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国際特許分類[H04R9/08]の内容

国際特許分類[H04R9/08]に分類される特許

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【課題】振動板の背後に配置されているフェルトからなる音響抵抗体から繊維が脱落することを防止し、音響抵抗値のばらつきを小さくすることができるダイナミックマイクロホンユニットおよびダイナミックマイクロホンを得る。
【解決手段】音波を受けて振動する振動板5と、振動板5に固着されているボイスコイル6と、ボイスコイル6が配置されている磁気ギャップに磁場を生成する磁気回路と、振動板5の背面側空間に配置されている音響抵抗体120を備える。音響抵抗体120は、フェルト122と、音波を通す素材からなりフェルト122の両面に重ねて配置されているカバー材123と、有底円筒状形状をしていて底板部分に音波が通る孔125を有し、フェルト122とカバー材123を収納し、開放端縁部に形成されている折り曲げ部126でカバー材123の周縁部を押圧している音響抵抗体ケース121と、を備えている。 (もっと読む)


【課題】ボイスコイル背面側の空気室の存在が共振の要因となることを回避し、良好な周波数特性を得ることができるダイナミックマイクロホンユニットおよびダイナミックマイクロホンを得る。
【解決手段】音波を受けて振動する振動板5と、振動板5に固着されて振動板とともに振動するボイスコイル6と、ボイスコイルが6配置される磁気ギャップを含みこの磁気ギャップに磁場を生成する磁気回路と、振動板5の背面側に形成されていて音響抵抗が配置されている第1空気室11と、ボイスコイルの後方に形成されている第2空気室9と、第1空気室11と第2空気室9をつなぐ音波の連通路22と、を備えている。 (もっと読む)


【課題】振動板が大きく変位したときに生ずる衝撃音を軽減できるダイナミックマイクロホンユニットおよびダイナミックマイクロホンを得る。
【解決手段】音波を受けて振動する振動板5と、振動板5に固着されて振動板5とともに振動するボイスコイル6と、ボイスコイル6が配置される磁気ギャップを含みこの磁気ギャップに磁場を生成する磁気回路と、振動板5の背面側に形成されている後部空気室15と、ボイスコイル6の後方に形成されていて後部空気室15に連通している第2空気室9と、を備え、第2空気室9には、弾性力を有する薄板状の音響抵抗体50が、第2空気室9の容積を制限しかつボイスコイル6がその最大変位内で接することができる位置に張力を付与して配置されている。 (もっと読む)


【課題】永久磁石の減磁の問題を改善することができると共に、磁気ギャップにおける磁束密度を高めて感度を一層向上させることができるマイクロホンを提供すること。
【解決手段】第1の永久磁石2の第1磁極に接するポールピース3と、前記ポールピースの周りに所定幅の磁気ギャップGを介して環状に配置されるヨーク本体5と、前記ヨーク本体に接続されると共に、前記第1の永久磁石の第2磁極に接するテールヨーク4を含む磁気回路ユニット1と、前記磁気ギャップ内に振動可能に配置されるボイスコイル13を備えた振動板ユニット11とが備えられる。前記第1の永久磁石2の第2磁極に接するテールヨークの反対面に第2の永久磁石6の第1磁極が接するように配置されると共に、前記第2の永久磁石の第2磁極と前記ヨーク本体との間で磁路が形成され、かつ前記第1の永久磁石2と前記第2の永久磁石6とが同方向に着磁されている。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成で音響端子間距離を短くして、高域特性に優れた一次音圧傾度型のダイナミックマイクロホンユニットを実現する。
【解決手段】ボイスコイル13を有する振動板10と、ボイスコイル13のための磁気ギャップGを有する磁気回路部20と、有底円筒状のユニットケース30とを含み、磁気回路部20がユニットケース30の開口部内に支持され、振動板10の周縁部12aがユニットケース30の開口部の周縁部分に支持され、振動板10の前面側に前部音響端子40aを有するレゾネータ40が被せられているとともに、ユニットケース30内に所定容積の背部空気室30Aが設けられているダイナミックマイクロホンユニットにおいて、振動板10の周縁部12aと、その周縁部12aを支持するユニットケース30の周縁部分との間に、音波を振動板10の背面側に作用させる後部音響端子310aを設ける。 (もっと読む)


【課題】衝撃によるリボンの変位幅を、電磁制動よりも小さく押さえ込むことができるようにする。
【解決手段】リボン10を有する音響電気変換器1に加えられる外部衝撃により発電する圧電子(積層セラミック圧電子)140を有し、圧電子140の一方の電極141を昇圧トランス130の二次側巻線132の一方の引出線132aに接続し、圧電子140の他方の電極142をスイッチ150を介して二次側巻線132の他方の引出線132bに接続し、スイッチ150により、給電プラグの接続時(マイクロホン使用時)には圧電子140と二次側巻線132とを非導通とし、非接続時(マイクロホン不使用時)には圧電子140と二次側巻線132とを導通状態とし、圧電子140の発電による電流をリボン10に流し、リボン10にその変位方向とは逆方向の駆動力を発生させる。 (もっと読む)


【課題】 マイクロホン後端部から容易にマイクロホンコネクタを引き出して交換することのできる単一指向性ダイナミックマイクロホンを提供する。
【解決手段】 グリップ筐体2の一端側でマイクロホンユニットを支持し、他端側にマイクロホンユニットとリード線を介して接続されるプラグアセンブリ3が装着され、グリップ筐体2内にマイクロホンユニットの音響回路の一部として含まれる空気室が設けられている単一指向性ダイナミックマイクロホン1。グリップ筐体2は、プラグアセンブリ3の嵌合部6と拡径部7が形成され、嵌合部6に嵌合されたプラグアセンブリ3は、拡径部7に嵌め込まれた弾性リング4と押さえリング5とによりグリップ筐体2内に固定され、弾性リング4はグリップ筐体2とプラグアセンブリ3との間を密閉している。 (もっと読む)


【課題】 不良品の発生を抑え、歩留まりを向上することができるダイナミックマイクロホンユニットの製造方法を提供する。
【解決手段】 振動板8にボイスコイル9を固着する工程と、薄板からなる筒状のスペーサ11が設けられた治具12にリングヨーク5を配置する工程と、配置されたリングヨーク5の周辺部に接着剤を塗布する工程と、接着剤が硬化していない状態において、ボイスコイル9をスペーサ11の内周側に挿入して振動部10をリングヨーク5に載置する工程と、接着剤を硬化させ振動部10をリングヨーク5に固定する工程と、振動部10が固定されたリングヨーク5を治具から取り出し磁気回路20に組み込む工程と、を備えたダイナミックマイクロホンユニットの製造方法。 (もっと読む)


【課題】振動雑音を相殺する信号の共振周波数、共振鋭度、信号レベルを、相殺すべき振動雑音に対応して電気的に連続的に調整することを可能にし、振動雑音を効果的に低減できるダイナミックマイクロホンを得る。
【解決手段】ダイナミックマイクロホンユニット3の振動を検出して振動雑音を相殺する信号を出力する振動ピックアップ5と、マイクロホンユニット3および振動ピックアップ5を支持するマイクロホンケース1を備え、振動ピックアップ5は、マイクロホンユニットケース36の振動を検出し振動に対応した信号を出力する積層セラミック圧電子からなり、積層セラミック圧電子の静電容量とインダクタ6のインダクタンスにより上記振動雑音と同様の加速度に対する応答信号を得る共振回路を構成し、共振回路は、応答信号が上記振動雑音信号と逆向きに出力されるように接続されている。 (もっと読む)


【課題】安定した音響抵抗値が得られ、指向周波数応答も劣化させないシート状張架音響抵抗材およびその製造方法ならびにマイクロホンユニットの提供。
【解決手段】治具11との関係で定まるシート状の音響抵抗材料22を選定する第1工程と、治具11上に音響抵抗材料22を載置させた状態で張力を加える第2工程と、その状態で音響抵抗材料22に適合する張架用リング25を選定配置する第3工程と、該張架用リング25を音響抵抗材料22に接合する第4工程と、音響抵抗材料22を治具11から取り外す第4工程と、張架用リング25からはみ出ている周縁部23を切除する第6工程とを経てシート状張架音響抵抗材21を得る。該シート状張架音響抵抗材21でマイクロホンユニット内の通孔を覆うことで安定した音響抵抗値が得られ、指向周波数応答も劣化させないようにできる。 (もっと読む)


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