説明

加圧蒸気を用いた頭髪・頭皮処理装置

【課題】複数のフード内に加圧蒸気を1つの加圧蒸気発生装置から送ることが可能となり、コストの低減が図れる加圧蒸気を用いた頭髪・頭皮処理装置を提供する。
【解決手段】被施術者の頭部に被せるフード6と、ヒーター4bへの通電により加圧蒸気を発生する加圧蒸気生成ボイラー4と、前記フードと前記加圧蒸気生成ボイラーとを接続する蒸気管5と、該蒸気管と前記加圧蒸気生成ボイラーとの間に接続され加圧蒸気生成ボイラーよりの加圧蒸気を封入するための制御弁6bと、前記フード内の温度を検出する温度センサ6aと、該温度センサよりの出力を監視しフード内の温度が一定となる前記制御弁の開閉量制御する制御回路8とから構成した加圧蒸気を用いた毛髪・頭皮処理装置である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、加圧蒸気発生装置で発生した加圧蒸気を複数のフード内に供給することで、一度に複数の被施術者の頭髪処理(例えば、パーマ・染毛・トリートメント)や頭皮ケア処理等が行えるようにした加圧蒸気を用いた頭髪・頭皮処理装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来からパーマ・染毛・トリートメント等の処理を行う場合には、頭髪に薬剤を塗布して化学反応処理を行う際、該処理効果を高める装置として、例えば、実公平2−26402号公報に開示されているように、薬剤を塗布した頭髪をフードで覆った空間に、蒸気発生装置によって温水から生成した温ミストあるいは水を沸騰させて生成した湿り蒸気(常圧スチーム)を1つのフードに送り込んで加温・加湿していた。
【特許文献1】実公平2−26402号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところで、前記した従来の毛髪処理促進装置にあっては、1つのフードに対して1つの蒸気発生装置となっているので、毛髪処理促進装置としてのコストが高くなるといった問題があり、また、常圧スチームを使用しているため、蒸気発生装置に複数のフードを分割して接続しても、各フードに対して十分な蒸気を供給することができないといった問題もあった。
【0004】
本発明は前記した問題点を解決せんとするもので、その目的とするところは、密閉された加圧釜で加熱して発生した加圧蒸気を制御弁を開いてフードに送るようにしたので、複数のフード内に加圧蒸気を1つの加圧蒸気発生装置から送ることが可能となり、コストの低減が図れる加圧蒸気を用いた頭髪・頭皮処理装置を提供せんとするにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の加圧蒸気を用いた頭髪・頭皮処理装置は前記した目的を達成せんとするもので、請求項1の手段は、被施術者の頭部に被せるフードと、ヒーターへの通電により加圧蒸気を発生する加圧蒸気生成ボイラーと、前記フードと前記加圧蒸気生成ボイラーとを接続する蒸気管と、該蒸気管と前記加圧蒸気生成ボイラーとの間に接続され加圧蒸気生成ボイラーよりの加圧蒸気を封入するための制御弁と、前記フード内の温度を検出する温度センサと、該温度センサよりの出力を監視しフード内の温度が一定となる前記制御弁の開閉を制御する制御回路とから構成したものである。
【0006】
請求項2の手段は、前記した請求項1において、前記フード内の前記蒸気管が接続された部分に前記蒸気管よりの加圧蒸気を拡散する拡散ノズルを取付けたことを特徴とする。
【0007】
請求項3の手段は、前記した請求項1において、前記加圧蒸気生成ボイラーにはボイラー内の圧力を検出する圧力センサあるいはボイラー内の温度を検出する温度センサを具備し、該圧力センサあるいは温度センサよりの出力が予め設定した値となるように前記制御回路が前記ボイラー内のヒーターの通電を制御することを特徴とする。
【0008】
請求項4の手段は、前記した請求項1において、前記加圧蒸気生成ボイラーから少なくとも2つの蒸気管を分岐し、各蒸気管のそれぞれに電磁弁を接続することで、1つの加圧蒸気生成ボイラーにより前記蒸気管の先端に接続されたフード内に加圧蒸気を供給できるようにしたことを特徴とする。
【0009】
請求項5の手段は、前記した請求項1において、前記加圧蒸気生成ボイラー内の水位を検出する水位センサを具備し、該水位センサよりの出力が予め設定した値より小さくなると前記制御回路が前記ボイラー内に水や温水を補給するためのモータポンプを駆動し、ボイラー内の水位が一定となるように制御することを特徴とする。
【0010】
請求項6の手段は、前記した請求項1において、前記蒸気管で蒸気が凝縮して発生したドレンを排出する蒸気は通過させないが水を通過させるスチームトラップを取付けたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明は前記したように、加圧蒸気を加圧蒸気生成ボイラーにより生成し、この加圧蒸気をフード内に供給して被施術者の頭髪または頭皮を処理するようにしたので、従来の温ミストよりも少ない水量の蒸気で前記処理が行えることから、頭髪処理剤等の液垂れを防止できると共に、熱量が大きいことにより処理時間の短縮が図れるものである。
【0012】
また、フードの内面に蒸気管からの加圧蒸気を拡散するための拡散ノズルを取付けたことにより、高温の蒸気が被施術者の頭部に直接当たることがないので、安全な状態で施術を行うことができる。
【0013】
さらに、フード内の温度を検出して一定の温度となるように加圧蒸気生成ボイラーから供給される加圧蒸気量を自動的を制御することから、処理を最適条件で行うことが可能であり、また、加圧蒸気生成ボイラー内の圧力を圧力センサや温度センサで監視し一定の圧力となるように制御することから、常に一定の加圧蒸気が得られ最適な条件での処理が行えるものである。
【0014】
さらに、前記加圧蒸気生成ボイラーから加圧蒸気を発生させることから、加圧蒸気生成ボイラーから複数の蒸気管を分岐しても十分に各フードに加圧蒸気を供給して処理が行えるので、複数のフードを使用する場合のコストが安くなるものである。
【0015】
また、フードと蒸気管の間にスチームトラップを取付けたことにより、蒸気が凝縮して発生するドレンがフード内に入り込むことがなく、水滴が被施術者の頭部に達して不快な思いをさせることがない等の効果を有するものである。
【0016】
さらに、加圧蒸気生成ボイラーの水位を常時監視して水位が低下すると自動的にモータポンプを駆動して加圧蒸気生成ボイラー内に水や温水を供給するようにしたので、サロンスタッフが自分で給水する煩わしさから開放されるという効果を有するものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
本発明は、加圧蒸気を加圧蒸気生成ボイラーにより生成し、この加圧蒸気をフード内に供給して被施術者の頭髪は頭皮を処理するようにした。
【実施例1】
【0018】
以下、本発明に係る加圧蒸気を用いた頭髪・頭皮処理装置の一実施例を図面と共に説明する。
図1は基本構成を示す概略図であり、1は水道水や理美容院内の湯沸器から開閉弁1aを介して供給される水や温水をイオン交換樹脂等によって純水にするための純水生成装置にして、水位センサ1bが取付けられている。なお、前記開閉弁1aおよび水位センサ1bは後述する制御回路8に接続されている。また、前記温水を純水生成装置1を介して加圧蒸気生成ボイラーに供給することにより、加圧蒸気の生成時間が早くなるというメリットが得られる。
【0019】
2は前記純水生成装置1からの純水を逆止弁3を介して加圧蒸気生成ボイラー4に供給するためのモータポンプにして制御回路8よりの出力でオン・オフ動作する。
【0020】
4は前記逆止弁3を介して前記モータポンプ2に接続された加圧蒸気生成ボイラーにして、ボイラー部4aは下部の蒸気生成部と上部の蒸気貯留部とから構成されていおり、蒸気生成部にはヒーター4bが内蔵され、かつ、該蒸気生成部の水量を検出するための水位センサ4cが取付けられている。なお、水位センサ4cは制御回路8が故障等の不都合が発生しても外部から水量を見ることができるように構成してもよい。
【0021】
また、ボイラー部4aにはボイラー部4a内の圧力を検出するための圧力センサ4dが取付け、また、ボイラー部4a内圧が異常に高くなった時に加圧蒸気を排出するための安全弁4eが取付けられている。そして、水位センサ4cと圧力センサ4dは制御回路8に接続されている。なお、前記圧力センサ4dに変えて温度センサとしてもよい。
【0022】
5は一端が前記加圧蒸気生成ボイラー4の蒸気貯留部に接続され加圧蒸気を後述するフード6内に送給するための蒸気管にして、他端はフード6に接続されている。なお、蒸気管5とフード6との距離が長い場合には加圧蒸気が冷却されるのを防止するために蒸気管の外周にヒーターを巻き、かつ、その外周に断熱材を巻くことが望ましい。
【0023】
6は前記蒸気管5の他端が固定され、該蒸気管5よりの加圧蒸気が供給される公知のフードにして、該フード6の内部において前記蒸気管5の先端に供給される加圧蒸気をフード内全体に蒸気を拡散するための図2(a)(b)に示す拡散ノズル51が取付けられている。また、フード6内にはフード内の温度を検出するための温度センサ6aが取付けられている。
【0024】
また、前記蒸気管5の途中にはフード6への加圧蒸気を供給を制御するための制御弁6bが取付けられ、また、前記蒸気管5の前記制御弁6bとの接続部分には蒸気を通過させることなくドレンのみを排出するスチームトラップ6cが接続されている。なお、フード6内に溜まるドレンは排水管7を介して外部に排水される。
【0025】
9は前記加圧蒸気生成ボイラー4の蒸気生成部、モータポンプ2および純水化装置1よりの残留水をメンテナンス等の水を排出する必要がある場合に使用する排水弁にして、前記フード6からのドレンや排水弁9よりの残留水は排水口から外部に排水される構造となっている。
【0026】
次に、前記した蒸気拡散ノズル51の構造を図2と共に説明する。
フード6の所望個所に取付けられている蒸気管5に対して嵌合される小径筒部51aと、該小径筒部51aと連接された大径筒部51bとからなり、大径筒部51bの先端には多数の小孔51b1 が形成された遮蔽板51b2 が形成され、且つ筒部の週面には開口51b3 が形成されているので、蒸気管5よりの加圧蒸気は拡散されフード6内は所定の温度となる。
【0027】
なお、拡散ノズル51は図示した構造に限定されるものではなく、加圧蒸気をフード6内に均一に拡散可能な構造のものであれば、どのような構造のものであってもよい。また、図2(b)において、51cは小径筒部51aと大径筒部51bとの境目に取付けられた細かい目の網にして、この網51cによって加圧蒸気が冷却凝縮し水滴となって飛散するのを防止するものである。さらに、52は蒸気管5の外周を覆う断熱材にして、加圧蒸気の温度低下を防止する役目をする。
【0028】
次に、図3のシステムブロック図に基づいて動作を説明する。なお、図の符号は前記した説明と同一符号で示している。
図において8は制御回路にして、図中8aは純水化装置1の水位の設定値や加圧蒸気生成ボイラー4内の水位の設定値、加圧蒸気生成ボイラー4内の圧力の設定値、フード6内の温度の設定値等を記憶するメモリおよび前記設定値と水位センサ1b,4c、圧力センサ4dや温度センサ6aよりの出力とを比較演算し、前記設定値となるように開閉弁1a、モータポンプ2、制御弁6aを制御するCPUである。
【0029】
先ず、理美容院の開店前においてアシスタント等が図示しない操作パネルの電源をオンにすると、制御回路8は開閉弁1aを開いて純水化装置1に水や温水を供給して純水を生成する。そして、モータポンプ2を駆動して加圧蒸気生成ボイラー4内に純水を供給しヒーター4bに通電して加圧蒸気を生成する。なお、加圧蒸気生成ボイラー4のボイラー4aは制御弁6bが閉じられていることから密閉状態となっているため、大気圧で沸騰させるよりも高温な加圧蒸気となる。
【0030】
この状態において、圧力センサ4dが常時ボイラー4a内の圧力(温度)を監視しているので、圧力が低下すると制御回路8はヒーター4bに通電して、ボイラー4a内の加圧蒸気の圧力(温度)が一定値になるように制御する。
【0031】
次いで、被施術者が来店してパーマや染髪の毛髪処理を行う場合には、フード6を被せて操作パネルを操作して処理時間を設定すると、制御回路8は制御弁6bを開放して加圧蒸気をフード6内に供給する。そして、温度センサ6aはフード6内の温度を監視しているので、該温度センサ6aよりのフード6内の温度が予め設定した温度に達すると制御弁6bを閉じ、また、温度が低下すると制御弁6bを開くという制御を前記設定した時間行うものである。
【0032】
そして、フード6内で発生したドレンは排水管7を介して排水され、また、蒸気管5内のドレンもスチームトラップ6cを介して排水管7から排水される。なお、メンテナンス時には排水弁9を開放することで、純水化装置1およびモータポンプ2内の水も同様にして排水管7から排水される。
【実施例2】
【0033】
図4は1つの加圧蒸気生成ボイラー4から複数のフード6(図示のものは3個)に加圧蒸気を供給する場合の説明図である。この実施例では一端が加圧蒸気生成ボイラー4に接続された蒸気管5を分岐し、該分岐した蒸気管に制御弁6bを介してフード6を接続したものである。
【0034】
そして、この実施例において、複数のフード6に対して同時に制御弁6bを開放して加圧蒸気を供給すると、各フード6に対して十分な加圧蒸気を供給できなくなる場合が発生する。このような状態においては加圧蒸気生成ボイラー4の圧力センサ4dの圧力が低下するので、該圧力センサ4dの圧力低下を制御回路8で監視し、各フード6への圧力蒸気の供給タイミングをずらして行うことで、各フード6に対して十分な加圧蒸気を供給することが可能となる。
【0035】
次に、前記した第1の実施例における具体例を図5と共に説明する。なお、図において図1と同一符号は同一部材を示し説明は省略する。
この具体例における加圧蒸気生成装置は、理美容院の壁面に水平方向と垂直方向に回動可能なアーム10の先端にフードが取付けられているものである。また、壁面の横には本発明に係る加圧蒸気生成装置が設置されている。そして、該装置における加圧蒸気生成ボイラー4よりの蒸気管5は前記アーム10内に導入されフード6と接続されている。
【0036】
なお、11はミラー、12は椅子にして、前記アーム10を操作して何れかの椅子に着座している被施術者の頭部にフード6を被せ、フード6に取付けられている操作パネル(図示せず)を操作することで、前記した動作説明の動作によって加圧蒸気による毛髪処理等が行われる。この実施例においては蒸気管5の長さが長いので、このような場合には蒸気管5の外周にヒーターを巻き付け、かつ、ヒーターの上に断熱材を巻き付けて加圧蒸気が冷却されるのを防止する処置を行うことで、前記処理を最適な状態で行うことができる。
【0037】
次に、前記した第2の実施例における具体例を図6、図7と共に説明する。なお、図において図4と同一符号は同一部材を示し説明は省略する。
この具体例の加圧蒸気生成装置にあっては、1つの蒸気管5から120度間隔で3つに分岐し、該分岐した蒸気管5のそれぞれに制御弁6bを介してフード6を取付け、各フード6に対応した位置に椅子12を設置して同時に3人の被施術者の処理ができるようにしたものである。
【0038】
なお、13は本発明の加圧蒸気生成装置全体を覆うカバーである。そして、この動作も前記した第2の実施例で説明した動作に伴って各フード6に対して加圧蒸気を制御弁6bを外部操作によって行うことで、加圧蒸気生成ボイラー4から加圧蒸気が供給され、各種の処理を行うことができる。
【0039】
前記した実施例は120度間隔でフード6を配置した場合について説明したが、壁面等に少なくとも2つ以上のフード6を直列的に配置したり、その他の配置方法で設置された複数のフード6を1つの加圧蒸気生成装置によって加圧蒸気を供給することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】本発明の毛髪・頭皮促進装置の第1実施例を示す構成図である。
【図2】フード内に取付けられる拡散ノズルであり、(a)はノズル本体の斜視図、(b)はフードに取付けた状態の断面図である。
【図3】加圧蒸気生成装置を制御するための制御回路のシステムブロック図である。
【図4】第2実施例を示す構成図である。
【図5】第1実施例の具体例を示す正面図である。
【図6】第2実施例の具体例の内部を示した状態の斜視図である。
【図7】同上の使用状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
【0041】
1 純水生成装置
1a 開閉弁
1b,4c 水位センサ
2 モータポンプ
4 加圧蒸気生成ボイラー
4a ボイラー部
4b ヒーター
4d 圧力センサ
5 蒸気管
6 フード
6a 温度センサ
6b 制御弁
6c スチームストラップ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
被施術者の頭部に被せるフードと、ヒーターへの通電により加圧蒸気を発生する加圧蒸気生成ボイラーと、前記フードと前記加圧蒸気生成ボイラーとを接続する蒸気管と、該蒸気管と前記加圧蒸気生成ボイラーとの間に接続され加圧蒸気生成ボイラーよりの加圧蒸気を封入するための制御弁と、前記フード内の温度を検出する温度センサと、該温度センサよりの出力を監視しフード内の温度が一定となる前記制御弁の開閉を制御する制御回路とから構成したことを特徴とする加圧蒸気を用いた頭髪・頭皮処理装置。
【請求項2】
前記フード内の前記蒸気管が接続された部分に前記蒸気管よりの加圧蒸気を拡散する拡散ノズルを取付けたことを特徴とする請求項1記載の加圧蒸気を用いた頭髪・頭皮処理装置。
【請求項3】
前記加圧蒸気生成ボイラーにはボイラー内の圧力を検出する圧力センサあるいはボイラー内の温度を検出する温度センサを具備し、該圧力センサあるいは温度センサよりの出力が予め設定した値となるように前記制御回路が前記ボイラー内のヒーターの通電を制御することを特徴とする請求項1記載の加圧蒸気を用いた頭髪・頭皮処理装置。
【請求項4】
前記加圧蒸気生成ボイラーから少なくとも2つの蒸気管を分岐し、各蒸気管のそれぞれに電磁弁を接続することで、1つの加圧蒸気生成ボイラーにより前記蒸気管の先端に接続されたフード内に加圧蒸気を供給できるようにしたことを特徴とする請求項1記載の加圧蒸気を用いた頭髪・頭皮処理装置。
【請求項5】
前記加圧蒸気生成ボイラー内の水位を検出する水位センサを具備し、該水位センサよりの出力が予め設定した値より小さくなると前記制御回路が前記ボイラー内に水や温水を補給するためのモータポンプを駆動し、ボイラー内の水位が一定となるように制御することを特徴とする請求項1記載の加圧蒸気を用いた頭髪・頭皮処理装置。
【請求項6】
前記蒸気管で蒸気が凝縮して発生したドレンを排出する蒸気は通過させないが水を通過させるスチームトラップを取付けたことを特徴とする請求項1記載の加圧蒸気を用いた頭髪・頭皮処理装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2006−122381(P2006−122381A)
【公開日】平成18年5月18日(2006.5.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−315308(P2004−315308)
【出願日】平成16年10月29日(2004.10.29)
【出願人】(000108672)タカラベルモント株式会社 (113)
【Fターム(参考)】