説明

回転開閉式網戸装置

【課題】手による網戸の開閉操作を行わなくても、腕や肩その他の身体の一部により網戸の一部を押圧するだけで、当該網戸を開閉できる回転開閉式網戸装置を提供する。
【解決手段】建物開口部2に装着するための一対の縦及び横の外枠材11,12により構成される外枠10と、一対の縦及び横の枠材21,22により構成される網戸枠23内にネット24が張設され、上記外枠10内に嵌装して、上下一対の上記横の枠材22の相互に対応する中間位置において鉛直回転軸13により該外枠10における上下の横の外枠材12に回転自在に支持されている網戸20とを備え、該網戸は外枠内において閉じた位置に保持可能にする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、網戸を開いて人が出入りすることがある建物開口部、あるいは、人が出入りすることがなくても、手足または物品の出し入れに供する開口が得られるようにしたい建物開口部に設置する網戸を、簡易な押圧操作で開閉できるようにした回転開閉式網戸装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
引き違い戸を設置して人の出入りを可能にしている建物開口部に網戸を設置する場合、上記引き違い戸と同様に、横スライド式に開閉できるようにした網戸を設けるのが一般的である。また、上記引き違い戸を設置している建物開口部に限らず、各種の開閉戸を備えた建物開口部においても、横スライド式に開閉できるようにした網戸が設けられている。そして、上記建物開口部に設置した網戸を利用している状態では、当該開口部の開閉戸を開放している。そこで、当該開口部から人が出入りしようとする場合には、横スライド式の網戸のみを開放すればよいが、例えば、両手がふさがっているとか、両手が汚れていたり、濡れていたりするときには、何らかの手段で網戸のみを開放できればよいが、手による網戸の横スライド操作は困難であり、そのため、身体の他の一部での開放操作を可能にすることなどが望まれる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の主たる技術的課題は、手による網戸の横スライド操作を行わなくても、例えば腕や肩その他の身体の一部により、鉛直回転軸で回転可能に支持されている網戸の一部を押圧するだけで、当該網戸を開閉できるようにした回転開閉式網戸装置を提供することにある。
【0004】
本発明の他の技術的課題は、上記鉛直回転軸の周りで回転させた網戸の鉛直回転軸の横移動により、網戸の開放による通路部分の巾の拡大を可能にした回転開閉式網戸装置を提供することにある。
本発明の更に他の技術的課題は、上記網戸の一部を押圧して当該網戸を開閉できるだけでなく、該押圧の操作のみにより網戸の開放による通路部分の巾の拡大をも可能にした回転開閉式網戸装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するため、本発明によれば、建物開口部に装着するための一対の縦及び横の外枠材により構成される外枠と、一対の縦及び横の枠材により構成される網戸枠内にネットが張設され、上記外枠内に嵌装して、上下一対の上記横の枠材の対応する中間位置において鉛直回転軸により該外枠における上下の横の外枠材に回転自在に支持されている網戸と、上記網戸を外枠内において同一面内に嵌装された状態に保持する保持機構とを備えていることを特徴とする回転開閉式網戸装置が提供される。
【0006】
本発明に係る回転開閉式網戸装置の好ましい実施形態においては、上記一対の鉛直回転軸が、該回転軸の周りで網戸を回転させた状態で、外枠における上下の横の外枠材に沿って横移動可能に支持されいるものとし、その場合に、上下の鉛直回転軸にその横移動を同期させる連係手段を設けることができる。また、網戸枠が上下の横の枠材の中央において上記鉛直回転軸に連結され、該鉛直回転軸が外枠における上下の横の外枠材の中央に横移動不能に支持されたものとすることもできる。
【0007】
更に、上述したように、一対の鉛直回転軸を外枠における上下の横の外枠材に沿って横移動可能に支持させる場合には、上記一対の鉛直回転軸に、上記網戸が外枠内において該外枠と同一面内にあるときの該回転軸位置に向かって弾性的に復帰移動させる復帰機構を設けることができ、また、上記一対の鉛直回転軸に、網戸の該鉛直回転軸の周りの回転に連動して該回転軸を外枠における上下の横の外枠材に沿って横移動させる連動機構を付設することができる。
【0008】
上記連動機構としては、可撓の連係ワイヤーにより、上記鉛直回転軸の横移動のための支持部材を、外枠の一側端の転向子を経て、網戸枠における上記外枠の一側端側に連結することにより構成するのが、簡単な構成により低コスト化するのに有効であるが、他の構成を用いることもできる。
また、上記連動機構を備えた場合、一対の鉛直回転軸に、網戸の該鉛直回転軸の周りの回転に連動して横移動した該回転軸を横の外枠材に沿ってもとの位置に弾性的に復帰移動させる復帰機構を設けることもできる。
【発明の効果】
【0009】
以上に詳述した本発明の回転開閉式網戸装置によれば、手による網戸の横スライド操作を行わなくても、例えば腕や肩その他の身体の一部により、鉛直回転軸で回転可能に支持されている網戸の一部を押圧するだけで、当該網戸を開閉することができる。
また、上記鉛直回転軸の周りで回転させた網戸の鉛直回転軸の移動により、網戸の開放による通路部分の巾の拡大を可能にすることができ、更に、上記網戸の一部を押圧して当該網戸を開閉できるだけでなく、該押圧の操作のみにより網戸の開放による通路部分の巾の拡大をも可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明に係る回転開閉式網戸装置の第1実施例におけるネット張設状態を示す縦断側面図である。
【図2】同実施例における外枠内の網戸の回転によるネット開放状態を示す縦断側面図である。
【図3】図1の水平断面図である。
【図4】図3の開放した網戸の鉛直回転軸の移動により開放部分を拡大した状態を示す水平断面図である。
【図5】同実施例における上下鉛直回転軸の連動機構及び該回転軸の復帰機構を模式的に示す正面図である。
【図6】図5の側断面図である。
【図7】同水平断面図である。
【図8】本発明に係る回転開閉式網戸装置の第2実施例の連動機構の構成を模式的に示す正面図である。
【図9】同水平断面図である。
【図10】網戸を鉛直回転軸の周りでの回転により開放したときの状態を示す水平断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
図1〜図7は、本発明に係る回転開閉式網戸装置の第1実施例を示している。この回転開閉式網戸装置1は、図1〜図3に示すように、引き違い戸等を設置して人の出入りを可能にするような建物開口部2を主たる設置対象とし、仮に人が出入りすることがなくても手足または物の出し入れに供する建物開口部2においても用い得るもので、図示の実施例では、該建物開口部2に取り付けられたサッシ3におけるガラス障子4の外側に、該サッシ3の網戸取付用レール3aを用いて上記回転開閉式網戸装置1を装着できるようにしている。しかしながら、そのような設置態様に限定されるものではない。
【0012】
図1〜図4の回転開閉式網戸装置1について詳細に説明すると、この網戸装置1は、基本的には、左右一対の縦の外枠材11及び上下一対の横の外枠材12を方形に結合することにより構成される外枠10と、該外枠10内に嵌装されて、左右一対の縦の枠材21及び上下一対の横の枠材22を方形に結合することにより構成される網戸枠23内にネット24が張設され、上記一対の横の枠材22の相互に対応する中間位置において、上記外枠10の上下一対の横の外枠材12に鉛直回転軸13により回転自在に支持されている網戸20と、該網戸20を外枠10内においてそれと同一面内に嵌装された状態に保持する保持機構30とを備えたものである。
【0013】
更に具体的に説明すると、建物開口部2に装着される上記外枠10は、上記サッシ3の網戸取付用レール3aに装着するための取付金具14を備え、それによって該レール3aに固定的に取り付けるようにしたもので、該外枠10における上下一対の横の外枠材12には、上記一対の鉛直回転軸13の支持部材13aが、転輪15により外枠材12に沿って横移動可能に支持され、それらの鉛直回転軸13に、網戸枠23における上下の横の枠材22の中央部が回転自在に支持されている。従って、上記網戸枠23は上下一対の鉛直回転軸13により外枠材12に回転自在に支持されている。
【0014】
上記網戸20は、その防虫機能を発揮させるには、外枠10内において該外枠10と同一面内に嵌装された状態に保持する必要があり、上記保持機構30はこの位置に網戸20を保持して風等で回転しないようにするためのもので、具体的には、図3、図4に示すように、網戸枠23の縦の枠材21の一部等から弾性的に突出している突子を備え、それが外枠10の縦の外枠材11の凹部に係止して網戸20の回動を阻止するが、網戸20の回転のために網戸枠23の縦の枠材21の一部を押圧すれば、上記突子が容易に凹部から離脱して網戸20が回転するように構成している。また、網戸枠23の外周と外枠10の内周との間は、モヘアや弾性材等の封隙材31により虫が進入しないように封じられるが、この封隙材31を利用して上記保持機構30の機能を兼備させることもできる。
【0015】
上記鉛直回転軸13の支持部材13aは、それを転輪15に支持させて、該転輪15により外枠10における上下の横の外枠材12に沿って横移動可能にしているが、網戸20が外枠10内において該外枠10と同一面内に嵌装された状態にあるときは外枠10の存在により横移動させることができず、そのため、該網戸20の外枠材12に沿う横移動は、図3に示すように該網戸20を鉛直回転軸13の周りで回転させたうえで、図4に示すように移動させることになる。
【0016】
上記実施例では、上述したように、鉛直回転軸13の支持部材13aが転輪15により外枠材12に沿って横移動可能に支持されたものとしているが、網戸枠23が上下の横の枠材22の中央において上記鉛直回転軸13に連結され、該鉛直回転軸13が外枠10における上下の横の外枠材12の中央に横移動不能に支持されたものとすることもでき、更に、網戸枠23がその上下の横の枠材22の中央ではなく、中央から一方側に偏寄した位置において上記鉛直回転軸13に連結され、外枠10における上下の横の外枠材12においても、同様に一方側に偏寄した位置において該鉛直回転軸13を横移動不能に支持したものとすることもできる。
【0017】
このように、網戸枠23及び外枠10の中央から一方側に偏寄した位置においてそれらを鉛直回転軸13で連結すると、特に、鉛直回転軸13が横移動しないようにした場合においても、該鉛直回転軸13の位置により網戸20の開放時の通路部分の巾が制限されながらも、網戸枠23における該鉛直回転軸13からより離れている縦の枠材21側を押圧して網戸20を開閉することにより、転輪15により鉛直回転軸13を横移動させる場合と同様に、網戸20の開放時における通路部分の巾を大きく設定することができる。
【0018】
上記一対の鉛直回転軸13が、外枠10における上下の横の外枠材12に沿って横移動可能に支持されている場合、上下一対の鉛直回転軸13を相互に同期して横移動させることができればよいが、それができないと、網戸20が傾倒して円滑に移動させることができなくなることもある。その横移動を同期させる連係手段33としては、例えば、図5〜図7に示しているように、外枠10の一方の縦の外枠材11内に挿通したループ状のワイヤー34を、それぞれ該縦の外枠材11の上下端において転向させて横の外枠材12内に挿通し、それらの両端をそれぞれ上下の横の外枠材12の他端側の転向子35に巻き掛けて折り返すように張設し、上下の横の外枠材12内において鉛直回転軸13の支持部材13aをそれぞれ異なる側のワイヤー34に連結するような構成を採用することができる。これにより、図4及び図5からわかるように回転させた網戸20を横移動させると、常に上下の鉛直回転軸13が同方向に同期移動することになる。しかしながら、上記連係手段33は、必ずしもかかる構成に限るものではない。
【0019】
また、上記一対の鉛直回転軸13には、図4に示すような開放状態にある上記網戸20を、それが外枠10内において該外枠10と同一面内にあるときの該回転軸位置に向かって弾性的に復帰移動させる復帰機構25を設けている。この復帰機構25としては、図5に例示するように、外枠10の一方の縦の外枠材11中に引張ばね26の一端26aを固定し、その他端に連結したワイヤー27を該外枠材11の端部まで導いて、そこで転向子28により横の外枠材12内に転向させ、網戸20が外枠10内において該外枠10と同一面内にあるときの回転軸13の位置に設けた転向子29を介して鉛直回転軸13の支持部材13aに連結するなどの手段を採用することができる。このような復帰機構25を用いると、鉛直回転軸13が図4の左右何れの方向に移動した場合でも、引張ばね26の引張力がその鉛直回転軸13を図5の位置に戻す復帰力として作用することになる。なお、図4のような網戸20の移動位置に、該網戸20を一時的に保持しておきたい場合には、その位置に網戸20を一時的に係止する係止具を付設しておく必要がある。
【0020】
上記第1実施例では、図3及び図4に示しているように、網戸装置1の外枠10をサッシ3の外観右側に取付金具14で固定するようにした例を示しているが、それをサッシ3の左側に固定することもでき、また、上記取付金具14によってサッシ3の網戸取付用レール3aに固定的に装着することなく、摺動金具によって上記サッシ3の外観右側と左側との間で移動可能にすることもできる。
【0021】
なお、この回転開閉式網戸装置は、網戸20の一部、望ましくは網戸枠23の一部を手や身体の一部によって押圧することにより開放することを前提としているので、強度的に不十分なネット24の押圧を避けるために該ネット24の一部に押圧に供する金属あるいは合成樹脂からなる多孔板24aを覆設している。
【0022】
上記構成を有する第1実施例の回転開閉式網戸装置は、人が出入りする建物開口部に設置し、当該開口部2から人が出入りしようとする場合に、両手がふさがっているとか、両手が汚れていたり濡れていたりして、手による網戸の開放操作が困難であっても、身体の他の一部、例えば腕や肩、足、あるいは身体の全体で網戸枠23や多孔板24aの開放側を押圧することにより、上記網戸20をその保持機構30による閉止力に抗して開放することができ、また、前記復帰機構25を設けておくことにより、網戸枠23等の押圧を解除したときに網戸20を自動閉止させることができる。また、鉛直回転軸13の周りで回転させた網戸20の該鉛直回転軸の横移動を可能にし、網戸20の開放の場合と同様に、身体の一部等で網戸を該横移動方向に押圧することにより、網戸20の開放による通路部分の巾を一層拡大させることができる。
【0023】
図8〜図10に示す第2実施例は、上記第1実施例の回転開閉式網戸装置1において、網戸枠23の一部を押圧して網戸20を鉛直回転軸13の周りで回転させる際の網戸20の回転による開放と、該回転軸13を外枠10の横の外枠材12に沿って横移動させる動作とを連動させるための連動機構40を付設したものである。そのため、以下においては該連動機構40についてのみ説明し、その他の第1実施例と共通する部分については、図中に第1実施例と同じ符号を付してそれらの構成及び作用についての説明を省略する。
【0024】
上記連動機構40の具体的構成としては、図8に明瞭に示すように、上記鉛直回転軸13の横移動のための支持部材13aから外枠10の一側端の転向子42を経て、網戸20の網戸枠23における上記外枠10の一側端側に連結された可撓の連係ワイヤー41を用いるのが、簡単な構成により低コスト化できるが、他の構成を用いることもできる。
このような連動機構40によれば、図9に示す状態から同図の網戸20の左側部分を押圧すると、図10に示すように、網戸20が回転して開放すると同時に、鉛直回転軸13の支持部材13aが、外枠10の一側端の転向子42を経て網戸枠23に連結された可撓の連係ワイヤー41により右側に牽引され、鉛直回転軸13が横の外枠材12の一側に向かって移動することになり、つまり、上記網戸20の一部を押圧して当該網戸を開放できるだけでなく、該押圧の操作のみにより網戸20の開放による通路部分の巾の拡大をも行うことができる。
【0025】
また、上記連動機構40を備えた回転開閉式網戸装置において、前述した図5の復帰機構と同じ構成の復帰機構45を設けておくと、網戸20の該鉛直回転軸13の周りの回転に連動して横移動した上記鉛直回転軸13を、横の外枠材12に沿ってもとの位置に弾性的に復帰移動させると同時に網戸20をもとの閉位置に復帰させることができる。
なお、上記図8〜図10に示した第2実施例のその他の構成及び作用は、実質的に図1〜図7で説明した説明した第1実施例の回転開閉式網戸装置1と同一であるから、それらの説明は省略する。
【符号の説明】
【0026】
1 回転開閉式網戸装置
2 建物開口部
10 外枠
11 縦の外枠材
12 横の外枠材
13 鉛直回転軸
13a 支持部材
20 網戸
21 縦の枠材
22 横の枠材
23 網戸枠
24 ネット
25,45 復帰機構
30 保持機構
33 連係手段
40 連動機構
41 連係ワイヤー

【特許請求の範囲】
【請求項1】
建物開口部に装着するための一対の縦及び横の外枠材により構成される外枠と、
一対の縦及び横の枠材により構成される網戸枠内にネットが張設され、上記外枠内に嵌装して、上下一対の上記横の枠材の対応する中間位置において鉛直回転軸により該外枠における上下の横の外枠材に回転自在に支持されている網戸と、
上記網戸を外枠内において同一面内に嵌装された状態に保持する保持機構と、
を備えていることを特徴とする回転開閉式網戸装置。
【請求項2】
上記一対の鉛直回転軸が、該回転軸の周りで網戸を回転させた状態で、外枠における上下の横の外枠材に沿って横移動可能に支持されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の回転開閉式網戸装置。
【請求項3】
上下一対の鉛直回転軸に、その横移動を同期させる連係手段を設けている、
ことを特徴とする請求項2に記載の回転開閉式網戸装置。
【請求項4】
上記一対の鉛直回転軸に、上記網戸が外枠内において該外枠と同一面内にあるときの該回転軸位置に向かって弾性的に復帰移動させる復帰機構を設けている、
ことを特徴とする請求項2または3に記載の回転開閉式網戸装置。
【請求項5】
上記一対の鉛直回転軸に、網戸の該鉛直回転軸の周りの回転に連動して該回転軸を外枠における上下の横の外枠材に沿って横移動させる連動機構を付設している、
ことを特徴とする請求項2または3に記載の回転開閉式網戸装置。
【請求項6】
上記連動機構が、可撓の連係ワイヤーにより、上記鉛直回転軸の横移動のための支持部材を、外枠の一側端の転向子を経て、網戸枠における上記外枠の一側端側に連結することにより構成されている、
こと特徴とする請求項5に記載の回転開閉式網戸装置。
【請求項7】
上記一対の鉛直回転軸に、網戸の該鉛直回転軸の周りの回転に連動して横移動した該回転軸を横の外枠材に沿ってもとの位置に弾性的に復帰移動させる復帰機構を設けている、
ことを特徴とする請求項5または6に記載の回転開閉式網戸装置。
【請求項8】
網戸枠が上下の横の枠材の中央において上記鉛直回転軸に連結され、該鉛直回転軸が外枠における上下の横の外枠材の中央に横移動不能に支持されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の回転開閉式網戸装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2012−136888(P2012−136888A)
【公開日】平成24年7月19日(2012.7.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−290772(P2010−290772)
【出願日】平成22年12月27日(2010.12.27)
【出願人】(000107930)セイキ販売株式会社 (57)
【Fターム(参考)】