説明

搬送装置およびピッキング設備

【課題】作業者が間違った物品載置位置に物品を載置してしまうことを防止できる搬送装置を提供する。
【解決手段】搬送装置11は装置本体22を備え、この装置本体22は、網目状部材からなる無端状の透光性搬送体25を有している。この透光性搬送体25の往路面部25aの上面が、物品を載置しこの載置した物品を待機させた後に搬送する搬送面21となっている。また、搬送装置11は、透光性搬送体25の搬送面21の一部を光らせることにより、作業者に対して搬送面21上の物品載置位置を指示する光源23を備えている。光源23は、透光性搬送体25の往路面部25aと復路面部25bとの間に配設する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、作業者が間違った物品載置位置に物品を載置してしまうことを防止できる搬送装置およびピッキング設備に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、例えば下記特許文献1記載のピッキング設備が知られている。このピッキング設備は、物品が保管される物品保管装置と、物品保管装置からオーダ情報に応じて取り出された物品が載置されこの載置された物品を搬送して自動投入する複数の投入装置等の搬送装置と、複数の搬送装置からの物品を受け入れこの受け入れた物品を集品容器に入れてオーダ単位で搬送するオーダ単位搬送装置とを備えている。
【0003】
また、このピッキング設備では、樹脂ローラ、蓋等からなる各搬送装置の上方に、物品保管装置のピッキング棚に向けて投入表示器がそれぞれ設けられている。各投入表示器は、搬送装置への物品の移載を指示するランプ、および搬送装置へ移載する物品の量を表示するデジタル表示器等を有している。
【特許文献1】特開2005−75635号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記従来のピッキング設備では、ピッキング作業をする作業者は、搬送装置の上方に搬送装置から離れて位置する投入表示器のランプを見て、搬送装置に物品を移載するため、物品を載置すべき物品載置位置を間違えてしまうおそれがある。
【0005】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、作業者が間違った物品載置位置に物品を載置してしまうことを防止できる搬送装置およびピッキング設備を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1記載の搬送装置は、物品が載置されこの載置された物品を搬送する搬送面を有する装置本体と、前記搬送面の一部から光を放射させることにより作業者に対して前記搬送面上の物品載置位置を指示する光源とを備えるものである。
【0007】
請求項2記載の搬送装置は、請求項1記載の搬送装置において、光源は、それぞれ物品を1個ずつ載置させる複数の物品載置位置を指示するものである。
【0008】
請求項3記載の搬送装置は、請求項1または2記載の搬送装置において、装置本体は、往路面部の上面に搬送面を有する無端状の透光性搬送体を有し、光源は、前記透光性搬送体の往路面部と復路面部との間に配設されているものである。
【0009】
請求項4記載のピッキング設備は、物品が保管される物品保管装置と、この物品保管装置からオーダ情報に応じて取り出された物品が載置され、この載置された物品を一時的に待機させた後に搬送する請求項1ないし3のいずれか一記載の複数の搬送装置と、これら複数の搬送装置からの物品を受け入れ、この受け入れた物品をオーダ情報に対応するオーダ単位で搬送するオーダ単位搬送装置とを具備するものである。
【発明の効果】
【0010】
請求項1に係る発明によれば、光源によって搬送面の一部から光が放射されて搬送面上の物品載置位置が指示されるため、作業者が間違った物品載置位置に物品を載置してしまうことを防止できる。
【0011】
請求項2に係る発明によれば、作業者は、光源によって指示された各物品載置位置にそれぞれ物品を1個ずつ載置することで、載置すべき物品数を間違えることなく、所望数の物品を搬送面上に載置でき、また、載置すべき物品数を表示する表示器が不要となり、構成の簡素化を図ることができる。
【0012】
請求項3に係る発明によれば、透光性搬送体の往路面部および復路面部間に光源を配設することで光源を保護でき、また光源を設ける専用のスペースを別途確保する必要もない。
【0013】
請求項4に係る発明によれば、作業者が間違った物品載置位置に物品を載置してしまうことを防止でき、精度良くかつ効率的にピッキング作業ができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
本発明の一実施の形態を図面を参照して説明する。
【0015】
図1および図2において、1はピッキング設備で、このピッキング設備1は、互いに離間対向して配設され食品等の物品Wが保管される対をなす物品保管装置2と、これら両物品保管装置2間に配設された物品搬送装置3とを備えている。なお、物品保管装置2と物品搬送装置3との間には、オーダ情報に応じてピッキング作業である取り出し作業をする作業者Aのための作業スペースがある。
【0016】
物品保管装置2は、枠体5を有している。枠体5には、物品WがケースKに複数入れられた状態で保管される複数の保管部(商品棚等)6が設けられている。各保管部6は、例えば物品搬送装置3側に向って下り傾斜する傾斜状のフリーローラコンベヤ7にて構成され、各フリーローラコンベヤ7の搬送終端部には先頭のケースKと当接して保管中のケースKの移動を規制するストッパ(図示せず)が設けられている。物品Wが取り出されて空になった先頭のケースKを保管部6から除去すると、後続のケースKは自重でフリーローラコンベヤ7上を移動する。各フリーローラコンベヤ7の搬送始端部には、物品Wが入ったケースKが作業者Bによる手作業によって供給される。
【0017】
なお、予め設定された複数の保管部6、すなわち例えば5列4段で合計20の保管部6にて、1人の作業者Aがピッキング作業を担当するピッキング領域(ピッキングゾーン)が構成されている。そして、複数のピッキング領域が物品搬送装置3の両側に搬送方向に沿って並設されている。
【0018】
また、物品保管装置2は、複数の保管部6に対応して設けられた複数の保管側ランプ8を有している。すなわち各保管部6ごとに保管側ランプ8が1個ずつ設けられている。保管側ランプ8は、対応する保管部6の前面部、すなわち例えばフリーローラコンベヤ7の搬送終端部である下端部に作業者Aと対向した状態に設けられている。各保管側ランプ8は、作業者Aが次に取り出すべき物品Wが保管されている保管部6をその作業者Aに対して指示する保管部指示用の光源としてのランプである。つまり各保管側ランプ8は、作業者Aに対して物品取出先の保管部6を指示する。
【0019】
なお、保管部6から物品Wが取り出されたことを検出する取出検出手段(図示せず)が各保管部6ごとに対応して設けられている。また、保管部6から取り出すべき物品Wの数量を示す数量表示器が必要に応じて保管側ランプ8の近傍に設けられている。
【0020】
物品搬送装置3は、物品保管装置2の保管部6からオーダ情報に応じて取り出された物品Wが載置されこの載置された物品Wを一時的に待機させた後に搬送案内する複数の投入装置としての案内体である搬送装置11と、これら複数の搬送装置11からの物品Wを受け入れこの受け入れた物品Wをオーダ情報に対応するオーダ単位で搬送する1つのセンター搬送部であるオーダ単位搬送装置12とを有している。
【0021】
オーダ単位搬送装置12は、例えばオーダ単位の物品Wを正面視で略V字状の搬送面13上に直接載せた状態で、水平な搬送方向(図2中、右方向)に搬送しながらセンターリングする。このオーダ単位搬送装置12は複数対の傾斜駆動コンベヤ14にて構成されており、各傾斜駆動コンベヤ14は、物品Wを搬送する無端状の搬送ベルト15を有している。搬送ベルト15は、コンベヤフレーム16にて支持された複数のローラ17に回行可能に掛け渡され、モータ等の駆動源(図示せず)からの動力で回行して物品Wを搬送する。
【0022】
なお、オーダ単位搬送装置12の搬送面13は、オーダ情報に応じた各オーダ単位ごとに区分けされている。すなわち搬送面13は、オーダ単位搬送装置12の搬送方向に並んだ複数のオーダ単位ゾーンで構成されている。なおオーダ単位にはバッチ単位も含まれ、また搬送面13が1つのオーダ単位ゾーンで構成されることもある。
【0023】
搬送装置11は、オーダ単位搬送装置12の搬送方向両側上方にそれぞれ配設されている。すなわち例えば各ピッキング領域ごとに、複数、例えば5つの搬送装置11が1組となってそれぞれ配設されている。
【0024】
各搬送装置11は、例えばランプ内蔵駆動コンベヤ等で、保管部6から取り出された物品が直接載置されこの載置された物品Wを待機させた後に搬送案内する水平な搬送面21を上面に有する装置本体22と、この装置本体22の搬送面21の一部から光を放射させることにより作業者Aに対してこの作業者Aが対応する物品Wを1個載置する搬送面21上の物品載置位置を指示する光源23とを備えている。
【0025】
ここで、装置本体22は、物品Wを搬送案内する無端状の透光性搬送体25を有し、この透光性搬送体25は、コンベヤフレーム27にて支持された複数のローラ26に回行可能に掛け渡され、モータ等の駆動源(図示せず)からの動力で回行して物品Wをオーダ単位搬送装置12の搬送方向に対して直交する方向へ搬送案内する。透光性搬送体25は、例えば多数の孔を有する網目状部材にて構成され、この透光性搬送体25の上側の往路面部25aの上面が搬送面21となっている。つまり、光源23の点灯時に透光性搬送体25の搬送面21に形成された孔(搬送面の一部)から光が放射され、この光によって搬送面21上に物品載置位置が指示される。
【0026】
そして、各透光性搬送体25の内部、つまり透光性搬送体25の上側の往路面部25aとこの往路面部25aと離間対向する下側の復路面部25bとの間に光を放つ光源23が収納配設されている。すなわち例えばオーダ単位搬送装置12の一方側の搬送装置11の透光性搬送体25の往路面部25aと復路面部25bとの間には1つの光源23が搬送装置11の略中央に収納され、オーダ単位搬送装置12の他方側の搬送装置11の透光性搬送体25の往路面部25aと復路面部25bとの間には複数、例えば2つの光源23が搬送装置11の搬送方向に間隔をおいて並んで収納されている。
【0027】
各光源23は、例えば発光ダイオード等で、透光性搬送体25の搬送面21の一部を光らせることにより作業者Aに対して搬送面21上の物品載置位置を指示する。また、物品Wが搬送面21上の物品載置位置に載置されたことを検出する載置検出手段(図示せず)が各光源ごとに対応して設けられている。各載置検出手段は、例えば光源に取り付けられ光源の動作時に光源に連動して光源からの光の反射率に基づいて物品Wの載置を検出するセンサ等である。
【0028】
次に、ピッキング設備1の作用等を説明する。
【0029】
作業者Aは、自分が担当するピッキング領域における複数、例えば20個の保管側ランプ8中、点灯している保管側ランプ8に対応する保管部6から、物品Wを1個だけまたは2個取り出し、物品Wが取り出されたことが取出検出手段にて検出される。
【0030】
次いで、物品Wを1個取り出した作業者Aは、物品搬送装置3側に振り向いた後、図3に示すように、自分が担当する複数、例えば5つの搬送装置11中、光源23の点灯によって搬送面21の一部から光が放射されて光った1箇所の物品載置位置を見て、その物品載置位置に1個の物品Wを載置し、その物品Wで搬送面21の光った光放射部分の全体または一部を覆う。物品Wが物品載置位置に載置されたことが載置検出手段にて検出されると、点灯していた保管側ランプ8および光源23が消灯し、次の保管側ランプ8および光源23が点灯する。
【0031】
また、物品Wを2個取り出した作業者Aは、物品搬送装置3側に振り向いた後、図4に示すように、自分が担当する複数、例えば5つの搬送装置11中、光源23の点灯によって搬送面21の一部から光が放射されて光った2箇所の物品載置位置を見て、それらの各物品載置位置に物品Wを1個ずつ載置し、それら2個の物品Wで搬送面21の光った光放射部分の全体または一部を覆う。物品Wが物品載置位置に載置されたことが載置検出手段にて検出されると、点灯していた保管側ランプ8および光源23が消灯し、次の保管側ランプ8および光源23が点灯する。
【0032】
そして、オーダ単位搬送装置12の搬送面13の所望領域であるオーダ単位ゾーンが、搬送装置11の対応位置に到達すると、モータ等の駆動源の作動に基づいて、装置本体22の透光性搬送体25が回行する。
【0033】
透光性搬送体25が回行すると、搬送面21上の物品載置位置に載置された物品Wは、その搬送面21にて搬送案内されてオーダ単位搬送装置12の搬送面13上に落下して乗り移る。つまり物品Wが搬送装置11にてオーダ単位搬送装置12の搬送面13上に自動投入される。このようにして保管部6から取り出された各オーダ単位ごとの物品Wがオーダ単位搬送装置12の搬送面13上に直接載置された状態でその搬送面13にて搬送されつつセンターリングされ、その後、所定の工程を経た後、出荷される。
【0034】
そして、このようなピッキング設備1によれば、光源23の点灯によって装置本体22の搬送面21の一部から光が放射されることにより、作業者Aに対して対応する物品Wを1個だけ載置する搬送面21上の物品載置位置が指示されるため、作業者Aが間違った物品載置位置に物品Wを載置してしまうことを防止でき、よって、精度良くピッキング作業ができる。
【0035】
また、作業者Aは、従来では物品Wの載置時に表示器から物品載置位置へと視線を移さなければならないが、ピッキング設備1では物品Wの載置時に搬送面21上の光った物品載置位置に対してのみに視線を注げばよく、ピッキング作業の効率化を図ることができる。
【0036】
さらに、作業者Aは、表示器の物品数を見て確認する必要がなく、光源23を複数備えた搬送装置11において光源23によって指示された各物品載置位置にそれぞれ物品を1個ずつ載置すればよいため、載置すべき物品数を間違えることなく、オーダ情報に応じた所望数の物品Wを搬送面21上に載置でき、また、載置すべき物品数を表示する表示器が不要となり、構成の簡素化および低コスト化等を図ることができる。
【0037】
また、光源23からの光で装置本体22の透光性搬送体25の搬送面21の一部を光らせることにより作業者Aに対して物品載置位置を適切に指示できるばかりでなく、透光性搬送体25の往路面部25aと復路面部25bとの間に光源23を配設して光源23を覆うことで光源23を保護でき、また光源23を設ける専用のスペースを別途確保する必要もない。
【0038】
なお、上記実施の形態では、搬送装置11が1個または2個の物品載置位置指示用の光源23を備えた構成について説明したが、光源23の数は3個、4個、或いは5個以上でもよい。すなわち例えば図5に示す搬送装置11は、搬送方向に並んだ2個の光源23と、搬送方向に対して直交する方向に並んだ2個の光源23とを備えている。そして、搬送方向に対して直交する方向に並んだ2個の光源23によって物品載置位置が指示された際には、2個の物品Wが搬送面21上に搬送方向に対して直交する方向に並ぶように載置され、搬送方向に並んだ2個の光源23によって物品載置位置が指示された際には、2個の物品Wが搬送面21上に搬送方向に並ぶように載置される。このように複数の光源23の配置によっては、搬送装置11に対して縦に2個載せるか横に2個載せるか等、物品Wの置き方を指示することも可能となる。
【0039】
また、光源23は、例えば装置本体の上方から搬送面の一部にレーザー光等の光を照射して搬送面の一部から光を反射により放射させて物品載置位置を指示するレーザー装置等でもよい。
【0040】
さらに、光源23を透光性搬送体25の往路面部25aと復路面部25bとの間に配設した構成以外に、例えば光源を無端体の搬送体の一部に固着して搬送体の一部から光を放射させる構成等でもよい。
【0041】
また、オーダ単位搬送装置12の一方側の各搬送装置11の光源23の数とオーダ単位搬送装置12の他方側の各搬送装置11の光源23の数とが異なる構成でも、同一の構成でもよく、例えばすべての各搬送装置11が光源23を1個ずつ或いは所定数ずつ有する構成でもよい。
【0042】
さらに、載置検出手段は、例えば物品載置位置指示用の光源23とは別に設けた検出用光源からの検出光が物品載置位置に載置された物品Wによって遮蔽されたことを検出する光学系センサや、物品載置位置に載置された物品Wの重量によって動作するリミットスイッチ或いは重量センサ等でもよい。
【0043】
また、取出検出手段や載置検出手段は、作業者Aがオン操作するボタン等でもよい。
【0044】
さらに、作業者Aが1人ずつ担当する各ピッキング領域ごとに設けられた1組の搬送装置11の数は、5つには限定されず、例えば4以下、或いは6つ以上でもよい。
【0045】
さらに、搬送装置11の搬送面21を複数の孔を有する網目状部材からなる透光性搬送体25の往路面部25aの上面にて構成したものには限定されず、例えば可撓性を有する帯状の光透過性部材からなる無端状の透光性搬送体の往路面部の上面にて搬送面を構成したものでもよく、この場合、光源の上方部全体が搬送面にて覆われ、光源の点灯によってその搬送面の一部から光が放射されて物品載置位置が指示される。また、複数の搬送ローラの上端で搬送面を構成して搬送ローラの一部が搬送ローラ内の光源からの光で光るようにしてもよい。
【0046】
また、搬送装置11の搬送面21を搬送ベルトや搬送ローラ等で構成したもの以外に、例えば流体圧シリンダの伸縮で上下回動可能で物品Wを自重で滑落させる案内板体等の搬送回動体の上面が搬送装置の搬送面である構成等でもよい。
【0047】
さらに、物品Wは、例えば商品として1個のものには限定されず、複数商品が箱詰めされた1個のもの等でもよい。
【0048】
また、搬送装置11は、ピッキング設備1以外に、物品Wを仕分ける仕分装置等にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【0049】
【図1】本発明の一実施の形態に係るピッキング設備の正面図である。
【図2】同上ピッキング設備の平面図である。
【図3】同上ピッキング設備の作用説明図である。
【図4】同上ピッキング設備の作用説明図である。
【図5】本発明の他の実施の形態に係るピッキング設備の搬送装置の作用説明図である。
【符号の説明】
【0050】
1 ピッキング設備
2 物品保管装置
11 搬送装置
12 オーダ単位搬送装置
21 搬送面
22 装置本体
23 光源
25 透光性搬送体
25a 往路面部
25b 復路面部
W 物品

【特許請求の範囲】
【請求項1】
物品が載置されこの載置された物品を搬送する搬送面を有する装置本体と、
前記搬送面の一部から光を放射させることにより作業者に対して前記搬送面上の物品載置位置を指示する光源と
を備えることを特徴とする搬送装置。
【請求項2】
光源は、それぞれ物品を1個ずつ載置させる複数の物品載置位置を指示する
ことを特徴とする請求項1記載の搬送装置。
【請求項3】
装置本体は、往路面部の上面に搬送面を有する無端状の透光性搬送体を有し、
光源は、前記透光性搬送体の往路面部と復路面部との間に配設されている
ことを特徴とする請求項1または2記載の搬送装置。
【請求項4】
物品が保管される物品保管装置と、
この物品保管装置からオーダ情報に応じて取り出された物品が載置され、この載置された物品を一時的に待機させた後に搬送する請求項1ないし3のいずれか一記載の複数の搬送装置と、
これら複数の搬送装置からの物品を受け入れ、この受け入れた物品をオーダ情報に対応するオーダ単位で搬送するオーダ単位搬送装置と
を具備することを特徴とするピッキング設備。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate