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Fターム[4G146MA11]の内容

炭素・炭素化合物 (72,636) | 炭化物、炭素・硫黄含有化合物−種類 (374) | 炭化カルシウム(CaC2) (2)

Fターム[4G146MA11]に分類される特許

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本発明は、カーバイド製造方法及びそのシステムに関する。当該方法では、粉末状の炭素含有原料と粉末状のカルシウム含有原料を混合し、酸素含有雰囲気中で炭素含有原料の一部を燃焼しながら混合物を直接加熱することでカーバイドを製造する。また、炭素含有原料は石炭、コーライト又はコークスであってもよい。カルシウム含有原料は炭酸カルシウム、酸化カルシウム、水酸化カルシウム又はカーバイドスラグであってもよい。本発明に係るカーバイド製造システムは原料予熱ユニットと反応ユニットを含む。原料予熱ユニットにおける予熱器は流動床又は気流床であってもよい。また、反応ユニットにおける反応器は気流床であってもよい。本発明によれば、従来のカーバイド製造過程に存在する高エネルギー消費、高汚染などの欠陥を克服することができ、原料の選択範囲が広く、エネルギー利用率が高い、且つ、連続的な操作が可能であり、製造性が高いなどのメリットがある。また、製造過程中の副生成物であるCO又は補助燃料が空気で燃焼することで、原料を500〜1500℃まで予熱でき、カーバイド製造における炭素消費量及び酸素消費量を低減でき、さらに工程における省エネルギーを図ることができる。
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【課題】カーバイド誘導炭素、冷陰極用電子放出源及び電子放出素子を提供する。
【解決手段】カーバイド化合物をハロゲン族元素含有気体と熱化学反応させ、カーバイド化合物内の炭素を除いた残りの元素を抽出することによって製造されたカーバイド誘導炭素であって、ラマンピークによる分析の結果、1350cm−1での無秩序に誘導されたDバンドに対する1590cm−1でのグラファイトGバンドの強度比率が0.3〜5の範囲にあるカーバイド誘導炭素、BETが1000m/g以上であるカーバイド誘導炭素、X線回折の分析結果、2θ=25°でグラファイト(002)面の弱ピークまたは広いシングルピークが表れるカーバイド誘導炭素、または電子顕微鏡の分析結果、電子回折パターンが非晶質炭素のハロ−パターンを表すカーバイド誘導炭素である。これにより、均一性に優れ、長寿命を有する電子放出源を提供でき、低コストで電子放出源を製造できる。 (もっと読む)


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