説明

照明されるチャンバーを備える履物物品

アッパー(12)と、アッパー(12)に固定されたソールアセンブリ(14)とを包含する、履物物品を開示する。ソールアセンブリは、光の透過が可能な少なくとも一つの液体充填チャンバー(32)および凹部を有する。光源(50)は凹部に位置しており、アウトソール(22)は、ソールアセンブリの下方表面に固定されている。


【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
発明の分野
本発明は、概して履物、特に、照明されるチャンバーを備えるソールアセンブリを有する履物に関する。
【背景技術】
【0002】
発明の背景
光放出要素または光源を備える履物物品が、様々な方法で形成されている。光源は、照明環境が減少した中でも使用者が見えることを可能にし、審美的利益を提供でき、使用者の動きを測定して分析することを補助できる。
【0003】
これまでに公知の装置における固有の困難さのいくらかまたはすべてを減らすかまたは克服する、光放出要素を備える履物物品を提供することが望まれている。特定の目的および利点は、当業者、すなわち、この技術分野での知識があるかまたは経験のある者には、以下の本発明の開示および特定の態様の詳細な記載から、明らかとなるであろう。
【発明の概要】
【0004】
概要
本発明の原理を、照明されるチャンバーを備える履物物品を提供するために有利に使用することができる。第一の局面によれば、履物物品は、アッパーと、アッパーに固定されたソールアセンブリとを包含する。ソールアセンブリは、光の透過が可能な少なくとも一つの液体充填チャンバーおよび凹部を有する。光源は凹部に位置しており、アウトソールは、ソールアセンブリの下方表面に固定されている。
【0005】
別の局面によれば、履物物品は、アッパーと、アッパーに固定されたミッドソールとを包含する。ソールアセンブリは、アッパーに固定され、かつ複数の支持柱を包含し、各支持柱は、光の透過が可能な液体充填チャンバーを包含し、かつその上方表面に凹部を包含する。複数の光源の各々は、対応する凹部に位置している。アウトソールは、ソールアセンブリの下方表面に固定されている。
【0006】
さらなる局面によれば、履物物品は、アッパーと、アッパーに固定されたミッドソールとを包含する。ソールアセンブリは、ミッドソールに固定され、かつ複数の支持柱を包含する。各支持柱は、トッププレート、ボトムプレート、および、トッププレートとボトムプレートとの間に位置している光の透過が可能な液体充填チャンバーを包含する。各液体充填チャンバーは、その上方表面に凹部を包含する。複数のLEDの各々は、対応する凹部に位置している。バッテリーはLEDに操作可能に接続しており、スイッチはバッテリーに操作可能に接続している。アウトソールは、ソールアセンブリの下方表面に固定されている。
【0007】
光源の付いた支持柱を備えた履物物品を提供することにより、実質的な利点が達成される。特に、光源の付いた支持柱を備えた履物物品の特定の態様は、審美的利益ばかりでなく、暗闇または照明状況が減少した中での使用者の高い可視性を提供する。
【0008】
本明細書に開示するこれらのおよび付加的な特徴および利点は、以下の特定の態様の詳細な開示からさらに理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】光源をその中に含有する複数の液体充填チャンバーを備える履物物品の透視図である。
【図2】図1の履物物品のヒール部分の拡大立面図である。
【図3】図1の履物物品の後方立面図である。
【図4】図1の履物物品の別の態様のヒール部分の拡大立面図である。
【図5】その中に光源を収容するように形成される、履物物品の別の態様の液体充填チャンバーの透視図である。
【図6】その中に光源を含有するミッドソール下部を示す図5のミッドソールの断面図である。
【0010】
上記で言及した図は、必ずしも原寸に比例して描かれておらず、関連する原理を説明する、本発明の代表を提供するものと理解すべきである。図面で描いた履物物品のいくつかの特徴は、説明および理解を助けるために、他のものと比べ、拡大されるか、または歪められている。図面では、様々な別の態様で示されている同様のまたは同一の構成要素および特徴に対して同じ参照数字が使用される。本明細書で開示されている履物物品は、それらが使用される、意図される用途および環境により部分的に決定される構造および構成要素を有する。
【発明を実施するための形態】
【0011】
特定の好ましい態様の詳細な説明
本発明は様々な形態で具体化してもよい。履物物品10の好ましい態様を図1に示す。履物10は、アッパー12と、アッパー12に固定されたソールアセンブリ14とを包含する。ソールアセンブリ14は、接着または任意の他の適当な手段によりアッパー12に固定されてもよい。履物10は、中央または内部の側面16および横または外部の側面18を有する。
【0012】
一般に着用者の足と地面との間に配置されるソールアセンブリ14は、地面反力の減衰(すなわち、緩衝性の付与)、牽引摩擦を提供し、足の動き、例えば回内をコントロールし得る。従来の履物物品と同様に、ソールアセンブリ14はアッパー12内部に位置するインソール15(図4に示す)、ミッドソール20、およびアウトソール22を包含してもよい。
【0013】
アッパー12は、足を快適に収容し、ソールアセンブリ14に対して足の位置を固定する内部空隙を形成する。図示するように、アッパー12の構造は、運動活動中、例えばランニングなどの使用に適当である。したがって、アッパー12は、互いに接着により結合し、縫い合わされる、革、織物、ポリマーおよび発泡要素の複数の相を包含する、軽量で、通気性のある構造を有していてもよい。例えば、アッパー12は、それぞれ、磨耗を防ぎ通気性を提供する、革要素および織物要素を包含する外側を有していてもよい。アッパー12の内側は、履物10の快適性を高めるための発泡要素を有していてもよく、内側表面は、足周囲に隣接する領域から過剰な湿気を除去するためにモイスチャーウィッキング(moisture-wicking)織物を包含していてもよい。
【0014】
ミッドソール20は、アッパー12に付着し、履物10の第一のショック減衰およびエネルギー吸収構成要素として機能する。ミッドソール20は、接着または他の適当な手段により、アッパー12に固定されていてもよい。アウトソール22は、接着または他の適当な手段によりミッドソール20の下方表面に付着される。アウトソール22に適当な材料には、伝統的なゴム材料が含まれる。アウトソール22に適当な他の材料は、本明細書の恩恵から当業者に容易に明らかとなるであろう。特定の態様において、ソールアセンブリ14は、ミッドソール20から分離したアウトソール層を包含していなくてもよく、むしろ、アウトソールはソールアセンブリ14の外部牽引表面を提供するミッドソール20のボトム表面を構成してもよい。
【0015】
本明細書で示すように、一般的な参照の目的のため、履物10は3個の大まかな部分:フォアフット部分24、ミッドフット部分26、およびヒール部分28に分けられてもよい。部分24、26、および28は、履物10の正確な領域をはっきりと区別することを意図するものではない。むしろ、部分24、26、および28は、以下の記載で参照する枠組みを提供する履物10の大まかな領域を表すことを意図する。
【0016】
特に記載がない場合は、あるいは下記の文脈から明らかなように、本明細書で使用される方向に関する用語、例えば、後方に、前方に、上部、下部、内側に向かって、下向きに、上向きに、内部、外部になどは、履物10自体に対する方向を示す。履物10は、図1では、着用者が着用した時に水平面に位置されるように、実質的に水平に位置して示される。しかしながら、履物10はそのような向きに限定される必要はないことを認識すべきである。したがって、図1で示した態様では、後方にという用語は、ヒール部分28、すなわち図1に示される場合は左に向かうことである。必然的に、前方にという用語はフォアフット部分24、すなわち図1に示される場合は右に向かうことであり、下向きにという用語は図1に示される場合はページの下部に向かうことである。上部は、図1に示される場合はページの上部方向に存在する要素を示し、一方、下部は図1に示される場合はページの下部方向に存在する要素を示す。内側に向かってまたは内側は、履物10の中心に向かうことであり、外側に向かってまたは外側には、履物10の外側周辺縁部に向かうことである。
【0017】
ソールアセンブリ14は、アッパー12の後方部分28を取り込むヒール部分28に位置するヒールカウンター30を包含していてもよい。ソールアセンブリ14は、ソールアセンブリ14の地面反力減衰性質を増強する、少なくとも一つの液体充填チャンバーを包含する。液体充填チャンバーは加圧されたチャンバーであってもよく、または、周囲圧である加圧されていないチャンバーであってもよいことが認識されるべきである。図示した態様において、複数の支持柱31が提供され、液体充填チャンバー32を包含する。
【0018】
図示した態様において、支持柱31はヒール部分28に位置し、特に、4本のこのような支持柱31が示した態様において見られる。しかしながら、任意の数の支持柱31がフォアフット部分24、ミッドフット部分26、およびヒール部分28のいずれにも位置できることが認識されるべきである。
【0019】
液体充填チャンバー32は、熱可塑性ウレタン(TPU)、マルチ層フィルム、またはマイクロ層フィルムなどの光透過性材料から形成される。このようなチャンバーを記載する特許の例には、限定するものではないが、その全体が参照により本明細書に組み入れられる、6,013,340、6,082,025、6,203,868、6,391,405、6,599,597および7,730,379が包含される。液体充填チャンバー32に適した他の材料は、本開示の恩恵により、当業者に容易に明らかとなるであろう。
【0020】
特定の態様において、支持柱31は、接着または他の適当な固定手段によりミッドソール20の下方表面に固定され、液体充填チャンバー32の上部部分を収容する、上方プレート34を包含する。同様に、下方プレート36は、接着または他の適当な固定手段によりアウトソール22または個々のアウトソール部分22に固定され、かつ液体充填チャンバー32の下方部分を収容する。上方および低方プレート34、36は液体充填チャンバー32を取り込むように働き、ソールアセンブリ14内にそれを位置させる助けとなり、ならびに、支持柱31の緩衝および支持特性を増強する。上方および低方プレート34、36は、例えば、TPUなどのエラストマー材料、ポリエーテルブロック、コポリアミド(ATOFINA Chemicals of Philadelphia, PAによりPebax(登録商標)として市販される)または複合材料などから形成されていてもよい。上方および低方プレート34、36に適した他の材料は、本開示の恩恵により当業者に容易に明らかとなるであろう。
【0021】
図2においてより詳細に見られるように、凹部38は液体充填チャンバー32の上方表面に形成される。特定の態様において、凹部38は、凹部38の下に位置する対応する下方凹部40、および、液体充填チャンバー32内に延び、下方凹部40から凹部38を分離するバリア部分42を備える上方凹部38であってもよい。
【0022】
特定の態様において、液体充填チャンバー32は、下方シート46に周辺縁45の周りで結合した上方シート44から形成される。示した態様において、下方シート46は、実質的にボウル形状であり、ボウル形状のふたを形成する上方シート44を備える。それゆえ、上方シート44の中央部分は下方シート46の中央部分に溶接されるか、さもなければ中央部分で封をされ、これによりバリア部分42を形成する。このように、液体充填チャンバー32は実質的にトロイダルな形状またはドーナツ様形状を有し、トロイダル形状の中央部分を通って延びるバリア部分42を備える。
【0023】
光源50は、少なくとも一つの凹部38内に位置する。光源50は液体充填チャンバー32を通って外側に向かって光を放出するように位置する。特定の態様において、光源50は、上方プレート34に固定され、かつ凹部38内に下向きに放出する。光源50は、履物10の使用者に安全で審美的な利点を提供する。特定の態様において、光源50は発光ダイオード(LED)である。例えば、光ファイバーまたはエレクトロルミネッセンスパネルなどの他の光源が履物10での使用のために適当であることが認識されるべきである。
【0024】
特定の態様において、光源50は一つまたは複数の下方凹部40に位置できるか、または、光源50は少なくとも一つの上方凹部38および少なくとも一つの下方凹部40の両方に位置できることが認識されるべきである。
【0025】
光源50は、電源54にケーブル52により操作可能に接続される。電源54は、腕時計などにしばしば見られる1.5vバッテリーなどのバッテリーであってもよい。スイッチ56が履物10に提供され、光源50の作動をコントロールするために働いてもよい。スイッチ56は電源54および光源50の一つにケーブル58により操作可能に接続される。スイッチ56は押しボタンスイッチまたは電源54との接続に適当な任意の他のタイプのスイッチであってもよい。本明細書に見られるように、スイッチ56はヒールカウンター30の側面の側壁に提供される。しかしながら、スイッチ56は履物10の任意の所望の部位に提供され得ることが認識されるべきである。
【0026】
図示した態様において、電源54はミッドソール20のヒール部分28に位置する。電源54は履物10の任意の所望の部位に位置できることが認識されるべきである。電源54はミッドソール20に形成される凹部60内に位置していてもよい。図3に示すように、除去可能なカバー62が凹部60をカバーしていることが見られ、これにより、電源54の交換が可能となる。カバー62は凹部60にねじ山をつけてはめられてもよい。スロット64はカバー62内に形成されてもよく、これにより、使用者がコイン、スクリュードライバーまたは任意の他の細い部材でカバー62を回して外すことが可能となる。
【0027】
光源50は任意の色の光を放出してもよく、各光源50は他の光源50のすべてと同じ色の光を放出してもよく、各光源50は他の各光源50と異なる色の光を放出してもよく、または、いくつかの光源50はいくつかの他の光源50と同じ色を放出する一方、いくつかの光源50は異なっていてもよいことが認識されるべきである。すなわち、任意の光の色の組み合わせが異なる光源50により放出されてもよいことが認識されるべきである。
【0028】
特定の態様において、一つまたは複数の光源50がついている場合、それらは常についている状態で照明しており、一方他の態様において、一つまたは複数の光源50は断続的に点滅してもよい。このような態様において、コントローラー66は電源54および/またはスイッチ56に操作可能に接続されて、光源50の作動をコントロールしてもよい。光源50はランダムに点滅する方法で光を放つことができ、または、所望の様式で順序づけることができる。コントローラー66は、集積回路、またはチップ、または、一つまたは複数の光源50の作動および順番をコントロールするための任意の他の適当なメカニズムであってもよく、履物10内の任意の所望の部位に位置されることができる。
【0029】
加えて、特定の態様において、光源50は、図4に示すように感圧スイッチ68により作動されることができる。このような態様において、一つまたは複数の光源50は使用者の足が地面または履物10が接触する任意の他の表面に衝突する時に作動される。各光源50は、そのそれぞれの感圧スイッチ68を有することができ、または、単一の感圧スイッチ68が各光源50を作動することができる。各感圧スイッチ68は示していないがケーブルにより電源54に接続される。
【0030】
特定の態様において、図4に示すように、その中に電源54を収容する凹部60は、インソール15の下に接近していてもよく、これにより光源54が消耗したまたは損傷したときに、使用者がそれを交換することが可能となる。
【0031】
別の態様を図5〜6に示す。ここでは、ソールアセンブリ14は、ミッドソール20の下に位置する液体充填チャンバー70を包含し、アウトソール22は液体充填チャンバー70の下方表面に固定される。特定の態様において、液体充填チャンバー70は下方シート74に周辺縁の周りで結合する上方シート72から形成される。そこで、上方シート72は複数の部位で下方シート74に溶接されるか、またはさもなければ下方シート74で封をされ、液体充填チャンバー70の上方表面に複数の上方凹部76を定め、かつ液体充填チャンバー70の下方表面に形成される複数の下方凹部78をかみ合わせ、バリア部分80が各上方凹部76およびかみ合っている下方凹部78の間に形成される。光源50は少なくとも一つの上方凹部76内に位置し、電源と操作可能に接続され、上記したように機能する。
【0032】
液体充填チャンバー70は、熱可塑性ウレタン(TPU)、マルチ層フィルム、またはマイクロ層フィルムなどの光透過性材料から形成される。このようなチャンバーを記載する特許の例には、限定するものではないが、その全体が参照により本明細書に組み入れられる、6,013,340、6,082,025、6,203,868、6,391,405、6,599,597、および7,730,379が含まれる。液体充填チャンバー70に適した他の材料は、本開示の恩恵により、当業者に容易に明らかとなるであろう。
【0033】
発明の前記の開示および様々な態様の説明を鑑みると、本発明の範囲および精神から逸脱せずに様々な改変および適合をなすことが可能であることを、当業者は容易に理解すると考えられる。そのような改変および適合はすべて、添付の特許請求の範囲に含まれることが意図される。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
アッパーと、
アッパーに固定され、かつ
光の透過が可能な液体充填チャンバーを含み、凹部を包含する、少なくとも一つの支持柱;および
凹部に位置している光源
を包含するソールアセンブリと、
ソールアセンブリの下方表面に固定されているアウトソールと
を含む、履物物品。
【請求項2】
光の透過が可能な液体充填チャンバーの凹部に位置している少なくとも一つの付加的な光源をさらに含む、請求項1記載の履物物品。
【請求項3】
光源が断続的に点滅する、請求項2記載の履物物品。
【請求項4】
光源が所望の順番で点滅する、請求項2記載の履物物品。
【請求項5】
少なくとも一つの光源が、少なくとも一つの他の光源により放出される光の色と異なる色の光を放出する、請求項2記載の履物物品。
【請求項6】
光源に操作可能に接続している電源をさらに含む、請求項1記載の履物物品。
【請求項7】
電源がバッテリーである、請求項6記載の履物物品。
【請求項8】
電源がソールアセンブリに位置している、請求項6記載の履物物品。
【請求項9】
その中に形成された凹部を有するミッドソールをさらに含む履物物品であって、電源がミッドソール凹部に位置している、請求項6記載の履物物品。
【請求項10】
ミッドソール凹部がカバーを包含する、請求項9記載の履物物品。
【請求項11】
ソールアセンブリとアッパーとの間に位置しているミッドソールをさらに含む、請求項1記載の履物物品。
【請求項12】
液体充填チャンバーがソールアセンブリのヒール部分に位置している、請求項1記載の履物物品。
【請求項13】
光源がLEDである、請求項1記載の履物物品。
【請求項14】
光源の作動をコントロールするためのスイッチをさらに含む、請求項1記載の履物物品。
【請求項15】
光源の作動をコントロールするための感圧スイッチをさらに含む、請求項14記載の履物物品。
【請求項16】
各支持柱が上方プレートおよび下方プレートを包含し、液体充填チャンバーが上方プレートと下方プレートとの間に位置している、請求項1記載の履物物品。
【請求項17】
アッパーと、
アッパーに固定されているミッドソールと、
アッパーに固定され、かつ
各支持柱が光の透過が可能な液体充填チャンバーを包含し、その上方表面に凹部を包含する、複数の支持柱;および
各光源が対応する凹部に位置している、複数の光源
を包含するソールアセンブリと、
ソールアセンブリの下方表面に固定されているアウトソールと
を含む、履物物品。
【請求項18】
光源の作動をコントロールするためのスイッチをさらに含む、請求項17記載の履物物品。
【請求項19】
各光源がLEDである、請求項17記載の履物物品。
【請求項20】
各支持柱が上方プレートおよび下方プレートを包含し、液体充填チャンバーが上方プレートと下方プレートとの間に位置している、請求項17記載の履物物品。
【請求項21】
アッパーと、
アッパーに固定されているミッドソールと、
ミッドソールに固定され、かつ
各支持柱が、トッププレート、ボトムプレート、およびトッププレートとボトムプレートとの間に位置している光の透過が可能な液体充填チャンバーを包含し、各液体充填チャンバーがその上方表面に凹部を包含する、複数の支持柱;および
各LEDが対応する凹部に位置している、複数のLED
を包含するソールアセンブリと、
LEDに操作可能に接続しているバッテリーと、
バッテリーに操作可能に接続しているスイッチと、
ソールアセンブリの下方表面に固定されているアウトソールと
を含む、履物物品。
【請求項22】
アッパーと、
アッパーに固定され、かつ
その上方表面に形成された凹部を包含する少なくとも一つの液体充填チャンバー;および
凹部に位置している光源
を包含するソールアセンブリと、
ソールアセンブリの下方表面に固定されているアウトソールと
を含む、履物物品。
【請求項23】
ソールアセンブリが液体充填ブラダを包含し、複数の凹部がブラダの上方表面に形成されている、請求項22記載の履物物品。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公表番号】特表2011−507607(P2011−507607A)
【公表日】平成23年3月10日(2011.3.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−539589(P2010−539589)
【出願日】平成20年12月3日(2008.12.3)
【国際出願番号】PCT/US2008/085289
【国際公開番号】WO2009/085537
【国際公開日】平成21年7月9日(2009.7.9)
【出願人】(505087849)ナイキ インコーポレーティッド (123)
【Fターム(参考)】