説明

基板切断装置

【課題】 配線基板のランドとエッジとを明確に認識でき、このため切断のずれ量を正確に検出することができる基盤切断装置を提供する。
【解決手段】 載置台41と、載置台41に載置された基板素材5を切断して、各配線基板6ごとに分断する切断用ブレード42と、切断後の配線基板6の切断線の位置のずれ量を検出するずれ量検出手段44と、検出したずれ量に基づいて、次に切断する基板素材5の切断線の位置を補正する補正手段66とを具備する基板切断装置40において、ずれ量検出手段44は、基板素材5の上方に配置され、切断部分の画像認識をするカメラ58と、基板素材5のランド25を認識するために、ランド認識照射光B1を基板素材5の上方から照射するランド認識用照明60と、切断された配線基板6のエッジ4を認識するために、エッジ認識照射光B2を切断後の配線基板6のエッジ4に向けて斜め上方から照射するエッジ認識用照明62とを有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、基板切断装置に関し、より詳細には、複数の配線基板(プリント基板、パッケージ基板等)が形成されている基板素材を各配線基板に分断する切断装置に関する。
【背景技術】
【0002】
配線基板(以下、単に基板という)は、複数の基板がマトリクス状(格子状)に配列された基板素材に作り込まれて形成されており、基板素材から各基板を切り離すことで製造される。
【0003】
基板素材の例を図6に示す。
ここで示す例では、複数の基板6が1枚の基板素材5中に、縦方向および横方向に整列して形成されている。この基板素材5を、隣接する基板6の間でX軸方向およびY軸方向の両方向で切断することにより、同一形状の基板6が複数製造される。
【0004】
次に、基板素材5を切断するための基板切断装置について、図7に基づいて説明する。
基板切断装置10は、基板素材5を載置する載置台11と、基板素材5を切断する切断ブレード14とを具備している。
【0005】
切断ブレード14は、10000rpmを超える高速で回転するため、切断ブレードを取り付けている部位が熱伸縮等する場合もあり、切断位置が初期設定の位置とずれてくる場合もある。そこで、切断装置10は、切断位置のずれ量を検出するずれ量検出装置16を設けている。
また、ずれ量検出手段16によって検出されたずれ量に基づいて、次に切断する基板素材5に対する基準切断線の位置を補正する補正手段(図示せず)が設けられている。
【0006】
以下、基板切断装置10の各構成について説明する。
切断ブレード14は、スピンドル17によって回転するように設けられており、スピンドル17および切断ブレード14は、Y軸方向にスライドするY軸スライダー18に取り付けられている。
載置台11は、X軸方向にスライドするX軸スライダー20に設けられており、且つ水平面(X−Y平面)内で回転するθ軸スライダー22上に設けられている。
【0007】
また、ずれ量検出手段16は、Y軸スライダー18の側面から切断ブレード14方向へ突出するアーム19に設けられている。
ずれ量検出手段16は、図8に示すような構成を有しており、切断部分を画像認識するカメラ24と、基板素材5の上方に配置されて、カメラ24の周囲に配置されて基板6のランド25を認識するためにランド25に対してほぼ垂直にランド認識照射光を照射するリング状のランド認識用照明26と、カメラ24の近傍にカメラ24の光軸とほぼ同軸となるように配置されたエッジ認識用照明28とを備えている。
【0008】
なお、切断位置のずれ量の検出は、各基板6上に形成されているランド25の位置を基準として、切断後の基板端部(エッジ)4とランド25との間の距離を、切断線をはさんで対向する2つの基板6で測定することで行われる。
そして、この対向する2つの基板6におけるランド25とエッジ4との距離の差をとり、この距離の差を2等分した値をずれ量として算出する。
【0009】
なお、載置台11の、基板素材5の切断位置においては、切断時に切断ブレード14を収容して載置台11を切断してしまうことを防止するために、切断ブレード14を逃がすための逃げ溝30が形成されている。
逃げ溝30の内底面には、エッジ認識照射光を反射させるための反射鏡32が配置されている。
【0010】
このように、ずれ量検出装置16によるエッジ4の認識は逃げ溝30内の反射鏡32でエッジ認識照射光を反射させて逃げ溝30を認識させるようにして行い、ランド25の認識はランド認識用照明で行う。
このため、画像認識するカメラ24では、ランド25とエッジ4とを識別でき、基板上での基準位置となるランド25とエッジ4との距離を測定することができる。
【0011】
【特許文献1】特開2002−66989号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0012】
基板切断装置において、従来のような方式では、反射鏡の表面に切断時の切削粉が付着したり、切削水等が流れ込んだりした際には反射鏡の反射状態が変化するおそれがあり(図8の符号33)、画像認識が不安定となり、正確なずれ量の測定ができなくなる場合があるという課題がある。
【0013】
このように、反射鏡の反射状態が悪くなったときの、カメラの認識画像の説明図と、し実際にカメラで撮影した写真とを図9および図10に示す。
図9の説明図では、基板6のランド25は反射率が高く、白くはっきりとしているが、反射鏡32からの反射率が悪く、基板6の表面とエッジ4の境界とがはっきりしなくなっている。
また、図10の写真ではランドは撮影されていないが、逃げ溝30部分と基板6表面との境界におけるコントラストが悪く、エッジ4の検出が困難となっている。
【0014】
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決すべくなされ、その目的とするところは、ランドとエッジとが明確に認識でき、このため切断のずれ量を正確に検出することができる基板切断装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0015】
本発明は上記目的を達成すべく、以下の構成を備える。
すなわち、本発明にかかる基板切断装置によれば、複数の配線基板がマトリクス状に作り込まれて成る基板素材を載置する載置台と、該載置台に載置された基板素材を縦横に切断して、各配線基板ごとに分断する切断用ブレードと、切断後の配線基板の切断線の位置が、基準切断線の位置とどの程度ずれているかのずれ量を検出するずれ量検出手段と、該ずれ量検出手段が検出したずれ量に基づいて、次に切断する基板素材に対する切断線の位置を補正する補正手段とを具備する基板切断装置において、前記ずれ量検出手段は、載置台に載置された基板素材の上方に配置され、切断部分の画像認識をするカメラと、基板素材のランドを認識するために、ランド認識照射光を基板素材の上方から照射するランド認識用照明と、切断された配線基板のエッジを認識するために、エッジ認識照射光を切断後の配線基板のエッジに向けて斜め上方から照射するエッジ認識用照明とを有することを特徴としている。
この構成によれば、エッジ認識照射光を切断したエッジに向けて照射するので、逃げ溝内部での光の乱反射を防止することができ、逃げ溝部分(切断した部分)を黒色とすることができる。このため、逃げ溝部分と配線基板表面との間でコントラストを上げることができ、エッジを正確に認識することができる。
【0016】
また、前記ランド認識用照明は、赤色光を照射することを特徴としてもよい。
配線基板のランドとしては通常金めっきであるが、ランド認識照射光として白色光を用いるとこのようなランドに対して反射光強度が強すぎて像がぼやけてしまう場合もある。そこで、赤色光を照射することで、ランドを正確に認識できる程度の反射光強度は維持しつつ、像のぼやけなどを防止することができる。
【0017】
さらに、前記エッジ認識用照明は、青色光を照射することを特徴としてもよい。
配線基板の表面は通常深緑色であるが、青色光を照射することで配線基板表面からの反射光を白色にすることができる。このため、黒色となった逃げ溝部分と配線基板表面とのコントラストを上げることができ、エッジの検出をさらに正確に行える。
【0018】
なお、前記切断ブレードによる基板素材切断時に前記ずれ量検出手段の下方を覆う汚染防止用シャッターが設けられていることを特徴としてもよい。
この構成によれば、カメラのレンズ、ランド認識用照明、エッジ認識用照明に汚れや水が付着することを防止することができ、さらに正確なずれ量の検出が可能となる。
【発明の効果】
【0019】
本発明にかかる基板切断装置によれば、切断線のずれ量を正確に検出できるので、次に切断する基板素材に対して、正確に切断位置の補正をかけることができる。このため、高精度での切断が可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。ただし、基板素材5については、従来の技術で説明した図6の構成と同一のものとし、同一の符号を付している。
【0021】
まず、図1の基板切断装置の平面図および図2の基板切断装置の正面図に基づいて、基板切断装置40の全体構成について説明する。なお、ここでは水平面をX-Y平面とし、鉛直方向をZ軸方向としている。
基板切断装置40は、複数の配線基板6(以下、単に基板という)がマトリクス状に配列された基板素材5を載置する載置台41と、基板素材5を切断する切断ブレード42と、切断位置のずれ量を検出するずれ量検出装置44と、基板切断装置40の動作全体を制御する制御装置66とを具備している。
【0022】
切断ブレード42は、スピンドル46によって回転する。スピンドル46は、Y軸方向に移動可能となるようにY軸スライダー48に取り付けられている。Y軸スライダー48は、Y軸方向に延びるスライドガイド49に装着されている。
また、Y軸スライダー48は、図示しない移動装置によって、Z軸方向に移動可能に設けられている。
【0023】
載置台41は、X軸方向に移動するX軸スライダー50に設けられており、且つ水平面(X−Y平面)内で回転するθ軸スライダー52上に設けられている。X軸スライダー50は、X軸方向に延びるスライドガイド53に装着されている。θ軸スライダー52は、X軸スライダー50内に設けられており、円形のターンテーブル状に形成されている。
また、載置台41は、台表面に複数の穴が形成されており、エアを吸引することによって、基板素材5を吸引して装着するようにしている。
さらに、載置台41は切断時に切断ブレード42を逃がすための逃げ溝54が、切断箇所に沿って複数本、あらかじめ形成されている。
【0024】
また、ずれ量検出装置44は、Y軸スライダー48の側面から切断ブレード42が設けられている方向へ突出するアーム55に取り付けられている。したがって、ずれ量検出装置44は、Y軸スライダー48の動作によって、Y軸方向に移動可能である。
【0025】
ずれ量検出装置44の構成を、図3に示す
ずれ量検出装置44には、切断後の基板を画像認識するためのカメラ58が設けられている。カメラ58は基板素材5に対して光軸が垂直となるように配置されている。
カメラ58の近傍には、ランドを識別するためのランド認識用照明60が設けられている。ランド認識用照明60は、カメラ58の周囲を囲むようにリング状に形成されている。ランド認識用照明60は、ランド認識照射光B1として赤色光を照射するように設けられており、具体的には複数個の赤色LEDがリング状に配設されて成る。またランド認識用照明60は、基板素材5に対してランド認識照射光B1が垂直に照射されるように配置されている。
【0026】
エッジ認識用照明62は、ランド認識用照明60の外側に設けられており、切断後の基板6のエッジ4を認識するためにエッジ認識照射光B2を照射する。
エッジ認識用照明62は、切断された基板6のエッジ4(切断後の基板6の側面8も含む)に向けてエッジ認識照射光B2を照射するように、基板素材5の表面に対して光軸を斜め方向に向けて配置されている。また、本実施形態ではX軸方向にカメラ58を挟んで2箇所にエッジ認識用照明62が配置され、2つのエッジ認識用照明62が、逃げ溝54を挟んで対向する基板6のエッジ4、4にそれぞれエッジ認識照射光B2を照射するように設けられている。
【0027】
エッジ認識用照明62は、深緑色の基板6の表面が白く認識できるように、エッジ認識照射光B2として青色光を照射する。具体的には、青色LEDなどが用いられる。
エッジ認識用照明62が、逃げ溝54の斜め上方から基板6のエッジ4にエッジ認識照射光B2を照射することにより、逃げ溝54内部で光が乱反射してしまうことを防止し、逃げ溝54を黒く認識させることができる。さらに、深緑色の基板6表面に対して青色光を照射しているので基板素材5の表面は白く認識され、エッジ4は黒色と白色の境界となり非常にコントラストがよくなる。このため、カメラ58での画像取り込み時に基板6のエッジ4を正確に認識することができる。
【0028】
なお、ずれ量検出装置44には、エアを噴射するエアブローノズル64が設けられている。エアブローノズル64は、エアを噴射することで基板素材5上の切削粉等を吹き飛ばし、明瞭な認識画像を得ることができる。
【0029】
図4に、上述した実施形態で、実際に切断後の基板6をカメラ58にて画像認識したところを示している。
この画像によれば、逃げ溝54部分は黒く認識され、基板素材5の表面は白色または淡色系の色で認識される。特にランド25は完全に白く認識される(図4では白い円形の部分)。このように、黒色と白色とでコントラストが向上し、エッジ4が明確に認識できる。
【0030】
また、制御装置66は、内部に中央処理装置(CPU)、ROM、RAM等を搭載しており(図示せず)、CPUがROMに記憶されているプログラムに基づいて、X軸スライダー50、Y軸スライダー48、θ軸スライダー52、スピンドル46等の各構成を制御し、基板素材5を切断して複数の基板6を切り出す動作を実行させる。
【0031】
制御装置66は、ずれ量検出装置44によって検出されたずれ量に基づいて切断位置を補正する補正機能(特許請求の範囲の補正手段)を有している。
以下に、補正機能の補正動作について図5に基づいて説明する。
補正機能は、X軸の切断線、Y軸の切断線のそれぞれについて、基準となるX軸基準切断線およびY軸基準切断線をあらかじめ設定して記憶しており、ずれ量に基づいてX軸基準切断線であればY軸方向に、Y軸基準切断線であればX軸方向に、それぞれの位置を移動させて補正し、補正後の位置を次に切断する場合の切断線の位置として適用させる。
【0032】
なお、本実施形態の制御装置66では、カメラ位置やスピンドルの組み付け誤差等による初期補正値をあらかじめ有しており、最初に切断する場合でも初期補正値にしたがって、X軸基準切断線およびY軸基準切断線を補正した値による切断線で切断する。
【0033】
最初の切断の終了後、ずれ量検出装置44は、まずX軸切断線をはさんで対向する基板6a、6bについて、それぞれランド25からエッジ4間の距離(X1、X2)を測定する。
測定結果に基づいて、制御装置66の補正機能は、X1からX2を減算する。X1−X2=0の場合はそれぞれの基板6a,6bのランド25からエッジ4までの距離X1とX2とが等く、ずれは無いとして扱う。なお、X1−X2≠0の場合は、その減算結果を2で割った値を、X軸の切断線のずれ量とする。制御装置66の補正機能は、このずれ量を、X軸方向の初期補正値に加算して実測補正値を算出する。そして、制御装置66の補正機能は、この実測補正値をX軸基準切断線の位置に加算することで、次に切断する基板素材5のX軸の切断線の位置を補正することができる。
【0034】
本実施形態では、エッジ認識用照明62は、カメラ58をはさんでX軸方向に整列する2箇所に設けられているため、このままの状態ではY軸の切断線についてのずれ量検出ができない。
そこで、制御装置66は、X軸のずれ量が検出された後、θ軸スライダー52を時計回りに90度(または反時計回りに90度)回転させ、Y軸の切断線がX軸方向に向くように制御する。
【0035】
そして、Y軸切断線をはさんで対向する基板6b、6cについて、それぞれランド25からエッジ4間の距離(Y5、Y6)を測定する。
測定結果に基づいて、制御装置66の補正機能は、Y5からY6を減算する。Y6−Y5=0の場合はそれぞれの基板6b,6cのランド25からエッジまでの距離Y5とY6とが等く、ずれは無いとして扱う。なお、Y6−Y5≠0の場合は、その減算結果を2で割った値を、Y軸方向のずれ量とする。制御装置66の補正機能は、このずれ量を、Y軸方向の初期補正値に加算して実測補正値を算出する。そして、制御装置66の補正機能は、この実測補正値をY軸基準切断線の位置に加算することで、次に切断する基板素材5のY軸の切断線の位置を補正することができる。
【0036】
制御装置66の補正機能は、1枚の基板素材5において、上述のような切断線の補正動作を、X軸、Y軸方向のいずれかの切断箇所において少なくとも1箇所ずつ行うように動作する。
【0037】
上述したような補正動作は、1枚の基板素材5の切断終了ごとに実行するとよい。このようにすることで、常に正確な基板の切り出しを行うことができる。
【0038】
以上本発明につき好適な実施例を挙げて種々説明したが、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得るのはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】基板切断装置の平面図である。
【図2】基板切断装置の正面図である。
【図3】ずれ量検出装置の正面図である。
【図4】カメラで切断部分を撮影した認識画像である。
【図5】ずれ量に基づいて切断線の位置を補正する動作について説明する説明図である。
【図6】複数の配線基板が配列されている基板素材を示す平面図である。
【図7】従来の基板切断装置の平面図である。
【図8】従来のずれ量検出装置の正面図である。
【図9】従来の認識画像の概略説明図である。
【図10】従来のずれ検出装置のカメラで切断部分を撮影した認識画像である。
【符号の説明】
【0040】
4 エッジ
5 基板素材
6 配線基板
8 基板の側面
40 基板切断装置
41 載置台
42 切断ブレード
44 ずれ量検出装置
46 スピンドル
48 Y軸スライダー
49,53 スライドガイド
50 X軸スライダー
52 θ軸スライダー
54 逃げ溝
55 アーム
58 カメラ
60 ランド認識用照明
62 エッジ認識用照明
64 エアブローノズル
66 制御装置
B1 ランド認識照射光
B2 エッジ認識照射光

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の配線基板がマトリクス状に作り込まれて成る基板素材を載置する載置台と、
該載置台に載置された基板素材を縦横に切断して、各配線基板ごとに分断する切断用ブレードと、
切断後の配線基板の切断線の位置が、基準切断線の位置とどの程度ずれているかのずれ量を検出するずれ量検出手段と、
該ずれ量検出手段が検出したずれ量に基づいて、次に切断する基板素材に対する切断線の位置を補正する補正手段とを具備する基板切断装置において、
前記ずれ量検出手段は、
載置台に載置された基板素材の上方に配置され、切断部分の画像認識をするカメラと、
基板素材のランドを認識するために、ランド認識照射光を基板素材の上方から照射するランド認識用照明と、
切断された配線基板のエッジを認識するために、エッジ認識照射光を切断後の配線基板のエッジに向けて斜め上方から照射するエッジ認識用照明とを有することを特徴とする基板切断装置。
【請求項2】
前記ランド認識用照明は、赤色光を照射することを特徴とする請求項1記載の基板切断装置。
【請求項3】
前記エッジ認識用照明は、青色光を照射することを特徴とする請求項1または請求項2記載の基板切断装置。
【請求項4】
前記切断ブレードによる基板素材切断時に前記ずれ量検出手段の下方を覆う汚染防止用シャッターが設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項3のうちのいずれか1項記載の基板切断装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図4】
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【図9】
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【図10】
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