説明

棚装置、および棚装置と机との組み合わせ家具

【課題】小棚を利用することにより、収容物品へのアクセス方法や、物品の収容形態を多様化できるとともに、棚装置を机と組み合わせて使用する際の使い勝手をよくするようにした、棚装置、および棚装置と机との組み合わせ家具を提供する。
【解決手段】複数の水平板2、3、4を、それらの後端に固着した裏板5と、それらの前端両側部に固着した左右1対の前支柱6、6とによって支持することにより、前方と両側方とに開口するようにした棚本体7におけるいずれかの水平板上に、左右1対の側板10、10と、それらの後端同士を連結する背板11と、左右の側板10、10間に架設した水平板12とを備える小棚13を、その開口13aの向きを前方と側方とのいずれに向けても載置可能とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、棚装置、および棚装置と机との組み合わせ家具に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の棚装置には、上下多段状の棚板のいずれかに、小物を効率よく収容するための小棚を載置したものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、学習机等においては、棚装置を、机上に取り付けて上棚としたり、机の側面に配設したり、種々の組み合わせができるようにしたものもある(例えば、特許文献2または3参照)。
【特許文献1】特開2001−169845号公報
【特許文献2】特開2001−314240号公報
【特許文献3】特開2008−6261号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかし、特許文献1〜3のいずれに記載されているものも、物品を棚装置の正面から出し入れすることしか考えておらず、収容物品へのアクセス方法や、物品の収容形態の多様性に乏しく、特に、棚装置を机と組み合わせて使用する際のバリエーションが制限されている。
【0004】
本発明は、従来の技術が有する上記のような問題点に鑑み、小棚を利用することにより、収容物品へのアクセス方法や、物品の収容形態を多様化できるとともに、棚装置を机と組み合わせて使用する際の使い勝手をよくするようにした、棚装置、および棚装置と机との組み合わせ家具を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1) 棚装置において、複数の水平板を、それらの後端に固着した裏板と、それらの前端両側部に固着した左右1対の前支柱とによって支持することにより、前方と両側方とに開口するようにした棚本体におけるいずれかの水平板上に、左右1対の側板と、それらの後端同士を連結する背板と、左右の側板間に架設した水平板とを備える小棚を、その開口の向きを前方と側方とのいずれに向けても載置可能とする。
【0006】
このような構成とすると、小棚を、その開口が前方を向くようにして棚本体におけるいずれかの水平板上に載置したり、開口が側方を向くようにして棚本体におけるいずれかの水平板上に載置したりすることにより、小棚内に収容された物品を、棚本体の前方から出し入れしうるようにしたり、側方から出し入れしうるようにすることができ、収容物品へのアクセス方法や、物品の収容形態を多様化することができる。
【0007】
(2) 上記(1)項において、小棚の左右方向の寸法と奥行き寸法とを同一とする。
【0008】
このような構成とすると、小棚を、開口の向きを前方と側方とのいずれの向きとしても、棚本体における小棚の専有空間は変わらないので、使い勝手がよい。
【0009】
(3) 上記(1)または(2)項において、小棚の左右方向の寸法と奥行き寸法と高さとを同一とする。
【0010】
このような構成とすると、小棚の開口の向きを、前方と側方とのいずれの向きとすることもできるとともに、水平板を上下方向に向けて縦仕切りとしても使用することができ、しかも、いずれの場合にも、棚本体における小棚の専有空間は変わらないので、使い勝手がよい。
【0011】
(4) 上記(1)〜(3)項のいずれかにおいて、上下1対の水平板間の左右方向の中間部に、前後方向を向く仕切板を設け、この仕切板の両側方に、小棚収容空間を形成する。
【0012】
このような構成とすると、仕切板の両側方に、小棚収容空間を形成することができ、そのそれぞれに、小棚を、その開口が互いに独自の方向を向くようにして配設することができ、収容物品へのアクセス方法や、物品の収容形態を、より多様化することができる。
【0013】
(5) 上記(1)〜(4)項のいずれかにおいて、前支柱の後面に、小棚の側端部前面が当接することにより、小棚の前方への移動を阻止するようにする。
【0014】
このような構成とすると、小棚の前方への移動が、前支柱によって阻止されるので、小棚が、振動等により、妄りに前方へ移動したり、さらに、水平板から前方に落下したりするのを防止することができる。
【0015】
(6) 上記(1)〜(4)項のいずれかにおいて、前支柱の内側面に、小棚の前端部外側面が当接することにより、小棚の外側方への移動を阻止するようにする。
【0016】
このような構成とすると、小棚の外側方への移動が、前支柱によって阻止されるので、小棚が、振動等により、妄りに外側方へ移動したり、さらに、水平板から外側方に落下したりするのを防止することができる。
【0017】
(7) 内部に開口部を有する左右1対の側枠間に、天板を高さ調節可能として設けた机における左右いずれかの側枠の外側面に、上記(1)〜(6)項のいずれかに記載の棚装置における裏板を背中合わせとして組み合わせて使用しうるとともに、前記棚装置における左右1対の前支柱が、前記側枠の外側面前後部に当接または近接し、かつ前記裏板が外側に位置するようにして組み合わせても使用しうるようにする。
【0018】
このような構成とすると、机における左右いずれかの側枠の外側面に、棚装置における裏板を背中合わせとして組み合わせて使用するときは、棚装置内の収容物を、机から見て、外側方と前方と後方から出し入れすることができ、また、棚装置における左右1対の前支柱が、机における側枠の外側面前後部に当接または近接し、かつ裏板が外側に位置するようにして組み合わせて使用するときは、棚装置内の収容物を、側枠の開口部を通して、机の内方から出し入れすることができるとともに、前方および後方からも出し入れすることができる。
さらに、棚装置内の小棚の向きを選択することにより、棚装置内の収容物を出し入れできる方向を、多様化することができる。
例えば、机の一方の側面と、室内の側壁との間に棚装置を挟んで配設し、棚装置内の収容物を、机の内側から出し入れ可能としたり、前方から出し入れ可能としたりすることができる。
【0019】
(8) 上記(7)項において、各側枠が、前後1対の脚杆と、それらの上端部同士、および下端部同士を連結する前後連結杆とを備え、それらの内部を開口部とし、かつ前後の脚杆により、天板を高さ調節可能として支持するようにする。
【0020】
このような構成とすると、各側枠に大きな開口部を形成することができ、側枠の外側に配設した棚装置への机の内方からのアクセスを容易にすることができる。
【0021】
(9) 上記(7)項において、各側枠が、前後1対の脚杆と、それらの上端部同士、および下端部同士を連結する前後連結杆と、前後の脚杆のほぼ上半部間に架設した側板とを備え、前記側板の下端と前後の脚杆と下方の前後連結杆とによって開口部を形成し、かつ左右の側板により、天板を高さ調節可能として支持するようにする。
【0022】
このような構成とすると、左右の側板により、天板を安定よく、高さ調節可能として支持することができるとともに、側枠の下半部に形成された開口部を利用して、側枠の外側に配設した棚装置へも、机の内方からアクセスすることができ、さらに、棚装置内の小棚の向きを選択することにより、棚装置内の収容物を出し入れできる方向を、多様化することができる。
例えば、机の一方の側面と、室内の側壁との間に、棚装置を、その裏板が側壁寄りとなるようにして挟んで配設し、側板によって内側面上部が閉塞された棚装置の上半部においては、小棚を前方を向くようにして、前方から収容物品を出し入れしうるようにし、かつ机の側枠の下半部に形成された開口部を介して、机の内方からアクセスできる棚装置の下半部においては、小棚を机側を向くようにして、机の内側から棚装置内の収容物を出し入れできるようにすることができる。
【0023】
(10) 上記(7)〜(9)項のいずれかにおいて、机の側枠の高さおよび奥行き寸法を、棚装置における裏板の高さおよび左右方向の寸法とほぼ同一とする。
【0024】
このような構成とすると、棚装置を、どのような向きとして、机の側枠の外側方に配設しても、裏板と机の側枠との高さと、場合によっては奥行きとが揃い、体裁をよくすることができる。
【発明の効果】
【0025】
本発明によると、小棚を利用することにより、収容物品へのアクセス方法や、物品の収容形態を多様化できるとともに、棚装置を机と組み合わせて使用する際の使い勝手をよくするようにした棚装置、および棚装置と机との組み合わせ家具を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0026】
以下、本発明の一実施形態を、添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明の棚装置の一実施形態の分解斜視図である。
この棚装置1は、3枚の水平板2、3、4を、それらの後端に固着した裏板5と、それらの前端両側部に固着した左右1対の前支柱6とによって支持することにより、前方と両側方とに開口するようにした上下2段の棚本体7を備えている。
最上段の水平板2は天板をなし、中段の水平板3は中間の棚板をなし、最下段の水平板4は、底板またはベース棚板をなしている。なお、水平板を、2枚または4枚以上とすることもできる。
【0027】
水平板2と3の間、および水平板3と4の間における左右方向の中間部には、前後方向を向く仕切板8が設けられており、この仕切板8の両側方には、図2に示すような平面視正方形の小棚収容空間9が形成されている。
【0028】
各小棚収容空間9には、左右1対の側板10、10と、それらの後端同士を連結する背板11と、左右の側板10、10の上下方向の中間部間に架設した小棚板をなす水平板12とを備える小棚13が、その開口13aを前方と側方とのいずれに向けても載置可能として、着脱自在に嵌合されている。
【0029】
小棚13を、その開口13aを前方と側方とのいずれの方向に向けても、水平板3、4上に載置しうるようにするため、小棚13の左右方向の幅wと、奥行きDとを互いに同一とし、小棚13を平面視正方形としてある。また、小棚13の高さHは、水平板2と3の間、および水平板3と4の間の上下間隔hと同一としてある。
【0030】
さらに、小棚13の高さHを、小棚13の左右方向の幅w、および奥行きDと同一として、小棚13を立方体とすると、小棚13の開口13aの向きを、前方と側方とのいずれの向きとすることができるだけでなく、水平板12を上下方向に向けて縦仕切りとしても使用することができ、しかも、いずれの場合にも、棚本体7における小棚13の専有空間は変わらないので、使い勝手がよい。
【0031】
図3に示すように、前支柱6の後面に、小棚13の側端部前面が当接するようにすることによって、小棚13の前方への移動を阻止するようにしてある。
すなわち、平面視正方形とした小棚収容空間9の外側端前部に、前支柱6が位置するようにしてある。
【0032】
したがって、小棚13は、棚本体7の両側方から、所望の小棚収容空間9へ出し入れできるが、棚本体7の前方からは、出し入れできないようになっている。
【0033】
図1に示す例では、棚本体7には、上下2段、左右2個ずつの合計4個の小棚収容空間9が形成されており、各小棚収容空間9に、小棚13を前方に向けて嵌合したり(図1の左方の小棚13参照)、小棚13を外側方に向けて嵌合したり(図1の右方の小棚13参照)、または小棚13を全く設けないままとしたりして、その3つの態様を選択することにより、棚本体7内の物品の収容形態を多様化することができる。
【0034】
図4は、本発明の棚装置と机との組み合わせ家具の一実施形態の分解斜視図である。
棚装置1は、上述したものと同一である。
机14は、左右1対の側枠15、15間に、天板16を高さ調節可能として設けたものよりなっている。
【0035】
各側枠15は、前後1対の脚杆17、17と、それらの上端部同士、および下端部同士を連結する前後連結杆18、19と、前後の脚杆のほぼ上半部間に架設した側板20とを備え、この側板20の下端と前後の脚杆17、17と下方の前後連結杆19とによって、側枠15の下半部に開口部21が形成されている。
【0036】
後部の左右の脚杆17、17の上端部同士は、左右方向を向く横連結杆22をもって互いに連結され、また後部の左右の脚杆17、17のほぼ上半部間には、左右方向を向く後面板23が架設されている。
【0037】
左右の側板20、20の前後部と、後面板23の中央部とには、複数の高さ調節孔24が、上下方向に適宜の間隔をもって、かつ互いに対応するものが等高をなすようにして設けられており、天板16を側板20および後面板23に固定するボルトその他の固定具(図示略)を、どの段の高さ調節孔24に係合させるかによって、天板16の高さを所要範囲に亘って段階的に調節することができるようになっている。
図5は、天板16を下限位置に取り付けた状態を、図6は、同じく上限位置に取り付けた状態を示している。
【0038】
机14の側枠15の高さおよび奥行き寸法は、棚装置1における裏板5の高さおよび左右方向の寸法とほぼ同一としてある。
【0039】
このような机14と棚装置1とを組み合わせて使用するには、例えば、机14の一側方に、棚装置1を、図4に実線で示すように、前方を向くようにして配設したり、図4に2点鎖線(右方のもの)で示すととともに、図5に示すように、棚装置1における裏板5を、机14の一方の側枠15の外側面に、背中合わせとして、棚装置1と机14とを組み合わせて配設したり、図4に2点鎖線(左方のもの)で示すととともに、図6に示すように、棚装置1における左右1対の前支柱6、6が、机14の一方の側枠15における外側面前後部に当接または近接し、かつ裏板5が外側に位置するようにして、棚装置1と机14とを組み合わせて配設したりすることができる。
【0040】
図5に示す使用態様においては、棚装置1における後方の上下の小棚収容空間9には、小棚13を、その開口13aが外側方を向くようにして、後方から嵌合して使用することができ、また、前方の上下の小棚収容空間9には、小棚13を、その開口13aが外側方、または前方を向くようにして、前方から嵌合して使用することができる。
【0041】
図6に示す使用態様においては、棚装置1における後下方の小棚収容空間9には、小棚13を、その開口13aが内側方、すなわち机14の方向を向くようにして、後方から嵌合して使用することができる。このとき、小棚13に収容された物品は、机14における左方の側枠15の開口部21を通して、天板16の下方において、出し入れすることができる。
【0042】
棚装置1における前方の上下の小棚収容空間9には、小棚13を、その開口13aが内側方、または前方を向くようにして、前方から嵌合して使用することができる。
【0043】
図6に示す使用態様においては、棚装置1の左端を、室内の側壁に当接または近接させて使用する場合が多く、このような場合には、棚装置1における後上方の空間は両側が閉塞されるため、アクセスは、後方のみからとなる。
【0044】
したがって、この棚装置1と机14との組み合わせ家具によると、小棚13を利用することにより、収容物品へのアクセス方法や、物品の収容形態を多様化できるとともに、使い勝手をよくすることができる。
【0045】
本発明は、上記実施形態に限定されるもではなく、例えば、次のような変形した態様での実施が可能である。
(1) 図7に示すように、前支柱6、6の内側面に、小棚13の前端部外側面が当接することにより、小棚13の外側方への移動を阻止するようにし、小棚13が、振動等により、妄りに外側方へ移動したり、さらに、水平板3、4から外側方に落下したりするのを防止するようにする。
(2) 机14の各側枠15から、側板20を省略し、前後の脚杆17、17に高さ調節孔24と同様のものを設けて、前後の脚杆17、17により、天板16を高さ調節可能として支持するようにする。
このようにすると、開口部21を大とすることができ、図6に示すような使用態様としたとき、天板16の下方から、棚装置1における上段の収容物品をも、この開口部21を通して出し入れすることができる。
また、この状態から、天板16の取り付け高さを低くしたときには、天板16の上方において、棚装置1における上段の収容物品を、開口部21を通して出し入れすることができる。
(3) 小棚13における背板11と、棚本体7における仕切板8とのいずれか一方を省略して実施する。
(4) 水平板2、3、4の左右方向の寸法を、1個または3個以上の小棚収容空間9を形成するに十分な長さとする。3個以上の小棚収容空間9を形成する場合は、それらの相互間に、仕切板8を設ける。
【図面の簡単な説明】
【0046】
【図1】本発明の棚装置の一実施形態の分解斜視図である。
【図2】同じく、分解横断平面図である。
【図3】同じく、左右の小棚を小棚収容空間に嵌合した横断平面図である。
【図4】本発明の棚装置と机との組み合わせ家具の一実施形態の分解斜視図である。
【図5】同じく、一使用態様を示す斜視図である。
【図6】同じく、別の使用態様を示す斜視図である。
【図7】変形例における、図3と同様の横断平面図である。
【符号の説明】
【0047】
1 棚装置
2、3、4 水平板
5 裏板
6 前支柱
7 棚本体
8 仕切板
9 小棚収容空間
10 側板
11 背板
12 水平板
13 小棚
13a開口
14 机
15 側枠
16 天板
17 脚杆
18、19 前後連結杆
20 側板
21 開口部
22 横連結杆
23 後面板
24 高さ調節孔
D 奥行き
H 高さ
h 上下間隔
W 幅

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の水平板を、それらの後端に固着した裏板と、それらの前端両側部に固着した左右1対の前支柱とによって支持することにより、前方と両側方とに開口するようにした棚本体におけるいずれかの水平板上に、左右1対の側板と、それらの後端同士を連結する背板と、左右の側板間に架設した水平板とを備える小棚を、その開口の向きを前方と側方とのいずれに向けても載置可能としたことを特徴とする棚装置。
【請求項2】
小棚の左右方向の寸法と奥行き寸法とを同一とした請求項1記載の棚装置。
【請求項3】
小棚の左右方向の寸法と奥行き寸法と高さとを同一とした請求項1記載の棚装置。
【請求項4】
上下1対の水平板間の左右方向の中間部に、前後方向を向く仕切板を設け、この仕切板の両側方に、小棚収容空間を形成した請求項1〜3のいずれかに記載の棚装置。
【請求項5】
前支柱の後面に、小棚の側端部前面が当接することにより、小棚の前方への移動を阻止するようにした請求項1〜4のいずれかに記載の棚装置。
【請求項6】
前支柱の内側面に、小棚の前端部外側面が当接することにより、小棚の外側方への移動を阻止するようにした請求項1〜4のいずれかに記載の棚装置。
【請求項7】
内部に開口部を有する左右1対の側枠間に、天板を高さ調節可能として設けた机における左右いずれかの側枠の外側面に、請求項1〜6のいずれかに記載の棚装置における裏板を背中合わせとして組み合わせて使用しうるとともに、前記棚装置における左右1対の前支柱が、前記側枠の外側面前後部に当接または近接し、かつ前記裏板が外側に位置するようにして組み合わせても使用しうるようにしたことを特徴とする棚装置と机との組み合わせ家具。
【請求項8】
各側枠が、前後1対の脚杆と、それらの上端部同士、および下端部同士を連結する前後連結杆とを備え、それらの内部を開口部とし、かつ前後の脚杆により、天板を高さ調節可能として支持するようにした請求項7記載の棚装置と机との組み合わせ家具。
【請求項9】
各側枠が、前後1対の脚杆と、それらの上端部同士、および下端部同士を連結する前後連結杆と、前後の脚杆のほぼ上半部間に架設した側板とを備え、前記側板の下端と前後の脚杆と下方の前後連結杆とによって開口部を形成し、かつ左右の側板により、天板を高さ調節可能として支持するようにした請求項7記載の棚装置と机との組み合わせ家具。
【請求項10】
机の側枠の高さおよび奥行き寸法を、棚装置における裏板の高さおよび左右方向の寸法とほぼ同一とした請求項7〜9のいずれかに記載の棚装置と机との組み合わせ家具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2010−22670(P2010−22670A)
【公開日】平成22年2月4日(2010.2.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−189159(P2008−189159)
【出願日】平成20年7月22日(2008.7.22)
【出願人】(000000561)株式会社岡村製作所 (1,415)
【Fターム(参考)】