説明

加湿器

【課題】 芳香剤の香りや成分を適度に室内に放出でき、かつ取り扱い性のよい芳香装置を備えた加湿器に関する。
【解決手段】 枠体1内にはタンク2から水が送られる水槽3と、水槽3から水の供給を受けて加湿空気を発生する加湿空気発生手段4と、発生した加湿空気が供給される加湿室5と、加湿室5に空気を送り込む送風機6と、送風機6で送り込まれた空気によって加湿室5から加湿空気が送られる加湿案内筒7を備え、加湿案内筒7の上部に設けた開口部8から枠体1外へ放出する。加湿案内筒7の上部に開口部8を覆うキャップ9を設け、キャップ9の上面には加湿空気を吹き出す吹出口10と、芳香剤を収容する芳香剤容器11と、芳香剤容器11の容器開口部12を設け、芳香剤容器11の容器開口部12は吹出口10から吹き出す加湿空気の吹出方向と反対側に配置し、容器開口部12の開口面と加湿空気の吹出方向の角度を所定角度以上に設定する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は芳香剤の香りや成分を加湿空気と共に放出するように芳香装置を備えた加湿器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の加湿器は枠体内に脱着自在なタンクと、このタンク内の水が送られる水槽があり、水槽内の水を超音波振動子によって霧化するものやヒータなどで水を加熱・沸騰させて蒸気をつくり出すもの等があり、これらの加湿空気発生手段によって発生した加湿空気は水槽上部にある加湿室に供給される。
また、枠体内の下部には加湿室に空気を送る送風機を備え、この送風機で送られる空気は枠体の下部に設けられた送風経路を通り、加湿室とこの送風経路とを連絡する空気口を通過して加湿室へと送られる。
そして、加湿空気発生手段によって発生した加湿空気は加湿室で送風機からの風によって加湿室上方の加湿案内筒に導かれて、加湿案内筒の上面開口部を塞ぐキャップに設けた吹出口より室内に放出される。
【0003】
一方、このような構造の加湿器に芳香剤容器を備えたものがあるが、従来は芳香剤容器が加湿空気経路などの加湿器内部に位置していたため、加湿空気の気流の影響で芳香剤の気化作用が強く、香りや成分が強すぎて逆に不快感を与えてしまうという問題がある。また、芳香剤の種類を変更するときや芳香剤を補充するときには、加湿器の上位部分や加湿器内部から芳香剤容器を取外すため手間がかかるものであり、さらに一度芳香剤を使ってしまうと枠体内部に芳香剤の匂いが残ってしまい、次に芳香剤の種類を変更するときには加湿器内部や芳香剤容器の洗浄が必要となり、手間がかかってしまうという課題もあった。
【0004】
このための対策として、出願人は芳香剤容器の容器開口部をキャップ上面の吹出口と併設し、キャップの吹出口から放出される加湿空気を容器開口部の上方に吹き出すことにより、加湿空気の気流によって芳香剤を拡散させ、芳香剤の香りや成分を枠体内に拡散させることなく、芳香成分を室内に放出できる加湿器を提案した(特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2007−32942号公報。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1のようにキャップの上面に芳香剤容器を設けたときは、振動や転倒などによって芳香剤容器から芳香剤がこぼれた場合に芳香剤が床面に落下して室内を汚してしまう心配があり、芳香剤容器から芳香剤がこぼれた場合でも芳香剤の流出をできるだけ少なく抑えるため、芳香剤容器と容器開口部の形状を小さく設けて芳香剤容器に収納される芳香剤の量を少なくしていた。
しかし、容器開口部の形状が小さくなると芳香剤の気化量が低下して香りや芳香成分が不足してしまうため、特許文献1では芳香剤容器の容器開口部の周囲に吹出口を配置し、容器開口部の上方に加湿空気を供給することで、芳香成分が加湿空気に混合して拡散できるようにしていたが、加湿空気から落下する水滴が芳香剤容器に流入して芳香剤を薄めたり芳香剤容器から溢れさせたりすることがあった。
また、芳香剤容器の形状が小さいため、芳香剤の補充や交換の際にも芳香剤容器から芳香剤を溢れさせてしまうこともあった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明は上記の課題を解決するもので、枠体1内には水を貯えるタンク2と、タンク2から水が送られる水槽3と、水槽3から水の供給を受けて加湿空気を発生する加湿空気発生手段4と、加湿空気発生手段4によって発生した加湿空気が供給される加湿室5と、加湿室5に空気を送り込む送風機6と、送風機6で送り込まれた空気によって加湿室5から加湿空気が送られる加湿案内筒7とを備え、加湿室5から送られてきた加湿空気を加湿案内筒7の上部に設けた開口部8から枠体1外に放出する加湿器において、前記加湿案内筒7の開口部8の上面を覆うキャップ9を設け、キャップ9の上面には加湿案内筒7の加湿空気を室内に放出する吹出口10と、芳香剤を収容する芳香剤容器11と、芳香剤容器11の容器開口部12とを設け、芳香剤容器11の容器開口部12は吹出口10から吹き出す加湿空気の吹出方向とは反対側に配置し、容器開口部12の開口面と加湿空気の吹出方向との角度を所定角度以上に設定したことを特徴とするものである。
【0007】
また、前記芳香剤容器11はキャップ9に形成した扁平な凹部で構成し、前記芳香剤容器11には芳香剤が含浸した含浸材13を収容することにより、芳香剤の気化量が増加すると共に、容器開口部12から放出される芳香剤の一部が吹出口10から放出される加湿空気によって室内に拡散するものである。
【0008】
また、前記芳香剤容器11の容器開口部12に開閉自在の容器蓋14を設け、容器蓋14には複数の開口15を設けたことにより、容器蓋14を閉じたままスリット状開口15から芳香成分が拡散されるので、振動や転倒によって含浸材13が芳香剤容器11から脱落することがない。
【発明の効果】
【0009】
この発明は、加湿案内筒7の開口部8の上面を覆うキャップ9を設け、キャップ9の上面に加湿案内筒7の加湿空気を室内に放出するための吹出口10と、芳香剤を収容する芳香剤容器11と、芳香剤容器11の容器開口部12とを設け、芳香剤容器11の容器開口部12は吹出口10から吹き出す加湿空気の吹出方向とは反対側に配置し、容器開口部12の開口面と加湿空気の吹出方向との角度が所定角度以上に設定したから、芳香剤容器11の芳香剤は加湿空気の気流による影響を受けることはなく、加湿空気中の水分が芳香剤容器11に流入することがなくなり、芳香剤が水で薄められたり芳香剤容器11から溢れさせたりすることがなくなった。
【0010】
また、芳香剤容器11には芳香剤が含浸した含浸材13を収容することで、振動や転倒によって容器開口部12から芳香剤を流出させることがなくなるから、芳香剤容器11を扁平な凹部で構成し、容器開口部12の開口面積を大きくして芳香剤の気化面積を広げることができる。このため、芳香剤の気化作用が促進されて容器開口部12から放出される香りや芳香成分の量が増し、容器開口部12から放出された芳香剤の一部は吹出口10から吹き出す加湿空気の気流と混合して室内の広範囲に拡散するので、芳香が強すぎず適量の芳香が室内に拡散できるものとなった。
【0011】
また、この構成では、芳香剤容器11には予め芳香剤が含浸した含浸材13を収容するので、容器開口部12から芳香剤を溢れさせることがなくなった。一方、芳香剤を直接芳香剤容器11に補充する場合でも、芳香剤が含浸材13に含浸するので芳香剤容器11がすぐに満量にならず、容器開口部12から芳香剤を溢れさせることがなくなった。このため、芳香剤の交換や補充作業が容易にできるものとなり、取扱い性が向上できるものとなった。
【0012】
また、芳香剤容器11の容器開口部12には開閉自在の容器蓋14を設け、容器蓋14には複数の開口15を設け、容器蓋14の開口15から芳香剤の香りや成分が放出できるようになっており、容器蓋14を閉じたまま使用することができるから、振動や転倒によって芳香剤容器11から含浸材13が脱落することはなくなったものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
実施例を示す図によってこの構造を説明すると、1は加湿器の枠体、2は枠体1内の上部に配置した水を貯えるタンク、3はタンク2から水が送られる水槽であり、タンク2は枠体1の蓋1aを取外して上部から枠体1内に装備できるようになっている。
【0014】
16は突起部16aを有する前記タンク2を受ける受け皿、17は前記タンク2の着脱自在のタンク蓋、18はタンク蓋17内に取付けた開閉弁であり、水を補給した前記タンク2を受け皿16に転倒設置すると開閉弁18は突起部16aで押し開かれ、押し開かれた開閉弁18からタンク2内の水が受け皿16を経由して前記水槽3に送られる。
【0015】
4は前記水槽3内の水を受けて加湿空気を発生する加湿空気発生手段、5は加湿空気発生手段4によって発生した加湿空気が供給される加湿室、7は加湿空気発生手段4によって発生した加湿空気を前記枠体1外へと導くために加湿室5の上部に設けた加湿案内筒である。
【0016】
6は前記枠体1の下部に設けた送風機、19は前記加湿室5の側部に設けた空気口、20は送風機6によって送られる空気の送風経路であり、送風機6を運転すると送風経路20で発生した風が空気口19から前記加湿室5に送られ、前記加湿発生手段4によって発生した加湿空気は送風機6からの風によって前記加湿案内筒7を通過する。
【0017】
8は前記加湿案内筒7の上方の開口部、9は開口部8を覆うキャップ、10はキャップ9に設けた加湿空気が放出される吹出口であり、前記加湿案内筒7を通過した加湿空気はキャップ9の吹出口10から室内に放出されることになる。またキャップ9は中空のドーム形状であり、前記加湿案内筒7の開口部8に設置されるとキャップ9の上部が前記枠体1から上方に突き出した形体となっており、キャップ9は前記加湿案内筒7の設置面で回転可能であり、吹出口10を任意の方向に向けることができる。
【0018】
最近では、上記のような構造の加湿器に芳香剤容器を設け、加湿空気と一緒に芳香成分も室内に放出できる加湿器がある。図に示すこの発明の実施例の加湿器において、11は前記キャップ9の吹出口10の近傍に設けた固体もしくは液体からなる芳香剤を収容する芳香剤容器、12は芳香剤容器11の容器開口部であり、この容器開口部12は前記キャップ9の上面に設け、かつ吹出口10と併設している。また、芳香剤容器11の形状は前記キャップ9の一部に凹形となるように配置されており、前記キャップ9の上面に容器開口部12が一致している。
【0019】
加湿空気発生手段4で発生した加湿空気は、送風機6で送られ加湿案内筒7を通過して、キャップ9に設けられた吹出口10によって一定方向に加湿空気を放出し、またキャップ9に設置された芳香剤容器11の底部から側面にかけて送られてきた加湿空気が接触し、芳香剤の気化作用によって容器開口部12から香りや成分が拡散される。
【0020】
芳香剤容器11の容器開口部12がキャップ9の表面上に配置してあることで、芳香剤は加湿案内筒7から送られてくる加湿空気の気流の影響を受けることはなく、適度な量の気化作用が促進されて容器開口部12から拡散しており、気化した芳香成分はそのまま室内に放出され、芳香成分が加湿案内筒7内に拡散しないから、枠体1内に芳香剤の匂いが残ることがなく、芳香剤の種類を変更するときや芳香剤を使用しないときなどの枠体1内部の洗浄の手間がかからないものとなっている。
【0021】
この発明は吹出口10と芳香剤容器11を備えたキャップ9を改良したもので、吹出口10は加湿空気の吹出方向がキャップ9の外側斜め上方を向くように開口し、芳香剤容器11の容器開口部12はキャップ9の中央から吹出口10とは反対側のキャップ9側面付近に届くよう形成して、芳香剤容器11の容器開口部12が吹出口10の加湿空気の吹出方向とは反対側に位置し、容器開口部12の開口面と吹出口10の加湿空気の吹出方向との角度Aが所定角度以上となるよう配置している。
実施例のキャップ9の形状では、上記角度Aを90度以上に設定することで、吹出口10から吹き出す加湿空気が芳香剤容器11の容器開口部12の上方に向かうことがないから、吹出口10から吹き出した加湿空気の水分が芳香剤容器11に流入することがなくなり、加湿空気によって芳香剤が薄まったり芳香剤容器11から溢れさせたりすることがなくなった。
【0022】
13は布やスポンジ等で構成する含浸材であり、芳香剤が固形の場合はそのまま芳香剤容器11に収納して使用するが、芳香剤が液体の場合は含浸材13に芳香剤を染み込ませて、この含浸材13を芳香剤容器11に収容している。芳香剤容器11に収容する芳香剤が液体の場合でも、含浸材13に染み込ませた芳香剤は振動や転倒によって容器開口部12から流出することがなく、液体のまま使用するときよりも気化作用が促進される。
【0023】
また、この発明では芳香剤容器11を高さよりも横幅が広い扁平な凹部で構成し、芳香剤容器11には芳香剤容器11の形状にあわせて平板形状に形成した含浸材13を収容する。このため、キャップ9上面の容器開口部12の開口面積を大きくなり、芳香剤容器11に収容した含浸材13の気化面積が広くなるから、含浸材13に染み込ませた芳香剤の気化作用が促進され、開口面積が広くなった容器開口部12の全体から放出されるから、容器開口部12から放出される芳香剤の香りや成分が増加できるものとなった。
【0024】
加湿空気の吹出方向と芳香剤容器11の容器開口部12の位置が離れているから、加湿空気による拡散作用は少なくなり、容器開口部12から放出された芳香剤の香りと芳香成分のほとんどはそのまま室内に拡散するが、容器開口部12から放出される芳香剤の香りや成分は増加しているから、容器開口部12から放出される芳香成分の一部は吹出口10から吹き出す加湿空気に引き寄せられて加湿空気と一緒に室内の広範囲に拡散されるので、室内に拡散する芳香剤の成分や香りが強すぎることなく芳香が可能となった。
【0025】
また、芳香剤の補充や交換を行うときにおいて、従来は芳香剤容器11に直接液体の芳香剤を収容していたが、芳香剤容器の容積や容器開口部の開口面積が小さいため、芳香剤容器11に収容できる芳香剤の量が少なく、芳香剤を容器開口部12から溢れさせてしまうことがあった。
【0026】
この発明では、芳香剤の種類を変更するときは、芳香剤容器11から含浸材13を取り出した後、別の芳香剤を染み込ませた含浸材13を芳香剤容器11に収容するものであり、予め芳香剤を染み込ませた含浸材13を芳香剤容器11に収容することができるから、芳香剤を容器開口部12から溢れさせることはなくなった。
一方、芳香剤の補充を行うときは、芳香剤容器11に収容されている含浸材13に直接スポイトなどで芳香剤を補充することがあるが、容器開口部12の開口面積や芳香剤容器11の容積が大きくなっているから芳香剤容器11に収容できる芳香剤の量が増え、芳香剤が含浸材13に染み込むことで芳香剤容器11がすぐに満量になることがなくなり、芳香剤を直接芳香剤容器11に補充する場合でも芳香剤を溢れさせることはなく、芳香剤の交換作業や補充作業を容易に行うことができるものとなった。
【0027】
また、14はキャップ9に設けた芳香剤容器11の容器蓋、14aは容器蓋14の両側部に設けた一対の軸、9aはキャップ9に設けた軸孔であり、容器蓋14は軸14aが軸孔9aに嵌合してキャップ9に取り付けられており、芳香剤容器11の容器開口部12を開閉する。
【0028】
15は容器蓋14に設けた複数の開口であり、容器蓋14を閉じたまま開口15から芳香剤の香りや芳香成分が放出できるようになっている。芳香剤は含浸材13に含浸させているから、容器蓋14に開口15が設けてあっても芳香剤がこぼれることはなく、容器蓋14を閉じたまま開口15から芳香剤の芳香成分が放出できるから、振動や転倒による含浸材13の脱落を防ぐことができるものとなった。
また、芳香剤の補充や交換が必要となったときは、容器蓋14を開くことで容器開口部12が開口するから、含浸材13の交換や芳香剤の補充が容易に行えるものである。
【0029】
この発明の実施例では開口15をスリット状の長孔によって形成して、長孔の長手方向の端部が吹出口10を向くように配置したものであり、芳香剤の香りや芳香成分はスリット状の開口15から分散して放出されるので、芳香剤の香りや芳香成分が均一に拡散しやすくなる。
また、芳香剤を使用しないときは、含浸材13を芳香剤容器11から取り出しておくか、含浸材13を洗浄した後に芳香剤容器11に戻しておいてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】この発明の実施例を示す加湿器の要部断面図である。
【図2】この発明の実施例を示す芳香装置の周辺の要部断面図である。
【図3】この発明の実施例を示す芳香剤容器を備えたキャップの要部断面図である。
【図4】この発明の実施例を示す芳香剤容器を備えたキャップの平面図である。
【符号の説明】
【0031】
1 枠体
2 タンク
3 水槽
4 加湿空気発生手段
5 加湿室
6 送風機
7 加湿案内筒
8 開口部
9 キャップ
10 吹出口
11 芳香剤容器
12 容器開口部
13 含浸材
14 容器蓋
15 開口

【特許請求の範囲】
【請求項1】
枠体1内には水を貯えるタンク2と、タンク2から水が送られる水槽3と、水槽3から水の供給を受けて加湿空気を発生する加湿空気発生手段4と、加湿空気発生手段4によって発生した加湿空気が供給される加湿室5と、加湿室5に空気を送り込む送風機6と、送風機6で送り込まれた空気によって加湿室5から加湿空気が送られる加湿案内筒7とを備え、加湿室5から送られてきた加湿空気を加湿案内筒7の上部に設けた開口部8から枠体1外に放出する加湿器において、
前記加湿案内筒7の開口部8の上面を覆うキャップ9を設け、
キャップ9の上面には加湿案内筒7の加湿空気を室内に放出する吹出口10と、芳香剤を収容する芳香剤容器11と、芳香剤容器11の容器開口部12とを設け、
芳香剤容器11の容器開口部12は吹出口10から吹き出す加湿空気の吹出方向とは反対側に配置し、容器開口部12の開口面と加湿空気の吹出方向との角度を所定角度以上に設定したことを特徴とする加湿器。
【請求項2】
前記芳香剤容器11はキャップ9に形成した扁平な凹部で構成し、
前記芳香剤容器11には芳香剤が含浸した含浸材13を収容することを特徴とする請求項1に記載した加湿器。
【請求項3】
前記芳香剤容器11の容器開口部12に開閉自在の容器蓋14を設け、容器蓋14には複数の開口15を設けたことを特徴とする請求項2に記載した加湿器。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate


【公開番号】特開2010−175172(P2010−175172A)
【公開日】平成22年8月12日(2010.8.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−19640(P2009−19640)
【出願日】平成21年1月30日(2009.1.30)
【出願人】(000003229)株式会社トヨトミ (124)
【Fターム(参考)】