説明

多機能ペニス伸長デバイス

【課題】実質的に使用の際の快適さを改善し、又異なる方向(上に、下に、左に、右への曲げ)へのペニスの曲げ補正、右および左へのペニスの偏位、短小ペニスの治療、ペニス、前立腺および膀胱の泌尿器的手術の術後のペニスの収縮治療、又、ペニスの伸長および肥大の治療上使用することができるペニス牽引システムを構成した多機能ペニス伸長デバイスを提供する。
【解決手段】多機能ペニス伸長デバイスであって、少なくとも平坦中央域を有する略円筒形状であるシリコーン・バンドにより形成される第1ペニス固定デバイス(100)および“U”字形状の片とその面に対称的に分配される複数の孔により構成されるペニス支持デバイス(200)の少なくとも1つを含んで成る多機能ペニス伸長デバイス。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
多機能ペニス伸長デバイスとは、いくつかの今までにない特徴を有したシリコーン・バンドおよびペニスの頂部の支持体のような、2つの相互に関連するデバイスをつなげることにより、使用の快適さを改善し、最新式と説明されるシステムに対してシステムの使用の機能および表示を増やすことができるシステムである。
【背景技術】
【0002】
公報EP1473000号は性器発育不全の治療用デバイスについて説明している。このデバイスは該デバイスに亀頭を確保するための外部生殖器固定器;すなわち、内部固定システムおよび組織拡大のための動力システムを含んで成る。換言すれば、このデバイスは各々取り付けられた優れたサポートに設置されたシリコーン・リングを含んで成り、又亀頭の保護システムを含んで成ることを特徴とする。
【0003】
この公報は牽引によるペニス伸長システム、すなわち、使用の快適さを改善するために一般的にはパッドのような保護要素と繋がった標準シリコーン・バンドを含んで成るペニス伸長システムについて説明する。しかしながら、パッドは時間と共に劣化するバンドと分離した要素であり、又、損耗が起こるに連れて、その機能低下をまねく。同様に、ペニスの接触面上にこれらシステムのけん引力を伝える際、シリコーン・リングは1cmあたりに高い圧力を供する略円筒な形状である。明確には、パッド中の損耗が起こるにつれて、デバイスの使用時の不快感が部材の摩擦および刺激により増える。この点で、効果的にするためにこれらタイプのデバイスはペニスに平均毎日8時間取り付けられるべきである。この長さは常に同じ位置にあり、又シリコーン・リングにより加圧されるパッドが望ましくない形をとり、亀頭包皮溝の摩擦又は刺激を発生させるシリコーン・リングの接触ゾーンと十分にぴったりとなるには十分である。公報EP2153805号、WO9728764号およびWO9626691号にあるように、構造が略円筒形状であるシリコーン又は同様の材料から成るバンド又はリングを使用するシステムにこれらの問題は、一般的に当てはまる。
【0004】
最新の別の公報は、略平坦であって、亀頭のすぐ下の面上にあるクリップとして機能するペニスの支持リングを説明するES2281639T3号である。より具体的には、支持リングが説明されている。この支持リングは、略円筒形状の部品によって形成される固定手段である。又、この固定手段は、設置後延伸ロッドの周囲にある側面にブロックされ得る保持クリップを有するボディの弾性的な各パーツを全体的に又は部分的に含んで成る。前述のように、このシステムはリング・クリップにより使用したものと同様である。同様に、全体としては完全にフラットであるその構造は、ペニスのサポートと繋がるためフランジの位置によることを示している。この点でユーザーによるいかなるポイントにおいても円筒形状の調節可能なユニオンは、最善の解決法であることを示している。説明したシステムでは、快適さはフランジのセッティングによる。各部材はある厚さを有しており、又デフォルト・パターンに反応せず、ぴったり合っているためプリセット・フランジの使用が万能な最適な解決手段ではなく、ぴったり合ったところはフランジの2つの隣接した位置の間である使用者であってもよいことが知られている。又、牽引力の伝達はクリップの全表面では行われず、上縁部でのみ行われる。前記クリップの上縁部はペニスとの接触面に隣接し、又ペニスとの接触面上に1cmあたり高い圧力を有した牽引力を伝える亀頭のコロナと接触する。同様のシステムを説明する別の公報はEP1878410号である。
【0005】
説明した全ての公報は牽引によるペニス伸長デバイス又はシステムに関する。又、ペニス伸長デバイス又はシステムはペニスを挿入する円形基部から実質的に成り、前記円形基部がペニスの下底部に近い面に収納されている。前記基部から、亀頭の基部と接触して頂部でペニスの支持をするブリッジ要素により頂部で交わる牽引に関して異なる特性および機能を有した2つの金属ロッドに平行に、リングは広がっている。このブリッジ又は支持要素は一般的にプラスチック材料であり、シリコーン・バンドの端部に適応させた通常一対の貫通孔のようなシリコーン・バンドのための固定手段および前記ブリッジ要素の後部へのバンドのための固定又は適応手段を含んで成る特異性を有する。この形態は柔軟性に欠ける。すなわち、毎日の使用において快適さが足りなくなる。ペニスが要素の凹部にあるように、ブリッジの形状がU字形状であることが説明したケースで最新に知られているものの、全てのケースにおける主たる機能はペニスのけん引力を生じさせることであるので、貫通孔は要素の対称な垂直軸に対して対称的である。しかしながら、説明したとおり、使用の快適さを改善するために各部材がある場合では障害を生じる特定の形状であることを考慮しなければならず、そのような快適さを改善することを考慮しなければならない。すなわち、このタイプのデバイスでは、ある側方偏位度を有する部材は快適さの明らかな欠如を示す他方の面よりも一方の面からの圧力に影響するであろう。
【0006】
又、2つの孔を有するのみの前記片が設計され、又片から少し離れたところに、又片の頂部に設置される治療制限がある。前記制限は常に牽引力をペニスのシャフトに平行な垂直軸に生じさせる。曲げ側面に適用される牽引力は曲げの小さい側面に適用される牽引力よりも大きいので、この平行な牽引力の垂直な軸は、ペニスに偏向がある際には示されない。曲げられたペニスの軸に対するこの牽引力の適用が不足することにより、これら前述のシステムが偏位軸を有する曲げられたペニスの治療の問題を解決できない。すなわち、前述のシステムがこれらのケースを治療するには明らかに十分ではない。
【0007】
又、これら前述のシステムにより片の頂部に設置される上方の片から2つの孔が制限される。2つの孔が前記片の頂部に設置されるので、長さがシリコーン・バンドにより囲まれるには十分な長さではない短小ペニスの治療のための可能性を制限する。
【0008】
さらに、帯具は実質的に包帯されたペニスの厚さを増やすので、上方の片からの孔間の長さが短いことで、最近操作されるペニスにこれらシステムを使用することを制限し、又はできなくする。
【発明の概要】
【0009】
本発明は、実質的に使用の際の快適さを改善し、又異なる方向(上に、下に、左に、右への曲げ)へのペニスの曲げ補正、右および左へのペニスの偏位、短小ペニスの治療、ペニス、前立腺および膀胱の泌尿器的手術の術後のペニスの収縮治療、又、ペニスの伸長および肥大の治療上使用することができるペニス牽引システムを構成した多機能ペニス伸長デバイスである。
【0010】
このシステムは、実質的に使用者のボディへ適応する基部から成り、又、伸縮性のあるロッドによりプラスチック支持体又は支持デバイスに繋げられたペニス牽引システムである。又、前記システムは、互いに関連した2つのデバイスを繋げて使用する特異性を有している。(a) 第2ペニス固定デバイスに挿入され、又、ペニスを支持するために一対の孔を使用して、病的状況又はペニスの形状に関連する他の病的状況を直すために使用される対称的に分配された複数の孔(好ましい態様では6つの孔)を含んで成る第1ペニス支持デバイスおよび(b)バンド径の3分の1の長さである周囲の長さおよび3倍の長さである幅をとる平らな中央域を有する実質的にシリコーン・バンドから成る第2のペニス固定デバイス。
【0011】
シリコーン・バンドの中央域の形状はペニスの接触面を増やし、1cmあたりの圧力を減らし、その結果一般的に円筒形状断面の最新と説明されるシリコーン・バンドよりも使用時により良い効果を保証する。
【0012】
本発明の目的であるペニスの病理の治療のためのシステムは、ペニス支持デバイス、ペニス固定デバイス又は両デバイスから選択される少なくとも1つのデバイスを含んで成ることは明らかである。
【0013】
本発明により解決された客観的な技術的な課題は、このシステムの使用の際の快適性の改善である。
【0014】
この課題は本発明のシステムを介して異なる可能な組合せと共に解決される。そして、異なる可能な組合せの全てが同じ技術的課題に対する別の解決策とされる。
【0015】
確かに、新しい固定デバイスが既知のペニス伸長デバイスの従来の支持体と組合わせて使用されるように、従来のシリコーン・バンドと共にクレームされた支持デバイスを使用する;又は両方を使用するかに関わらず、システムは表面上の使用の快適さを改善する。それらの形態はペニスによる異なる形のみを考慮していないので、説明したシステムはペニスの形状による小さな偏位から疾患まで確実に処理することができる。
【0016】
更に、新しい支持デバイスによって、単一のデバイスと異なる対の孔を組合わせて、それによって固定デバイスを導くことができる。ペニスの曲がり、偏り、術後治療、ペニスの伸長および肥大並びに短小ペニスのようなペニスの形状と関連する異なる疾患の個々の治療をすることができる、すなわち、これらの疾患における前述のシステムの有用性の欠如の問題を解決することができる。
【0017】
明細書およびクレームを通じて、“comprise”という用語およびその変形語は他の技術的特徴、追加物、要素又はステップを排除するという意味ではない。当業者にとって、本発明の他の対象物、利点および特徴は明細書の内容および本発明の実施により分かるであろう。下記の例および図面は図によって供されるが、本発明を制限する意味ではない。更に、本発明は、本明細書に説明される典型的で、又好ましい態様の全ての可能な組合せまで広がる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】図1は本発明のシステム対象物の部位であるペニス固定デバイスの上面図、正面図および側面図を示す。
【図2】図2は本発明のシステム対象物の部位であるペニス支持デバイスの斜視図である。
【図3】図3はペニスを左側に曲げ治療をした本発明のシステム対象物の使用概略正面図および裏面図を示す。
【図4】図4はペニスを右側に曲げ治療をした本発明のシステム対象物の使用概略正面図および裏面図を示す。
【図5】図5はペニスを上側に曲げ治療をした本発明のシステム対象物の使用概略図を示す。
【図6】図6はペニスを下側に曲げ治療をした本発明のシステム対象物の使用概略図を示す。
【図7】図7はペニスを左側に偏位治療をした本発明のシステム対象物の使用概略図を示す。
【図8】図8はペニスを右側に偏位治療をした本発明のシステム対象物の使用概略図を示す。
【図9】図9は瘢痕拘縮を防ぐために使用した本発明の対象物の概略正面図および裏面図を示す。
【図10】図10は短小ペニスの伸長および治療のための本発明のシステム対象物の使用概略図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0019】
図1からわかるように、ペニス固定デバイス(100)は可撓性弾性材料から成るバンドを有して成り、典型的な態様ではシリコーンから成るという点に特徴を有する。バンドの中央領域(101)は実質的には平坦であり、中央領域(101)の厚さは略円筒形状の端部(102a、102b)で測定される径(X)の3分の1の長さに略等しく、さらに、中央領域(101)の幅は記載の径(X)の3倍の長さに略等しい。
【0020】
一方ではこの構造は既に示しているように単に円筒形状の要素に対して使用の心地よさを改善し、他方ではペニスの支持および固定を容易にして、略平坦なデバイスに対して使用の快適さを改善する。同様に、フラット領域(101)と円筒形状の端部(102a、102b)との間の相対的な測定はデバイス(100)が亀頭の低部と接触して設置される領域での1cmあたりの最適な分配により規定される。
【0021】
更に、中央領域(101)の長さは、円筒形状の端部(102a)と中央領域(101)との間にある遷移領域(103a)および、円筒形状の端部(102b)と中央領域(101)との間にある遷移領域(103b)を規定するデバイス(100)の全長の5分の1の長さに略等しい。各遷移ゾーン(103a、103b)は中央領域(101)の全長の10分の1の長さに略等しい。
【0022】
図2では、プラスチック材料から成る略U字形状のボディ(201)を含んで成るペニス支持デバイス(200)が示されている。前記ボディ(201)は、その両側に取付け手段(202)を標準ペニス伸長デバイスから金属アームに対して有する。
【0023】
すなわち、前記デバイス(200)は凹状の前部領域内のボディ(201)が3つの領域(203、204、205)により規定されることを特徴とする。第1領域(203)および第3領域(205)は取付け手段(202)と接触する極端な領域であって、又互いに対称的領域である。
【0024】
前記2つの極端な領域(203、205)は、両領域(203、205)の下端(207、207’)と下部孔(5、6)との間の長さに略等しい長さ分離れた互いに間隔を空けた2つの貫通孔(1、5、4、6)を各々含んで成る。
【0025】
これら貫通領域(1、5、4、6)は取付け手段(202)から同じ長さ(208)分離れており、又ボディ(201)の第2領域(204)の貫通孔(3,4)間の長さと略等しい長さ分離れている。
【0026】
一方では、ボディ(201)の凹面後部領域は略円筒形状のシリコーン・バンドのための固定手段を含んで成る。
【0027】
既に述べたように、本発明は上記に説明したデバイスを組合わせたシステムである。すなわち、本発明のペニス伸長システムは、最も標準なペニス伸長デバイスとして、使用者の骨盤に対応し、ペニスの内側に収納されている略環状部を有して成り、又、互いに平行に延在し、2つのロッド間のブリッジ取付け要素までペニスに対して長手方向に延在する2つのアームがある。
【0028】
しかしながら、このシステムは(i)ペニス固定デバイス(100)又は(ii) 2つの平行ロッド間のブリッジ要素として構成されたペニス支持デバイス(200)から選択され、いずれか一方のデバイスを含んで成ることを特徴とする。当然に、実際の態様ではこのシステムは2つのデバイス(100、200)を組合わせたものを用いる。
【0029】
一般的な機能としての伸長に加えて説明されるシステムは、図3〜図10に示すとおりペニスの形態的異常の治療に使用される。
【0030】
図3では、左へ曲げ補正したものが示される。固定デバイス(100)はバンドの円筒形状端部を支持デバイス(200)に通すことにより固定される。円筒形状端部とは、支持デバイス(200)の中央領域(204)の左側貫通孔(2)を通る左側端部(102a)、一方で支持デバイス(200)のボディ(201)にある第3領域(205)の底部孔(6)を通る右側端部(102b)である。両端部は支持デバイス(200)の後部から固定手段まで固定されている。これらの操作に従い、全システムは右側に曲げられ、傾けられる。
【0031】
図4では、右へ曲げ補正したものが示される。固定デバイス(100)はバンドの円筒形状の端部を支持デバイス(200)に通すことにより固定される。円筒形状の端部とは、支持デバイス(200)の中央領域(204)の右側貫通孔(3)を通る左側端部(102a)、一方で支持デバイス(200)のボディ(201)にある第1領域(203)の底部孔(5)を通る右側端部(102b)である。両端部は支持デバイス(200)の後部から固定手段に固定されている。これらの操作に従い、全システムは左側に曲げられ、傾けられる。
【0032】
図5および図6では、上側の曲げ補正又は下側の曲げ補正が示される。両方の場合、固定デバイス(100)はデバイス(200)からボディ(201)の中央領域(204)の孔(2、3)を介して導かれる。そして、全システムは曲げの反対側に曲げられる。
【0033】
図7では、左側へのペニスの偏向補正が示される。固定デバイス(100)はバンドの円筒形状端部を支持デバイス(200)に通すことにより固定される。円筒形状の端部とは、支持デバイス(200)の第1領域(203)の頂部貫通孔(1)を通る左側端部(102a)、一方で支持デバイス(200)のボディ(201)にある中央領域(204)の右側孔(3)を通る右側端部(102b)である。両端部は支持デバイス(200)の後部から固定手段に固定されている。これらの操作に従い、全システムは右側に曲げられ、傾けられる。
【0034】
図8では、右側へのペニスの曲げ補正が示される。固定デバイス(100)はバンドの円筒形状端部を支持デバイス(200)に通すことにより固定される。円筒形状の端部とは、支持デバイス(200)の中央領域(204)の左側貫通孔(2)を通る左側端部(102a)、一方で支持デバイス(200)のボディ(201)にある第3領域(205)の頂部孔(4)を通る右側端部(102b)である。両端部は支持デバイス(200)の後部から固定手段に固定されている。これらの操作に従い、全システムは右側に曲げられ、傾けられる。
【0035】
図9では、瘢痕拘縮を防ぐために使用したシステムが示される。ペニスは脱脂綿又はガーゼで保護され、固定デバイス(100)の円筒形状端部は支持デバイス(200)の第1および第3領域(203、205)から頂部孔(1、4)を介して導かれる。
【0036】
最後に、図10では、8cmより短いペニスの治療のために使用したシステムが示される。固定デバイス(100)の円筒形状端部は支持デバイス(200)の第1および第3領域(203、205)から底部孔(5、6)を介して導かれる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ペニス固定デバイス(100)であって、
該デバイスが可撓性弾性材料から成るバンドを有して成り、
該バンドの中央領域(101)が実質的に平坦であって、バンドの厚さが略円筒形状の端部(102a、102b)で測定される径(X)の3分の1の長さに略等しく、更にバンドの幅が前記径(X)の3倍の長さに略等しいことを特徴とする、ペニス固定デバイス(100)。
【請求項2】
円筒形状の端部(102a)と中央領域(101)との間にある遷移領域(103a)および円筒形状の端部(102b)と中央領域(101)との間にある遷移領域(103b)を規定するデバイス(100)の全長の5分の1の長さに、中央領域(101)の長さが略等しい、請求項1に記載のペニス固定デバイス(100)。
【請求項3】
各遷移ゾーン(103a、103b)が中央領域(101)の全長の10分の1の長さに略等しい、請求項1および請求項2に記載のペニス固定デバイス(100)。
【請求項4】
使用材料がシリコーンである、請求項1〜3のいずれかに記載のペニス固定デバイス(100)。
【請求項5】
プラスチック材料から成る略U字形状のボディ(201)を有して成るペニス支持デバイス(200)であって、
前記ボディ(201)はその両側に金属アームに対する取付け手段(202)を有しており、
前記デバイス(200)は、凹状の前部領域にあるボディ(201)が3つの領域(203、204、205)により規定され、
第1領域(203)および第3領域(205)は互いに対称的であり、
第1領域(203)および第3領域(205)は、両領域(203、205)の下側エッジ(207、207’)と下部孔(5,6)との間の長さに略等しい長さ(206)分の間隔を置いた2つの貫通孔(1、5、4、6)を含んで成り、さらに、
これら貫通孔(1、5、4、6) は取付け手段(202)から同じ長さ(208)分離れ、又、ボディ(201)の第2領域(204)の貫通孔(3、4)間の長さに略等しい長さ分離れていることを特徴とする、ペニス支持デバイス(200)。
【請求項6】
ボディ(201)の凸状の後部領域が略円筒形状のシリコーン・バンドのためのアンカー手段を含んで成る、請求項3に記載のペニス支持デバイス(200)。
【請求項7】
多機能ペニス伸長デバイスであって、
使用者の骨盤に対応し、ペニスの内側に収納されている略環状部を有して成り、又、
互いに平行に延在し、又、2つのロッド間にあるブリッジ取付け要素までペニスに対して長手方向に延在する2つのアームが該略環状部から出ており、
前記システムが(i)請求項1〜4のいずれかに記載のペニス固定デバイス(100)又は(ii)2つの平行ロッド間のブリッジ要素として構成される請求項5又は6に記載のペニス支持デバイス(200)から選択される少なくとも一方のデバイスを含んで成ることを特徴とする、多機能ペニス伸長デバイス。
【請求項8】
ペニスの形態的異常の治療のための請求項7に記載のシステムの使用。
【請求項9】
手術後の瘢痕拘縮を防ぐための請求項7に記載のシステムの使用。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2012−179345(P2012−179345A)
【公開日】平成24年9月20日(2012.9.20)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2011−164394(P2011−164394)
【出願日】平成23年7月27日(2011.7.27)
【出願人】(511182541)
【氏名又は名称原語表記】Eduardo Antonio GOMEZ DE DIEGO
【Fターム(参考)】