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Fターム[2D065EA27]の内容

Fターム[2D065EA27]に分類される特許

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【課題】破壊装置において、低電圧にて高い破壊力を得る。
【解決手段】破壊用カートリッジ2は、略円筒状の破壊容器21、破壊容器21内に充填された破壊用物質22、破壊容器21内に収容された一対の導線23、および、一対の導線23の先端部231に接続された1本の金属細線24を備える。導線23および金属細線24は破壊容器21内にて破壊用物質22の内部に位置する。破壊用物質22はニトロメタンであり、金属細線24はタングステンにより形成される。放電衝撃破壊装置では、金属細線24が、銅線に比べて抵抗が大きいため発熱量が大きく、かつ、気化時の温度が高いことから、銅線が利用される破壊装置に比べて低電圧にてより高い破壊力を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】被破壊物の破壊の際に生じる亀裂の進展方向を容易に制御する。
【解決手段】放電衝撃破壊装置1のカートリッジ2は、破壊容器21、破壊容器21内に充填された無酸素環境下にて燃焼可能な破壊用物質22、一対の電極23および金属細線24を備える。放電衝撃破壊装置1では、電極23に電気エネルギーを供給して金属細線24を溶融気化させ、溶融気化時およびその後に生じるプラズマの高温により破壊用物質22に燃焼反応を生じさせて燃焼の際の膨張により生じる衝撃力により被破壊物が破壊される。このとき、燃焼面の伝播速度を音速以下とすることにより、爆轟を生じさせることなく破壊用物質22を燃焼させることができる。これにより、被破壊物9の自由面(すなわち、応力が開放された面)の大きさやカートリッジ2と自由面との間の距離に基づいて亀裂の進展方向を容易に予測することができ、亀裂の進展方向を容易に制御することができる。 (もっと読む)


【課題】特に切羽最外周部の発破工法に係り、スムースブラスティング工法を採用することなく、ガイドホール(空孔)を活用して岩盤の破砕形態を制御することにより、余掘の低減と周辺岩盤の損傷防止を図りながら、爆薬量の削減によって火薬コストの低減を図る。
【解決手段】トンネル切羽に形成した装薬孔に充填した爆薬によって掘削を行う発破工法において、切羽1の最外周発破は、所定の周方向区間において、周方向に沿って所定の間隔で装薬孔2,2…を穿孔するとともに、これら各装薬孔2,2の中間に装薬を行わない空孔3を穿孔し、前記装薬孔2,2…に爆薬を設置し、発破を行うようにする。 (もっと読む)


本発明は、少量装薬発破方法、およびそれに用いる削岩ユニットに関するものである。削岩ユニット(4)の削岩機(6)によって、まず発破孔(16)を掘削すべき材料(17)に対して穿孔し、その後、推進薬を有する1つ以上のカートリッジ(P)を穿孔工具(7)を介して発破孔の底部へと供給する。削岩ユニットは、削岩機とは別個のカートリッジ供給部(14)を含み、そこからカートリッジを穿孔工具における長手方向の供給路(15)へ供給することができる。 (もっと読む)


本発明は、少量装薬発破方法、ならびにそれに用いる削岩ユニットおよびフロントガイドに関するものである。削岩ユニット(4)に設けられた削岩機(6)によって、まず孔(15)を掘削すべき材料に対して穿孔し、次いで穿孔工具(7)をその孔から引き出す。次に、推進薬を有する1つ以上の推進剤(18)を、送りビーム(5)に接続して設けた推進剤供給路(13)を介して孔の底部へと供給する。その後、孔を密封し、推進剤に点火すると、高ガス圧が発生し、それによって掘削すべき材料において破砕を生じる。推進剤の供給および点火中、削岩機は孔に対して平行に保たれる。 (もっと読む)


【課題】爆発性の破壊用物質の充填量を容易に調整できる。
【解決手段】破壊容器2内に挿入配置した金属細線4に、所定量の電気エネルギーを供給することにより、金属細線4を急激に溶融気化させ、金属細線4の溶融気化現象に伴って、破壊容器2内で金属細線4に充填した爆発性の破壊用物質5を爆発させて被破壊物を破壊する放電破壊用カートリッジ1を製造するに際し、破壊容器2内に、破壊容器2の内半径より大きい外径で複数の略球状のスペーサ11を挿入して爆発性の破壊用物質5の充填量を調整する。 (もっと読む)


【課題】破砕主材の分解によって生ずる生成ガスの膨張により被破砕物の破砕を行う破砕薬筒を、確実に作用させることのできる新規な破砕薬筒の装填方法を開発することを技術課題とした。
【解決手段】破砕薬筒Eとして、ケーシング1内に、破砕主剤6である硝酸アンモニウムと、テルミット反応を呈する加熱剤5とが密閉状態で充填され、加熱剤5の着火具4が具えられたものを用い、填塞材Mとして吸水性ポリマーPを用い、装填孔H内に吸水性ポリマーPを投入し、破砕薬筒Eを挿入した後、水を注入して吸水性ポリマーPに水を吸収させて膨潤させることを特徴として成り、装填孔H内に亀裂Cがある場合であっても、吸水性ポリマーPが生成ガスの逸散を防止するため、加熱剤5としてテルミット反応を呈する物質を用いることにより硝酸アンモニウムを急激に分解させて、生成ガスの圧力によって被破砕体Rの破砕を行う破砕薬筒Eを確実に作用させることができる。 (もっと読む)


【課題】 既存鉄筋コンクリート建物のコンクリート柱を、発破工法により効率的に解体する。
【解決手段】 既存建物の解体作業において、鉄筋コンクリート柱1等に少なくとも2本の装薬さく孔3を設け、2本の装薬さく孔3内に、その内部に爆薬包4が装填される筒状体10を収容する。筒状体10の周面の一部には開口が形成されており、内部に装填された爆薬包4を爆破させた際に生じた発破エネルギーを、開口に対向した鉄筋コンクリート柱部材1に伝播させることで、所定の指向性破壊を生じさせ、2本の装薬さく孔3間に位置する柱を効率よく破壊する。 (もっと読む)


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