説明

JNC石油化学株式会社により出願された特許

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【課題】本発明の目的はリビングラジカル重合開始基を有するシランカップリング剤を開発することであり、これで処理することにより固体表面と付加重合性単量体との親和性を高め、極性の低いものから極性の高いものまでの様々なモノマーに対して高度に制御された表面開始グラフト重合を可能にする。
【解決手段】上記の目的は式(1)で示されるケイ素化合物によって達成される。式(1)において、Aはα―ハロエステル基を有する基であり;Zは炭素数2〜300のアルキレンであり;このアルキレンにおいて、炭素数が5であるとき1つの−CH−は−O−で置き換えられてもよく、そして炭素数が5を超えるとき隣り合わない任意の−CH−が−O−で置き換えられており;そしてXはハロゲンである。

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【課題】 新規なテトラカルボン酸二無水物を提供することであり、これを原料として得られる配向膜材料により、液晶に対して適切なプレチルト角を与え、そのプレチルト角がラビングや加熱、洗浄などに対して安定であり、残留DC電圧が低減し、高い電圧保持率を有し、焼き付きが少ない配向膜を提供することである。
【解決手段】 式(1)式(2)または式(3)で表されるテトラカルボン酸二無水物、これを原料としてポリアミック酸、ポリイミド、ポリアミドイミド等を合成し、この重合体成分を含有するワニスを調製し、該ワニスを用いて配向膜を形成するとともに、該配向膜を有する液晶表示素子を製作する。


式(1)、式(2)および式(3)において、R〜R14はそれぞれ独立して、炭素数1〜50の1価の有機基、水素またはフッ素である。 (もっと読む)


【課題】 室温で重合する、空気中でも重合する、重合しやすい、液晶相の温度範囲が広い、化学的に安定である、無色である、溶媒に溶けやすい、他の重合性化合物のとの相溶性がよい、支持基板に対する付着張力が小さい、などの特性において、複数の特性を充足する液晶化合物、およびこの化合物から得られた重合体などである。
【解決手段】 下記の式(1)または(2)で表される少なくとも1つの化合物、この化合物を含有する組成物、およびこの組成物を重合させることによって得られる重合体などである。


上式において、Rはフッ素、アルキルなどであり、Rは水素、アルキルなどであり、RおよびRは水素、フッ素、アルキルなどであり、Aは1,4−シクロへキシレン、1,4−フェニレンなどであり、Xは単結合、−(CH−などであり、Pはアルキレンなどであり、mおよびnは0、1または2である。 (もっと読む)


【課題】耐熱性、透明性、柔軟性、鋸刃でのカット性に優れた、オレフィン樹脂製多層ラップフィルムを提供することである。
【解決手段】少なくとも1つの中間層と、2つの表面層とで構成され、少なくとも一軸方向に延伸された、オレフィン樹脂製多層ラップフィルムであり、
少なくとも1つの中間層が、プロピレン重合体(a1)40〜95重量%と、共重合体の重量基準でプロピレン単位を50〜85重量%の範囲で含むプロピレン/オレフィン共重合体(a2)5〜60重量%、を含有するプロピレン樹脂組成物(A)を含んでなり、共重合体(a2)の極限粘度ηa2と重合体(a1)の極限粘度ηa1との比(ηa2/ηa1)が0.5〜1.3で、かつηa2が0.5〜3.0dl/gの範囲であり、
2つの表面層が、互いに独立して、オレフィン樹脂(B)を含んでなる、
オレフィン樹脂製多層ラップフィルム、を構成する。 (もっと読む)


【課題】 本発明の課題は、電圧保持率が高く、「焼き付き」が起こりにくいという特性を有する液晶表示素子を提供すること、好ましくは垂直配向(VA)方式の液晶表示素子を提供することである。また、該液晶表示素子に用いることができる配向膜を製作するための新規化合物を提供することである。
【解決手段】 一般式(1)で表されるフェニレンジアミン、及びそれを原料として製造されるポリマー。ならびにそれを利用して製作した配向膜、及びそれを用いた液晶表示素子。
【化1】
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【課題】 ガラスや光学用プラスティックフィルム等の支持基材上に重合性液晶組成物を均一に塗工し、均一なホメオトロピック配向を安定的に形成することを可能にする最適な重合性液晶組成物およびそれから得られる液晶フィルムを提供し、この重合性液晶組成物に含有される重合性液晶化合物を重合して得られるホメオトロピック配向液晶フィルム、およびこのフィルムを用いた光学補償フィルムを提供する。この光学補償フィルムを有する液晶表示装置、有機EL表示装置、PDPなどの画像表示装置を提供する。
【解決手段】 重合性のエポキシを有する基および非重合性の極性基を有する重合性液晶化合物を含有する重合性液晶組成物を、重合体被膜の重合体分子鎖中にカルボキシル基およびアミノ基から選択された少なくとも1つの極性基を有するポリイミド系重合体の溶液を用いて形成された重合体被膜を有する支持基材上に塗布し、重合性液晶化合物を重合して得られるホメオトロピック配向液晶フィルム。 (もっと読む)


【課題】電気・電子材料においては、絶縁性、耐熱性、耐久性、成形性等の更なる改善が求められていて、そのためにかご型構造を有するシルセスキオキサンを主鎖とし、結合の位置が明確に限定され、成形性に優れた共重合体が望まれている。本発明は、従来の化合物を用いる場合には困難であった、主鎖にかご型構造を有するシルセスキオキサンを有する共重合体を提供することを目的とする。
【解決手段】式(1)で示される構成単位を有するケイ素化合物。式(1)において、mは1〜30の整数であり、Rはアリールまたはシクロアルキルであり、RおよびRは独立してアルキル、アリールまたはアリールアルキルであり、Rは−CHCH−、−CHCHCH−、−O−、エチルフェニルまたはフェニルエチルである。

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【課題】従来の方法では、ホメオトロピック配向の均一性および安定性は不十分であり、さらに重合性液晶を塗工する際にも、ハジキや、ピンホール等の塗工不良があった。本発明は、このような問題を生じさせることなく、ガラスや光学用プラスチックフィルム等の支持基材上に均一かつ安定に形成されたホメオトロピック配向液晶フィルムを提供することを目的とする。
【解決手段】環状エーテル基と非重合性の極性基とを有する重合性液晶化合物を含有する重合性液晶組成物を用いて、アミノ基を有する水溶性シルセスキオキサン誘導体から得られる配向制御膜を有する支持基材上に形成されるホメオトロピック配向液晶フィルム。環状エーテル基の例はオキシラニルおよびオキセタニルである。非重合性の極性基の好ましい例は、−Cl、−CN、−OCFおよび−OCFHである。 (もっと読む)


【課題】 溶融張力や一軸伸長粘度、二軸伸長粘度におけるひずみ硬化性が十分大きく、成形性に優れるとともに独立気泡率が高く良好な外観を示す成形品が得られる新規プロピレン系重合体を提供する。
【解決手段】本発明にかかる新規なプロピレン系重合体は次の特性を有することを特徴とする。すなわち、以下の式で表される二軸伸長粘度の非線形性のつよさを表すλB値が、0.15以上1.3未満であり、流動の活性化エネルギーを示すEvが40KJ/mol以上90KJ/mol未満である。
λB=(log(ηB2)−log(ηB1))/(ε2−ε1
(ここで、ηB2は二軸伸長ひずみε2が1.2のときの二軸伸長粘度、ηB1は二軸伸長粘度が線形領域から非線形領域に移るときの臨界ひずみε1における二軸伸長粘度である。) (もっと読む)


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