説明

室内用物干し装置

【課題】構造がシンプルでありながらポールが簡単に落下することを防止できると共にポールの長さ調節を簡単に行うことができる室内用物干し装置を提供する。
【解決手段】室内用物干し装置10のベース12には連結突起20が対向して形成されている。ポール14を構成する第1ポール体22の上端部にはポール連結装置24が取り付けられている。このポール連結装置24のベース連結体26には連結突起20と係止可能な釣針状の連結溝28が形成されている。ベース連結体26にはポール連結体38が取り付けられ、このポール連結体38は前記第1ポール体22と固定されている。また、第1ポール体22の下端部にはポール14の長さ調節を行うポール長さ調節装置50が取り付けられている。前記第1ポール体22には第1ポール体22と共に前記ポール14を構成する第2ポール体62が出没可能に挿入されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、物干し装置に関し、詳しくは主に室内の天井等に取り付けられて洗濯物等を吊るしたハンガーや物干し竿等を係止する室内用物干し装置に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、家庭用乾燥機の普及や外気の汚染、あるいは外観維持の目的等の種々の理由から室内で洗濯物を干す家庭が増加している。
このため、これに伴い室内で洗濯物等を吊るすハンガーや物干し竿を係止する室内用物干し装置が提案されている(引用文献1)。
しかし、この室内用物干し装置は、吊下部を取り付ける固定部材を天井裏に設けられた野縁に固定すると共に天井に貫通孔を形成して吊下部を挿通させて、吊下部の上端に形成された鉤状の上部フック部を前記固定部材に係止させている。そして、前記吊下部の下端に形成された鉤状の下部フック部にハンガーや物干し竿を係止して取り付けている。
このため、この室内用物干し装置を設置する場合は固定部材を天井裏に設けられた野縁に固定する必要があると共に天井に吊下部を挿通させる貫通孔を形成する必要があるため、室内用物干し装置の設置作業が煩雑で大掛かりになるという不具合がある。
また、不注意等で前記吊下部に係止されているハンガーや物干し竿に当たって前記吊下部が動いたりすると、前記吊下部の上部フック部と固定部材の係止が外れて前記ポールや下部フック部に係止されていたハンガーや物干し竿までもが床に落下してしまうという不具合がある。
さらに、前記室内用物干し装置の吊下部はワンタッチで吊下部の長さの調節を行うことができないという不具合がある。
【特許文献1】特開2004−65715号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、上記事実に鑑みなされたものであり、設置作業を簡単に行うことができ、構造がシンプルでありながら垂下状態に連結されたポールが簡単に落下したりすることを防止できると共にポールの長さ調節をワンタッチで簡単に調節することができる室内用物干し装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
請求項1の発明は、取付部に固定されるベースと、このベースに垂下した状態で着脱可能に連結されるポールと、から構成される室内用物干し装置であって、
前記ベースに形成された連結突起と、前記ポールを構成する第1ポール体と、前記ポールを構成すると共に第1ポール体の一端部に取り付けられたポール連結装置と、このポール連結装置を構成すると共に前記連結突起と係止可能な連結溝が形成されたベース連結体と、前記ポール連結装置を構成すると共にベース連結体に遊嵌状態で取り付けられながら前記第1ポール体に取り付けられたポール連結体と、前記ポールを構成すると共に前記第1ポール体の他端部に出没可能に挿入された第2ポール体と、前記第1ポール体に取り付けられて前記第2ポール体の出没長さを調節できるポール長さ調節装置と、を有してなることを特徴としている。
請求項2の発明は、取付部に固定されるベースと、このベースに垂下した状態で着脱可能に連結されるポールと、から構成される室内用物干し装置であって、
前記ベースに形成された連結突起と、前記ポールを構成する第1ポール体と、前記ポールを構成すると共に第1ポール体の一端部に取り付けられたポール連結装置と、このポール連結装置を構成すると共に前記連結突起と係止可能な連結溝が形成されたベース連結体と、前記ポール連結装置を構成すると共にベース連結体に遊嵌状態で取り付けられながら前記第1ポール体に取り付けられたポール連結体と、前記第1ポール体に形成されたピン挿通孔と、前記ポールを構成すると共に前記第1ポール体の他端部に出没可能に挿入された第2ポール体と、この第2ポール体に形成されたピン挿入孔と、前記第1ポール体に取り付けられたポール長さ調節装置と、このポール長さ調節装置を構成すると共に前記第1ポールに取り付けられる調節装置筒体と、この調節装置筒体にスライド可能に設けられたスライドボタンと、このスライドボタンに内設されると共に前記ピン挿通孔に挿通可能で前記ピン挿入孔に挿入可能なピンと、前記スライドボタンに内設されて前記スライドボタンを付勢する付勢手段と、を有してなることを特徴としている。
請求項3の発明は、取付部に固定されるベースと、このベースに垂下した状態で着脱可能に連結されるポールと、から構成される室内用物干し装置であって、
前記ベースに形成された挿入筒部と、この挿入筒部の内周面に対向して形成された連結突起と、前記ポールを構成する第1ポール体と、前記ポールを構成すると共に前記第1ポール体の一端部に取り付けられたポール連結装置と、このポール連結装置を構成すると共に前記挿入筒部に挿入可能なベース連結体と、このベース連結体の外周面に平面視略釣針状に形成されると共に前記連結突起を係止できる一対の連結突起係止溝と、前記ポール連結装置を構成すると共にベース連結体に遊嵌状態で取り付けられながら前記第1ポール体に取り付けられたポール連結体と、前記第1ポール体に形成されたピン挿通孔と、前記ポールを構成すると共に前記第1ポール体の他端部に出没可能に挿入された第2ポール体と、この第2ポール体に形成されたピン挿入孔と、前記第1ポール体に取り付けられたポール長さ調節装置と、このポール長さ調節装置を構成すると共に前記第1ポールに取り付けられる調節装置筒体と、この調節装置筒体にスライド可能に設けられたスライドボタンと、このスライドボタンに内設されると共に前記ピン挿通孔に挿通可能で前記ピン挿入孔に挿入可能なピンと、前記スライドボタンに内設されると共に前記ピンに対向して設けられて前記スライドボタンを付勢する付勢手段と、を有してなることを特徴としている。
【発明の効果】
【0005】
本発明の室内用物干し装置は、取付部にはベースを取り付けるだけでよいので設置作業を簡単に行うことができるという優れた効果を有する。
また、本発明の室内用物干し装置は、シンプルな構造でありながら垂下状態に連結されたポールが簡単に落下したりすることを防止できるという優れた効果を有する。
また、本発明の室内用物干し装置は、垂下状態に設けられたポールの長さ調節をワンタッチで行うことができるという優れた効果を有する。
さらに、本発明の室内用物干し装置は、天井等の取付部に設置してもベースからポールを取り外すことにより室内の住人が受ける圧迫感をほとんど無くすことができるという優れた効果を有する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
発明を実施するために最良の形態の例として以下のような実施例を示す。
【実施例1】
【0007】
図1乃至図11には本発明に係る室内用物干し装置の一実施例が示されている。
図1に示されるように、この実施例の室内用物干し装置10は取付部としての天井Aに固定されるベース12と、このベース12に垂下した状態で着脱可能に連結されるポール14とから構成されている。
図2に示されるように、前記ベース12の基盤部16は円板状に形成されて前記天井Aに密着当接した状態で図示しないネジ等の適宜固定手段によって天井Aに固定されている。また、前記ベース12はベース12の外側に設けられるベースカバー17によってカバーされている。
前記ベース12の基盤部16の中央部には挿入筒部18が突設形成されている。この挿入筒部18の内周面には連結突起20,20が対向して形成されている。
前記ポール14を構成する第1ポール体22はアルミパイプで形成されている。この第1ポール体22の上端部にはポール連結装置24が取り付けられている。
図3及び図4に示されるように、このポール連結装置24のベース連結体26は円柱状に形成されている。このベース連結体26の先端部外周面には前記連結突起20,20と係止できる連結溝28,28(図3においては手前側の連結溝28のみ示す)が前記連結突起20,20に対応して一対形成されている。
図3に示されるように、これら連結溝28,28は平面視略釣針状に形成されている。この連結溝28の入口部28Aはベース連結体26の先端面に形成され、突当部28Bはベース連結体26の先端部に形成されている。また、入口部28Aと突当部28Bの間には第1折曲部28C、第2折曲部28Dが形成されている。
図2に示されるように、前記ベース連結体26の他端面には漏斗状部30が窪んで形成されている。また、前記ベース連結体26の内部にはポール連結体挿入空洞部32が形成されている。このポール連結体挿入空洞部32にはポール連結体係止突起34が突設されている。前記漏斗状部30とポール連結体挿入空洞部32はポール連結体挿通孔36で連通されている。
前記ベース連結体26にはベース連結体26と共に前記ポール連結装置24を構成するポール連結体38が移動可能に取り付けられている。
このポール連結体38の一端部には前記ポール連結体挿入空洞部32に収容される略球状の球状連結部40が形成されている。この球状連結部40の外径寸法は前記ポール連結体挿入空洞部32の内径寸法よりも僅かに小さく形成されているが前記ポール連結体挿通孔36の内径寸法よりも大きく形成されている。このため、前記ポール連結体38はポール連結体挿入空洞部32に遊嵌されるようになっている。
前記球状連結部40の頂部には係止凹部42が形成されている。この係止凹部42は前記ポール連結体係止突起34と係止可能になっている。従って、前記ポール連結体係止突起34が係止凹部42に入り込むとベース連結体26とポール連結体38は一体になり(図2、図9、図10に示す状態)、前記ポール連結体係止突起34が係止凹部42から外れるとベース連結体26とポール連結体38は互いにフリー状態になるようになっている(図11に示す状態)。
図2に示されるように、前記ポール連結体38の中間部にはテーパ部44が形成されている。また、前記ポール連結体38の他端部には円柱状のポール嵌合部46が形成されている。このポール嵌合部46が前記第1ポール体22に嵌入され、これにより前記第1ポール体22とポール連結装置24は一体になっている。
図5及び図6に示されるように、前記第1ポール体22の下部の一面にはノックピン挿通孔48が1個形成されている。
図1に示されるように、前記第1ポール体22の下端部にはポール長さ調節装置50が外装状態で取り付けられている。
図5及び図6に示されるように、このポール長さ調節装置50の調節装置筒体52の貫通孔54には前記第1ポール体22の下端部が嵌入され、調節装置筒体52は前記第1ポール体22に固定状態になっている。この調節装置筒体52にはスライドボタン56が第1ポール体22の長手方向と直交方向(図5、図6矢印A,B方向)にスライド可能に設けられている。
図7に示されるように、このスライドボタン56の外形形状は平面視略楕円形状に形成されている。このスライドボタン56のプッシュ部56Aは少し突出して形成されている。
前記スライドボタン56の内部には前記ノックピン挿通孔48に挿通可能なピンとしてのノックピン58が固定された状態で内蔵されている。また、前記スライドボタン56の内部には前記ノックピン58に対向して付勢手段収容部59が形成され、この付勢手段収容部59には前記スライドボタン56を矢印B方向に付勢する付勢手段としてのスプリング60が配設されている。
また、スライドボタン56の内部には前記第1ポール体22の外周面に密着して配設される一対のスライドガイド片61,61が設けられている。従って、前記スライドボタン56はスライドガイド片61,61にガイドされて矢印A,B方向にスライドするようになっている。
図5及び図6に示されるように、前記第1ポール体22の下端部には第1ポール体22と共に前記ポール14を構成するアルミ棒で形成された第2ポール体62がフィットした状態で出没可能に挿入されている。
この第2ポール体62には前記ノックピン58の先端部が挿入可能なノックピン挿入孔64が形成されている。実施例では、このノックピン挿入孔64は第1ポール体62の長手方向に沿って間隔を設けて3個並んで穿設されている。従って、図8に示されるように、この実施例の室内用物干し装置10のポール14は長さ寸法を3段階調節できるようになっている。
図1及び図3に示されるように、前記第2ポール体62の下端部には係止リング体66が固定されている。この係止リング体66には図示しないハンガーのフック部を係止したり、物干し竿を挿通することができるようになっている。
【0008】
次に、実施例の室内用物干し装置10の作用について説明する。
本発明に係る室内用物干し装置10を使用する場合は、室内の天井Aに予め適宜固定手段で固定されているベース12にポール14を連結する必要がある。
前記ベース12にポール14を連結する場合は前記第1ポール体22に取り付けられているポール連結装置24のベース連結体26のポール連結体係止突起34をポール連結体38の係止凹部42に挿入することによりベース連結体26が動かないようにする(図2に示す状態)。
そして、ポール連結装置24の連結溝28,28の入口部28A,28Aをベース12の連結突起20,20に対応させてポール14を押し上げてポール連結装置24を挿入筒部18に挿入する(図9に示す状態)。そして、連結突起20が連結溝28の第1折曲部28Cに当たったらポール14を周方向に回し、前記連結突起20が第2折曲部28Dに当たったら(図10に示す状態)、ポール14を引き下げる。これにより、連結突起20は連結溝28の突当部28Bと当接して停止する(図11に示す状態)。
この結果、ベース12の係止突起20がポール14の連結溝28の突当部28Bに当たった状態になりベース12とポール14のポール連結装置24は連結されるので、ポール14をベース12に簡単かつ迅速に取り付けて垂下させることができる。
そして、前記ポール14の第2ポール体62の係止リング体66に洗濯物を吊り下げたハンガーのフック部を係止することにより洗濯物を干すことができる。
なお、前記ベース12とポール14は上述したようにベース12の連結突起20がポール14のポール連結装置24の釣針状の連結溝28に収容されることにより連結されるので、室内を歩いていて不注意等で前記ポール14に当たってポール14が動いたりしてもベール12とポール14の連結が解除されることがないのでポール14が落下してしまうような事態を防止できる。
また、前記ベース12にポール14を垂下させた場合、ベース連結体26の他端面には漏斗状部30が形成され、前記ポール連結体38にはテーパ部44が形成されているので、不注意等で前記ポール14に当たったりしてもポール14は容易に傾斜状態に動くため(図11に示す状態)、ポール14に当たった際のダメージを軽減することができる。
また、前記ポール14の長さ調節を行いたい場合は、第1ポール体22の下端部に設けられたポール長さ調節装置50のスライドボタン56のプッシュ部56Aを図矢印A方向に押す。すると、スプリング60は第1ポール22とスライドボタン56に押されて収縮するため第2ポール体62のノックピン挿入孔64に挿入されていたノックピン58は前記ノックピン挿入孔64から抜け出る(図5に示す状態)。
従って、第2ポール体62を引くか押すかすることにより第2ポール体62を第1ポール体22に対して出没させることができる。そして、ノックピン58とノックピン挿入孔64が対応する位置にくるとノックピン58は自動的にノックピン挿入孔64に挿入し、スライドボタン56は矢印B方向にスライドすると共に第2ポール体62は停止する。
従って、前記スライドボタン56をプッシュするだけのワンタッチ操作で図8に示すように前記ポール14の長さ調節を行うことができる。
前記室内用物干し装置10を使用しない場合等において前記ベース12からポール14を取り外す場合はポール14を押し上げて第1ポール体22に取り付けられているポール連結装置24のポール連結体係止突起34を係止凹部42に挿入してベース連結体26が動かないようにする。
そして、さらにポール14を押し上げてベース12の連結突起20が第2折曲部28Dに当たったらポール14をベース12に連結する場合と反対方向の周方向に回し、連結突起20が第1折曲部28Cに当たったらポール14を下げれば連結突起20は連結溝28の入口部28Aから出る。これにより、ポール14をベース12から簡単かつ迅速に取り外すことができる。
なお、上述したように本発明の室内用物干し装置10は天井Aにベース12を固定するだけでよく、天井Aに貫通孔等を形成する必要はないので、室内用物干し装置10の設置作業を容易に行うことができる。
また、本発明の室内用物干し装置10はベース12からポール14を取り外すことにより、天井Aに設置しても室内にいる住人に圧迫感を与えるようなことはない。
【0009】
なお、実施例では第2ポール体62にノックピン挿入孔64を3個穿設してポール14の長さ寸法を3段階調節できるようにしたが、第2ポール体62に形成されるノックピン挿入孔64の数は3個に限定されるものでないことは勿論である。
また、実施例では室内用物干し装置10にハンガーを係止するために室内用物干し装置10を1個取り付けた場合について説明したが、この室内用物干し装置10を複数設置して物干し竿等を取り付けてもよいことは勿論である。
なお、実施例では室内用物干し装置10を天井Aに取り付けた場合を示したが、天井A以外の取付部に設置してもよいことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】実施例の室内用物干し装置の一部を省略した全体正面図である。
【図2】実施例の室内用物干し装置のベースとポール連結装置の縦断面図である。
【図3】実施例の室内用物干し装置のポールを短くした状態の側面図である。
【図4】実施例の室内用物干し装置のポール連結装置の平面図である。
【図5】実施例の室内用物干し装置のポールに取り付けられたポール長さ調節装置の縦断面図である。
【図6】実施例の室内用物干し装置のポールに取り付けられたポール長さ調節装置装置の縦断面図である。
【図7】実施例の室内用物干し装置のポールに取り付けられたポール長さ調節装置の横断面図である。
【図8】実施例の室内用物干し装置のポールの長さ調節した状態を示す側面図である。
【図9】実施例の室内用物干し装置のベースとポール連結装置の平面図と縦断面図である。
【図10】実施例の室内用物干し装置のベースとポール連結装置の平面図と縦断面図である。
【図11】実施例の室内用物干し装置のベースとポール連結装置の平面図と縦断面図である。
【符号の説明】
【0011】
10 室内用物干し装置
12 ベース
14 ポール
18 挿入筒部
20 連結突起
22 第1ポール体
24 ポール連結装置
26 ベース連結体
28 連結溝
30 漏斗状部
32 ポール連結体挿入空洞部
34 ポール連結体係脱突起
36 ポール連結体挿通孔
38 ポール連結体
40 球状連結部
42 係止凹部
44 テーパ部
46 ポール嵌合部
48 ノックピン挿通孔
50 ポール長さ調節装置
52 調節装置筒体
56 スライドボタン
58 ノックピン
60 スプリング
61 スライドガイド片
62 第2ポール体
64 ノックピン挿入孔
66 係止リング

【特許請求の範囲】
【請求項1】
取付部に固定されるベースと、このベースに垂下した状態で着脱可能に連結されるポールと、から構成される室内用物干し装置であって、
前記ベースに形成された連結突起と、前記ポールを構成する第1ポール体と、前記ポールを構成すると共に第1ポール体の一端部に取り付けられたポール連結装置と、このポール連結装置を構成すると共に前記連結突起と係止可能な連結溝が形成されたベース連結体と、前記ポール連結装置を構成すると共にベース連結体に遊嵌状態で取り付けられながら前記第1ポール体に取り付けられたポール連結体と、前記ポールを構成すると共に前記第1ポール体の他端部に出没可能に挿入された第2ポール体と、前記第1ポール体に取り付けられて前記第2ポール体の出没長さを調節できるポール長さ調節装置と、を有してなることを特徴とする室内用物干し装置。
【請求項2】
取付部に固定されるベースと、このベースに垂下した状態で着脱可能に連結されるポールと、から構成される室内用物干し装置であって、
前記ベースに形成された連結突起と、前記ポールを構成する第1ポール体と、前記ポールを構成すると共に第1ポール体の一端部に取り付けられたポール連結装置と、このポール連結装置を構成すると共に前記連結突起と係止可能な連結溝が形成されたベース連結体と、前記ポール連結装置を構成すると共にベース連結体に遊嵌状態で取り付けられながら前記第1ポール体に取り付けられたポール連結体と、前記第1ポール体に形成されたピン挿通孔と、前記ポールを構成すると共に前記第1ポール体の他端部に出没可能に挿入された第2ポール体と、この第2ポール体に形成されたピン挿入孔と、前記第1ポール体に取り付けられたポール長さ調節装置と、このポール長さ調節装置を構成すると共に前記第1ポールに取り付けられる調節装置筒体と、この調節装置筒体にスライド可能に設けられたスライドボタンと、このスライドボタンに内設されると共に前記ピン挿通孔に挿通可能で前記ピン挿入孔に挿入可能なピンと、前記スライドボタンに内設されて前記スライドボタンを付勢する付勢手段と、を有してなることを特徴とする室内用物干し装置。
【請求項3】
取付部に固定されるベースと、このベースに垂下した状態で着脱可能に連結されるポールと、から構成される室内用物干し装置であって、
前記ベースに形成された挿入筒部と、この挿入筒部の内周面に対向して形成された連結突起と、前記ポールを構成する第1ポール体と、前記ポールを構成すると共に前記第1ポール体の一端部に取り付けられたポール連結装置と、このポール連結装置を構成すると共に前記挿入筒部に挿入可能なベース連結体と、このベース連結体の外周面に平面視略釣針状に形成されると共に前記連結突起を係止できる一対の連結突起係止溝と、前記ポール連結装置を構成すると共にベース連結体に遊嵌状態で取り付けられながら前記第1ポール体に取り付けられたポール連結体と、前記第1ポール体に形成されたピン挿通孔と、前記ポールを構成すると共に前記第1ポール体の他端部に出没可能に挿入された第2ポール体と、この第2ポール体に形成されたピン挿入孔と、前記第1ポール体に取り付けられたポール長さ調節装置と、このポール長さ調節装置を構成すると共に前記第1ポールに取り付けられる調節装置筒体と、この調節装置筒体にスライド可能に設けられたスライドボタンと、このスライドボタンに内設されると共に前記ピン挿通孔に挿通可能で前記ピン挿入孔に挿入可能なピンと、前記スライドボタンに内設されると共に前記ピンに対向して設けられて前記スライドボタンを付勢する付勢手段と、を有してなることを特徴とする室内用物干し装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2008−220447(P2008−220447A)
【公開日】平成20年9月25日(2008.9.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−59418(P2007−59418)
【出願日】平成19年3月9日(2007.3.9)
【出願人】(591019988)株式会社キョーワナスタ (16)
【Fターム(参考)】