説明

外壁パネルの面合わせ工具及び外壁パネルの面合わせ方法

【課題】 外壁パネルWを建物全体に仮固定した後にも使用することができ、簡単に少ない力で外壁パネルWの不陸を修正することができる外壁パネルの面合わせ工具1を提供する。
【解決手段】 一端側に操作者が把持するグリップ6を有する長尺な棒部材2と、該棒部材2の他端側に一方の外壁パネルWの屋外側側面に当接するように、所定範囲で該棒部材の長手方向に揺動自在に固定される押し当てプレート7と、前記棒部材2の他端側の先端に基端部8が固定され、その先端部が、互いに隣接する両外壁パネルW間の目地に挿入されて他方の外壁パネルWの屋内側の縁に掛かる爪部11を形成する爪板3と、を備え、爪板3の爪部11を両外壁パネルW間の目地に挿入して他方の外壁パネルWの屋内側の縁に掛けた状態で、前記棒部材2を押し倒すことにより、前記外壁パネルWを互いに面一となる方向に調節する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、互いに隣接して住宅の軸組に固定される外壁パネル同士の不陸の修正に用いる外壁パネルの面合わせ工具及びこの外壁パネルの面合わせ工具を用いた外壁パネルの面合わせ方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、住宅等の建設においては、複数の外壁パネルを軸組に固定して外壁を完成させる。このとき複数の外壁パネルの屋外面に不陸が生じると、住宅の外観の見栄えが悪くなるとともに、外壁目地の防水処理が不十分となる虞もある。
【0003】
そこで、例えば、図8に示すように、2枚の外壁パネルWの一側板面同士が同一面となるように板面の通りを調整する外壁パネルの調整治具100であって、第1当接片101、第2当接片102、第3当接片103と、これら第1〜第3当接片101、102、103を接続する接続棒104とからなり、一方の外壁パネルWの一側板面に当接される第1当接片101の当接面と、他方の外壁パネルWの一側板面に当接される第2当接片102の当接面とが、同一面上に間隔をおいて配置され、第2当接片102の概ね対向する位置に第3当接片103が配置され、第2当接片102と第3当接片103の間に他方の外壁パネルWを挟持可能な隙間が形成され、第1当接片101、第3当接片102、第2当接片103の順序で第1〜第3当接片101、102、103が接続棒104により接続されていることを特徴とする外壁パネルの調整治具100が提案されている(例えば特許文献1)。
【0004】
これによると、一方の外壁パネルWの突き出ている一側板面に第1当接片101を引っかけ、一方の外壁パネルWを他方の外壁パネルWの側に引き寄せ、第3当接片103と第2当接片102を他方の外壁パネルWの両板面に引っかけ、2枚の外壁パネルWの一側板面同士が同一面となるように板面の通りを調整するものであるから、ワンタッチで板面の通りを調整できる。また、調整治具100を外壁パネルWにセットした後、手を放すことができるので、外壁パネルW同士を接続する接続作業等の次の作業を着手できる。
【特許文献1】特開平10−280696号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、上述のような外壁パネルの調整治具100を用いるためには、少なくとも外壁パネルWの上方又は側方にこの外壁パネルの調整治具100をはめ込むことができるスペースが必要であり、外壁パネルWを建物全体に仮固定した後は、このような治具を用いることはできない。
【0006】
そこで、本発明は、外壁パネルを建物全体に仮固定した後にも使用することができ、簡単に少ない力で外壁パネルの不陸を修正することができる外壁パネルの面合わせ工具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1に記載の外壁パネルの面合わせ工具は、互いに隣接する外壁パネル間の不陸を修正する外壁パネルの面合わせ工具であって、一端側に操作者が把持するグリップを有する長尺な棒部材と、該棒部材の他端側に一方の外壁パネルの屋外側側面に当接するように、所定範囲で該棒部材の長手方向に揺動自在に固定される押し当てプレートと、前記棒部材の他端側の先端に基端部が固定され、その先端部が、互いに隣接する両外壁パネル間の目地に挿入されて他方の外壁パネルの屋内側の縁に掛かる爪部を形成する爪板と、を備え、爪板の爪部を両外壁パネル間の目地に挿入して他方の外壁パネルの屋内側の縁に掛けた状態で、押し当てプレートを一方の外壁パネルの屋外側面に当接してから、前記棒部材を押し倒すことにより、前記外壁パネルを互いに面一となる方向に調節することを特徴としている。
【0008】
請求項2に記載の外壁パネルの面合わせ工具は、前記押し当てプレートの前記棒部材の他端側の先端を該棒部材に当接する方向に付勢する付勢部材を備えることを特徴としている。
【0009】
請求項3に記載の外壁パネルの面合わせ工具は、前記爪板は、基端部から折曲して前記外壁パネル間の目地に挿入される板部と、前記板部からやや折曲して形成された調整部と、当該調整部からさらに折曲して前記外壁パネルの屋内側の縁に掛かる爪部とを有することを特徴としている。
【0010】
請求項4に記載の外壁パネルの面合わせ方法は、請求項1から請求項3のいずれかの外壁パネルの面合わせ工具を用いた外壁パネルの面合わせ方法であって、互いに隣接する両外壁パネルのうち一方の基準となる外壁パネルを固定し、他方の外壁パネルを可動状態に維持し、可動する外壁パネルを屋内側に押し入れる場合には、両外壁パネル間の目地に前記爪板を挿入して、固定した外壁パネルの屋内側の縁に前記爪板の先端に形成された前記爪部を掛けるとともに、前記押し付け板を前記可動する外壁パネルの屋外側面に当接させ、前記棒部材を押し倒すことにより、前記可動する外壁パネルを前記固定した外壁パネルと面一となるように調整し、可動する外壁パネルを屋外側に引き出す場合には、両外壁パネル間の目地に前記爪板を挿入して、前記可動する外壁パネルの屋内側の縁に前記爪板の先端に形成した前記爪部を掛けるとともに、前記押し付け板を前記可動する外壁パネルの屋外側面に当接させ、前記棒部材を押し倒すことにより、前記可動する外壁パネルを前記固定した外壁パネルと面一となるように調整し、その後、可動する外壁パネルを固定することを特徴としている。
【発明の効果】
【0011】
請求項1に記載の外壁パネルの面合わせ工具によると、棒状部材に所定範囲で揺動自在に固定された押し当てプレートが一方の外壁パネルの屋外側面に当接するとともに、爪板の先端に形成された爪部が他方の外壁パネルの屋内側の縁に掛かるので、棒状部材の一端に形成された棒部材を押し倒すことにより、極めて簡単に外壁パネルを互いに面一となる方向に調節することができる。すなわち、互いに隣接する外壁パネルのうち一方を固定し他方を可動状態に維持し、固定された側の外壁パネルを支点にして、可動状態の外壁パネルの位置を調節することにより、外壁パネルの不陸を修正することができる。
【0012】
このように互いに隣り合う外壁パネルの一方を支点にすることで、軸組などの住宅の構造躯体を相手に反力を得ることが困難な場合にも外壁パネルの面あわせをすることができる。
【0013】
請求項2に記載の外壁パネルの面合わせ工具によると、押し当てプレートは付勢部材により、押し当てプレートの棒部材先端側の端部を当該棒部材に当接する方向に付勢されるので、爪板を外壁パネルの目地に挿入する際にこの押し当てプレートが邪魔になって爪板が適切に挿入できないことを防ぐことができる。爪板を目地に適切に挿入できていない状態で、外壁パネルの面合わせを行おうとすると、爪部が外壁パネルの側面を削る虞があるので、このように構成することで面合わせの作業によって外壁パネルに傷がつくことを抑制することができる。
【0014】
請求項3に記載の外壁パネルの面合わせ工具によると、爪板は目地に挿入される板部と、外壁パネルの屋内側の縁に掛かる爪部との間に調整部が設けられているので、外壁パネルの面合わせ作業を行う際に、板部又は爪部がやや変形したような場合でも爪部が外壁パネルの屋内側の縁から外れることを防ぐことができる。
【0015】
請求項4に記載の外壁パネルの面合わせ方法によると、可動する外壁パネルを屋内側に押し入れる場合には、両外壁パネル間の目地に前記爪板を挿入して、固定した外壁パネルの屋内側の縁に前記爪板の先端に形成された前記爪部を掛けるとともに、前記押し付け板を前記可動する外壁パネルの屋外側面に当接させ、前記棒部材を押し倒すことにより、前記可動する外壁パネルを前記固定した外壁パネルと面一となるように調整し、可動する外壁パネルを屋外側に引き出す場合には、両外壁パネル間の目地に前記爪板を挿入して、前記可動する外壁パネルの屋内側の縁に前記爪板の先端に形成した前記爪部を掛けるとともに、前記押し付け板を前記可動する外壁パネルの屋外側面に当接させ、前記棒部材を押し倒すことにより、前記可動する外壁パネルを前記固定した外壁パネルと面一となるように調整するので、極めて簡単に建物の屋外側から外壁パネルの押し入れ、及び引き出しを行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、この発明における外壁パネルの面あわせ工具1及び外壁パネルの面合わせ方法について、各図を参照しつつ説明する。外壁パネルの面合わせ工具1は、図1に示すように、金属等の剛性を有する細長いパイプからなる棒部材2の先端に、爪板3がボルト4及びナット5により固定されており、この爪板3が取付けられた棒部材2の先端からややグリップ6側には押し当てプレート7が所定範囲で揺動自在に固定されている。また、棒部材2の爪板3と反対側の端部には、例えばエストラマーからなるグリップ6が取付けられており、外壁パネルWの面合わせ作業を行う際に作業者が把持しやすく形成されている。
【0017】
爪板3は、例えばステンレスで形成された薄い矩形の金属板を折り曲げて形成したものであり、基端部8が断面コ字状に形成されて、その間に棒部材2の先端を挿し込んで挟持できる構成となっている。そして、挟持した状態で、この基端部8と棒部材2とをボルト4で貫通しナット5を螺着することにより固定している。そして、爪板3は基端部8から折り曲げられて棒部材2と略直交する方向に延びる板部9と、板部9の先端に板部9からやや折曲する調整部10が形成されており、さらにこの調整部10からさらに折曲して鉤状に爪部11が形成されている。この爪板3は、図2に示すように、基端部8と棒部材2とを貫通するボルト4を軸としてやや揺動することができるように固定されており、外壁パネルWの面合わせ作業を行う場所の高さによっては、外壁パネルの面合わせ工具1をやや傾けて作業することができる。
【0018】
押し当てプレート7は、外壁パネルWと当接する側の面にゴム等の弾性体が貼付された平板上の部材であって、裏面には2枚の固定片12が形成されている。この2枚の固定片12は、棒部材2を挟むように配置され、軸ボルト13が棒部材2及び2枚の固定片12を貫通することにより、図3に示すように、軸ボルト13に対して押し当てプレート7を所定範囲で揺動自在に固定している。そして、この軸ボルト13にはバネ14が外挿されており、このバネ14は、一端が軸ボルト13近傍に形成されたバネ止め突起15に掛け止めされ、他端が押し当てプレート7を付勢している。これにより、この押し当てプレート7は、棒部材2の先端側に倒れるように付勢されており、外力が加わらない状態においては、図3(B)に示すように、押し当てプレート7は棒部材2の先端方向に倒れて配置されている。
【0019】
次に、以上のように構成される外壁パネルの面合わせ工具1を用いて行われる外壁パネルの面合わせ方法について説明する。外壁パネルWは、図4に示すように、サイディングボードの裏面にC型鋼16が埋め込まれて形成されており、軸組17にアングル18を介して固定されている。アングル18と軸組17とは、ボルト19及びナット20により締着されており、ボルト19を緩めることにより、アングル18が建物の屋内外方向にスライド可能に構成されている。
【0020】
まず、互いに隣接する外壁パネルWのうち一方の外壁パネルWを基準外壁パネルWaとしてアングル18を介して軸組17に固定し、他方の外壁パネルWを可動外壁パネルWbとして軸組17とアングル18とを固定するナット20を緩める。このようにすると基準外壁パネルWaは完全に固定される一方、可動外壁パネルWbは建物の屋内外方向にスライドすることができる。例えば図4(A)に示すように、基準外壁パネルWaよりも可動外壁パネルWbが屋外側にずれている場合には、作業者は、爪板3の先端に形成された爪部11が基準外壁パネルWa側に配置され、押し当てプレート7が可動外壁パネルWb側になるように、外壁パネルの面合わせ工具1を保持して、両外壁パネルW間の目地に爪板3を挿入する。
【0021】
そして、図4(B)に示すように、爪部11を基準外壁パネルWaに掛けるとともに、押し当てプレート7を可動外壁パネルWbの屋外側面に当接させる。そして、グリップ6を徐々に押し倒す。基準外壁パネルWaはアングル18を介して軸組17に固定されているので、グリップ6を押し倒すと、押し当てプレート7が可動外壁パネルWbを押し込む。図5(A)に示すように、可動外壁パネルWbを基準外壁パネルWaと面一になるまで押し込んで、図5(B)に示すように、外壁パネルの面合わせ工具1を外壁パネルW間の目地から取り外す。そして、緩めていた軸組17とアングル18とを固定するボルトを締着して作業を終了させる。
【0022】
次に、図6(A)に示すように、基準外壁パネルWaよりも可動外壁パネルWbが建物の屋内側にずれている場合には、作業者は、爪板3の先端に形成された爪部11が可動外壁パネルWb側になり、押し当てプレート7が基準外壁パネルWa側になるように、外壁パネルの面合わせ工具1を保持して、両外壁パネルW間の目地に爪板3を挿入する。
【0023】
そして、図6(B)に示すように、爪部11を可動外壁パネルWbに掛けるとともに、押し当てプレート7を基準外壁パネルWaの屋外側面に当接させる。そして、グリップ6を徐々に押し倒す。基準外壁パネルWaはアングル18を介して軸組17に固定されているので、グリップ6を押し倒すと、爪部11が可動外壁パネルWbを引き出す。図7(A)に示すように、可動外壁パネルWbを基準外壁パネルWaと面一になるまで引き出して、図7(B)に示すように、外壁パネルの面合わせ工具1を外壁パネルW間の目地から取り外す。そして、緩めていた軸組17とアングル18とを固定するボルト19を締着して作業を終了させる。
【0024】
なお、本発明の実施の形態は上述の形態に限ることなく、本発明の思想の範囲を逸脱しない範囲で適宜変更することができることは云うまでもない。また、本実施形態においては、左右の外壁パネルW間の不陸の修正を行ったが、外壁パネルの面合わせ工具1の用途はこれに限定されるものではなく、例えば上下に隣接する外壁パネルW間の不陸の修正や出隅部に設けられたコーナーパネルの位置の調整に用いることもできる。
【産業上の利用可能性】
【0025】
本発明に係る外壁パネルの面合わせ工具1及び外壁パネルの面合わせ方法は、住宅等の外壁パネルWの施工時に外壁パネルWの不陸を修正する工具及び方法として、好適に用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】外壁パネルの面合わせ工具の全体構成を示す側面図及びその拡大図。
【図2】外壁パネルの面合わせ工具の爪板の可動状態を説明する図。
【図3】外壁パネルの面合わせ工具の押し付けプレートの可動状態を説明する図。
【図4】互いの面がずれている外壁パネル間の目地に外壁パネルの面合わせ工具を挿し込む状態を説明する図。
【図5】外壁パネルの面合わせ工具を用いて、外壁パネルの面合わせを行う状態を説明する図。
【図6】互いの面がずれている外壁パネル間の目地に外壁パネルの面合わせ工具を挿し込む状態を説明する図。
【図7】外壁パネルの面合わせ工具を用いて、外壁パネルの面合わせを行う状態を説明する図。
【図8】従来の外壁パネルの調整治具の一例を示す図。
【符号の説明】
【0027】
1 外壁パネルの面合わせ工具
2 棒部材
3 爪板
7 押し当てプレート
8 基端部
9 板部
10 調整部
11 爪部
14 バネ(付勢部材)
Wa 基準外壁パネル(固定した外壁パネル)
Wb 可動外壁パネル(可動する外壁パネル)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
互いに隣接する外壁パネル間の不陸を修正する外壁パネルの面合わせ工具であって、
一端側に操作者が把持するグリップを有する長尺な棒部材と、
該棒部材の他端側に一方の外壁パネルの屋外側側面に当接するように、所定範囲で該棒部材の長手方向に揺動自在に固定される押し当てプレートと、
前記棒部材の他端側の先端に基端部が固定され、その先端部が、互いに隣接する両外壁パネル間の目地に挿入されて他方の外壁パネルの屋内側の縁に掛かる爪部を形成する爪板と、を備え、
爪板の爪部を両外壁パネル間の目地に挿入して他方の外壁パネルの屋内側の縁に掛けた状態で、押し当てプレートを一方の外壁パネルの屋外側面に当接してから、前記棒部材を押し倒すことにより、前記外壁パネルを互いに面一となる方向に調節することを特徴とする外壁パネルの面合わせ工具。
【請求項2】
前記押し当てプレートの前記棒部材の他端側の先端を該棒部材に当接する方向に付勢する付勢部材を備えることを特徴とする請求項1に記載の外壁パネルの面合わせ工具。
【請求項3】
前記爪板は、基端部から折曲して前記外壁パネル間の目地に挿入される板部と、前記板部からやや折曲して形成された調整部と、当該調整部からさらに折曲して前記外壁パネルの屋内側の縁に掛かる爪部とを有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の外壁パネルの面合わせ工具。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれかの外壁パネルの面合わせ工具を用いた外壁パネルの面合わせ方法であって、
互いに隣接する両外壁パネルのうちの一方の基準となる外壁パネルを固定し、他方の外壁パネルを可動状態に維持し、
可動する外壁パネルを屋内側に押し入れる場合には、両外壁パネル間の目地に前記爪板を挿入して、固定した外壁パネルの屋内側の縁に前記爪板の先端に形成された前記爪部を掛けるとともに、前記押し付け板を前記可動する外壁パネルの屋外側面に当接させ、前記棒部材を押し倒すことにより、前記可動する外壁パネルを前記固定した外壁パネルと面一となるように調整し、
可動する外壁パネルを屋外側に引き出す場合には、両外壁パネル間の目地に前記爪板を挿入して、前記可動する外壁パネルの屋内側の縁に前記爪板の先端に形成した前記爪部を掛けるとともに、前記押し付け板を前記可動する外壁パネルの屋外側面に当接させ、前記棒部材を押し倒すことにより、前記可動する外壁パネルを前記固定した外壁パネルと面一となるように調整し、
その後、可動する外壁パネルを固定することを特徴とする外壁パネルの面合わせ方法。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate


【公開番号】特開2010−106636(P2010−106636A)
【公開日】平成22年5月13日(2010.5.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−282210(P2008−282210)
【出願日】平成20年10月31日(2008.10.31)
【出願人】(000198787)積水ハウス株式会社 (748)
【Fターム(参考)】