説明

氷削り機

【課題】モータ12により回転駆動される略多角形断面の外側ケースと、同じく略多角形断面で外側ケース1の内部空間に嵌入する内側ケース2と、外側ケース1の下端開口に面して設置された切削刃支持台4と、内側ケース2に挿入される押さえ部材4を備える氷削り機の改良。内側ケース2内に投入した原料氷塊15が落下して切削刃15に勢いよくぶつかるのを防止する。これにより切削刃15の破損が防止できる。
【解決手段】内側ケース2の内部に板バネ製の邪魔板14を設置する。邪魔板14は原料氷塊15の自重による落下を防止するとともに、原料氷塊15を押さえ部材4で押さえたとき弾性変形して、原料氷塊15が内側ケース2内を下方に移動するのを妨げない。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、原料氷塊から氷の削り片(かき氷)を製造する氷削り機に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、フレーム21に支持されてモータにより水平面内で回転駆動される筒状の外側ケース(筒状部材32)と、前記外側ケースの内部空間に上から挿入され、前記外側ケースの回転に伴って回転する筒状の内側ケース(裏打ち筒材36)と、前記外側ケースの下端開口に面して設置され、原料氷塊101を切削する上向きの切削刃81が取り付けられた切削刃支持台83と、前記内側ケースの内部に上から挿入される押さえ部材(付勢錘91)を備えた氷削り機が記載されている。
【0003】
前記氷削り機において、外側ケース(筒状部材32)の外周面には2つの円盤部材33,34と歯車部材35が取り付けられ、円盤部材33,34はそれぞれフレームに回転自在に設置された各3個のローラ53により水平面内で回転自在に支持され、歯車部材35はモータの駆動歯車に噛み合い、これにより外側ケースは水平面内で回転自在に支持されると共に、回転駆動されるようになっている。
【0004】
前記外側ケース(筒状部材32)は上下に開口する四角形断面の内部空間を有し、前記内側ケース(裏打ち筒材36)も四角形断面を有して前記外側ケース内に嵌入し、原料氷塊も定形の四角形断面のものが形成され、前記内側ケース内に収容される。このように外側ケースの内部空間、内側ケースの断面及び原料氷塊の断面はいずれも回転体でなく、外側ケースが回転すると、それに伴って内側ケース及び原料氷塊も水平面内で回転する。
【0005】
前記氷削り機を使用する際は、前記外側ケース(筒状部材32)内に前記内側ケース(裏打ち部材36)を嵌入し、内側ケース内に原料氷塊を収容し、モータを駆動し、前記外側ケース及び内側ケースを介して原料氷塊を回転させ、かつ前記押さえ部材(付勢錘91)を前記内側ケース内に挿入することにより、前記内側ケース内の原料氷塊を上から押さえる。これにより、原料氷塊は自身の重量及び前記押さえ部材の重量により切削刃に押し付けられ、下端から削られ、しだいに下方に移動する。なお、押さえ部材は基本的に回転せず(原料氷塊の回転に伴って摩擦で従動回転することはあり得るが)、単に原料氷塊を押さえるだけである。
【0006】
前記氷削り機において、原料氷塊は内側ケース(裏打ち筒材36)、押さえ部材(付勢錘91)、及び切削刃支持台(切削刃を含む)に直接接触するが、内側ケース及び押さえ部材は前記のとおり着脱自在であり、さらに切削刃支持台も機体フレームに対して着脱自在に設置されているから、取り外して洗浄が容易である。また、切削刃支持台が着脱自在であることにより、内側ケース内に残った原料氷塊を下方から容易に取り出すことができる。このため衛生的であり、原料氷塊が無駄にならず、また、例えば異なる味の味付け氷(サラダドレッシング、ミルク等の単なる水以外の液体を凍らせたもの)を削るときなど、その都度容易に洗浄することができて便利である。
【0007】
【特許文献1】実用新案登録第3133921号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
前記従来の氷削り機において、最初に原料氷塊を内側ケース(裏打ち筒材36)に収容するとき、内側ケースの上方開口から投入した原料氷塊は、一般に内側ケース内を下端まで一気に落下し、切削刃に勢いよくぶつかることが多い。このため、切削刃が破損するおそれがあり、また、オペレーターが破損したことに気付かず、切削刃の破片が放置された場合、削り片に混入する危険がある。
一方、前記従来の氷削り機では、原料氷塊は自身の重量及び押さえ部材(付勢錘91)の重量により切削刃に押し付けられるが、押し付け力が不足して原料氷塊が切削刃の上で空回りすることがある。その場合はオペレーターが押さえ部材を手で持って下向きに押し付ける必要があるが、回転部分(外側ケース及び内側ケース)の近傍で操作することになるので、オペレーター自身に危険が伴う。
【0009】
本発明は、前記従来の氷削り機の前記問題点に鑑み、これを改良するためになされたものであり、より具体的には、切削刃の破損を防止し、さらにオペレーターが押さえ部材を手で直接押さえることの危険を回避することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、水平回転自在に機体フレームに支持されてモータにより回転駆動され、上下に開口する略多角形断面の内部空間を有する筒状の外側ケースと、略多角形断面を有し前記外側ケースの内部空間に上から挿入され、前記外側ケースの回転に伴って回転する筒状の内側ケースと、前記外側ケースの下端開口に面して設置され、原料氷塊を切削する上向きの切削刃が取り付けられた切削刃支持台と、前記内側ケースの内部に上から挿入される押さえ部材を備え、前記内側ケースに収容した定形の原料氷塊を前記外側ケース及び内側ケースを介して回転させ、かつ前記押さえ部材により前記内側ケースの内部空間に収容した原料氷塊を上から押さえ、前記原料氷塊の下端を前記切削刃により削るようにした氷削り機において、前記内側ケースの内部に板バネ製の邪魔板が設置され、前記邪魔板は原料氷塊の自重による落下を防止するとともに、前記原料氷塊を前記押さえ部材で押さえたとき弾性変形して前記原料氷塊の下方への移動を許容するものであることを特徴とする。
【0011】
具体的な実施形態として、前記押さえ部材が多角形断面を有し、前記外側ケースの回転に伴って内側ケースと共に回転すること(請求項2)、押さえレバーが機体フレームに上下揺動自在に設置され、前記レバーを下方に揺動させたとき、前記レバーが前記押さえ部材の上端に当接して前記押さえ部材が下方に押されること(請求項3)、その場合に、前記押さえ部材の上端にボールを回転自在に支持したボール支持体が設置され、前記レバーを下方に揺動させたとき、前記レバーが前記ボールに当接すること(請求項4)、前記レバーの揺動と前記モータの駆動が連動していること(請求項5)、前記切削刃支持台が機体フレームに対し着脱自在とされていること(請求項6)、等を挙げることができる。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、特許文献1に記載された氷削り機の基本構造及び機能を踏襲しつつ、切削刃の破損を防止し、またオペレーターが押さえ部材を手で直接押さえることの危険を回避することができる。このため、レストランや催場等において特に味付けした液体を凍らせた氷の削り氷(かき氷)を製造する場合等に、さらに好適に使用できるようになる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、図1〜4を参照して、本発明に係る氷削り機についてより詳細に説明する。
本発明に係る氷削り機は、図1に示すように、筒状の外側ケース1、筒状の内側ケース2、外側ケース1の下に設置された切削刃支持台3、押さえ部材4等を備える。
【0014】
外側ケース1は、軸方向全長にわたり同じ略正四角形の断面形状を有する筒状体であり、上下に開口している。外側ケース1の外周には、2つの円盤部材5,6が軸方向(上下方向)に間隔を置いて溶接固定されている。円盤部材5,6の周囲には、該円盤部材の外周を取り囲むように、各3個(いずれも1個ずつのみ図示されている)の支持ローラ8,9が等間隔(120℃間隔)に配置されている。支持ローラ8,9は、フレーム7に設置された軸8a,9aにより水平面内で回転自在に軸支され、円盤部材5,6の外周縁が各支持ローラ8,9の溝内にはまり込み、これにより円盤部材5,6は、機内において水平面内で回転自在に支持され、結果として外側ケース1は水平面内で回転自在に支持されている。また、外側ケース1の外周には、軸方向の中間位置に歯車部材11が溶接固定され、この歯車部材11は、フレーム7に設置された減速機付き駆動モータ12の駆動歯車13に噛み合っている。これにより、外側ケース1は水平面内で回転駆動される。なお、このような外側ケース1の構造と、その支持構造及び駆動機構は特許文献1に記載されたものと実質的に同じである。
【0015】
内側ケース2も、軸方向全長にわたり同じ略正四角形の断面形状を有する筒状体であり、上下に開口し、上端開口に軸方向に垂直なフランジ2aが形成されている。内側ケース2は、外側ケース1の略四角形断面の内部空間より若干小さい断面サイズであり、前記内部空間にほとんど隙間なく嵌入し得る。従って、内側ケース2を外側ケース1の内部空間に嵌入させ、外側ケース1を回転させると、内側ケース2は共に回転する。内側ケース2の軸方向長さは、図3に示すように、フランジ2aが外側ケース1の上端に当接したとき(フランジ2aは内側ケース2の嵌入限界を規定するストッパの役割をもつ)、両ケース1,2の下端がほぼ同じ高さとなるように設定されている。なお、以上述べた内側ケース2の構造は特許文献1に記載されたものと実質的に同じである。
【0016】
一方、本発明に係る内側ケース2は、図1及び図5に示すように、その内部に板バネ製の邪魔板14が設置され、この点が特許文献1に記載されたものと異なる。邪魔板14の上端はフランジ2aに固定され、内側ケース2の上端開口の辺部隅から下方にかつ内部空間内部に、内側ケース2の下端近傍まで延びている。この邪魔板14は、原料氷塊15が内側ケース2内に投入されたとき、該原料氷塊15の自重による落下を防止するとともに、原料氷塊15を押さえ部材4で下方に押し込むとき、原料氷塊15の移動に伴い弾性変形して内側ケース2の内壁に密着又は近接し、原料氷塊15の下方への移動を許容する。
【0017】
切削刃支持台3は、外側ケース1の下端開口に面して配置され、板状部3aのほぼ中央付近に原料氷塊15を切削する上向きの切削刃16が取り付けられ、板状部3aの上面に外側ケース1の回転軌跡より大きい径の環状堰部17が形成されている。切削刃16の刃先は、外側ケース1(及び内側ケース2)の下端開口に近接し、外側ケース1の軸中心からコーナー内面までの距離(対角線長さの半分)とほぼ同等又はそれより長く形成され、内側ケース2内に収容された原料氷塊15の下面全体に当接し得るようになっている。切削刃支持台3は、フレーム7に対し着脱自在とされている。なお、切削支持台3の構造は特許文献1に記載されたものと実質的に同じであり、着脱機構として任意の適当な機構を採用できることはいうまでもない。
【0018】
押さえ部材4は、柱状の軸部4a、フランジ部4bからなり、上端にボール支持体18が固定されている。軸部4aは軸方向全長にわたり略正四角形の断面形状を有し、内側ケース2の略四角形断面の内部空間より若干小さい断面サイズであり、前記内部空間にほとんど隙間なく嵌入し得る。従って、内側ケース2を外側ケース1の内部空間に嵌入させ、かつ押さえ部材4を内側ケース2の内部空間に嵌入させて、外側ケース1を回転させると、押さえ部材4は共に回転する。押さえ部材4の軸部4aの軸方向長さは、図3に示すように、フランジ部4bが内側ケース2の上端に当接したとき、内側ケース2の下端と押さえ部材4の軸部4aの下端がほぼ同じ高さとなるように設定されている。なお、フランジ4bは原料氷塊15の押し込み限界を規定するストッパの役割をもつ。
ボール支持体18は、前記押さえ部材4の上端にボール側を上にして一体的に固定されたもので、ボール18aとボール18aを回転自在に支持したケーシング部18bからなり、ボール18aの一部がケーシング部18bから上方に突出している。このボール支持体18として、例えばボールトランスファーが利用できるが、より軽荷重用のものでもよい。
【0019】
この氷削り機は、さらに機体フレーム7に上下揺動自在に設置された押さえレバー19を有する。内側ケース2を外側ケース1の内部空間に嵌入し、押さえ部材4を内側ケース2の内部空間に嵌入した状態で、押さえレバー19を下方に揺動させると、押さえレバー19に設定された当接ポイント19aがボール支持体18のボール18aに当接する。当接ポイント19aには、圧力を検知してモータ12を起動させ、かつ圧力の解除を検知してモータ12を停止させるスイッチが内蔵されている。
【0020】
本発明に係る氷削り機を使用する際は、外側ケース1の内部空間に内側ケース2を下端まで嵌入し、内側ケース2内に原料氷塊15を入れる。原料氷塊15としては、定形のもの(略正四角形の断面形状を有する柱状体で、内側ケース2の略四角形断面の内部空間より若干小さい断面サイズ)が使用される。内側ケース2内に挿入された原料氷塊15は、内部に設置された邪魔板14により自然落下が防止され、内側ケース2内を下端まで一気に落下せず、例えば図2に示すように途中で止められる。従って、従来のように自然落下した原料氷塊が切削刃16に勢いよくぶつかることが防止される。
【0021】
次に、押さえ部材4で原料氷塊15を押さえ、内側ケース2の内部空間を下端まで押し込み、押さえ部材4自体も内側ケース2の内部空間に嵌入する。続いて図3に示すように、押さえレバー19を下方に揺動させ、当接ポイント19aをボール18aに当接させ、さらに下方に付勢すると、スイッチが入ってモータ12が起動し、外側ケース1、内側ケース2、押さえ部材4及び原料氷塊15が回転し、かつ押さえレバー19の押し付け力が押さえ部材4を介して原料氷塊15に伝達され、原料氷塊15は内側ケース2内を下方にスライド移動しながら下端が削られてゆく。なお、押さえ部材4及びボール支持体18のケーシング部18bは外側ケース1等と共に回転するが、ボール18aは全く又はほとんど従動回転せず、そのため押さえレバー19に押さえ部材4の回転力は伝達されない。
【0022】
このように、押さえレバー19を上下揺動自在に設置し、これを下方に揺動させて押さえ部材4の上端を押さえ、押さえ部材4を下方に押すようにしたことにより、従来のような危険(押さえ部材を直接手で押さえる危険)がなく、また、ボール支持体18を押さえレバー19の上端に設置したことにより、押さえ部材4の回転力が押さえレバー19に伝達されず、機器の破損及びそれに基づく人への危険も防止できる。なお、押さえ部材4の回転力を押さえレバー19に伝達させないようにする回転支持機構は、ボール支持体18に限定されるものではない。
【0023】
必要量の氷の削り片(かき氷)が得られた時点で、あるいは押さえ部材4を下端まで押し込んだ時点で(図4参照)、押さえレバー19による押圧を止め、上方に揺動させる。これにより、当接ポイント19aがボール18aから離脱し、スイッチが切れてモータ12が自動的に停止する。このように、押さえレバー19の上下揺動とモータ12の駆動が連動していることにより、スイッチングの工程が省略できる。
【0024】
この氷削り機で味付けした原料氷塊(単なる水以外の液体を凍らせた原料氷塊)を削る場合において、残った原料氷塊を別の味付けの原料氷塊に交換するとき、あるいは新たに直前のものとは異なる味付けの原料氷塊を用いるとき、味が混じるのを防ぐため機器を洗浄することが望ましい。原料氷塊15が直接接触するのは、内側ケース2、切削刃支持台3(切削刃16を含む)及び押さえ部材4であるが、これらはいずれも着脱自在であり容易に洗浄することができる。外側ケース1に味付け液が付着することもあり得るが、付着をなるべく防止するため、外側ケース1内に内側ケース2をいっぱいに嵌入したとき、内側ケース2の下端が外側ケース1の下端と同等又は下に位置するように、両下端高さを設定することが望ましい。
【0025】
なお、この氷削り機では、外側ケース1、内側ケース2、押さえ部材4、原料氷塊15はいずれも、軸方向垂直な断面において略正四角形断面を有していたが、外側ケース1の内部空間に内側ケース2が嵌入し、内側ケース2の内部空間に原料氷塊15及び押さえ部材4が嵌入して、外側ケース1の回転に伴い内側ケース2、押さえ部材4及び原料氷塊15がそれぞれガタ付かずに従動回転すればよいのであるから、長方形断面や四角形以外の多角形断面を有していてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】本発明に係る氷削り機の一部断面側面図(分解図)である。
【図2】本発明に係る氷削り機の一部断面側面図である。
【図3】本発明に係る氷削り機の一部断面側面図である。
【図4】本発明に係る氷削り機の一部断面側面図である。
【図5】本発明に係る氷削り機の部品である内側ケースの斜視図である。
【符号の説明】
【0027】
1 外側ケース
2 内側ケース
3 切削刃支持台
4 押さえ部材
12 駆動モータ
14 邪魔板
15 原料氷塊
16 切削刃
18 ボール支持体
19 押さえレバー

【特許請求の範囲】
【請求項1】
水平面内で回転自在に支持されてモータにより回転駆動され、上下に開口する略多角形断面の内部空間を有する筒状の外側ケースと、略多角形断面を有し前記外側ケースの内部空間に上から挿入され、前記外側ケースの回転に伴って回転する筒状の内側ケースと、前記外側ケースの下端開口に面して設置され、原料氷塊を切削する上向きの切削刃が取り付けられた切削刃支持台と、前記内側ケースの内部に上から挿入される押さえ部材を備え、前記内側ケースに収容した定形の原料氷塊を前記外側ケース及び内側ケースを介して回転させ、かつ前記押さえ部材により前記内側ケースの内部空間に収容した原料氷塊を上から押さえ、前記原料氷塊の下端を前記切削刃により削るようにした氷削り機において、前記内側ケースの内部に板バネ製の邪魔板が設置され、前記邪魔板は原料氷塊の自重による落下を防止するとともに、前記原料氷塊を前記押さえ部材で押さえたとき弾性変形して前記原料氷塊の下方への移動を許容するものであることを特徴とする氷削り機。
【請求項2】
前記押さえ部材が多角形断面を有し、前記外側ケースの回転に伴って内側ケースと共に回転することを特徴とする請求項1に記載された氷削り機。
【請求項3】
押さえレバーが機体フレームに上下揺動自在に設置され、前記押さえレバーを下方に揺動させたとき、前記押さえレバーが前記押さえ部材の上端に当接して前記押さえ部材が下方に押されることを特徴とする請求項1又は2に記載された氷削り機。
【請求項4】
前記押さえ部材の上端にボールを回転自在に支持したボール支持体が設置され、前記押さえレバーが前記ボールに当接することを特徴とする請求項3に記載された氷削り機。
【請求項5】
前記レバーの揺動と前記モータの駆動が連動していることを特徴とする請求項3又は4に記載された氷削り機。
【請求項6】
前記切削刃支持台が機体フレームに対し着脱自在とされていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載された氷削り機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2009−216267(P2009−216267A)
【公開日】平成21年9月24日(2009.9.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−58315(P2008−58315)
【出願日】平成20年3月7日(2008.3.7)
【出願人】(000100469)みのる産業株式会社 (158)
【出願人】(397012473)株式会社 アイスライン (1)