説明

レンズ組立て装置及び方法

光学装置が第1のメンブレン、第2のメンブレン及び少なくとも1つの電磁的に変位可能なコンポーネントを有する。第1のメンブレンは、光学的活性領域を有する。第1のメンブレンと第2のメンブレンは、リザーバ内に設けられた充填材によって互いに結合される。少なくとも1つの電磁的に変位可能なコンポーネントは、少なくとも1つの電磁的に変位可能なコンポーネントの変位が充填材の動きによる第1のメンブレンの光学的活性領域の変形を生じさせるように第2のメンブレンを介して充填材に結合されている。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
光学装置であって、
光学的に活性の領域を備えた第1のメンブレンを有し、
第2のメンブレンを有し、
前記第1のメンブレンと前記第2のメンブレンは、リザーバ内に設けられた充填材によって互いに結合され、
前記第2のメンブレンを介して前記充填材に結合された少なくとも1つの電磁的に変位可能なコンポーネントを有し、前記少なくとも1つの電磁的に変位可能なコンポーネントの変位が、前記充填材の動きによって前記第1のメンブレンの前記光学的活性領域の変形を生じさせるようになっている、光学装置。
【請求項2】
前記充填材は、液体、イオン液体、ゲル、気体及びポリマーから成る群から選択された物質である、請求項1記載の光学装置。
【請求項3】
前記電磁的に変位可能なコンポーネントは、コイルを含む、請求項1記載の光学装置。
【請求項4】
前記電磁的に変位可能なコンポーネントは、少なくとも1つの磁石を含む、請求項1記載の光学装置。
【請求項5】
前記電磁的に変位可能なコンポーネントは、磁気的に軟らかい材料で作られている、請求項1記載の光学装置。
【請求項6】
電流を前記電気コイルに流すと、起電力を生じさせると共に前記電気コイルを前記光学装置の光軸に対して全体として軸方向に動かす磁界が生じる、請求項3記載の光学装置。
【請求項7】
前記コイルは、容器に対して静止状態にあり、前記少なくとも1つの磁石は、前記コイルに対して動くことができる、請求項4記載の光学装置。
【請求項8】
前記充填材と前記メンブレンは、同種の材料で構成されている、請求項1記載の光学装置。
【請求項9】
電磁的に変位可能なコンポーネントは、前記第2のメンブレンの変形の結果として、前記充填材の動きにより前記第1のメンブレンの変形が生じるよう前記第2のメンブレンに機械的に結合されている、請求項1記載の光学装置。
【請求項10】
前記電磁的に変位可能なコンポーネントは、機械的付着、化学的付着、分散的付着、静電的付着及び拡散的付着から成る群から選択された取り付け機構によって前記第2のメンブレン部分に取り付けられている、請求項1記載の光学装置。
【請求項11】
前記電磁的に変位可能なコンポーネントは、前記第1のメンブレン及び前記第2のメンブレンのうちの少なくとも一方を画定している、請求項1記載の光学装置。
【請求項12】
前記第1のメンブレンと前記第2のメンブレンは、レンズシェーパによって互いに境界付けられている、請求項1記載の光学装置。
【請求項13】
前記レンズシェーパは、前記第1のメンブレンの前記光学的活性領域の形状を定める円形開口部を有する、請求項12記載の光学装置。
【請求項14】
前記少なくとも1つの電磁的に変位可能なコンポーネントは、前記第2のメンブレンの各側に位置決めされる、請求項1記載の光学装置。
【請求項15】
前記第2のメンブレンは、前記第1のメンブレンを側方に包囲している、請求項1記載の光学装置。
【請求項16】
前記電磁的に変位可能なコンポーネントは、前記第1のメンブレンを側方に包囲している、請求項1記載の光学装置。
【請求項17】
前記第1のメンブレン又は前記第2のメンブレンのうちの少なくとも一方は、あらかじめ延伸された状態で配置されている、請求項1記載の光学装置。
【請求項18】
前記メンブレンは、少なくとも一部が、ゲル、エラストマー、サーモプラスト及びジュロプラストから成る群から選択された少なくとも1つの材料で作られている、請求項1記載の光学装置。
【請求項19】
前記コイルは、前記第2のメンブレンに取り付けられたボビン及び前記ボビン上に設けられた導電線を有する、請求項3記載の光学装置。
【請求項20】
前記ボビンは、硬質材料で作られている、請求項19記載の光学装置。
【請求項21】
前記コイルは、磁化構造体と相互作用するよう働く、請求項1記載の光学装置。
【請求項22】
前記磁化構造体は、少なくとも1つの磁石を含む、請求項21記載の光学装置。
【請求項23】
前記磁化構造体は、磁束案内構造体を含む、請求項21記載の光学装置。
【請求項24】
前記磁束案内構造体は、磁気的に軟らかい材料で作られている、請求項23記載の光学装置。
【請求項25】
前記磁化構造体の周囲は、形状が実質的に長方形である、請求項21記載の光学装置。
【請求項26】
前記光学装置は、光学焦点合わせシステム、ズームシステム及び照明システムのうちの1つの少なくとも一部である、請求項1記載の光学装置。
【請求項27】
光学装置であって、
少なくとも1つの電磁的に変位可能なコンポーネントを有し、
連続メンブレンを有し、前記メンブレンは、第1のメンブレン部分及び第2のメンブレン部分を有し、前記第2のメンブレン部分は、前記第1のメンブレン部分から延びており、
前記第1のメンブレン部分と前記第2のメンブレン部分は、充填材により互いに結合され、
前記少なくとも1つの電磁的に変位可能なコンポーネントの変位により、前記第2のメンブレン部分の動きが生じ、それにより前記第1のメンブレン部分の少なくとも一部を変形させる前記充填材の動きが生じる、光学装置。
【請求項28】
前記充填材は、変形可能な物質である、請求項27記載の光学装置。
【請求項29】
前記電磁的に変位可能なコンポーネントは、コイルを含む、請求項27記載の光学装置。
【請求項30】
前記電磁的に変位可能なコンポーネントは、磁石を含む、請求項27記載の光学装置。
【請求項31】
前記電磁的に変位可能なコンポーネントは、磁気的に軟らかい材料で作られている、請求項27記載の光学装置。
【請求項32】
前記電磁的に変位可能なコンポーネントは、機械的付着、化学的付着、分散的付着、静電的付着及び拡散的付着から成る群から選択された取り付け機構によって前記第2のメンブレン部分に取り付けられている、請求項27記載の光学装置。
【請求項33】
前記電磁的に変位可能なコンポーネントは、前記第1のメンブレン部分及び前記第2のメンブレン部分のうちの少なくとも一方を画定している、請求項27記載の光学装置。
【請求項34】
前記第1のメンブレン部分と前記第2のメンブレン部分は、レンズシェーパによって互いに境界付けられている、請求項27記載の光学装置。
【請求項35】
前記レンズシェーパは、前記第1のメンブレン部分の前記光学的活性領域の形状を定める円形開口部を有する、請求項34記載の光学装置。
【請求項36】
前記電磁的に変位可能なコンポーネントは、前記第1のメンブレン部分を側方に包囲している、請求項27記載の光学装置。
【請求項37】
前記第1のメンブレン部分又は前記第2のメンブレン部分のうちの少なくとも一方は、あらかじめ延伸された状態で配置されている、請求項27記載の光学装置。
【請求項38】
前記メンブレンは、少なくとも一部が、ゲル、エラストマー、サーモプラスト及びジュロプラストから成る群から選択された少なくとも1つの材料で作られている、請求項27記載の光学装置。
【請求項39】
前記コイルは、前記第2のメンブレンに取り付けられたボビンに結合されている、請求項29記載の光学装置。
【請求項40】
前記ボビンは、硬質材料で作られている、請求項39記載の光学装置。
【請求項41】
前記コイルは、磁化構造体と相互作用するよう働く、請求項29記載の光学装置。
【請求項42】
前記磁化構造体は、少なくとも1つの磁石を含む、請求項41記載の光学装置。
【請求項43】
前記磁化構造体は、磁束案内構造体を含む、請求項41記載の光学装置。
【請求項44】
前記磁束案内構造体は、磁気的に軟らかい材料で作られている、請求項43記載の光学装置。
【請求項45】
前記電磁的に変位可能なコンポーネントは、モータシステムの一部である、請求項27記載の光学装置。
【請求項46】
前記磁化構造体の周囲は、形状が実質的に長方形である、請求項45記載の光学装置。
【請求項47】
前記光学装置は、光学焦点合わせシステム、ズームシステム及び照明システムのうちの1つの少なくとも一部である、請求項27記載の光学装置。
【請求項48】
光学装置であって、
少なくとも1つのアクチュエータ要素と、
機械的リンク機構要素と、
レンズと、
前記レンズと連通状態にあるリザーバと、
充填材を少なくとも部分的に包囲したメンブレン及び容器とを有し、前記メンブレンは、前記機械的リンク機構要素に結合されており、前記少なくとも1つのアクチュエータ要素の電気的励磁は、前記少なくとも1つのアクチュエータ要素の複数種類の動きを生じさせるようになっており、前記複数種類の動きの各々は、第1の距離にわたり、前記少なくとも1つのアクチュエータ要素の前記複数種類の動きは、前記機械的リンク機構要素を第2の距離にわたって動かすようになっており、前記第2の距離は、前記第1の距離よりも実質的に長く、前記機械的リンク機構要素の前記動きにより、前記メンブレン及び前記充填材の変位が生じ、前記充填材の変位により、前記レンズの少なくとも1つの光学的性質が変更される、光学装置。
【請求項49】
前記少なくとも1つのアクチュエータ要素は、圧電アクチュエータ要素を含む、請求項48記載の光学装置。
【請求項50】
前記圧電アクチュエータ要素は、圧電モータの一部である、請求項49記載の光学装置。
【請求項51】
前記アクチュエータ要素は、圧電モータ、ステップモータ、ボイスコイルモータ、スクリュードライブモータ、微小電気機械システムモータ及び磁気ひずみモータのうちの1つの少なくとも一部である、請求項48記載の光学装置。
【請求項52】
前記充填材と前記メンブレンは、同種の材料で構成されている、請求項48記載の光学装置。
【請求項53】
前記光学装置は、光学焦点合わせシステム、ズームシステム及び照明システムのうちの1つの少なくとも一部である、請求項48記載の光学装置。
【請求項54】
前記メンブレンは、あらかじめ延伸された状態で配置されている、請求項48記載の光学装置。
【請求項55】
前記メンブレンは、少なくとも一部が、ゲル、エラストマー、サーモプラスト及びジュロプラストから成る群から選択された少なくとも1つの材料で作られている、請求項48記載の光学装置。
【請求項56】
モータであって、
第1の磁石と、
前記第1の磁石の近くに配置された第1のコイルと、
第2の磁石と、
前記第2の磁石の近くに配置された第2のコイルと、
前記第1の磁石により生じる第1の磁束、前記第2の磁石により生じる第2の磁束及び前記第1の磁石と前記第2の磁石の両方によって生じる第3の磁束とを有し、
前記第1のコイルの電流による励磁は、前記第1のコイルを前記第1の磁束に対して変位させるのに十分な力を生じさせる前記第1の磁束及び前記第3の磁束を生じさせるようになっており、前記第2のコイルの励磁は、前記第2のコイルを前記第2の磁石に対して変位させるのに十分な力を生じさせる前記第2の磁束及び前記第3の磁束を生じさせるようになっており、
前記第1の磁束、前記第2の磁束又は前記第3の磁束のうちの少なくとも何割かは、変形可能な光学要素を通過する、モータ。
【請求項57】
磁束案内構造体は、該磁束案内構造体が前記第1のコイル及び前記第2のコイルのところの磁束密度を増大させ、前記磁束案内構造体は、前記力を最適化する、請求項56記載のモータ。
【請求項58】
前記第3の磁束は、前記磁束全体の大部分を占め、前記第3の磁束は、前記コイルのところの磁束密度を増大させる、請求項56記載のモータ。
【請求項59】
前記第1のコイルは、光学要素に機械的に結合されている、請求項56記載のモータ。
【請求項60】
前記コイルのところの磁束を増大させるよう構成された少なくとも1つの追加の磁石を更に有する、請求項56記載のモータ。
【請求項61】
光学装置であって、
変形可能なレンズと、
前記変形可能なレンズと連通する第1のリザーバと、
前記変形可能なレンズを通過した光を受け取る光学センサと、
モータとを有し、前記モータは、
第1の磁石と、
前記第1の磁石の近くに配置された第1のコイルと、
前記第1の磁石により生じる第1の磁束とを有し、前記第1の磁束は、前記第1のコイルを通って流れて前記第1のコイル中の電流と相互作用して力を生じさせ、
前記モータの一部分は、前記第1のリザーバと前記光学センサとの間に位置決めされている、光学装置。
【請求項62】
第2のリザーバを更に有し、前記モータの一部分は、前記第1のリザーバと前記第2のリザーバとの間に位置決めされている、請求項61記載の光学装置。
【請求項63】
光学装置であって、
半透過性メンブレンと、
容器と、
前記半透過性メンブレン及び前記容器により構成されたレンズと、
前記レンズ内に設けられると共に前記メンブレン及び前記容器によって前記レンズ内に収容された充填材とを有し、
前記半透過性メンブレンは、少なくとも部分的に気体を透過させるが、前記充填材を実質的に透過させない材料で作られ、前記レンズ中に存在するガスは、前記レンズが前記メンブレン及び前記容器によって閉じられると、前記メンブレンを通って拡散し、
前記光学装置の光学的性質は、前記充填材を変形させることにより変更される、光学装置。
【請求項64】
前記半透過性メンブレンに機械的に結合された機械的に変位可能なコンポーネントを更に有する、請求項63記載の光学装置。
【請求項65】
前記半透過性メンブレンは、前記半透過性メンブレンと前記容器との間に取り込まれた気体の少なくとも約90%が、約1気圧の圧力差が前記半透過性メンブレン前後に存在する場合、約24時間以内に前記半透過性メンブレンを通って拡散する物理的性質を有する、請求項63記載の光学装置。
【請求項66】
光学装置であって、
光軸を備えた変形可能なレンズと、
モータと、
前記モータにより作動されると共に充填材を介して前記変形可能なレンズに結合された機械的リンク機構とを有し、前記機械的リンク機構構造体と前記充填材との間にインターフェイスが存在するようになっており、
前記インターフェイスは、前記光軸を実質的に包囲している、光学装置。
【請求項67】
前記モータは、第1の距離にわたって動き、前記第1の距離は、前記変形可能なレンズのピーク変位量よりも少ない、請求項66記載の光学装置。
【請求項68】
前記モータは、軸方向に動く、請求項66記載の光学装置。
【請求項69】
前記機械的リンク機構は、前記充填材と前記機械的リンク機構との間の前記インターフェイスのところでは、実質的に非変形性である、請求項66記載の光学装置。
【請求項70】
前記機械的リンク機構構造体は、前記インターフェイスのところに非変形性表面を提供し、
前記充填材は、前記インターフェイスに隣接したところに変形可能な領域をもたらし、
前記非変形性表面は、前記変形可能な領域の25パーセント〜900パーセントの範囲内にある、請求項69記載の光学装置。
【請求項71】
前記機械的リンク機構は、導電性コイルに取り付けられたボビンを更に含む、請求項66記載の光学装置。
【請求項72】
光学装置であって、
少なくとも1つの圧電モータを含むアクチュエータ装置を有し、前記少なくとも1つの圧電モータは、第1の部分、第2の部分及び圧電アクチュエータを有し、前記第2の部分は、前記第1の部分に対して動くことができると共にリンク機構構造体に結合されており、
レンズを有し、
前記レンズと連通状態にあるリザーバを有し、
前記充填材を前記レンズ及び前記リザーバ内に少なくとも部分的に封入するメンブレン及び容器を有し、前記メンブレンは、前記リンク機構構造体に機械的に結合されており、
前記少なくとも1つの圧電モータの励磁は、前記少なくとも1つの圧電モータの前記第2の部分を動かして前記リンク構造体を動かすと共に前記メンブレン及び前記充填材の変位を生じさせるようになっており、前記充填材の変位は、前記レンズの少なくとも1つの光学的性質を変更する、光学装置。
【請求項73】
光学装置であって、
少なくとも1つの圧電モータと、
レンズと、
前記レンズと連通状態にあるリザーバと、
充填材を前記レンズ及び前記リザーバ内に少なくとも部分的に封入するメンブレン及び容器と、
前記少なくとも1つの圧電モータ及び前記メンブレンに結合された実質的に非変形性リンク機構部材とを有し、前記リンク機構部材は、ヒンジ回りに回転可能であり、
前記少なくとも1つの圧電モータの励磁は、前記リンク機構部材を前記ヒンジ回りに回転させて、前記メンブレン及び前記充填材の変位を生じさせる実質的に軸方向に向いた力を生じさせるようになっており、前記充填材の変位は、前記レンズの少なくとも1つの光学的性質を変更する、光学装置。
【請求項74】
光学装置であって、
ハウジングと、
変形可能なレンズと、
前記変形可能なレンズの形状を定めるレンズシェーパと、
前記ハウジング内に位置決めされていて、前記変形可能なレンズの光学的性質を調節する第1の機構と、
前記ハウジング内に位置決めされていて、前記変形可能なレンズの光学的性質を変更する第2の機構とを有し、前記第2の機構は、電気機械的アクチュエータ又はモータのうちの少なくとも一方であり、更に、前記第1の機構と前記第2の機構は、互いに異なる形式の機構である、光学装置。
【請求項75】
前記第1の機構は、ねじ、ねじ山及び機械的位置決めから成る群から選択された1つ又は2つ以上のコンポーネントを利用する、請求項74記載の光学装置。
【請求項76】
前記第1の機構が前記変形可能なレンズの光学的性質を更に調節するのを阻止するロック機構を更に有する、請求項74記載の光学装置。
【請求項77】
前記ロック機構の1つ又は2つ以上の要素は、接着剤の塗布、溶接、クランプ及びヒートステーキングから成る群から選択されたプロセスの少なくとも1つを含む、請求項76記載の光学装置。
【請求項78】
前記第1の機構は、前記ハウジングから取り外し可能である、請求項74記載の光学装置。
【請求項79】
前記変形可能なレンズは、少なくとも部分的に容器によって画定される、請求項74記載の光学装置。
【請求項80】
前記変形可能なレンズの変形により、前記変形可能なレンズの光学的性質の変化が生じる、請求項74記載の光学装置。
【請求項81】
前記第1の機構は、前記レンズシェーパの位置を前記容器に対して変更し、それにより、前記変形レンズが変形し、それにより前記変形可能なレンズの光学的性質が変化する、請求項79記載の光学装置。
【請求項82】
メンブレンを更に有し、前記第1の機構は、前記メンブレンの少なくとも一部分の初期張力を変化させるよう働く、請求項74記載の光学装置。
【請求項83】
光学装置であって、
変位機構と、
容器と、
レンズシェーパとを有し、
前記容器は、少なくとも部分的に充填材を包囲し、前記充填材は、少なくとも部分的に複数個の変形可能なレンズを画定し、前記変位機構は、前記複数個の変形可能なレンズのうちの少なくとも1つの光学的性質を変化させることができる、光学装置。
【請求項84】
メンブレンを更に有し、前記メンブレンは、前記充填材を少なくとも部分的に包囲している、請求項83記載の光学装置。
【請求項85】
前記複数個の変形可能なレンズのうちの少なくとも1つと相互作用する少なくとも1つの光源を更に有する、請求項83記載の光学装置。
【請求項86】
前記複数個の変形可能なレンズのうちの1つ又は2つ以上と連通状態にある反射器を更に有する、請求項83記載の光学装置。
【請求項87】
光学装置であって、
光線を放出する光源を有し、
前記光源によって放出された光線を方向転換させて該光線を変形可能なレンズに当てる反射器を有し、前記変形可能なレンズは、前記光源によって放出された光線と前記反射器によって方向転換された光線の両方を受け取り、
前記変形可能なレンズに結合された作動機構が前記変形可能なレンズの変形を生じさせるようになっており、それにより前記光学装置の光学的性質が変化する、光学装置。
【請求項88】
前記変形可能なレンズは、ゲル及びポリマーから成る群から選択された少なくとも1種類の材料で作られている、請求項87記載の光学装置。
【請求項89】
前記光源は、発光ダイオード、レーザ、ハロゲンランプ及び放電ランプから成る群から選択される、請求項87記載の光学装置。
【請求項90】
前記反射器は、フリーフォーム型金属、鏡、フリーフォーム型プラスチックから成る群から選択される、請求項87記載の光学装置。
【請求項91】
フィルタ、レンズ、拡散器、格子、微小構造体及び鏡から成る群から選択された少なくとも1つの剛性光学要素を更に有する、請求項87記載の光学装置。
【請求項92】
前記変形可能なレンズの変形は、前記光源に向かう前記剛性光学要素の動きにより生じる、請求項91記載の光学装置。
【請求項93】
前記変形可能なレンズの変形は、レンズシェーパの動きにより生じる、請求項87記載の光学装置。
【請求項94】
前記変形可能なレンズは、少なくとも部分的に変形可能なメンブレンによって包囲された第1の変形可能な材料で作られている、請求項87記載の光学装置。
【請求項95】
前記第1の変形可能な材料は、気体、液体、イオン液体、ゲル及びポリマーから成る群から選択された少なくとも1つの物質である、請求項87記載の光学装置。
【請求項96】
前記作動機構は、手動機構及び電磁機構から成る群から選択される、請求項87記載の光学装置。
【請求項97】
前記変形可能なレンズは、前記反射器に結合されている、請求項87記載の光学装置。
【請求項98】
請求項87記載の光学装置の複数個から成る光学システム。
【請求項99】
光学装置であって、
第1の変形可能なレンズと、
第1の充填材によって前記第1の変形可能なレンズと連通状態にある第1のリザーバと、
前記充填材を前記第1の変形可能なレンズ及び前記第1のリザーバ内に少なくとも部分的に封入する第1の容器と、
第2の変形可能なレンズと、
第2の充填材によって前記第2の変形可能なレンズと連通状態にある第2のリザーバと、
前記充填材を前記第2の変形可能なレンズ及び前記第2のリザーバ内に少なくとも部分的に封入する第2の容器と、
複数種類の方向で働く電気機械的作動装置とを有し、前記電気機械的作動装置の少なくとも1つの方向は、前記第1の変形可能なレンズの1つの光学的性質を変化させるようになっており、
前記電気機械的作動装置の第2の方向は、前記第2の変形可能なレンズの1つの光学的性質を変化させるようになっている、光学装置。
【請求項100】
光学装置であって、
変形可能なレンズと、
前記変形可能なレンズの形状を少なくとも部分的に定めるレンズシェーパと、
支持部材と、
メンブレンとを有し、前記レンズシェーパ及び前記支持部材は、前記メンブレンが常時前記レンズシェーパと接触関係をなすよう前記メンブレンをクランプし、
前記変形可能なレンズは、凸状の形を有しても良く凹状の形を有しても良く、前記レンズシェーパと前記支持部材は、互いに対して静止している、光学装置。
【請求項101】
光学装置であって、
少なくとも第1のメンブレン及び充填材により画定された変形可能なレンズを有し、
レンズシェーパを有し、前記変形可能なレンズは、接触領域で前記レンズシェーパと接触状態にあるが非接触領域では前記レンズシェーパと接触状態にはなく、
前記接触領域と前記非接触領域との間のインターフェイスのところに定められた第1の離脱箇所を有し、
前記第1の離脱箇所は、前記変形可能なレンズの直径を定め、
前記レンズシェーパの形状は、前記第1の離脱箇所の存在場所が前記変形可能なレンズの変形と共に変化することができるようにし、前記変形可能なレンズの直径は、前記第1の離脱箇所の存在場所と共に変化するようになっている、光学装置。
【請求項102】
前記離脱箇所の軸方向位置は、前記変形可能なレンズの変形と共に変化する、請求項101記載の光学装置。
【請求項103】
第1の支持部材と、
前記接触領域のところで前記レンズシェーパと接触状態にある前記第1のメンブレンのサブセットである第2のメンブレンと、
前記第2のメンブレンの端部及び前記第1の支持部材に連結された第3のメンブレンと、
前記第2のメンブレンと前記第3のメンブレンとの間の連結箇所のところに位置した第2の離脱箇所と、
前記第1の離脱箇所のところで前記レンズシェーパと接した第1の理論的線及び前記第2の離脱箇所のところで前記レンズシェーパに接した第2の理論的線と、
前記第1の理論的線と前記第2の理論的線のなす角度として定められると共に前記レンズシェーパの大部分を含む角度の補角をなす連結角度と、
前記第2の理論的線から前記第1の理論的線を通って前記レンズシェーパに向かう方向にあるものとして定義される連結角度の正方向とを更に有し、前記連結角度は、前記レンズシェーパを横切って跨いではおらず、
前記連結角度の絶対値は、0°〜180°である、請求項101記載の光学装置。
【請求項104】
摩擦力だけを用いて前記第1のメンブレンを前記レンズシェーパに保持する、請求項101記載の光学装置。
【請求項105】
第2のレンズシェーパと、
第3のレンズシェーパとを更に有し、前記変形可能なレンズの変形により、前記レンズシェーパは、前記第2のレンズシェーパから前記第3のレンズシェーパにシフトすると共に前記変形可能なレンズの直径が変化する、請求項101記載の光学装置。
【請求項106】
第2のレンズシェーパと、
第3のレンズシェーパとを更に有し、前記変形可能なレンズの変形により、前記離脱箇所は、前記第2のレンズシェーパから前記第3のレンズシェーパにずれると共に前記変形可能なレンズの軸方向位置が変化する、請求項101の記載の光学装置。
【請求項107】
光学装置であって、
複数の形状を取ることができる変形可能なレンズと、
前記変形可能なレンズの形状を少なくとも部分的に定めるレンズシェーパと、
前記変形可能なレンズの少なくとも1つの光学的性質を変化させることができる作動装置とを有し、
前記レンズシェーパの内面は、第1の形状を備えた第1の周囲を持つ第1の面から第2の形状を備えた第2の周囲を持つ第2の面まで延び、
前記第1の形状と前記第2の形状は、互いに異なっており、
前記変形可能なレンズの形状を前記レンズシェーパの第1の面か前記第2の面かのいずれかによって定めることができる、光学装置。
【請求項108】
前記レンズシェーパの前記第1の面は、実質的に円形であり、前記レンズシェーパの前記第2の面は、実質的に非円形である、請求項107記載の光学装置。
【請求項109】
前記レンズシェーパの前記第1の面は、実質的に非円形であり、前記レンズシェーパの前記第2の面は、実質的に非円形である、請求項107記載の光学装置。

【図1A】
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【図1B】
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【図2A】
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【図2B】
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【図3】
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【図4A)】
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【図4B)】
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【図4C)】
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【図4D)】
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【図4E)】
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【図4F)】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13A】
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【図13B】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17A】
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【図17B】
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【図18】
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【図19】
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【図20A】
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【図20B】
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【図21】
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【図22A】
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【図22B】
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【図23A】
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【図23B】
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【図23C】
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【図24A】
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【図24B】
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【図25】
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【図26】
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【図27A】
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【図27B】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37A1】
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【図37A2】
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【図37B】
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【図37C】
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【図37D】
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【図37E】
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【図37F】
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【図37G】
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【図37H】
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【図37I】
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【図37J】
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【図37K】
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【図37L】
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【図37M】
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【図37N】
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【図37O】
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【図37P】
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【図37Q】
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【図37R】
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【図37S】
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【図37T】
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【図38A】
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【図38B】
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【図38C】
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【図38D】
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【図38E】
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【図38F】
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【図39A1】
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【図39A2】
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【図39B】
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【図39C1】
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【図39C2】
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【図39D】
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【図39E】
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【図40A1】
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【図40A2】
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【図40B】
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【図40C】
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【図41A】
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【図41B】
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【図42A】
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【図42B】
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【図42C】
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【図42D】
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【図43】
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【図44】
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【図45A】
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【図45B】
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【図45C】
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【図46A】
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【図46B】
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【図47A】
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【図47B】
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【図47C】
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【図47D】
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【図48A】
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【図48B】
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【図48C】
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【図49】
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【図50A】
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【図50B】
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【図50C】
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【図50D】
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【図51A】
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【図51B】
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【図52A】
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【図52B】
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【図52C】
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【図53A】
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【図53B】
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【図53C】
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【図53D】
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【図54A】
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【図54B】
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【図54C】
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【図54D】
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【図55A】
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【図55B】
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【図56A】
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【図56B】
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【図57A】
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【図57B】
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【図58A】
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【図58B】
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【図58C】
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【図58D】
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【図59A】
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【図59B】
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【図60】
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【図61】
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【図62A】
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【図62B】
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【図63A】
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【図63B】
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【図64A】
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【図64B】
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【図65A】
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【図65B】
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【公表番号】特表2012−520486(P2012−520486A)
【公表日】平成24年9月6日(2012.9.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−554132(P2011−554132)
【出願日】平成22年3月10日(2010.3.10)
【国際出願番号】PCT/US2010/026749
【国際公開番号】WO2010/104904
【国際公開日】平成22年9月16日(2010.9.16)
【出願人】(504195059)ノウルズ エレクトロニクス リミテッド ライアビリティ カンパニー (5)
【出願人】(511222146)オプトチューン アクチェンゲゼルシャフト (2)
【Fターム(参考)】