タンパク質チロシンホスファターゼ阻害剤としてのヘテロシクリルビフェニル誘導体
インスリン抵抗性、レプチン抵抗性又は高血糖に関連した代謝異常の治療に有用な、式(A)の化合物及び薬学的に許容される塩を開示する。本発明の化合物は、タンパク質チロシンホスファターゼ、特にタンパク質チロシンホスファターゼ1B(PTP−1B)の阻害剤を含み、これは、糖尿病及びその他のPTP媒介疾患、例えば癌、神経変性疾患などの治療に有用である。本発明の化合物を含む薬剤組成物及びそのような化合物を使用する上記の状態を治療する方法も開示する。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
次式の化合物
【化1】
又は薬学的に許容されるその塩
[式中、
R1は、H、C1〜C6アルキル、フェニル(C1〜C6)アルキル又はC2〜C6アルケニルであり、
L2は、結合、又は−C(O)NR10−、−N(R10)C(O)−、−(C1〜C4)アルキル−N(R10)C(O)−、−C(O)N(R10)−(C1〜C4)アルキル−、−N(R10)C(O)−(C1〜C4)アルキル−、−(C1〜C4)アルキル−C(O)N(R10)−、−O−(C1〜C6)アルキル−、−CO−、−SO2−又は−(C1〜C6)アルキル−O−であり、
L3は、存在しないか、結合、−(C1〜C4)アルキル−O−、−O−(C1〜C4)アルキル、−(C1〜C4)アルキル−、−アルケニル−、−フェニル−であり、
L5は、結合、−O−(C1〜C6)アルキル−、−(C1〜C6)アルキル−O−、−C(O)N(R9)−(C1〜C4)アルキル−、−N(R9)C(O)−(C1〜C4)アルキル−、−(C1〜C4)アルキル−C(O)N(R9)−(C1〜C4)アルキル−、−(C1〜C4)アルキル−N(R9)C(O)−(C1〜C4)アルキル−、−N(R9)−(C1〜C6)アルキル−、−N(R9)−(C1〜C6)アルキル−であり、ここで、−(C1〜C6)アルキル−は、フェニル、−(C1〜C4)アルキル−N(R9)−(C1〜C4)アルキル−、−SO2N(R9)−、−SO2N(R9)−(C1〜C4)アルキル−、−N(R9)SO2−(C1〜C4)アルキル−、−N(R9)SO2−、−(C1〜C4)アルキル−、−(C2〜C6)アルケニル−、−N(R9)C(O)−、−C(O)−(C1〜C4)アルキル−、−S−(C1〜C4)アルキル−、−(C1〜C6)アルキル−S−又は−(C1〜C4)アルキル−S−(C1〜C4)アルキル−で置換されていてもよく、ここで、各アルキル及びアルケニルは、1個又は複数のR11基で置換されていてもよく、
R9及びR10は、独立に、H、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシカルボニル、−SO2−アリール、ヘテロアリールアルキル、アリールアルキルであり、ここで、前記アリール又はヘテロアリール基は、独立に、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、ハロゲン、OH、NO2、NH2、NH(C1〜C6)アルキル、N(C1〜C6)アルキル(C1〜C6)アルキル、ハロアルキル又はハロアルコキシである1、2、3又は4個の基で置換されていてもよく、
R11は、出現するごとに独立に、N12R13、−N(R12)C(O)R13、N(R12)CO2R13又は−C(O)NR12R13であり、ここで、R12及びR13は、独立に、H又はC1〜C6アルキルであり、
R20、R21、R22及びR23は、独立に、H、アリールアルコキシ、アリールアルキル、ハロゲン、アルキル、OH、アルコキシ、NO2、NH2、CN、NH(C1〜C6)アルキル、N(C1〜C6)アルキル(C1〜C6)アルキル、NH−アリール、NHC(O)−(C1〜C4)アルキル−アリール、N(C1〜C4アルキル)C(O)−(C1〜C4)アルキル−アリール、N(C1〜C4)アルキル−アリール、−NHSO2−アリール、−N(C1〜C4アルキル)SO2アリールから選択され、ここで、前記アリール基は、独立に、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、OH、NO2、ハロアルキル、ハロアルコキシである1、2、3、4又は5個の基で置換されていてもよく、
A環は、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルであり、このそれぞれは、独立に、ハロゲン、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、NO2、NH2、NH(C1〜C6)アルキル又はN(C1〜C6)アルキル(C1〜C6)アルキルである1、2又は3個の基で置換されていてもよく、
Qは、H、アリール、−アリール−カルボニル−アリール、−アリール−O−アリール、−アリール−アルキル−アリール、−アリール−ヘテロアリール、−アリール−ヘテロシクロアルキル、−ヘテロアリール、−ヘテロアリール−アルキル−アリール又は−ヘテロシクロアルキルであり、ここで、上記の環状基は、独立に、アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ハロアルキル、ハロアルコキシ、NR6R7、フェニル、フェニル−(C1〜C6)アルキル−又はフェニルオキシ−である1、2、3、4又は5個の基で置換されていてもよく、ここで、
R6及びR7は、独立に、H、C1〜C6アルキル、アリール(C1〜C6)アルキル、C2〜C6アルカノイル、アリールC2〜C6アルカノイル、C1〜C6アルコキシカルボニル、アリールC1〜C6アルコキシカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルカルボニル、−C(O)NH2、−C(O)NH(C1〜C6)アルキル、−C(O)N(C1〜C6)アルキル(C1〜C6)アルキル又は−SO2−アリールであり、ここで、前記環状基は、独立に、ハロゲン、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、NO2、OH、NH2、NH(C1〜C6)アルキル、N(C1〜C6)アルキル(C1〜C6)アルキル、ハロアルキル又はハロアルコキシである1、2、3又は4個の基で置換されていてもよく、
Zは、存在しないか、H、−NHC(O)アリール、−N(C1〜C4アルキル)C(O)アリール又はアリール(フェニル)であり、ここで、前記アリール基は、独立に、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ハロアルキル、ハロアルコキシ又はNO2である1、2、3、4又は5個の基で置換されていてもよく、又は
Zは、−NHC(O)−(C1〜C4)アルキル−(C3〜C7)シクロアルキル、−N(C1〜C4)アルキルC(O)−(C1〜C4)アルキル−(C3〜C7)シクロアルキルである]。
【請求項2】
次式の請求項1記載の化合物
【化2】
[R28は、(i)水素、(ii)ハロゲン、(iii)アダマンタニル、(iv)ジベンゾフラニル、(v)C1〜C4アルキル、(vi)ジベンゾチオフェニル又は(vii)1個若しくは2個のC1〜C3アルコキシ若しくはC1〜C2アシル、又は1個のフェノキシで置換されたフェニルであり、
R29は、(i)水素、(ii)ハロゲン、(iii)アダマンタニル、(iv)ジベンゾフラニル、(v)C1〜C4アルキル、(vi)ジベンゾチオフェニル又は(vii)1個若しくは2個のC1〜C3アルコキシ若しくはC1〜C2アシル、又は1個のフェノキシで置換されたフェニルであり、
但し、R28及びR29の少なくとも一方は、水素又はC1〜C6アルキルであり、
R20及びR21は、独立に、水素又はハロゲンであり、
L5は、−(C1〜C4)アルキル−N(R9)−(C1〜C4)アルキル−、−(C2〜C6)アルケニル−又は−(C1〜C4)アルキル−S−(C1〜C4)アルキル−であり、ここで、各アルキル及びアルケニルは、1個又は2個のR11基で置換されていてもよく、
R9は、H、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシカルボニルであり、
R11は、出現するごとに独立に、N12R13、−N(R12)C(O)R13、N(R12)CO2R13又は−C(O)NR12R13であり、ここで、R12及びR13は、独立に、H又はC1〜C6アルキルであり、
各R10は、独立に、H、ハロゲン、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、NO2、NH2、NH(C1〜C6)アルキル又はN(C1〜C6)アルキル(C1〜C6)アルキルであり、
nは、0、1又は2である]。
【請求項3】
次式の請求項2記載の化合物
【化3】
[R27は、C1〜C6アルコキシであり、
R28は、(i)水素、(ii)ハロゲン、(iii)アダマンタニル、(iv)ジベンゾフラニル、(v)C1〜C4アルキル、(vi)ジベンゾチオフェニル又は(vii)1個若しくは2個のC1〜C3アルコキシ若しくはC1〜C2アシル、又は1個のフェノキシで置換されたフェニルであり、
R29は、(i)水素、(ii)ハロゲン、(iii)アダマンタニル、(iv)ジベンゾフラニル、(v)C1〜C4アルキル、(vi)ジベンゾチオフェニル又は(vii)1個若しくは2個のC1〜C3アルコキシ若しくはC1〜C2アシル、又は1個のフェノキシで置換されたフェニルであり、
但し、R28及びR29の少なくとも一方は、水素又はC1〜C6アルキルであり、
R20及びR21は、独立に、水素又はハロゲンであり、
R30及びR31は、独立に、水素又はC1〜C2アルキルであり、
各R10は、独立に、H、ハロゲン、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、NO2、NH2、NH(C1〜C6)アルキル又はN(C1〜C6)アルキル(C1〜C6)アルキルであり、
nは、0、1又は2である]。
【請求項4】
次式の請求項2記載の化合物
【化4】
[R27は、C1〜C6アルコキシであり、
R28は、(i)水素、(ii)ハロゲン、(iii)アダマンタニル、(iv)ジベンゾフラニル、(v)C1〜C4アルキル、(vi)ジベンゾチオフェニル又は(vii)1個若しくは2個のC1〜C3アルコキシ若しくはC1〜C2アシル、又は1個のフェノキシで置換されたフェニルであり、
R29は、(i)水素、(ii)ハロゲン、(iii)アダマンタニル、(iv)ジベンゾフラニル、(v)C1〜C4アルキル、(vi)ジベンゾチオフェニル又は(vii)1個若しくは2個のC1〜C3アルコキシ若しくはC1〜C2アシル、又は1個のフェノキシで置換されたフェニルであり、
但し、R28及びR29の少なくとも一方は、水素又はC1〜C6アルキルであり、
R20及びR21は、独立に、水素又はハロゲンであり、
R30及びR31は、独立に、水素又はC1〜C2アルキルであり、
各R10は、独立に、H、ハロゲン、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、NO2、NH2、NH(C1〜C6)アルキル又はN(C1〜C6)アルキル(C1〜C6)アルキルであり、
nは、0、1又は2である]。
【請求項5】
次式の請求項2記載の化合物
【化5】
及び薬学的に許容されるその塩
[式中、R27は、C1〜C6アルコキシであり、
R28は、(i)水素、(ii)ハロゲン、(iii)アダマンタニル、(iv)ジベンゾフラニル、(v)C1〜C4アルキル、(vi)ジベンゾチオフェニル又は(vii)1個若しくは2個のC1〜C3アルコキシ若しくはC1〜C2アシル、又は1個のフェノキシで置換されたフェニルであり、
R29は、(i)水素、(ii)ハロゲン、(iii)アダマンタニル、(iv)ジベンゾフラニル、(v)C1〜C4アルキル、(vi)ジベンゾチオフェニル又は(vii)1個若しくは2個のC1〜C3アルコキシ若しくはC1〜C2アシル、又は1個のフェノキシで置換されたフェニルであり、
但し、R28及びR29の少なくとも一方は、水素又はC1〜C6アルキルであり、
R20及びR21は、独立に、水素又はハロゲンであり、
R30及びR31は、独立に、水素又はC1〜C2アルキルであり、
各R10は、独立に、H、ハロゲン、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、NO2、NH2、NH(C1〜C6)アルキル又はN(C1〜C6)アルキル(C1〜C6)アルキルであり、
nは、0、1又は2である]。
【請求項6】
次式の請求項2記載の化合物
【化6】
[R27は、C1〜C6アルコキシであり、
R28は、(i)水素、(ii)ハロゲン、(iii)アダマンタニル、(iv)ジベンゾフラニル、(v)C1〜C4アルキル、(vi)ジベンゾチオフェニル又は(vii)1個若しくは2個のC1〜C3アルコキシ若しくはC1〜C2アシル、又は1個のフェノキシで置換されたフェニルであり、
R29は、(i)水素、(ii)ハロゲン、(iii)アダマンタニル、(iv)ジベンゾフラニル、(v)C1〜C4アルキル、(vi)ジベンゾチオフェニル又は(vii)1個若しくは2個のC1〜C3アルコキシ若しくはC1〜C2アシル、又は1個のフェノキシで置換されたフェニルであり、
但し、R28及びR29の少なくとも一方は、水素又はC1〜C6アルキルであり、
R20及びR21は、独立に、水素又はハロゲンであり、
R30及びR31は、独立に、水素又はC1〜C2アルキルであり、
各R10は、独立に、H、ハロゲン、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、NO2、NH2、NH(C1〜C6)アルキル又はN(C1〜C6)アルキル(C1〜C6)アルキルであり、
nは、0、1又は2である]。
【請求項7】
次式の請求項2記載の化合物
【化7】
[pは、0又は1であり、
R28は、(i)水素、(ii)ハロゲン、(iii)アダマンタニル、(iv)ジベンゾフラニル、(v)C1〜C4アルキル、(vi)ジベンゾチオフェニル又は(vii)1個若しくは2個のC1〜C3アルコキシ若しくはC1〜C2アシル、又は1個のフェノキシで置換されたフェニルであり、
R29は、(i)水素、(ii)ハロゲン、(iii)アダマンタニル、(iv)ジベンゾフラニル、(v)C1〜C4アルキル、(vi)ジベンゾチオフェニル又は(vii)1個若しくは2個のC1〜C3アルコキシ若しくはC1〜C2アシル、又は1個のフェノキシで置換されたフェニルであり、
但し、R28及びR29の少なくとも一方は、水素又はC1〜C6アルキルであり、
R20及びR21は、独立に、水素又はハロゲンであり、
R30及びR31は、独立に、水素又はC1〜C2アルキルであり、
各R10は、独立に、H、ハロゲン、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、NO2、NH2、NH(C1〜C6)アルキル又はN(C1〜C6)アルキル(C1〜C6)アルキルであり、
nは、0、1又は2である]。
【請求項8】
次式の請求項2記載の化合物
【化8】
[pは、0又は1であり、
R28は、(i)水素、(ii)ハロゲン、(iii)アダマンタニル、(iv)ジベンゾフラニル、(v)C1〜C4アルキル、(vi)ジベンゾチオフェニル又は(vii)1個若しくは2個のC1〜C3アルコキシ若しくはC1〜C2アシル、又は1個のフェノキシで置換されたフェニルであり、
R29は、(i)水素、(ii)ハロゲン、(iii)アダマンタニル、(iv)ジベンゾフラニル、(v)C1〜C4アルキル、(vi)ジベンゾチオフェニル又は(vii)1個若しくは2個のC1〜C3アルコキシ若しくはC1〜C2アシル、又は1個のフェノキシで置換されたフェニルであり、
但し、R28及びR29の少なくとも一方は、水素又はC1〜C6アルキルであり、
R20及びR21は、独立に、水素又はハロゲンであり、
R30及びR31は、独立に、水素又はC1〜C2アルキルであり、
各R10は、独立に、H、ハロゲン、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、NO2、NH2、NH(C1〜C6)アルキル又はN(C1〜C6)アルキル(C1〜C6)アルキルであり、
nは、0、1又は2である]。
【請求項9】
4−tert−ブトキシカルボニルアミノ−5−(4’−ジベンゾフラン−4−イル−ビフェニル−4−イル)−ペント−2−エン酸、
3−(4’−ジベンゾフラン−4−イル−ビフェニル−4−イル)−アクリル酸、
3−(3’−ジベンゾフラン−4−イル−ビフェニル−4−イルメチルスルファニル)−プロピオン酸、及び
(3’−ジベンゾフラン−4−イル−ビフェニル−3−イルメチルスルファニル)−酢酸、
からなる群から選択される、請求項1記載の化合物。
【請求項10】
式Iの化合物
【化9】
又は薬学的に許容されるその塩を調製する方法であって
[式中、
L5は、−O−(C1〜C6)アルキル−、−(C1〜C6)アルキル−O−、−N(R9)−(C1〜C6)アルキル−、−N(R9)−(C1〜C6)アルキル−であり、ここで、−(C1〜C6)アルキル−は、フェニル、−(C1〜C4)アルキル−N(R9)−(C1〜C4)アルキル−、−S−(C1〜C4)アルキル−、−(C1〜C6)アルキル−S−又は−(C1〜C4)アルキル−S−(C1〜C4)アルキル−で置換されていてもよく、ここで、各アルキルは、1個又は複数のR11基で置換されていてもよく、
R9は、H、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシカルボニル、−SO2−アリール、ヘテロアリールアルキル、アリールアルキルであり、ここで、前記アリール又はヘテロアリール基は、独立に、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、ハロゲン、OH、NO2、NH2、NH(C1〜C6)アルキル、N(C1〜C6)アルキル(C1〜C6)アルキル、ハロアルキル又はハロアルコキシである1、2、3又は4個の基で置換されていてもよく、
R11は、出現するごとに独立に、N12R13、−N(R12)C(O)R13、N(R12)CO2R13又は−C(O)NR12R13であり、ここで、R12及びR13は、独立に、H又はC1〜C6アルキルであり、
A、Z、L2、L3、Q、R1、R20、R21、R22及びR23は、請求項1で定義の通りである]、
次式の化合物
【化10】
[式中、Rは、(CH2)nОH、(CH2)nSH又は(CH2)nNH2であり、
nは、0、1、2、3又は4である]
を、塩基及び次式の化合物
【化11】
[式中、Xは、Cl、Br、I又はOSO2R’であり、
R’は、メチル、パラ−メチルフェニル又はCF3であり、
mは、0、1、2、3又は4である]
で処理して式(I)の化合物を得ること、
を含む方法。
【請求項11】
式(XXI)の化合物
【化12】
[式中、Rは、(CH2)nOH、(CH2)nSH、(CH2)nNH2、(CH2)nCHO又はCH2)n−Xであり、
Xは、Cl、Br、I又はOSO2R’であり、
R’は、メチル、パラ−メチルフェニル又はCF3であり、
nは、0、1、2、3又は4であり、
L2は、結合、又は−C(O)NR10−、−N(R10)C(O)−、−(C1〜C4)アルキル−N(R10)C(O)−、−C(O)N(R10)−(C1〜C4)アルキル−、−N(R10)C(O)−(C1〜C4)アルキル−、−(C1〜C4)アルキル−C(O)N(R10)−、−O−(C1〜C6)アルキル−、−CO−、−SO2−又は−(C1〜C6)アルキル−O−であり、
L3は、存在しないか、結合、−(C1〜C4)アルキル−O−、−O−(C1〜C4)アルキル、−(C1〜C4)アルキル−、−アルケニル−又は−フェニル−であり、
A環は、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルであり、このそれぞれは、独立に、ハロゲン、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、NO2、NH2、NH(C1〜C6)アルキル又はN(C1〜C6)アルキル(C1〜C6)アルキルである1、2又は3個の基で置換されていてもよく、
R20、R21、R22及びR23は、独立に、H、アリールアルコキシ、アリールアルキル、ハロゲン、アルキル、OH、アルコキシ、NO2、NH2、CN、NH(C1〜C6)アルキル、N(C1〜C6)アルキル(C1〜C6)アルキル、NH−アリール、NHC(O)−(C1〜C4)アルキル−アリール、N(C1〜C4アルキル)C(O)−(C1〜C4)アルキル−アリール、N(C1〜C4)アルキル−アリール、−NHSO2−アリール又は−N(C1〜C4アルキル)SO2アリールから選択され、ここで、前記アリール基は、独立に、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、OH、NO2、ハロアルキル又はハロアルコキシである1、2、3、4又は5個の基で置換されていてもよく、
Qは、H、アリール、−アリール−カルボニル−アリール、−アリール−O−アリール、−アリール−アルキル−アリール、−アリール−ヘテロアリール、−アリール−ヘテロシクロアルキル、−ヘテロアリール、−ヘテロアリール−アルキル−アリール又は−ヘテロシクロアルキルであり、ここで、上記の環状基は、独立に、アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ハロアルキル、ハロアルコキシ、NR6R7、フェニル、フェニル−(C1〜C6)アルキル−又はフェニルオキシ−である1、2、3、4又は5個の基で置換されていてもよく、
R6及びR7は、独立に、H、C1〜C6アルキル、アリール(C1〜C6)アルキル、C2〜C6アルカノイル、アリールC2〜C6アルカノイル、C1〜C6アルコキシカルボニル、アリールC1〜C6アルコキシカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルカルボニル、−C(O)NH2、−C(O)NH(C1〜C6)アルキル、−C(O)N(C1〜C6)アルキル(C1〜C6)アルキル又は−SO2−アリールであり、ここで、前記環状基は、独立に、ハロゲン、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、NO2、OH、NH2、NH(C1〜C6)アルキル、N(C1〜C6)アルキル(C1〜C6)アルキル、ハロアルキル又はハロアルコキシである1、2、3又は4個の基で置換されていてもよく、
Zは、存在しないか、H、−NHC(O)アリール、−N(C1〜C4アルキル)C(O)アリール又はアリール(フェニル)であり、ここで、前記アリール基は、独立に、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ハロアルキル、ハロアルコキシ又はNO2である1、2、3、4又は5個の基で置換されていてもよく、又は
Zは、−NHC(O)−(C1〜C4)アルキル−(C3〜C7)シクロアルキル又は−N(C1〜C4)アルキルC(O)−(C1〜C4)アルキル−(C3〜C7)シクロアルキルである]。
【請求項12】
L2は、結合であり、
L3は、結合であり、
A環は、フェニルであり、
R20、R21、R22及びR23は、Hであり、
Qは、独立に、アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ハロアルキル、ハロアルコキシ、NR6R7、フェニル、フェニル−(C1〜C6)アルキル−又はフェニルオキシ−である1、2、3、4又は5個の基で置換されていてもよい−ヘテロアリールであり、
R6及びR7は、独立に、H、C1〜C6アルキル、アリール(C1〜C6)アルキル、C2〜C6アルカノイル、アリールC2〜C6アルカノイル、C1〜C6アルコキシカルボニル、アリールC1〜C6アルコキシカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルカルボニル、−C(O)NH2、−C(O)NH(C1〜C6)アルキル、−C(O)N(C1〜C6)アルキル(C1〜C6)アルキル又は−SO2−アリールであり、ここで、前記環状基は、独立に、ハロゲン、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、NO2、OH、NH2、NH(C1〜C6)アルキル、N(C1〜C6)アルキル(C1〜C6)アルキル、ハロアルキル又はハロアルコキシである1、2、3又は4個の基で置換されていてもよく、
Zは、Hである、
請求項11記載の化合物。
【請求項13】
L2は、結合であり、
L3は、結合であり、
A環は、フェニルであり、
R20、R21、R22及びR23は、Hであり、
Qは、ジベンゾフラニル、ベンゾフラニル又はインドリルであり、ここで、それぞれは、独立に、アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ハロアルキル、ハロアルコキシ、NR6R7、フェニル、フェニル−(C1〜C6)アルキル−又はフェニルオキシ−である1、2、3、4又は5個の基で置換されていてもよく、ここで、
R6及びR7は、独立に、H又はC1〜C6アルキルであり、
Zは、Hである、
請求項11記載の化合物。
【請求項14】
症候群X、肥満、糖尿病、免疫疾患、出血性障害又は癌を治療する方法であって、そのような治療を必要とする患者に薬学的に許容される量の請求項1記載の化合物を投与することを含む方法。
【請求項15】
請求項1記載の化合物、及び少なくとも1種の薬学的に許容される溶媒、担体、アジュバント又は賦形剤を含む薬剤組成物。
【請求項16】
そのような治療を必要とする患者の糖尿病を治療する医薬品を製造するための式Iの化合物又は塩の使用。
【請求項17】
そのような治療を必要とする患者の症候群X、肥満、免疫疾患、出血性障害又は癌を治療する医薬品を製造するための式Iの化合物又は塩の使用。
【請求項18】
その必要のある患者のPTP−1Bを阻害する医薬品を製造するための式Iの化合物又は塩の使用。
【請求項19】
医薬品を製造するための薬剤組成物の使用であって、前記薬剤組成物が式Iの化合物、及び少なくとも1種の薬学的に許容される溶媒、担体、アジュバント又は賦形剤を含む使用。
【請求項20】
2−(3’−ジベンゾフラン−4−イル−ビフェン−3−イルメチルスルファニル)−プロピオン酸である、請求項1記載の化合物。
【請求項21】
4−tert−ブトキシカルボニルアミノ−5−(4’−ジベンゾフラン−4−イル−ビフェニル−4−イル)−ペント−2−エン酸である、請求項1記載の化合物。
【請求項22】
3−(4’−ジベンゾフラン−4−イル−ビフェニル−4−イル)−アクリル酸である、請求項1記載の化合物。
【請求項23】
3−(3’−ジベンゾフラン−4−イル−ビフェニル−4−イルメチルスルファニル)−プロピオン酸である、請求項1記載の化合物。
【請求項24】
(3’−ジベンゾフラン−4−イル−ビフェニル−3−イルメチルスルファニル)−酢酸である、請求項1記載の化合物。
【請求項25】
式A又はB
【化13】
を有し、ここで、置換基R1、R2、R3、R4、R5及びXは次表
【表1−1】
【表1−2】
【表1−3】
【表1−4】
【表1−5】
【表1−6】
【表1−7】
【表1−8】
【表1−9】
【表1−10】
【表1−11】
【表1−12】
【表1−13】
【表1−14】
【表1−15】
【表1−16】
【表1−17】
【表1−18】
【表1−19】
に定義される、請求項1記載の化合物。
【請求項1】
次式の化合物
【化1】
又は薬学的に許容されるその塩
[式中、
R1は、H、C1〜C6アルキル、フェニル(C1〜C6)アルキル又はC2〜C6アルケニルであり、
L2は、結合、又は−C(O)NR10−、−N(R10)C(O)−、−(C1〜C4)アルキル−N(R10)C(O)−、−C(O)N(R10)−(C1〜C4)アルキル−、−N(R10)C(O)−(C1〜C4)アルキル−、−(C1〜C4)アルキル−C(O)N(R10)−、−O−(C1〜C6)アルキル−、−CO−、−SO2−又は−(C1〜C6)アルキル−O−であり、
L3は、存在しないか、結合、−(C1〜C4)アルキル−O−、−O−(C1〜C4)アルキル、−(C1〜C4)アルキル−、−アルケニル−、−フェニル−であり、
L5は、結合、−O−(C1〜C6)アルキル−、−(C1〜C6)アルキル−O−、−C(O)N(R9)−(C1〜C4)アルキル−、−N(R9)C(O)−(C1〜C4)アルキル−、−(C1〜C4)アルキル−C(O)N(R9)−(C1〜C4)アルキル−、−(C1〜C4)アルキル−N(R9)C(O)−(C1〜C4)アルキル−、−N(R9)−(C1〜C6)アルキル−、−N(R9)−(C1〜C6)アルキル−であり、ここで、−(C1〜C6)アルキル−は、フェニル、−(C1〜C4)アルキル−N(R9)−(C1〜C4)アルキル−、−SO2N(R9)−、−SO2N(R9)−(C1〜C4)アルキル−、−N(R9)SO2−(C1〜C4)アルキル−、−N(R9)SO2−、−(C1〜C4)アルキル−、−(C2〜C6)アルケニル−、−N(R9)C(O)−、−C(O)−(C1〜C4)アルキル−、−S−(C1〜C4)アルキル−、−(C1〜C6)アルキル−S−又は−(C1〜C4)アルキル−S−(C1〜C4)アルキル−で置換されていてもよく、ここで、各アルキル及びアルケニルは、1個又は複数のR11基で置換されていてもよく、
R9及びR10は、独立に、H、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシカルボニル、−SO2−アリール、ヘテロアリールアルキル、アリールアルキルであり、ここで、前記アリール又はヘテロアリール基は、独立に、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、ハロゲン、OH、NO2、NH2、NH(C1〜C6)アルキル、N(C1〜C6)アルキル(C1〜C6)アルキル、ハロアルキル又はハロアルコキシである1、2、3又は4個の基で置換されていてもよく、
R11は、出現するごとに独立に、N12R13、−N(R12)C(O)R13、N(R12)CO2R13又は−C(O)NR12R13であり、ここで、R12及びR13は、独立に、H又はC1〜C6アルキルであり、
R20、R21、R22及びR23は、独立に、H、アリールアルコキシ、アリールアルキル、ハロゲン、アルキル、OH、アルコキシ、NO2、NH2、CN、NH(C1〜C6)アルキル、N(C1〜C6)アルキル(C1〜C6)アルキル、NH−アリール、NHC(O)−(C1〜C4)アルキル−アリール、N(C1〜C4アルキル)C(O)−(C1〜C4)アルキル−アリール、N(C1〜C4)アルキル−アリール、−NHSO2−アリール、−N(C1〜C4アルキル)SO2アリールから選択され、ここで、前記アリール基は、独立に、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、OH、NO2、ハロアルキル、ハロアルコキシである1、2、3、4又は5個の基で置換されていてもよく、
A環は、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルであり、このそれぞれは、独立に、ハロゲン、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、NO2、NH2、NH(C1〜C6)アルキル又はN(C1〜C6)アルキル(C1〜C6)アルキルである1、2又は3個の基で置換されていてもよく、
Qは、H、アリール、−アリール−カルボニル−アリール、−アリール−O−アリール、−アリール−アルキル−アリール、−アリール−ヘテロアリール、−アリール−ヘテロシクロアルキル、−ヘテロアリール、−ヘテロアリール−アルキル−アリール又は−ヘテロシクロアルキルであり、ここで、上記の環状基は、独立に、アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ハロアルキル、ハロアルコキシ、NR6R7、フェニル、フェニル−(C1〜C6)アルキル−又はフェニルオキシ−である1、2、3、4又は5個の基で置換されていてもよく、ここで、
R6及びR7は、独立に、H、C1〜C6アルキル、アリール(C1〜C6)アルキル、C2〜C6アルカノイル、アリールC2〜C6アルカノイル、C1〜C6アルコキシカルボニル、アリールC1〜C6アルコキシカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルカルボニル、−C(O)NH2、−C(O)NH(C1〜C6)アルキル、−C(O)N(C1〜C6)アルキル(C1〜C6)アルキル又は−SO2−アリールであり、ここで、前記環状基は、独立に、ハロゲン、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、NO2、OH、NH2、NH(C1〜C6)アルキル、N(C1〜C6)アルキル(C1〜C6)アルキル、ハロアルキル又はハロアルコキシである1、2、3又は4個の基で置換されていてもよく、
Zは、存在しないか、H、−NHC(O)アリール、−N(C1〜C4アルキル)C(O)アリール又はアリール(フェニル)であり、ここで、前記アリール基は、独立に、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ハロアルキル、ハロアルコキシ又はNO2である1、2、3、4又は5個の基で置換されていてもよく、又は
Zは、−NHC(O)−(C1〜C4)アルキル−(C3〜C7)シクロアルキル、−N(C1〜C4)アルキルC(O)−(C1〜C4)アルキル−(C3〜C7)シクロアルキルである]。
【請求項2】
次式の請求項1記載の化合物
【化2】
[R28は、(i)水素、(ii)ハロゲン、(iii)アダマンタニル、(iv)ジベンゾフラニル、(v)C1〜C4アルキル、(vi)ジベンゾチオフェニル又は(vii)1個若しくは2個のC1〜C3アルコキシ若しくはC1〜C2アシル、又は1個のフェノキシで置換されたフェニルであり、
R29は、(i)水素、(ii)ハロゲン、(iii)アダマンタニル、(iv)ジベンゾフラニル、(v)C1〜C4アルキル、(vi)ジベンゾチオフェニル又は(vii)1個若しくは2個のC1〜C3アルコキシ若しくはC1〜C2アシル、又は1個のフェノキシで置換されたフェニルであり、
但し、R28及びR29の少なくとも一方は、水素又はC1〜C6アルキルであり、
R20及びR21は、独立に、水素又はハロゲンであり、
L5は、−(C1〜C4)アルキル−N(R9)−(C1〜C4)アルキル−、−(C2〜C6)アルケニル−又は−(C1〜C4)アルキル−S−(C1〜C4)アルキル−であり、ここで、各アルキル及びアルケニルは、1個又は2個のR11基で置換されていてもよく、
R9は、H、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシカルボニルであり、
R11は、出現するごとに独立に、N12R13、−N(R12)C(O)R13、N(R12)CO2R13又は−C(O)NR12R13であり、ここで、R12及びR13は、独立に、H又はC1〜C6アルキルであり、
各R10は、独立に、H、ハロゲン、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、NO2、NH2、NH(C1〜C6)アルキル又はN(C1〜C6)アルキル(C1〜C6)アルキルであり、
nは、0、1又は2である]。
【請求項3】
次式の請求項2記載の化合物
【化3】
[R27は、C1〜C6アルコキシであり、
R28は、(i)水素、(ii)ハロゲン、(iii)アダマンタニル、(iv)ジベンゾフラニル、(v)C1〜C4アルキル、(vi)ジベンゾチオフェニル又は(vii)1個若しくは2個のC1〜C3アルコキシ若しくはC1〜C2アシル、又は1個のフェノキシで置換されたフェニルであり、
R29は、(i)水素、(ii)ハロゲン、(iii)アダマンタニル、(iv)ジベンゾフラニル、(v)C1〜C4アルキル、(vi)ジベンゾチオフェニル又は(vii)1個若しくは2個のC1〜C3アルコキシ若しくはC1〜C2アシル、又は1個のフェノキシで置換されたフェニルであり、
但し、R28及びR29の少なくとも一方は、水素又はC1〜C6アルキルであり、
R20及びR21は、独立に、水素又はハロゲンであり、
R30及びR31は、独立に、水素又はC1〜C2アルキルであり、
各R10は、独立に、H、ハロゲン、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、NO2、NH2、NH(C1〜C6)アルキル又はN(C1〜C6)アルキル(C1〜C6)アルキルであり、
nは、0、1又は2である]。
【請求項4】
次式の請求項2記載の化合物
【化4】
[R27は、C1〜C6アルコキシであり、
R28は、(i)水素、(ii)ハロゲン、(iii)アダマンタニル、(iv)ジベンゾフラニル、(v)C1〜C4アルキル、(vi)ジベンゾチオフェニル又は(vii)1個若しくは2個のC1〜C3アルコキシ若しくはC1〜C2アシル、又は1個のフェノキシで置換されたフェニルであり、
R29は、(i)水素、(ii)ハロゲン、(iii)アダマンタニル、(iv)ジベンゾフラニル、(v)C1〜C4アルキル、(vi)ジベンゾチオフェニル又は(vii)1個若しくは2個のC1〜C3アルコキシ若しくはC1〜C2アシル、又は1個のフェノキシで置換されたフェニルであり、
但し、R28及びR29の少なくとも一方は、水素又はC1〜C6アルキルであり、
R20及びR21は、独立に、水素又はハロゲンであり、
R30及びR31は、独立に、水素又はC1〜C2アルキルであり、
各R10は、独立に、H、ハロゲン、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、NO2、NH2、NH(C1〜C6)アルキル又はN(C1〜C6)アルキル(C1〜C6)アルキルであり、
nは、0、1又は2である]。
【請求項5】
次式の請求項2記載の化合物
【化5】
及び薬学的に許容されるその塩
[式中、R27は、C1〜C6アルコキシであり、
R28は、(i)水素、(ii)ハロゲン、(iii)アダマンタニル、(iv)ジベンゾフラニル、(v)C1〜C4アルキル、(vi)ジベンゾチオフェニル又は(vii)1個若しくは2個のC1〜C3アルコキシ若しくはC1〜C2アシル、又は1個のフェノキシで置換されたフェニルであり、
R29は、(i)水素、(ii)ハロゲン、(iii)アダマンタニル、(iv)ジベンゾフラニル、(v)C1〜C4アルキル、(vi)ジベンゾチオフェニル又は(vii)1個若しくは2個のC1〜C3アルコキシ若しくはC1〜C2アシル、又は1個のフェノキシで置換されたフェニルであり、
但し、R28及びR29の少なくとも一方は、水素又はC1〜C6アルキルであり、
R20及びR21は、独立に、水素又はハロゲンであり、
R30及びR31は、独立に、水素又はC1〜C2アルキルであり、
各R10は、独立に、H、ハロゲン、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、NO2、NH2、NH(C1〜C6)アルキル又はN(C1〜C6)アルキル(C1〜C6)アルキルであり、
nは、0、1又は2である]。
【請求項6】
次式の請求項2記載の化合物
【化6】
[R27は、C1〜C6アルコキシであり、
R28は、(i)水素、(ii)ハロゲン、(iii)アダマンタニル、(iv)ジベンゾフラニル、(v)C1〜C4アルキル、(vi)ジベンゾチオフェニル又は(vii)1個若しくは2個のC1〜C3アルコキシ若しくはC1〜C2アシル、又は1個のフェノキシで置換されたフェニルであり、
R29は、(i)水素、(ii)ハロゲン、(iii)アダマンタニル、(iv)ジベンゾフラニル、(v)C1〜C4アルキル、(vi)ジベンゾチオフェニル又は(vii)1個若しくは2個のC1〜C3アルコキシ若しくはC1〜C2アシル、又は1個のフェノキシで置換されたフェニルであり、
但し、R28及びR29の少なくとも一方は、水素又はC1〜C6アルキルであり、
R20及びR21は、独立に、水素又はハロゲンであり、
R30及びR31は、独立に、水素又はC1〜C2アルキルであり、
各R10は、独立に、H、ハロゲン、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、NO2、NH2、NH(C1〜C6)アルキル又はN(C1〜C6)アルキル(C1〜C6)アルキルであり、
nは、0、1又は2である]。
【請求項7】
次式の請求項2記載の化合物
【化7】
[pは、0又は1であり、
R28は、(i)水素、(ii)ハロゲン、(iii)アダマンタニル、(iv)ジベンゾフラニル、(v)C1〜C4アルキル、(vi)ジベンゾチオフェニル又は(vii)1個若しくは2個のC1〜C3アルコキシ若しくはC1〜C2アシル、又は1個のフェノキシで置換されたフェニルであり、
R29は、(i)水素、(ii)ハロゲン、(iii)アダマンタニル、(iv)ジベンゾフラニル、(v)C1〜C4アルキル、(vi)ジベンゾチオフェニル又は(vii)1個若しくは2個のC1〜C3アルコキシ若しくはC1〜C2アシル、又は1個のフェノキシで置換されたフェニルであり、
但し、R28及びR29の少なくとも一方は、水素又はC1〜C6アルキルであり、
R20及びR21は、独立に、水素又はハロゲンであり、
R30及びR31は、独立に、水素又はC1〜C2アルキルであり、
各R10は、独立に、H、ハロゲン、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、NO2、NH2、NH(C1〜C6)アルキル又はN(C1〜C6)アルキル(C1〜C6)アルキルであり、
nは、0、1又は2である]。
【請求項8】
次式の請求項2記載の化合物
【化8】
[pは、0又は1であり、
R28は、(i)水素、(ii)ハロゲン、(iii)アダマンタニル、(iv)ジベンゾフラニル、(v)C1〜C4アルキル、(vi)ジベンゾチオフェニル又は(vii)1個若しくは2個のC1〜C3アルコキシ若しくはC1〜C2アシル、又は1個のフェノキシで置換されたフェニルであり、
R29は、(i)水素、(ii)ハロゲン、(iii)アダマンタニル、(iv)ジベンゾフラニル、(v)C1〜C4アルキル、(vi)ジベンゾチオフェニル又は(vii)1個若しくは2個のC1〜C3アルコキシ若しくはC1〜C2アシル、又は1個のフェノキシで置換されたフェニルであり、
但し、R28及びR29の少なくとも一方は、水素又はC1〜C6アルキルであり、
R20及びR21は、独立に、水素又はハロゲンであり、
R30及びR31は、独立に、水素又はC1〜C2アルキルであり、
各R10は、独立に、H、ハロゲン、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、NO2、NH2、NH(C1〜C6)アルキル又はN(C1〜C6)アルキル(C1〜C6)アルキルであり、
nは、0、1又は2である]。
【請求項9】
4−tert−ブトキシカルボニルアミノ−5−(4’−ジベンゾフラン−4−イル−ビフェニル−4−イル)−ペント−2−エン酸、
3−(4’−ジベンゾフラン−4−イル−ビフェニル−4−イル)−アクリル酸、
3−(3’−ジベンゾフラン−4−イル−ビフェニル−4−イルメチルスルファニル)−プロピオン酸、及び
(3’−ジベンゾフラン−4−イル−ビフェニル−3−イルメチルスルファニル)−酢酸、
からなる群から選択される、請求項1記載の化合物。
【請求項10】
式Iの化合物
【化9】
又は薬学的に許容されるその塩を調製する方法であって
[式中、
L5は、−O−(C1〜C6)アルキル−、−(C1〜C6)アルキル−O−、−N(R9)−(C1〜C6)アルキル−、−N(R9)−(C1〜C6)アルキル−であり、ここで、−(C1〜C6)アルキル−は、フェニル、−(C1〜C4)アルキル−N(R9)−(C1〜C4)アルキル−、−S−(C1〜C4)アルキル−、−(C1〜C6)アルキル−S−又は−(C1〜C4)アルキル−S−(C1〜C4)アルキル−で置換されていてもよく、ここで、各アルキルは、1個又は複数のR11基で置換されていてもよく、
R9は、H、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシカルボニル、−SO2−アリール、ヘテロアリールアルキル、アリールアルキルであり、ここで、前記アリール又はヘテロアリール基は、独立に、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、ハロゲン、OH、NO2、NH2、NH(C1〜C6)アルキル、N(C1〜C6)アルキル(C1〜C6)アルキル、ハロアルキル又はハロアルコキシである1、2、3又は4個の基で置換されていてもよく、
R11は、出現するごとに独立に、N12R13、−N(R12)C(O)R13、N(R12)CO2R13又は−C(O)NR12R13であり、ここで、R12及びR13は、独立に、H又はC1〜C6アルキルであり、
A、Z、L2、L3、Q、R1、R20、R21、R22及びR23は、請求項1で定義の通りである]、
次式の化合物
【化10】
[式中、Rは、(CH2)nОH、(CH2)nSH又は(CH2)nNH2であり、
nは、0、1、2、3又は4である]
を、塩基及び次式の化合物
【化11】
[式中、Xは、Cl、Br、I又はOSO2R’であり、
R’は、メチル、パラ−メチルフェニル又はCF3であり、
mは、0、1、2、3又は4である]
で処理して式(I)の化合物を得ること、
を含む方法。
【請求項11】
式(XXI)の化合物
【化12】
[式中、Rは、(CH2)nOH、(CH2)nSH、(CH2)nNH2、(CH2)nCHO又はCH2)n−Xであり、
Xは、Cl、Br、I又はOSO2R’であり、
R’は、メチル、パラ−メチルフェニル又はCF3であり、
nは、0、1、2、3又は4であり、
L2は、結合、又は−C(O)NR10−、−N(R10)C(O)−、−(C1〜C4)アルキル−N(R10)C(O)−、−C(O)N(R10)−(C1〜C4)アルキル−、−N(R10)C(O)−(C1〜C4)アルキル−、−(C1〜C4)アルキル−C(O)N(R10)−、−O−(C1〜C6)アルキル−、−CO−、−SO2−又は−(C1〜C6)アルキル−O−であり、
L3は、存在しないか、結合、−(C1〜C4)アルキル−O−、−O−(C1〜C4)アルキル、−(C1〜C4)アルキル−、−アルケニル−又は−フェニル−であり、
A環は、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルであり、このそれぞれは、独立に、ハロゲン、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、NO2、NH2、NH(C1〜C6)アルキル又はN(C1〜C6)アルキル(C1〜C6)アルキルである1、2又は3個の基で置換されていてもよく、
R20、R21、R22及びR23は、独立に、H、アリールアルコキシ、アリールアルキル、ハロゲン、アルキル、OH、アルコキシ、NO2、NH2、CN、NH(C1〜C6)アルキル、N(C1〜C6)アルキル(C1〜C6)アルキル、NH−アリール、NHC(O)−(C1〜C4)アルキル−アリール、N(C1〜C4アルキル)C(O)−(C1〜C4)アルキル−アリール、N(C1〜C4)アルキル−アリール、−NHSO2−アリール又は−N(C1〜C4アルキル)SO2アリールから選択され、ここで、前記アリール基は、独立に、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、OH、NO2、ハロアルキル又はハロアルコキシである1、2、3、4又は5個の基で置換されていてもよく、
Qは、H、アリール、−アリール−カルボニル−アリール、−アリール−O−アリール、−アリール−アルキル−アリール、−アリール−ヘテロアリール、−アリール−ヘテロシクロアルキル、−ヘテロアリール、−ヘテロアリール−アルキル−アリール又は−ヘテロシクロアルキルであり、ここで、上記の環状基は、独立に、アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ハロアルキル、ハロアルコキシ、NR6R7、フェニル、フェニル−(C1〜C6)アルキル−又はフェニルオキシ−である1、2、3、4又は5個の基で置換されていてもよく、
R6及びR7は、独立に、H、C1〜C6アルキル、アリール(C1〜C6)アルキル、C2〜C6アルカノイル、アリールC2〜C6アルカノイル、C1〜C6アルコキシカルボニル、アリールC1〜C6アルコキシカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルカルボニル、−C(O)NH2、−C(O)NH(C1〜C6)アルキル、−C(O)N(C1〜C6)アルキル(C1〜C6)アルキル又は−SO2−アリールであり、ここで、前記環状基は、独立に、ハロゲン、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、NO2、OH、NH2、NH(C1〜C6)アルキル、N(C1〜C6)アルキル(C1〜C6)アルキル、ハロアルキル又はハロアルコキシである1、2、3又は4個の基で置換されていてもよく、
Zは、存在しないか、H、−NHC(O)アリール、−N(C1〜C4アルキル)C(O)アリール又はアリール(フェニル)であり、ここで、前記アリール基は、独立に、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ハロアルキル、ハロアルコキシ又はNO2である1、2、3、4又は5個の基で置換されていてもよく、又は
Zは、−NHC(O)−(C1〜C4)アルキル−(C3〜C7)シクロアルキル又は−N(C1〜C4)アルキルC(O)−(C1〜C4)アルキル−(C3〜C7)シクロアルキルである]。
【請求項12】
L2は、結合であり、
L3は、結合であり、
A環は、フェニルであり、
R20、R21、R22及びR23は、Hであり、
Qは、独立に、アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ハロアルキル、ハロアルコキシ、NR6R7、フェニル、フェニル−(C1〜C6)アルキル−又はフェニルオキシ−である1、2、3、4又は5個の基で置換されていてもよい−ヘテロアリールであり、
R6及びR7は、独立に、H、C1〜C6アルキル、アリール(C1〜C6)アルキル、C2〜C6アルカノイル、アリールC2〜C6アルカノイル、C1〜C6アルコキシカルボニル、アリールC1〜C6アルコキシカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルカルボニル、−C(O)NH2、−C(O)NH(C1〜C6)アルキル、−C(O)N(C1〜C6)アルキル(C1〜C6)アルキル又は−SO2−アリールであり、ここで、前記環状基は、独立に、ハロゲン、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、NO2、OH、NH2、NH(C1〜C6)アルキル、N(C1〜C6)アルキル(C1〜C6)アルキル、ハロアルキル又はハロアルコキシである1、2、3又は4個の基で置換されていてもよく、
Zは、Hである、
請求項11記載の化合物。
【請求項13】
L2は、結合であり、
L3は、結合であり、
A環は、フェニルであり、
R20、R21、R22及びR23は、Hであり、
Qは、ジベンゾフラニル、ベンゾフラニル又はインドリルであり、ここで、それぞれは、独立に、アルコキシカルボニル、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、ハロゲン、ハロアルキル、ハロアルコキシ、NR6R7、フェニル、フェニル−(C1〜C6)アルキル−又はフェニルオキシ−である1、2、3、4又は5個の基で置換されていてもよく、ここで、
R6及びR7は、独立に、H又はC1〜C6アルキルであり、
Zは、Hである、
請求項11記載の化合物。
【請求項14】
症候群X、肥満、糖尿病、免疫疾患、出血性障害又は癌を治療する方法であって、そのような治療を必要とする患者に薬学的に許容される量の請求項1記載の化合物を投与することを含む方法。
【請求項15】
請求項1記載の化合物、及び少なくとも1種の薬学的に許容される溶媒、担体、アジュバント又は賦形剤を含む薬剤組成物。
【請求項16】
そのような治療を必要とする患者の糖尿病を治療する医薬品を製造するための式Iの化合物又は塩の使用。
【請求項17】
そのような治療を必要とする患者の症候群X、肥満、免疫疾患、出血性障害又は癌を治療する医薬品を製造するための式Iの化合物又は塩の使用。
【請求項18】
その必要のある患者のPTP−1Bを阻害する医薬品を製造するための式Iの化合物又は塩の使用。
【請求項19】
医薬品を製造するための薬剤組成物の使用であって、前記薬剤組成物が式Iの化合物、及び少なくとも1種の薬学的に許容される溶媒、担体、アジュバント又は賦形剤を含む使用。
【請求項20】
2−(3’−ジベンゾフラン−4−イル−ビフェン−3−イルメチルスルファニル)−プロピオン酸である、請求項1記載の化合物。
【請求項21】
4−tert−ブトキシカルボニルアミノ−5−(4’−ジベンゾフラン−4−イル−ビフェニル−4−イル)−ペント−2−エン酸である、請求項1記載の化合物。
【請求項22】
3−(4’−ジベンゾフラン−4−イル−ビフェニル−4−イル)−アクリル酸である、請求項1記載の化合物。
【請求項23】
3−(3’−ジベンゾフラン−4−イル−ビフェニル−4−イルメチルスルファニル)−プロピオン酸である、請求項1記載の化合物。
【請求項24】
(3’−ジベンゾフラン−4−イル−ビフェニル−3−イルメチルスルファニル)−酢酸である、請求項1記載の化合物。
【請求項25】
式A又はB
【化13】
を有し、ここで、置換基R1、R2、R3、R4、R5及びXは次表
【表1−1】
【表1−2】
【表1−3】
【表1−4】
【表1−5】
【表1−6】
【表1−7】
【表1−8】
【表1−9】
【表1−10】
【表1−11】
【表1−12】
【表1−13】
【表1−14】
【表1−15】
【表1−16】
【表1−17】
【表1−18】
【表1−19】
に定義される、請求項1記載の化合物。
【公表番号】特表2008−520683(P2008−520683A)
【公表日】平成20年6月19日(2008.6.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−543198(P2007−543198)
【出願日】平成17年11月17日(2005.11.17)
【国際出願番号】PCT/US2005/041511
【国際公開番号】WO2006/055625
【国際公開日】平成18年5月26日(2006.5.26)
【出願人】(504187102)ジ インスチチュート フォー ファーマシューティカル ディスカバリー、エルエルシー (10)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成20年6月19日(2008.6.19)
【国際特許分類】
【出願日】平成17年11月17日(2005.11.17)
【国際出願番号】PCT/US2005/041511
【国際公開番号】WO2006/055625
【国際公開日】平成18年5月26日(2006.5.26)
【出願人】(504187102)ジ インスチチュート フォー ファーマシューティカル ディスカバリー、エルエルシー (10)
【Fターム(参考)】
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