説明

スライド式播種器

【課題】ボルトやネジ等の締結手段を用いることなく、ベースプレート20にスライドプレート30を組み付けることができ、製造コストを大きく低減できるスライド式播種器10を提供すること。
【解決手段】第1ストッパ片23の水平面23bと第1当接片35の水平面35bとの係合及び第3ストッパ片25の水平面25bと第3当接片37の水平面37bとの係合によりスライドプレート30を左右方向にスライド可能にベースプレート20に組み付けるるとともに、ベースプレート20からの脱落を防止する。ボルトやネジ等の締結手段を用いることなく、第2ストッパ片36の水平面36bを上方へ折り曲げることによりスライドプレート30をベースプレート20に対して脱着する。部品点数を少なくでき、スライドプレート30とベースプレート20の組み付け作業が容易になり、製造コストの低減が可能となる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はスライド式播種器に関する。
【背景技術】
【0002】
播種器の一形式として、実開平7−17009号公報には、略矩形のベースプレートと、ベースプレート上に左右方向へスライド可能に組み付けた略矩形のスライドプレートを備えたスライド式播種器の構造が開示されている。
【0003】
このスライド式播種器のベースプレートには複数箇所に下側種子通過孔が形成されている。一方、スライド式播種器のスライドプレートには複数箇所に面取りを施した上側種子通過孔が形成されている。
【0004】
このスライド式播種器を使って播種するには、スライドプレートを上側種子通過孔が下側種子通過孔と整列する開放位置と、上側種子通過孔がベースプレートで塞がれる閉鎖位置との間でスライドさせる。
【0005】
そして、スライドプレートが閉鎖位置にあるとき播種器を傾けたり揺さぶって、スライドプレート上に散在する多数の種子を上側種子通過孔に所定個数例えば1個の種子を収納する。
【0006】
次に、再び播種器を傾けて、上側種子通過孔の面取り部分にある余分な種子を上側種子通過孔から転出させる。そして、スライドプレートを開放位置にスライドさせることにより上側種子通過孔に収納された所定個数の種子を下側種子通過孔を通してポット中に落下させる。
【特許文献1】実開平7−17009号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上記した従来のスライド式播種器では、ベースプレートからスライドプレートが脱落しないように、ボルト、ナット、ネジ等の締結手段を用いてスライドプレートをベースプレートに組み付けている。そのため部品点数が多くなり、またボルト等の締結作業を要するので、製造コストが高くなる。
また、播種器を傾けたり、前後左右に揺さぶっても、簡単には上側種子通過孔に所定個数の種子を収納できず、収納作業に手間がかかる。
【0008】
さらまた、播種器を傾けて上側種子通過孔から余分な種子を転出させると、多数の種子がスライドプレートの側縁に立設した直立面に沿って片寄せられて集まるが、このときこの直立面を越えてスライドプレートの外にこぼれ落ちてしまうおそれがある。
【0009】
本発明はかかる問題点に鑑み、ボルトやネジ等の締結手段を用いることなく、ベースプレートにスライドプレートを組み付けることができ、製造コストを大きく低減できるスライド式播種器を提供することを目的とする。
また、上側種子通過孔に所定個数の種子を収納する作業を迅速に行えるスライド式播種器を提供することを目的とする。
さらにまた、播種器を傾けても多数の種子がスライドプレートからこぼれ落ち難く、使い勝手の良いスライド式播種器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、略矩形のベースプレートと、ベースプレート上に左右方向へスライド可能に組み付けた略矩形のスライドプレートを備え、ベースプレートの複数箇所に下側種子通過孔を形成し、スライドプレートの複数個所に上側種子通過孔を形成し、スライドプレートを上側種子通過孔が下側種子通過孔と整列する開放位置と上側種子通過孔がベースプレートで塞がれる閉鎖位置との間でスライドさせ、スライドプレートが閉鎖位置にあるとき上側種子通過孔に所定個数の種子を収納し、次いで、スライドプレートを開放位置にスライドさせることにより上側種子通過孔に収納された所定個数の種子を下側種子通過孔を通して落下させるようにしたスライド式播種器であって、
ベースプレートに前後一対の摺接面を形成し、スライドプレートに摺接面に摺接してスライドプレートを左右方向へスライド可能にガイドする前後一対の被摺接面を形成し、
ベースプレートの左右いずれかの一方の側縁に直立面と直立面の上端からベースプレートの内側へ直角に折れ曲がる水平面からなる断面「形の第1ストッパ片を設け、ベースプレートの左右いずれか他方の側縁に直立面からなる第2ストッパ片と、直立面及び直立面の上端からベースプレートの内側へ直角に折れ曲がる水平面からなる断面逆「形の第3ストッパ片を設け、
スライドプレートの左右いずれか一方の側縁に第1ストッパ片の直立面に先端が当接してスライドプレートを閉鎖位置若しくは開放位置のいずれか一方の位置に位置決めするとともに第1ストッパ片の水平面の下面に左右方向へ摺動可能に係合する第1当接片を形成し、
スライドプレートの左右いずれか他方の側縁に第2ストッパ片に先端が当接してスライドプレートを閉鎖位置若しくは開放位置のいずれか他方の位置に位置決めする第2当接片と、第3ストッパ片の水平面の下面に左右方向へ摺動可能に係合する第3当接片を形成し、
前記第2当接当接片を上方へ折り曲げることにより第2当接片が第2ストッパ片を通過可能に構成し、第2当接片が第2ストッパ片を通過することにより、第1ストッパ片の水平面と第1当接片との係合が解除されるように構成したことを特徴とする。
【0011】
そして、好ましくは前記スライドプレートに前記上側種子通過孔を底部中心とするすり鉢状に窪んだ種子集積部を形成する。
さらにまた、好ましくは前記スライドプレートの一側縁に直立面と直立面の上端からスライドプレートの内側に直角に折れ曲がる水平面からなる断面「形の種返し面を形成する。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、第1ストッパ片に第1当接片を当接させることにより、スライドプレートを閉鎖位置又は開放位置のいずれか一方の位置決めできる。また、第2ストッパ片に第2当接片を当接させることによりスライドプレートを閉鎖位置又は開放位置のいずれか他方の位置に位置決めできる。
【0013】
また、第1ストッパ片の水平面と第1当接片との係合及び第3ストッパ片の水平面と第3当接片との係合によりスライドプレートを左右方向にスライド可能にベースプレートに組み付けることができるとともに、ベースプレートからの脱落を防止できる。
【0014】
さらにまた、ボルトやネジ等の締結手段を用いることなく、第2ストッパ片を上方へ折り曲げるだけでスライドプレートをベースプレートに対して脱着できるので、部品点数を少なくでき、スライドプレートとベースプレートの組み付け作業が容易になり、製造コストの低減が可能となる。
【0015】
上側種子通過孔を底部中心とするすり鉢状に窪んだ種子集積部を形成することにより、播種器を傾けたり、前後左右に揺さぶったときすり鉢形状に案内されて種子が上側出種子通過孔に転入するので、種子を上側出通過孔に収納する作業が簡単迅速に行える。
また、断面「形の種返し面を設けることにより、播種器を傾けて多数の種子を種返し面側に片寄せて集めたとき、種返しの水平面によってスライドプレートからこぼれ落ちるのを防止でき、使い勝手が向上する。
【実施例1】
【0016】
以下に本発明を図面に基づき説明するに、図1には本発明の一実施例に係るスライド式播種器10が示されている。当該スライド式播種器10はベースプレート20とベースプレート20に左右方向(矢印A)へスライド可能に組み付けたスライドプレート30から構成される。
【0017】
ベースプレート20はアルミ板又は鉄板を所要形状にプレス加工したもので、図2及び図3に示すように、平面形状が略矩形の本体20Aを有し、本体20Aの前後両側縁に摺接面21が設けられている。各摺接面21は本体側縁から上方へ直角に折れ曲がる直立面で構成されている。この本体21Aには所要寸法の下側種子通過孔22が例えば縦6列横4列となるように複数箇所に形成されている。下側種子通過孔22の直径は後述する上側種子通過孔の直径より大きいサイズに形成されている。
【0018】
ベースプレート20の左側縁には第1ストッパ片23が設けられ、右側縁にはその前後両角に第2ストッパ片24が設けられている。また、両第2ストッパ片24の間に第3ストッパ片25が設けられている。
【0019】
第1ストッパ片23は本体左側縁から直角に上方へ折れ曲がる直立面23aと、直立面の上端から直角に本体内側へ折れ曲がる水平面23bからなる断面「形状に形成されている。
【0020】
第2ストッパ片24は本体右側縁の前後両角から直角に上方へ折れ曲がる直立面として形成されている。
【0021】
第3ストッパ片25は本体右側縁から直角に上方へ折れ曲がる直立面25aと、直立面25aの上端から本体内側へ直角に折れ曲がる水平面25bからなる断面逆「形状に形成されている。
【0022】
スライドプレート30はアルミ又は鉄板を所要形状にプレス加工したもので、図4及び図5に示すように、平面形状が略矩形の本体30Aを有し、本体30Aの前側縁に沿って種返し面31が設けられ、後側縁に沿って被摺接面32が設けられている。種返し面31は側縁から直角に上方へ折れ曲がる直立面31aと、直立面の上端から本体30A内側へ直角に折れ曲がる水平面31bから成り、直立面31aは被摺接面としても機能する。
【0023】
スライドプレート30の本体30Aにはすり鉢状、すなわち逆円錐形に窪んだ種子集積部33が例えば縦6列横4列となるように複数箇所に形成されている。そして、各種子集積部33の底部中心に所要寸法の上側種子通過孔34が1個ずつ形成されている。上側種子通過孔34の直径は播種する種子の平均直径より若干大きく種子一個が通過できるサイズに形成されている。また、上側種子通過孔34の縦列と横列のピッチはそれぞれベースプレート20の下側種子通過孔22の縦列と横列のピッチと同じに設定されている。すり鉢状の種子集積部33の最大直径は上側種子通過孔34の直径の少なくとも5倍以上に設定されている。
【0024】
スライドプレート30の左側縁には第1当接片35が設けられ、右側縁にはその前後両角に第2当接片36が設けられている。また、両第2当接片の間に第3当接片37が設けられている。
【0025】
第1当接片35は本体右側縁から直角に上方へ折れ曲がる直立面35aと、直立面35aの上端から本体外側へ直角に折れ曲がる水平面35bから成る逆「形に形成されている。
【0026】
第2当接片36は本体右側縁の前後両角から直角に上方へ折れ曲がる直立面36aと、直立面36aの上端から本体外側へ直角に折れ曲がる水平面36bから成る「形に形成されている。
【0027】
第3当接片37は本体右側縁から上方へ折れ曲がる直立面37aと、直立面37aから本体外側へ直角に折れ曲がる水平面37bから成る「形に形成され、第2当接片36の水平面36bの本体外側への突出寸法は第3当接片37の水平面37bの突出寸法より大きく設定されている。
【0028】
ベースプレート20およびスライドプレート30の構造は以上の通りであって、両プレート20,30は以下の要領で組み付けらる。
図6に示し、また図5に2点鎖線で示すように、予めスライドプレート30の第2当接片36の水平面36bを上方へ若干折り曲げておく。そして、摺接面21に被摺接面31a,32を摺接させながら、スライドプレート30の第3当接片37の水平面37bをベースプレート20の第3ストッパ片25の水平面25bの内側へ潜り込ませる。このとき第2当接片の水平面36bは上方へ折り曲げられているので、第2ストッパ片24に当接せず、その上端を通過してベースプレート20の外側に突出する。このため第3当接片37の水平面37bを第3ストッパ片25の水平面25bの内側に潜り込ませることができ、水平面37bと水平面25bが係合する。
【0029】
第3当接片37の水平面37bを潜り込ませた状態でさらにスライドプレート30を右方向へスライドさせると、図6に示すように第1当接片35の水平面35bを第1ストッパ片23の水平面23bの内側に潜り込ませることができるようになる。そこで、図7,8に示すようにスライドプレート30を左方向へスライドさせ、ベースプレート20の第1ストッパ片23の水平面23bにスライドプレート30の第1当接片35の水平面35bを係合させる。
【0030】
続いて、上方に折り曲げていた第2当接片36の水平面36bを水平に戻す。第2当接片36の水平面36bが水平に戻されると、スライドプレート30は第2当接片の水平面36bが第2ストッパ片24に当接する位置が右側ストローク端となり、このとき図8に示すようにベースプレート20の第1ストッパ片23の水平面23bとスライドプレート20の第1当接片35の水平面35bとの係合が維持される。一方、スライドプレート30は図7に示すように、第1ストッパ片の垂直面23aに第1当接片35の水平面35bが当接する位置が左側ストローク端となり、この位置でもベースプレート20の水平面25bとスライドプレート30の水平面37bの係合が維持される。この結果、スライドプレート30はベースプレート20に左右方向へスライド可能に組み付けられる。
なお、ベースプレート20からスライドプレート30を取り外すには、水平に戻した第2当接片36の水平面36bを再び上方へ折り曲げて、上述した手順の逆を行えばよい。
【0031】
本実施例に係るスライド式播種器10の構造は以上の通りであって、図7に示すようにスライドプレート30を閉鎖位置、すなわち左ストローク端にスライドさせ、スライドプレート30上に多数の種子をばら蒔き、播種器10を上下に傾けたり、前後左右に揺さぶって、各種子集積部33に複数個の種子を集積する。すると、集積部33に集積された種子のうち1個が上側種子通過孔34に収納される。
次に、播種器10を傾けて、上側種子通過孔34に収納された種子を除き、種子集積部33の種子を種返し面31へ片寄せて集める。そして、スライドプレート30を図8に示す開放位置、すなわち右ストローク端にスライドさせる。上側種子通過孔34と下側種子通過孔22が整列し、上側種子通過孔34に収納されていた1個の種子が両通過孔22,34からポット40へ落下する。
【0032】
本実施例に係るスライド式播種器10によれば、第1ストッパ片23の水平面23bと第1当接片35の水平面35bとの係合及び第3ストッパ片25の水平面25bと第3当接片37の水平面37bとの係合によりスライドプレート30を左右方向にスライド可能にベースプレート20に組み付けることができるとともに、ベースプレート20からの脱落を防止できる。
【0033】
また、ボルトやネジ等の締結手段を用いることなく、第2ストッパ片36の水平面36bを上方へ折り曲げるだけでスライドプレート30をベースプレート20に対して脱着できるので、部品点数を少なくでき、スライドプレート30とベースプレート20の組み付け作業が容易になり、製造コストの低減が可能となる。
【0034】
上側種子通過孔34を底部中心とするすり鉢状に窪んだ種子集積部33を形成したので、播種器10を傾けたり、前後左右に揺さぶったときすり鉢形状に案内されて種子が上側出種子通過孔34に転入する。このため、種子を上側出通過孔34に収納する作業が簡単迅速に行える。
さらにまた、播種器10を傾けて多数の種子を種返し面31側に片寄せて集めたとき、種返し面31の水平面31bによってスライドプレート30から種子がこぼれ落ちるのを防止でき、使い勝手が向上する。
なお、本実施例では第2当接片36bを前後2箇所に設けたが、前後いずれか1箇所に設けるだけでも本実施例と同様の作用効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【図1】本発明の実施例に係るスライド式播種器を示す斜視図である。
【図2】同スライド式播種器のベースプレートを示す平面図である。
【図3】同スライド式播種器のベースプレートを示す側面図である。
【図4】同スライド式播種器のスライドプレートを示す平面図である。
【図5】同スライド式播種器のスライドプレートを示す側面図である。
【図6】同スライド式播種器の組立手順を示す説明図である。
【図7】閉鎖位置にある同スライド式播種器を示す断面図である。
【図8】開放位置にある同スライド式播種器を示す断面図である。
【符号の説明】
【0036】
10…スライド式播種器
20…ベースプレート
20A…ベースプレート本体
21…摺接面
22…下側種子通過孔
23…第1ストッパ片
23a…垂直面
23b…水平面
24…第2ストッパ片
25…第3ストッパ片
25a…垂直面
25b…水平面
30…スライドプレート
30A…スライドプレート本体
31…種返し面
31a…被摺接面
32…被摺接面
33…種子集積部
34…上側種子通過孔
35…第1当接片
35a…垂直面
35b…水平面
36…第2当接片
36a…垂直面
36b…水平面
37…第3当接片
37a…垂直面
37b…水平面
40…ポット

【特許請求の範囲】
【請求項1】
略矩形のベースプレートと、ベースプレート上に左右方向へスライド可能に組み付けた略矩形のスライドプレートを備え、ベースプレートの複数箇所に下側種子通過孔を形成し、スライドプレートの複数個所に上側種子通過孔を形成し、スライドプレートを上側種子通過孔が下側種子通過孔と整列する開放位置と上側種子通過孔がベースプレートで塞がれる閉鎖位置との間でスライドさせ、スライドプレートが閉鎖位置にあるとき上側種子通過孔に所定個数の種子を収納し、次いで、スライドプレートを開放位置にスライドさせることにより上側種子通過孔に収納された所定個数の種子を下側種子通過孔を通して落下させるようにしたスライド式播種器であって、
ベースプレートに前後一対の摺接面を形成し、スライドプレートに摺接面に摺接してスライドプレートを左右方向へスライド可能にガイドする前後一対の被摺接面を形成し、
ベースプレートの左右いずれかの一方の側縁に直立面と直立面の上端からベースプレートの内側へ直角に折れ曲がる水平面からなる断面「形の第1ストッパ片を設け、ベースプレートの左右いずれか他方の側縁に直立面からなる第2ストッパ片と、直立面及び直立面の上端からベースプレートの内側へ直角に折れ曲がる水平面からなる断面逆「形の第3ストッパ片を設け、
スライドプレートの左右いずれか一方の側縁に第1ストッパ片の直立面に先端が当接してスライドプレートを閉鎖位置若しくは開放位置のいずれか一方の位置に位置決めするとともに第1ストッパ片の水平面の下面に左右方向へ摺動可能に係合する第1当接片を形成し、
スライドプレートの左右いずれか他方の側縁に第2ストッパ片に先端が当接してスライドプレートを閉鎖位置若しくは開放位置のいずれか他方の位置に位置決めする第2当接片と、第3ストッパ片の水平面の下面に左右方向へ摺動可能に係合する第3当接片を形成し、
前記第2当接片を上方へ折り曲げることにより第2当接片が第2ストッパ片を通過可能に構成し、第2当接片が第2ストッパ片を通過することにより、第1ストッパ片の水平面と第1当接片との係合が解除されるように構成したことを特徴とするスライド式播種器。
【請求項2】
前記スライドプレートに前記上側種子通過孔を底部中心とするすり鉢状に窪んだ種子集積部を形成したことを特徴とする請求項1に記載のスライド式播種器。
【請求項3】
前記スライドプレートの一側縁に直立面と直立面の上端からスライドプレートの内側に直角に折れ曲がる水平面からなる断面「形の種返し面を形成したことを特徴とする請求項1に記載のスライド式播種器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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