説明

無線操作式排出オーガ制御装置

【課題】オペレータが誤ってスイッチに触れた場合や、リモコン操作器の不用意な取扱いに対して、排出オーガ装置がオペレータの意に反して作動する事態を回避して確実な取扱いが可能となる無線操作式排出オーガ制御装置を提供する。
【解決手段】無線操作式排出オーガ制御装置2は、コンバインから穀粒を排出する排出オーガ装置1の張出動作、収納動作、および排出オン動作をそれぞれ指令するためのスイッチを備える無線操作用のリモコン操作器20と、各スイッチの操作信号と対応して排出オーガ装置の各動作を制御する制御部2aとから構成され、この制御部2aは、上記各スイッチの操作信号が所定のダブルクリック操作によることを条件に排出オーガ装置の各動作を制御するように構成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンバインの排出オーガ装置をリモコン操作器の信号により制御する無線操作式排出オーガ制御装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
コンバインの排出オーガ装置は、特許文献1の例のように、無線操作式排出オーガ制御装置によって機外から取扱うことができる。そのリモコン操作器には、多数のスイッチを備えて排出オーガ装置の多様な動作を操作することができる。したがって、収穫穀粒をトラック等に積み替える際に、オペレータが至近位置から積み替え状況を直接監視しつつリモコン操作器(「ラジコン操作器」とも云う)により効率よく作業を進めることができる。
【0003】
しかし、オペレータが、別の作業等のめにリモコン操作器をポケットに入れたり、首に下げたりした際にリモコン操作器のスイッチが操作状態となり、また、リモコン操作器の多数のスイッチを選択して操作することに伴って誤操作が生じることがある。この場合は、オペレータの意に反して排出オーガ装置が作動することとなり、籾が無駄に排出されたり不都合を招くことがあった。
【特許文献1】特開平6−90611号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
解決しようとする問題点は、オペレータが誤ってスイッチに触れた場合や、リモコン操作器の不用意な取扱いに対して、排出オーガ装置がオペレータの意に反して作動する事態を回避して確実な取扱いが可能となる無線操作式排出オーガ制御装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明は、コンバインから穀粒を排出する排出オーガ装置の張出動作、収納動作、および排出オン動作をそれぞれ指令するためのスイッチを備える無線操作用のリモコン操作器と、各スイッチの操作信号と対応して排出オーガ装置の各動作を制御する制御部とからなる無線操作式排出オーガ制御装置において、
上記制御部は、上記各スイッチの操作信号が所定のダブルクリック操作によることを条件に排出オーガ装置の各動作を制御することを特徴とする。
上記構成の無線操作式排出オーガ制御装置により、無線操作用のリモコン操作器の張出動作スイッチ、収納動作スイッチ、排出オン動作スイッチを所定のダブルクリック操作をした場合に限り、排出オーガ装置が対応して動作制御される。
【0006】
請求項2に係る発明は、請求項1の構成において、前記制御部は、排出オーガ装置の張出動作と収納動作のための共通のスイッチ手段を入力とし、このスイッチ手段により、排出オーガ装置の収納位置では張出動作とし、また、張出位置では収納動作として排出オーガ装置を駆動制御することを特徴とする。
上記共通のスイッチ手段が操作されると、排出オーガ装置の張出角度位置に応じて張出収納動作が制御部によって行われる。
【0007】
請求項3に係る発明は、請求項1の構成において、前記制御部は、排出オーガ装置の収納動作のための最初のクリック操作の信号により同排出オーガ装置の排出動作を強制停止することを特徴とする。
排出オーガ装置の収納動作の際は、最初のクリック操作の信号により排出動作が強制停止される。
【0008】
請求項4に係る発明は、請求項1の構成において、前記制御部は、排出オーガ装置の排出オン動作と排出オフ動作のための共通のスイッチ手段を入力とし、このスイッチ手段により、排出オーガ装置が排出オフであれば排出オン動作とし、また、排出オンであれば排出オフ動作として排出オーガ装置を駆動制御することを特徴とする。
上記共通のスイッチ手段が操作されると、排出オーガ装置の排出オフと排出オンの状態に応じて排出のオンオフ動作が制御部によって行われる。
【発明の効果】
【0009】
本発明の無線操作式排出オーガ制御装置は以下の効果を奏する。
請求項1の無線操作式排出オーガ制御装置により、無線操作用のリモコン操作器の張出動作スイッチ、収納動作スイッチ、排出オン動作スイッチを所定のダブルクリック操作をした場合に限り、排出オーガ装置が対応して動作制御されることから、オペレータが誤ってスイッチに触れた場合や、リモコン操作器の不用意な取扱いに対して、排出オーガ装置が作動する事態を回避して確実な取扱いが可能となる。
【0010】
請求項2に係る発明は、共通のスイッチ手段が操作されると、排出オーガ装置の位置に応じて張出収納動作が制御部によって行われることから、共通のスイッチ手段により操作部が簡易化されて操作性を確保することができる。
【0011】
請求項3に係る発明は、排出オーガ装置の収納動作の際は、最初のクリック操作の信号により排出動作が強制停止される。したがって、排出動作を継続したまま収納動作を開始するような事態を回避できるとともに、スイッチ操作と対応して排出動作を即時停止できることから緊急事態に対処することができる。
【0012】
請求項4に係る発明は、共通のスイッチ手段が操作されると、排出オーガ装置の排出オフと排出オンの状態に応じて排出のオンオフ動作が制御部によって行われることから、共通のスイッチ手段により操作部が簡易化されて操作性を確保することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
本発明の実施の形態について、以下に図面に基づいて詳細に説明する。
本発明の無線操作式排出オーガ制御装置を適用したコンバインは、その全体構成例の側面図を図1に示すように、左右のクローラ走行装置a,aによって支持された機体に、穀稈を刈取る刈取部b、穀稈から籾を分離する脱穀部c、脱穀された籾を収容する貯留部(グレンタンク)d、この貯留部dから籾を機外に排出する排出オーガ装置(穀粒排出装置)e、機体走行および作業機器動作をオペレータが操作するための運転台f等を備えて構成される。
【0014】
排出オーガ装置1は、貯留部dから立ち上がるとともに左右旋回する縦軸オーガ部1aと、この縦軸オーガ部1aの上端で上下回動可能に連通して穀粒を機体の側方に送出可能な旋回オーガ部1bと、この旋回オーガ部1bの旋回角度位置を機体の内外からの指令により調節する後述の無線操作式排出オーガ制御装置2により構成される。
【0015】
旋回オーガ部1bは、その先端に排出口を備えるとともに、オーガ受座にて収納保持され、排出口の位置決め調節のために、旋回オーガ部1bの軸線傾動による上下動作と同軸線方向への伸縮動作、縦軸オーガ部1aの軸線についての旋回動作が可能に構成され、図示せぬパワークラッチにより排出のオンとオフが制御される。また、無線操作式排出オーガ制御装置2は、運転台fから離れて機外で排出オーガ装置1を操作するためのリモコン操作器(ラジコン操作器)20(後述)の操作信号を無線で受け、オペレータによる操作具の操作に応じて各機器を制御する。
【0016】
無線操作式排出オーガ制御装置2は、制御入出力系統図を図2に示すように、マイクロコンピュータ2aによる制御部によって入出力の信号処理をする。入力側には、本機運転台fの排出オーガ操作部の自動収納スイッチ4a、自動張出スイッチ4b、左右旋回用手動レバースイッチ5、昇降用手動レバースイッチ6、排出スイッチ7、張出位置設定ダイヤル3cのほかに、オーガポジションセンサ3dの信号を受ける。出力側には、排出オーガの各機器制御のために、左旋回リレー11a、右旋回リレー11b、上昇ソレノイド12a、下降ソレノイド12b、排出リレー13を駆動制御する。その他に、入力側には、図3のリモコン操作器20の操作により、自動収納21a、自動張出21b、左右旋回22、昇降23、排出24の信号を機外から受ける。
【0017】
各操作具による制御部2aの具体的な制御処理は次のとおりである。自動張出スイッチ4bにより、旋回オーガ部1bを受座から上昇後、張出位置設定ダイヤル3cと対応する所定の角度位置まで旋回駆動する。自動収納スイッチ4aにより、旋回オーガ部1bを収納位置まで旋回し、下降して受座に収納するべく駆動する。左右旋回用手動レバースイッチ5により、オペレータの操作と対応して左旋回リレー11a、右旋回リレー11bを介して旋回オーガ部1bを旋回制御する。昇降用手動レバースイッチ6により、上昇ソレノイド12a、下降ソレノイド12bを介して旋回オーガ部1bを昇降制御する。排出スイッチ7により、排出リレー13を介して穀粒送出系のパワークラッチを入切制御する。オーガポジションセンサ3dは旋回オーガ部1bの旋回角度位置をフィードバックする。また、リモコン操作器20により、本機の操作具と同様にして排出オーガ装置1が駆動制御される。
【0018】
リモコン操作器20の具体的なスイッチの配置は、排出オーガ装置1の左右旋回動作のための「左」「右」の各スイッチ22a,22b、上下動作のための「上」「下」の各スイッチ23a,23b、伸縮動作のための「伸」「縮」スイッチ25a,25b、排出のオンオフのための「排出停止」スイッチ24c、収納張出のための「収納張出」スイッチ21cを配置する。
【0019】
「排出停止」スイッチ24cは、排出のオンオフのための共通のスイッチ手段であり、排出オーガ装置1が収納位置では張出動作とし、張出位置では収納動作として制御部2aが制御出力する。また、「収納張出」スイッチ21cは、張出動作と収納動作のための共通のスイッチ手段であり、排出オーガ装置1が収納位置にある時は張出動作とし、張出位置にある時は収納動作として制御出力するべく制御部2aを構成する。
【0020】
このように逆方向の動作を共通のスイッチ手段として構成することにより、個々のスイッチを配置した場合の操作部の複雑化を解消し、かつ、いずれかのスイッチを選択する煩雑な動作を要しないことから、操作性を向上することができる。この場合においては、共通のスイッチ手段の操作の都度、対応動作を交互に反転する構成としても同様の効果を得ることができる。
【0021】
上記「収納張出」スイッチ21cによる張出動作、収納動作、および「排出停止」スイッチ24cによる排出オン動作は、スイッチの操作信号が所定のダブルクリック操作によることを条件に排出オーガ装置1の各動作を制御するべく制御部2aを構成する。ダブルクリック操作は、図4のタイミングチャートに示すように、所定時間(例えば500ms)内の第一のクリック操作と所定時間(例えば500ms)内の開放に続き所定時間に及ぶ第二のクリック操作とを条件とする。上記排出オーガ装置の収納動作(張出位置における操作を含む)においては、最初のクリック操作の信号により同排出オーガ装置の排出動作を強制停止するように構成する。
【0022】
このように、リモコン操作器20による張出動作、収納動作、排出オン動作につき、所定のダブルクリック操作に限定して排出オーガ装置を動作制御するべく構成することにより、単なるスイッチ操作や接触に対して意図的なスイッチ操作を区別することができるので、オペレータが誤ってスイッチに触れた場合や、リモコン操作器の不用意な取扱いに対して、排出オーガ装置が作動する事態を回避して確実な取扱いが可能となる。
【0023】
また、排出オーガ装置の収納動作(張出位置における操作を含む)における最初のクリック操作により排出動作を強制停止するように構成した場合は、図5のタイミングチャートに示すように、収納動作に先立って排出オフを制御出力することができるので、排出動作を継続したまま収納動作を開始するような事態を回避できるとともに、スイッチ操作と対応して排出動作を即時停止できることから緊急事態に対処することができる。
【0024】
本機運転台fとリモコン操作器20との相互間の関係については、所定の場合にリモコン操作器20を優先して排出オーガ装置1を駆動制御する。本機側の自動収納スイッチ4a、自動張出スイッチ4bにより排出オーガ装置1が自動収納または自動張出が開始され、この時、リモコン操作器20で上下昇降動作、左右旋回動作、前後伸縮動作のスイッチを押した場合は、自動収納または自動張出を即時中止するように構成する。このように制御することにより、本機側のオペレータの死角に障害物があっても、作業補助者がリモコン操作器20でオーガの動きを停止させることができるので安全である。
【0025】
次に、図6の排出オーガ装置1の動作平面図に示すように、リモコン操作器20で排出オンオフできる旋回角度範囲Bは、本機運転台操作の場合の角度範囲Aより狭い範囲に限定して排出オンオフが可能に構成する。このように角度範囲を限定することにより、リモコン操作器20の誤操作による排出オーガ装置1の誤作動を防止することができる。
【0026】
次に、図7の排出オーガ装置1の収納状態の平面図に示すように、収納位置の判別のための大小の角度範囲A,Bを設定し、排出クラッチ入り動作の際は大なる角度範囲Aを条件とし、また、自動張出動作の際は小なる角度範囲Bを条件とするべく構成する。このような角度範囲の差により、排出オーガ装置1が収納位置にある場合に、リモコン操作器20による操作内容に応じた許容範囲として取扱いを安全側に確保することができる。
【0027】
次に、図8のリモコン操作器20の信号レベル特性図に示すように、リモコン操作器20の信号の受信レベルを高低H,Lに分け、自動張出、自動収納、排出クラッチ入りについて受信感度を低レベルLとし、他の手動操作(上下、左右、伸縮)や自動停止、排出停止について受信感度を高レベルHとする。この高低の受信レベル区分H,Lにより、その受信レベル以上の信号に限って受信するように構成し、排出オーガ装置1の特定の動作について受信感度を低レベルLとして受信しにくくすることにより、受信感度の限界付近で受信した場合に、緊急を要する停止信号を受信できないという事態を防止することができる。
【0028】
次に、図9の操作モニタの表示態様のように、操作モニタの表示器Dを設け、この表示器Dに操作情報を表示するとともに、リモコン操作器20の送信機と受信機のそれぞれの識別コードを表示するように構成する。送信機と受信機でお互いの識別コードが一致しない場合に作動規制するシステムでは、リモコン操作器20を操作しても本機の排出オーガ装置1が対応動作をしない原因として、機器の故障、電波障害のほかに、識別コードの不一致があり、識別コードの不一致が原因であれば表示器の表示に基づいてチェックすることができるので、異状原因の特定が容易となる。複数個のリモコン操作器20を取扱う規模の大きい集団では特に有効である。
【0029】
次に、図10のリモコン操作器20のスイッチ表示例に示すように、旋回方向スイッチを「収納側」「張出側」とし、それぞれに対応して排出オーガ装置1が収納位置に戻る方向の旋回動作と、更に大きく張出す方向の旋回動作として駆動制御するように構成する。すなわち、図11の旋回動作の平面説明図に示すように、「収納側」が押されると、オーガ位置が収納位置Cより左Aにあれば右旋回出力し、収納位置より右にあれば左旋回出力する。「張出側」が押されると、オーガ位置が収納位置より左にあれば左旋回出力し、収納位置より右にあれば右旋回出力する。
【0030】
従来の「左」「右」の旋回動作では、オペレータがオーガの後端側にいる時に動作方向がスイッチの表示と逆方向となって混乱することがあったが、上記のように構成することにより、オペレータの位置によることなく、オーガの動く方向が明確となるので、操作性、安全性を向上することができる。
【0031】
上述の制御処理について、その装置構成および処理手順の具体的例を図によって示す。
図12は、所定パターンのクリック操作(1秒内のダブルクリック操作)によって処理するためのフローチャート例である。図13は、そのタイミングチャート例である。
図14は、条件によりクリック操作の効果(排出クラッチの入り又は切り)を切替えるためのフローチャート例である。図15は、そのタイミングチャート例である。
図16は、張出収納動作の機器構成図である。図17は、張出収納の動作態様を示す平面図である。
図18は、何らかのリモコン操作で所定の動作機器(自動張出動作および自動収納動作)を緊急停止するためのフローチャート例である。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】無線操作式排出オーガ制御装置を適用したコンバインの側面図である。
【図2】無線操作式排出オーガ制御装置の制御入出力系統図である。
【図3】リモコン操作器のスイッチ配置図である。
【図4】ダブルクリック操作のタイミングチャートである。
【図5】排出オーガ装置の収納動作のタイミングチャートである。
【図6】排出オーガ装置の動作平面図である。
【図7】排出オーガ装置の収納状態の平面図である。
【図8】リモコン操作器の信号レベル特性図である。
【図9】操作モニタの表示態様である。
【図10】リモコン操作器のスイッチ表示例である。
【図11】オーガの旋回動作の平面説明図である。
【図12】所定パターンのクリック操作によって処理するためのフローチャート例である。
【図13】図12の処理によるタイミングチャート例である。
【図14】条件によりクリック操作の効果を切替えるためのフローチャート例である。
【図15】図14の処理によるタイミングチャート例である。
【図16】張出収納動作の機器構成図である。
【図17】張出収納の動作態様を示す平面図である。
【図18】何らかのリモコン操作で所定の動作機器を緊急停止するためのフローチャート例である。
【符号の説明】
【0033】
1 排出オーガ装置
1b 旋回オーガ部
2 無線操作式排出オーガ制御装置
2a マイクロコンピュータ(制御部)
20 リモコン操作器
21a 自動収納スイッチ
21b 自動張出スイッチ
21c 収納張出スイッチ(スイッチ手段)
24 排出指令
24c 排出停止スイッチ(スイッチ手段)
C 収納位置
f 運転台

【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンバインから穀粒を排出する排出オーガ装置の張出動作、収納動作、および排出オン動作をそれぞれ指令するためのスイッチを備える無線操作用のリモコン操作器と、各スイッチの操作信号と対応して排出オーガ装置の各動作を制御する制御部とからなる無線操作式排出オーガ制御装置において、
上記制御部は、上記各スイッチの操作信号が所定のダブルクリック操作によることを条件に排出オーガ装置の各動作を制御することを特徴とする無線操作式排出オーガ制御装置。
【請求項2】
前記制御部は、排出オーガ装置の張出動作と収納動作のための共通のスイッチ手段を入力とし、このスイッチ手段により、排出オーガ装置の収納位置では張出動作とし、また、張出位置では収納動作として排出オーガ装置を駆動制御することを特徴とする請求項1記載の無線操作式排出オーガ制御装置。
【請求項3】
前記制御部は、排出オーガ装置の収納動作のための最初のクリック操作の信号により同排出オーガ装置の排出動作を強制停止することを特徴とする請求項1記載の無線操作式排出オーガ制御装置。
【請求項4】
前記制御部は、排出オーガ装置の排出オン動作と排出オフ動作のための共通のスイッチ手段を入力とし、このスイッチ手段により、排出オーガ装置が排出オフであれば排出オン動作とし、また、排出オンであれば排出オフ動作として排出オーガ装置を駆動制御することを特徴とする請求項1記載の無線操作式排出オーガ制御装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【公開番号】特開2006−34212(P2006−34212A)
【公開日】平成18年2月9日(2006.2.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−221386(P2004−221386)
【出願日】平成16年7月29日(2004.7.29)
【出願人】(000000125)井関農機株式会社 (3,813)
【Fターム(参考)】