説明

挟持式測定用治具

【課題】 測定対象部材の形状に左右されることなく、これら部材を容易な操作で確実かつ安定した状態で保持固定して測定でき、かつ構造が簡単で低コスト化できるようにする。
【解決手段】 互いに共通の1つの支点で結合、保持され、一方の端に挟持部110,210を備えた挟持受けベース部100及び挟持はさみ付け部200を有する。この支点には支点ピン300が配置され、挟持部110,210の反対側には、指先操作部120,220が設けられていて、この部分を指先で操作してコンタクト900等を挟持操作する。また、この部分には加圧ばね400が配置されていてコンタクト900等をその両面から加圧挟持する。挟持部に近接して挟持状態確認用窓130,230が形成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は挟持式測定用治具に関し、特に測定対象となる部材を挟持して測定器の載物台上に載置し、この部材の各部を測定するための挟持式測定用治具に関する。
【背景技術】
【0002】
電気製品をはじめ、各種の製品は、その各部において図面に指示されているように製作されているか否かを確認するため、この製品の各部や、この製品を構成している部品、部材に対し、指示通りの寸法、交差に入っているか否か等の測定が行われる。
測定の対象となる部品、部材等の測定は、ノギス、マイクロメータ、ダイヤルゲージ等によって直接接触により測定する方法があるが、そのほかに、投影機や顕微鏡などによって、間接的に、非接触的に測定する方法もある。
【0003】
例えば、図5(a)に示されているようなコンタクト900では、その一端がフレーム970で連結されて多数連で製作され、巻取りドラム980に巻取られて保管されるが、このコンタクト900を測定する場合には、これら多数連のコンタクト900を、その連結部材であるフレーム970部分で切断して1箇1箇のコンタクト900とし、そのうちの1箇のコンタクト900を、図5(b)に示すように、測定器600の載物台610上に直接載せて測定する。
【0004】
このように、測定対象の部材(この例ではコンタクト900)を、測定器600の載物台610上に直接載せて測定する場合、例えばこのコンタクト900のように、片方の面から突出する凸部910が形成されているような場合、凸部910突出側の面を上にして載物台610上に載置した場合には、このコンタクト900の下側の面、すなわち、凸部910が突出していない側の面が直接、載物台610の上面に面接触して安定した状態で載置することができるが(図6(a)右側上段参照)、凸部910突出側の面を下にして載物台610上に載置した場合には、このコンタクト900の一方の端の部分と、凸部910の一部分のみが載物台610の上面に接触して置かれることになり、載物台610の上面に対し傾斜した状態で、しかも不安定な状態で載置されることになる(図6(a)右側下段の図参照)。また、これらの間で測定結果に差が生じてしまう。
【0005】
更に、図6(b)に示すようなコンタクト950では、それ自身に曲げ加工部951が有るので、載物台610上に直接載置された場合、図6(b)右側に示すように載物台610の上面に対しある角度を持って載置されることになり、載物台610上面と平行な面を持つような状態にして測定することができなくなる。
そこで、測定対象の部材を、安定した状態で保持でき、また、載物台610の上面に対し平行となるようにも配置保持することができる治具が必要となる。
【0006】
しかしながら、このような部品、部材等の各部を測定するための投影機や顕微鏡といった測定器そのものは測定機器メーカー商品として発売されているものの、測定対象の部品、部材(以下単に、部材という)を挟持して測定器の載物台上に載せるための治具はこれら測定機器メーカーからは発売されておらず、このような治具を購入ユーザー側で製作して使用していたが、そのための、設計、部材調達、製造等に、工数、時間、期間や資材費等の費用が必要であった。
【0007】
測定対象の部材を、安定した状態で載物台610上に保持でき、且つ載物台610の上面に対して平行となるようにも配置、保持することができる治具の、従来例二例を図7(a),(b)に示す。
図7(a)に示された例の両面テープ固定式治具750は、固定台751の上面の、1つの縁部分に両面テープ752をはり付けて、この両面テープ752の表面に、測定対象のコンタクト900の一端をはり付け保持固定するようになっている。
また、図7(b)に示された例のねじ締め固定式治具760は、受け台761と、その上面側に配置された締め付け保持部762と、これらの間を締め付ける締め付けねじ763とを含んで成り、受け台761と締め付け保持部762の一端辺部分に測定対象部材のコンタクト900を挟持して、締め付けねじ763を回すことにより保持固定する構造となっている。
【0008】
これらの治具は、コンタクト900のような小片部材を保持固定して測定するためのものであるが、その他に、フレキシブル基板のエッジ部分に形成されたコンタクト(配線)の検査用治具も考案されている。その一例を図8(a)〜(e)に示す。
この図8(a)〜(e)に示されたフレキシブル基板導通検査用治具800は、複数のコンタクト820がコーム810の溝に挿入されて押え板830でこれら複数のコンタクト820を保持固定している。
【0009】
更に、この保持固定された複数のコンタクト820が、開閉レバー850に固定されて、これらの組立て体が収納ケース840に、ピン860のまわりに回動可能な状態で収納されている。そして開閉レバー850を操作して、収納ケース840と複数のコンタクト820との間にフレキシブル基板990の一縁端挟み込むと、フレキシブル基板990の配線991と複数のコンタクト820とが接触接続し、このフレキシブル基板990の導通検査が行われるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2004−163252号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
上述した背景技術における治具は、測定対象の部材の形状に関係なく、これら部材を安定した一定の状態に挟持することができるようにしたものであって、図7(a)に示された例の両面テープ固定式治具750では、固定台751の上面にはり付ける両面テープ752に厚みがあるため、その厚さで、コンタクト900を両面テープ752に押し付けて固定する際に、その先端部分が上下方向にぶれやすい、という欠点があるほか、両面テープ752の接着面が汚れやすく、また経時変化等により接着力が低下してコンタクト900を保持固定する力が弱くなりやすい、という問題点があり、図7(b)に示された例のねじ締め固定式治具では、受け台761と締め付け保持部762の一端部分に測定対象のコンタクト900を挟んで、これら受け台761と締め付け保持部762との間を締め付けねじ763で締め込んでコンタクト900を保持固定するようになっているので、締め付けねじ763で締め込む際に、その回転により、受け台761と締め付け保持部762とが互いにずれやすく、また挟持しているコンタクト900もその動きに応じて左右にぶれやすい、という問題点がある。
【0011】
即ち、これらの例では、測定対象の部材(コンタクト900等)を、片手の指先に保持して、この部材を治具に固定するための動作が煩雑であり、かつ、安定した一定の状態に保持固定することが困難であるという問題点がある。
【0012】
また、図8(a)〜(e)に示されたフレキシブル基板導通検査用治具800では、複数のコンタクト820をコーム810と押え板830とで保持固定して、これらを開閉レバー850に固定した後、収納ケース840に対し、ピン860で回転可能なように収納する構造となっているので、部品点数が多く構造が複雑になり、従ってコスト高になる、という問題点がある。
【0013】
本発明の目的は、上記背景技術の問題点に鑑みて、測定対象の部材の形状に左右されることなく、これら部材を容易な操作で確実に安定した一つの状態に保持固定することができ、しかも、構造が簡単で低コスト化することができる挟持式測定用治具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0014】
本発明の挟持式測定用治具は、測定対象の部材を挟持して測定器の載物台上に載置し前記部材の各部を測定するための挟持式測定用治具であって、次の各構成を有することを特徴とする。
(イ)互いに1つの共通な支点で結合しかつこの支点のまわりに回動可能なように保持され、その一方の端には、前記測定対象の部材をその両面から挟み付けて保持する挟持部を備え、前記支点を挟んでその他方の側には、指先で前記挟持部を開いてその間に前記測定対象の部材を挿入し挟持させる操作を行う指先操作部を備えた挟持受けベース部及び挟持はさみ付け部
(ロ)前記挟持受けベース部及び挟持はさみ付け部の共通な支点の部位に配置された支点ピン
(ハ)前記挟持受けベース部及び挟持はさみ付け部の指先操作部間に配置されて指先で前記挟持部を開いているとき以外はこの挟持部で前記測定対象の部材をその両面から加圧し挟持する加圧ばね
【0015】
また、前記挟持受けベース部及び挟持はさみ付け部の挟持部は、前記測定対象の部材に対し、挟持状態においてその両面に面接触して挟持、保持する部材接触面を含んで成る、前記挟持式測定治具である。
【0016】
また、前記挟持部に近接して、この挟持部に挟持されている前記測定対象の部材の挟み込み状態確認用の貫通窓を有する、前記挟持式測定用治具である。
【0017】
更にまた、前記指先操作部に、指先すべり止め用の溝が形成された、前記挟持式測定用治具である。
【発明の効果】
【0018】
本発明の挟持式測定用治具は、その挟持受けベース部及び挟持はさみ付け部の挟持部に、測定対象の部材をその両面から挟持、保持して、測定器の載物台上に載置することができる構造となっているので、測定対象の部材の形状に関係なく、その部材を載物台の面に対し、平行に、かつ、安定して配置することができ、しかも、指先操作部で指先により挟持部を開いて測定対象の部材を挿入し、その後はその開く動作をやめれば、この部材は挟持されるので、従来例のように、両面テープを用いることにより部材が傾いたり、また、締め付けねじの締め付け動作により部材が回転するようなこともなく、極めて容易な操作で、安定した状態に部材を保持、載置することができる。
また、構造も単純化され、部品点数も少なくて済むので、コストも低減することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
本発明を実施するための最良の形態は、測定対象の部材を挟持して測定器の載物台上に載置し上記部材の各部を測定するための挟持式測定用治具であって、次の各構成を有することを特徴とする。
(イ)互いに1つの共通な支点で結合しかつこの支点のまわりに回動可能なように保持され、その一方の端には、上記測定対象の部材をその両面から挟み付けて保持する挟持部を備え、上記支点を挟んでその他方の側には、指先で上記挟持部を開いてその間に上記測定対象の部材を挿入し挟持させる操作、上記挟持部に上記測定対象の部材を挟み込んだ状態で上記測定器の載物台上に載置する操作を行う指先操作部を備え、上記挟持部に近接して、この挟持部に挟持されている上記測定対象の部材の挟持状態確認用の貫通窓が形成され、上記指先操作部には、指先すべり止め用の溝が形成されて成る、挟持受けベース部及び挟持はさみ付け部
(ロ)上記挟持受けベース部及び挟持はさみ付け部の共通な支点の部位に配置された支点ピン
(ハ)上記挟持受けベース部及び挟持はさみ付け部の指先操作部間に配置されて指先で上記挟持部を開いているとき以外はこの挟持部で上記測定対象の部材をその両面から加圧し挟持する加圧ばね
【0020】
また、上記挟持受けベース部及び挟持はさみ付け部の挟持部は、上記測定対象の部材に対し、挟持状態においてその両面に面接触して挟持、保持する部材接触面を含んで構成される。
【実施例1】
【0021】
次に本発明の実施例について図面を参照して説明する。
図1(a),(b)は本発明の一実施例を示す、測定対象部材を挟持したときの斜視図、及びこの挟持式測定用治具の分解側面図、図2(a)〜(c)はその測定対象部材の挟持動作を説明するための側面図、図3(a),(b)は曲げ加工が施された部材の挟持状態を示す側面図、図4(a),(b)は測定対象部材の挟持状態に関する図1,図2とは異なる挟持状態を示す斜視図及び側面図である。
【0022】
この実施例における挟持式測定用治具は、測定対象の部材(900,950)を挟持して測定器の載物台上に載置し、これら部材(900,950)の各部を測定するための治具であって、挟持受けベース部100、挟持はさみ付け部200、支点ピン300、及び加圧ばね400を有して構成され、これらの詳細は次のとおりである。
【0023】
まず、挟持受けベース部100及び挟持はさみ付け部200は、互いに1つの共通な支点で結合しかつこの支点のまわりに回動可能なように保持され、その一方の端には、測定対象の部材(例えば、コンタクト900)をその両面から挟み付けて保持する挟持部(受けベース側110,はさみ付け側210、以下同様、但し、記号のみ表示)を備え、上記共通な支点を挟んで、その他方の側には、指先で挟持部(110,210)を開いてその間に測定対象の部材(例:コンタクト900)を挿入し挟持させる操作、また、挟持部に測定対象の部材(例えば、コンタクト900)を挟み込んだ状態で測定器の載物台上に載置する操作を行う指先操作部120,220を備え、更に、挟持部110、210に近接して、これら挟持部110,210に挟持されている測定対象の部材(例:コンタクト900)の挟持状態確認用の貫通窓、すなわち、挟持状態確認用窓130,230が形成され、指先操作部120,220には、それぞれ指先すべり止め用の溝121,221が形成されている。
【0024】
また、挟持受けベース部100には、その共通な支点の部分に、支点ピン挿入孔140が明けられており、挟持はさみ付け部200にも同様にその共通な支点の部分に、支点ピン挿入孔240が明けられていて、これら支点ピン挿入孔140,240に支点ピン300が挿入されて、挟持受けベース部100及び挟持はさみ付け部200は、この共通な支点のまわりに回動可能なように結合して保持されている。
そして、挟持受けベース部100及び挟持はさみ付け部200の指先操作部120,220の間には、指先で挟持部110,210間を開いているとき以外は、この挟持部110,210で測定対象の部材(例:コンタクト900)をその両面から加圧して挟持する加圧ばね400が配置されている。
【0025】
この実施例において、図1,図2に示すように、測定対象の部材が、一方の面に、この面から突出する凸部910が形成されたコンタクト900である場合に、凸部910が上面側となるように挟持しても、また凸部910が下面側となるように挟持しても、このコンタクト900を測定器の載物台上面と平行に(すなわち、傾きなしに)載置することができる。
【0026】
また、図3に示すように、曲げ加工が施されたコンタクト950である場合でも、同様にその曲げ方向に関係なく、載物台と平行に載置することができる。
【0027】
また、本発明においては、挟持部110,210で挟持される測定対象の部材(例:コンタクト900)の挟持状態を確認するための挟持状態確認用窓130,230が形成されているので、この部分から、コンタクト900等が良好な挟持状態であるか、その挟持位置が設定どおりであるかを確認することができる。
更にまた、指先操作部120,220には、溝121,221が形成されているので、挟持操作や載置台への配置の際に指先がすべるのを防ぐことができる。
【0028】
また、本願発明においては、挟持確認用窓130,230の部分が、測定対象の部材(コンタクト900等)の挟持状態を確認するだけでなく、その部分に、凸部910のあるコンタクト900であっても、その凸部910を収容できるような中空部150,250も形成されているので、図4(a),(b)に示すように、凸部910を挟持部110,210の内側に配置して保持、挟持することもできる。
【0029】
なお、挟持受けベース部100及び挟持はさみ付け部200における挟持部110,210の部分は、部材挟持状態にあるとき、部材(コンタクト900,950等)の両面に面接触して挟持、保持する部材接触面111,211を含む構造となっている。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】本発明の一実施例を示す、測定対象の部材を挟持したときの斜視図、及びこの挟持式測定用治具の分解側面図である。
【図2】図1に示された実施例における測定対象の部材の挟持動作を説明するための側面図である。
【図3】図1に示された実施例における、曲げ加工が施された部材の挟持状態を示す側面図である。
【図4】図1に示された実施例における図1及び図2とは異なる挟持状態を示す斜視図及び側面図である。
【図5】測定対象部材(コンタクト)の製造、保管時の状態を示す斜視図、及びその測定器及びその載物台上への載置状態を示す図である。
【図6】従来例における、測定対象部材(コンタクト)を直接、測定器の載物台上に置いて測定するときの課題を説明するための図である。
【図7】従来の測定用治具の2例、及びこれら治具における課題を説明するための斜視図である。
【図8】背景技術における測定用治具のうちの、フレキシブル基板導通検査用治具の具体例を示す図である。
【符号の説明】
【0031】
100 挟持受けベース部
110 挟持部
111 部材接触面
120 指先操作部
121 溝
130 位置確認用窓
140 支点ピン挿入孔
150 中空部
160 ばね保持用凹部
200 挟持はさみ付け部
210 挟持部
211 部材接触面
220 指先操作部
221 溝
230 位置確認用窓
240 支点ピン挿入孔
250 中空部
260 ばね保持用凹部
300 支点ピン
400 加圧ばね
600 測定器
610 載物台
750 両面テープ固定式治具
751 固定台
752 両面テープ
760 ねじ締め固定式治具
761 受け台
762 締め付け保持部
763 締め付けねじ
800 フレキシブル基板導通検査用治具
810 コーム
820 コンタクト
830 押え板
840 収納ケース
850 開閉レバー
860 ピン
900 コンタクト(測定対象部材)
910 凸部
950 コンタクト(測定対象部材)
951 曲げ加工部
990 フレキシブル基板
991 配線

【特許請求の範囲】
【請求項1】
測定対象の部材を挟持して測定器の載物台上に載置し前記部材の各部を測定するための挟持式測定用治具であって、次の各構成を有することを特徴とする挟持式測定用治具。
(イ)互いに1つの共通な支点で結合しかつこの支点のまわりに回動可能なように保持され、その一方の端には、前記測定対象の部材をその両面から挟み付けて保持する挟持部を備え、前記支点を挟んでその他方の側には、指先で前記挟持部を開いてその間に前記測定対象の部材を挿入し挟持させる操作を行う指先操作部を備えた挟持受けベース部及び挟持はさみ付け部
(ロ)前記挟持受けベース部及び挟持はさみ付け部の共通な支点の部位に配置された支点ピン
(ハ)前記挟持受けベース部及び挟持はさみ付け部の指先操作部間に配置されて指先で前記挟持部を開いているとき以外はこの挟持部で前記測定対象の部材をその両面から加圧し挟持する加圧ばね
【請求項2】
前記挟持受けベース部及び挟持はさみ付け部の挟持部は、前記測定対象の部材に対し、挟持状態においてその両面に面接触して挟持、保持する部材接触面を含んで成る
請求項1記載の挟持式測定用治具。
【請求項3】
前記挟持部に近接して、この挟持部に挟持されている前記測定対象の部材の挟み込み状態確認用の貫通窓を有する
請求項1又は2記載の挟持式測定用治具。
【請求項4】
前記指先操作部に、指先すべり止め用の溝が形成された
請求項1、2又は3記載の挟持式測定用治具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2006−170746(P2006−170746A)
【公開日】平成18年6月29日(2006.6.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−362419(P2004−362419)
【出願日】平成16年12月15日(2004.12.15)
【出願人】(593049246)山形航空電子株式会社 (3)
【Fターム(参考)】