説明

ドライブレコーダ

【課題】より長期間に渡る統計値を算出可能なように情報蓄積を行う「ドライブレコーダ」を提供する。
【解決手段】、ドライブレコーダ1の、ログデータ収集部101は、センサ2、ECU3、ナビゲーション装置4から車両の現在の状態を示すログデータを取得する。ログ情報格納処理部102は、収集されたログデータに、ログデータの表す情報の種別を示す種別と、ログデータ取得日時を表す日時を付加して、ログ情報レコードとしてHDD18に格納する。統計データ作成部103は、定期的に、過去初期期間Tより前のログデータ取得日時を持つログ情報レコードをHDD18のログ情報より抽出し、抽出したログ情報レコードの内容を、統計情報に反映した上で、抽出したログ情報レコードをHDD18より削除する。また、HDD18の空容量が所定のしきい値未満となった場合にも、同様の処理を行う。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、走行中の車両の各種状態を表す情報を記録装置に記録蓄積するドライブレコーダに関するものである。
【背景技術】
【0002】
車両の故障解析やその他の目的のために、車速やエンジン制御値などの走行中の車両の各種状態の情報を、記録装置に記録蓄積するドライブレコーダが知られている。
一方で、記憶装置の空容量が不足したときに、記録装置に新たなデータの記録スペースを確保する技術としては、記録装置に記録されている記録時期が古いデータを削除したり(たとえば、特許文献1)、予め設定された優先順位に従って記録装置に記録されているデータのうちの記録時期が古いデータや特定日時のデータや特定種類のデータを削除したり(たとえば、特許文献2)、ナビゲーション装置において現在位置から遠い地域の地図データを削除したり(たとえば、特許文献3)する技術が知られている。
【特許文献1】特開2001-148158号公報
【特許文献2】実登3089165号公報
【特許文献1】特開2001-165669号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
さて、前記ドライブレコーダにおいて走行中の車両の各種状態の情報の記録蓄積に用いる記録装置の記憶容量は有限である。したがって、車両の各種状態情報の記録蓄積に伴って、やがて記録装置の空容量が不足することになる。一方で、このような場合に、記録装置に空容量を確保するために、前記各特許文献記載の技術のように、単純に記録済みデータを削除すると以下の問題が生じる。
【0004】
すなわち、ドライブレコーダに記録蓄積された状態情報から、車両の統計的な動向を解析しようとした場合に、統計値を求める状態情報の標本数が、記録装置に記録可能な状態情報量に限定されてしまう。より具体的には、たとえば、記録装置に空容量を確保するために記録装置に記録されている記録時期が古いデータを削除するようにすると、車両の動向の統計値を求めることができる期間の長さは、記録装置の記憶容量分の状態情報が発生する時間の長さ以内に限定されてしまうことになる。
【0005】
そこで、本発明は、より長期間に渡る統計値を算出可能なように、効率的に車両の状態情報を蓄積するドライブレコーダを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題達成のために、本発明は、車両に搭載されるドライブレコーダを、各時点における車両の状態を表すログ情報と、車両の状態の統計的な情報を表す統計情報とを記録する記録装置と、車両の状態の値を収集し、前記記録装置に前記ログ情報として記録するログ情報記録手段と、所定の契機で、前記記録装置に記録されている、現在から所定レベル以上過去の時点の車両の状態を表すログ情報を前記記録装置から削除する蓄積情報整理手段と、前記記録装置に記録された前記ログ情報の前記蓄積情報整理手段による削除に先だって、当該ログ情報が示す車両の状態を反映した統計情報に、前記記録装置に記録されている統計情報を更新する統計情報更新手段とを備えて構成したものである。
【0007】
ここで、より具体的には、このようなドライブレコーダは、前記統計情報更新手段において、前記所定の契機で、前記記録装置に記録されている統計情報を、前記記録装置に記録されている、現在から所定レベル以上過去の時点の車両の状態を表すログ情報が示す各時点の車両の状態を反映した統計情報に更新するものとしてよい。または、前記統計情報更新手段において、前記ログ情報が前記記録装置に記録されるときに、前記記録装置に記録されている統計情報を、当該記録装置に記録されるログ情報が示す車両の状態を反映した統計情報に更新するようにしてもよい。
【0008】
また、以上のドライブレコーダでは、前記記録装置の空容量が所定のしきい値以下への変化、前回のログ情報の削除時点からの一定期間の経過、前回のログ情報の削除時点からの車両の一定距離の走行完了などの事象の発生を前記所定の契機として用いることができる。
【0009】
なお、蓄積情報整理手段が削除する、前記記録装置に記録されている現在から所定レベル以上過去の時点の車両の状態を表すログ情報とは、前記記録装置に記録されている現在から所定期間以上過去の時点の車両の状態を表すログ情報、または、前記記録装置に記録されている、車両の総走行距離が現在の総走行距離よりも所定距離小さかった時点よりも過去の車両の状態を表すログ情報であってよい。
【0010】
これらのようなドライブレコーダによれば、故障解析などのために詳細な車両の状態情報が必要となる最近の期間については、各時点における車両の状態を表すログ情報をそのまま記録装置に保持しつつ、それ以前の期間については、ログ情報をそのまま保持するのではなく、車両の状態の統計値を表す統計情報のみを記録装置に保持することにより記録装置の記憶容量の消費を抑制する。したがって、車両の故障解析などの実用上の用途に支障をきたすことなく、より長期間に渡る統計値を算出可能なように、効率的に車両の状態情報を記録装置に蓄積することができるようになる。
【発明の効果】
【0011】
以上のように、本発明によれば、より長期間に渡る統計値を算出可能なように、効率的に車両の状態情報を蓄積するドライブレコーダを提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1に、本実施形態に係るドライブレコードシステムの構成を示す。
図示するように、本ドライブレコードシステムは、ドライブレコーダ1、各種のセンサ2、ECU3、ナビゲーション装置4、これらを接続する車載バス5を含んで構成される。
ここで、ECU3は、エンジンやトランスミッションやブレーキの電子制御を行うユニットであり、ドライブレコーダ1はこのECU3より、エンジン回転数やトランスミッションのギヤレンジや異常燃焼や水温の情報や、その他のエンジン制御状態やトランスミッション制御状態やブレーキ制御情報の情報や、瞬間燃費の情報をログデータとして取得する。また、センサ2は、車速センサや角速度センサやタイヤ空気圧センサや車軸トルクセンサや車両前方を撮影するカメラや総走行距離計などであり、ドライブレコーダ1はこれらのセンサ2の出力をログデータとして取得する。また、ナビゲーション装置4は、GPS受信機や地図データを格納した記憶装置を備え、GPS受信機や車速センサや角速度センサの出力から推定される現在位置と地図データとのマップマッチングを施して現在位置や走行中の道路区間を算出し、算出した現在位置を地図上に表して表示したり、指定された目的地までのルートを算出して地図上に表示したりする処理を行うものであり、ドライブレコーダ1は、このナビゲーション装置4から現在位置や走行中の道路区間などの情報などをログデータとして取得する。
【0013】
さて、図示するようにドライブレコーダ1は、汎用コンピュータと同様の構成を、その基本構成として備えている。すなわち、プロセッサバス11に接続したCPU12とキャッシュ13とブリッジ14、ブリッジ14を介してプロセッサバス11に接続するI/Oコントローラ15とメモリコントローラ16、メモリコントローラ16によってアクセスが制御されるメモリ17、I/Oコントローラ15によって入出力が制御されるHDD18と、車載バス5との入出力を行うネットワークアダプタ19などを備えている。
【0014】
そして、このような構成において、CPU12のHDD18に記憶されたプログラムのロードと実行によって、図2に示す機能構成がドライブレコーダ1上に形成される。
すなわち、ドライブレコーダ1は、機能的には、HDD18、ログデータ収集部101、ログ情報格納処理部102、統計データ作成部103、HDD空容量監視部104、ドライブレコード情報提供部105とを有する。
また、HDD18には、ログ情報レコードの集合であるログ情報と、統計情報レコードの集合である統計情報とがドライブレコード情報として格納される。
さて、このような構成においてドライブレコーダ1のログデータ収集部101は、定期的に、ネットワークアダプタ19、車載バス5を介して各種のセンサ2、ECU3、ナビゲーション装置4から前述したログデータを取得する。また、ログ情報格納処理部102は、ログデータ収集部101が収集したログデータに、ログデータの表す情報の種別を示すタイプと、ログデータ取得日時を表す日時を付加して、ログ情報レコードとしてHDD18に格納する。また、HDD空容量監視部104は、HDD18の空容量を監視する。
【0015】
そして、統計データ作成部103は、図3aに示すログ情報整理処理を行う。
すなわち、まず、タイムアウト時間がたとえば数時間のタイマをスタートする(ステップ302)。そして、HDD空容量監視部104が監視しているHDD18の空容量が所定のしきい値Th未満となるか(ステップ304)、タイマがタイムアウトするのを待つ(ステップ306)。
【0016】
そして、HDD18の空容量がしきい値Th未満となったか、タイマがタイムアウトしたならば、過去初期期間T(たとえば10日や30日)より前のログデータ取得日時を持つログ情報レコードをHDD18のログ情報より抽出し、抽出したログ情報レコードの内容を、統計情報に反映する(ステップ308)。
【0017】
ここで、統計情報を構成する各統計情報レコードは、図2に示すように、統計情報レコードが表す統計値の種類を示すタイプと、その統計の対象となっている期間や走行距離を示す統計スパン、統計値とを含む。すなわち、たとえば、統計情報レコードが、ある走行距離を走行している間の瞬間燃費を平均した平均燃費についての統計情報レコードであれば、そのタイプは平均燃費、その統計値は平均燃費値となる。また、統計スパンとしては、たとえば、当該平均燃費の統計期間開始時と終了時の総走行距離計の値などを格納する。
【0018】
なお、統計情報レコードとしては、この他、ナビゲーション装置4から取得した現在位置や道路区間情報に基づいて、車両が走行したことのある道路区間毎の、道路区間の通過回数や、道路区間を最後に通過した日時などの情報を統計情報レコードとして蓄積するようにしてもよい。
【0019】
そして、ステップ308における、過去所定期間Tより前のログデータ取得日時を持つログ情報レコードの内容の統計情報への反映は、たとえば、平均燃費についての統計値については、過去所定期間Tより前のログデータ取得日時を持つタイプが燃費のログ情報レコードに格納されている瞬間燃費の平均を求め、求めた平均を過去所定期間Tの走行距離で重み付けした値と、HDD18に格納されているタイプが平均燃費である統計情報レコードの統計値として格納されている平均燃費値を統計スパンが示す平均燃費の統計期間中の走行距離によって重み付けした値との平均に、統計情報レコードの統計値を更新すると共に、タイプが平均燃費である統計情報レコードの統計スパンに過去所定期間Tの走行距離を加えることにより行う。なお、過去所定期間Tの走行距離は、タイプが平均燃費である統計情報レコードに統計スパンとして格納している統計期間終了時の総走行距離計の値と、ログ情報レコードとしてHDD18に格納されている現在の総走行距離計の値の差分などとして求めることができる。
【0020】
また、走行したことのある道路区間毎の、道路区間の通過回数や、道路区間を最後に通過した日時などの統計値については、これらの情報を示す統計情報レコードを、HDD18に格納されているログ情報が示すこれら道路区間の通過履歴に基づいて更新することにより行う。
【0021】
さて、このようにして、過去初期期間Tより前のログデータ取得日時を持つログ情報レコードをHDD18のログ情報の内容を統計情報に反映したならば、過去所定期間Tより前のログデータ取得日時を持つログ情報レコードをHDD18より削除し(ステップ310)、ステップ302に戻る。
【0022】
以上、統計データ作成部103が行うログ情報整理処理について説明した。
次に、ドライブレコーダ1のドライブレコード情報提供部105は、車載バス5を介して受け取った要求に基づいて、ログ情報や統計情報を要求元に提供する処理を行う。
したがって、車両の不具合発生時などには、メカニックにおいて適当な解析装置を車載バス5に接続して、HDD18からログ情報や統計情報を読み出して、その解析を行うことができる。また、たとえば、ナビゲーション装置4は、地図データが道路沿いの店舗などのサービス情報を含む場合に、当該地図データの更新などに伴い、統計情報において過去所定期間以上前にのみ走行している道路沿いの新たな店舗の情報を地図データの一部として入手したようなときに、その情報をユーザに提示するなどの処理を行うことができる。
【0023】
なお、本ログ情報整理処理では、タイマを用いて一定期間毎にステップ308に進んでステップ308と310の統計情報の更新とログ情報の削除を行ったが、これは総走行距離計の値に基づいて車両の一定距離走行(たとえば、100km)毎にステップ308に進んでステップ308と310の統計情報の更新とログ情報の削除を行うようにしてもよい。また、ステップ308と310では、所定期間T以上過去のログ情報レコードの内容の統計情報への反映と所定期間T以上過去のログ情報レコードの削除を行ったが、これはステップ308と310において、車両が現在までに最後に行った所定距離(たとえば、100km)の走行の開始時点(総走行距離計の値が現在よりも所定距離小さかった時点)よりも過去のログ情報レコードの内容の統計情報への反映と、車両の現在までの最後の所定距離の走行の開始時点よりも過去のログ情報レコードの削除を行うようにしてもよい。
【0024】
以上、本発明の実施形態について説明した。
ところで、統計データ作成部103が行うログ情報整理処理は、図3bに示すように行うようにしてもよい。
すなわち、ログ情報格納処理部102が新たにHDD18に新たなログ情報レコードを格納したならば(ステップ352)、この新たなログ情報レコードの内容を統計情報に反映する。そして、過去所定期間Tより前のログデータ取得日時を持つログ情報レコードをHDD18が存在するかどうかを調べ(ステップ356)、存在しない場合にはそのままステップ352に戻り、存在する場合には、その過去所定期間Tより前のログデータ取得日時を持つログ情報レコードをHDD18より削除した上で(ステップ358)、ステップ352に戻る。なお、ステップ356と358では、所定期間T以上過去のログ情報レコードの削除を行ったが、これはステップ356と358において、車両の現在までの最後の所定距離(たとえば、100km)の走行の開始時点よりも過去のログ情報レコードの削除を行うようにしてもよい。
【0025】
また、以上ではHDD18をログ情報や統計情報を蓄積する記録装置として用いたが、これはHDD以外の任意の種別の記録装置を、ログ情報や統計情報の蓄積に用いるようにしてかまわない。
以上のように本実施形態によれば、故障解析などのために詳細な車両の状態情報が必要となる最近の期間については、車両の状態を表すログ情報レコードをそのままHDD18に保持しつつ、それ以前の期間については、ログ情報レコードをそのまま保持するのではなく、車両の状態の統計値を表す統計情報のみをHDD18に保持することにより記憶容量の消費を抑制する。したがって、車両の故障解析などの実用上の用途に支障をきたすことなく、より長期間に渡る統計値を算出可能なように、効率的に車両の状態情報をHDD18に蓄積することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】本発明の実施形態に係るドライブレコードシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態に係るドライブレコーダの機能構成を示すブロック図である。
【図3】本発明に係るドライブレコーダが行うログ情報整理処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0027】
1…ドライブレコーダ、2…センサ、3…ECU、4…ナビゲーション装置、5…車載バス、18…HDD、19…ネットワークアダプタ、101…ログデータ収集部、102…ログ情報格納処理部、103…統計データ作成部、104…HDD空容量監視部、105…ドライブレコード情報提供部。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両に搭載されるドライブレコーダであって、
各時点における車両の状態を表すログ情報と、車両の状態の統計的な情報を表す統計情報とを記録する記録装置と、
車両の各状態の値を収集し、前記記録装置に前記ログ情報として記録するログ情報記録手段と、
所定の契機で、前記記録装置に記録されている、現在から所定レベル以上過去の時点の車両の状態を表すログ情報を前記記録装置から削除する蓄積情報整理手段と、
前記記録装置に記録された前記ログ情報の前記蓄積情報整理手段による削除に先だって、当該ログ情報が示す車両の状態を反映した統計情報に、前記記録装置に記録されている統計情報を更新する統計情報更新手段とを有することを特徴とするドライブレコーダ。
【請求項2】
請求項1記載のドライブレコーダであって、
前記統計情報更新手段は、前記所定の契機で、前記記録装置に記録されている統計情報を、前記記録装置に記録されている現在から所定レベル以上過去の時点の車両の状態を表すログ情報が示す各時点の車両の状態を反映した統計情報に更新することを特徴とするドライブレコーダ。
【請求項3】
請求項1記載のドライブレコーダであって、
前記統計情報更新手段は、前記ログ情報が前記記録装置に記録されるときに、前記記録装置に記録されている統計情報を、当該記録装置に記録されるログ情報が示す車両の状態を反映した統計情報に更新することを特徴とするドライブレコーダ。
【請求項4】
請求項1、2または3記載のドライブレコーダであって、
前記所定の契機は、前記記録装置の空容量の所定のしきい値以下への変化であることを特徴とするドライブレコーダ。
【請求項5】
請求項1、2または3記載のドライブレコーダであって、前記所定の契機は、前回のログ情報の削除時点からの一定期間の経過、または、前回のログ情報の削除時点からの車両の一定距離の走行完了であることを特徴とするドライブレコーダ。
【請求項6】
請求項1、2、3、4または5記載のドライブレコーダであって、
蓄積情報整理手段が削除する、前記記録装置に記録されている現在から所定レベル以上過去の時点の車両の状態を表すログ情報とは、前記記録装置に記録されている、現在から所定期間以上過去の時点の車両の状態を表すログ情報、または、前記記録装置に記録されている、車両の総走行距離が現在の総走行距離よりも所定距離小さかった時点よりも過去の車両の状態を表すログ情報であることを特徴とするドライブレコーダ。
【請求項7】
車両に搭載されるドライブレコーダにおいて車両の状態に関する情報を記録装置に蓄積する車両状態レコード方法であって、
車両の各状態の値を収集し、前記記録装置に前記ログ情報として記録するステップと、
所定の契機で、前記記録装置に記録されている現在から所定レベル以上過去の時点の車両の状態を表すログ情報を前記記録装置から削除するステップと、
前記記録装置に記録された前記ログ情報の前記蓄積情報整理手段による削除に先だって、当該ログ情報が示す車両の状態を反映した統計情報に、前記記録装置に記録されている車両の状態の統計的な情報を表す統計情報を更新するステップとを有することを特徴とする車両状態レコード方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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