情報登録方法、情報管理装置及び広告表示システム
【課題】コンテンツとその処理方法とを別々に登録する。電子メールを用いて、画像等のコンテンツを簡便に更新する。
【解決手段】情報端末がコンテンツの処理方法を情報管理サーバへ通知し、情報管理サーバが通知された処理方法に対応付けた電子メールアドレスを情報端末に通知し、情報端末が通知された電子メールアドレスにコンテンツを送信し、情報管理サーバが該電子メールアドレスに送信されたコンテンツを受信して、通知された処理方法に基づき処理する。
【解決手段】情報端末がコンテンツの処理方法を情報管理サーバへ通知し、情報管理サーバが通知された処理方法に対応付けた電子メールアドレスを情報端末に通知し、情報端末が通知された電子メールアドレスにコンテンツを送信し、情報管理サーバが該電子メールアドレスに送信されたコンテンツを受信して、通知された処理方法に基づき処理する。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ネットワークに接続された端末から情報を管理するサーバに情報を登録する方法に係り、特に、コンテンツとこれに対応する処理とを別々に登録する場合の情報登録方法と、これを用いる情報管理装置及び広告表示システムとに関する。
【背景技術】
【0002】
インターネットを用いてサーバにコンテンツを登録する場合、ブラウザを用いて、コンテンツとその処理方法とを一括して登録するのが一般的である。この際、登録する情報が画像等のファイルである場合には、ローカルのファイルをロードして送信する方法が用いられる。
【0003】
このインターネットにおける一般的なコンテンツ登録方式では、コンテンツとその処理方法とを一括して登録する必要があるため、ローカルファイルシステムにアクセスできない場合にはコンテンツを登録できないという問題があった。例えば、通常、携帯電話に搭載されているブラウザでは、セキュリティ上の問題からローカルファイルシステムにアクセスできないため、ローカルのファイルをロードして送信することはできなかった。また、公共の端末等から情報を登録する場合にも、ローカルの情報をロードすることができず、個人の所有する画像等のファイルを登録することはできなかった。さらに、情報を更新する場合には、すべての情報を一旦サーバからロードし、更新箇所のみを修正して再登録する必要があるため、特定の情報のみを頻繁に更新する場合は利用者の利便性が低く、また、特定のコンテンツを複数の処理方法で流用することはできなかった。
【0004】
これに対し、画像等のコンテンツとそれに対する処理方法とを別々に登録する方法として、例えば以下の二つの方法が提案されている。特開2002-189723号公報では、複数の画像データを予めサーバにアップロードしておき、これらの画像を用いたコンテンツを作成する際に、画像を閲覧して選択することにより、当該画像データを用いたコンテンツを生成する技術が示されている。また、特開2001-142820号公報では、電子メールのサブジェクトにコマンドを記述し、このコマンドに基づいてコンテンツを処理する技術が示されている。
【0005】
【特許文献1】特開2001-142820号公報
【特許文献2】特開2002-189723号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特開2002-189723号公報に示されている技術は、複数の画像を予め登録しておくことができるため、利用者は別の機会にコンテンツを選択し、処理を実行させることができた。しかし、この技術では、利用者がコンテンツを閲覧して選択する必要があるため、画面の小さい携帯端末で簡便に登録することはできなかった。
【0007】
一方、特開2001-142820号公報に示されている技術は、利用者が電子メールを用いて、コンテンツに対する処理を登録する方法である。しかし、ユーザが自ら処理コマンドを入力する必要があるため、ユーザに処理コマンドに関する知識が必要である上、コマンドの打ち間違えによる処理ミスの可能性があり、ユーザ利便性の面で問題があった。
【0008】
本発明の第一の目的は、情報登録端末のローカルな情報にアクセスできない場合にも、ユーザが所有する画像等の情報を簡単かつ確実に登録する方法と、該方法を用いた情報管理装置及び広告表示システムとを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記第一の目的を達成するために、本発明は、コンテンツに対する処理を予め登録し、これに対する一意なメールアドレスを生成することにより、処理とコンテンツとを適切に関連付ける。あるいは、同一ユーザから受け付けるコンテンツと処理方法について、予め対応付けの規則を設定しておく。また本発明では、認証を必要としない簡便な登録方法として特定のメールアドレスを宛先とする電子メールによるコンテンツ登録方法が提供される。
【0010】
すなわち本発明では、情報端末から情報管理サーバに、ネットワークを介してコンテンツを登録する情報登録方法において、情報端末が、登録するコンテンツに対する処理方法を前記情報管理サーバへ通知するステップと、情報管理サーバが、通知を受けた前記処理方法に対応付けた電子メールアドレスを前記情報端末に通知するステップと、情報端末が、通知された前記電子メールアドレスに前記コンテンツを送信するステップと、情報管理サーバが、前記電子メールアドレスに送信された前記コンテンツを受信し、前記通知された処理方法に基づき、該コンテンツを処理するステップとを有する情報登録方法が提供される。
【0011】
また本発明では、情報端末から情報管理サーバに、ネットワークを介してコンテンツを登録する情報登録方法において、情報端末が、登録するコンテンツに対する処理方法を所定の電子メールアドレスに送信するステップと、情報端末が、コンテンツを前記電子メールアドレスに送信するステップと、情報管理サーバが、受信した処理方法に基づいて、該処理方法と送信先の電子メールアドレスが一致する前記コンテンツを処理するステップとを備える情報登録方法が提供される。
【0012】
さらに本発明では、情報端末から情報管理サーバに、ネットワークを介してコンテンツを登録する情報登録方法において、情報端末が電子メールを用いて前記コンテンツを情報管理サーバに送信するステップと、情報端末が電子メールを用いて前記コンテンツの処理方法を情報管理サーバに送信するステップと、情報管理サーバが、送信されたコンテンツ及び処理方法を受信し、該受信した処理方法に基づいて、該処理方法と送信元の電子メールアドレスが一致する前記受信したコンテンツを処理するステップとを備える情報登録方法が提供される。
【0013】
また本発明では、上述した本発明の情報登録方法を用いる情報管理装置及び広告表示システムが提供される。
【0014】
なお、本発明では、情報管理装置は、コンテンツの送信を受け付ける電子メールアドレスを、前記通知を受けた前記処理方法に対応付けて生成する手段をさらに有することが望ましい。また、電子メールアドレスを、利用者に応じて生成するようにしてもよい。
【0015】
さらに、処理対象のコンテンツが複数ある場合、いずれのコンテンツを処理するかを、コンテンツ及び/又は処理方法の送信/受信(登録)時刻と、受信順との少なくともいずれかに基づいて、例えば最も受信時刻の近いコンテンツと処理方法とを対応付けるなどして決定するようにしてもよい。また、本発明では、受信したコンテンツ及び処理方法にそれぞれ識別子を付し、処理するコンテンツ及び/又は処理方法の指定を識別子によって受け付けるようにしてもよい。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、利用者は、画像等のコンテンツとその処理方法とを別々に登録することができる。また本発明によれば、電子メールを用いて、画像等のコンテンツを簡便に更新することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下、広告表示システムにおける広告情報登録方法を例に、本発明の実施形態について図面を用いて具体的に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
【実施例1】
【0018】
本実施例の広告表示システムの全体構成を図1に示す。利用者は、自宅等に保持している利用者端末1010や、公共の場所に設置してある公共端末1020、あるいは携帯端末1030等を用い、インターネット1040を介して広告表示システム1050内の広告管理サーバ1060に接続する。携帯端末は、携帯ネットワーク1070とインターネットとを仲介する携帯ゲートウェイ1080を介して広告管理サーバに接続する。
【0019】
図2は、携帯端末の内部構造である。携帯端末1030は、携帯ゲートウェイを介してインターネットに接続するための通信装置2020、利用者が情報を入力するための入力装置2030、表示装置2040、画像等のファイルを外部から入力する場合に用いる外部入力装置2050、広告画像等を撮影するための2060、各種処理を行う制御装置2070、主記憶装置2080、及び画像等の情報を格納するための記憶装置2090から構成される。
【0020】
図3は、広告表示システムの内部構成である。広告表示システム1050は、広告管理サーバ1060と広告表示装置1090から構成される。広告管理サーバは、利用者端末や広告表示装置と通信するための通信装置3040、各種処理を行うための処理装置3050、主記憶装置3060、利用者の属性情報を格納する利用者情報データベース(以下、DBと略す)3070、広告の表示方法を格納する広告表示方法DB3080、及び広告の画像ファイルを格納する広告画像情報3090から構成される。
【0021】
広告表示装置は、LAN(ローカルエリアネットワーク)などのローカルなネットワークを介して広告管理サーバに接続され、適宜広告情報等を受信して広告を表示する。広告表示装置は、広告管理サーバと通信を行う通信装置3100、広告情報を表示する表示装置3110、表示の制御等を行う制御装置3120、主記憶装置3130、広告管理サーバから送信される利用者情報、広告表示方法、広告画像情報をそれぞれ格納する、利用者情報DB3140、広告表示方法DB3150、広告画像情報DB3160から構成される。
【0022】
広告管理サーバ、及び広告表示装置は、それぞれの通信装置を介してインターネット1040に接続されている。
【0023】
利用者は、利用者端末や公共端末、あるいは携帯端末を用い、利用者登録情報や広告の表示方法、広告の画像情報等の複数の情報を、それぞれ別の機会に広告管理サーバに登録することができる。これらの情報を受け付けた広告管理サーバは、それぞれの機会に登録された情報を適切に関連付け、広告情報として必要な情報が整った後、表示装置に対して当該広告を表示する制御を行う。
【0024】
以下、本実施例では、利用者が広告のテキスト情報を携帯端末のブラウザで、広告の画像情報を同じく携帯端末から電子メールで、それぞれ別の機会に登録し、これらの情報を利用者登録の際に登録した電子メールアドレス(本明細書では、単にメールアドレスと呼ぶ場合がある)によって関連付ける場合について示す。また、本実施例では、利用者が情報を登録する媒体として携帯端末のみを用いる例を示すが、それぞれの情報を登録する際に上記の異なる情報端末を用いることも可能であり、いずれの場合も以下の手順は同様である。
【0025】
図4は、利用者が、広告の表示方法として広告の表示時間帯等を登録する際の処理フローである。まずステップ4010において、当該利用者がまだ利用者登録を行っていない場合には、利用者登録を行う。このとき表示される利用者登録画面の画面構成を図5に示す。利用者登録では、利用者の氏名5010、住所5020、電話番号5030、電子メールアドレス5040を登録する。上記の情報を受信した広告管理サーバは、当該ユーザのログイン識別子(以下、IDと略す)とパスワード(図面ではPWと略している場合がある)とを生成し、利用者情報DBに登録する。
【0026】
図6は、広告管理サーバ内の利用者情報DBのデータ構造である。利用者情報DBは、利用者ID6010、ログインID6020、パスワード6030、氏名6040、住所6050、電話番号6060、電子メールアドレス6070から構成される。
【0027】
図4に戻り、利用者はステップ4030において、携帯端末1030を用いて広告管理サーバからログインIDとパスワードを受信し、ステップ4040において、当該情報を用いて広告管理サーバにログインし、ステップ4050において広告表示方法を登録する。
【0028】
図7は広告表示方法の登録画面の画面構成である。広告表示方法の登録画面では、広告のタイトル7010、コメント7020、及び広告の表示時間帯7030の登録を受け付ける。表示時間帯は、プルダウンのメニューから、午前、午後、全日等の選択を受け付ける。
【0029】
図8は広告管理サーバ内の広告表示方法DBのデータ構造である。広告表示方法DBは、利用者ID8010、タイトル8020、コメント8030、表示時間帯8040、画像ID8050、登録日時8060から構成される。
【0030】
次に、広告画像を登録する際の処理フローを図9に示す。広告表示方法の登録時と同様、ステップ9010で利用者登録を行っていない場合には、ステップ9020において利用者登録を行い、ステップ9030においてログインIDとパスワードを受信する。次に、ステップ9040において携帯端末の撮影装置を用いて広告画像を撮影し、ステップ9050において当該画像を添付したメールを広告管理サーバに送信する。
【0031】
図10は、広告管理サーバ内の広告画像情報DBのデータ構造である。広告画像情報は、画像ID 10010、画像ファイル10020、差出人メールアドレス10030、及び登録日時10040から構成される。
【0032】
なお、本実施例では携帯端末が撮影装置を有し、これを用いて広告画像を撮影する場合を示したが、予め撮影済みの画像を選択したり、あるいは携帯端末の外部入力装置を用い、撮影済みの広告画像ファイルを読み込んだりして電子メールで送信する方法も可能である。
【0033】
図11は、広告管理サーバが、利用者から広告表示方法、あるいは広告画像情報を受信した際の処理フローである。ステップ11010において、利用者から受け付けた情報が広告表示方法である場合には、ステップ11020において広告表示方法DBに登録するとともに、ステップ11030において、利用者IDをキーとして利用者情報DBを参照し、当該利用者の電子メールアドレスを取得する。次に、ステップ11040において当該電子メールアドレスをキーとして広告画像情報DBを参照し、最新の広告画像情報を取得する。ステップ11050において、該当レコードが見つからない場合には、処理を終了する。見つかった場合には、ステップ11060において、当該レコードの画像IDを受信した広告表示方法の画像IDに設定し、ステップ11070において、広告表示装置に、当該広告表示方法と当該広告画像情報を送信する。
【0034】
一方、ステップ11080において、受信した情報が広告画像情報である場合には、ステップ11090において広告画像情報DBに登録するとともに、ステップ11100において、差出人メールアドレスをキーとして利用者情報DBを参照し、当該利用者の利用者IDを取得する。次に、ステップ11110において、当該利用者IDをキーとして広告表示方法DBを参照し、最新の広告表示方法を取得する。ステップ11120において、該当レコードが見つからない場合には、処理を終了する。見つかった場合には、ステップ11130において、当該レコードの画像IDに受信した広告画像情報の画像IDを設定し、ステップ11070において、広告表示装置に、当該広告表示方法と当該広告画像情報を送信する。
【0035】
ステップ11070の処理により、広告表示方法と広告画像情報とを受信した広告表示装置は、当該広告を表示する。
【0036】
図12は、広告情報を受信した広告表示装置の処理フローである。広告管理サーバから広告情報を受信した広告表示装置は、ステップ11030において広告表示方法DBを参照し、受信した広告表示方法の利用者IDを持つレコードが存在する場合には、ステップ12020において、当該レコードを受信した広告表示方法で更新する。次に、ステップ12030において、受信した広告画像情報を広告画像情報DBに格納する。次に、ステップ12040において、当該時刻が当該広告の表示時間帯内かどうかを判定し、表示時間内である場合には、ステップ12050において当該広告を表示する。
【0037】
図13は、広告表示装置の広告表示画面の画面構成である。広告表示画面には、広告表示方法DBから、広告タイトル11050、広告コメント11060、広告画像情報DBから広告画像11090、及び、利用者登録が行われるたびに更新される利用者情報から、利用者住所(店舗住所)、利用者電話番号(店舗電話番号)13040等が表示される。
上記の一連の処理によれば、予め利用者登録時にメールアドレスを登録しておけば、最新の広告表示方法と最新の広告画像を関連付け、広告のコンテンツを別々に、任意のタイミングで登録することが可能となる。
【0038】
また、例えばカメラつき携帯端末を用いて画像を添付したメールを送信することにより、頻繁に広告画像のみを更新することが可能である。あるいは、携帯端末のブラウザを用いて広告管理サーバにアクセスし、広告表示方法として広告のコメントを送信することにより、広告コメントのみを頻繁に更新することも可能である。
【0039】
本実施例では、最新の広告表示方法と最新の広告画像とを関連付ける方法を示したが、図11のステップ11110において、広告表示方法DBから、当該利用者IDのレコードで、かつ画像IDが未登録の最新のレコードを取得し、画像IDの記録を対応済みフラグとして用いれば、広告画像と広告表示方法とを一対一に対応付けることが可能となる。
【0040】
また、上記の実施例では、広告表示方法と画像情報を関連付ける情報として、利用者登録の際に登録した電子メールアドレスを用いたが、この電子メールアドレスを利用者登録の際に登録するのではなく、広告表示方法の一部として登録することも可能である。この方法を用いれば、広告表示方法を登録する際に異なる電子メールアドレスを登録しておき、異なる電子メールアドレスから別々の広告画像を登録することにより、同一利用者が複数の広告を登録することが可能となる。
【0041】
また、上記の実施例では、ユーザ登録の際にメールアドレスを登録し、当該メールアドレスによって広告画像と広告表示方法とを関連付けたが、この代替案として、ユーザ登録の際に広告管理サーバがユーザに一意なメールアドレスを割り当て、ユーザが当該メールアドレスに広告画像を送信する方法を用いることもできる。この場合、図6の利用者情報DBにおいて、電子メールアドレス6070として、本広告サーバが割り当てた電子メールアドレスを登録すると共に、図10の広告画像DBの差出人メールアドレスの代わりに宛先メールアドレスを登録しておく。この2つのDBのメールアドレスを用いて、広告表示方法DBの各レコードの登録利用者を特定することにより、上記の実施例と同様の方法で、広告表示方法と広告画像とを関連付けることが可能となる。
【実施例2】
【0042】
ユーザから広告表示方法を受け付けた際、この広告表示方法に対して一意なメールアドレスを生成して利用者に送信し、当該メールアドレスに対して送信された広告画像を前記表示方法にて表示する方法も可能である。以下、図14〜図17を用いてこの方法を用いる実施例について説明する。なお、本実施例におけるシステム構成は図1〜図3に示した実施例1における構成と同様であり、処理の流れも、ここに記載する以外は同様である。
【0043】
本実施例における広告登録方法の全体の流れを図14に示す。本実施例では利用者登録は必須ではないため、利用者認証、及び利用者登録のフローは記述していないが、一般には不正コンテンツの登録を防止するため、利用者登録と利用者認証を行う。
【0044】
まず、携帯端末1030は、利用者による指示入力に応じて情報登録サーバに広告登録Webページ要求14010を送信し、受信した広告登録Webページ14020をステップ14030において表示する(図14)。この際に表示する画面は、図7に示したとおりであり、ユーザによる広告のタイトル、コメント、及び表示時間の入力を受け付けることができる。次に、ステップ14040において携帯端末1030は、ユーザが入力した広告表示方法14050を、広告管理サーバに送信する。
【0045】
広告表示方法を受信した広告管理サーバ1060は、ステップ14060において、当該広告表示方法に対して一意なメールアドレスを生成し、ステップ14070において、受信した広告表示方法と当該メールアドレスとを広告表示方法DBに格納する。
【0046】
図15は、広告表示方法DBのデータ構造である。この場合の広告表示方法DBは、広告表示方法ID15010、タイトル15020、コメント15030、表示時間帯15040、画像ID15050、登録日時15060に加え、ステップ14060において生成した電子メールアドレス15070を格納する。電子メールアドレスは、例えば広告表示方法IDを用い、(広告表示方法ID)@xxx.yyyのように生成可能である。
【0047】
図14に戻り、広告管理サーバ1060は、ステップ14070において広告表示方法を広告表示方法DB格納した後、生成したメールアドレス14080を送信する。メールアドレスを受信した携帯端末1030は、ステップ14090において、受信したメールアドレスを表示する。
【0048】
携帯端末1030に表示されたメールアドレスは、クリックすることで直ちにメール作成画面に移行することができるほか、携帯端末のアドレス帳に登録しておき、後日メールを作成する際に簡単な操作でメール作成画面に移行できるようにすることができる。
【0049】
このようにして取得したメールアドレスを用いて、広告管理サーバに広告画像を登録する際の処理フローを図16に示す。
【0050】
ここで用いている例では、利用者は、まずステップ16010において、携帯端末に付属の撮影装置を用いて広告画像を撮影する。次に、ステップ16020において、上で述べた方法により、図14のステップ14090において受信した電子メールアドレス宛の電子メール作成画面を携帯端末に表示させる。
【0051】
次に、ステップ16030において上記広告画像16040を添付し、電子メールを送信する。
電子メールを受信した広告管理サーバは、ステップ16050において、受信した広告画像と宛先メールアドレスを広告画像情報DBに格納すると共に、ステップ16060において、電子メールの宛先をキーとして広告表示方法DBを参照し、対応する広告表示方法を検索する。
【0052】
図17は、広告画像情報DBのデータ構造である。
広告画像情報DBは、画像ID17010、画像ファイル17020、宛先メールアドレス17030、登録日時17040から構成される。
【0053】
次に、ステップ16070において、当該広告表示方法のレコードに、広告画像IDを設定した後、ステップ16080において、上記の広告表示方法と広告画像とを広告表示装置に送信する。広告表示装置は、図12のフローに従い、図13のような広告画面を表示する。なお、図16の広告画像情報登録処理は図14の広告表示方法登録処理とは独立であり、利用者は、図16に示した広告画像情報登録処理を繰り返し実行することにより、同じ表示条件で、異なる広告画像を、任意のタイミングで登録し、表示させることができる。
【0054】
本実施例によれば、広告画像情報登録処理と広告表示方法登録処理とを独立して繰り返し実行することができるため、利用者は、複数の広告を登録することができ、それらの広告画像と広告の表示方法を別々のタイミングで登録することができる。また、利用者は、画像を添付した電子メールを送信するだけで、特定の広告の広告画像を繰り返し更新することが可能となる。さらに、広告画像を受信した広告管理サーバは、広告画像の表示方法と広告画像とを確実に関連付けることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0055】
【図1】広告表示システムの全体構成である。
【図2】利用者が保持する携帯端末の内部構造である。
【図3】広告表示システムの内部構造である。
【図4】広告表示方法を登録する際の処理フローである。
【図5】利用者登録画面の画面構成である。
【図6】利用者情報DBのデータ構造である。
【図7】広告表示方法登録画面の画面構成である。
【図8】広告表示方法DBのデータ構造である。
【図9】広告画像情報を登録する際の処理フローである。
【図10】広告画像情報DBのデータ構造である。
【図11】広告管理サーバが広告情報を受信した際の処理フローである。
【図12】広告情報を受信した広告表示装置の処理フローである。
【図13】広告表示装置の広告画面構成である。
【図14】実施例2における広告表示方法に対して一意なメールアドレスを設定する場合の、広告表示方法の登録処理フローである。
【図15】実施例2における広告表示方法に対して一意なメールアドレスを設定する場合の、広告表示方法DBのデータ構造である。
【図16】実施例2における広告表示方法に対して一意なメールアドレスを設定する場合の、広告画像情報の登録処理フローである。
【図17】実施例2における広告表示方法に対して一意なメールアドレスを設定する場合の、広告画像情報DBのデータ構造である。
【符号の説明】
【0056】
1010…利用者端末、1020…公共端末、1030…携帯端末、1040…インターネット、1050…広告表示システム、1060…広告管理サーバ、1070…携帯ネットワーク、1080…携帯ゲートウェイ。
【技術分野】
【0001】
本発明は、ネットワークに接続された端末から情報を管理するサーバに情報を登録する方法に係り、特に、コンテンツとこれに対応する処理とを別々に登録する場合の情報登録方法と、これを用いる情報管理装置及び広告表示システムとに関する。
【背景技術】
【0002】
インターネットを用いてサーバにコンテンツを登録する場合、ブラウザを用いて、コンテンツとその処理方法とを一括して登録するのが一般的である。この際、登録する情報が画像等のファイルである場合には、ローカルのファイルをロードして送信する方法が用いられる。
【0003】
このインターネットにおける一般的なコンテンツ登録方式では、コンテンツとその処理方法とを一括して登録する必要があるため、ローカルファイルシステムにアクセスできない場合にはコンテンツを登録できないという問題があった。例えば、通常、携帯電話に搭載されているブラウザでは、セキュリティ上の問題からローカルファイルシステムにアクセスできないため、ローカルのファイルをロードして送信することはできなかった。また、公共の端末等から情報を登録する場合にも、ローカルの情報をロードすることができず、個人の所有する画像等のファイルを登録することはできなかった。さらに、情報を更新する場合には、すべての情報を一旦サーバからロードし、更新箇所のみを修正して再登録する必要があるため、特定の情報のみを頻繁に更新する場合は利用者の利便性が低く、また、特定のコンテンツを複数の処理方法で流用することはできなかった。
【0004】
これに対し、画像等のコンテンツとそれに対する処理方法とを別々に登録する方法として、例えば以下の二つの方法が提案されている。特開2002-189723号公報では、複数の画像データを予めサーバにアップロードしておき、これらの画像を用いたコンテンツを作成する際に、画像を閲覧して選択することにより、当該画像データを用いたコンテンツを生成する技術が示されている。また、特開2001-142820号公報では、電子メールのサブジェクトにコマンドを記述し、このコマンドに基づいてコンテンツを処理する技術が示されている。
【0005】
【特許文献1】特開2001-142820号公報
【特許文献2】特開2002-189723号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特開2002-189723号公報に示されている技術は、複数の画像を予め登録しておくことができるため、利用者は別の機会にコンテンツを選択し、処理を実行させることができた。しかし、この技術では、利用者がコンテンツを閲覧して選択する必要があるため、画面の小さい携帯端末で簡便に登録することはできなかった。
【0007】
一方、特開2001-142820号公報に示されている技術は、利用者が電子メールを用いて、コンテンツに対する処理を登録する方法である。しかし、ユーザが自ら処理コマンドを入力する必要があるため、ユーザに処理コマンドに関する知識が必要である上、コマンドの打ち間違えによる処理ミスの可能性があり、ユーザ利便性の面で問題があった。
【0008】
本発明の第一の目的は、情報登録端末のローカルな情報にアクセスできない場合にも、ユーザが所有する画像等の情報を簡単かつ確実に登録する方法と、該方法を用いた情報管理装置及び広告表示システムとを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記第一の目的を達成するために、本発明は、コンテンツに対する処理を予め登録し、これに対する一意なメールアドレスを生成することにより、処理とコンテンツとを適切に関連付ける。あるいは、同一ユーザから受け付けるコンテンツと処理方法について、予め対応付けの規則を設定しておく。また本発明では、認証を必要としない簡便な登録方法として特定のメールアドレスを宛先とする電子メールによるコンテンツ登録方法が提供される。
【0010】
すなわち本発明では、情報端末から情報管理サーバに、ネットワークを介してコンテンツを登録する情報登録方法において、情報端末が、登録するコンテンツに対する処理方法を前記情報管理サーバへ通知するステップと、情報管理サーバが、通知を受けた前記処理方法に対応付けた電子メールアドレスを前記情報端末に通知するステップと、情報端末が、通知された前記電子メールアドレスに前記コンテンツを送信するステップと、情報管理サーバが、前記電子メールアドレスに送信された前記コンテンツを受信し、前記通知された処理方法に基づき、該コンテンツを処理するステップとを有する情報登録方法が提供される。
【0011】
また本発明では、情報端末から情報管理サーバに、ネットワークを介してコンテンツを登録する情報登録方法において、情報端末が、登録するコンテンツに対する処理方法を所定の電子メールアドレスに送信するステップと、情報端末が、コンテンツを前記電子メールアドレスに送信するステップと、情報管理サーバが、受信した処理方法に基づいて、該処理方法と送信先の電子メールアドレスが一致する前記コンテンツを処理するステップとを備える情報登録方法が提供される。
【0012】
さらに本発明では、情報端末から情報管理サーバに、ネットワークを介してコンテンツを登録する情報登録方法において、情報端末が電子メールを用いて前記コンテンツを情報管理サーバに送信するステップと、情報端末が電子メールを用いて前記コンテンツの処理方法を情報管理サーバに送信するステップと、情報管理サーバが、送信されたコンテンツ及び処理方法を受信し、該受信した処理方法に基づいて、該処理方法と送信元の電子メールアドレスが一致する前記受信したコンテンツを処理するステップとを備える情報登録方法が提供される。
【0013】
また本発明では、上述した本発明の情報登録方法を用いる情報管理装置及び広告表示システムが提供される。
【0014】
なお、本発明では、情報管理装置は、コンテンツの送信を受け付ける電子メールアドレスを、前記通知を受けた前記処理方法に対応付けて生成する手段をさらに有することが望ましい。また、電子メールアドレスを、利用者に応じて生成するようにしてもよい。
【0015】
さらに、処理対象のコンテンツが複数ある場合、いずれのコンテンツを処理するかを、コンテンツ及び/又は処理方法の送信/受信(登録)時刻と、受信順との少なくともいずれかに基づいて、例えば最も受信時刻の近いコンテンツと処理方法とを対応付けるなどして決定するようにしてもよい。また、本発明では、受信したコンテンツ及び処理方法にそれぞれ識別子を付し、処理するコンテンツ及び/又は処理方法の指定を識別子によって受け付けるようにしてもよい。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、利用者は、画像等のコンテンツとその処理方法とを別々に登録することができる。また本発明によれば、電子メールを用いて、画像等のコンテンツを簡便に更新することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下、広告表示システムにおける広告情報登録方法を例に、本発明の実施形態について図面を用いて具体的に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
【実施例1】
【0018】
本実施例の広告表示システムの全体構成を図1に示す。利用者は、自宅等に保持している利用者端末1010や、公共の場所に設置してある公共端末1020、あるいは携帯端末1030等を用い、インターネット1040を介して広告表示システム1050内の広告管理サーバ1060に接続する。携帯端末は、携帯ネットワーク1070とインターネットとを仲介する携帯ゲートウェイ1080を介して広告管理サーバに接続する。
【0019】
図2は、携帯端末の内部構造である。携帯端末1030は、携帯ゲートウェイを介してインターネットに接続するための通信装置2020、利用者が情報を入力するための入力装置2030、表示装置2040、画像等のファイルを外部から入力する場合に用いる外部入力装置2050、広告画像等を撮影するための2060、各種処理を行う制御装置2070、主記憶装置2080、及び画像等の情報を格納するための記憶装置2090から構成される。
【0020】
図3は、広告表示システムの内部構成である。広告表示システム1050は、広告管理サーバ1060と広告表示装置1090から構成される。広告管理サーバは、利用者端末や広告表示装置と通信するための通信装置3040、各種処理を行うための処理装置3050、主記憶装置3060、利用者の属性情報を格納する利用者情報データベース(以下、DBと略す)3070、広告の表示方法を格納する広告表示方法DB3080、及び広告の画像ファイルを格納する広告画像情報3090から構成される。
【0021】
広告表示装置は、LAN(ローカルエリアネットワーク)などのローカルなネットワークを介して広告管理サーバに接続され、適宜広告情報等を受信して広告を表示する。広告表示装置は、広告管理サーバと通信を行う通信装置3100、広告情報を表示する表示装置3110、表示の制御等を行う制御装置3120、主記憶装置3130、広告管理サーバから送信される利用者情報、広告表示方法、広告画像情報をそれぞれ格納する、利用者情報DB3140、広告表示方法DB3150、広告画像情報DB3160から構成される。
【0022】
広告管理サーバ、及び広告表示装置は、それぞれの通信装置を介してインターネット1040に接続されている。
【0023】
利用者は、利用者端末や公共端末、あるいは携帯端末を用い、利用者登録情報や広告の表示方法、広告の画像情報等の複数の情報を、それぞれ別の機会に広告管理サーバに登録することができる。これらの情報を受け付けた広告管理サーバは、それぞれの機会に登録された情報を適切に関連付け、広告情報として必要な情報が整った後、表示装置に対して当該広告を表示する制御を行う。
【0024】
以下、本実施例では、利用者が広告のテキスト情報を携帯端末のブラウザで、広告の画像情報を同じく携帯端末から電子メールで、それぞれ別の機会に登録し、これらの情報を利用者登録の際に登録した電子メールアドレス(本明細書では、単にメールアドレスと呼ぶ場合がある)によって関連付ける場合について示す。また、本実施例では、利用者が情報を登録する媒体として携帯端末のみを用いる例を示すが、それぞれの情報を登録する際に上記の異なる情報端末を用いることも可能であり、いずれの場合も以下の手順は同様である。
【0025】
図4は、利用者が、広告の表示方法として広告の表示時間帯等を登録する際の処理フローである。まずステップ4010において、当該利用者がまだ利用者登録を行っていない場合には、利用者登録を行う。このとき表示される利用者登録画面の画面構成を図5に示す。利用者登録では、利用者の氏名5010、住所5020、電話番号5030、電子メールアドレス5040を登録する。上記の情報を受信した広告管理サーバは、当該ユーザのログイン識別子(以下、IDと略す)とパスワード(図面ではPWと略している場合がある)とを生成し、利用者情報DBに登録する。
【0026】
図6は、広告管理サーバ内の利用者情報DBのデータ構造である。利用者情報DBは、利用者ID6010、ログインID6020、パスワード6030、氏名6040、住所6050、電話番号6060、電子メールアドレス6070から構成される。
【0027】
図4に戻り、利用者はステップ4030において、携帯端末1030を用いて広告管理サーバからログインIDとパスワードを受信し、ステップ4040において、当該情報を用いて広告管理サーバにログインし、ステップ4050において広告表示方法を登録する。
【0028】
図7は広告表示方法の登録画面の画面構成である。広告表示方法の登録画面では、広告のタイトル7010、コメント7020、及び広告の表示時間帯7030の登録を受け付ける。表示時間帯は、プルダウンのメニューから、午前、午後、全日等の選択を受け付ける。
【0029】
図8は広告管理サーバ内の広告表示方法DBのデータ構造である。広告表示方法DBは、利用者ID8010、タイトル8020、コメント8030、表示時間帯8040、画像ID8050、登録日時8060から構成される。
【0030】
次に、広告画像を登録する際の処理フローを図9に示す。広告表示方法の登録時と同様、ステップ9010で利用者登録を行っていない場合には、ステップ9020において利用者登録を行い、ステップ9030においてログインIDとパスワードを受信する。次に、ステップ9040において携帯端末の撮影装置を用いて広告画像を撮影し、ステップ9050において当該画像を添付したメールを広告管理サーバに送信する。
【0031】
図10は、広告管理サーバ内の広告画像情報DBのデータ構造である。広告画像情報は、画像ID 10010、画像ファイル10020、差出人メールアドレス10030、及び登録日時10040から構成される。
【0032】
なお、本実施例では携帯端末が撮影装置を有し、これを用いて広告画像を撮影する場合を示したが、予め撮影済みの画像を選択したり、あるいは携帯端末の外部入力装置を用い、撮影済みの広告画像ファイルを読み込んだりして電子メールで送信する方法も可能である。
【0033】
図11は、広告管理サーバが、利用者から広告表示方法、あるいは広告画像情報を受信した際の処理フローである。ステップ11010において、利用者から受け付けた情報が広告表示方法である場合には、ステップ11020において広告表示方法DBに登録するとともに、ステップ11030において、利用者IDをキーとして利用者情報DBを参照し、当該利用者の電子メールアドレスを取得する。次に、ステップ11040において当該電子メールアドレスをキーとして広告画像情報DBを参照し、最新の広告画像情報を取得する。ステップ11050において、該当レコードが見つからない場合には、処理を終了する。見つかった場合には、ステップ11060において、当該レコードの画像IDを受信した広告表示方法の画像IDに設定し、ステップ11070において、広告表示装置に、当該広告表示方法と当該広告画像情報を送信する。
【0034】
一方、ステップ11080において、受信した情報が広告画像情報である場合には、ステップ11090において広告画像情報DBに登録するとともに、ステップ11100において、差出人メールアドレスをキーとして利用者情報DBを参照し、当該利用者の利用者IDを取得する。次に、ステップ11110において、当該利用者IDをキーとして広告表示方法DBを参照し、最新の広告表示方法を取得する。ステップ11120において、該当レコードが見つからない場合には、処理を終了する。見つかった場合には、ステップ11130において、当該レコードの画像IDに受信した広告画像情報の画像IDを設定し、ステップ11070において、広告表示装置に、当該広告表示方法と当該広告画像情報を送信する。
【0035】
ステップ11070の処理により、広告表示方法と広告画像情報とを受信した広告表示装置は、当該広告を表示する。
【0036】
図12は、広告情報を受信した広告表示装置の処理フローである。広告管理サーバから広告情報を受信した広告表示装置は、ステップ11030において広告表示方法DBを参照し、受信した広告表示方法の利用者IDを持つレコードが存在する場合には、ステップ12020において、当該レコードを受信した広告表示方法で更新する。次に、ステップ12030において、受信した広告画像情報を広告画像情報DBに格納する。次に、ステップ12040において、当該時刻が当該広告の表示時間帯内かどうかを判定し、表示時間内である場合には、ステップ12050において当該広告を表示する。
【0037】
図13は、広告表示装置の広告表示画面の画面構成である。広告表示画面には、広告表示方法DBから、広告タイトル11050、広告コメント11060、広告画像情報DBから広告画像11090、及び、利用者登録が行われるたびに更新される利用者情報から、利用者住所(店舗住所)、利用者電話番号(店舗電話番号)13040等が表示される。
上記の一連の処理によれば、予め利用者登録時にメールアドレスを登録しておけば、最新の広告表示方法と最新の広告画像を関連付け、広告のコンテンツを別々に、任意のタイミングで登録することが可能となる。
【0038】
また、例えばカメラつき携帯端末を用いて画像を添付したメールを送信することにより、頻繁に広告画像のみを更新することが可能である。あるいは、携帯端末のブラウザを用いて広告管理サーバにアクセスし、広告表示方法として広告のコメントを送信することにより、広告コメントのみを頻繁に更新することも可能である。
【0039】
本実施例では、最新の広告表示方法と最新の広告画像とを関連付ける方法を示したが、図11のステップ11110において、広告表示方法DBから、当該利用者IDのレコードで、かつ画像IDが未登録の最新のレコードを取得し、画像IDの記録を対応済みフラグとして用いれば、広告画像と広告表示方法とを一対一に対応付けることが可能となる。
【0040】
また、上記の実施例では、広告表示方法と画像情報を関連付ける情報として、利用者登録の際に登録した電子メールアドレスを用いたが、この電子メールアドレスを利用者登録の際に登録するのではなく、広告表示方法の一部として登録することも可能である。この方法を用いれば、広告表示方法を登録する際に異なる電子メールアドレスを登録しておき、異なる電子メールアドレスから別々の広告画像を登録することにより、同一利用者が複数の広告を登録することが可能となる。
【0041】
また、上記の実施例では、ユーザ登録の際にメールアドレスを登録し、当該メールアドレスによって広告画像と広告表示方法とを関連付けたが、この代替案として、ユーザ登録の際に広告管理サーバがユーザに一意なメールアドレスを割り当て、ユーザが当該メールアドレスに広告画像を送信する方法を用いることもできる。この場合、図6の利用者情報DBにおいて、電子メールアドレス6070として、本広告サーバが割り当てた電子メールアドレスを登録すると共に、図10の広告画像DBの差出人メールアドレスの代わりに宛先メールアドレスを登録しておく。この2つのDBのメールアドレスを用いて、広告表示方法DBの各レコードの登録利用者を特定することにより、上記の実施例と同様の方法で、広告表示方法と広告画像とを関連付けることが可能となる。
【実施例2】
【0042】
ユーザから広告表示方法を受け付けた際、この広告表示方法に対して一意なメールアドレスを生成して利用者に送信し、当該メールアドレスに対して送信された広告画像を前記表示方法にて表示する方法も可能である。以下、図14〜図17を用いてこの方法を用いる実施例について説明する。なお、本実施例におけるシステム構成は図1〜図3に示した実施例1における構成と同様であり、処理の流れも、ここに記載する以外は同様である。
【0043】
本実施例における広告登録方法の全体の流れを図14に示す。本実施例では利用者登録は必須ではないため、利用者認証、及び利用者登録のフローは記述していないが、一般には不正コンテンツの登録を防止するため、利用者登録と利用者認証を行う。
【0044】
まず、携帯端末1030は、利用者による指示入力に応じて情報登録サーバに広告登録Webページ要求14010を送信し、受信した広告登録Webページ14020をステップ14030において表示する(図14)。この際に表示する画面は、図7に示したとおりであり、ユーザによる広告のタイトル、コメント、及び表示時間の入力を受け付けることができる。次に、ステップ14040において携帯端末1030は、ユーザが入力した広告表示方法14050を、広告管理サーバに送信する。
【0045】
広告表示方法を受信した広告管理サーバ1060は、ステップ14060において、当該広告表示方法に対して一意なメールアドレスを生成し、ステップ14070において、受信した広告表示方法と当該メールアドレスとを広告表示方法DBに格納する。
【0046】
図15は、広告表示方法DBのデータ構造である。この場合の広告表示方法DBは、広告表示方法ID15010、タイトル15020、コメント15030、表示時間帯15040、画像ID15050、登録日時15060に加え、ステップ14060において生成した電子メールアドレス15070を格納する。電子メールアドレスは、例えば広告表示方法IDを用い、(広告表示方法ID)@xxx.yyyのように生成可能である。
【0047】
図14に戻り、広告管理サーバ1060は、ステップ14070において広告表示方法を広告表示方法DB格納した後、生成したメールアドレス14080を送信する。メールアドレスを受信した携帯端末1030は、ステップ14090において、受信したメールアドレスを表示する。
【0048】
携帯端末1030に表示されたメールアドレスは、クリックすることで直ちにメール作成画面に移行することができるほか、携帯端末のアドレス帳に登録しておき、後日メールを作成する際に簡単な操作でメール作成画面に移行できるようにすることができる。
【0049】
このようにして取得したメールアドレスを用いて、広告管理サーバに広告画像を登録する際の処理フローを図16に示す。
【0050】
ここで用いている例では、利用者は、まずステップ16010において、携帯端末に付属の撮影装置を用いて広告画像を撮影する。次に、ステップ16020において、上で述べた方法により、図14のステップ14090において受信した電子メールアドレス宛の電子メール作成画面を携帯端末に表示させる。
【0051】
次に、ステップ16030において上記広告画像16040を添付し、電子メールを送信する。
電子メールを受信した広告管理サーバは、ステップ16050において、受信した広告画像と宛先メールアドレスを広告画像情報DBに格納すると共に、ステップ16060において、電子メールの宛先をキーとして広告表示方法DBを参照し、対応する広告表示方法を検索する。
【0052】
図17は、広告画像情報DBのデータ構造である。
広告画像情報DBは、画像ID17010、画像ファイル17020、宛先メールアドレス17030、登録日時17040から構成される。
【0053】
次に、ステップ16070において、当該広告表示方法のレコードに、広告画像IDを設定した後、ステップ16080において、上記の広告表示方法と広告画像とを広告表示装置に送信する。広告表示装置は、図12のフローに従い、図13のような広告画面を表示する。なお、図16の広告画像情報登録処理は図14の広告表示方法登録処理とは独立であり、利用者は、図16に示した広告画像情報登録処理を繰り返し実行することにより、同じ表示条件で、異なる広告画像を、任意のタイミングで登録し、表示させることができる。
【0054】
本実施例によれば、広告画像情報登録処理と広告表示方法登録処理とを独立して繰り返し実行することができるため、利用者は、複数の広告を登録することができ、それらの広告画像と広告の表示方法を別々のタイミングで登録することができる。また、利用者は、画像を添付した電子メールを送信するだけで、特定の広告の広告画像を繰り返し更新することが可能となる。さらに、広告画像を受信した広告管理サーバは、広告画像の表示方法と広告画像とを確実に関連付けることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0055】
【図1】広告表示システムの全体構成である。
【図2】利用者が保持する携帯端末の内部構造である。
【図3】広告表示システムの内部構造である。
【図4】広告表示方法を登録する際の処理フローである。
【図5】利用者登録画面の画面構成である。
【図6】利用者情報DBのデータ構造である。
【図7】広告表示方法登録画面の画面構成である。
【図8】広告表示方法DBのデータ構造である。
【図9】広告画像情報を登録する際の処理フローである。
【図10】広告画像情報DBのデータ構造である。
【図11】広告管理サーバが広告情報を受信した際の処理フローである。
【図12】広告情報を受信した広告表示装置の処理フローである。
【図13】広告表示装置の広告画面構成である。
【図14】実施例2における広告表示方法に対して一意なメールアドレスを設定する場合の、広告表示方法の登録処理フローである。
【図15】実施例2における広告表示方法に対して一意なメールアドレスを設定する場合の、広告表示方法DBのデータ構造である。
【図16】実施例2における広告表示方法に対して一意なメールアドレスを設定する場合の、広告画像情報の登録処理フローである。
【図17】実施例2における広告表示方法に対して一意なメールアドレスを設定する場合の、広告画像情報DBのデータ構造である。
【符号の説明】
【0056】
1010…利用者端末、1020…公共端末、1030…携帯端末、1040…インターネット、1050…広告表示システム、1060…広告管理サーバ、1070…携帯ネットワーク、1080…携帯ゲートウェイ。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
情報端末から情報管理サーバに、ネットワークを介してコンテンツを登録する情報登録方法において、
前記情報端末が、登録するコンテンツに対する処理方法を前記情報管理サーバへ通知するステップと、
前記情報管理サーバが、通知を受けた前記処理方法に対応付けた電子メールアドレスを前記情報端末に通知するステップと、
前記情報端末が、通知された前記電子メールアドレスに前記コンテンツを送信するステップと、
前記情報管理サーバが、前記電子メールアドレスに送信された前記コンテンツを受信し、前記通知された処理方法に基づき、該コンテンツを処理するステップと
を有することを特徴とする情報登録方法。
【請求項2】
情報端末から情報管理サーバに、ネットワークを介してコンテンツを登録する情報登録方法において、
前記情報端末が、登録するコンテンツに対する処理方法を所定の電子メールアドレスに送信するステップと、
前記情報端末が、前記コンテンツを前記電子メールアドレスに送信するステップと、
前記情報管理サーバが、前記受信した処理方法に基づいて、該処理方法と送信先の電子メールアドレスが一致する前記コンテンツを処理するステップと
を備えることを特徴とする情報登録方法。
【請求項3】
情報端末から情報管理サーバに、ネットワークを介してコンテンツを登録する情報登録方法において、
前記情報端末が電子メールを用いて前記コンテンツを情報管理サーバに送信するステップと、
前記情報端末が電子メールを用いて前記コンテンツの処理方法を情報管理サーバに送信するステップと、
前記情報管理サーバが、送信された前記コンテンツ及び処理方法を受信し、該受信した処理方法に基づいて、該処理方法と送信元の電子メールアドレスが一致する前記受信したコンテンツを処理するステップと
を備えることを特徴とする情報登録方法。
【請求項4】
情報端末からネットワークを介して登録を受け付けたコンテンツを処理する情報管理装置において、
前記情報端末からの、登録するコンテンツの処理方法の通知を受け付ける手段と、
前記通知を受けた前記処理方法に対応付けた電子メールアドレスを前記情報端末に通知する手段と、
前記情報端末が前記電子メールアドレスに送信した前記コンテンツを受信する手段と、
前記通知された処理方法に基づき、前記受信したコンテンツを処理するコンテンツ処理手段と
を有することを特徴とする情報管理装置。
【請求項5】
前記電子メールアドレスを、前記通知を受けた前記処理方法に対応付けて生成する手段をさらに有することを特徴とする請求項4記載の情報管理装置。
【請求項6】
情報端末からネットワークを介して登録を受け付けたコンテンツを処理する情報管理装置において、
所定の電子メールアドレスに送信された前記コンテンツ及び処理方法を受信する手段と、
前記受信した処理方法に基づいて、該処理方法と送信先の電子メールアドレスが一致する前記コンテンツを処理するコンテンツ処理手段と
を備えることを特徴とする情報管理装置。
【請求項7】
前記電子メールアドレスを、利用者に応じて生成する手段を備えることを特徴とする請求項6記載の情報管理装置。
【請求項8】
情報端末からネットワークを介して登録を受け付けたコンテンツを処理する情報管理装置において、
電子メールを用いて送信された前記コンテンツ及び処理方法を受信する手段と、
前記受信した処理方法に基づいて、該処理方法と送信元の電子メールアドレスが一致する前記受信したコンテンツを処理するコンテンツ処理手段と
を備えることを特徴とする情報管理装置。
【請求項9】
前記コンテンツ処理手段は、
処理対象のコンテンツが複数ある場合に、いずれのコンテンツを処理するかを、送信又は受信時刻と、受信順との少なくともいずれかに基づいて決定する手段を備えることを特徴とする請求項4〜8のいずれかに記載の情報管理装置。
【請求項10】
前記受信したコンテンツ及び処理方法にそれぞれ識別子を付す手段と、
処理対象の識別子を受け付ける手段とをさらに備え、
前記コンテンツ処理手段は、
前記受け付けた識別子の示すコンテンツを、前記受け付けた識別子の示す処理方法に基づいて処理する手段をさらに備えることを特徴とする請求項4〜9のいずれかに記載の情報管理装置。
【請求項11】
ネットワークを介して接続された情報端末と情報管理サーバとを備える広告表示システムにおいて、
前記情報端末は、
登録するコンテンツに対する処理方法を前記情報管理サーバへ通知する手段と、
所定の電子メールアドレスに前記コンテンツを送信する手段とを備え、
前記情報管理サーバは、
前記通知された処理方法を受け付ける手段と、
上記受け付けた処理方法に対応付けた電子メールアドレスを前記情報端末に通知する手段と、
上記通知した電子メールアドレスに送信された前記コンテンツを受信する手段と、
前記受け付けた処理方法に基づき、前記受信したコンテンツを処理して前記情報端末に広告を表示させる手段と
を備えることを特徴とする広告表示システム。
【請求項12】
ネットワークを介して接続された情報端末と情報管理サーバとを備える広告表示システムにおいて、
前記情報端末は、
登録するコンテンツに対する処理方法を所定の電子メールアドレスに送信する手段と、
前記コンテンツを前記電子メールアドレスに送信する手段とを備え、
前記情報管理サーバは、
前記電子メールアドレスに送信された前記コンテンツ及び処理方法を受信する手段と、
前記受信した処理方法に基づいて、該処理方法と送信先電子メールアドレスが一致する前記コンテンツを処理して前記情報端末に広告を表示させる手段とを備えることを特徴とする広告表示システム。
【請求項13】
ネットワークを介して接続された情報端末と情報管理サーバとを備える広告表示システムにおいて、
前記情報端末は、
電子メールを用いて前記コンテンツを情報管理サーバに送信する手段と、
電子メールを用いて前記コンテンツの処理方法を情報管理サーバに送信する手段とを備え、
前記情報管理サーバは、
送信された前記コンテンツ及び処理方法を受信する手段と、
前期受信した処理方法に基づいて、該処理方法と送信元の電子メールアドレスが一致する前記受信したコンテンツを処理して前記情報端末に広告を表示させる手段とを備えることを特徴とする広告表示システム。
【請求項1】
情報端末から情報管理サーバに、ネットワークを介してコンテンツを登録する情報登録方法において、
前記情報端末が、登録するコンテンツに対する処理方法を前記情報管理サーバへ通知するステップと、
前記情報管理サーバが、通知を受けた前記処理方法に対応付けた電子メールアドレスを前記情報端末に通知するステップと、
前記情報端末が、通知された前記電子メールアドレスに前記コンテンツを送信するステップと、
前記情報管理サーバが、前記電子メールアドレスに送信された前記コンテンツを受信し、前記通知された処理方法に基づき、該コンテンツを処理するステップと
を有することを特徴とする情報登録方法。
【請求項2】
情報端末から情報管理サーバに、ネットワークを介してコンテンツを登録する情報登録方法において、
前記情報端末が、登録するコンテンツに対する処理方法を所定の電子メールアドレスに送信するステップと、
前記情報端末が、前記コンテンツを前記電子メールアドレスに送信するステップと、
前記情報管理サーバが、前記受信した処理方法に基づいて、該処理方法と送信先の電子メールアドレスが一致する前記コンテンツを処理するステップと
を備えることを特徴とする情報登録方法。
【請求項3】
情報端末から情報管理サーバに、ネットワークを介してコンテンツを登録する情報登録方法において、
前記情報端末が電子メールを用いて前記コンテンツを情報管理サーバに送信するステップと、
前記情報端末が電子メールを用いて前記コンテンツの処理方法を情報管理サーバに送信するステップと、
前記情報管理サーバが、送信された前記コンテンツ及び処理方法を受信し、該受信した処理方法に基づいて、該処理方法と送信元の電子メールアドレスが一致する前記受信したコンテンツを処理するステップと
を備えることを特徴とする情報登録方法。
【請求項4】
情報端末からネットワークを介して登録を受け付けたコンテンツを処理する情報管理装置において、
前記情報端末からの、登録するコンテンツの処理方法の通知を受け付ける手段と、
前記通知を受けた前記処理方法に対応付けた電子メールアドレスを前記情報端末に通知する手段と、
前記情報端末が前記電子メールアドレスに送信した前記コンテンツを受信する手段と、
前記通知された処理方法に基づき、前記受信したコンテンツを処理するコンテンツ処理手段と
を有することを特徴とする情報管理装置。
【請求項5】
前記電子メールアドレスを、前記通知を受けた前記処理方法に対応付けて生成する手段をさらに有することを特徴とする請求項4記載の情報管理装置。
【請求項6】
情報端末からネットワークを介して登録を受け付けたコンテンツを処理する情報管理装置において、
所定の電子メールアドレスに送信された前記コンテンツ及び処理方法を受信する手段と、
前記受信した処理方法に基づいて、該処理方法と送信先の電子メールアドレスが一致する前記コンテンツを処理するコンテンツ処理手段と
を備えることを特徴とする情報管理装置。
【請求項7】
前記電子メールアドレスを、利用者に応じて生成する手段を備えることを特徴とする請求項6記載の情報管理装置。
【請求項8】
情報端末からネットワークを介して登録を受け付けたコンテンツを処理する情報管理装置において、
電子メールを用いて送信された前記コンテンツ及び処理方法を受信する手段と、
前記受信した処理方法に基づいて、該処理方法と送信元の電子メールアドレスが一致する前記受信したコンテンツを処理するコンテンツ処理手段と
を備えることを特徴とする情報管理装置。
【請求項9】
前記コンテンツ処理手段は、
処理対象のコンテンツが複数ある場合に、いずれのコンテンツを処理するかを、送信又は受信時刻と、受信順との少なくともいずれかに基づいて決定する手段を備えることを特徴とする請求項4〜8のいずれかに記載の情報管理装置。
【請求項10】
前記受信したコンテンツ及び処理方法にそれぞれ識別子を付す手段と、
処理対象の識別子を受け付ける手段とをさらに備え、
前記コンテンツ処理手段は、
前記受け付けた識別子の示すコンテンツを、前記受け付けた識別子の示す処理方法に基づいて処理する手段をさらに備えることを特徴とする請求項4〜9のいずれかに記載の情報管理装置。
【請求項11】
ネットワークを介して接続された情報端末と情報管理サーバとを備える広告表示システムにおいて、
前記情報端末は、
登録するコンテンツに対する処理方法を前記情報管理サーバへ通知する手段と、
所定の電子メールアドレスに前記コンテンツを送信する手段とを備え、
前記情報管理サーバは、
前記通知された処理方法を受け付ける手段と、
上記受け付けた処理方法に対応付けた電子メールアドレスを前記情報端末に通知する手段と、
上記通知した電子メールアドレスに送信された前記コンテンツを受信する手段と、
前記受け付けた処理方法に基づき、前記受信したコンテンツを処理して前記情報端末に広告を表示させる手段と
を備えることを特徴とする広告表示システム。
【請求項12】
ネットワークを介して接続された情報端末と情報管理サーバとを備える広告表示システムにおいて、
前記情報端末は、
登録するコンテンツに対する処理方法を所定の電子メールアドレスに送信する手段と、
前記コンテンツを前記電子メールアドレスに送信する手段とを備え、
前記情報管理サーバは、
前記電子メールアドレスに送信された前記コンテンツ及び処理方法を受信する手段と、
前記受信した処理方法に基づいて、該処理方法と送信先電子メールアドレスが一致する前記コンテンツを処理して前記情報端末に広告を表示させる手段とを備えることを特徴とする広告表示システム。
【請求項13】
ネットワークを介して接続された情報端末と情報管理サーバとを備える広告表示システムにおいて、
前記情報端末は、
電子メールを用いて前記コンテンツを情報管理サーバに送信する手段と、
電子メールを用いて前記コンテンツの処理方法を情報管理サーバに送信する手段とを備え、
前記情報管理サーバは、
送信された前記コンテンツ及び処理方法を受信する手段と、
前期受信した処理方法に基づいて、該処理方法と送信元の電子メールアドレスが一致する前記受信したコンテンツを処理して前記情報端末に広告を表示させる手段とを備えることを特徴とする広告表示システム。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【公開番号】特開2006−31267(P2006−31267A)
【公開日】平成18年2月2日(2006.2.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−207542(P2004−207542)
【出願日】平成16年7月14日(2004.7.14)
【出願人】(000005108)株式会社日立製作所 (27,607)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成18年2月2日(2006.2.2)
【国際特許分類】
【出願日】平成16年7月14日(2004.7.14)
【出願人】(000005108)株式会社日立製作所 (27,607)
【Fターム(参考)】
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