説明

日本坩堝株式会社により出願された特許

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【課題】流路の溶銑およびスラグの流入位置近傍における側面部の耐火材の溶損を低減し、従来の出銑樋と比べて寿命の延長を図ることができる高炉用の出銑樋を提供する。
【解決手段】高炉10の出銑口11から排出された溶銑12およびスラグ13が流入するとともに、流入した溶銑12およびスラグ13を比重差により分離して個々に排出する流路2を備える高炉用の出銑樋1において、流路2は、下流側に向けて低く傾斜する底面部20を有し、溶銑12およびスラグ13が流入する位置Pにおける底面部20の水平方向に対する傾斜角度αが1.6度以上であることを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】亀裂などの欠陥発生が抑制されたガラス質層を表面に成膜可能な耐火材の成形焼成物を提供する。
【解決手段】黒鉛を主成分とする耐火材により形成されるとともに、釉薬からなるガラス質層が表面に成膜されている。釉薬は、融点が少なくとも600℃以上であり、該釉薬の融点よりも高い融点を有する材料からなりかつ粒度の粗い骨材粒子を、釉薬100容量部あたり5〜30容量部の比率で含んでいる。 (もっと読む)


【課題】クリーンな排気ガスを排出することができる有価金属回収装置を提供する。
【解決手段】燃焼空間20を有する燃焼室2と、燃焼室2内に配置され、かつ、有底で上部に開口を有し被処理物を収容する加熱容器11と、燃焼室2内に燃焼ガスを供給する第1の燃焼バーナ3と、燃焼室2の上方に突設され、加熱容器11の上部開口11aを密閉するタワー5と、タワー5とガス導出路6を介して連通し、被処理物を加熱したときに発生する未燃ガスが導出されるガス処理室7と、ガス処理室7に燃焼ガスを供給する第2の燃焼バーナ8と、ガス処理室7で生成される燃焼ガスを燃焼室2内に導入するガス導入路9と、燃焼室2内の燃焼ガスを外部に排出する煙道4と、加熱容器11に設けられ、燃焼室2の上部とタワー5の内部とを連通する連通部13とを備える。 (もっと読む)


【課題】鋳鉄溶湯中のMn、Al、Ti、Pb、Zn、Bの不純物元素を除去し、かつ有用なC、Siの減耗を抑制した清浄な溶湯を得る。
【解決手段】あらかじめ溶融された鋳鉄溶湯中の不純物を除去する方法であって、燃料と酸素との理論燃焼比(酸素量(体積)×5/燃料(体積)量)が1〜1.5である酸素過剰の火炎をあらかじめ溶融された鋳鉄溶湯の表面に直接暴露して、該溶湯表面を過熱すると共に、該溶湯と酸性スラグ層を接触させながら、上記鋳鉄溶湯の温度を1250℃以上1500℃未満に維持して、その鋳鉄溶湯の内部に酸素を含むガスを注入する。 (もっと読む)


【課題】炉体の傾動時に、坩堝が傾くことがないうえ、坩台が傾動方向に位置ずれすることがないようにする。
【解決手段】内部に溶湯Aを保持し上部に溶湯を排出する注出口を有する坩堝4と、坩堝4を内部に収容する炉体2と、下面61が炉体2の底部2A上に載置され上面62に坩堝4が載置される坩台6と、炉体2を支持するとともに坩堝4内部の溶湯Aが注出口から排出されるよう炉体2を傾動させることが可能な支持体とを備え、炉体2の炉壁2Aと坩台6との間には、炉体2の傾動時に端面が炉壁2Bに突き当たって坩台6の傾動方向への移動を止める位置ずれ防止部材8が介在するとともに、坩台6には、その上面62より突き出て坩堝4の下部外周面に当接し、炉体2の傾動時に坩堝4の前記下部外周面を受けて支持するストッパー9が設けられている。 (もっと読む)


【課題】保持される溶湯の温度管理を、省エネルギー化を図りつつ精度良く行うことができる金属溶解炉を提供する。
【解決手段】溶解室10および保持室20が隔壁2により仕切られており、溶解室10で被溶解材を加熱して生成される溶湯が、隔壁2に形成された連通部4を介して保持室20に供給される金属溶解炉1であって、保持室20は、連通部4に接続された貯湯樋24を備えており、貯湯樋24は、溶解室10から供給された溶湯を、連通部4の少なくとも一部が溶湯内に埋没するように貯留した状態で、保持室20の下部に流下させる。 (もっと読む)


【課題】耐久性を高めて長寿命化を図ることができる通電加熱装置を提供する。
【解決手段】導電性を有する容器3、容器3の上部に接続される上部電極4、及び、容器3の下部に接続される下部電極5を備え、上部電極4及び下部電極5間に電圧を印加して容器3に通電することにより、容器3に収容された材料を加熱する通電加熱装置1であって、容器3と下部電極5との間に、通電加熱により発熱した容器の熱によって溶解可能な導電性の金属部材7が配置されている通電加熱装置1。 (もっと読む)


【課題】 現場での施工性に優れる流し込み不定形耐火物を提供する。
【解決手段】 耐火性骨材100重量部に対する結合剤の添加割合が0.1〜10重量部であり、前記結合剤は、珪酸ナトリウム及びアルカリ金属リン酸塩を重量比で6:4〜2:8の割合で混合した混合物100重量部に対し、酸化亜鉛を0.05〜30重量部添加したことを特徴とする流し込み不定形耐火物。 (もっと読む)


【課題】高温の溶湯に対する耐久性及び耐食性が良好な溶湯容器を提供する。
【解決手段】アルミナ−シリカ系材料からなる容器本体2と、前記容器本体の内面に形成された窒化珪素−アルミナ系材料からなる保護層3とを備える溶湯容器であって、前記容器本体の材料は、アルミナ及びシリカの合計100重量部に対するアルミナの含有量x重量部が、72〜95の範囲に調整されており、前記保護層の材料は、窒化珪素及びアルミナの合計100重量部に対する窒化珪素の含有量y重量部が、x重量部と所定の関係を満たすように調整されている。 (もっと読む)


【課題】耐食性及び施工性に優れる炭化珪素質流し込み材を提供する。
【解決手段】耐食性及び流し込み材の流動性を向上させるために炭化珪素を60〜95重量%含む耐火性粉体100重量部に対し、カオリン系粘土0.1〜2.5重量部を外掛けで添加したことにより、流し込み材の流動性、耐酸化性を向上させることができる。カオリン粘土は、カオリナイト、ディッカイト、ナクライト、ハロイサイト等の鉱物を使用でき、又木節粘土、蛙目粘土も使用できる。 (もっと読む)


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