コンバイン

【課題】収穫作業中に走行車台上で穀粒貯留袋等を交換する補助作業者は、背もたれ装置にもたれて作業を行うが、この背もたれ装置の強度アップを図り、安全でかつ、長時間の作業であっても背中が痛くなることを防止しようとするものである。
【解決手段】コンバインの走行車台３上側の穀粒貯留タンク７の横外側には、背もたれ支持フレーム９と、該背もたれ支持フレーム９上端部に背もたれアーム１０とを設け、該背もたれアーム１０には、内背もたれ部材１１ａと、外側に弾性材よりなる外背もたれ部１１ｂとを設けている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
走行車台上に搭乗した作業者が穀粒を受けて貯留する穀粒受袋等を交換する作業時等に使用する背もたれ装置を設けたコンバインに関する。
【背景技術】
【０００２】
特開平５−１１５２１７号公報で示すように、走行車台の後方上部に、穀粒貯留タンクを設け、該穀粒貯留タンクの後部を支持するタンク支持フレームと、排塵処理装置を支持する排稈支持フレームとを設ける。これらタンク支持フレームと、排稈支持フレームとの上部間を連結する連結部近くに、該走行車台上の補助作業者の背中部を支持する背もたれを取付けた構成である。
【特許文献１】特開平５−１１５２１７号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
穀稈を収穫作業中は、走行車台上で穀粒貯留袋等を交換する補助作業者は、背もたれ装置にもたれて収穫作業を行うが、この背もたれ装置は、Ｌ字状のパイプ材の基部にブラットを設け、回動ピンの回りに上下回動自在に設けている。又、先端部に背もたれのパットを設けているが、このパットは鉄板の板材であり、このパットに背中をもたしかけ、長時間の収穫作業を行うと、背中が痛くなったり、長時間の作業ができなくなったり、又、このパットが変形して危険な状態になることが発生していたが、これらの問題をこの発明により、解決しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
上述のような課題を解決するために、この発明は、次のような技術手段を講じる。
このために、この発明は、請求項１に記載の発明においては、走行車台（３）上側後方部に穀粒を貯留する穀粒貯留タンク（７）を載置すると共に、該穀粒貯留タンク（７）の横側部には、背もたれ支持フレーム（９）と、該背もたれ支持フレーム（９）の上端部には、逆Ｌ字形状の背もたれアーム（１０）を回動自在に設けると共に、該背もたれアーム（１０）の逆Ｌ字形状上側外周部には、４角形状の背もたれ部材（１１）を設けたことを特徴とするコンバインとしたものである。
【０００５】
コンバインで穀稈を収穫作業中は、走行車台（３）上で満量になった穀粒貯留袋等を交換する補助作業者は、背もたれ装置にもたれて収穫作業を行うが、該走行車台（３）上側後方部には、脱穀済み穀粒を貯留する穀粒貯留タンク（７）を載置すると共に、該穀粒貯留タンク（７）の横側部で、該走行車台（３）の上側面には、背もたれ支持フレーム（９）と、該背もたれ支持フレーム（９）の上端部には、逆Ｌ字形状の背もたれアーム（１０）を回動自在に設け、該背もたれアーム（１０）の逆Ｌ字形状上側外周部には、４角形状の背もたれ部材（１１）を設けている。この背もたれ部材（１１）の該背もたれアーム（１０）に補助作業者が、背中をもたれ掛けて収穫作業を行う。
【０００６】
請求項２に記載の発明においては、背もたれアーム（１０）の外周部に設ける該背もたれ部材（１１）は、内側部に４角形状の内背もたれ部材（１１ａ）を設けると共に、該内背もたれ部材（１１ａ）の外側部には、弾性材よりなる外背もたれ部材（１１ｂ）を設けたことを特徴とする請求項１に記載のコンバインとしたものである。
【０００７】
補助作業者が収穫作業中に背中をもたれ掛ける、前記背もたれ装置の背もたれアーム（１０）の外周部に設ける背もたれ部材（１１）は、内側部に４角形状の内背もたれ部材（１１ａ）を設けると共に、該内背もたれ部材（１１）の外側部には、弾性材よりなる外背もたれ部材（１１ｂ）を設けている。これにより、補助作業者が長時間にわたり、該外背もたれ部材（１１ｂ）に背中をもたれ掛けても、背中に痛みが発生することを防止している。
【発明の効果】
【０００８】
請求項１の記載の発明においては、穀稈を収穫作業のときに、穀粒貯留袋等を交換する、走行車台（３）の上側へ搭乗している補助作業者が、背中をもたれ掛ける背もたれ部材（１１）は、４角形状の部材で形成したことにより、強度アップとなり、変形、及び破損を防止することができる。又、安心して背中をもたれ掛けることができる。
【０００９】
請求項２に記載の発明においては、前記走行車台（３）の上側へ搭乗していて、補助作業者が背中をもたれ掛ける、背もたれアーム（１０）の外周部に設ける背もたれ部材（１１）は、内側部に４角形状の内背もたれ部材（１１ａ）を設けると共に、該内背もたれ部材（１１ａ）の外側部には、弾性材よりなる外背もたれ部材（１１ｂ）を設けたことにより、補助作業者が長時間にわたり、背中を該背もたれ部材（１１ｂ）にもたれかけて作業しても、背中が痛くなることを防止できる。又、強度アップにより、安心して背中をもたれ掛けることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【００１０】
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
コンバイン１の走行車台２の上側には、走行車台３を設け、該走行車台３の前側に設けた刈取装置４で立毛穀稈は刈取りされ、刈取り穀稈は該刈取装置４で後方上部へ移送され、該走行車台３の上側へ載置した脱穀装置５へ供給され、この脱穀装置５内を穀稈は、フィードチェン６ａと、挟持杆６ｂとにより、挟持移送され、この挟持移送中に脱穀されて脱穀済みで選別済みの穀稈は、該脱穀装置５の右側で該走行車台３の上側へ載置した穀粒貯留タンク７内へこの脱穀装置５から供給され、この穀粒貯留タンク７内へ一時貯留される。
【００１１】
前記穀粒貯留タンク７の右横側後部で、該走行車台３上側面には、背もたれ支持フレーム９と、該背もたれ支持フレーム９の上端部には、逆Ｌ字形状の背もたれアーム１０を回動自在に設けると共に、該背もたれアーム１０の逆Ｌ字形状上側外周部には、４角形状の背もたれ部材１１を設け、これらよりなる背もたれ装置８を設けている。この背もたれ装置８を主に図示して説明する。
【００１２】
前記コンバイン１の走行車台２の下側には、図３で示すように、土壌面を走行する左右一対の走行クローラ２ａを張設した走行装置２を配設し、走行車台３の上側面に脱穀装置５を載置している。走行車台３の前方部の刈取装置４で立毛穀稈を刈取りして、後方上部へ移送し、該脱穀装置５のフィードチェン６ａと、挟持杆６ｂとで引継いで挟持移送しながら脱穀する。脱穀済みで選別済みの穀粒は、該脱穀装置５の右横側へ配設した穀粒貯留タンク７内へ供給され、一時貯留される。
【００１３】
前記走行車台３の前方部には、図３で示すように、立毛穀稈を分離するナローガイド１２、及び分草体１３と、立毛穀稈を引起す引起装置１４と、引起された穀稈を掻込み移送する穀稈掻込移送装置１５の各掻込装置１５ａと、掻込された穀稈を刈取る刈刃装置１６と、刈取りされた穀稈を挟持移送して、脱穀装置５のフィードチェン６ａと、挟持杆６ｂとへ受渡しする該穀稈掻込移送装置１５の根元・穂先移送装置１７・１８等からなる刈取装置４を設けている。該刈取装置４は、油圧駆動による伸縮シリンダ１９により、土壌面に対して昇降する。
【００１４】
前記刈取装置４の前方下部から後方上部へ傾斜する支持杆２０ａの上端部に設ける支持パイプ杆２０ｂを、走行車台３の上側面に設けた支持装置２０ｃで回動自在に支持させている。伸縮シリンダ１９を作動させると支持杆２０ａと共に、刈取装置４が上下回動する。
【００１５】
前記刈取装置４の穀稈掻込移送装置１５によって形成される穀稈移送経路中には、刈取られて移送する穀稈に接触作用することにより、脱穀装置５への穀稈の供給の有無を検出する穀稈センサ４ａを設けている。
【００１６】
前記穀粒貯留タンク７側の前部には、図３で示すように、コンバイン１を始動、停止、及び各部を調節等の操作を行う制御装置２１と、操縦席２２とを設け、この操縦席２２の下側にエンジン２３を載置している。
【００１７】
前記走行車台３の前端部に装架した走行用のミッションケース２４内の伝動機構２４ａの伝動経路中には、その出力に基づいて、走行車速を検出するポテンションメータ方式の車速センサ２４ｂを設けている。
【００１８】
前記走行車台３の右側後方部には、刈取装置４から脱穀装置５へ移送供給されて、この脱穀装置５で脱穀された穀粒が供給されて貯留する穀粒貯留タンク７を設けている。この穀粒貯留タンク７の下側前後には、タンク漏斗７ａを設けると共に、この各タンク漏斗７ａの下端部には、貯留穀粒を機外へ排出する摺動移動自在な排出シャッタ７ｂを設けている。
【００１９】
前記穀粒貯留タンク７の右外側部で走行車台３の上側面には、満量になった穀粒貯留袋等を交換する補助作業者が搭乗すると共に、この補助作業者が背中をもたれ掛ける背もたれ装置８を設けている。
【００２０】
前記背もたれ装置８は、図１で示すように、走行車台３の上側面には、背もたれ支持フレーム９を設け、この背もたれ支持フレーム９の上端部には、略コ字形状の支持板９ａを設け、この支持板９ａの左右両側に取付用孔９ｂ、９ｂを設けている。
【００２１】
前記背もたれ支持フレーム９の上端部に設けた、支持板９ａの内側には、背もたれアーム１０の下端部に設けた、略コ字形状の取付板１０ａを挿入し、この取付板１０ａの左右両側には、挿入用孔１０ｂ、１０ｂを設けている。
【００２２】
前記背もたれ支持フレーム９の支持板９ａは、背もたれアーム１０の取付板１０ａの外側へ挿入し、該背もたれ支持フレーム９の支持板９ａの取付用孔９ｂ、９ｂと、背もたれアーム１０の取付板１０ａの挿入用孔１０ｂ、１０ｂとには、支持ピン９ｃを挿入し、ナット等を螺挿入している。
【００２３】
前記背もたれアーム１０の逆Ｌ字形状上側の外周部（イ）には、図１で示すように、背もたれ部材１１を挿入して設けている。
穀稈を収穫作業のときに、穀粒貯留袋等を交換する、前記走行車台３の上側へ搭乗している、補助作業者が背中をもたれ掛ける背もたれ部材１１は、４角形状の部材で形成したことにより、強度アップとなり、変形、及び破損を防止することができる。又、安心して背中をもたれ掛けることができる。
【００２４】
収穫作業中に穀粒貯留袋等を交換するときに、背中をもたれ掛けている、前記背もたれ装置８の背もたれアーム１０の外周部に設ける背もたれ部材１１は、図１、及び図２で示すように、内側部に４角形状の内背もたれ部材１１ａを設けると共に、該内背もたれ部材１１ａの外側部には、弾性材よりなる外背もたれ部材１１ｂを設けている。これにより、補助作業者が長時間にわたり、該背もたれ部材１１に背中をもたれ掛けていても、背中が痛くなることを防止した構成である。
【００２５】
前記走行車台３の上側部へ搭乗している、補助作業者が背中をもたれ掛ける背もたれアーム１０の外周部に設ける背もたれ部材１１は、内側部に４角形状の内背もたれ部材１１ａを設けると共に、該内背もたれ部材１１ａの外側部には、弾性材よりなる外背もたれ部材１１ｂを設けたことにより、補助作業者が長時間にわたり、背中を該背もたれ部材１１ｂにもたれ掛けて作業をしても、背中が痛くなることを防止できる。また、強度アップにより、安心して背中をもたれ掛けることができる。
【００２６】
図４で示すような標準用の短背もたれ部材１１と、図５で示すように、長背もたれ部材１１ｃとを設けた構成であり、これら短・長背もたれ部材１１・１１ｃ共に、入口部に取付用ボス１１ｄを設け、この取付用ボス１１ｄを背もたれアーム１０へ挿入し、ボルト１１ｅにより、該背もたれアーム１０へ締付けする構成である。
【００２７】
これにより、補助作業者が２人搭乗した時であっても、前記長背もたれ部材１１ｃに背中をもたれ掛けることにより、２人がらくに収穫作業を行うことができる。
図６〜図１１で示すように、前記背もたれアーム１０に設けた、鉄材等よりなる内背もたれ部材１１ａの外側部には、弾性材よりなり、横方向に３等分した外背もたれ部材１１ｂの複数箇所の取付部１１ｈをボルト等により、締付けした構成である。又、ボルト等により、締付けする箇所は、上側面の前後方向の３箇所を締付けする構成である。
【００２８】
これにより、弾性材よりなる該外背もたれ部材１１ｂの密着性を良好にすることができる。
図１２、図１３で示すように、前記背もたれアーム１０に設けた鉄材等よりなる背もたれ部材１１ａの上側面部には、前後方向の左右両側には、複数個のフック１１ｆを設けると共に、外背もたれ部材１１ｂの前後方向の両端部には、取付部１１ｈを設け、この各取付部１１ｈに設けた各孔部を、各コック１１ｆへ挿入して装着した構成である。又、図１２で示すように、該内背もたれ部材１１ａの両部には、ボス部１１ｄを設け、このボス部１１ｄをボルト１１ｅ等を螺挿入して固定すると共に、該ボルト１１ｅを弛めると該背もたれ部材１１が回動する構成であると共に、任意位置に固定することができる構成である。
【００２９】
これにより、前記背もたれ部材１１、及び外背もたれ部材１１ｂを任意位置に固定することができて便利である。
図１４で示すように、前記背もたれアーム１０には、弾性材等よりなる背もたれ部材２５を設けると共に、座席用装置２６を設けている。この座席用装置２６は、前後両側に設けた支持ボス２６ａを該背もたれアーム１０へ軸支して設け、これら各支持ボス２６ａには、コ字形状の支持杆２６ｂを固着して設けると共に、該支持杆２６ｂには、弾性材等よりなる座席部材２６ｃを設けている。該各支持ボス２６ａには、ボルト２６ｄを設け、該座席用装置２６を該背もたれアーム１０の所定位置へ固定して設け、又、この座席用装置２６は任意位置へ固定して設ける構成である。
【００３０】
これにより、補助作業者が前記座席用装置２６に着座すると共に、該背もたれ部材２５にもたれて作業ができることにより、らくに作業ができる。
前記穀粒貯留タンク７の内壁部には、図１５で示すように、貯留される穀粒量の満量位置を検出する満量検出センサ７ｃと、満量の略２／３の貯留量を検出する２／３量検出センサ７ｄとを設けると共に、操作装置２１の表面板２１ａには、図１６で示すように、モニタ装置２１ｂを設け、このモニタ装置２１ｂには、発光ダイオード２１ｃを設け、該２／３量検出センサ７ｄが貯留穀粒量が２／３量以上の検出に伴い、該操作装置２１へ内装した制御装置２１ｄへこの検出が入力され、この入力に伴い該制御装置２１ｄにより、該発光ダイオード２１ｃが「ＯＮ」されて点灯し、運転作業者に知らせる構成である。又、穀粒貯留タンク７に該発光ダイオード２１ｃを設けた構成とするもよい。
【００３１】
これにより脱穀済の穀粒を受ける穀粒貯留袋内へ貯留される、穀粒貯留量を知ることにより、略一定位置へ該穀粒貯留袋をおろすことができ、後工程の運搬が便利である。又、状況に応じ効率的に作業をすることができる。
【００３２】
刈取りする穀稈を分離するコンバイン１の前方部に設けた分草体１３と、走行車台３との左外側部には、図１７、及び図１８で示すように、ナローガイド１２を設けている。このナローガイド１２の前方部は、前取付具１２ａを介して該文草体１３へ取付けすると共に、後方部は左右方向に２分割した後外・後内ナローガイト支持杆１２ｂ、１２ｃを後取付軸１２ｄを介して該走行車台３へ取付けしている。該ナローガイド１２は手動操作により、収納位置、張出し位置、及び
任意位置へ操作可能な構成である。
【００３３】
前記後外・後内ナローガイド支持杆１２ｂ、１２ｃは、接続ピン１２ｅで接続させ、該後内ナローガイド支持杆１２ｃに複数個設けた支持孔の位置により、張出し量を変更できる構成である。
【００３４】
前記後内ナローガイド支持杆１２ｃの内側端部と、後取付軸１２ｄの外側端部と、回動板１２ｆとには、図１７、及び図１８で示すように、取付用軸１２ｈを軸支して設け、この回動板１２ｆの上側面部で、取付用軸１２ｈの外周面にスプリング１２ｊを設けて、このスプリング１２ｊによって押し付けて固定し、又、上下端部に抜け止めを施している。又、該後取付軸１２ｄの下側外周面には、この後取付軸１２ｄの下側外周面に沿わせて、略半円形状の固定部材１２ｍを軸支して設け、該取付用軸１２ｈの上下端部には、抜け止めを施して、ナローガイド１２を収納位置、張出し位置、及び任意位置へ固定可能な構成である。
【００３５】
前記スプリング１２ｊ部には、樹脂材、及びゴム材等よりなるカバー部材１２ｎを設けている。該スプリング１２ｊを軸支した取付用軸１２ｈの上部には、複数個の固定用孔を設け、該スプリング１２ｊの弾発力を変更可能に設けている。ナローガイド１２が最大張出し位置へ移動したときには、回動板１２ｆの当接により、「ＯＮ−ＯＦＦ」するスイッチ方式のセンサ１２ｐを、後取付軸１２ｄに設けると共に、刈取装置４と、脱穀装置５とを始動時に操作する刈脱レバー２１ｅ部に設けている。又、操縦席２２の近傍には、ランプを設けている。
【００３６】
上述により、前記ナローガイド１２の破損を防止できる。取付用の孔位置の変更により、このナローガイド１２の張出し量の調節ができる。張出し位置のときに、センサ１２ｐが「ＯＮ」になり、ランプが点灯することにより、このナローガイド１２の収納忘れを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【００３７】
【図１】背もたれ装置の一部破断した側面斜視図
【図２】背もたれ装置の一部の側面斜視図
【図３】コンバインの左側部の全体側面図
【図４】背もたれ装置の一部の側面斜視図
【図５】背もたれ装置の一部の側面斜視図
【図６】背もたれ装置の一部の側面斜視図
【図７】背もたれ装置の内背もたれ部材の側面斜視図
【図８】背もたれ装置の外背もたれ部材の側面斜視図
【図９】背もたれ装置の一部の側面斜視図
【図１０】背もたれ装置の内背もたれ部材の側面斜視図
【図１１】背もたれ装置の外背もたれ部材の側面斜視図
【図１２】背もたれ装置の一部の側面斜視図
【図１３】図１２のＡ−Ａ断面図
【図１４】背もたれ装置の一部の側面斜視図
【図１５】穀粒貯留タンクの側面図
【図１６】操作装置の一部の正面図
【図１７】ナローガイドの平面図
【図１８】ナローガイドの取付用軸部の側面図
【符号の説明】
【００３８】
３走行車台
７穀粒貯留タンク
９背もたれ支持アーム
１０背もたれアーム
１１背もたれ部材
１１ａ内背もたれ部材
１１ｂ外背もたれ部材

【特許請求の範囲】
【請求項１】
走行車台（３）上側後方部に穀粒を貯留する穀粒貯留タンク（７）を載置すると共に、該穀粒貯留タンク（７）の横側部には、背もたれ支持フレーム（９）と、該背もたれ支持フレーム（９）の上端部には、逆Ｌ字形状の背もたれアーム（１０）を回動自在に設けると共に、該背もたれアーム（１０）の逆Ｌ字形状上側外周部には、４角形状の背もたれ部材（１１）を設けたことを特徴とするコンバイン。
【請求項２】
背もたれアーム（１０）の外周部に設ける該背もたれ部材（１１）は、内側部に４角形状の内背もたれ部材（１１ａ）を設けると共に、該内背もたれ部材（１１ａ）の外側部には、弾性材よりなる外背もたれ部材（１１ｂ）を設けたことを特徴とする請求項１に記載のコンバイン。

【図１】