説明

播種器

【課題】本発明は、手軽な操作で広範な種類の播種に対応でき、かつ、ばら播きも可能な播種器の提供を課題としている。
【解決手段】本発明は、容器部と本体部と誘導部とから成り、前記本体部は、略円盤形状の容器部側本体と誘導部側本体とが回転自在に2分割され、搬送通路又は操作スライダーに設けた種子特定孔より一粒だけ確実に点播できる構成とした。また、搬送通路と放出通路が本体軸中心から同一円周上に備えることで、容易にばら播きも可能な播種器となる。またさらに、容器部側本体の操作スライダーの摺動溝と、操作スライダーの間に調整用スペーサーを備える構成や、搬送通路内に通路内径調整機構と、該通路内径調整機構の動作に対応して前記操作スライダーの厚みを調整する操作スライダー厚調整機構を備えた構成とすることもできる播種器とした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、畑等の地面への播種や、プランター等に播種したりする際に使用する手軽な播種器に関する。
【背景技術】
【0002】
1960年代以降、日本では農業機械が急速に普及し、現在では水田稲作の機械化は完成の域に達したという声も聞かれている。また、1980年代から蔬菜園芸(畑作)の機械化も進展し、ダイコン、ニンジン、キャベツ、タマネギなど、生産量が大きい野菜の収穫機や、野菜苗の接ぎ木ロボット、野菜苗の移植機も徐々に普及している。しかし、播種器の分野においては機械化が遅れており、農機具の機械化が進んだ今日においても、作業者の手作業で行われているところが多い。これは、種子の扱いがデリケートであることや、種子の種類によって、形状や大きさが全て異なるため、画像処理やロボット技術等を組み合わせるなど、構造が複雑で高価となってしまうことによるものと考えられる。そこで、目的個数の種子を確実に播種でき、一台で多くの種類の種子に対応できる安価で手軽な播種器の登場が望まれている。
【0003】
このような問題を解決すべく、従来から種々の技術が提案されている。例えば、ハンドル操作によって種子収納位置と種子放出位置との間を往復動する搬送体を用いた手動点播機がある(特許文献1)。しかしながら、係る技術では貫通孔の大きさを変更できないため広範な種類の種子に対応できず、また、種子のばら播きをすることができないという問題がある。
【0004】
また、本願発明者は、スライダー内の透孔に着脱自在に装着される種子通過リングを用いることで、広範な種類の種子に対応できる播種器を既に開発している(特許文献2)。しかしながら、係る技術では種子のばら播きには兼用できないという課題が残されていた。
【特許文献1】特開平9−107732号公報
【特許文献2】特開2004−261097号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
そこで、本発明は、係る問題点に鑑み、手軽な操作で広範な種類の播種に対応でき、かつ、ばら播きも可能な播種器の提供を図るものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記目的を達成するため、請求項1の発明は、種子を収納するための容器部と、播種操作及び播種量を調整する本体部と、種子を播種位置へ導く誘導部とから構成し、前記容器部は、種子を容器内に収納するための挿入口と、種子を本体内に導くための透過口と、該透過口から種子を本体内に取り込むための該透過口に連通した搬送通路とを備えた容器とし、前記本体部は、略円盤形状の容器部側本体と誘導部側本体が回転自在に2分割され、前記容器部側本体は、前記搬送通路から播種目的個数を特定するための種子特定孔を有する操作スライダーと、該操作スライダーの摺動溝と、該操作スライダー自動復帰のための弾性部材を備え、前記誘導部側本体は、操作スライダーから種子を本体外部へ放出するための放出通路を備え、前記誘導部は、前記搬送通路と本体軸中心から同一円周上に放出通路を備えた構成とした。
【0007】
また、請求項2の発明は、前記容器部側本体の操作スライダーの摺動溝と、操作スライダーの間に調整用スペーサーを備えた構成とした。
【0008】
さらに、請求項3の発明は、前記搬送通路内に通路内径調整機構と、該通路内径調整機構の動作に対応して前記操作スライダーの厚みを調整する操作スライダー厚調整機構を備えた構成とした。
【0009】
またさらに、請求項4の発明は、前記誘導部の先端に、溝底播種具と、覆土具を備えた構成とした。
【発明の効果】
【0010】
本発明に係るに播種器よれば、軽量、手軽であり、畑等の地面への播種や、プランター等に、一粒ずつ確実に点播できるという優れた効果を奏する。
【0011】
また、本発明に係る播種器によれば、1台で広範な種類の播種に対応でき、かつ、種子のばら播きも可能になるという優れた効果を奏する。
可能となる
【0012】
さらに、本発明に係る播種器によれば、溝底播種や覆土作業が容易に行えるという効果も発揮する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
本発明は、広範な種子8の種類の播種に対応可能な構造としたこと、及び、容器部側本体4と誘導部側本体5とを回転自在に2分割にしたことにより、ばら蒔きも可能な構造としたことを最大の特徴とする。以下、本発明に係る播種器1の実施形態を図面に基づいて説明する。
【実施例1】
【0014】
本発明の第1の実施形態に係る播種器1は、操作スライダー7又は種子特定リング7aを交換することで広範な種子8の種類に対応可能な構造としたこと、及び、容器部側本体4と誘導部側本体5とを回転自在に2分割にしたことにより、ばら蒔きも可能な構造としている。図1は、本発明の第1の実施形態に係る播種器1の全体構成を示す斜視図、図2及び図3は、本発明の第1の実施形態に係る播種器1の構造を示す断面図、図4は、本発明の第1の実施形態に係る播種器1の構成を示す部品図である。
【0015】
本発明は、図2に示すように、容器部Aと、本体部Bと、誘導部Cから構成されている。
【0016】
容器部Aの容器2は、図面に示すような形状や大きさに限定されるものではなく、目的の播種量を確保できる形状及び大きさであればよい。材質については種子8の残量が視認し易いように透明な樹脂等であることが望ましい。また、容器2の容器側本体4への取付は、搬送通路9の外周にネジ部を形成したり、容器取付フランジ2cのような取付部材を介して螺合等により、搬送通路9の先端が操作スライダー7に接する位置に装着する。即ち、操作スライダー7の厚みに応じて取付位置を決定する。なお、他端となる種子の挿入口2aにはキャップ3が備えられる。
【0017】
本体部Bは、略円盤形状の容器部側本体4と略円盤形状の誘導部側本体5とが回転自在に2分割され、ボルトb1で固定される。なお、固定方法は、容器部側本体4と誘導部側本体5とを嵌合する方法などでもよい。
【0018】
容器部側本体4には、操作スライダー7を摺動させるための摺動溝11と、操作スライダー7を自動復帰のための弾性部材10を備るための弾性部材格納部14が形成されている。
【0019】
操作スライダー7は、搬送通路9から播種目的個数を特定するための種子特定孔12が形成されており、摺動溝11に内設され、弾性部材10によって本体部B内を往復摺動する。例えば操作スライダー7の厚みを3.7mmとした場合において、種子8の大きさがこれよりも小さい場合は、種子特定孔12の穴径で調整する。具体的には、播種目的の種子8の直径が1.7mm程度である白菜であれば、種子特定孔12の穴径が2mm程度の操作スライダー7に交換する。また、種子8の種類によっては楕円形状のものもあるため、円形のものに限らず、種々の形状の種子特定孔12を有する操作スライダー7を用意しておくことが望ましい。なお、前記弾性部材10にはコイルバネ等が考えられ、ボルトb2で係止する。またさらに、操作スライダー7に直接種子特定孔12を形成するのではなく、交換可能な種子特定リング7aを着脱自在に装着することも有効である。この場合、例えば操作スライダー7の厚みを6mmとした場合において、種子8の大きさがこれよりも小さい場合、例えば直径1.7mm程度の白菜であれば、内径2mm程度の種子特定リング7aを装着する。直径5.5mm程度のダイコンであれば種子特定リング7aを非装着とする。なお、種子特定リング7aの操作スライダー7への取り付けは嵌合や螺合等特に限定はない。
【0020】
誘導部側本体5は、操作スライダー7から種子を本体外部へ放出するための放出通路13が形成され、該放出通路13は、本体部Bの軸方向中心より、搬送通路9と同一円周上に設けられる。
【0021】
誘導部Cの誘導管6は筒状に形成され、誘導部側本体5への取付は誘導管6の一端にネジ部を形成して螺合したり嵌合等により装着する。また、誘導管6は、用途に応じて長さの異なるものを複数用意する。例えば、台上のプランターなどへの少量の播種であれば、放出通路13の長さは短いものを使用し、畑作では腰を曲げての作業とならないように長いものに交換する。こうすることで、作業者の腰に負担をかけることなく立ったままの姿勢で播種が可能となる。なお、図示はしていないが、複数段の筒状体をスライドさせて誘導部Cの長さを任意に調整可能とすることも有効である。
【0022】
次に、本発明の第1の実施形態に係る播種器1の使用状態を図2及び図3に基づいて説明する。図2(a)は、容器部Bの透過口2bから本体内の搬送通路9を経て操作スライダー7に設けられた種子特定孔12又は種子特定リング7aに種子8が取り込まれるときの状態を示しており、図2(b)は、操作スライダー7を押し込んで、種子8を本体部Bの外部へ放出するために、放出通路13へ種子8が導かれたときの状態を示している。
【0023】
まず、播種器1が図2(a)に示す状態において、種子8は容器2から自重により落下し、透過口2bから搬送通路9を経て種子特定孔12又は種子特定リング7aに収納される。このとき、種子8は種子特定孔12又は種子特定リング7aにより一個のみが収納される。次に、操作スライダー7を押し込むことにより、種子8は図2(b)に示す位置へ移動し、種子特定孔12又は種子特定リング7aから放出通路13を経て誘導部Cへと導かれ、排出口20より排出される。
【0024】
図3は、誘導部側本体を180度回転させて、搬送通路から放出通路までを開放状態とし、ばら蒔きが可能な状態を示している。誘導部側本体5を180度回転し、放出通路13が容器側本体4の搬送通路9と直結状態にしてボルトb1で固定する。この場合、操作スライダー7を放せばばら蒔き可能状態となり、操作スライダー7を押すにばら蒔きを停止することができる。
【実施例2】
【0025】
図5は、本発明の第2の実施形態に係る構造を示す断面図である。以下、本発明に係る播種器1の第2の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0026】
本発明の第2の実施形態に係る播種器1は、操作スライダー7と摺動溝11との間に調整用スペーサー15を備えた構造により広範な種子8の種類に対応可能な構造としたこと、及び、容器部側本体4と誘導部側本体5とを回転自在に2分割にしたことにより、ばら蒔きも可能な構造としたことを特徴としている。
【0027】
容器部側本体4の操作スライダー7の摺動溝11と、操作スライダー7の間に調整用スペーサー15を備える構成とし、種子8の大きさに応じて操作スライダー7及び調整用スペーサー15を交換する。この場合、操作スライダー7の厚みは種子特定孔12の直径と同一の寸法であり、操作スライダー7と調整用スペーサー15を合わせた厚みが摺動溝11内に収まる組み合わせとなる。例えば、摺動溝11を8mmとした場合において、播種目的の種子8の直径が1.7mm程度である白菜であれば、操作スライダー7の厚さを2mm、調整用スペーサー15の厚さを6mmとし、種子8の直径が4mm程度であるレタスやトマトであれば、操作スライダー7の厚さを5mm、調整用スペーサー15の厚さを3mmとし、播種目的の種子8の直径が7mm程度であるメロンであれば、操作スライダー7の厚さを8mm、調整用スペーサー15は不使用とする。
【0028】
次に、本発明の第2の実施形態に係る播種器1の使用状態を説明する。 まず、種子8は容器2から自重により落下し、透過口2bから搬送通路9を経て種子特定孔12に収納される。このとき、種子8は種子特定孔12により一個のみが収納される。即ち、調整用スペーサー15の厚み分が搬送通路9を延長することになる。次に、操作スライダー7を押し込むことにより、種子8は種子特定孔12から放出通路13を経て誘導部Cと導かれ、排出口20より排出される。
【実施例3】
【0029】
図6は、本発明の第3の実施形態に係る播種器1の構造を示す断面図である。以下、本発明に係る播種器1の第3の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0030】
本発明の第3の実施形態に係る播種器1は、通路内径調整機構17と操作スライダー厚調整機構18を備えた構造により広範な種子8の種類の播種に対応可能な構造としたこと、及び、容器部側本体4と誘導部側本体5とを回転自在に2分割にしたことにより、ばら蒔きも可能な構造としたことを特徴としている。
【0031】
本発明の第3の実施形態に係る播種器1は、搬送通路9内に通路内径調整機構17と、該通路内径調整機構17の動作に対応して前記操作スライダー7の厚みを調整する操作スライダー厚調整機構18を備える。
【0032】
通路内径調整機構17は、例えば、カメラのレンズシャッターのように、複数枚のシャッター羽根(セクター)を円形に組み合わせて搬送通路9を開閉するシャッター構造としたり、旋盤のスクロールチャックのように、渦巻き (スクロール) 状の溝を持つカムを内蔵して一箇所のハンドルを回転するだけで爪が同時に開閉するチャック構造としたり、ボール盤のドリルチャックのような構造が考え得る。これらの機構を容器部側本体4に設けて任意に搬送通路9の内径を調整する。
【0033】
操作スライダー厚調整機構18は、前記通路内径調整機構17の動作に対応して搬送通路9の先端を移動させる。例えば、操作スライダー7の厚みが5mmである場合に、搬送通路9の内径を7mmに調整すると、搬送通路9の先端を2mm後退させる。構造的には、例えば、ラックギヤとピニオンギヤを用いて通路内径調整機構17の開閉状態に応じて搬送通路9の先端面を移動させる機構等が考えられる。搬送通路9の先端が移動して短くなると操作スライダー7と搬送通路9の先端に隙間が生じてしまう。そこで、図6に示すように、操作スライダー7とスペーサー16の間に弾性部材を設けて、常に搬送通路9の先端面をスペーサー16に接触させる。ただし、図に示すような機構でなくても、通路内径調整機構17による内径の調整後に、螺合された容器2回転して前後させ、搬送通路9の先端面がスペーサー16に接触させたり、嵌合のし直しにより位置を調整するような簡易な構造でもよい。
【0034】
次に、本発明の第3の実施形態に係る播種器1の使用状態を説明する。 まず、搬送通路9の内径が種子8の直径よりやや大きくなるように通路内径調整機構17を調整する。当該調整に対応して操作スライダー厚調整機構18により搬送通路9の先端面が移動し、スペーサー16に接触する。係る調整後、種子8を容器2へ充填する。種子8は容器2から自重により落下し、透過口2bから通路内径調整機構17により内径が調整された搬送通路9を経て操作スライダー7内に収納される。そして、操作スライダー7を押し込むことにより、種子8は操作スライダー7内から放出通路13を経て誘導部Cと導かれ、排出口20より排出される。
【実施例4】
【0035】
本発明の第4の実施形態に係る播種器1は、誘導管6の先端に溝底播種具19と覆土具21を備えた構造としている。
【0036】
図7は本発明に係る播種器1に溝底播種具19と覆土具21を備えた構造を示す説明図、図8は本発明に係る播種器1に溝底播種具19と覆土具21を備えた構造を示す斜視図、図9は本発明に係る播種器1の使用例を示す説明図である。以下、本発明に係る播種器1の第4の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0037】
底溝播種具19は、先端に排出口20を有する平板のテーパ状とフランジ状の段差をからなる形状に形成され、誘導管6の先端に底溝具取付フランジ22を介してボルトb3で取り付けられる。ただし、底溝具取付フランジ22を用いることなく、誘導管6の先端に螺合等してもよい。一般的な播種では、種子8の3倍程度の深さに播くことが多いので、排出口20からフランジまでの距離は操作スライダー7の厚みの3倍程度とする。また、図に示すような覆土具21を備えることも有効である。
【0038】
次に、使用方法について図面9に基づいて説明する。まず、上方(図9(a))から底溝播種具19を土面に押し付けて底溝を掘る(図9(b))。具体的には底溝播種具19のフランジ部まで押し付ければよい。次に操作スライダー7を操作して播種する(図9(c))。覆土が必要な場合は覆土具21を用いてのように覆土する(図9(d))。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る播種器の構成を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係る播種器の構造を示す断面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係る播種器のばら蒔き時の状態を示す断面図である。
【図4】本発明の第1の実施形態に係る播種器の構成を示す部品図である。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る構造を示す断面図である。
【図6】本発明の第3の実施形態に係る播種器の構造を示す断面図である。
【図7】溝底播種具と覆土具を備えた構造を示す説明図である。
【図8】溝底播種具と覆土具を備えた構造を示す斜視図である。
【図9】本発明に係る播種器の使用例を示す説明図である。
【符号の説明】
【0040】
A 容器部
B 本体部
C 誘導部
1 播種器
2 容器
2a 挿入口
2b 透過口
2c 容器取付フランジ
3 キャップ
4 容器側本体
5 誘導部側本体
6 誘導管
7 操作スライダー
7a 種子特定リング
8 種子
9 搬送通路
10 弾性部材
11 摺動溝
12 種子特定孔
13 放出通路
14 弾性部材格納部
15 スペーサー
16 スペーサー
17 通路内径調整機構
18 操作スライダー厚調整機構
19 底溝播種具
20 排出口
21 覆土具
22 底溝具取付フランジ
b1 ボルト
b2 ボルト
b3 ボルト

【特許請求の範囲】
【請求項1】
種子を収納するための容器部と、
播種操作及び播種量を調整する本体部と、
種子を播種位置へ導く誘導部と、から成り、
前記容器部は、種子を容器内に収納するための挿入口と、種子を本体内に導くための透過口と、該透過口から種子を本体内に取り込むための搬送通路とを備えた容器から構成され、
前記本体部は、略円盤形状の容器部側本体と誘導部側本体が回転自在に2分割され、前記容器部側本体は、前記搬送通路から播種目的個数を特定するための種子特定孔を有する操作スライダーと、該操作スライダーの摺動溝と、該操作スライダー自動復帰のための弾性部材とを備え、
前記誘導部側本体は、操作スライダーから種子を本体外部へ放出するための放出通路を備え、
前記誘導部は、前記搬送通路と本体軸中心から同一円周上に放出通路を備えたことを特徴とする播種器。
【請求項2】
前記容器部側本体の操作スライダーの摺動溝と、操作スライダーの間に調整用スペーサーを備えたことを特徴とする請求項1に記載の播種器。
【請求項3】
前記搬送通路内に通路内径調整機構と、該通路内径調整機構の動作に対応して前記操作スライダーの厚みを調整する操作スライダー厚調整機構を備えたことを特徴とする請求項1及び請求項2に記載の播種器
【請求項4】
前記誘導部の先端に、溝底播種具と、覆土具を備えたことを特徴とする請求項1から請求項3に記載の播種器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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