説明

水洗装置の水栓での漏水検出

【課題】水洗装置の漏水時の不都合な水の流出を回避できる最適化された装置を提案する
【解決手段】トイレ水洗装置のメインタンク(4)における漏水検出用及び給水(1)停止用の装置において、操作レバー(3)によって閉鎖が行われる主弁(2)により給水(1)が制御され、主弁(2)は充填用円柱(5)を介してメインタンク(4)に給水し、フロート室(7)の中のフロート(6)は、水洗装置のメインタンク(4)が満杯のときに操作レバー(3)の旋回を行い、フロート室(7)が下部で及び側面周囲全体で閉じられる結果、フロート室(7)内の水の放出が、側面壁の上を水が通ることによってしか成されることができず、また、前記装置がフロート室(7)の排水用の作動用機構(8、47、49)を含み、前記機構が、給水(1)の開始を引き起こすようにフロート(6)の前記フロート室(7)の中への沈下を引き起こすように構成される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、トイレの水洗装置のタンクにおける漏水検出用および給水停止用の装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
現在既知である水洗装置のデバイスは、一般的に、タンクの本体に固定される水栓、タンクの底部に位置する流出用オリフィスのための閉鎖用ピストン、およびピストンの位置に固定される給水開始用制御手段を有する。該制御手段は、通常フロートであり、該フロートは、タンクが満杯になると給水弁を閉じることを可能にする制御桿システムに接続されており、タンク内の水の高さの調整は、フロートの位置決めによって実現される。
【0003】
正常な機能の仕方では、水洗装置は、タンクの底部で排水を開始する結果をもたらす押しボタンあるいは取っ手によって始動し、タンク内のフロートの落下がそのとき給水の開始を引き起こし、タンクの底部の閉鎖弁が次に元の位置に戻り、そしてタンクは満杯になる。フロートがその最大の高さの位置に達すると、給水は止まる。
【0004】
時間が経つにつれて、閉鎖弁の水密性が望まれるほど完全でなくなることがあり、するとその場合タンクの水はトイレの方に常に流れるが、このタイプの作動障害は、本明細書中以下で「小さな漏水」と呼ばれる。
【0005】
また閉鎖弁が、トイレの水を流した後に全く元の位置に戻らないこともあり、この状況において水は常に非常に大量に流れ、このタイプの作動障害は、本明細書中以下で「大きな漏水」と呼ばれる。
【0006】
小さな漏水および大きな漏水の障害は、資源保護という現在の背景において非常な損失となる水の過剰消費を生じさせる。そのうえ無駄な費用を回避するために、これらの漏水を最大限に制限することが、したがって必要である。
【0007】
検討される分野において、本出願人は水洗装置での漏水を克服するための解決法を既に提示しており、本発明は、とりわけ参考文献国際公開第2009/141518号で公開された出願に記載の装置と比較して改良されたものとなっている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、小さなあるいは大きな漏水の場合、水洗装置における水の不都合な流出を回避することを可能にする、独自で小型の最適化された装置を提案するものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、トイレの水洗装置のメインタンクにおける漏水検出用および給水停止用の装置に関しており、該メインタンクにおいて、給水は、操作レバーによって閉鎖が行われる弁によって制御され、該弁は、充填用円柱を介して水洗装置のメインタンクに給水し、フロート室の中に少なくとも部分的に入れられているフロートは、水洗装置のメインタンクが満杯のときに操作レバーの旋回を行う。
【0010】
本装置は、前記フロート室が、その下部でおよびその側面周囲全体で閉じられ、その結果、前記フロート室の中に含まれている水の放出が、その側面壁のうちの少なくとも一つの上を水が通ることによってしか成され得ないこと、および、前記装置が前記フロート室の排水用の作動用機構を含み、前記機構が、給水の開始を引き起こすように前記フロート室の中へのフロートの沈下を引き起こすように構成されることを特徴としている。
【0011】
本発明による漏水検出用および給水停止用装置の利点は、多種多様である:
−ただ一つのアセンブリで、水洗装置での大きな漏水および小さな漏水の問題を同時に克服することができる、
−フロートは、フロート室の中に完全にあるいは部分的に沈んでいるが、このことにより、一般に装置の信頼性の喪失を招く多様な要素から成る機械システムの利用が回避される、
−溢水によるリセットは、リセット用機構が機構の思いがけぬ停止の場合に漏水検出装置全体をしばしば危地に陥れかねない先行技術の装置とは違って、単純かつ信頼性が高く、小さな漏水あるいは大きな漏水の場合に水洗装置を再始動させるために様々な変形例が可能である;また水洗装置のメインタンクの排水が終わるまでずっとフロート式水栓を閉鎖位置に保持することも可能であって、その開始は、水洗装置の機構の降下および閉鎖の際に成され、こうして開始のタイムコントロールが得られ消費量の減少したがって水の節約が利点としてもたらされる、
−本装置は、全体的に設置に掛かる費用が少なく、使用中は、使用者にとってもまた水資源保護の理由により共同社会にとっても大きな節約となる。
【0012】
他の特徴によると:
−前記機構は、水洗装置の操作レバーあるいは操作ボタンに接続された操作フロートを含むことができ、該操作フロートは、前記操作レバーあるいは操作ボタンの作動が、前記フロート室の中への前記操作フロートの沈下そして前記フロート室の中に含まれている水の一部の溢水を引き起こすように、また前記操作レバーあるいは操作ボタンの解放により前記操作フロートの再上昇が可能となって、それによりフロートの沈下および給水の開始が行われるように構成される;このような解決法は、ホース、並びにピストンまたは送風器を使用しないことを可能にし、またしたがってこのような解決法は汎用的である;該機構は、下方給水でも側方給水でも利用されることができるが、給水はフレキシブル管によって成される。
−前記機構は、前記フロートの上に位置するバラストタンクを含むことができ、該バラストタンクは、水洗装置の作動の場合に前記フロートの沈下を引き起こすように構成される、
−バラストタンクの水の流出は、特有の導管によってフロート室の外側で行われることができる、
−前記特有の導管は、水洗装置のメインタンクの方への流出用オリフィスを備えることができ、該流出用オリフィスは弁を備えており、該流出用オリフィスは、バラストタンクを空にできるとき、バラストタンクからの水の流出を可能にするものである、
−フロート室は、バラストタンクを空にできるとき、バラストタンクの水を受けることができる、
−メイン管は、前記フロート室の上に位置する上部タンクの中に配置される上部カバーを、水洗装置のメインタンクの下部の高さに近い領域と連結させることを可能にし、前記上部タンク、前記上部カバー、および前記メイン管は、メイン管の中の水位の低下が上部カバーの中の水位の上昇を生じさせるように構成され、前記水位の上昇はフロートの再上昇を生じさせる;そのような配置は、大きな漏水を検出すること、そして大きな漏水がある場合に給水を停止することを可能にする、
−前記上部タンクおよび前記上部カバーは、上部カバーの中の水位の上昇が、サイホンを通って中心室の方への流れを、次いで中心管を通ってフロート室の方への流れを生じさせるように構成されることができる、
−二つの管、メイン管および第二の管の端部は、上部カバーの中に達することができ、前記上部タンクには、充填用円柱の中に作られた開口部によって水が供給される、
−前記メイン管の下方端部は、キャリブレーションされた流出用オリフィスを有する下部タンクの中に配置される下部カバーを備えることができる、
−中間タンクは、フロート室と連動することができ、フロート室の充填のためにフロート室に水を供給することができる、
−中間タンクは、上部タンクと連動することができ、溢れた水用の受け皿を用いて上部タンクから水を供給されることができる、
−作動用機構は、フロートの下に位置決めされるカバーを有することができ、該カバーは、ピストン内部へホースによって接続され、該ピストンは、作動用機構によって動かされる;そのような機構は、一般的に、小さな漏水や大きな漏水の結果として起こる給水停止後のリセット用機構として利用されるであろう、
−作動用機構は、フロートの下に位置決めされるカバーを備えるリセット用機構を有することができ、該カバーは、送風器へホースによって接続され、該送風器は、作動用レバーによって動かされるシリンダーによって作動する、
−作動用機構は、送風器に接続されたホースの端部が中に達するカバーを備えた壺(vase)を有することができ、該送風器は、作動用機構によって動かされるシリンダーによって作動する;そのような機構は、一般的に、小さな漏水や大きな漏水の結果として起こる給水停止後のリセット用機構として利用されるであろう。
【0013】
本発明の他の特徴および利点は、非制限例としてのみ与えられる付属の図面を参照して続いていく説明から明らかになるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】第一の実施態様による、漏水検出用および給水停止用の装置の断面図である。
【図2】第二の実施態様による、漏水検出用および給水停止用の装置の断面図である。
【図3】第三の実施態様による、漏水検出用および給水停止用の装置の断面図である。
【図4】第四の実施態様による、漏水検出用および給水停止用の装置の断面図である。
【図5】小さな漏水あるいは大きな漏水の結果として続く、装置のリセットシステムの第一の変形例を示している。
【図6】第二の変形例による、リセットシステムを示している。
【発明を実施するための形態】
【0015】
図1において示される本発明の有利な実施例によると、漏水検出用および給水1停止用の装置は、トイレの水洗装置のメインタンク4内に設置され、また給水回路に接続されている。
【0016】
給水1は、閉鎖が操作レバー3によって行われる主弁2によって制御され、該主弁2は、充填用円柱5を介して水洗装置のメインタンク4に給水する。フロート室7の中に入っているフロート6は、水洗装置のメインタンク4が、前記メインタンク4が空のときのその状態に比べて満杯であるとき、操作レバー3の旋回を行う。
【0017】
本発明によるこの実施態様によると、フロート6は、その上方部分に、バラストタンク8を備える。前記タンクは、その底部に、タンクの完全な排水を可能にする、キャリブレーションされた流出用オリフィス9を有する。前記フロート6は、常にフロート室7の中に部分的にあるいは完全に沈んでいる。
【0018】
本装置は、三つのタンクを連結する二つの管のセットである、メイン管10および第二の管11も有しており、該三つのタンクとは、充填用円柱5の下方高さに位置決めされる、大きな漏水を検出するのに有用な下部タンク12と、フロート室7より上にある充填用円柱5の上部の高さに置かれる上部タンク13と、中間タンク14である。これらの後者二つのタンク、上部タンク13および中間タンク14は、水力学的流量の調節に有用である。
【0019】
より詳細には、上部タンク13は、上部カバー15を備え、該カバーの中に、二つの連結用管10および11の端部が達している。前記上部タンク13には、充填用円柱5に作られた開口部16を用いて水が供給される。
【0020】
本発明によると、連結用管である、メイン管10は、その下方端部に下部タンク12の中に位置決めされる下部カバー17を備え、前記下部タンク12と上部タンク13との間に連結を形成する。
【0021】
下部タンク12は、その下方部分に、キャリブレーションされた流出用オリフィス18を備え、該キャリブレーションされた流出用オリフィスは、メインタンク4が空のときにゆっくりとした且つ制御された水の流れを可能にするものである。
【0022】
図1に示される、本装置の第一の変形例によると、本装置は、特有の導管21を含み、該特有の導管は水洗装置のメインタンク4の方へ向かう流出用オリフィス19を備える。前記流出用オリフィス19は、二次弁20を備えており、そしてバラストタンクを空にできるとき、バラストタンク8から来る水の流出を許可する。
【0023】
この第一の変形例によると、バラストタンク8からの水の流出は、フロート室7の外で、前記特有の導管21を通して行われる。
【0024】
なおもこの変形例によると、中間タンク14は、フロート室7と連動しており、そしてフロート室の充填のためにフロート室に水を供給することができる。
【0025】
図2に示される本発明の第二の変形例によると、フロート室7は、バラストタンクを空にできるとき、バラストタンク8の水を受ける。
【0026】
この第二の変形例において、中間タンク14は、上部タンク13と連動しており、そして溢れた水用の受け皿22を用いて上部タンクから水が供給される。
【0027】
図1から4で示されるように、フロート6は、部品23と連動して接続されているが、該部品は、垂直のガイド装置に沿ってスライドによって移動することができる。調整ねじ25は、部品23をその部品支え24との関係においてねじ切りにより垂直に移動させながら、フロート6とフロート室7の同時の動きの高さ調整を可能にするものである。
【0028】
検討される本装置のこれらの四つの変形例のいずれかによると、小さな漏水あるいは大きな漏水の結果として続く、水洗装置のリセットは、操作レバー3あるいは作動用機構47、49への単純な行為によって実施される。そのような行為は、フロート室7の中にフロート6を沈める結果をもたらし、フロート6の該沈下は、水洗装置のメインタンク4の中への給水1を開始させる。
【0029】
第一の変形例による本装置の機能を明確にするように、今度は図1を参照する。
【0030】
水洗装置への最初の給水の際、水位は、充填用円柱5を通って且つ開口部16を介して流れながら、メインタンク4の中で上昇する。前記開口部16を通って来る水は、上部タンク13を充填する。二つの管10および11は、空気で満たされて大気圧下にある。上部タンク13ならびに上部カバー15の中での水位は、堰26によって一定に保たれる。水位がメインタンク4の中で上昇すると、水は、下部タンク12を満たし、そして下部カバー17を浸水させる。メイン管10に沿って送り出される空気は、上部カバー15の中に到達して、そして第二の管11から排出される。水は、メインタンク4の中を上昇し続けて、二次弁20の部位に達し、該二次弁はそのとき流出用オリフィス19を塞いでおり、それから水は、縁部27の上を通ってフロート室7の中に注がれる。フロート室7並びにバラストタンク8は、フロート6の再上昇および部品23と部品支え24の垂直のガイド装置に沿ったスライドを生じさせながら、満たされる。中間タンク14もまた満たされる。上部の高さに達すると、操作レバー3の上下運動により、給水許可口28に圧力が掛けられ、該給水許可口は主弁2を給水1の停止の方向に動かす。
【0031】
トイレの水を流してメインタンク4内の水位が下がるとき、二次弁20は解放され、そして水は流出用オリフィス19を通ってフロート室7の上部から急速に排出される。それに反して、バラストタンク8内に含まれる水は、キャリブレーションされた流出用オリフィス9を通って排出される時間がないので、バラストはフロート6をフロート室7の中に降下させる。フロート室7の中にある水は、縁部29の上を通り、そして流出用オリフィス19から排出される。フロート6は、そのとき、バラストタンク8のゆっくりとした排水にもかかわらず、低い位置にとどまっている。水がメインタンク4の中で再上昇すると、二次弁20は新たに閉まる。水はそれからフロート室7を満たして前記フロート6を再上昇させ、該フロートは給水1の停止を引き起こし、そして新たなサイクルが再び始まることができる。
【0032】
排水で小さな漏水がある場合、メインタンク4内の水位はゆっくり降下し、バラストタンク8の周りの水位の低下と、流出用オリフィス19を介した水の排出を導く。バラストタンク8内の水は、そのとき、フロート室7が満たされたままである間に、キャリブレーションされた流出用オリフィス9を介して排出される時間があり、このことは、フロート6の高い位置での保持を可能にし、またメインタンク4の中への給水1を回避し、メインタンクは徐々に空になる。リセットのためには、フロート6をその室の中に降ろすように操作レバー3を押すだけでよく、これにより、フロート室7の中に含まれる水の溢水、そして給水1の再開が導かれる。
【0033】
大きな漏水の場合、メインタンク4は空のままであり、水は常に流れている。下部タンク12の中に含まれる水は、下部タンク12が完全に排水されるまでキャリブレーションされた流出用オリフィス18を介して徐々に排出される。水が下部カバー17の高さに到達すると、下部タンク12の中で水位が下降するにつれて、上方の上部カバー15の中の水位は再上昇し、このことは、上部カバー15内の水位を第二の管11の口部の高さに導く結果をもたらす。これにより、中間タンク14の中への水の放水が可能になる。水はそのあとで、中間タンクが連結するフロート室7の中に注がれる。このことは、フロート6を上昇させて給水1の停止のための操作レバー3を動かす、という結果をもたらす。リセットは、小さな漏水の場合と同じ仕方で、操作レバー3を押すことによって行われる。
【0034】
本発明による第二の変形例の機能の仕方は異なるものであり、図2を参照して以下に詳しく述べられる。
【0035】
水洗装置への最初の給水の際、水位は、充填用円柱5を通って且つ開口部16を介して流れながら、メインタンク4の中で上昇する。前記開口部16を通って来る水は、上部タンク13を満たし、そして水位は堰26の高さで一定にとどまる。水はそれから上部カバー15の中に侵入するためにキャリブレーションされた通路30を介して流れる。水は、上部カバー15の中で一定の水位を保つことを可能にする堰31の上を通りながら、溢れた水用の受け皿22の中に注がれる。溢れた水用の受け皿22から、水はオリフィス32を介して流れて、第二の管11を浸水しながら中間タンク14を満たす。堰33は、中間タンク14の中で安定した水位を保つ。同時に、水はオリフィス34を介しても流れて、フロート6の上に置かれたバラストタンク8を満たす。キャリブレーションされた流出用オリフィス9を介して漏れる水は、そのときフロート室7を満たし始める。水は、メインタンク4の中を再上昇しながら、下部タンク12を完全に浸水させ、また上部カバー15の中にメイン管10を介して下部カバー17の空気を送り出す。このことにより、上部カバーの水位を下降させ、およびその底部に空気の一部を排出するという結果がもたらされる。メインタンク4内の水位が上がり続けると、フロート室7は浸水し、次いでバラストタンク8が部分的に浸水し、このことにより、フロート6は再上昇し、第一の変形例と同じ手順にしたがって給水1が中断される結果がもたらされる。
【0036】
トイレの水を流してメインタンク4内の水位が下がると、バラストタンク8内のバラストはフロート6を降下させ、このことにより、今度は操作レバー3が下がり、該操作レバーは給水1を開始する。給水の間、溢れた水用の受け皿22から来る水は、メインタンク4内の水位がフロート室7次いでバラストタンク8の満杯レベルに達するまでフロート6を低い位置に保持するために、バラストタンク8に水を供給する。満杯になると、フロート6が再び上昇し、給水停止となる。
【0037】
メインタンク4の流れでの小さな漏水の場合、水位はゆっくりと下がり、これにより、バラストタンク8内の水がキャリブレーションされた流出用オリフィス9を介して流れるのに必要な時間が与えられる。バラストタンク8はその場合、メインタンク4が空になるときでさえも給水1の阻止を保持するフロート6を、降下させることはもはやできない。本装置をリセットするためには、操作レバー3を押すだけでよい。このことによって、フロート6の降下が強制され、それによって給水1の開始が引き起こされる。供給される水は、溢れた水用の受け皿22を介してバラストタンク8を満たすようになり、そしてフロート6を低い位置に保持してメインタンク4を正常に充填するようになる。
【0038】
大きな漏水の場合、メインタンク4は空のままであり、そして下部タンク12内の水は、キャリブレーションされた流出用オリフィス18を介して徐々に排出される。水位が下部カバー17の部位に達すると、上部カバー15内の水位は、下部カバー17内の下降に従いながら徐々に再上昇する。このことは、上部カバー15内の水位を、堰31の上そして第二の管11の口の部位に戻す結果をもたらし、該第二の管の中で水は最後に中間タンク14の方に流れる。溢れた水用の受け皿22はもはや水が供給されないので、バラストタンク8が徐々に空になってフロート6の再上昇またしたがって給水1の停止がもたらされることが、結果として生じる。リセットは、小さな漏水の場合と同じ仕方で、操作レバー3を押すことによって行われる。
【0039】
本発明による第三の変形例の機能の仕方は、図3を参照して以下に詳しく述べられる。
【0040】
水洗装置の最初の給水の際、水位は、充填用円柱5を通って流れながら、メインタンク4の中で上昇する。開口部16を通って来る水は、上部タンク13を満たす。水位は、堰26の高さで一定にとどまる。水はそれから上部カバー15の中に侵入するためにキャリブレーションされた通路30を通って流れ、次いでメイン管10を通って流れる。水位は、メインタンク4内を再上昇しながら、メイン管10をその底部でふさいで、上部カバー内の水位をメイン管10の口の下に下げる空気圧を上部カバー15に徐々に作り出すようになる。水はそのとき堰31の上を、次に傾斜路22を流れ、フロート6の上に置かれるバラストタンク8を満たす。キャリブレーションされた流出用オリフィス9をを通って漏れる水は、そのときフロート室7を満たし始める。メインタンク4内の水位が上昇し続けると、フロート室7は浸水し、次いでバラストタンク8が部分的に浸水するが、これは、フロート6を再上昇させ、第二の変形例と同じ手順にしたがって、給水1を中断する結果をもたらす。バラストタンク8の中の水位はそれから下降して、水洗装置のメインタンク4の水位と同じ水位になる。これは、給水本管の圧力が変化する場合に、給水許可口28に十分な圧力を保持することを可能にする。
【0041】
トイレの水を流してメインタンク4内の水位が下がると、バラストタンク8内のバラストはフロート6を降下させ、このことにより、今度は操作レバー3が下がり、該操作レバーは給水1を開始させる。給水の間、傾斜路22から来る水は、バラストタンク8に水を供給して、メインタンク4内の水位がフロート室7次いでバラストタンク8の満杯レベルに達するまでフロート6を低い位置に保持する。満杯になると、フロート6が再び上昇し、給水停止となる。
【0042】
メインタンク4の流れでの小さな漏水の場合、水位はゆっくりと下がり、これにより、バラストタンク8内の水がキャリブレーションされた流出用オリフィス9を通って流出するのに必要な時間が与えられる。バラストタンク8はその場合、メインタンク4が空になるときでさえも給水1の阻止を保持するフロート6を、降下させることはもはやできない。
【0043】
大きな漏水の場合、メインタンク4は空のままであり、またメイン管10は大気圧状態となり、このことは上部カバー15内の水位をメイン管10の口の部位に戻す結果をもたらすが、該メイン管の中で水は最後にはメインタンク4の方に流れる。水はもはや堰31の上を通らないので、バラストタンク8が徐々に空になってフロート6の再上昇またしたがって給水1の停止がもたらされることが、結果として生じる。リセットは、小さな漏水の場合と同じ仕方で、操作レバー3を押すことによって行われる。
【0044】
本発明による第四の変形例の機能の仕方は、図4を参照して以下に詳しく述べられる。
【0045】
水洗装置の最初の給水の際、水位は、充填用円柱5を通って流れながら、メインタンク4の中で上昇する。給水許可口28を介して来る水は、上部タンク13を満たす。水はそれから開口部30を通って流れて環状カバー15の中に侵入し、次いでサイホン48の上を通って中心室50の中を通過する。そこから、水は中心管51を通って流れて、フロート室7に給水する。水位は、メインタンク4の中を再上昇しながら、メイン管10をその底部でふさいで、環状カバー15の中に空気圧を徐々に作り上げるようになる。これは、環状カバー内の水位をサイホン48の下に下げる結果をもたらし、フロート室7はもはや給水されず、水は、堰26の上から排出される。メインタンク4内の水位が上昇し続けると、フロート室7は水でいっぱいになり、このことにより、フロート6が再上昇し、第一の変形例と同じ手順にしたがって給水1が中断されるという結果がもたらされる。同時に、操作フロート52は上昇して、作動用レバー39に接触して止まるようになる。フロート6は、給水本管の圧力が変化する場合、給水許可口28に十分な圧力を保持するように考案されている。
【0046】
トイレの水を流してメインタンク4内の水位が下降する際、操作ボタン53を押すことによって、制御用機構49を介して操作フロート52が降下し、該操作フロートが解放されるとフロート6を降下させる。今度はフロートが、操作レバー3を降下させて、これにより給水1が開始する。給水の間、フロート6は、メインタンク4内の水位がフロート室7の満杯レベルに達するまで、低い位置にとどまる。満杯レベルに達すると、フロート6の再上昇そして給水の停止が引き起こされる。
【0047】
メインタンク4の流れでの小さな漏水の場合は、機構49が作動しなかったので、フロート室7は空にならない。フロート6はしたがって高い位置にとどまり、このことにより、メインタンク4が空になるときでさえも給水1の阻止を保持する。
【0048】
リセットのためには、操作ボタン53を押すだけでよく、該操作ボタンは作動用機構49を動かし、該作動用機構は操作フロート52をフロート室7の中に下げる。このことにより水が溢れ、次いで操作ボタン53が解放されると操作フロート52が再上昇する際に水位の低下が生じ、またしたがってフロート6のフロート室7内への沈下および給水1の開始が生じる。
【0049】
大きな漏水の場合、メインタンク4は空のままであり、またメイン管10は大気圧状態となり、このことは環状カバー15内の水位をサイホン48の部位に戻すという結果をもたらすが、該サイホンにおいて水は最後にはフロート室7の方に流れる。このことにより、フロート6の再上昇またしたがって給水1の閉鎖が生じる。リセットは、小さな漏水の場合と同じ仕方で、操作ボタン53を作動させることによって行われる。
【0050】
作動用機構49の組み合わせは、トイレの水を流す際の給水1の開始のための溢水を、あるいは、漏水のあと並びに検出装置の作動原理として安全な状態にする場合のリセットおよび図1の大きな漏水のために安全な状態にする場合のリセットのための溢水を生じさせるものであり、バラストタンク8をなくすことを可能にするものである;そのような配置は、キャリブレーションされたオリフィスをなくすことを可能にし、それに伴い装置の信頼度は向上する。図4に示される実施態様は、この作動原理を詳しく説明するものである。
【0051】
図1の装置のバラストタンク8、並びにフロート室7の上部分とその特有の導管21および二次弁20を取り除いても、同じ結果を得ることができる。
【0052】
大きな漏水および小さな漏水を検出して処理するための解決法は、例えば図1による管10、11、タンク12、13、14、およびカバー15、17、と図4によるフロート室7およびフロート6との組み合わせを実現することによって、変形例1、2、3、4の間で違った仕方で組み合わせられることができる。あるいはその逆に図4によるメイン管10、上部タンク13、および上部カバー15を、図1によるフロート室7とフロート6と組み合わせることができる。
【0053】
図1、2、3、および4の四つの変形例のそれぞれについて、一つまたは複数の管10、11、タンク12、13、14、およびカバー15、17のない変形例を実現することもできる。変形実施例はその場合、小さな漏水を検出すること、そしてそのような小さな漏水の場合に給水1を閉鎖することはできるが、しかし大きな漏水を克服することはできない。これらの変形例は、本発明の範囲を逸脱しない。そのような変形例は、場合によっては、大きな漏水のために異なる解決法を有することができる。
【0054】
これらの変形例のそれぞれについて、管10、11、タンク12、13、14、およびカバー15、17を含むが、本発明にかなった解決法とは異なるフロート室を含む、変形例を実現することもできる。小さな漏水は違う仕方で検出されるか、あるいは検出されないかだが、大きな漏水は、そのとき本発明にかなった方法で検出されて処理される。
【0055】
本装置の考えられる複数の変形例が、リセット用機構47に関するものである。リセット用機構は、水洗装置の操作レバー3に連結されることができるか、あるいは追加のボタンから成ることができる。リセットは、例えば給水用継ぎ手に沿ったメインタンク4のオリフィスをクロスする溝を用いることによって、あるいはメインタンクの中に鋳造され又このために準備されてさまざまな操作方法を可能にする第二のチャネルを用いることによって、水洗装置の操作に依存しないこともできる。例えばこれは、外被に包まれたケーブルを利用する機械による操作方法、あるいは送風器を利用した空気力学による操作方法、あるいはまた電気機械による操作方法などであることができる。
【0056】
リセット用機構47のより際立って有利な二つの変形例がここに記載され、図5および6が参照される。
【0057】
本発明の変形例2と関連して、図5は、フロート6、バラストタンク8、およびフロート6の下に位置決めされるカバー35を含む、フロート室7を示している。前記カバー35は、ホース36によって、シリンダー38の中に配置されるピストン37の内部に接続されている。前記ピストン37は、レバー39と関連しており、該レバーは、水洗装置の利用者がリセットのためにピストン37を下げることを可能にするものである。
【0058】
メインタンク4に給水する際、シリンダー38は、供給口、例えば堰26から来る水によって供給される。シリンダー38はそのとき徐々に満たされてピストン37をその内部フロートによって再上昇させ、ピストン37はレバー39に接触して止まるようになる。供給される水がフロート室7およびバラストタンク8を浸水させるようになると、カバー35の中の空気は水に代えられ、そして空気はホース36によってピストン37の方に追われ、ピストンの中の水位を下げる。小さなあるいは大きな漏水の際、バラストタンク8は空であり又高い位置にあり、フロート室7は縁部40まで水で満たされる。作動用レバー39を介してピストン37を押すことにより、ピストン37の中の空気は圧縮され、次いで、カバー内にあり縁部40の上から排出される水の場所を奪いながら、カバー35の方に移し換えられる。レバー39が解放されると、ピストン37は圧力の均衡を取り戻しながら再上昇し、フロート室7内の水は水位を低下させてフロート6を下げながらカバー35を新たに充填するが、このことは給水1の開始を導いて充填サイクルを再び動かす結果をもたらす。ピストン37とそのシリンダー38は、図6の送風器41によって代えられることができる。
【0059】
図6に示されるリセットの第二の変形例によると、ピストン37は、送風器41とシリンダー46によって代えられる。送風器41は、メインタンク4の充填の際に供給される水によって満たされる壺42にホースによって接続されるが、該壺は内側にカバー45を有する。前記壺は、さらに注入弁43および流出用オリフィス44を有する。流出用オリフィスは、壺の中の水位を注入弁43の高さの下に保持することを可能にする水の差引流量を正確に排出するようにキャリブレーションされる。
【0060】
装置の作動準備を整えるための最初の給水の際に、最初のリセット操作が必要である。レバー39を介するシリンダー46はそのとき送風器41を圧縮し、該送風器は空気を連結用ホースを介してカバー45の方に追い払う。空気はそのとき該カバーの底部に排出され、そしてリセットボタンが解放されると水がそこに入ってくる。
【0061】
リセットのための作動用レバー39が始動すると、シリンダー46は、送風器41の空気をカバー45の方に追い払いながら、下降する。この空気は水をカバー45の下に追い払い、そして注入弁43からのその排出を引き起こす。前記注入弁43は、この溢れる水を受けるようにバラストタンク8の上に位置決めされる。バラストタンク8の充填は、その結果フロート6の降下を引き起こし、またメインタンク4の中への給水1の開始を引き起こす。
【0062】
図5と6に示されるリセット用機構47は、作動用機構49としてもまた利用される。
【0063】
もちろん、本発明は、記載されまた例として示された実施態様に限られるものではなく、すべての技術的同等物ならびにそれらの組み合わせも含むものである。
【符号の説明】
【0064】
1 給水
2 主弁
3 操作レバー
4 メインタンク
5 充填用円柱
6 フロート
7 フロート室
8 バラストタンク
9 キャリブレーションされた流出用オリフィス
10 メイン管
11 第二の管
12 下部タンク
13 上部タンク
14 中間タンク
15 上部カバー、環状カバー
16 開口部
17 下部カバー
18 キャリブレーションされた流出用オリフィス
19 流出用オリフィス
20 二次弁
21 特有の導管
22 溢れた水用の受け皿
23 部品
24 部品支え
25 調整ねじ
26 堰
27 縁部
28 給水許可口
29 縁部
30 開口部
31 堰
32 オリフィス
33 堰
34 オリフィス
35 カバー
36 ホース
37 ピストン
38 シリンダー
39 レバー、作動用レバー
40 縁部
41 送風器
42 壺
43 注入弁
44 流出用オリフィス
45 カバー
46 シリンダー
47 リセット用機構、作動用機構
48 サイホン
49 作動用機構
50 中心室
51 中心管
52 操作フロート
53 操作ボタン
【先行技術文献】
【特許文献】
【0065】
【特許文献1】国際公開第2009/141518号

【特許請求の範囲】
【請求項1】
トイレの水洗装置のメインタンク(4)における漏水検出用および給水(1)停止用の装置であって、給水(1)が、操作レバー(3)によって閉鎖が行われる主弁(2)によって制御され、該主弁(2)が、充填用円柱(5)を介して水洗装置のメインタンク(4)に給水し、フロート室(7)の中に入れられているフロート(6)が、水洗装置のメインタンク(4)が満杯のときに操作レバー(3)の旋回を行う装置であって、前記フロート室(7)が、その下部でおよびその側面周囲全体で閉じられ、その結果前記フロート室(7)の中に含まれる水の放出が、その側面壁のうちの少なくとも一つの上を水が通ることによってしか成されることができないこと、および、前記装置が前記フロート室(7)の排水用の作動用機構(8、47、49)を含み、前記機構が、給水(1)の開始を引き起こすようにフロート(6)の前記フロート室(7)の中への沈下を引き起こすように構成されることを特徴とする、トイレの水洗装置のメインタンクにおける漏水検出用および給水停止用の装置。
【請求項2】
前記機構(49)が、水洗装置の操作レバーあるいは操作ボタン(53)に接続された操作フロート(52)を含み、該操作フロートが、前記操作レバーあるいは操作ボタン(53)の作動が前記操作フロート(52)の前記フロート室(7)の中への沈下そして前記フロート室(7)の中に含まれる水の一部の溢水を引き起こすように、また前記操作レバーあるいは操作ボタン(53)の解放により前記操作フロート(52)の再上昇が可能となって、このことによりフロート(6)の沈下および給水(1)の開始が行われるように構成される、請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記機構が、前記フロート(6)の上に位置するバラストタンク(8)を含み、該バラストタンクが、水洗装置の作動の場合に前記フロート(6)の沈下を引き起こすように構成される、請求項1に記載の装置。
【請求項4】
バラストタンク(8)の水の流出が、特有の導管(21)によってフロート室(7)の外側で行われる、請求項3に記載の装置。
【請求項5】
前記特有の導管(21)が、水洗装置のメインタンク(4)の方へ向かう流出用オリフィス(19)を備え、該流出用オリフィス(19)が二次弁(20)を備え、該流出用オリフィスが、バラストタンクを空にできるときにバラストタンク(8)からの水の流出を可能にするものである、請求項4に記載の装置。
【請求項6】
フロート室(7)が、バラストタンクが空になることができるときにバラストタンク(8)の水を受ける、請求項3に記載の装置。
【請求項7】
メイン管(10)が、前記フロート室(7)の上に位置する上部タンク(13)の中に配置される上部カバー(15)を、水洗装置のメインタンク(4)の下部の高さに近い領域と連結し、前記上部タンク(13)、前記上部カバー(15)、および前記メイン管(10)が、メイン管(10)の中の水位の低下が上部カバー(15)の中の水位の上昇を生じさせるように構成され、前記水位の上昇がフロート(6)の再上昇を生じさせる、請求項1から6のいずれか一つに記載の装置。
【請求項8】
前記上部タンク(13)および前記上部カバー(15)が、上部カバー(15)の中の水位の上昇がサイホン(48)を通って中心室(50)の方への流れを、次いで中心管(51)を通ってフロート室(7)の方への流れを生じさせるように構成される、請求項7に記載の装置。
【請求項9】
二つの管、メイン管(10)および第二の管(11)の端部が、上部カバー(15)の中に達し、前記上部タンク(13)が、充填用円柱(5)の中に作られる開口部(16)によって水が供給される、請求項7に記載の装置。
【請求項10】
前記メイン管(10)の下の方の端部に、キャリブレーションされた流出用オリフィス(18)を有する下部タンク(12)の中に配置される下部カバー(17)を備える、請求項7から9のいずれか一つに記載の装置。
【請求項11】
中間タンク(14)が、フロート室(7)と連動し、フロート室の充填のためにフロート室に水を供給することができる、請求項7から10のいずれか一つに記載の装置。
【請求項12】
中間タンク(14)が、上部タンク(13)と連動し、溢れた水用の受け皿(22)を用いて上部タンクによって水が供給される、請求項7から10のいずれか一つに記載の装置。
【請求項13】
フロート(6)の下に位置決めされるカバー(35)を備えるリセット用機構(47)を有し、該カバー(35)が、ピストン(37)の内部へホース(36)によって接続され、該ピストン(37)が、作動用レバー(39)によって動かされる、請求項1から12のいずれか一つに記載の装置。
【請求項14】
フロート(6)の下に位置決めされるカバー(35)を備えるリセット用機構(47)を有し、該カバー(35)が、送風器(41)へホース(36)によって接続され、該送風器が、作動用レバー(39)によって動かされるシリンダー(46)によって作動する、請求項1から12のいずれか一つに記載の装置。
【請求項15】
送風器(41)に接続されたホースの端部が中に達する、カバー(45)を備えた壺(42)を有するリセット用機構(47)を有し、該送風器(41)が、作動用レバー(39)によって動かされるシリンダー(46)によって作動する、請求項1から12のいずれか一つに記載の装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5−6】
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【公表番号】特表2013−521419(P2013−521419A)
【公表日】平成25年6月10日(2013.6.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−555473(P2012−555473)
【出願日】平成23年3月2日(2011.3.2)
【国際出願番号】PCT/FR2011/050435
【国際公開番号】WO2011/107711
【国際公開日】平成23年9月9日(2011.9.9)
【出願人】(512227029)
【氏名又は名称原語表記】MAGAR,Hubert
【Fターム(参考)】