程と、第1工程で得られた有機酸アニオンが担持された陰イオン交換樹脂に、下記式(1)で表される塩を含む水溶液を接触させる第2工程と、第2工程で得られたイオン液体に、有機物吸着能を脱臭する第3工程とを備えるイオン液体の製造方法であって、式(1)で表される塩に対して、OH型の陰イオン交換樹脂を10モル当量以上、有機酸を20モル当量以上用いる、イオン液体の製造方法。


[式(1)中、Zはリン原子又は窒素原子を示し、R〜Rはそれぞれ独立に炭素数1〜12の環状、直鎖又は分岐状のアルキル基を示し、Xはハロゲン原子を示す。] (もっと読む)


【課題】特定の条件下で炭化水素油を長期間にわたって安定にかつ経済的に脱硫できる脱硫剤を提供する。
【解決手段】ニッケルを1〜30質量%、亜鉛を30〜80質量%、3A族から選ばれる1種類以上の元素を0.1〜20質量%含有し、比表面積が70m2/g以上であることを特徴とする脱硫剤である。該脱硫剤は、水に、ニッケル、亜鉛及び3A族から選ばれる1種類以上の元素を含有する酸性溶液とアルカリ溶液とを同時に滴下して、沈殿を生成させることで製造できる。 (もっと読む)


21 - 30 / 249