説明

土壌消毒機

【課題】消毒液を貯留してあるタンクからノズルに向けて消毒液を送出し、送出した消毒液を前記タンクに戻すことができる土壌消毒機を提供する。
【解決手段】トラクタ1に、土壌を消毒する消毒液50を貯留するメインタンク3及びサブタンクを設け、前記メインタンク3の消毒液50を、ポンプ6により切替弁24に向けて送出し、該切替弁24に、注入刀15に接続してある供給管25及びサブタンクに接続してある戻し管10を接続し、消毒液50の送出先を、前記供給管25又は戻し管10に切り替える構成とした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、タンクからノズルに向けて送出した消毒液を前記タンクに戻すことができる土壌消毒機に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の土壌消毒機は走行機体、例えばトラクタに消毒液を貯留してあるタンクを搭載し、また消毒液を送出するポンプと、該消毒液を土壌に注入する複数のノズルとを設け、前記トラクタの後部に混和ロータリを装着して、前記ポンプにより消毒液を複数のノズルに向けて送出し、該ノズルを土壌に突き刺して消毒液を土壌に注入し、消毒液を注入した土壌を前記混和ロータリにより混和して、土壌を消毒していた(特許文献1参照)。
【0003】
また複数のノズルにバルブをそれぞれ設けてある土壌消毒機が従来から提案されている。消毒作業の終盤に圃場の端にて消毒作業を行っている場合であって、消毒作業を行う幅が消毒すべき土壌の幅よりも大きいときには、既に消毒してある土壌を再度消毒する虞がある。そのため消毒液の注入を行う必要のない一部のノズルのバルブを閉じて消毒作業を行い、消毒液を過剰に注入することによる薬害の発生を防止していた。
【特許文献1】特開2001−161247号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前記一部のノズルのバルブを閉じたときは、前記ポンプによる消毒液の送出量は一定であり、残りのノズルから噴射する消毒液の流量が増加するので、消毒作業を行う前にポンプの回転数を変更して、残りのノズルから噴射する消毒液の流量を調整する必要があった。
【0005】
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、ポンプから送出された消毒液を複数のノズルへ供給する複数の供給管に、消毒液の送出先を切り替える複数の切替弁をそれぞれ連結し、該切替弁に、消毒液を前記タンクへ戻す戻し管を連結することにより、消毒液の注入を行う必要のないノズルに供給される消毒液を、前記切替弁により前記戻し管に通流させて、消毒液の注入を行うノズルから噴射する消毒液の流量増加を抑制することができる土壌消毒機を提供することを目的とする。
【0006】
また消毒液の流量を調整する複数の調整部材を前記供給管及び戻し管に設けることにより、前記切替弁を用いて、一の供給管を通流していた消毒液の送出先を前記戻し管に切り替えたときに、前記戻し管を通流する消毒液の流量を、一の供給管を通流していた消毒液の流量と略同量にして、消毒液の送出先を切り替えたときに、他の供給管を通流する消毒液の流量変化を抑制することができる土壌消毒機を提供することを目的とする。
【0007】
また前記調整部材にオリフィスを使用することにより、前記供給管を通流する消毒液の流量と、前記戻し管を通流する消毒液の流量とを調整し、ノズルから噴射する消毒液の流量変化を抑制することができる土壌消毒機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る土壌消毒機は、走行機体と、該走行機体に設けてあり、土壌を消毒する消毒液を貯留するタンクと、該タンクから消毒液を送出するポンプと、該ポンプから送出された消毒液を複数のノズルへ供給する複数の供給管とを備える土壌消毒機において、前記供給管にそれぞれ連結してあり、消毒液の送出先を切り替える複数の切替弁と、該切替弁に連結してあり、消毒液を前記タンクへ戻す戻し管とを備えることを特徴とする。
【0009】
本発明においては、ポンプから送出された消毒液を複数のノズルへ供給する複数の供給管に、消毒液の送出先を切り替える複数の切替弁をそれぞれ連結し、該切替弁に、消毒液を前記タンクへ戻す戻し管を連結することにより、消毒液の注入を行う必要のないノズルに供給される消毒液を、前記切替弁により、前記戻し管に通流させてタンクに戻す。
【0010】
また本発明に係る土壌消毒機は、消毒液の流量を調整する複数の調整部材を前記供給管及び戻し管に設けてあることを特徴とする。
【0011】
本発明においては、消毒液の流量を調整する複数の調整部材を前記供給管及び戻し管に設けることにより、前記切替弁を用いて、一の供給管を通流していた消毒液の送出先を前記戻し管に切り替えたときに、前記戻し管を通流する消毒液の流量を、一の供給管を通流していた消毒液の流量と略同量にする。
【0012】
また本発明に係る土壌消毒機は、前記調整部材はオリフィスを備えることを特徴とする。
【0013】
本発明においては、前記調整部材にオリフィスを使用することにより、ノズルから噴射する消毒液の流量と、戻し管を通流してタンクに戻る消毒液の流量とを調整する。
【発明の効果】
【0014】
本発明にあっては、ポンプから送出された消毒液を複数のノズルへ供給する複数の供給管に、消毒液の送出先を切り替える複数の切替弁をそれぞれ連結し、該切替弁に、消毒液を前記タンクへ戻す戻し管を連結することにより、消毒液の注入を行う必要のないノズルに供給される消毒液を、前記切替弁により、前記戻し管に通流させてタンクに戻し、消毒液の注入を行うノズルから噴射する消毒液の流量増加を抑制することができる。
【0015】
また本発明にあっては、消毒液の流量を調整する複数の調整部材を前記供給管及び戻し管に設けることにより、前記切替弁を用いて、一の供給管を通流していた消毒液の送出先を前記戻し管に切り替えたときに、前記戻し管を通流する消毒液の流量を、一の供給管を通流していた消毒液の流量と略同量にして、消毒液の送出先を切り替えたときに、他の供給管を通流する消毒液の流量変化を抑制することができる。
【0016】
また本発明にあっては、前記調整部材にオリフィスを使用することにより、ノズルから噴射する消毒液の流量と、戻し管を通流してタンクに戻る消毒液の流量とを調整し、ノズルから噴射する消毒液の流量変化を抑制することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下、本発明に係る土壌消毒機を実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。図1は土壌消毒機の要部構成を示す模式的側面外観図、図2はメインタンク付近の略示拡大図、図3はメインタンク及びサブタンクの略示平面図、図4はオリフィス部材の略示分解断面図、図5はフローメータ付近の略示拡大側面図、図6はフローメータ付近の略示拡大正面図、図7は土壌消毒機の管路を示す回路図である。
【0018】
図1において1はトラクタであり、該トラクタ1の正面に二つの載置台2、2を設けてある。該載置台2、2に、消毒液50を貯留してあるメインタンク3及びサブタンク4をそれぞれ載置してある。前記載置台2、2はトラクタ1側に傾斜しており、載置されたメインタンク3及びサブタンク4は二つのタンクベルト5、5により前記載置台2、2に固定してある。
【0019】
前記メインタンク3の近傍にて、消毒液50を送出するポンプ6が前記トラクタ1に設けてあり、該ポンプ6と前記メインタンク3とを連結するポンプ連結管7が設けてある。前記ポンプ6には、後述する切替弁24、24に向けて消毒液50を通流させる通流管8が連結されており、前記ポンプ6の駆動により、メインタンク3の消毒液50が前記切替弁24、24に向けて送出される構成になっている。また前記メインタンク3とサブタンク4とを連結するタンク連結管9が設けてあり、前記メインタンク3は密閉してある。前記ポンプ6の駆動により、前記メインタンク3に貯留してある消毒液50を送出したときには、前記メインタンク3内の圧力が低下し、サブタンク4内に貯留してある消毒液50が、前記タンク連結管9を通流してメインタンク3に吸入される構成となっている。なお前記サブタンク4の蓋部分には図示しない空気抜き孔を開設してあり、該空気抜き孔に、図示しないホースを取付けてある。
【0020】
前記サブタンク4には、前記切替弁24、24に連結してある戻し管10を接続してあり、メインタンク3から送出された消毒液50が前記切替弁24、24を介して、前記サブタンク4に戻される構成にしてある。前記ポンプ6に空気抜きバルブ11が隣接しており、前記通流管8の途中に、前記空気抜きバルブ11に向けて分岐した分岐管8aが設けてある。該分岐管8aは空気抜きバルブ11に接続してあり、前記通流管8に消毒液50を送出したときに含まれる空気を、分岐管8aに通して排出するようにしてある。前記空気抜きバルブ11には、前記戻し管10に連結してある連結管8bが接続してあり、前記分岐管8aに空気と共に送出された消毒液50を、該連結管8b及び戻し管10を通して、前記サブタンク4に戻す構成にしてある。
【0021】
前記戻し管10には消毒液50の逆流を防ぎ、消毒液50の流量を調整する逆止弁12が設けてあり、該逆止弁12の下流側に消毒液50の流量を調整するオリフィス部材13を設けてある。該オリフィス部材13は、オリフィス板13aを収容し、該オリフィス板13aの孔に対応する貫通孔31を底に開設してある有底円筒部30と、前記貫通孔31に連なり、外向きに突出した筒状の継手部32とを有する収容部材13bを備える。また前記オリフィス部材13は、前記収容部材13bに挿入し、前記オリフィス板13aを前記収容部材13bとの間で嵌合固定する筒状の固定部材13cと、該固定部材13cに連結する継手部材13dとを備える。なお前記継手部32及び継手部材13dには前記戻し管10が連結される。
【0022】
前記トラクタ1の後部には支持台14を装着してあり、該支持台14に、前記ポンプ6により前記メインタンク3から送出された消毒液50を地中に注入する二つの注入刀15、15を設けてある。また前記支持台14には、前記注入刀15、15により消毒液50を注入された土壌を耕転して混和する混和ロータリ16と、該混和ロータリ16が混和した混和土壌部の高さに、前記支持台14を支持する左右一対のゲージ輪17、17と、該ゲージ輪17、17管の混和土壌部を被覆するマルチシートのロール18と、該ロール18から引出されたマルチシートの幅方向両側部を押える左右一対のシート押え輪19、19と、該シート押え輪19、19が押えたマルチシートの両側部に土寄せする左右一対の土寄せ輪20、20とを、前記トラクタ1の進行方向前方から順次配設してある。
【0023】
前記支持台14から支持リンク21が上方に延出しており、該支持リンク21に、消毒液50の通流状態を計測する二つのフローメータ22、22が支持してある。前記通流管8の、前記メインタンク3と反対側の先端部は二又に分かれており、前記フローメータ22、22の入口に、前記通流管8の二又に分かれた先端部が接続してある。
【0024】
前記フローメータ22、22の近傍に、ポンプ6から送出された消毒液50を取込むポンプポートP、取込んだ消毒液50を前記サブタンク4に送出するタンクポートT及び取込んだ消毒液50を前記注入刀15に供給する供給ポートSを備えており、切替レバー24aを設けてある二つの手動レバー形2位置2方向3ポート切替弁(以下切替弁という。)24、24を配設してある。切替弁24、24の前記ポンプポートP、Pに前記フローメータ22、22の出口が、パイプ23を介してそれぞれ接続してあり、前記供給ポートS、Sに、前記注入刀15、15に消毒液50を供給する二つの供給管25、25がそれぞれ接続してある。前記サブタンク4に消毒液50を戻す戻し管10の、前記サブタンク4と反対側の先端部は二又に分かれており、戻し管10の二又に分かれた該先端部を、前記タンクポートT、Tにニップル26、26を介してそれぞれ接続してある。
【0025】
前記切替弁24は、前記切替レバー24aを、図5の白抜矢符にて示すように、前記供給管25側に移動させたときに、前記通流管8から送出された消毒液50を前記供給管25に送出し、また前記切替レバー24aを前記戻し管10側に移動させたときに、前記通流管8から送出された消毒液50を戻し管10に送出する構成にしてある。なお前記ニップル26を前記フローメータ22、22に固定して、前記切替弁24、24を支持してあり、前記切替レバー24a、24aをトラクタ1の運転席の近傍に配置してある。
【0026】
前記供給管25、25に逆止弁27、27を設けてあり、該逆止弁27、27の下流側にオリフィス部材28、28を設けてある。該逆止弁27、27及びオリフィス部材28、28は、戻し管10に設けてある前記逆止弁12及びオリフィス部材13と同様の構成にしてある。また前記供給管25、25の先端部を前記注入刀15、15に連結してある。
【0027】
次に消毒液50の通流経路について説明する。まず前記空気抜きバルブ11を開き、前記ポンプ6を駆動して、前記ポンプ連結管7の内部にある空気を、図7に示す如く消毒液50と共に前記分岐管8aに送出し、前記連結管8b及び戻し管10を介して、前記サブタンク4に送出して、前記空気を排出する。
【0028】
前記空気の排出が終了したときに前記空気抜きバルブ11を閉じ、前記メインタンク3に貯留してある消毒液50を、前記通流管8及びフローメータ22、22を通流させて、前記切替弁24、24に送出する。前記切替レバー24aを前記供給管25側に移動させてある場合は、消毒液50は前記供給管25を通流し、前記注入刀15に供給されて、土壌に注入される。前記切替レバー24aを前記戻し管10側に移動させてある場合は、消毒液50は前記戻し管10を通流し、前記サブタンク4に送出される。前記ポンプ6の駆動により、前記メインタンク3に貯留してある消毒液50が送出されて、前記メインタンク3内の圧力は低下しており、前記サブタンク4に貯留してある消毒液50は、前記タンク連結管9を通流して前記メインタンク3に吸入される。
【0029】
実施の形態に係る土壌消毒機にあっては、前記ポンプ6から送出された消毒液50を複数の注入刀15、15へ供給する二つの供給管25、25に、消毒液50の送出先を切り替える二つの切替弁24、24をそれぞれ連結し、該切替弁24、24に、消毒液50を前記サブタンク4へ戻す戻し管10を連結することにより、消毒液50の注入を行う必要のない注入刀15に供給される消毒液50を、前記切替弁24により、前記戻し管10に通流させて前記サブタンク4に戻し、消毒液50の注入を行う注入刀15から噴射する消毒液50の流量増加を抑制することができる。
【0030】
また消毒液50の流量を調整する複数の逆止弁12、27、27及びオリフィス部材13、28、28を、前記供給管25、25及び戻し管10に設けることにより、前記切替弁24を用いて、一方の供給管25を通流していた消毒液50の送出先を前記戻し管10に切り替えたときに、前記戻し管10を通流する消毒液50の流量を、一方の供給管25を通流していた消毒液50の流量と略同量にして、消毒液50の送出先を切り替えたときに、他方の供給管25を通流する消毒液50の流量変化を抑制することができる。なお前記供給管25、25に設ける逆止弁27、27及びオリフィス部材28、28と、前記戻し管10に設ける逆止弁12及びオリフィス部材13とを同様の構成にすることにより、前記サブタンク4に戻される消毒液50の流量と、前記注入刀15から噴射する消毒液50の流量とを、前記ポンプ6の回転数を変更することなく略同量にすることができる。
【0031】
また消毒作業終了後に前記ポンプ連結管7を取外し、二つの前記切替レバー24aを前記戻し管10側に移動させて、前記ポンプ6を駆動したときには、前記通流管8及び戻し管10に残留している消毒液50を前記サブタンク4に戻すことができる。また切替レバー24a、24aをトラクタ1の運転席の近傍に配置しておくことにより、運転者は、運転席に座ったままで切替レバー24a、24aを操作することができる。
【0032】
実施の形態に係る土壌消毒機にあってはオリフィス部材13、28、28を使用しているが、前記供給管25、25及び戻し管10の一部をオリフィス形状にしても良い。またオリフィス部材13、28、28の替りに、ニードルバルブその他の消毒液50の流量を調整する部材を使用しても良い。また実施の形態に係る土壌消毒機にあっては、メインタンク3及びサブタンク4を使用しているが、大型のメインタンク3のみを使用する構成であっても良く、サブタンク4を更に追加した構成であっても良い。またメインタンク3及びサブタンク4をトラクタ1の後部に載置する構成であっても良い。またトラクタ1に替えてティラーその他の走行機体を使用しても良い。なお図6においては供給管8、8及びパイプ23の記載を省略している。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】実施の形態に係る土壌消毒機の要部構成を示す模式的側面外観図である。
【図2】実施の形態に係る土壌消毒機のメインタンク付近の略示拡大図である。
【図3】実施の形態に係る土壌消毒機のメインタンク及びサブタンクの略示平面図である。
【図4】実施の形態に係る土壌消毒機のオリフィス部材の略示分解断面図である。
【図5】実施の形態に係る土壌消毒機のフローメータ付近の略示拡大側面図である。
【図6】実施の形態に係る土壌消毒機のフローメータ付近の略示拡大正面図である。
【図7】実施の形態に係る土壌消毒機の管路を示す回路図である。
【符号の説明】
【0034】
1 トラクタ(走行機体)
3 メインタンク
4 サブタンク
6 ポンプ
10 戻し管
12、27 逆止弁
13、28 オリフィス部材
15 注入刀(ノズル)
25 供給管
24 切替弁
24a 切替レバー

【特許請求の範囲】
【請求項1】
走行機体と、該走行機体に設けてあり、土壌を消毒する消毒液を貯留するタンクと、該タンクから消毒液を送出するポンプと、該ポンプから送出された消毒液を複数のノズルへ供給する複数の供給管とを備える土壌消毒機において、
前記供給管にそれぞれ連結してあり、消毒液の送出先を切り替える複数の切替弁と、
該切替弁に連結してあり、消毒液を前記タンクへ戻す戻し管と
を備えることを特徴とする土壌消毒機。
【請求項2】
消毒液の流量を調整する複数の調整部材を前記供給管及び戻し管に設けてあることを特徴とする請求項1に記載の土壌消毒機。
【請求項3】
前記調整部材はオリフィスを備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の土壌消毒機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2008−283905(P2008−283905A)
【公開日】平成20年11月27日(2008.11.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−132110(P2007−132110)
【出願日】平成19年5月17日(2007.5.17)
【出願人】(000250007)有光工業株式会社 (30)
【Fターム(参考)】