地面より下に挿入されたガードレール用支柱の長さを計測するための部材と計測の手法

【課題】地面より下に挿入されたガードレール用支柱の長さを、支柱先端に計側用のゲージ棒とゲージ棒を保持する部材、地面より上のガードレール支柱部にゲージ棒を支持する金具を取付け計測できる部材と手法を提供する。
【解決手段】ガードレール用支柱（１）の先端に計測用ゲージ棒保持部材（２）を取り付ける。次に計測用ゲージ棒（３）をゲージ棒保持部材に取り付け、ガードレール用支柱の上部に支持金具（４）を設け計測用ゲージ棒を支持することを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】

【技術分野】
【０００１】
本発明は、ガードレール用支柱の計測に関するものであり、地面より下に挿入されたガードレール用支柱の長さを、支柱先端に計測用のゲージ棒と計測ゲージ棒を保持する部材、地面より上のガードレール用支柱部に計測ゲージ棒を支持する金具を取り付け計測できるようにするものである。
【背景技術】
【０００２】
従来は、ガードレール用支柱の全長を地上であらかじめ計測し、挿入後地面より上に出た支柱の長さを計測することにより、地面より下に挿入された支柱の長さを算出していた。
【発明が解決しょうとする課題】
【０００３】
そのために、次のような欠点があった。
（イ）地面より下に挿入されたガードレール用支柱の長さを直接計測する方法がなかった。
（ロ）支柱の先端を故意に切断したり、地面の中に障害物等により折れたり、曲がったりした場合など、正確な長さを確認することができなかた。
本発明は、これらの欠点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
ガードレール用支柱（１）の先端に計測用のゲージ棒保持部材（２）を取り付ける。次に計測用ゲージ棒（３）をゲージ棒保持部材に取り付け、ガードレール用支柱の上部に支持金具（４）を設け計測用ゲージ棒を支持する。
本発明は、以上の構成によって地面より下に挿入されたガードレール用支柱の長さを計測するための部材と計測の手法である。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００５】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
（イ）ガードレール用支柱（１）の先端に支柱と同等以上の強度を有し、所要形状で螺着構造したゲージ棒保持部材（２）を挿着するように取り付ける。
（ロ）ゲージ棒保持部材（２）に、地面より下に挿入された支柱の長さ以上で、所定形状した計測用ゲージ棒（３）を支柱に付着するようゲージ棒保持部材に螺着し連結する。
（ハ）地面より上に出た連結された計測用ゲージ棒を保持するため、支持金具（４）を適当な高に支柱に設ける。
本発明は以上のような構造でこれを使用するときは、あらかじめ地上にてガードレール用支柱（１）にゲージ棒保持部材（２）を取り付け、計測用ゲージ棒（３）をゲージ棒保持部材（２）に連結し、計測用ゲージ棒（３）を支持金具（４）に取り付ける。ガードレール用支柱（１）を地中に挿入していくと同時に、これら連結し組み合わされた部材も同時に挿入されていく。
挿入後、螺着し連結された計測用ゲージ棒（３）を地表面での境を確認し、確認後ゲージ棒保持部材（２）からはずし、先端からの長さを計測する。
【発明の効果】
【０００６】
地面より下に挿入されたガードレール用支柱の長さの計測が可能になり、ゲージ用保持部材と計測用ゲージ棒は螺着構造だから、支柱の先端とゲージ棒の先端は同位置の高さに結合できるので確実な計測ができる。
先端に取り付けたゲージ棒保持部材と計測用ゲージ棒の連結は螺着構造だから、繰り返し計測用ゲージ棒は使用ができる。
これらの部材を組み合わせ使用し計測する手法は、熟練を要しなくても簡単で早くできる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の正面図
【図２】本発明の計測部材姿図
【図３】本発明の先端部拡大斜視図
【図４】本発明の部材斜視図
【符号の説明】
（１）ガードレール用支柱
（２）ゲージ棒保持部材
（３）計測用ゲージ棒
（４）支持金具

【特許請求の範囲】
【請求項１】
ガードレール用支柱（１）の先端に取り付けた、計測用のゲージ棒保持部材（２）と計測用ゲージ棒（３）、上部に計測用ゲージ棒を支持するための支持金具（４）を設けることを特徴とする計測部材。
【請求項２】
前記部材を構成し、ガードレール用支柱の長さを計測するための手法。

【図１】