説明

マッサージ用ローラ及びそれを用いたローラ式マッサージ器

【課題】ローラ式マッサージ器のマッサージ効果を高めるために、マッサージローラの転動中に押圧状況や押圧領域、押圧力などが変動して抑揚に富んだマッサージがなされるようにすることを課題としている。
【解決手段】グリップ11から延びだす弾性変形して互いに離反可能なアーム12L,12Rの先端に、支軸を通す軸孔を中心に設けたローラ本体2と、規則的に波打ちながらローラ本体の外周を1周するように成形された所定厚みのゴム板で形成された押圧部材5とからなるマッサージローラ1を、マッサージ部位に押しつけられながら転がり得る状態に装着してローラ式マッサージ器10を構成した。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、マッサージ用ローラとそれを用いたローラ式マッサージ器に関する。なお、この発明のローラ式マッサージ器は、主として美顔用マッサージ器や腕、足、肩、首筋、腰用のマッサージ器として利用されるものである。
【背景技術】
【0002】
周知のローラ式マッサージ器として、例えば、下記特許文献1に開示されたものがある。また、図11に示す脚用ローラ式マッサージ器(リファレンス(株)製レッグローラ:ハナ)が市販されている。
【0003】
特許文献1に記載されたローラ式マッサージ器は、アーチ型をなす本体フレームの両端に揺動フレームが支軸を用いて個別に取り付けられ、各揺動フレームの両端に突起付きローラがそれぞれ設けられている。
【0004】
また、前記市販品のローラ式マッサージ器(レッグローラ:ハナ)は、図11に示すように、棒状樹脂をU字状に屈曲させてグリップ部Aを構成し、さらに、棒状樹脂の両端を互いに離反する方向に傾斜させてこの部分をアームBにし、そのアームの先端に花びらに似た形状のマッサージローラCを設けている。
【0005】
このローラ式マッサージ器は、グリップ部AとアームBが弾性変形可能であり、許容弾性変形量の範囲内で左右のマッサージローラC、Cが接近・離反することができ、足のふくらはぎなどを弾性的に挟みつけながらマッサージローラを転がしてもみほぐすことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2001−95870号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上記特許文献1のローラ式マッサージ器は、マッサージローラが突起付きローラであるので、ローラの押しつけ圧が突起に集中する。従って、突起の無いマッサージローラを設けたマッサージ器と比べればそれに勝るもみほぐしの効果を期待できるが、突起付きローラでは、押圧の強弱変化が単純になる。
【0008】
ローラを転がしたときの押しつけ圧の強弱変化は、直線の移動軌跡上でしか起こらない。これに加えて、押圧が一定ピッチでの単純な点押圧となるために、押圧領域や押圧力が変動する抑揚に富んだマッサージがなされず、1回のローラ転動でもみほぐしのできる領域も狭い。
【0009】
図11の市販品のローラ式マッサージ器も、マッサージローラの外周が花びら状であるので、特許文献1のローラ式マッサージ器と同様に、押圧の強弱変化が単純で抑揚に富んだマッサージがなされない。
【0010】
この発明は、ローラ式マッサージ器のマッサージ効果を高めるために、マッサージローラの転動中に押圧状況や押圧領域、押圧力などが変動して抑揚に富んだマッサージがなされるようにすることを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記の課題を解決するため、この発明においては、支軸を通す軸孔を中心に設けたローラ本体と、そのローラ本体の外周に設けるエンドレスの押圧部材とからなり、前記押圧部材が、規則的に波打ちながら前記ローラ本体の外周を1周するように成形された所定厚みのゴム板で形成されたマッサージローラを提供する。
【0012】
このマッサージローラの前記押圧部材は、波の山の稜線と谷底が、ローラの端面視でローラ本体の中心から放射状に延びだす線上にあり、かつ、波の高さが周方向外側に向って高くなる形状に成形されたものが好ましい。ここで言う、波の山の稜線と谷底は、便宜上定めたものであって、見方によっては両者の関係が逆転する。
【0013】
この発明は、グリップと、そのグリップから延びだす、弾性変形して互いに離反可能な左右一対のアームを有し、前記対のアームの先端にこの発明のマッサージローラがマッサージ部位に押しつけられながら転がり得る状態に設けられたローラ式マッサージ器も提供する。
【0014】
そのローラ式マッサージ器は、前記対のアームが2組設けられ、その2組のアームがグリップから反対向きに延びだし、一方の組のアームの先端と他方の組のアームの先端に大きさの異なるマッサージローラが回転可能に装着された構造や、前記対のアームの先端がそれぞれ四方に分岐し、各分岐部の先端に前記マッサージローラがそれぞれ回転可能に装着された構造にすることもできる。
【0015】
先端が四方に分岐したアームを備えるローラ式マッサージ器は、アーム先端の四つの分岐部のうち、ひとつの分岐部は、マッサージ器の中央側に寄りながら、かつ、アームからの離反量を増加させながら前記グリップに近づく方向に、他のひとつの分岐部は、マッサージ器の中央側に寄りながら、かつ、アームからの離反量を増加させながら前記グリップから遠ざかる方向にそれぞれ延びだし、その2箇所の分岐部と他の2箇所の分岐部が、マッサージ器の側面視でアームを基準にして対称形状をなすように配置されたものにするとよい。
【0016】
なお、ここで言う「マッサージ部位」は、顔面、腕、足のふくらはぎや太もも、肩、首筋、腰などを指す。また、ここで言う「マッサージ部位に押しつけられながら転がり得る状態」には、対のマッサージローラがマッサージ部位を挟みつけながら転がる状態も含まれる。
【発明の効果】
【0017】
この発明のマッサージローラとそれを用いたマッサージ器は、ローラ本体の外周に所定厚みのゴム板で形成された押圧部材を設けており、規則的に波打ちながらローラ本体の外周を1周するように成形されたその押圧部材が、ローラの転動に伴って弾性変形しながらマッサージを受ける人(マッサージ器を使用する本人、又はマッサージをしてもらう他人)の体に直接又は衣服を介して押しつけられ、皮膚と筋肉に刺激を与える。
【0018】
このときの押圧部材の体に対する押しつけは、ローラの押しつけ力の変化に伴って押圧部材の弾性変形量が変動することから、体に対する接触状態が多様に変化する。
【0019】
その多様な接触状態がマッサージ器の使用状況(ローラの押し引き、それによる押しつけ力や挟み付け力の変動など)によってマッサージ中に自然に切り替わり、押圧領域や押圧力が逐次変化する。これは、規則的に波打ったゴム板製の押圧部材をローラ本体の外周に有する本願独自のマッサージローラを設けたことによる特有の作用であり、これによって抑揚のあるマッサージが可能となる。
【0020】
なお、この発明のマッサージローラの波打った押圧部材は、モールド成形されたもの、プレス成形されたもののどちらであってもよい。
【0021】
波の山の稜線と谷底が、ローラの端面視でローラ本体の中心から放射状に延びだす線上にあり、かつ、波の高さが周方向外側に向って高くなる形状の押圧部材を有するマッサージローラは、平板の環状ゴム板をホットプレス成形して所望の押圧部材を得ることができ、モールド成形に比べて生産性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】この発明のマッサージローラの正面図
【図2】図1のマッサージローラの側面図
【図3】この発明のローラ式マッサージ器の一例を正面(下面)側から見た斜視図
【図4】図3のローラ式マッサージ器の側面図
【図5】アームに対するマッサージローラ取り付け部の断面図
【図6】この発明のローラ式マッサージ器の他の例を示す背面図
【図7】図6のローラ式マッサージ器の側面図
【図8】この発明のローラ式マッサージ器のさらに他の例を示す背面図
【図9】図8のローラ式マッサージ器の側面図
【図10】(a)〜(c):マッサージ部位に対する押圧部材の接触状況の違いを示す図
【図11】市販されている脚用ローラ式マッサージ器の一例を示す図
【発明を実施するための形態】
【0023】
以下、添付図面の図1〜図10に基づいて、この発明のマッサージローラとそれを用いたローラ式マッサージ器の実施の形態を説明する。
【0024】
図1及び図2に示すように、この発明のマッサージローラ1は、ローラ本体2の外周に押圧部材5を設けてなる。ローラ本体2は、硬質樹脂で形成されたものであって中心に貫通した軸孔3を有する。図示のローラ本体2は、球を基本形とし、その球の軸孔3の両端が開口する部位に本体の長さを短縮する平面の面取り部4を施した形状になっている。
【0025】
このローラ本体2は、軸方向に2分割し、各分割体を分割面間に押圧部材5を挟んだ状態で接着一体化するものがマッサージローラの製造がし易くて好ましい。また、このローラ本体2は球状である必要はないが、表面にエッジの無い図示のような形状が、マッサージ器を使用するときに本体の表面のエッジがマッサージされる人に当ることがなくて好ましい。
【0026】
押圧部材5は、所定厚みの軟質ゴムの板を、規則的に波打ちながらローラ本体2の外周を1周するように成形して得たエンドレスの部材である。図示の押圧部材5は、波の山の稜線5aと波の谷底5b(5bを山の稜線と考えれば5aが谷底になる)が、マッサージローラの端面視でローラ本体2の中心から放射状に延びだす線上にある。また、波の高さhが周方向外側に向って高くなる形状に成形されており、花びらをイメージさせる形状になっている。
【0027】
この押圧部材5を形成するゴム板は、ローラの大きさを考慮して適切な厚みを持つものを選択する。下記の試料I,II,III,IVのマッサージローラを試作し、それを後述するマッサージ器に採用したところ、どの試作品も、押圧部材5によって指圧と比較して遜色の無い押圧を行うことができた。
【0028】
・試料I・・・樹脂製ローラ本体の直径:1.5cm、押圧部材5の素材:ウレタンゴム、押圧部材5の厚み:1mm、押圧部材5の外径:約3cm
・試料II・・・樹脂製ローラ本体の直径:2.5cm、押圧部材5の素材:ウレタンゴム、押圧部材5の厚み:2mm、押圧部材5の外径:約4cm
・試料III・・・樹脂製ローラ本体の直径:3.5cm、押圧部材5の素材:ウレタンゴム、押圧部材5の厚み:3mm、押圧部材5の外径:約6cm
・試料IV・・・樹脂製ローラ本体の直径:3.5cm、押圧部材5の素材:ウレタンゴム、押圧部材5の厚み:3mm、押圧部材5の外径:約7cm
【0029】
図3、図4に、この発明のローラ式マッサージ器の一例を示す。この図3、図4のローラ式マッサージ器10は、足の太ももやふくらはぎ、腰、肩などのマッサージ用として提供されるものであって、グリップ11と、そのグリップから延びだす左右一対のアーム12L,12Rを有し、対のアーム12L,12Rの先端にそれぞれ上述したマッサージローラ1を設けてなる。
【0030】
アーム12L,12Rは、互いの先端が相反する方向、かつ、若干前下がりの方向に延びだしている。このアーム12L,12Rは、硬質樹脂で形成されており、先端側が互いに離反する方向に弾性変形することができる。
【0031】
また、各アーム12L,12Rの先端の延びだしの方向が、グリップの軸心を延長した直線に対して所定の角度(図示の製品については平面視、側面視とも45度程度)を持たせた方向になっている。そのような延びだし方向となすことで、左右のアーム12L,12Rの先端に設けたマッサージローラ1,1でマッサージ部位を挟みつけた状態でマッサージ器10を進退させて2個のマッサージローラ1,1を転がらせることができる。
【0032】
図5に示すように、各アーム12L,12Rの先端側は、支軸13として構成されており、その支軸13の外周にマッサージローラ1が回転可能に装着される。図3、図4のローラ式マッサージ器には、上記試料IVのマッサージローラ1を設けている。図5の14は、マッサージローラ1の支軸からの外れを防止する抜け止めリングである。この抜け止めリング14は、逆止爪14aを内周に有しており、その逆止爪14aが支軸13の先端外周の溝13aに係止して抜け止めリングの保持がなされる。
【0033】
図6、図7は、この発明のローラ式マッサージ器の他の例を示している。このローラ式マッサージ器10は、主として腕や首筋などのマッサージ用として提供されるものであって、左右一対のアーム12L,12Rを2組有する。その2組のアーム12L,12Rがグリップ11から反対向きに延びだし、一方の組のアーム12L,12Rの先端と他方の組のアーム12L,12Rの先端に大きさの異なるマッサージローラ1が回転可能に設けられて図示のローラ式マッサージ器10が形成されている。
【0034】
2組のアーム12L,12Rは、どちらも、図3のマッサージ器のアームと同様の材料で、同様構造をもつように構成されており、先端側が互いに離反する方向に弾性変形することができる。
【0035】
各アーム12L,12Rの先端の延びだしの方向がグリップの軸心を延長した直線に対して所定の角度傾いていることも、図3とさして変わりが無い。各アーム12L,12Rの先端に対するマッサージローラ1の取り付け方なども、図3のマッサージ器と同じである(図5参照)ので、図3のマッサージ器と共通した部分の説明は省く。
【0036】
図3のマッサージ器との相違点は、グリップ11とアーム12L,12Rの形状が異なることと、対をなすアーム12L,12Rが2組あることと、一方の組のアーム12L,12Rと他方の組のアーム12L,12Rに異サイズのマッサージローラ1(前述の試料II,III)が回転可能に取り付けられていることのみである。
【0037】
図8、図9は、この発明のローラ式マッサージ器のさらに他の例を示している。このローラ式マッサージ器10は、顔面のマッサージ用として提供される美顔ローラである。これは、グリップ11から一方向に延びだす左右一対のアーム12L,12Rを有する。
【0038】
アーム12L,12Rは、樹脂で形成されており、直径が6〜7mm程度の細長いアームとなっている。そのアーム12L,12Rの先端は、それぞれ四方に分岐している。
【0039】
左右のアーム12L,12Rの先端に、アーム長手直角方向に延びる連結部15が設けられ、その連結部15の両端に四つの分岐部16−1〜16−4が形成されている。その四つの分岐部のうちのひとつの分岐部16−1は、マッサージ器10の中央側に寄りながら、かつ、アーム12L,12Rからの離反量を増加させながらグリップ11に近づく方向に延びだし、他のひとつの分岐部16−2は、マッサージ器の中央側に寄りながら、かつ、アーム12L,12Rからの離反量を増加させながらグリップ11から遠ざかる方向にそれぞれ延びだしている。
【0040】
また、その2箇所の分岐部16−1,16−2と他の2箇所の分岐部16−3,16−4は、マッサージ器10の側面視(図9参照)でアーム12L(12R)を基準にして対称形状をなすように配置されている。
【0041】
各分岐部16−1〜16−4の先端は支軸として構成され、その支軸にマッサージローラ1が回転可能に装着されている。ここで用いたマッサージローラ1は、前述の試料Iである。このマッサージローラ1の取付け構造は図5と同じである。
【0042】
この発明のローラ式マッサージ器は、グリップ11を片手で掴んでアーム先端のマッサージローラ1を、マッサージを受ける人に転がしながら押しつける。その押しつけは、アーム12L,12Rの先端のマッサージローラ1でマッサージ部位を間に挟み、この状態でローラ式マッサージ器10を進退させてマッサージローラ1を転がす方法で行ってもよい。
【0043】
マッサージ器10の押し引きやマッサージローラ1の押しつけ状況によって、マッサージローラの外周の押圧部材5の弾性変形量が逐次変化し、それによって体に対するマッサージローラ1の接触状態が多様に変化する。
【0044】
具体的には、マッサージローラ1の押しつけ状況によって、図10(a)に示すように、押圧部材5の波の山の突端付近が体Bに当ったり、図10(b)に示すように、押圧部材5の外周の縁が体Bに当ったり、図10(c)に示すように、押圧部材5が変形して潰れてその押圧部材5の片側の端面が体Bに面接触(点線内の領域が面接触部)したりする。
【0045】
そして、図10(a)の押しつけ状況では、波のピッチに対応したピッチで局部的な押圧がなされ、また、図10(b)の押しつけ状況では、押圧部材5の波に対応した箇所がジグザグに押圧され、さらに、図10(c)の押しつけ状況では、押圧部材5の変形の度合いに応じた押圧面の面積変動が起こる。
【0046】
このために、抑揚に富んだマッサージがなされ、従来品に勝るマッサージ効果を期待できるようになる。
【0047】
なお、この発明のローラ式マッサージ器は、マッサージローラが花びらをイメージさせる形状になっている。そのため、花びらに似た着色を施すことで、美観も向上させることができる。
【符号の説明】
【0048】
1 マッサージローラ
2 ローラ本体
3 軸孔
4 面取り部
5 押圧部材
5a 波の山の稜線
5b 波の谷底
10 ローラ式マッサージ器
11 グリップ
12L,12R アーム
13 支軸
13a 溝
14 抜け止めリング
15 連結部
16−1〜16−4 アーム先端の分岐部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
支軸を通す軸孔(3)を中心に設けたローラ本体(2)と、そのローラ本体(2)の外周に設けるエンドレスの押圧部材(5)とからなり、前記押圧部材(5)が、規則的に波打ちながら前記ローラ本体(2)の外周を1周するように成形された所定厚みのゴム板で形成されたマッサージローラ。
【請求項2】
前記押圧部材(5)は、波の山の稜線(5a)と谷底(5b)が、マッサージローラの端面視でローラ本体(2)の中心から放射状に延びだす線上にあり、かつ、波の高さ(h)が周方向外側に向って高くなる形状に成形された請求項1に記載のマッサージローラ。
【請求項3】
グリップ(11)と、そのグリップから延びだす、弾性変形して互いに離反可能な左右一対のアーム(12L,12R)を有し、前記対のアーム(12L,12R)の先端に請求項1又は2に記載のマッサージローラ(1)がマッサージ部位に押しつけられながら転がり得る状態に設けられたローラ式マッサージ器。
【請求項4】
前記対のアーム(12L,12R)が2組設けられ、その2組のアーム(12L,12R)が前記グリップ(11)から反対向きに延びだし、一方の組のアームの先端と他方の組のアームの先端に大きさの異なるマッサージローラ(1)が回転可能に装着された請求項3に記載のローラ式マッサージ器。
【請求項5】
前記対のアーム(12L,12R)の先端がそれぞれ四方に分岐し、各分岐部(16−1〜16−4)の先端に前記マッサージローラ(1)がそれぞれ回転可能に装着された請求項3に記載のローラ式マッサージ器。
【請求項6】
前記対のアームの先端の四つの分岐部のうち、ひとつの分岐部(16−1)は、マッサージ器の中央側に寄りながら、かつ、アームからの離反量を増加させながら前記グリップ(11)に近づく方向に、他のひとつの分岐部(分岐部16−2)は、マッサージ器の中央側に寄りながら、かつ、アームからの離反量を増加させながら前記グリップ(11)から遠ざかる方向にそれぞれ延びだし、その2箇所の分岐部(16−1,16−2)と他の2箇所の分岐部(16−3,16−4)が、マッサージ器の側面視でアーム(12L,12R)を基準にして対称形状をなすように配置された請求項5に記載のローラ式マッサージ器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2012−217516(P2012−217516A)
【公開日】平成24年11月12日(2012.11.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−83727(P2011−83727)
【出願日】平成23年4月5日(2011.4.5)
【出願人】(591172733)株式会社コジット (10)
【Fターム(参考)】