説明

支柱等の根本雑草防止パッド

【課題】雑草防止パッドを支柱根本に使用することで、支柱根本に雑草生育を防止することを可能とした。
【解決手段】設置費用効果が十分得られる製品とした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、道路端などの雑草刈り等、清掃労働を安全に効率よく行なう為の、支柱根本雑草防止用具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
現在、道路ガードレール等の設備支柱は多くの場合、根本に雑草が生えているのが一般的である。ガードレール、その他の支柱を必要とする施工設置物は、それ自体の目的は果たしていた。
【0003】
しかし、当刻支柱鋼管製が一般的で、根本には雑草が生育する事が多く、草刈掃除時に草刈機の切り刃損傷や、それにともない生じる作業員の傷害事故が生じる事がある。これらの事故防止や作業労働負担軽減への改善策が望まれていた。
【0004】
この改善策として、支柱の根本周辺に雑草が生育できないエリアを必要最小限の広さを設ける事が必要である。特に使用材質には多種類あり、コスト面で付帯効果にマイナス面が出ない様、検討する必要がある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
解決しようとする問題点は、支柱根本に雑草が生育できないように必要なエリアの地面上を適当な部材で覆い隠す方策が取られていない事である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は低価格のプラスチックを使用し、簡単施工可能なプラスチック成形品を支柱根本に設置し根本周辺に雑草が生育できない状態を作る事を主要な特徴とする。
【0007】
本発明のパッドは、本体2分割で、支柱を挟み込むだけのワンタッチ施工が可能で、施工費が大変安価にできる事を実現した。
【0008】
パッドは又、再生プラスチックを使用する事が可能で、リサイクルにも貢献でき、資金負担も非常に軽く提供できる事を実現可能にした。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
滑り止めに使用するリングの形状は、断面が円形にすると、コスト面では利点がある。しかし、他の形状のものの方が滑り止め効果は大きいので、総合的検討が必要である。又、プラスチック成形パッドは、必要最小限の大きさにする。2分割で、簡単組立施工できる形状にできる。
【実施例1】
【0010】
図1は、本発明パッドの上面図である。図2は、同断面図である。
【0011】
図2で、符号1のパッドで符号4の滑り止めリングを支柱との間に十分に固定保持させ、パッドを支柱根本地面上に固定させる。
【産業上の利用可能性】
【0012】
本発明により、一般道路、高速道に限らず、公園などの他の場所でも同状況におかれている所は非常に多く、清掃時草刈機を使用する。鋼管等と刃物接触に於ける危険が除かれる事は、作業員の労働負担を軽減し、省力化が実現される為、現場では一般化される事が望まれる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】製品の上面図
【図2】製品の断面図
【符号の説明】
【0014】
1 プラスチックパッド
2 2分割接合部
3 リング保持溝
4 滑り止めリング
5 リング切れ目

【特許請求の範囲】
【請求項1】
使用支柱の外径に滑り止めの為に輪ゴム状の一点がカットされた、ゴム系もしくは軟性プラスチック部品と、支柱円形外寸より微かに適当に大きい穴壁を持つ必要な大きさ、形状のパッド部品とからなる。パッド部品は基本的に上面からみて、2等分割に構成され、施工された場合、穴壁円筒部分にゴム状リングを支柱との間で十分に固定保持できる必要なリング状溝を持つ。既存支柱に誰にでも簡単施工できることを特徴とする雑草防止パッド。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate