説明

撮影機能付き厨房家具

【課題】キッチン設備の厨房家具に料理等を撮影する機能を付与する。
【解決手段】厨房家具Kの開放面部に設置した機能パネル10に、撮影手段20と料理Rを置くことのできる載置部Tとモニター装置30とを設ける。撮影手段20はワークトップ1の外側に配置するので汚れにくい。機能パネル10には送風手段等の湯気除去手段、照明、マイクロフォン、操作スイッチ等を設けてもよい。料理Rを載置部Tの所定領域に置き、撮影手段20で撮影することにより、容易に画像を取得できる。画像データは記憶手段に保存し、モニター装置に画像を表示させたり、印刷装置で画像をプリントアウトしたりする。煩わしさを感じることなく毎日の調理記録を手軽に保存可能なので、献立を立案したり調理を行うにあたり有益な情報源を形成できる。撮影手段20の姿勢を変更可能にして外部の例えばリビングルームやダイニングルームを撮影可能にしてもよい。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、システムキッチン等のキッチン設備を構成する流し台・コンロ台・調理台のうちの少なくとも一つを備える厨房家具に撮影機能を付与したものに関する。
【背景技術】
【0002】
例えば一般家庭で食事の用意をするに当たり、食材・栄養・味のバランスを考えつつ、できるだけ日々の料理に変化を持たせて飽きが来ないように献立の内容を決めるのは、苦慮することの一つである。献立を計画するに当たり、過去の献立の記録を参照できれば、きわめて有用なデータになると考えられる。しかるに、料理の内容を毎日記録するのは大変煩わしく、ましてや調理中や食事中に記録を書きとどめるのは困難である。
【0003】
そこで、システムキッチン等の床上部分を構成する流し台・コンロ台・調理台のいずれかを備えた厨房家具にカメラ等の撮影装置を設け、出来上がった料理を即座に撮影できるようにすれば、過去の料理データを容易に記録できると考えられる。このようなカメラを備えた厨房家具が特許文献1に提案されている。同特許文献1に記載されているのは、コンロ台として使用されるIH調理器であって、プレート部の上方に配置されたフードの下面にカメラが設置され。該カメラで調理中の料理を撮影するように成されている。
【特許文献1】特開2004−31809公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載されたIH調理器は、調理を行うプレート部の直上にカメラが配置されているため、調理中に発生する油煙や湯気などによってカメラのレンズが曇ったり汚されたりして、撮影が困難になる可能性がある。
【0005】
そこで、コンロ台以外の調理台や流し台の上方に、カメラを設置することも考えられるが、調理台や流し台は通常フードを有していないので、アッパーキャビネット等にカメラを据え付ける必要が生じる。しかるに最近利用されつつある、キッチンとリビング等との間に設置され、料理や食器の受け渡しなどを直接的に行えるように構成した対面式キッチン設備を構成する厨房家具にあっては、上方にアッパーキャビネットを設置しないことがあり、カメラをアッパーキャビネットに設置する構成は採用することができない。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、前記従来の問題点を解決できる撮影機能付き厨房家具を提供するものであって、その特徴とするところは、請求項1に記載の如く、ワークトップと、側面部又は背面部のうちの少なくとも一面部が上記ワークトップの外側空間に開放している開放面部とを備え、当該開放面部に、前記ワークトップの外側領域に存在する被写体を撮影するための撮影手段と、当該撮影手段の保持手段とを設けたことにある。
【0007】
本明細書中で厨房家具とは、システムキッチン等のキッチン設備のうち、床上に設置される部分を構成するものであって、具体的には流し台・コンロ台・調理台のうちの少なくとも一つを備えるものである。また、同厨房家具において、食材・食器の洗浄や調理等を行う作業領域に面している側を正面部、該正面部に対向する反対側を背面部、正面部の側方を側面部と定義する。そして本発明が適用対象とするのは、側面部又は背面部のいずれか一面部が開放されている厨房家具であり、すなわち、左右いずれか一方の側面部が開放しているもの、背面部が開放している対面式のもの、及び、左右の側面部及び背面部の全てが開放している所謂アイランド型のものが含まれる。撮影手段とは、デジタルカメラ・CCDカメラモジュール・CMOSカメラモジュール等の画像を電子データとして取得する機器のほか、フィルム式カメラも可能である。
【0008】
本発明に係る前記厨房家具は、請求項2に記載の如く、前記厨房家具の開放面部に、上端部位置が前記ワークトップの上面部位置より高く設定されると共に、当該上端部の上方領域が開放されている機能パネルを設け、当該機能パネルにおける前記ワークトップの外側領域を臨む外面側に前記撮影手段を保持する構成も採用可能である。
【0009】
また本発明に係る前記厨房家具は、請求項3に記載する如く、前記撮影手段が設けられた前記開放面部又は前記機能パネルの外面部に、前記ワークトップの外側領域へ向かって張り出す載置部が備えられ、当該載置部における載置面の全部又は少なくとも一部が、前記撮影手段の撮影可能範囲内に設定されているものとしてもよい。
【0010】
さらに前記厨房家具にあっては、請求項4に記載する如く、前記開放面部又は前記機能パネルの外面部における前記載置面部より上方に位置する部分に、被写体から発生する湯気を除去する手段を備えてもよい。ここで湯気を除去する手段としては、被写体へ向かって風を送る送風手段や、被写体周辺の雰囲気温度を上昇させる熱放射手段などが考えられる。
【発明の効果】
【0011】
請求項1に係る厨房家具にあっては、開放面部に撮影手段と当該撮影手段の保持手段とを設け、ワークトップの外側領域に存在する被写体を撮影するようにしたので、調理中に発生する油煙や湯気などによって撮影手段の受光部が曇ったり汚されたりすることがなくなる。それ故、撮影手段の清掃やメンテナンスの頻度を少なくすることができる。また、アッパーキャビネットがなくても撮影手段の設置が可能なので、アッパーキャビネットを持たない対面式キッチン設備の厨房家具にも適用することが可能である。撮影手段及び保持手段の設置箇所を厨房家具の開放面部としたから、施工が簡単であり、既設の厨房家具に後から付設するのが可能である。
【0012】
請求項2に記載の本発明によれば、撮影手段が保持される機能パネルを厨房家具の開放面部に設けるので、一般の及び既存の厨房家具に適用可能であり、施工が簡単である。撮影手段が保持される機能パネルは、上端部位置がワークトップの上面部位置より高く設定されるので、キッチン作業中に生じる水・油・食材等の飛沫が撮影手段に付着しにくい。機能パネルの上端部の上方領域を開放させたので、使用者が通常の作業位置からリビングルーム等のワークトップ外側領域を観察するのに支障を及ぼすことがなく、開放性が損なわれない。
【0013】
請求項3に記載の厨房家具にあっては、撮影手段が設けられた厨房家具の開放面部又は機能パネルの外面部に、ワークトップの外側領域へ向かって張り出す載置部を備え、載置面の全部又は少なくとも一部を撮影手段の撮影可能範囲内に設定したので、調理して出来上がった料理等の撮影を容易且つ迅速に行うことが可能である。それ故、過去の調理記録を手軽に保存・蓄積でき、献立等を考える際の有用な情報源とすることが可能である。また、被写体の撮影のために、厨房家具のワークトップ上面のスペースを犠牲にすることがない。すなわちワークトップ上面全体を、調理作業や食材・調理器具等の仮置き場所として有効利用することが可能である。
【0014】
請求項4に記載の厨房家具にあっては、前記開放面部又は前記機能パネルの外面部における前記載置面部より上方に位置する部分に、被写体から発生する湯気を除去する手段を備えるので、料理等の被写体撮影時に、湯気でレンズが曇るのを確実に防止して、鮮明な画像撮影が可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
図1は、本発明を適用した撮影機能付き厨房家具Kの一例を示す斜視図である。図示する厨房家具Kは、食事等を行うリビングルームL等の非作業領域と、調理等を行う作業領域であるキッチンMとの間に設置される対面式のフロアキャビネットであり、リビングルームLに面する背面部及び少なくとも左右いずれか一方の側面部(図面では左側面部)が空間に開放する開放面部に成されている。キャビネット部2の上面部に形成されたワークトップ1には、吐水栓4を有するシンク3やガスコンロ等の加熱調理器5が設けられている。
【0016】
前記厨房家具Kは、一方の開放された側面部(図示する例では左側面部)に、機能パネル10を設置し、当該機能パネル10におけるワークトップ1から見た外面側に撮影手段20を保持せしめたところ、及び、前記機能パネル10に、料理R等を載せることのできるテーブル状の載置部Tを外側へ張り出すように設けたところを特色とする。本例の機能パネル10は、その高さ寸法が、図1に示す如く、ワークトップ1の上面部位置より若干高く設定される。これにより、当該機能パネル10の外面側における上端部近くに配設した撮影手段20に、キッチン作業中に生じる水・油・食材等の飛沫が付着しにくくなっている。また本例では、機能パネル10の上端面にモニター装置30等の映像出力部を設置してあるが、これを機能パネル10におけるワークトップ1を臨む内側の表面に組み込むことも考えられる。
【0017】
前記機能パネル10に備えられる撮影手段20は、被写体の位置に合わせて姿勢を変更して撮影方向を調整できるように構成することが望ましい。例えば図2に示すように、下端側を回動軸として前後に傾斜可能とする構成が挙げられる。さらに前後のみならず、左右方向にも回動可能としてもよい。撮影手段20の種類には、デジタルカメラやフィルム式カメラの如くそれ自体が画像記録機能を有するもののほか、CCDカメラモジュールやCMOSカメラモジュールなどのカメラモジュールも可能である。カメラモジュールを用いる場合、その撮影動作を制御し、得られた画像データを処理し、必要に応じて外部へ出力するための処理手段と、画像データを保存するための記憶手段とを別途設けることにより、画像記録装置を構成することが必要となる。これら処理手段や記憶手段は、機能パネル10内に組み込むのが好ましいが、上記処理手段又は記憶手段のいずれか一方又は両方を、機能パネル10とは別体に設けることも妨げない。処理手段としては、CPUを含む制御基板が考えられる。記憶手段としては、ハードディスク、フラッシュメモリ、FD・MO・書込み可能なCD又はDVD等の記録メディアなどが挙げられる。なお、撮影手段20が取得する画像データは、静止画であっても動画であってもよい。
【0018】
機能パネル10には、撮影に有用な機能を持たせることが考えられる。図2に示すように、機能パネル10の外面側に空気を吹き出す送風手段11を設け、料理から立ち昇る湯気を吹き飛ばして、撮影時に湯気で撮影手段20のレンズが曇るのを防止することが考えられる。あるいは、赤外灯などの熱放射装置12を設け、料理周囲の雰囲気温度を上昇させることにより、湯気を発生させ難くすることも考えられる。後者の熱放射装置12は、料理の保温手段も兼ねることになる。上記の湯気除去手段を設ける場合、載置部T上の被写体又は湯気を検知するセンサーを設け、被写体又は湯気の有無に応じて、湯気除去手段を動作・停止させるように自動制御してもよい。撮影手段20や湯気除去手段11,12の操作スイッチ13は、機能パネル10の適所(例えば上端面)に設けることが可能であるが、載置部Tの側端面に設けたり、リモコンとして独立させることも可能である。さらに、機能パネル10の側端面に、電源コンセント14や、画像データ出力用の出力端子を設けてもよい。なお、図示は省略したが、被写体を照明するための電灯・ストロボ・フラッシュ等を設けてもよい。さらに撮影手段20で動画を記録する場合、同時に音声を記録するため、機能パネル10の適所にマイクロフォンを設けてもよい。
【0019】
載置部Tは、少なくとも上面が平坦面になされ、料理Rを安定に載置可能な広さと、食器又は容器を含む料理Rの荷重に耐え得る強度とを有するものである。載置部Tの高さ位置は、上方の撮影手段20で鮮明な画像を確実に撮影できるように設定される。具体的には、撮影手段20の焦点距離や被写体深度等の性能を勘案して、撮影手段20から載置部Tまでの距離が決められる。なお反対に、撮影手段20から載置部Tまでの距離に合わせて、撮影手段20の性能を選択することも可能である。また、図2に示す如く、載置部Tの上面に彩色あるいは描線を施して、最適撮影領域21を明示することも考えられる。このようにすれば、完成した料理Rを所定の撮影領域21に置き、撮影手段20を動作させるだけで、鮮明な画像を簡単に得ることができるから、撮影の効率が非常によい。
【0020】
前述の如く構成された本発明に係る厨房家具Kは、調理前の食材や完成した料理等の所望する被写体を、載置部Tの所定領域に置き、撮影手段20で撮影することにより、画像を取得することができる。撮影はワークトップ1外側の載置部Tで行うから、調理作業等に支障をきたすことがない。また、調理中に発生する油煙、湯気、水・油・食材の飛沫等が撮影手段20に及ぶことがないので、被写体の鮮明な映像を確実に取得できる。
【0021】
撮影手段20がデジタルカメラ等の画像を電子データとして取得する機構の場合は、図3のように、撮影手段20から出力される画像データを、処理手段で処理し、必要に応じて適当な形式に変換したのち、記憶手段に保存する。あるいは画像データを、処理手段を経由して又は撮影手段から直接、外部通信インターフェースを通じて外部へ出力し、モニター装置に画像を表示させたり、印刷装置で画像をプリントアウトしたりすることも可能である。記憶手段に保存されている画像データを外部出力する場合は、処理手段により記憶手段から読み出せばよい。さらに、モニター装置の画面をタッチパネル式の入力装置とし、タッチパネル画面を操作して、記憶手段からデータを読み出せるように双方向通信とすることも可能である。
【0022】
このように本発明に係る厨房家具Kは、完成した料理あるいは調理前の食材を容易に撮影でき、しかも鮮明な画像を確実に取得することができる。従って、特に煩わしさを感じさせることなく、毎日の調理記録を手軽に保存することが可能なので、献立を立案したり調理を行うにあたり、すこぶる有益な情報源を形成することができる。また図2に示すように、撮影手段20の姿勢を変更可能にして、載置部T上の被写体のみならず、厨房家具K外部の例えばリビングルームやダイニングルームなどを撮影可能とした場合は、食事中の光景を撮影することにより、料理を誰が食したかという記録を残すことができる。この記録を参照することにより、献立を考慮するにあたり、きわめて重要な情報を得ることが可能である。
【0023】
図1に示す如く、モニター装置30を機能パネル10に設置することにより、作業者はキッチンMで画像データを確認することが可能であるが、キッチン以外の場所に設けたモニター装置や印刷装置で画像を確認するには、例えば図4に示すような構成を採用すればよい。すなわち、機能パネル10に設けた撮影手段20を含む画像記録装置を、外部通信インターフェースを通じ、サーバー等の外部処理装置と接続してLAN(又はイントラネット)を構築し、このサーバーを経由して、適所に設けたモニター装置、印刷装置、外部記憶装置等へ画像データを送信する。この場合、画像記録装置の外部通信インターフェースとサーバー等外部処理装置との接続手段は、有線であっても、無線LANルータ等の無線中継装置を用いた無線であってもよい。かかる構成によれば、厨房家具Kに付設した撮影手段20で撮影中の料理Rの画像や過去の調理記録を、例えば書斎等のパソコンモニターや、リビングルーム・寝室等のテレビモニターで確認することが可能となる。その際、カレンダー機能やスケジューラと連動させた表示を行うことも考えられる。これにより、キッチン以外の場所で献立を考えるのに、非常に有用な支援手段を提供できる。
【0024】
さらに図5に示す如く、画像データを、上記サーバーを通じて電話回線やインターネットを経由させれば、屋外でもノートパソコン・PDA・携帯電話等の移動通信手段による画像の取得が可能となる。従って、例えば、買い物の最中に携帯電話等により過去の調理記録を参照することにより、購入すべき食品・食材を的確に判断することが可能となる。
【0025】
[その他の実施形態]
本発明は、背面側がリビングルームLとなるように配置される対面式キッチンのほか、一方の側面部のみがリビングルームLに開放しているように配置された厨房家具Kにも適用される。また撮影手段20の保持部材である機能パネル10については、厨房家具Kの背面部に配置する構成も可能である。機能パネル10を省略して、撮影手段20を、厨房家具Kの側面部又は背面部に、ブラケットや可動アームで保持する構成も可能である。さらに、撮影手段20の保持手段として、機能パネル10の表面又は厨房家具Kの開放面部に収納凹部を設け、この収納凹部に撮影手段20を組み込むことも考えられる。撮影手段20は、複数個設けてもよく、その場合、各撮影手段20の撮影方向がそれぞれ異なるように設定することが考えられる。さらに、撮影手段20とモニター装置とを一体化してもよい。
【0026】
前記記憶手段には、デジタルカメラ等で別途撮影した画像データや、パソコン等で作成した文書データ等を追加できるようにしてもよい。載置部20は、機能パネル10又は厨房家具Kと一体であることに限定されないものであり、分離・着脱可能としたり、全く別体に製作したものを付設する構成が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】本発明の一実施形態に関するものであって、厨房家具の一例を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態に関するものであって、機能パネルの一例を示す斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態に関するものであって、撮影手段を含む画像記録装置の概略構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の一実施形態に関するものであって、撮影手段を含む画像記録装置の異なる態様の概略構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の一実施形態に関するものであって、撮影手段を含む画像記録装置の一利用態様を示すブロック図である。
【符号の説明】
【0028】
1…ワークトップ 2…キャビネット 3…シンク 4…水栓器具 5…加熱調理機(ガスコンロ) 10…機能パネル 20…撮影手段 30…モニター装置 R…料理 T…載置部 K…厨房家具 L…リビングルーム M…キッチン

【特許請求の範囲】
【請求項1】
流し台、コンロ台、調理台のうち少なくとも一つを備える厨房家具であって、ワークトップと、側面部又は背面部のうちの少なくとも一面部が上記ワークトップの外側空間に開放している開放面部とを備え、当該開放面部に、前記ワークトップの外側領域に存在する被写体を撮影するための撮影手段と、当該撮影手段の保持手段とが設けられていることを特徴とする撮影機能付き厨房家具。
【請求項2】
前記厨房家具の開放面部に、上端部位置が前記ワークトップの上面部位置より高く設定されると共に、当該上端部の上方領域が開放されている機能パネルが設けられ、当該機能パネルにおける前記ワークトップの外側領域を臨む外面側に前記撮影手段が保持されている請求項1に記載の撮影機能付き厨房家具。
【請求項3】
前記撮影手段が設けられた前記開放面部又は前記機能パネルの外面部に、前記ワークトップの外側領域へ向かって張り出す載置部が備えられ、当該載置部における載置面の全部又は少なくとも一部が、前記撮影手段の撮影可能範囲内に設定されている請求項1又は2に記載の撮影機能付き厨房家具。
【請求項4】
前記開放面部又は前記機能パネルの外面部における前記載置面部より上方に位置する部分に、被写体から発生する湯気を除去する手段を備えた請求項3に記載の撮影機能付き厨房家具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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