説明

汎用型コンバインの刈取装置

【課題】横刈刃装置と縦刈刃装置の駆動力伝動機構を変更することで、横刈刃装置の駆動負荷が増加しても縦刈刃装置が軽快に駆動されるものとし、刈取速度を僅かに低下することで収穫作業を継続出来るようにする。
【解決手段】植立作物を刈り取る横向き姿勢の横刈刃装置(16)と、横刈刃装置(16)の上方位置で植立作物を掻き込む掻込みリール(18)とを備え、横刈刃装置(16)の刈取作用域における横側端部位置に、植立作物を縦方向に切断して分離する縦刈刃装置(5)を設けた汎用型コンバインの刈取装置において、エンジンの駆動力を中継する刈刃駆動ケース(7)を設け、この刈刃駆動ケース(7)に設けた出力軸(26)に、横刈刃装置(16)の可動横刈刃(4)を駆動する横駆動側アーム(8a)と、縦刈刃装置(5)の可動縦刈刃(2)を駆動する縦駆動側アーム(8b)を設ける。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、菜種やひまわりなどのように条列をなさずに植付けられ絡み付きの強い作物を能率よく円滑に収穫できる汎用型コンバインの刈取装置に関する。
【背景技術】
【0002】
汎用型コンバインとして、水平方向に植立作物を刈り取る横刈刃装置と、前記横刈刃装置の上方位置で掻き込み用のラグを回動させて刈取対象の植立作物を掻き込みするリール式掻き込み装置を備え、前記横刈刃装置の刈取作用域における横側端部位置に、垂直方向に植立作物を分断する縦刈刃装置を設けた汎用型コンバインは、特開2010−104329号公報に記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2010−104329号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前記の特開2010−104329号公報に記載の汎用型コンバインは、エンジンからの駆動力がまず横刈刃装置に伝動され、さらに横刈刃装置から縦刈刃装置に伝動されているために、刈取走行速度を速くして横刈刃装置に過大の負荷が掛かると縦刈刃装置の駆動力が弱くなって絡み付いた植立作物の分断作用が不充分になって負荷が急激に増加して、収穫作業を中断しなければならなくなる。
ここで、本発明は、汎用コンバインにおいて、従来の横刈刃装置と縦刈刃装置の駆動力伝動を変更することで、横刈刃装置の駆動負荷が増加しても縦刈刃装置が軽快に駆動されることで、刈取速度を僅かに低下することで収穫作業を継続出来るようにすることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記本発明の課題は、次の技術手段により解決される。
請求項1に記載の発明は、植立作物を刈り取る横向き姿勢の横刈刃装置(16)と、該横刈刃装置(16)の上方位置で植立作物を掻き込む掻込みリール(18)とを備え、前記横刈刃装置(16)の刈取作用域における横側端部位置に、植立作物を縦方向に切断して分離する縦刈刃装置(5)を設けた汎用型コンバインの刈取装置において、エンジンの駆動力を中継する刈刃駆動ケース(7)を設け、該刈刃駆動ケース(7)に設けた出力軸(26)に、横刈刃装置(16)の可動横刈刃(4)を駆動する横駆動側アーム(8a)と、縦刈刃装置(5)の可動縦刈刃(2)を駆動する縦駆動側アーム(8b)を設けたことを特徴とする汎用型コンバインの刈取装置とする。
この構成で、エンジンからの駆動力を受けて回転する出力軸26で横刈刃装置16の可動横刈刃4と縦刈刃装置5の可動縦刈刃2を駆動するので、横刈刃装置16と縦刈刃装置5のどちらかに負荷の増加が有れば、その負荷の増加する側に駆動力が作用して対応するので、収穫走行速度を低下することが無い。
請求項2に記載の発明は、エンジンから前記刈刃駆動ケース(7)に至る動力伝動経路にベルト伝動装置を介在したことを特徴とする請求項1に記載の汎用型コンバインの刈取装置とする。
この構成で、横刈刃装置16か縦刈刃装置5のどちらかに過大の負荷が加わると、ベルト伝動装置がスリップして横刈刃装置16や縦刈刃装置5に過大の駆動力が伝動されず、破損が防がれる。
請求項3に記載の発明は、前記刈刃駆動ケース(7)の入力軸(27)に伝動される回転運動を、該刈刃駆動ケース(7)の内部で正逆方向の往復回転に変換して出力軸(26)に出力する構成としたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の汎用型コンバインの刈取装置とする。
この構成で、刈刃駆動ケース7の出力軸26から横刈刃装置16と縦刈刃装置5への駆動力伝動が簡単になる。
請求項4に記載の発明は、前記横刈刃装置(16)を爪状に長く突出するフィンガ(3)と可動横刈刃(4)とで構成し、前記縦刈刃装置(5)を三角形状の固定刃(1)と可動縦刈刃(2)とで構成したことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の汎用型コンバインの刈取装置とする。
この構成で、横刈刃装置16のフィンガ3と可動横刈刃4で植立する作物の茎が良好に切断され、縦刈刃装置5の三角状に突出する固定刃1と可動縦刈刃2で良好に切断される。
請求項5に記載の発明は、前記横刈刃装置(16)の可動横刈刃(4)と縦刈刃装置(5)の可動縦刈刃(2)とが機体正面視で逆方向に揺動する構成としたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の汎用型コンバインの刈取装置とする。
この構成で、横刈刃装置16と縦刈刃装置5を取り付けた前処理フレームに作用する駆動時の駆動反力がたがいに打ち消すようになるので、前処理フレームの振動が少なくなる。
【発明の効果】
【0006】
請求項1に記載の発明によれば、刈取作業中に駆動負荷が増加しても、刈取速度を僅かに低下することで刈取収穫作業を良好に継続出来る。
【0007】
請求項2に記載の発明によれば、上記請求項1に記載の発明の効果に加え、横刈刃装置16や縦刈刃装置5に過大の駆動力が伝動されて破損することが防がれる。
【0008】
請求項3に記載の発明によれば、上記請求項1または請求項2記載の発明の効果を奏するうえに、刈刃駆動ケース7の出力軸26から横刈刃装置16と縦刈刃装置5への駆動力伝動が簡単になる。
【0009】
請求項4に記載の発明によれば、上記請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の発明の効果に加え、植立作物の刈取と絡み付きの分断が良好に行われる。
【0010】
請求項5に記載の発明によれば、上記請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の発明の効果に加え、横刈刃装置16と縦刈刃装置5を取り付けた前処理フレームの振動が少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】汎用コンバインの全体側面図である。
【図2】横刈刃装置と縦刈刃装置の駆動部の斜視図である。
【図3】横刈刃装置の拡大側断面図である。
【図4】横刈刃装置と縦刈刃装置の駆動力伝動線図である。
【図5】自脱型コンバインの穀稈引起装置の正面図である。
【図6】穀稈引起ケースの側面図である。
【図7】穀稈引起ケースの部分拡大側断面図である。
【図8】穀稈引起ケースの駆動取り外し状態側面図である。
【図9】穀稈引起装置のラグガイドを示す側断面図である。
【図10】穀稈引起装置のラグガイドを示す側断面図である。
【図11】オイル給油の配管図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明の実施形態を図面に示す実施例を参照しながら説明する。
汎用コンバインは、図1に示すように、左右に一対のクロ−ラ11,11を装備した車体12上に穀稈供給口を前側にして脱穀装置80を搭載し、その前方に刈取前処理装置13を設けて、一連の刈取脱穀作業ができる構成としている。そして、脱穀装置80は、刈り取った穀稈の全部を扱室に投入する全稈投入式の構成であって、上側に扱室を、下側に選別室をそれぞれ配置した汎用コンバイン用脱穀装置に構成されている。
刈取前処理装置13は、図面に示すように、取付けのベースとなるテーブル14を低位置に横向きに配置し、その左右両端に、上方に立ち上がった支持枠15,15を設け、該支持枠15,15と前記テーブル14とに横刈刃装置16と掻込みリール18を取り付けて支持した構成となっている。
横刈刃装置16は、前記支持枠15,15の前部両側から前方に向けて延長して設けた分草杆17,17の間において、前記テーブル14の前縁に沿わせて設けた構成としている。そして、掻込みリール18は、前記左右両側の支持枠15,15の後部上側に、基部を上下自在に枢着して取付けたリール支持アーム19,19を油圧シリンダ10によって昇降自由に支持し、このリール支持アーム19,19を前方側に延長して先端部分に軸架して設けた構成としている。
掻込みオーガ20は、前記刈取装置16の刈幅と同等の長さに形成して横向きに設け、その両端を左右の支持枠15,15に横軸で軸受支持し、フィーダーケースの取り込み口に向けて搬送作用するラセンと左右適宜間隔で設ける掻込フィンガを有し、掻込フィンガが刈取装置16の先端よりも前に突き出して穀稈を引き込み、回転に伴って刈取穀稈をラセンと掻込フィンガで掻き込みながら機体の右側に集める構成としている。
掻込みオーガ20によって穀稈を集める位置に穀稈を脱穀装置80へ搬送するフィーダー21を設けて、このフィーダー21の搬送始端部を掻込みオーガ20の背後に臨ませて、搬送終端部を前記脱穀装置80の穀稈供給口に連通させて設け、前記掻込みオーガ20が集めた刈取穀稈を脱穀装置80の供給口まで搬送して供給する構成としている。
左側支持枠15の外側に縦刈刃装置5を立ち上げて左側支持枠15から延ばす縦刈刃支持アーム6で支持している。この縦刈刃装置5は横刈刃装置16よりも前側に位置し、植立する作物を縦に分断して絡み付きを断ち切って掻込みリール18による取り込みを行い易くする。
横刈刃装置16は、フィンガ3と可動横刈刃4で構成し、刈刃駆動ケース7の出力軸26に固着のL型駆動アーム8の横駆動側アーム8aと可動横刈刃4を連結して往復揺動する。
また、縦刈刃装置5は、固定刃1と可動縦刈刃2で構成し、前記刈刃駆動ケース7の出力軸26に固着のL型駆動アーム8の縦駆動側アーム8bとロッド23と縦駆動アーム9とリンク22で可動縦刈刃2に連結して可動縦刈刃2を往復揺動する。
刈刃駆動ケース7は、入力軸27に固着の入力プーリ24にベルト25で回転駆動力を入力し、内部で正逆回転に変換して出力軸26に出力する。
図4は、刈取前処理装置13の駆動力伝動線図で、エンジンの出力軸から変速された回転駆動力がエレベータ駆動軸28の一端に固着の駆動プーリ29に入力し、フィーダー21のエレベータチェン30を駆動する。そして、エレベータ駆動軸28の他端に固着のスプロケット38から中継軸32に固着のスプロケット39にチェン31で回転駆動力を伝動する。
中継軸32から掻込みオーガ20にチェン33で回転駆動力を伝動し、掻込みリール18にチェン34,35で回転駆動力を伝動し、出力プーリ37から前記刈刃駆動ケース7の入力軸27に固着の入力プーリ24にベルト25で回転駆動力を伝動する。
図5から図8は、自脱型コンバインにおける穀稈引き起し装置を示している。
穀稈引き起し装置は、機体の最前部に複数の穀稈引起ケース40を後倒れ姿勢に立設している。穀稈引起ケース40には、上下のスプロケットに巻き掛けたチェン52に所定間隔で取り付けたラグ41を上方へ移動するように駆動して倒れた穀稈を引き起こして下部に設ける刈取装置で穀稈の株元を刈り取り易くしている。
穀稈引起ケース40の上部で左右方向に設ける駆動軸51から下方へ吊り下げる分岐駆動軸48の下端に設けるギヤケース44内でべベルギヤ45,50を噛み合わせて上チェン軸42を駆動する。この上チェン軸42に固着の上スプロケット43にチェン52を巻き掛けている。
ギヤケース44は、上チェン軸42を軸支するケース側ギヤケース44aと、分岐駆動軸48の下端とべベルギヤ45を軸支する駆動側ギヤケース44bに分離可能で、上チェン軸42の端部をべベルギヤ45に嵌合している。駆動側ギヤケース44bのロックピン46に駆動側ギヤケース44bを重ねて、穀稈引起ケース40側のロックアーム47をロックピン46に係合することでケース側ギヤケース44aに連結している。
穀稈引起ケース40の下部は、分草フレーム53に立設する支持アーム54の上端の支持軸55に前後方向へ回動可能に支持しているので、ケース側ギヤケース44aと駆動側ギヤケース44bを分離し上チェン軸42をべベルギヤ45から引き抜いて、穀稈引起ケース40を前方へ回倒して穀稈引起ケース40の後部を広く開放してメンテナンスを行える。(図8参照)
分岐駆動軸48は、軸筒49内に収め、穀稈引起ケース40に接近して設けるので、穀稈引起ケース40の後部を通過する穀稈の邪魔にならない。
また、支持軸55が上チェン軸42と直交する線上にあって、上チェン軸42とべベルギヤ45の嵌脱が容易に行える。
穀稈引起ケース40内には前記のプロケット43を固着した上チェン軸42とテンションスプロケットと下チェン軸(図示省略)を組み付けているので、全体の組み付けが容易になる。
図9と図10は、ラグ41を穀稈引起ケース40のラグ溝59から側方へ突出するようにチェン52の一部に沿って設けるラグガイド56の固定方法を示している。ラグ41はチェン52に所定間隔で回動可能に取り付け、ラグ41のスライド部41aが可動ラグガイド56に当接することでラグ41の作用側が側方へ突出するようにしている。可動ラグガイド56は、上下の取付ボルト58a,58bをケースフレーム76に設けるガイド溝57に固定して位置決めするが、ガイド溝57をL字状として、垂直溝部に取付ボルト58a,58bを固定するとラグ41を作用突出状態にガイドし、水平部の溝端に取付ボルト58a,58bを固定すると可動ラグガイド56が非作用位置となって、ラグ41が倒れてラグ溝59の内側に引っ込む。
ガイド溝57の垂直溝部に取付ボルト58a,58bを固定することで、ラグ41に負荷が加わっても倒れることが無い。
なお、ガイド溝57は、U状溝やV状溝にしても良く、垂直溝部で取付ボルト58a,58bが逃げないようにすることでラグ41に負荷が加わっても倒れないようになる。
図9の75は固定ラグガイドである。
図11は、コンバインの機体各部に注油する給油配管図である。オイルタンク60のオイルを注油モータ65の駆動で給油管64から吸い上げ、排出管72から分岐コック66を介して脱穀給油管67と刈取給油管68に送り出す。分岐コック66はオイルの送出しを脱穀給油管67と刈取給油管68に切換えるコックで、該分岐コック66と注油モータ65の間に取出コック71を設けて、オイルを排出管72から取出管69を通して排出するようにしている、機体の外側から手が届く範囲に設ける取出管69の端部にはキャップ70を嵌めておく。
また、分岐コック66には切換位置センサを設け、切換位置をフロントパネルに表示するようにすると良い。
また、分岐コック66に取出位置を設けた場合には、取出位置にすると注油スイッチをおしても注油モータ65をオンしても駆動しないようにする。取出スイッチを設けた場合には、分岐コック66が取出以外の位置ではオンしても注油モータ65を駆動しないようにする。取出スイッチをオンした場合の注油モータ65の吐出圧は注油スイッチをオンした場合よりも低くする。取出スイッチは、オイル取出口の近くに設ける。
オイルタンク60には給油管64を内部の底面近くまで差し込み、残量センサ61でオイルの残量を監視し、取出管69の下端がオイル面から浮き上がる直前に警報を鳴らして注油モータ65を停止するようにすることで、取出管69内に空気が入ることを防いでいる。
なお、オイルタンク60の底部にドレンコック62を設け、このドレンコック62を開くとオイルタンク60内のオイルを完全に抜くことが出来るようにしている。ドレンコック62の排出口にはキャップ63を嵌めておく。
注油モータ65は、スイッチをオンすることで駆動するが、分岐コック66を閉にしている場合には、スイッチをオンしても駆動しない。なお、注油モータ65と分岐コック66の間に取出管のみを設けて、分岐コック66を閉にして注油モータ65を駆動することでオイルを取出管から取り出せるようにしても良い。
【符号の説明】
【0013】
1 固定刃
2 可動縦刈刃
3 フィンガ
4 可動横刈刃
5 縦刈刃装置
7 刈刃駆動ケース
8a 横駆動側アーム
8b 縦駆動側アーム
16 横刈刃装置
26 出力軸
27 入力軸


【特許請求の範囲】
【請求項1】
植立作物を刈り取る横向き姿勢の横刈刃装置(16)と、該横刈刃装置(16)の上方位置で植立作物を掻き込む掻込みリール(18)とを備え、前記横刈刃装置(16)の刈取作用域における横側端部位置に、植立作物を縦方向に切断して分離する縦刈刃装置(5)を設けた汎用型コンバインの刈取装置において、エンジンの駆動力を中継する刈刃駆動ケース(7)を設け、該刈刃駆動ケース(7)に設けた出力軸(26)に、横刈刃装置(16)の可動横刈刃(4)を駆動する横駆動側アーム(8a)と、縦刈刃装置(5)の可動縦刈刃(2)を駆動する縦駆動側アーム(8b)を設けたことを特徴とする汎用型コンバインの刈取装置。
【請求項2】
エンジンから前記刈刃駆動ケース(7)に至る動力伝動経路にベルト伝動装置を介在したことを特徴とする請求項1に記載の汎用型コンバインの刈取装置。
【請求項3】
前記刈刃駆動ケース(7)の入力軸(27)に伝動される回転運動を、該刈刃駆動ケース(7)の内部で正逆方向の往復回転に変換して出力軸(26)に出力する構成としたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の汎用型コンバインの刈取装置。
【請求項4】
前記横刈刃装置(16)を爪状に長く突出するフィンガ(3)と可動横刈刃(4)とで構成し、前記縦刈刃装置(5)を三角形状の固定刃(1)と可動縦刈刃(2)とで構成したことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の汎用型コンバインの刈取装置。
【請求項5】
前記横刈刃装置(16)の可動横刈刃(4)と縦刈刃装置(5)の可動縦刈刃(2)とが機体正面視で逆方向に揺動する構成としたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の汎用型コンバインの刈取装置。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2012−249550(P2012−249550A)
【公開日】平成24年12月20日(2012.12.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−122948(P2011−122948)
【出願日】平成23年5月31日(2011.5.31)
【出願人】(000000125)井関農機株式会社 (3,813)
【Fターム(参考)】