説明

コイル及び変圧器

【課題】 コイルを構成する複数の巻線を接近させてインダクタンスをほぼ等しくした上に、コイルの接続作業を容易にする。
【解決手段】 板状体の巻線4、6を、それらの表面を接近させて、巻き中心36の回りに同一の巻回方向に巻回し、巻線4、6の巻き始めである始端が、巻き中心36の回りの異なる位置にあり、巻線4、6の巻き終わりである終端が、巻き中心36の回りの異なる位置にある。巻線4、6の各始端には、巻線4、6の一方の側縁から外方にそれぞれ突出させた始端端子8、14が設けられ、巻線4、6の各終端には、巻線4、6の一方の側縁から外方にそれぞれ突出する終端端子10、16が設けられている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コイル及びこのコイルを用いた変圧器に関し、特にコイルが複数の巻線を接近させて巻回する、例えばバイファイラ巻きのものに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、バイファイラ巻きのコイルとしては、例えば特許文献1に開示されているようなものがある。このコイルは、トロイダルコアの円周方向に、2本の巻線をバイファイラ巻きしたもので、トロイダルコア上の巻き始め位置から2本の巻線が巻き始められ、巻き終わり位置で2本の巻線が巻き終わっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2008−153254号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の技術によれば、2本の巻線は、同じ位置から巻き始められ、かつ同じ位置で巻き終わる構成である。そのため、巻線の巻き始め端は2本とも同じ位置にあり、巻線の巻き終わり端も2本とも同じ位置にある。この場合、巻き始め端及び巻き終わり端に、それぞれ端子を取り付け、これら端子を介してプリント基板等に接続することを考えた場合、同じ位置に複数の端子が存在するので、端子を接続するパターンが密集するためにプリント基板の設計と加工とが難しく、プ端子が集中すると重量バランスが悪くなり、熱的バランスも悪くなるので、プリント基板等への接続が困難になる。
【0005】
本発明は、複数の巻線を接近させて巻回した場合でも、接続作業が容易なコイルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様のコイルは、少なくとも2つの巻線を有している。これら少なくとも2つの巻線は、板状体からなる。板状体は、同じ長さとすることもできるし、異なった長さとすることもできる。これら板状体は、導電性であり、シート状や箔状のものを使用することができる。前記少なくとも2つの巻線は、それらの表面を接近させて、巻き中心の回りに同一の巻回方向に巻回されている。前記少なくとも2つの巻線は、絶縁被覆されているものを使用することもできるし、前記少なくとも2つの巻線間に絶縁体、例えば絶縁フィルムや絶縁シートを挟んで巻回することもできる。前記少なくとも2つの巻線それぞれの巻き始めである始端が、前記巻き中心の回りの異なる位置にある。前記少なくとも2つの巻線の巻き終わりである終端も、前記巻き中心の回りの異なる位置にある。例えば、始端同士は、巻き中心の回りに予め定めた角度、例えば180度離れた位置にあり、終端同士も、巻き中心の回りに予め定めた角度、例えば180度離れた位置にある。2本の巻線のみを使用する場合には、180度離れた位置とすることが望ましいが、3本の巻線を使用する場合には、3本の巻線の始端間でそれぞれ120度、終端間でそれぞれ120度とすることが望ましい。即ち、隣接する巻線間の始端間の角度及び隣接する巻線間の終端間の角度は、360度を巻線の数で除算した値の角度ずつ離すことが望ましい。前記少なくとも2つの巻線の前記各始端には、前記少なくとも2つの巻線の一方の側縁から外方にそれぞれ突出する第1の端子が設けられている。前記少なくとも2つの巻線の前記各終端には、前記少なくとも2つの巻線の前記一方の側縁から外方にそれぞれ突出する第2の端子が設けられている。
【0007】
このように構成されたコイルでは、少なくとも2つの巻線の始端の位置は異なっており、かつ終端の位置も異なっている。これら始端及び終端には、それぞれ外方に突出する第1及び第2の端子が設けられているが、これら第1の端子同士の位置は異なっており、第2の端子同士の位置も異なっている。従って、これら第1及び第2の端子を利用して、プリント基板等にコイルを接続する際に、その接続が容易に行える。
【0008】
前記少なくとも2つの巻線の前記各始端から予め定めた長さだけそれぞれ離れた位置の他方の側縁から外方にそれぞれ第3の端子を突出させることができる。
【0009】
このように構成すると、第3の端子を中間タップとして使用することができる。しかも、中間タップとなる第3の端子は、第1及び第2の端子とは反対側の方向に突出させているので、第3の端子は、第1及び第2の端子に接近せず、接続作業が容易になる。
【0010】
更に、前記少なくとも2つの巻線は、1つのコアの外周囲に巻回されたものとすることができる。この場合、少なくとも2つの巻線の巻線長は等しくなり、巻線抵抗値が等しくなる。また、少なくとも2つの巻線のコアに対する位置関係は等しいので、コアと巻線との間の漏れ磁束量が等しく、インダクタンスが等しくなる。
【0011】
なお、前記少なくとも2つの巻線を一次巻線とし、これら一次巻線と相互誘導するように、二次巻線をコア上に同芯状に巻回して、変圧器を構成することもできる。このように構成すると、一次巻線と二次巻線とが対向する周回断面が等しく、一次巻線と二次巻線との間の漏れ磁束量が等しいので、一次巻線と二次巻線との結合係数が等しくなる。逆に、前記少なくとも2つの巻線を二次巻線とし、一次巻線をコア上に一次巻線と同芯状に巻回することもできる。この場合も、上記と同じ理由により一次巻線と二次巻線との結合係数が等しくなる。
【0012】
上述した第1乃至第3の端子を有するコイルを備えた変圧器において、前記一方の側縁側及び前記他方の側縁側にそれぞれプリント基板を配置し、前記一方の側縁側のプリント基板に第1及び第2の端子を接続し、前記他方の側縁側のプリント基板に第3の端子を接続することもできる。このように構成すると、2つのプリント基板の内側に変圧器を挟む込むことで変圧器をプリント基板間にしっかり固定でき、各短詩とプリント基板との接続が容易になり、重量バランスや熱バランスもよくなる。
【0013】
各プリント基板の変圧器側の面に電気部品を設けることもできる。このように構成すると、電気部品の設置スペースとして、2つのプリント基板間の空間を有効利用でき、この変圧器を使用した電気機器を小型化することができる。各プリント基板の変圧器側の面と、この面と反対側の面とに、電気部品を設けることができる。この場合、変圧器と反対側の面にも電機部品を設けることができる。これら電気部品のうち変圧器側の面の電気部品は、背の高い(高さ寸法の大きい)もので、変圧器と反対側の面の電気部品は、背の低い(高さ寸法の短い)ものである。このように構成すると、2つのプリント基板の外側に突出する電気部分の高さを抑えることができ、この変圧器を使用した機器をさらに小型化することができる。
【発明の効果】
【0014】
以上のように、本発明によれば、接近させて巻回した複数の巻線のインピーダンスをほぼ等しくした上に、コイルの接続作業を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本発明を実施した変圧器の一次巻線を巻いた状態を示す図である。
【図2】図1の変圧器の回路図である。
【図3】図1の変圧器の使用状態を示す正面図である。
【図4】図1の変圧器の使用状態を示す側面図である。
【図5】図1の変圧器に用いる巻線の斜視図である。
【図6】図1の変圧器の一次及び二次巻線を巻いた状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
本発明の一実施形態のコイルは、変圧器の一部として使用したもので、図2に示すように、コア2上に複数、例えば2本の巻線4、6を巻回して一次巻線としたものである。巻線4は、その両端に第1及び第2の端子、例えば始端端子8及び終端端子10を有し、中間に第3の端子、例えば中間タップ12を有している。同様に巻線6も、始端端子14、終端端子16及び中間タップ18を有している。これら巻線4、6では始端端子8、14が並列接続され、終端端子10、16が並列接続され、中間タップ12、18が並列接続される。また、コア2上に複数、例えば2つの二次巻線20、22が巻回されている。
二次巻線20、22も両端に端子24、26、28、30を有している。
【0017】
コア2は、図3及び図4に示すように、間隔を隔てて配置したフランジ(ヨークコア)32、32を繋ぐように巻回部34が形成されたものである。巻回部34は、例えば円柱状に形成されている。
【0018】
巻線4、6は、導電性、例えば銅製のもので、同じ長さを有する図5に示すような長尺の矩形の板状体である。これら巻線4、6の一端には始端端子8、14が、一方の側縁から巻線4、6の長さ方向に対してほぼ垂直に突出するように取り付けられている。また、巻線4、6の他端には、終端端子10、16が、一方の側縁から巻線4、6の長さ方向に対してほぼ垂直に突出するように取り付けられている。また、巻線4、6の中間には、中間タップ12、18が、巻線4、6の他方の側縁から巻線4、6の長さ方向に対してほぼ垂直に突出するように取り付けられている。
【0019】
これら巻線4、6は、互いの表面を接近させた状態で、コア2の巻回部34に巻回されている。巻線4、6を巻回する際、両者の接近する表面間に絶縁体、例えば絶縁シートが挿入されている。或いは巻線4、6をそれぞれ絶縁被覆したものとすることもできる。
【0020】
これら巻線4、6は、図1に示すように、始端端子8、14から巻回部34に巻回されるが、始端端子8、14の位置は、巻回部34の異なった位置である。即ち、この実施形態では、巻回部34の中心軸36の回りに、始端端子8から180度回転した位置に始端端子14が配置されている。即ち、巻線4、6の巻き始め位置は、巻回部34の回りに所定の角度、この実施形態では180度ずれている。そして、巻線4、6は、それぞれ巻回部34の回りに始端端子8、14の位置からそれぞれ同一の巻回方向に同じ巻き数で巻回されている。
【0021】
巻線4は、巻線4を巻回部34の回りに巻いたとき、始端端子8と終端端子10とが重なるように、その長さと巻回部の径との関係が定められている。巻線6においても、巻線6を巻回部34の回りに巻いたとき始端端子14と終端端子16とが重なり、同じ巻き数となるように、その長さと巻回部の径との関係が定められている。
【0022】
また、図1に示すように、巻線4の始端端子8と終端端子10とは、巻回部34の上方に間隔をおいて重なった状態にあり、巻線6の始端端子14と終端端子16とは、巻回部34の下方に間隔をおいて重なった状態にある。しかも、図4に示すように、これら始端端子8、14、終端端子10、16は、巻回された巻線4、6の一方の側縁から外方に突出している。また、巻線4、6の中間タップ12、18は、巻回された巻線4、6の他方の側縁から外方に突出している。
【0023】
例えば、巻回部34上に巻線4を巻回し、巻線4上に同芯状に巻線6を巻回したなら、巻線長は巻線6の方が巻線4よりも長くなり、巻線抵抗が異なったものとなり、またコア2に対する巻線の位置関係が異なるので、コア2と巻線4、6間の漏れ磁束量が異なり、両者のインダクタンスが異なったものとなる。その結果、巻線4、6を並列接続する場合、巻線4、6を流れる電流にアンバランスが生じる。
【0024】
もし、巻線4、6は、互いの表面を接近させた状態で、巻線4、6の巻き初めの位置を同一箇所として巻いたなら、巻線長は巻線4、6でほぼ同一となり、巻線長はほぼ等しく、コア2に対する巻線4、6の位置関係は等しいので、両巻線4、6のインダクタンスはほぼ等しくなり、巻線電流のアンバランスの問題は生じない。しかし、始端端子8、14、終端端子10、16は、全て同一箇所に重なることになる。その結果、プリント基板に実装する場合、端子を接続するプリント基板のパターンが密集し、回路の設計や加工が難しく、重量バランスや熱バランスの悪いものになるので、実装作業が非常に困難になる。
【0025】
これに対し、この実施形態のように巻くと、巻線4、6の巻線長は等しく、巻線抵抗の値が等しく、コア2に対する巻線4、6の位置関係は等しいので、コア2と巻線4、6間の漏れ磁束量は等しく、インダクタンスは等しく、巻線4、6を並列接続した場合でも、巻線電流のアンバランスは生じない。さらに、巻線4、6の巻き始めの位置を異ならせてあるので、巻線4の始端端子8と終端端子10とは重なるが、間隔をおいたものであり、巻線6の始端端子14、終端端子16も重なっているが、間隔をおいたものである。その結果、図3、図4に示すように、プリント基板38上のパターンに接続する場合、その接続作業が容易になる。しかも、中間タップ12、18は、始端端子8、14、終端端子10、16とは反対側に突出しているので、これらを別のプリント基板40に接続する場合、その接続作業が容易になる。
【0026】
図3、4において、符号42で示すのはヒートシンクで、これに半導体、例えばIGBT等の半導体スイッチング素子44が取り付けられている。符号46で示すのは、コンデンサである。図3、図4は、巻線4、6を用いた変圧器を、スイッチング電源に実施した場合を示している。このように、この変圧器の両側をプリント基板36、38で挟み、プリント基板38に中間タップ12、18を接続し、プリント基板36に始端端子8、14、終端端子10、16を接続し、この変圧器を設置したことによってプリント基板36、38間の空間に、電気部品、例えばヒートシンク42やコンデンサ46を配置しているので、プリント基板36、38間の空間を有効利用でき、この変圧器を使用した電気機器を小型化することができる。また、プリント基板36、38には、それぞれ電子回路、例えば電源回路や制御回路を搭載することで、更に前記電気機器を小型化することができる。この場合、プリント基板36、38の変圧器側の面や、この面と反対側の面に、図示していないが電気部品が取り付けられる。これら電気部品のうち背の高いものを、変圧器側の面に配置することによって、プリント基板36、38間の空間を有効利用することができるとともに、プリント基板36、38の外側に突出する電機部品の高さを抑えることができるので、この変圧器を使用した前記電気機器をさらに小型化することができる。
【0027】
実際には、一次巻線として巻線4、6の他に、二次巻線20、22が、図6に示すように巻回部34に巻回されている。即ち、巻回部34上に二次巻線20が巻回される。その上に、上述したように巻線4、6が、二次巻線20上に、これと同芯状に巻回される。巻回された巻線4、6上にこれらと同芯状に二次巻線22が巻回されている。これら巻線20、22は、同一巻き数である。このように構成してあるので、巻線4、6のインダクタンスが等しい上に、一次巻線である巻線4、6と、二次巻線20、22とが対向する周回断面が等しく、一次巻線と二次巻線との間の漏れ磁束量が同じである。その結果、一次巻線と二次巻線との結合係数が等しい。その結果、巻線4、6のインピーダンスが等しく、この点からも、巻線4、6を並列に使用したときでも、流れる巻線電流がバランスし、損失がなく、効率向上が図れる。
【0028】
上記の実施形態では、巻線4、6をそれぞれ一次巻線として使用したが、これら巻線4、6を二次巻線とし、巻線20、22を一次巻線として使用することもできる。この場合でも、上記実施形態と全く同様の効果が得られる。上記の実施形態では、巻線4、6をそれぞれ一次巻線として使用したが、二次巻線を設けずに、巻線4、6の一方を一次巻線として、他方を二次巻線として使用することもできる。その場合、巻回部34への巻き数を異ならせるために、巻線4、6の長さを異なったものとする。また、上記の実施形態では、本発明を変圧器に実施したが、二次巻線を除去してコイルとして使用することもできる。この場合、巻線4、6によって構成されたコイルを並列に接続することもできるし、直列に接続することもできる。また、上記の実施形態では、巻線4、6には中間タップを設けたが、使用用途によっては中間タップは不要である。また、上記の実施形態では、巻線4、6をそれぞれ接近させて巻回したが、更に多くの巻線を接近させて巻回することもできる。この場合も、巻き初めの位置は、異ならせる必要がある。また、上記の実施形態では、巻回部34を円柱状として、巻線4、6を円状に巻回したが、巻回部34を角柱状として、巻線4、6を矩形状に巻回することもできる。
【符号の説明】
【0029】
2 コア
4 6 巻線
8 14 始端端子(第1の端子)
10 16 終端端子(第2の端子)
12 18 中間タップ(第3の端子)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
板状体からなる少なくとも2つの巻線を有し、前記少なくとも2つの巻線は、それらの表面を接近させて、巻き中心の回りに同一の巻回方向に巻回され、
前記少なくとも2つの巻線それぞれの巻き始めである始端が、前記巻き中心の回りの異なる位置にあり、前記少なくとも2つの巻線の巻き終わりである終端が、前記巻き中心の回りの異なる位置にあり、
前記少なくとも2つの巻線の前記各始端には、前記少なくとも2つの巻線の一方の側縁から外方にそれぞれ突出する第1の端子が設けられ、
前記少なくとも2つの巻線の前記各終端には、前記少なくとも2つの巻線の一方の側縁から外方にそれぞれ突出する第2の端子が設けられている
コイル。
【請求項2】
請求項1記載のコイルにおいて、前記少なくとも2つの巻線の前記各始端から予め定めた長さだけそれぞれ離れた位置の他方の側縁から外方にそれぞれ第3の端子が突出しているコイル。
【請求項3】
請求項1記載のコイルにおいて、前記少なくとも2つの巻線を、コアの外周囲に始端同士と、終端同士とが180度離れて巻回したコイル。
【請求項4】
請求項3記載のコイルを一次巻線とし、前記コア上に前記一次巻線と同芯状に二次巻線が巻回された変圧器。
【請求項5】
請求項3記載のコイルを二次巻線とし、前記コア上に前記二次巻線と同芯状に一次巻線が巻回された変圧器。
【請求項6】
請求項2記載のコイルを備えた変圧器であって、前記一方の側縁側及び前記他方の側縁側にそれぞれプリント基板が配置され、前記一方の側縁側のプリント基板に前記第1及び第2の端子が接続され、前記他方の側縁側のプリント基板に前記第3の端子が接続された変圧器。
【請求項7】
請求項6記載の変圧器において、前記各プリント基板の前記変圧器側の面に、電気部品が設けられている変圧器。
【請求項8】
請求項6記載の変圧器において、前記プリント基板の前記変圧器側の面に背の高い電機部品が設けられ、前記変圧器と反対側の面に背の低い電気部品が設けられている変圧器。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2010−165711(P2010−165711A)
【公開日】平成22年7月29日(2010.7.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−4366(P2009−4366)
【出願日】平成21年1月13日(2009.1.13)
【国等の委託研究の成果に係る記載事項】(出願人による申告)平成20年度、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構、固体高分子形燃料電池実用化戦略的技術開発委託研究、産業技術力強化法第19条の適用を受ける特許出願
【出願人】(000144393)株式会社三社電機製作所 (95)
【Fターム(参考)】