説明

ハイブリッドコンバイン

【課題】エンジンと電動機の2系統の動力源を備え、電動機はエンジンにより駆動されるのではなく、独自のエネルギー源により発電される方式のハイブリッドコンバインを提供すること。
【解決手段】走行フレーム4の下部側に走行装置6を配設し、走行フレーム4上に内燃機関1と圃場の植立穀稈を刈り取る刈取装置16と刈り取った穀稈を脱穀する脱穀装置10と脱穀処理した穀粒を選別回収して一時貯留するグレンタンク8と該グレンタンク8に貯留された穀粒を機外へ排出する排穀オーガ9を備え、前記各装置に設けられた駆動系が作動する際のエネルギーを電気エネルギーに変換する変換装置29と該変換装置29で得られた電力を蓄電する蓄電器24と、該蓄電器24の蓄電エネルギーを出力する発電機モータ2を設け、該発電機モータ2の出力を内燃機関1により作動させる前記各装置の補助エネルギーとして利用するエンジンアシスト機能を備えたコンバインである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、コンバイン等の原動力装置に関し、圃場内で刈り取った穀稈を脱穀するコンバイン等において、内燃機関(エンジン)と電動機の2系統の動力源を適宜に駆動させるハイブリッドタイプの原動力装置を備えたコンバインに関する。
【背景技術】
【0002】
近時、乗用自動車においては、エンジンと電動機の2系統の動力源を搭載し、比較的高速走行等のような高負荷域では燃焼効率が良いため、エンジンによって走行駆動を行うと共にエンジンにより発電機を駆動してバッテリに充電を行い、低速走行等のような低負荷域では燃焼効率が悪いためにエンジンを停止させると共に、バッテリを電源とした電動機により走行駆動を行うよう構成したハイブリッド方式が採用されている。
【0003】
そして農業機械の分野でもエンジンと電動機をコンバインの走行用の駆動及び/又は作業用の駆動に応じて使い分けるハイブリッドタイプのコンバインの開発研究が行われている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2001−161104号公報
【特許文献2】特開2004−73006号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記した特許文献に記載されたコンバインの電動機は、内燃機関(エンジン)の駆動力によって発電を行う方式であり、エンジンから得られる駆動力によりコンバインの全動力が得られものであり、ハイブリッドタイプの原動機とは言い難いものであった。
【0006】
本発明の課題は、エンジンと電動機の2系統の動力源を備え、しかも電動機はエンジンにより駆動されるのではなく、独自のエネルギー源により発電される方式のハイブリッドコンバインを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の上記課題は次の解決手段で解決される。
請求項1の発明は、走行フレーム(4)の下部側に走行装置(6)を配設し、走行フレーム(4)上に内燃機関(1)と圃場の植立穀稈を刈り取る刈取装置(16)と刈り取った穀稈を脱穀する脱穀装置(10)と脱穀処理した穀粒を選別回収して一時貯留するグレンタンク(8)と該グレンタンク(8)に貯留された穀粒を機外へ排出する排穀オーガ(9)を備えたコンバインにおいて、前記各装置に設けられた駆動系が作動する際のエネルギーを電気エネルギーに変換する変換装置(29)と該変換装置(29)で得られた電力を蓄電する蓄電器(24)と、該蓄電器(24)の蓄電エネルギーを出力する発電機モータ(2)を設け、該発電機モータ(2)の出力を内燃機関(1)により作動させる前記各装置の補助エネルギーとして利用するエンジンアシスト機能を備えたことを特徴とするハイブリッドコンバインである。
【発明の効果】
【0008】
請求項1の発明によれば、コンバインを構成する各種装置の駆動系の作動時に得られるエネルギーを電気エネルギーに変換して、得られた電気エネルギーを蓄電しておくことで、蓄電エネルギーを内燃機関1により作動させる前記各装置の補助エネルギーとして利用することができ、燃費向上による省エネルギー化を達成できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】コンバインにおける全体構成を示す側面図である。
【図2】図1のコンバインの排穀オーガ旋回モータの減速時のエネルギーによって発電される電力を用いる発電系の構成図である。
【図3】図1のコンバインの排穀オーガにおける穀粒排出時の圧力を電気エネルギーに変換して発電機モータを駆動させる構成図である。
【図4】図1のコンバインの排藁カッターの藁拡散部での圧力を電気エネルギーに変換して発電機モータを駆動させる構成図である。
【図5】図1のコンバインのナローガイドが未刈側の植立穀稈の流れによる感知圧力変化によって得られるエネルギーを電気エネルギーに変換して発電機モータを駆動させる構成図である。
【図6】図1のコンバインのグレンタンクの底板の上下作動を発電に利用する構造図である。
【図7】図1のコンバインのグレンタンクへの籾の螺旋からの吐き出力により得られるエネルギーを電気エネルギーに変換して発電機モータを駆動させる構成図である。
【図8】図1のコンバインのフィードチェンとその挟扼杆部分の駆動を発電に利用する構造図である。
【図9】図1のコンバインの蓄電器を走行フレーム内に納める構成を示す図である。
【図10】図1のコンバインの蓄電器を走行フレーム内に納める構成を示す図である。
【図11】図1のコンバインの蓄電器を走行フレーム内に納める構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の実施例のコンバインについて図面に基づき説明する。
図1はコンバインの全体構成を示すもので、走行フレーム4の下部側に土壌面を走行する左右一対の走行クローラ5を張設した走行装置6を配設すると共に、該走行フレーム4上にフィードチェン7に挟持されて搬送供給される穀稈を脱穀処理する脱穀装置10と、脱穀処理された穀粒を選別回収して一時貯留するグレンタンク8と、このタンク8に貯留された穀粒を機外へ排出する排穀オーガ9を載置配設し、脱穀装置10の後端部に排藁処理装置11を装架構成させる。
なお、コンバインの前進方向に向かって左右方向をそれぞれ左、右とする。
【0011】
前記脱穀装置10の前方に、前端側から未刈穀稈を分草する分草体12と、分草した穀稈を引き起こす引起部13と、引き起こした穀稈を刈り取る刈刃部14と、刈り取った穀稈を掻き込むと共に搬送途上において扱深さを調節してフィードチェン7へ引き継ぎを行う供給調節搬送部15等を有する刈取装置16を、油圧駆動による刈取昇降シリンダ17により土壌面に対して昇降自在となるよう該走行フレーム4の前端部へ懸架配設して構成させる。
【0012】
該刈取装置16の一側にコンバインの操作制御を行う操作装置18と、操作のための操作席(図示せず)を設け、この操作席の下方に内燃機関としてのエンジン1(図2(c)参照)と、電動機としての電動と発電の両作用を適宜に行わせるモータダイナモ2(図2)を各々搭載し、後方側にグレンタンク8を配置すると共に、操作装置18と操作席を覆うキャビン20を設けて構成させる。
走行装置6、脱穀装置10、刈取装置16、操作装置18、エンジン(内燃機関)1、モータダイナモ(発電機モータ)2及びキャビン20等によってコンバインの車体を構成させる。
【0013】
図2には排穀オーガ9の旋回モータ22の減速時のエネルギーによって発電される電力を用いる発電機モータ2の構成を示す。
排穀オーガ9を旋回ギヤ23(図2(c))を介して回転させる旋回モータ22の減速時に生じる慣性力を変換装置29により電気エネルギーに変換し、さらにこの電気エネルギーを蓄電器24に蓄電し、該蓄電器24の電力を用いて発電機モータ2を駆動させるものである。
【0014】
作業時の負荷によってエンジン1の回転数が定格回転数以下に低下する場合などには、前記蓄電器24の電力で発電機モータ2を作動させてエンジン1の回転数を定格回転数以上になるようにして燃費の補助と作業効率の向上を図ることができる。
【0015】
図2(a)は前記排穀オーガ9の旋回モータ22の減速時のエネルギーを変換装置29で電気エネルギーに変換し、さらにこの電気エネルギーをインバータ26を介して蓄電器24に蓄え、必要なときに発電機モータ2を作動させる構成を示す図であり、図2(b)は蓄電器24に蓄えた電気エネルギーをコントローラ27によりエンジン負荷に応じてエンジン出力アシスト25に利用する構成を示す図であり、図2(c)は排穀オーガ9の旋回モータ22の減速時のエネルギーをインバータ26を介して、最終的に発電機モータ2を作動させてエンジン1をアシストする構成を説明する図である。
【0016】
図3には排穀オーガ9の排出口に設けた圧力感知センサ28(例えば、二枚のセラミックの板を貼り合わせた構造で、穀粒が衝突することで変形し、この変形によって起電力が発生するもの)で穀粒排出時の感知圧力を電気エネルギーに変換する装置(圧力電気変換装置)29によって電気エネルギーに変換して蓄電器24に蓄電し、該蓄電器24の電力を用いて発電機モータ2を駆動させる構成を示す。
【0017】
この場合も作業時の負荷によってエンジン1の回転数が定格回転数以下に低下する場合などにおいては、前記蓄電器24の電力で発電機モータ2を作動させてエンジン1の回転数を定格回転数以上になるようにして燃費の補助と作業効率の向上を図ることができる。
【0018】
図4には図3に示す排穀オーガ9での穀粒排出時の感知圧力を電気エネルギーに変換する装置(圧力電気変換装置)29と同様に、コンバインで脱穀済みの穀稈(排藁)を排藁処理装置11に設けたカッター31で細かく切断して圃場に排出する場合に、カッター31の藁拡散部での圧力センサ32による感知圧力を電気エネルギーに変換する装置(圧力電気変換装置)29を設けておき、該カッター31の藁拡散部での圧力に基づく電気エネルギーを蓄電器24に蓄えて、必要な場合はエンジン1の補助エネルギーとして電気エネルギーを使用する構成を示す。
【0019】
図5にはナローガイド33に設けた圧力感知センサ34により、未刈側の植立穀稈の流れによる感知圧力変化によって得られるエネルギーを圧力電気変換装置29により電気エネルギーに変換し、蓄電器24に蓄え、必要な場合はエンジン1の補助エネルギーとして電気エネルギーを使用する構成を示す。
【0020】
図6(a)にはハイブリッドシステムの構成を示し、図6(b)のグレンタンク8の底板36の上下作動を発電に利用する構造を示す例は、エンジン1によって駆動される第1発電機モータ35を設け、さらにグレンタンク8の底部に籾重量によって回動する底板36を設け、底板36の昇降駆動機構を前記底板36の端部に軸止めしたラック杆37と、該ラック杆37に噛み合うピニオンギヤ39を出力軸に備えた第2発電機モータ40とを設けて構成されるハイブリッド式の動力発生装置である。
【0021】
第1発電機モータ35で発電される電力と、グレンタンク8に籾が充満している時に、底板36の下降時に第2発電機モータ40によって発電される電力を蓄電する蓄電器24を設けておき、作業の負荷によってエンジン回転数が定格回転より低下する場合に、蓄電器24の電力で第1発電機モータ35を駆動させてエンジン回転数の低下を抑えるべく、エンジン出力を補助する制御を行う。またグレンタンク8からの籾排出時には残量がわずかになった時点で第2発電機モータ40で底板36を引き上げる。このように底板36の昇降を自在に行うことで、底板面の傾斜角を籾の安息角以下になるようにしていても、グレンタンク8から籾を完全に排出したいときは電気エネルギーを補助動力として底板36を籾の安息角以上に容易に傾けることが可能なため、グレンタンク8の容量を増大させることができる。
【0022】
また、刈取作業中にグレンタンク8内に籾を回収する際に、このグレンタンク8内に回収された籾の重量によって、グレンタンク8の底板36の傾斜角がその表面上の籾の安息角以下になるように下降する。この底板36の下降時に第2発電機モータ40がラック杆37とピニオンギヤ39の作動により発電を行うことにより、籾の位置エネルギーを回収することが出来る。このエネルギーを電力に変換して負荷増大時にエンジン出力を補助し、燃費と作業能率の向上を図ることができる。また、この発電された電力で穀粒排出装置であるオーガ9を駆動できるので、エンジン1を停止させた状態であっても籾の排出作業が可能となり、燃費の向上と周囲の住環境の保全に寄与し、さらにグレンタンク8の増量効果もある。
【0023】
図7に示す例は、エンジン1によって駆動される第1発電機モータ35を設け、さらにグレンタンク8への籾の螺旋からの吐き出力により回動し、吐き出し口高さに籾の上面が来た際に、安息角よりも緩い傾斜角度に籾を均一な高さで充満させるため拡散するファン47と出力軸48を備えた第2発電機モータ40とから構成する。
【0024】
籾をグレンタンク8内に導入するためにグレンタンク8の側壁面の上部に設けた籾導入口(=吐き出し口)8aに出口部が接続する揚穀筒42の内部には鉛直方向に軸を有する螺旋(図示せず)があり、該螺旋を回動させることで脱穀装置10からの籾がグレンタンク8内に供給される。籾導入口8aの高さの近くまでグレンタンク8内で籾が充填されると、グレンタンク8の天井に設けられた拡散ファン47が作動して積み上がった籾を拡散ファン47の風でグレンタンク8内に均す。この拡散ファン47を出力軸48に備えた第2発電機モータ40をグレンタンク8に設けておく。
籾吐き出し時に第2発電機モータ40によって発電された電力を蓄電する蓄電器を設ける。
【0025】
脱穀装置10からグレンタンク8への籾回収時に、グレンタンク8内へ投入される籾によって拡散ファン47を回し、第2発電機モータ40を作動させて発電を行うことにより、籾の位置エネルギーを回収することが出来る。このエネルギーを電力に変換して負荷増大時にエンジン出力を補助し、燃費と作業能率の向上を図ることができる。また、この発電された電力で穀粒排出装置(オーガ9)を駆動できるので、エンジン1を停止させた状態であっても籾の排出作業が可能となり、燃費の向上と周囲の住環境の保全に寄与し、さらにグレンタンク8の増量効果もある。
【0026】
刈取装置16の分草した穀稈を引き起こす引起部13の引起ラグ(図示せず)に永久磁石を取り付け、該永久磁石の近くに電磁コイルを巻き付けておく。こうして引起ラグが動くたびに永久磁石が同期して電磁コイルに誘導起電力を発生させて、該電力を蓄電する蓄電器を設けておけば、動力源として必要なときに電力を取り出せる。
【0027】
また、引起部13の引起ラグに代えて刈取装置16か脱穀装置10のフィードチェン7へ穀稈を搬送する際の橋渡しとなる供給調節搬送部15の挟扼杆44に永久磁石(図示せず)を取り付け、該永久磁石の近くに電磁コイルを巻き付けておき、挟扼杆44の動きで電磁コイルに誘導起電力を発生させて、該電力を蓄電する蓄電器を設くことで必要なときに電力を取り出せる。
【0028】
また、図8には脱穀装置10の扱室(図示せず)に穀稈を供給するために穀稈を強く挟持するフィードチェン7とその挟扼杆44部分の側面図を示す。挟扼杆44の長手方向に直交して該挟扼杆44をフィードチェン7側に押しつけるためのスプリング44b付きのロッド44aを設けているが、該ロッド44aの一部を永久磁石44c製として、該永久磁石44c製のロッド44aの周りに電磁コイル45を巻き付けることで、挟扼杆44の動きで電磁コイル45に誘導起電力を発生させて、該電力を蓄電する蓄電器(図示せず)を設けることで必要なときに電力を取り出せる構成とする。
【0029】
さらに脱穀装置10の後端部に配置している排藁処理部では、脱穀後の穀稈(藁)を細かく切断して排藁とするためのカッタ31と該カッタ31で藁を切断する時に藁を挟持するための挟扼杆(図示せず)を設けているが、この挟扼杆の作動する力を電気に変換するために、図示しないが挟扼杆作動用のロッドの周りに電磁コイルを巻き付けることで、挟扼杆の動きで電磁コイルに誘導起電力を発生させて、該電力を蓄電する蓄電器を設けることで必要なときに電力を取り出せる構成とする。
【0030】
図9に示すように、上記各構成において黒塗部分で示す蓄電器24を走行フレーム4の角パイプ4a内に納まる形状にして走行フレーム4に取り付けた。また、蓄電器24は大きな重量があるのでコンバイン全体の左右のバランスを考えて、図10に示すように機体の左側にグレンタンク8が配置されているので、走行フレーム4の右側に蓄電器24を装着することが望ましい。機種によっては機体の右側にバランスウエイトを取り付けている場合があるので、走行フレーム4の右側に蓄電器24を装着することにより、バランスウエイトを取り付ける必要がなくなる。
またコンバインの機種によっては機体前後のバランスを考慮して機体後方にある排藁カッタ31の設置部にバランスウエイトを取り付けている場合がある。そのような機種に対しては、図11に示すように機体フレーム4の後方部位に蓄電器24を装着することが望ましい。
【産業上の利用可能性】
【0031】
本発明はコンバインに限らず、その他の農業機械に利用可能である。
【符号の説明】
【0032】
1 エンジン 2 発電機モータ
4 走行フレーム 5 走行クローラ
6 走行装置 7 フィードチェン
8 グレンタンク 8a 籾導入口
9 排穀オーガ 10 脱穀装置
11 排藁処理装置 12 分草体
13 引起部 14 刈刃部
15 供給調節搬送部 16 刈取装置
17 刈取昇降シリンダ 18 操作装置
20 キャビン 22 旋回モータ
23 旋回ギヤ 24 蓄電器
25 エンジン出力アシスト
26 インバータ 27 コントローラ
28 圧力感知センサ 29 圧力電気変換装置
31 排藁カッター 32 圧力センサ
33 ナローガイド 34 圧力感知センサ
35 第1発電機モータ 36 底板
37 ラック杆 39 ピニオンギヤ
40 第2発電機モータ 42 揚穀筒
44 挟扼杆 44a ロッド
44b スプリング 44c 永久磁石
45 電磁コイル 47 ファン
48 出力軸

【特許請求の範囲】
【請求項1】
走行フレーム(4)の下部側に走行装置(6)を配設し、走行フレーム(4)上に内燃機関(1)と圃場の植立穀稈を刈り取る刈取装置(16)と刈り取った穀稈を脱穀する脱穀装置(10)と脱穀処理した穀粒を選別回収して一時貯留するグレンタンク(8)と該グレンタンク(8)に貯留された穀粒を機外へ排出する排穀オーガ(9)を備えたコンバインにおいて、
前記各装置に設けられた駆動系が作動する際のエネルギーを電気エネルギーに変換する変換装置(29)と該変換装置(29)で得られた電力を蓄電する蓄電器(24)と、該蓄電器(24)の蓄電エネルギーを出力する発電機モータ(2)を設け、該発電機モータ(2)の出力を内燃機関(1)により作動させる前記各装置の補助エネルギーとして利用するエンジンアシスト機能を備えたことを特徴とするハイブリッドコンバイン。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2011−4691(P2011−4691A)
【公開日】平成23年1月13日(2011.1.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−153166(P2009−153166)
【出願日】平成21年6月29日(2009.6.29)
【出願人】(000000125)井関農機株式会社 (3,813)
【Fターム(参考)】