説明

スラックスと密着型インナー類に於ける支点独立吊りの原理と逆正座法。

【課題】 スラックス着用時に、股間部を指で押し上げると、両足そろえてのまっすぐな美脚になる原理は古くから知られているが、そこからの進展はあまりない。それは、押し上げた状態をどう維持するかという構成的な困難さと、0脚、ガニ股の人には上記の原理は通用しないからであり、効果を発揮さすには、両脚を合わせた時の膝の隙間が少なくとも、0から2,3センチ内に収まる必要があった。
結論として、押し上げた状態の維持と、膝の隙間の短縮が課題であった。
両発明は、以上の問題点を解決するためになされたものである。
【解決手段】スラックス内側の股間周辺部を支点とし、その支点を密着型インナー類で受け、支点をスラックス本体より独立して、吊り、浮かす状態にすることを特徴とする、スラックスと密着型インナー類における、支点独立吊り原理。
そして、一本柱の正座椅子で、その柱を一枚底板で支え、着座の形態は正座ではなく、両足首は反転させて外側へ向け、そのまま両足踝内側と両膝で着床し、それぞれをクッションで補い、そして、両大腿部は膝を密着させるよう力を入れながら座ることを特徴とする、逆正座法。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、両足そろえて、まつすぐな美脚になる、スラックスとインナー類に於ける原理とアーチヒッターに関する座法である。
【背景技術】
【0002】
従来、美脚スラックスなるものは、多く存在し出回っているが、デザイン、素材、色彩、履物等の組み合わせで美脚効果を演出しているが、個人の資質を除いて、両足そろえてのまっすぐ美脚ではない。当然、0脚、ガニ股の人のまっすぐ美脚もない。
そして、日本人の9割がアーチヒッター(0脚、ガニ股)といわれ、世界でも6割の人がアーチヒッターといわれている現状で、せめてスラックス着用時にはすべての人を美脚できる技術が待たれるところである。
又、現状では、単体のインナーと合体してのまっすぐな美脚スラックスもない。
尚、スラックスにインナー特性をもたせた『紳士用スラックス』と称するものもある。(特許文献1参照)
【先行技術文献】
【0003】
【特許文献1】特開2007−2345号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
スラックス着用時に、股間部を指で押し上げると、両足そろえてのまっすぐな美脚になる原理は古くから知られているが、そこからの進展はあまりない。それは、押し上げた状態をどう維持するかという構成的な困難さと、0脚、ガニ股の人には上記の原理は通用しないからであり、効果を発揮さすには、両脚を合わせた時の膝の隙間が少なくとも、0から2,3センチ内に収まる必要があった。
結論として、押し上げた状態の維持と、膝の隙間の短縮が課題であった。
本発明は、以上の課題を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
スラックス内側の股間周辺部を支点とし、その支点を密着型インナー類で受け、支点をスラックス本体より独立して、吊り、浮かす状態にすることを特徴とする、支点独立吊りの原理。以上の構成よりなるスラックスと密着型インナー類の原理。
そして、一本柱の正座椅子で、その柱を一枚底板で支え、着座の形態は正座ではなく、両足首は反転させて外側へ向け、そのまま両足踝内側と両膝で着床し、それぞれをクッションで補い、そして、両大腿部は膝を密着させるよう力を入れながら座ることを特徴とする、逆正座法。
【0006】
スラックスの股間周辺部支点については、スラックスも多種に亘り異なるので、そのスラックスを着用し現物合わせで支点を決定し、密着型インナー類にその支点を追認させて、原理を機能さすことになる。
【0007】
この、支点、受け点の決定に関してはあくまで試着テストを繰り返して、現物合わせでベスト部所の決定がなされなければならない。
【0008】
スラックスと密着型インナー類の各、接合部は支点と受け点になるため補強する必要がある。
【0009】
そして、密着型インナー類についていえば、上記の関係からインナー類はスラックス支点を受ける側なので固定することが必要で、つまり、ズレないための密着型なのである。
【0010】
又、密着型インナー類の種類、形態を言えば、受け点さえ確保できれば、どんなインナーでも、サポター、ストッキング等でも可能なので類と表現した。
尚、以下、支点独立吊りの原理を▲1▼とし逆正座法を▲2▼とする。
【発明の効果】
【0011】
従来、支点独立吊りの原理でも、両足そろえてのまっすぐな美脚スラックスは、すべての人には不可能であったが、両発明の合体により可能になった。
未だこの問題を解決した個人も企業もなく、『メイドインジャパン』の御旗のもと世界にうってでられる発明であり、ファション、アパレル、マスコミ、芸能界、男女を問わず、すべての人々に喜んで受け入れていただけるものである。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】 (1)本発明▲1▼のスラックスの正面図 (1‘)本発明▲1▼のスラックスの正面図(原理発揮後) (2)本発明▲1▼のインナーの点線図
【図2】 (14)本発明▲2▼の使用状態を示す斜視図
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明`の実施の形態を説明する
(イ)スラックス(1)で美脚になる支点(3)と(4)を決定しておき、その部分を補強し脱着可能な部材で、接合可能な状態にしておく。
(ロ)インナー(2)に支点(3),(4)と合致する受け点(5)と(6)を設け、補強し脱着可能な部材で、接合可能な状態にしておく
(ハ)インナー(2)の受け点(5)と(6)に、スラックス(1)の支点(3)と(4)を接合さす。
本発明`は以上のような構造である。
本発明`を使用する時は、まず、インナーを着用し、然る後にスラックスを着用してスラックス(1)で美脚になる支点(3)と(4)を決定しておき、その部分を補強し脱着可能な部材で、接合可能な状態にしておき、インナー(2)に支点(3),(4)と合致する受け点(5)と(6)も補強し脱着可能な部材で、接合可能な状態にしておき、インナー(2)の受け点(5)と(6)に、スラックス(1)の支点(3)と(4)を接合させ、支点(3)と(4)を独立させ吊り、浮かす状態」にすることで(7)、(8)が上に引っ張られ(9),(10)の状態になる本発明▲2▼は以下のような構造である。
(二)(11)一本柱の正座椅子、(12)底板、(13)クッション。
(14)使用状態を示す斜視図
【0014】
次に、本発明▲2▼の実施の形態を説明する
一本柱の正座椅子で、その柱を一枚底板で支え、着座の形態は正座ではなく、両足首は反転させて外側へ向け、そのまま両足踝内側と両膝で着床し、それぞれをクッションで補い、そして、両大腿部は膝を密着させるよう力を入れながら座ることを特徴とする、逆正座法。
【符号の説明】
【0015】
1、スラックス、2、インナー、3、スラックスの支点、4、スラックスの支点 5、インナーの受け点、6、インナーの受け点、7、スラックスの曲り 8、スラックスの曲り 9、曲がりの修正 10、曲がりの修正
【0016】
補足として、上記、1□のスラックス脚部先端内側に出る傾き(斜線)は、理論上のもので殆ど美観に影響はない。
【産業上の利用】
【0017】
スラックス業界においても、未だかつてない0脚、ガニ股の立ち姿が美脚になるので、マスコミ、芸能界、有名人、ファション業界、等に大いに歓迎されるのではと思う。そして一般の人々へ、世界の人々へ。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
スラックス内側の股間部周辺を支点とし、その支点を密着型インナー類で受け、支点をスラックス本体より独立して吊り、浮かす状態にする、スラックスと密着型インナー類における支点独立吊りの原理。
以上の構成よりなるスラックスと密着型インナー類の原理。
【請求項2】
一本柱の正座椅子で、その柱を一枚底板で支え、着座の形態は正座ではなく、両足首は反転させて外側へ向け、そのまま両足踝内側と両膝で着床し、それぞれをクッションで補い、そして、両大腿部は膝を密着させるよう力を入れながら座る、逆正座法。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate


【公開番号】特開2013−72168(P2013−72168A)
【公開日】平成25年4月22日(2013.4.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−226246(P2011−226246)
【出願日】平成23年9月26日(2011.9.26)
【出願人】(511248010)
【Fターム(参考)】