説明

ハロゲン化銀カラー写真感光材料及び画像形成方法

【課題】色再現性、画像保存性、さらには迅速処理適性に優れるハロゲン化銀カラー写真感光材料ならびに画像形成方法を提供する。
【解決手段】支持体上にイエロー色素形成カプラー含有感光性ハロゲン化銀乳剤層、マゼンタ色素形成カプラー含有感光性ハロゲン化銀乳剤層、シアン色形成カプラー含有感光性ハロゲン化銀乳剤層および非感光性親水性コロイド層をそれぞれ少なくとも一層ずつ有するハロゲン化銀カラー写真感光材料であって、少なくとも一層の該色素形成カプラー含有感光性ハロゲン化銀乳剤層中に、芳香族第一級アミン化合物の酸化体との反応により形成されるアゾメチン色素の酢酸エチルへの溶解度が1×10-8mol/L以上5×10-3mol/L以下である色素形成カプラーと特定の化合物、並びに金属錯体、及び紫外線吸収剤からなる群から選ばれる少なくとも1種を含有し、かつ該色素形成カプラーを含む乳剤層中の総親油性成分に対する該色素形成カプラーの比率が18質量%以上99質量%以下であるハロゲン化銀カラー写真感光材料。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
支持体上にイエロー色素形成カプラー含有感光性ハロゲン化銀乳剤層、マゼンタ色素形成カプラー含有感光性ハロゲン化銀乳剤層、シアン色形成カプラー含有感光性ハロゲン化銀乳剤層および非感光性親水性コロイド層をそれぞれ少なくとも一層ずつ有するハロゲン化銀カラー写真感光材料であって、少なくとも一層の該色素形成カプラー含有感光性ハロゲン化銀乳剤層中に、芳香族第一級アミン化合物の酸化体との反応により形成されるアゾメチン色素の酢酸エチルへの溶解度が1×10-8mol/L以上5×10-3mol/L以下である色素形成カプラーと下記一般式(Ph−1)、(Ph−2)、(E−1)〜(E−3)、(TS−I)〜(TS−VII)のいずれかで表される化合物、並びに金属錯体、及び紫外線吸収剤からなる群から選ばれる少なくとも1種を含有し、かつ該色素形成カプラーを含む乳剤層中の総親油性成分に対する該色素形成カプラーの比率が18質量%以上99質量%以下であることを特徴とするハロゲン化銀カラー写真感光材料。
【化1】

一般式(Ph−1)、(Ph−2)中、Rb1は脂肪族基、アリール基、カルバモイル基、アシルアミノ基、カルボニル基、スルホニル基を表し、Rb6は脂肪族基、アリール基、アミノ基、アシル基を表す。Rb7〜Rb9、Rb19およびRb20は各々独立に、水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、脂肪族基、アリール基、複素環基、アルキルオキシ基、アリールオキシ基、複素環オキシ基、オキシカルボニル基、アシル基、アシルオキシ基、オキシカルボニルオキシ基、カルバモイル基、アシルアミノ基、スルホニル基、スルフィニル基、スルファモイル基、アルキルチオ基またはアリールチオ基を表す。Rb17、Rb18は各々独立に、脂肪族基またはアリール基を表す。
【化2】

一般式(E−1)〜(E−3)中、R41は脂肪族基、アリール基、ヘテロ環基、アシル基、脂肪族オキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、脂肪族スルホニル基、アリールスルホニル基、フォスホリル基または−Si(R47)(R48)(R49)を表す。ここで、R47、R48およびR49は各々独立に、脂肪族基、アリール基、脂肪族オキシ基またはアリールオキシ基を表す。R42〜R46は各々独立に、水素原子または置換基を表す。Ra1〜Ra4は各々独立に、水素原子または脂肪族基を表す。
【化3】

一般式(TS−I)中、R51は水素原子、脂肪族基、アリール基、ヘテロ環基、アシル基、脂肪族オキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、脂肪族スルホニル基、アリールスルホニル基、フォスホリル基または−Si(R58)(R59)(R60)を表す。ここで、R58、R59及びR60は各々独立に、脂肪族基、アリール基、脂肪族オキシ基またはアリールオキシ基を表す。X51は−O−または−N(R57)−を表す。ここで、R57はR51と同義である。X55は−N=または−C(R52)=を表わし、X56は−N=または−C(R54)=を表わし、X57は−N=または−C(R56)=を表わす。R52、R53、R54、R55及びR56は各々独立に、水素原子または置換基を表す。R51とR52、R57とR56、R51とR57が互いに結合して5〜7員環を形成していても良い。さらに、R52とR53、R53とR54が互いに結合して、5〜7員環またはスピロ環、ビシクロ環を形成しても良い。但し、R51〜R57の全てが水素原子であることはなく、一般式(TS−I)で表わされる化合物の総炭素数は10以上であり、さらに一般式(TS−I)で表わされる化合物は、前記一般式(Ph−1)〜(Ph−3)、一般式(E−1)〜(E−3)のいずれかで表わされる化合物であることはない。
一般式(TS−II)中、R61、R62、R63及びR64は各々独立に、水素原子または脂肪族基を表し、R61とR62、R63とR64が互いに結合し、5〜7員環を形成しても良い。X61は水素原子、脂肪族基、脂肪族オキシ基、脂肪族オキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アシル基、アシルオキシ基、脂肪族オキシカルボニルオキシ基、アリールオキシカルボニルオキシ基、脂肪族スルホニル基、アリールスルホニル基、脂肪族スルフィニル基、アリールスルフィニル基、スルファモイル基、カルバモイル基、ヒドロキシ基またはオキシラジカル基を表す。X62は5〜7員環を形成するに必要な非金属原子群を表す。但し、一般式(TS−II)で表わされる化合物の総炭素数は8以上である。
一般式(TS−III)中、R65及びR66は各々独立に、水素原子、脂肪族基、アリール基、アシル基、脂肪族オキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、カルバモイル基、脂肪族スルホニル基またはアリールスルホニル基を表し、R67は水素原子、脂肪族基、脂肪族オキシ基、アリールオキシ基、脂肪族チオ基、アリールチオ基、アシルオキシ基、脂肪族オキシカルボニルオキシ基、アリールオキシカルボニルオキシ基、置換アミノ基、ヘテロ環基またはヒドロキシ基を表わす。ここで、R65とR66、R66とR67、R65とR67が互いに結合し、5〜7員環を形成しても良いが、2,2,6,6−テトラアルキルピペリジン骨格を形成することはない。また、R65とR66の両方が水素原子であることはなく、R65とR66の総炭素数は7以上である。
一般式(TS−IV)中、R71は水素原子、脂肪族基、アリール基、ヘテロ環基、Li、NaまたはKを表わし、R72は脂肪族基、アリール基またはヘテロ環基を表す。R71とR72が互いに結合し、5〜7員環を形成しても良い。qは0、1または2を表す。但し、R71、R72の総炭素数は10以上である。
一般式(TS−V)中、R81、R82及びR83は各々独立に、脂肪族基、アリール基、脂肪族オキシ基、アリールオキシ基、脂肪族アミノ基またはアリールアミノ基を表し、tは0または1を表す。R81とR82、R81とR83は互いに結合し、5〜8員環を形成しても良い。但し、R81、R82、R83の総炭素数は10以上である。
一般式(TS−VI)中、R85、R86、R87及びR88は各々独立に、水素原子または置換基を表わす。但しR85、R86、R87及びR88の全てが水素原子であることはなく、R85、R86、R87及びR88の任意の2つが結合し、5〜7員環を形成していても良いが、炭素原子のみの芳香環を形成することはない。一般式(TS−VI)で表わされる化合物の総炭素数は10以上である。
一般式(TS−VII)中、R91は炭素原子数の総和が10以上の疎水性基を表し、Y91はアルコール性水酸基を含有する一価の有機基を表す。
【請求項2】
前記のアゾメチン色素の酢酸エチルへの溶解度が、1×10-8mol/L以上7×10-4mol/L以下であることを特徴とする請求項1に記載のハロゲン化銀カラー写真感光材料。
【請求項3】
前記のアゾメチン色素を形成する色素形成カプラーの少なくとも1種を含有するハロゲン化銀乳剤層が、総色素形成カプラー塗布量0.18ミリモル/m2以上0.28ミリモル/m2以下でありかつ色素形成後の該色素の極大吸収波長における最大光学反射濃度が2.0以上であることを特徴とする請求項1または2に記載のハロゲン化銀カラー写真感光材料。
【請求項4】
前記のアゾメチン色素の極大吸収波長が570nm以上700nm以下であることを特徴とする請求項1〜3いずれか1項に記載のハロゲン化銀カラー写真感光材料。
【請求項5】
前記のアゾメチン色素を形成する色素形成カプラーが下記一般式(CP−I)で表されるカプラーであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のハロゲン化銀カラー写真感光材料。
【化4】

一般式(CP−I)中、Gaは−C(R23)=もしくは−N=を表し、Gaが−N=を表すときGbは−C(R23)=を表し、Gaが−C(R23)=を表すときGbは−N=を表す。R21及びR22は、各々独立にハメットの置換基定数σp値が0.20以上1.0以下の電子吸引性基を表す。R23は置換基を表す。Yは、水素原子または現像主薬酸化体とのカップリング反応により離脱可能な基を表す。
【請求項6】
前記のハロゲン化銀カラー写真感光材料が下記一般式(I)で表される色素形成カプラーから選ばれる少なくとも1種を含有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のハロゲン化銀カラー写真感光材料。
【化5】

式中、Qは−N=C−N(R1)−とともに5〜7員環を形成する非金属原子群を表す。R1は置換基を表す。R2は置換基を表す。mは0以上5以下の整数を表す。mが2以上のとき複数のR2はそれぞれ同じでも異なっていてもよく、互いに結合して環を形成してもよい。Xは水素原子または現像主薬酸化体とのカップリング反応により離脱可能な基を表す。
【請求項7】
前記の芳香族第一級アミン化合物の酸化体が4−アミノ−3−メチル−N−エチル−N−(β−メタンスルホンアミドエチル)アニリンの酸化体であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかの1項に記載のハロゲン化銀カラー写真感光材料。
【請求項8】
前記のアゾメチン色素を形成する色素形成カプラーが、該色素形成カプラーを含有する層中の総親油性成分に対して24質量%以上80質量%以下含有することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のハロゲン化銀カラー写真感光材料。
【請求項9】
支持体上にイエロー色素形成カプラー含有感光性ハロゲン化銀乳剤層、マゼンタ色素形成カプラー含有感光性ハロゲン化銀乳剤層、シアン色素形成カプラー含有感光性ハロゲン化銀乳剤層および非感光性親水性コロイド層をそれぞれ少なくとも一層ずつ有するハロゲン化銀カラー写真感光材料を露光後、現像処理する画像形成方法であって、少なくとも一層の該色素形成カプラー含有感光性ハロゲン化銀乳剤層で、芳香族第一級アミン化合物の酸化体との反応により、酢酸エチルへの溶解度が1×10-8mol/L以上5×10-3mol/L以下であるアゾメチン色素を形成し、該ハロゲン化銀カラー写真感光材料が、該アゾメチン色素を形成する色素形成カプラーを含有する乳剤層中に、下記一般式(Ph−1)、(Ph−2)、(E−1)〜(E−3)、(TS−I)〜(TS−VII)のいずれかで表される化合物、並びに金属錯体、及び紫外線吸収剤からなる群から選ばれる少なくとも1種を含有し、かつ該アゾメチン色素を形成する色素形成カプラーを含有する乳剤層中の総親油性成分に対する該色素形成カプラーの比率が18質量%以上99質量%以下であることを特徴とする画像形成方法。
【化6】

一般式(Ph−1)、(Ph−2)中、Rb1は脂肪族基、アリール基、カルバモイル基、アシルアミノ基、カルボニル基、スルホニル基を表し、Rb6は脂肪族基、アリール基、アミノ基、アシル基を表す。Rb7〜Rb9、Rb19およびRb20は各々独立に、水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、脂肪族基、アリール基、複素環基、アルキルオキシ基、アリールオキシ基、複素環オキシ基、オキシカルボニル基、アシル基、アシルオキシ基、オキシカルボニルオキシ基、カルバモイル基、アシルアミノ基、スルホニル基、スルフィニル基、スルファモイル基、アルキルチオ基またはアリールチオ基を表す。Rb17、Rb18は各々独立に、脂肪族基またはアリール基を表す。
【化7】

一般式(E−1)〜(E−3)中、R41は脂肪族基、アリール基、ヘテロ環基、アシル基、脂肪族オキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、脂肪族スルホニル基、アリールスルホニル基、フォスホリル基または−Si(R47)(R48)(R49)を表す。ここで、R47、R48およびR49は各々独立に、脂肪族基、アリール基、脂肪族オキシ基またはアリールオキシ基を表す。R42〜R46は各々独立に、水素原子または置換基を表す。Ra1〜Ra4は各々独立に、水素原子または脂肪族基を表す。
【化8】

一般式(TS−I)中、R51は水素原子、脂肪族基、アリール基、ヘテロ環基、アシル基、脂肪族オキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、脂肪族スルホニル基、アリールスルホニル基、フォスホリル基または−Si(R58)(R59)(R60)を表す。ここで、R58、R59及びR60は各々独立に、脂肪族基、アリール基、脂肪族オキシ基またはアリールオキシ基を表す。X51は−O−または−N(R57)−を表す。ここで、R57はR51と同義である。X55は−N=または−C(R52)=を表わし、X56は−N=または−C(R54)=を表わし、X57は−N=または−C(R56)=を表わす。R52、R53、R54、R55及びR56は各々独立に、水素原子または置換基を表す。R51とR52、R57とR56、R51とR57が互いに結合して5〜7員環を形成していても良い。さらに、R52とR53、R53とR54が互いに結合して、5〜7員環またはスピロ環、ビシクロ環を形成しても良い。但し、R51〜R57の全てが水素原子であることはなく、一般式(TS−I)で表わされる化合物の総炭素数は10以上であり、さらに一般式(TS−I)で表わされる化合物は、前記一般式(Ph−1)〜(Ph−3)、一般式(E−1)〜(E−3)のいずれかで表わされる化合物であることはない。
一般式(TS−II)中、R61、R62、R63及びR64は各々独立に、水素原子または脂肪族基を表し、R61とR62、R63とR64が互いに結合し、5〜7員環を形成しても良い。X61は水素原子、脂肪族基、脂肪族オキシ基、脂肪族オキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アシル基、アシルオキシ基、脂肪族オキシカルボニルオキシ基、アリールオキシカルボニルオキシ基、脂肪族スルホニル基、アリールスルホニル基、脂肪族スルフィニル基、アリールスルフィニル基、スルファモイル基、カルバモイル基、ヒドロキシ基またはオキシラジカル基を表す。X62は5〜7員環を形成するに必要な非金属原子群を表す。但し、一般式(TS−II)で表わされる化合物の総炭素数は8以上である。
一般式(TS−III)中、R65及びR66は各々独立に、水素原子、脂肪族基、アリール基、アシル基、脂肪族オキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、カルバモイル基、脂肪族スルホニル基またはアリールスルホニル基を表し、R67は水素原子、脂肪族基、脂肪族オキシ基、アリールオキシ基、脂肪族チオ基、アリールチオ基、アシルオキシ基、脂肪族オキシカルボニルオキシ基、アリールオキシカルボニルオキシ基、置換アミノ基、ヘテロ環基またはヒドロキシ基を表わす。ここで、R65とR66、R66とR67、R65とR67が互いに結合し、5〜7員環を形成しても良いが、2,2,6,6−テトラアルキルピペリジン骨格を形成することはない。また、R65とR66の両方が水素原子であることはなく、R65とR66の総炭素数は7以上である。
一般式(TS−IV)中、R71は水素原子、脂肪族基、アリール基、ヘテロ環基、Li、NaまたはKを表わし、R72は脂肪族基、アリール基またはヘテロ環基を表す。R71とR72が互いに結合し、5〜7員環を形成しても良い。qは0、1または2を表す。但し、R71、R72の総炭素数は10以上である。
一般式(TS−V)中、R81、R82及びR83は各々独立に、脂肪族基、アリール基、脂肪族オキシ基、アリールオキシ基、脂肪族アミノ基またはアリールアミノ基を表し、tは0または1を表す。R81とR82、R81とR83は互いに結合し、5〜8員環を形成しても良い。但し、R81、R82、R83の総炭素数は10以上である。
一般式(TS−VI)中、R85、R86、R87及びR88は各々独立に、水素原子または置換基を表わす。但しR85、R86、R87及びR88の全てが水素原子であることはなく、R85、R86、R87及びR88の任意の2つが結合し、5〜7員環を形成していても良いが、炭素原子のみの芳香環を形成することはない。一般式(TS−VI)で表わされる化合物の総炭素数は10以上である。
一般式(TS−VII)中、R91は炭素原子数の総和が10以上の疎水性基を表し、Y91はアルコール性水酸基を含有する一価の有機基を表す。
【請求項10】
前記のアゾメチン色素を形成する色素形成カプラーの少なくとも1種を含有するハロゲン化銀乳剤層が、総色素形成カプラー塗布量0.18ミリモル/m2以上0.28ミリモル/m2以下でありかつ色素形成後の該色素の極大吸収波長における最大光学反射濃度が2.0以上であることを特徴とする請求項9に記載の画像形成方法。
【請求項11】
前記現像処理において、発色現像時間が30秒以下であることを特徴とする請求項9または10に記載の画像形成方法。
【請求項12】
前記露光が、1×10-4秒以下であることを特徴とする請求項9〜11のいずれか1項に記載の画像形成方法。

【公開番号】特開2006−91795(P2006−91795A)
【公開日】平成18年4月6日(2006.4.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−286554(P2004−286554)
【出願日】平成16年9月30日(2004.9.30)
【出願人】(000005201)富士写真フイルム株式会社 (7,609)
【Fターム(参考)】