説明

アイキ工業株式会社により出願された特許

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【課題】 耐水性段ボール紙製造におけるライナ用紙への撥水剤塗布装置であって、撥水剤塗布の開始・停止時に生じるロスを少なくし、高速で運転可能であり、撥水剤塗布が引き起こす反りをなくし、ライナ用紙のサイズ度に応じた撥水剤液の濃度の調節を実質上不要とするとともに、ライナ用紙の両縁において撥水剤液が裏側へ回り込むことを防止した装置を提供すること。
【解決手段】 上方から下方に向かって、プレスロール(1)、ゴムロール(3)および彫刻ロール(4)があり、さらにその下方に、撥水剤液の受け皿(5)があって彫刻ロールの下部が撥水剤液(6)に浸って回転することができるように配置し、各ロールの回転軸は、ゴムロールが固定され、それに対してプレスロールは上方に移動可能であり、彫刻ロールは下方に移動可能な相対的関係にあり、プレスロールとゴムロールとの間に供給されたライナ用紙(9)の通過により3本のロールが回転するように構成した装置。 (もっと読む)


【課題】
折り曲げに対する抵抗性および加工容易性に関して、方向性がないか、またはある範囲内で、所望に応じた方向性をもり、面方向の圧力にはよく耐える、新規な段ボール紙を提供する。
【解決手段】
紙面に対し垂直な一方の方向に一定の高さで突出したエンボスを多数有するエンボス中芯(4)の、エンボスの底面に相当する面を、コルゲートの一方に表ライナ(1)を貼合わせた、既製の片面段ボール紙(3)のコルゲートの頂(22)に貼合わせてなる段ボール紙(10A)。エンボス中芯(4)は、中芯用紙またはライナ用紙をエンボス中芯原紙(4a)として使用し、これを加湿して変形可能にした上で、彫刻ロール(E1)およびゴムロール(E2)の対からなるエンボス形成ロールで挟んで製造する。同一または異なるフルートをもつ片面段ボール紙を2枚重ねた上にエンボス中芯を貼り合わせた変更態様や、エンボス中芯のエンボスの頭に、裏ライナ(5)を貼り合わせた変更態様の段ボール紙(10B)も含まれる。 (もっと読む)


【課題】面方向の圧力ないし衝撃に対して緩衝能力を有する、簡易な緩衝材料として使用可能なエンボス加工したラミネートを提供すること、および、このエンボス加工したラミネートを使用した緩衝封筒を提供すること。
【解決手段】紙(11)にポリエチレン(12)を積層したラミネート(1)をエンボス加工してなり、ラミネートの面に対し垂直で、紙の層からポリエチレンの層の方向に向かって、一定の高さで突出したエンボス(2)を多数設けて、エンボス加工したラミネート(3)とする。または、エンボスの表面側すなわち紙の層の側に、クラフト紙を表ライナ(4)として貼って、エンボス加工したラミネート(5)とする。緩衝封筒(7)は、このエンボス加工したラミネート(3または5)を材料として使用し、その2枚を、ポリエチレン(12)の層を向かい合わせて重ね、両側および底部の三方をヒートシールして得る。 (もっと読む)


【課題】折り曲げに対する強度および加工性に関して方向性がないか、または所望により若干の方向性をもった、新規な段ボール紙を提供する。
【解決手段】紙面に対し垂直な一方の方向に一定の高さで突出したエンボス(11)を多数有する中芯(1)を挟んで、表側に表ライナ(2)を、裏側に裏ライナ(3)をそれぞれ貼り合わせてなる段ボール紙(4)。中芯原紙(1A)を加湿して変形可能にした上で、一対のエンボス形成ロール(F)で挟んでエンボス中芯(1)とする。このエンボス中芯の表裏に、表ライナおよび裏ライナを貼り付ける。 (もっと読む)


【課題】エンボス中芯を有する段ボール紙に関する技術を利用して、容易に潰れることがなく耐久性に富み、足裏のツボを刺激する効果が永続するとともに、汗を吸収する効果がある靴の中敷きを、廉価に提供すること。この靴の中敷きを製造する方法および装置をも提供する。
【解決手段】織布または不織布の表層(2)、段ボール紙のKライナ原紙を用いた中間層(3)および段ボール紙の中芯原紙を用いた裏面層(4)が、それぞれの間に接着剤の層(5)を介して接着され、裏面から表面に向かって突出するエンボス(6)を多数有するとともに、靴の内部に適合する外形を与えられた靴の中敷き(1)。製造は、Kライナ原紙と布地をあわせた二層品に、中芯原紙を一体化して三層品とし、これをエンボス加工するとともに、圧着して圧着品とする。これを加熱し、接着を完全にしてブランクを得、靴の内部に適合した形状に打ち抜いて中敷きとする。 (もっと読む)


【課題】
段ボール紙の製造を実施する装置における、プラント全体が長大になるという問題を軽減し、コンパクトで使い勝手のよい装置を提供する。
【解決手段】
片面段ボール紙を形成するための構成部分(イ)を一階フロアに配置し、未完成の段ボール紙とするための構成部分(ロ)を二階デッキ上に配置し、完成した段ボール紙を得るための構成部分(ハ)を、二階デッキから一階フロアに向って連続的かつ直線的に緩やかに下降する面上に配置し、かつ、製品段ボール紙を引き取り、次工程に向けるための構成部分(ニ)を一階フロアに配置する。 (もっと読む)


【課題】段ボール紙の製造装置において、不可欠とされている熱盤の使用を省略し、それに代えて過熱水蒸気の吹き当てによる加熱を行なうものを提供する。
【解決手段】構成部分は1)シングルウオールは、片面段ボールの段頂の糊剤に過熱水蒸気を吹き当て、表ライナと貼り合わせ未完成のシングルウオール段ボール紙とした。ダブルウオールは、2枚の片面段ボールの段頂の糊剤に過熱水蒸気を吹き当て、表ライナと貼り合わせ未完成のダブルウオール段ボール紙とした、貼り合わせ状態に保持し走行させ、糊剤の浸透をはかる、多数のロールと2枚のキャンバスからなるキュアリングゾーン(X)。2)表ライナの側に過熱水蒸気を吹き当て、糊材をゲル化させ完全な接着をはかる、多数の過熱水蒸気ノズルからなるヒーティングゾーン(Y)。3)完成した段ボール紙を冷却し引き取るための、多数のロールと2枚のキャンバスからなるクーリングゾーン(Z)。 (もっと読む)


【課題】美粧ダンボールの製造装置として、熱盤の使用を省略し、表ライナにスリキズが生じるおそれをなくす。
【解決手段】 表ライナ用紙11を片面ダンボール4と貼り合わせる細い圧着ロールの対を多数並べたもの(I)の前に、表ライナ予熱ロール(B1)と、さらにその前に表ライナ加湿モイスナー(L1)、予熱ロール(B1)の前に表ライナ加湿モイスナー(L1)、中芯予熱ロール(B2)と歯形ロール(C)との間に中芯加湿モイスナー(L2)、裏ライナ予熱ロール(B3)と太い圧着ロール(E)との間に裏ライナ加湿モイスナー(L3)、片面ダンボールコンベア(F)と第二の糊剤供給手段(D2)との間に片面ダンボール加湿モイスナー(L4)、および第二の糊剤供給手段(D2)と細い圧着ロールの対(I)を多数並べたものとの間に片面ダンボール加熱加湿スチーマー(L5)。 (もっと読む)


【課題】
段ボール紙製造と同時に、段ボール紙に対して、粘着剤を適用した切断や補強用のテープを貼り付けているときに、テープを切断しても、テープの切断端が自由に挙動して不規則な、または異常な粘着をするおそれをなくした、テープの切断装置を提供する。
【解決手段】
繰り出された、粘着剤を片面に塗布したテープ(2)をガイドするガイドロール(3)と、ガイドされてきたテープを走行する段ボール紙(1)の面に対して押圧して粘着させる、直列に設けた少なくとも2個のテープ押圧ロール(4,5)と、これら押圧ロールの中間に位置し、ダンボール紙面に向けて刃を下降および上昇させることが可能なカッター装置からなる。カッター装置は、刃(6)に加えて、刃を下降・上昇させる駆動エアシリンダー(7)および切断前は刃を所定の位置に保持し、切断時に刃に加わる衝撃を緩衝するとともに、切断後に刃を所定の位置に戻すための弾性エアシリンダー(9)とからなる。 (もっと読む)


【課題】段ボール紙製造と同時に、段ボール紙に対して、切断や補強用のテープを粘着剤で貼り付ける場合に、テープの貼り継ぎ部分のロスを最小限にすること。
【解決手段】走行している段ボール紙へ粘着剤を適用したテープを連続して貼り付ける方法であって、ダンボール紙の走行面に対して所定の位置に設けたガイドロールによりガイドしつつ旧テープを貼り付ける作業を続け、新テープの端を短冊型の厚紙に貼り付けて用意したスタート用シートを、真空吸着保持の手段を用いて段ボール紙の走行面より上方に保持しておき、旧テープの供給が絶たれた直後に保持の手段を下方に移動させ、押圧ロールによりスタート用シートを走行中の段ボール紙に向かって急激に押圧すると同時に真空吸着を解除し、スタート用シートを摩擦により段ボール紙と一緒に走行させ、新テープを押圧ロールで段ボール紙に粘着させることにより、新テープの貼り付けを行なう。 (もっと読む)


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