説明

照明装置

【課題】大幅なコストの増大を招くことなく、発光形態を容易に変更できる照明装置を提供する。
【解決手段】照明装置1を組み付ける場合、ホルダ11の任意の位置に、パネル10を接近させると、互いに異極同士である磁石10cと磁石11bとの間に作用する磁力により両者が吸引され、ホルダ11の取り付け位置にパネル10を装着することができる。このとき、磁石10c、11bの中央の陰極端子10b、11aが接続することとなる。一方、パネル10は、隣接するパネル10の側縁をガイドとすることで、所定の取り付け位置に案内され、ここで陽極端子10dは、ホルダ11の取り付け位置に対するパネル10の相対角度に応じて、陽極端子11c〜11eのいずれかに接するか、又はいずれにも接しないようになっている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、発光面から出射した光により異なる形態で照明を行うことができる照明装置に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、照明光源の多様化が進み、種々の照明装置が提案されている。ここで、インテリアデザインの向上という観点からは、例えば壁面等に取り付けて面発光させたいという要求がある。しかるに、例えば将来の光源として有望視されている有機EL等においては、現状では、大面積で発光するものは製造が難しいという問題がある。そこで、小サイズの有機ELを組み合わせて、大面積の照明装置を構成しようとする試みがある。
【0003】
ここで、例えば有機EL等のパネルをホルダに取り付ける場合、給電をどのように行うかという問題がある。特許文献1には、有機EL照明パネル用取付け装置として、上下両側にコの字の固定部材があり、サイドから複数の照明パネルをスライドさせて取り付け、片側にある電極により給電する手法や、背面に凹みを設けることで、前面より取り付け、片側にある電極により給電する手法が開示されている。一方、特許文献2には、非接触で給電する手法が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2007-172918号公報
【特許文献2】特開2009-159675号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、複数の発光パネルを組み合わせた照明装置を使用する場合において、インテリアデザイン上、発光パネルの照度や色などの発光形態を適宜変更したい場合がある。或いは、細かい作業をする際には照度を上げ、寝る前は暗くするなど、状況に応じて明るさを変えたい場合もある。しかるに、特許文献1,2においても、部品自体を取り替えることにより発光形態を変更することは可能であるが、取り替えのたびに交換費用が発生し、ユーザーにとっては負担が大きいという問題がある。
【0006】
本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、大幅なコストの増大を招くことなく、発光形態を容易に変更できる照明装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1に記載の照明装置は、
外部の電力供給源に接続された電力提供部を備えたホルダと、
前記ホルダに取り付けられ、前記電力提供部から電力受ける受電部、及び前記受電部からの電力により発光する発光部を備えたパネルと、を有し、
前記ホルダに前記パネルを取り付ける際に、少なくとも一方が複数である前記電力提供部と前記受電部との通電組み合わせを変更することにより、前記発光部を異なる態様で発光させることを特徴とする。
【0008】
本発明によれば、前記ホルダに前記パネルを取り付ける際に、少なくとも一方が複数である前記電力提供部と前記受電部との通電組み合わせを変更可能となっているので、前記発光部を異なる態様で発光させることができる。
【0009】
請求項2に記載の照明装置は、請求項1に記載の発明において、前記ホルダに前記パネルを取り付ける際に、少なくとも一方が複数である前記電力提供部と前記受電部との通電組み合わせを変更することにより、前記発光部を異なる照度で発光させることを特徴とする。これによりユーザーの嗜好にあった照明を提供でき、例えば細かい作業をする際には照度を上げ、寝る前は暗くするなど、状況に応じて明るさを変えることができる。
【0010】
請求項3に記載の照明装置は、請求項1又は2に記載の発明において、前記ホルダに前記パネルを取り付ける際に、少なくとも一方が複数である前記電力提供部と前記受電部との通電組み合わせを変更することにより、前記発光部を異なる色で発光させることを特徴とする。これにより、ユーザーの嗜好にあった照明を提供でき、例えば仕事をする際には寒色系の光とし、寝る前は暖色系の光とするなど、状況に応じて発光色を変えることができる。
【0011】
請求項4に記載の照明装置は、請求項1〜3のいずれかに記載の発明において、前記ホルダに前記パネルを取り付ける際に、少なくとも一方が複数である前記電力提供部と前記受電部との通電組み合わせを変更することにより、前記発光部を異なるサイクルで点滅させることを特徴とする。これにより、ユーザーの嗜好にあった照明を提供でき、例えば細かい作業をする際には連続点灯とし、癒されたいときは点滅させるなど、状況に応じて変えることができる。
【0012】
請求項5に記載の照明装置は、請求項1〜4のいずれかに記載の発明において、前記パネルは複数個設けられており、前記ホルダは、前記複数個のパネルの受電部に応じた複数の前記電力提供部と、各電力提供部への電力供給を許容もしくは遮断する制御装置とを備え、前記電力提供部と前記受電部との通電組み合わせを変更するよう、前記ホルダに前記パネルを取り付けたとき、前記制御装置により前記パネルのいずれかを発光させることを特徴とする。前記制御装置により、ユーザーの嗜好にあった照明を提供でき、これにより、例えば細かい作業をする際には照度を上げ、寝る前は暗くするなど、状況に応じて明るさを変えることができる。
【0013】
請求項6に記載の照明装置は、請求項1〜5のいずれかに記載の発明において、前記パネルは点対称の形状を有し、前記ホルダの電力提供部は、前記ホルダに取り付けられた前記パネルの中心から等距離に複数個設けられており、前記ホルダに前記パネルを取り付ける際に、前記パネルを中心回りに回転変位させながら、前記電力提供部のいずれかと前記受電部とを導電可能に連結することを特徴とする。前記パネルの外観形状は同じでありながら、発光形態を任意に変更できる。
【0014】
請求項7に記載の照明装置は、請求項1〜5のいずれかに記載の発明において、前記パネルは点対称の形状を有し、前記パネルの受電部は、前記パネルの中心から等距離に複数個設けられており、前記ホルダに前記パネルを取り付ける際に、前記パネルを中心回りに回転変位させながら、前記受電部のいずれかと前記電力供給部とを導電可能に連結することを特徴とする。前記パネルの外観形状は同じでありながら、発光形態を任意に変更できる。
【0015】
請求項8に記載の照明装置は、請求項1〜7のいずれかに記載の発明において、前記電力提供部と前記受電部とは、導電可能に接触することを特徴とする。これにより確実な給電を確保でき、更に安価で効率がよいという効果がある。本明細書で「端子」というときは、金属その他の導電性部材から形成されているものをいう。
【0016】
請求項9に記載の照明装置は、請求項8に記載の発明において、前記受電部は、前記電力提供部に接触する接触位置と、前記電力提供部に接触しない非接触位置との間で移動可能な端子を含むことを特徴とする特徴とする。これにより不要な給電を回避できる。
【0017】
請求項10に記載の照明装置は、請求項8に記載の発明において、前記受電部は、複数の前記電力提供部のうちのいずれかを選択して接触するように移動可能となっている端子を含むことを特徴とする。これにより発光形態を変更できる。
【0018】
請求項11に記載の照明装置は、請求項1〜7のいずれかに記載の発明において、前記電力提供部と前記受電部とは、非接触状態で導電可能であることを特徴とする。これにより前記ホルダに対して前記パネルを完全に固定しなくても給電が可能になり、更にパネルをホルダより取り外したときに、いずれも端子が剥き出しにならないという効果がある。
【0019】
請求項12に記載の照明装置は、請求項1〜11のいずれかに記載の発明において、磁力を用いて、前記ホルダに前記パネルを取り付けることを特徴とする。これにより前記ホルダから前記パネルを容易に脱着できるので便利である。尚、取り付け方法は、磁石に限らず、マジックテープ(登録商標)、粘着、吸盤、刺し込みなど種々の形態が考えられる。
【発明の効果】
【0020】
本発明によれば、大幅なコストの増大を招くことなく、発光形態を容易に変更できる照明装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】第1の実施の形態にかかる照明装置の斜視図である。
【図2】ホルダ11の取り付け位置に対するパネル10の相対角度と、パネル10との照度との関係を示す図である。
【図3】本実施の形態の変形例を示す図である。
【図4】本実施の形態の別な変形例を示す図である。
【図5】第2の実施の形態にかかる、ホルダ11の取り付け位置に対するパネル10の相対角度と、パネル10との発光色との関係を示す図である。
【図6】本実施の形態の別な変形例を示す図である。
【図7】本実施の形態の別な変形例を示す図である。
【図8】本実施の形態の変形例にかかるパネル10とホルダ11とを示す図である。
【図9】第3の実施の形態にかかる照明装置において、ホルダ11の配線を示す概略図である。
【図10】第4の実施の形態にかかる照明装置の断面図である。
【図11】端子の変形例を示す図である。
【図12】端子の別な変形例を示す図11と同様な断面図である。
【図13】別な変形例にかかる照明装置の斜視図である。
【図14】端子の別な変形例を示す断面図である。
【図15】端子の別な変形例を示す断面図である。
【図16】端子の別な変形例を示す断面図である。
【図17】別な変形例にかかる照明装置の斜視図である。
【図18】別な変形例にかかる照明装置の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
(第1の実施の形態)
以下、添付した図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。図1は、第1の実施の形態にかかる照明装置の斜視図であるが、1つのパネルを取り外して示している。
【0023】
照明装置1は、複数個のパネル10と、ホルダ11と、矩形枠12とからなり、図1では、ホルダ11上であって、矩形枠12の内側にパネル10が6列8行に並べられている。各パネル10は、同一の正方形板状であって、表面側に有機EL構造からなる発光部10aを有している。尚、有機EL構造については、電圧を変更することにより照度や発光色を変更できるものが、特開2010-262806号公報等に開示されている。
【0024】
又、各パネル10は、裏面側の中央に、陰極端子10bと、陰極端子10bの周囲に形成されたリング状の磁石10cとを有し、更に1つの角部近傍に、陽極端子10dを有している。陰極端子10bと、陽極端子10dとで受電部を構成する。
【0025】
一方、板状のホルダ11の上面は、パネル10を敷き詰められるような平面状となっており、隣接するパネル10の側縁にて形成される正方形の取り付け位置に応じて、その中央に、陰極端子11aと、陰極端子11aの周囲に形成されたリング状の磁石11b(但し、対向する磁石10cとは異極の関係にある)とを有し、更に正方形の取り付け位置における3つの角部近傍に、陽極端子11c〜11eを有している。陰極端子11aと、陽極端子11c〜11eは、ホルダ11の裏面から不図示の外部の電力供給源に接続されており、電力提供部を構成する。尚、陰極端子と陽極端子とは逆の関係でも良い。
【0026】
照明装置1を組み付ける場合、ホルダ11の任意の位置に、パネル10を接近させると、互いに異極同士である磁石10cと磁石11bとの間に作用する磁力により両者が吸引され、ホルダ11の取り付け位置にパネル10を装着することができる。このとき、磁石10c、11bの中央の陰極端子10b、11aが接続することとなる。一方、パネル10は、隣接するパネル10の側縁により形成される正方形の空間に嵌め込む形で、所定の取り付け位置に案内され、ここで陽極端子10dは、ホルダ11の取り付け位置に対するパネル10の相対角度に応じて、陽極端子11c〜11eのいずれかに接するか、又はいずれにも接しないようになっている。
【0027】
図2は、ホルダ11の取り付け位置に対するパネル10の相対角度と、パネル10との照度との関係を示す図であるが、パネルとホルダは同じ方向から見た透視図である。ここで、ホルダ11において、陽極端子11cには最も高い電圧が印加され、陽極端子11dには中間の電圧が印加され、陽極端子11eには最も低い電圧が印加されているものとする。
【0028】
図2(a)に示すように、陽極端子10dが陽極端子11cに接触するような角度位相で、パネル10をホルダ11の取り付け位置(点線で示す)に取り付けると、パネル10の発光部10aは最も明るく発光することとなる。
【0029】
又、図2(a)の状態からパネル10を90度回転させてなる図2(b)に示すように、陽極端子10dが陽極端子11dに接触するような角度位相で、パネル10をホルダ11の取り付け位置(点線で示す)に取り付けると、パネル10の発光部10aは中間の明るさで発光することとなる。
【0030】
更に、図2(b)の状態からパネル10を90度回転させてなる図2(c)に示すように、陽極端子10dが陽極端子11eに接触するような角度位相で、パネル10をホルダ11の取り付け位置(点線で示す)に取り付けると、パネル10の発光部10aは最も暗く発光することとなる。
【0031】
又、図2(c)の状態からパネル10を90度回転させてなる図2(d)に示すような角度位相で、パネル10をホルダ11の取り付け位置(点線で示す)に取り付けると、陽極端子10dは、陽極端子11c〜11eのいずれかにも接触しないので、パネル10の発光部10aは発光しない状態となる。
【0032】
以上より明らかであるが、図1に示す照明装置1において、ホルダ11に対する各パネル10の角度位相を変えることによって、個々のパネル10の照度を変更できる。又、各パネル10の角度位相は、一旦各パネル10を取り付けた後にも、工具を用いることなく、素手で任意のパネル10を磁力に抗して取り外し、角度位相を変更して再度取り付けるだけで照度を変更できるから、ユーザーが好みの照明デザインを容易に実現できる。
【0033】
尚、陽極端子11c〜11eに付与される電圧を一定とする代わりに、異なるサイクルで周期的に変化させることにより、例えばパネル10の発光部10aに、図2(a)の状態では連続点灯、図2(b)の状態では早いサイクルでの点滅、図2(c)の状態では遅いサイクルでの点滅などを行わせることもできる。
【0034】
図3は、本実施の形態の変形例を示す図である。図3の変形例では、パネル10は、裏面側の中央に陰極端子10bを配置し、4つの角部近傍にそれぞれ磁石10c(ここではN極をホルダ11側に向けて)を配置している。更に、隣接する磁石10cの間に、1つの陽極端子10dを配置している。
【0035】
これに対し、ホルダ11は、隣接するパネル10の側縁にて形成される正方形の取り付け位置(点線で示す)の中央に、陰極端子11aを配置し、4つの角部近傍にそれぞれ磁石11b(ここではS極をパネル10側に向けて)を配置している。更に、隣接する磁石11bの間に、それぞれ陽極端子11c〜11fを4つ配置している。
【0036】
ホルダ11に対して、パネル10を接近させると、同一配置関係の4つの磁石10c、11bが吸引し合うことで、パネル10を4通りの角度位相で取り付けることができる。このとき、陽極端子10dが、中心から等距離の4つの陽極端子11c〜11fのいずれかに接触することになるので、その角度位相に応じてパネル10の発光形態を変更できる。
【0037】
図4は、本実施の形態の別な変形例を示す図である。図4の変形例では、パネル10は、裏面側の中央に陰極端子10bを配置し、4つの角部近傍にそれぞれ磁石10c(ここでは対角線上の2つをN極、残りをS極として)を配置している。更に、隣接する磁石10cの間に、1つの陽極端子10dを配置している。
【0038】
これに対し、ホルダ11は、隣接するパネル10の側縁にて形成される正方形の取り付け位置(点線で示す)の中央に、陰極端子11aを配置し、4つの角部近傍にそれぞれ磁石11b(対角線上の2つをN極、残りをS極として)を配置している。更に、隣接する磁石11bの間に、陰極端子11aを挟んで2つの陽極端子11d、11fを配置している。
【0039】
ホルダ11に対して、パネル10を接近させると、同一配置関係にある対角線上の磁石10c、11bがそれぞれ吸引し合うことで、パネル10は2通りの角度位相で取り付けることができる。このとき、陽極端子10dが、中心から等距離の2つの陽極端子11d、11fのいずれかに接触することになるので、その角度位相に応じてパネル10の発光形態を変更できる。
【0040】
(第2の実施の形態)
図5は、第2の実施の形態にかかる、ホルダ11の取り付け位置に対するパネル10の相対角度と、パネル10の発光色との関係を示す図であるが、パネルとホルダは同じ方向から見た透視図である。第2の実施の形態においては、ホルダ11上における、隣接するパネル10の側縁にて形成される正方形の取り付け位置に応じて、その中央に、陰極端子11aと、陰極端子11aの周囲に形成されたリング状の磁石11bとを有するが、図5で上縁近傍の中央にのみ、陽極端子11cを有している。陰極端子11aと、陽極端子11cは、ホルダ11の裏面から不図示の外部の電力供給源に接続されており、電力提供部を構成する。
【0041】
一方、各パネル10は、裏面側の中央に、陰極端子10bと、陰極端子10bの周囲に形成されたリング状の磁石10c(但し、対向する磁石11bとは異極の関係にある)とを有し、更に上下左右の縁の近傍の中央に、4つの陽極端子10d〜10gを有している。陰極端子10bと、陽極端子10d〜10gとで受電部を構成する。
【0042】
本実施の形態においては、陰極端子10bと陽極端子10dとから給電を行うと、そのパネル10は白色光を発光し、陰極端子10bと陽極端子10eとから給電を行うと、そのパネル10は赤色光を発光し、陰極端子10bと陽極端子10fとから給電を行うと、そのパネル10は青色光を発光し、陰極端子10bと陽極端子10gとから給電を行うと、そのパネル10は黄色光を発光するようになっている。
【0043】
つまり、図5(a)に示すように、陽極端子10dが陽極端子11cに接触するような角度位相で、パネル10をホルダ11の取り付け位置(点線で示す)に取り付けると、パネル10の発光部10aは白色光を発光することとなる。
【0044】
又、図5(a)の状態からパネル10を90度回転させてなる図5(b)に示すように、陽極端子10eが陽極端子11cの取り付け位置(点線で示す)に接触するような角度位相で、パネル10をホルダ11に取り付けると、パネル10の発光部10aは赤色光を発光することとなる。
【0045】
更に、図5(b)の状態からパネル10を90度回転させてなる図5(c)に示すように、陽極端子10fが陽極端子11cの取り付け位置(点線で示す)に接触するような角度位相で、パネル10をホルダ11に取り付けると、パネル10の発光部10aは青色光を発光することとなる。
【0046】
又、図5(c)の状態からパネル10を90度回転させてなる図5(d)に示すように、陽極端子10gが陽極端子11cの取り付け位置(点線で示す)に接触するような角度位相で、パネル10をホルダ11に取り付けると、パネル10の発光部10aは黄色光を発光することとなる。
【0047】
尚、この場合、ホルダ11への組み付け時に、パネル10の各陽極端子の区別が付くように、各端子に、W、R、B、Yなどの符号やマークを刻印しても良い。又、パネル10がLED発光タイプの場合、図18に示すように、端子10c、10d間に白色光を出射する発光素子LDwを配置し、端子10c、10e間に赤色光を出射する発光素子LDrを配置し、端子10c、10f間に青色光を出射する発光素子LDbを配置し、端子10c、10g間に黄色光を出射する発光素子LDyを配置することにより、角度位相に応じて給電する陽極端子10d〜10gのいずれかを選択することで発光色を変更できる。尚、図18は概略図であるため、端子の位置は実際と異なる場合もある。
【0048】
更に、LED等を用いる場合、流れる電流で明るさが変わるため、ホルダ11側の電圧は一定でも、パネル10側の抵抗値を変えるだけで明るさが変化する。例えば、受電部と発光部の間にLEDと抵抗を挟んだ場合、その抵抗の抵抗値が小さいほど明るくなる。つまり、陽極端子10d〜10gにそれぞれ接続された抵抗の抵抗値を異ならせることで、接続する端子毎に明るさを変えることができる。
【0049】
図6は、本実施の形態の別な変形例を示す図である。図6の変形例では、パネル10は、円盤状であり、裏面側の中央に陰極端子10bを配置し、90度間隔でそれぞれ磁石10c(ここではN極をホルダ11側に向けて)を配置している。更に、隣接する磁石10cの間に、それぞれ陽極端子10d〜10gを4つ配置している。
【0050】
これに対し、ホルダ11は、円形の取り付け位置(点線で示す)の中央に、陰極端子11aを配置し、90度間隔でそれぞれ磁石11b(ここではS極をパネル10側に向けて)を配置している。更に、隣接する磁石11bの間に、1つの陽極端子11cを配置している。
【0051】
ホルダ11に対して、パネル10を接近させると、同一配置関係にある4つの磁石10c、11bが吸引し合うことで、パネル10を4通りの角度位相で取り付けることができる。このとき、中心から等距離にある陽極端子10d〜10gのいずれかが、陽極端子11cに接触することになるので、その角度位相に応じてパネル10の発光形態を変更できる。尚、本変形例においては、パネル10が円形のため、隣接するパネルの側縁はガイドとしての機能が比較的弱いのであるが、磁石10c、11bがガイドの機能を果たして、パネル10の適切な組付けを支援するようになっている。
【0052】
図7は、本実施の形態の別な変形例を示す図である。図7の変形例では、円盤状のパネル10は、裏面側の中央に陰極端子10bを配置し、90度間隔で4つの磁石10c(ここでは対角線上の2つをN極、残りをS極として)を配置している。更に、隣接する磁石10cの間に、陰極端子10bを挟んで2つの陽極端子10d、10eを配置している。
【0053】
これに対し、ホルダ11は、円形の取り付け位置(点線で示す)の中央に、陰極端子11aを配置し、90度間隔で4つの磁石11b(対角線上の2つをN極、残りをS極として)を配置している。更に、隣接する磁石11bの間に、1つの陽極端子11cを配置している。
【0054】
ホルダ11に対して、パネル10を接近させると、同一配置関係にある対角線上の磁石10c、11bがそれぞれ吸引し合うことで、パネル10は2通りの角度位相で取り付けることができる。このとき、中心から等距離にある陽極端子10d、10eのいずれかが、陽極端子11cに接触することになるので、その角度位相に応じてパネル10の発光形態を変更できる。
【0055】
図8は、本実施の形態の変形例にかかるパネル10とホルダ11とを示す図である。図8(a)の変形例においては、ホルダ11の陽極端子11cを、磁石11bを取り巻く環状としている。よって、磁石10c、11bの吸引力を利用して、パネル10をホルダ11に取り付けたとき、パネル10の角度位相がいずれの方向であっても、パネル10の陽極端子10dとホルダ11の陽極端子11cが接触して導通するので、パネル10を発光させることができる。但し、図8に示すように、パネル10の周囲近傍に1つの検出用端子10kを設け、ホルダ11の対応する位置に90度位相で、4つの検出用端子11kを設けて、検出用端子10kと、いずれかの検出用端子11kの導通によって、パネル10の角度位相を検出して、照度や発光色を変更することもできる。
【0056】
一方、図8(b)に示す例は、4つの検出用端子11kを周方向に伸ばして円弧状にしたものであり、これにより検出用端子10kと、いずれかの検出用端子11kとの導通の範囲を広げることができるので有利である。
【0057】
(第3の実施の形態)
図9は、第3の実施の形態にかかる照明装置において、ホルダ11の配線を示す概略図である。ホルダ11の陽極端子11c〜11fは、それぞれ個別の配線H1〜H4を介して、制御装置CONTに接続されている。制御装置CONTは、配線H1〜H4のいずれかに通電できるようになっている。尚、図9では磁石を省略している。
【0058】
本実施の形態によれば、パネル10の陽極端子10dが、ホルダ11の陽極端子11c〜11fのいずれかに接触するようにして取り付けた後、制御装置CONTが、配線H1にのみ通電したときは、陽極端子10dが、ホルダ11の陽極端子11cに接触したパネル10のみを発光させることが出来、配線H2にのみ通電したときは、陽極端子10dが、ホルダ11の陽極端子11dに接触したパネル10のみを発光させることが出来、配線H3にのみ通電したときは、陽極端子10dが、ホルダ11の陽極端子11eに接触したパネル10のみを発光させることが出来、配線H4にのみ通電したときは、陽極端子10dが、ホルダ11の陽極端子11fに接触したパネル10のみを発光させることが出来るのである。これにより、複数のパネル10の発光パターンを変更できる。明らかであるが、制御装置CONTが通電する配線の数は任意である。
【0059】
(第4の実施の形態)
図10は、第4の実施の形態にかかる照明装置の断面図である。パネル10は、自由状態で発光部10a側を凸状として湾曲している。よって、図10(a)に示すように、床面G等に載置した状態では、パネル10の裏面に設けられた陽極端子10dと陰極端子10bは、床面に設置せず、例えば油分やゴミなどが付着する恐れが少ない。
【0060】
一方、図10(b)に示すように、パネル10をホルダ11に取り付けた状態では、パネル10の中央の磁石10cと、ホルダ11の磁石11bとが吸引し合うことで、弾性変形によりパネル10の湾曲が修正され、ホルダ11の上面に密着するようになる。このとき、パネル10の陽極端子10dと陰極端子10bは、ホルダ11の陽極端子11cと陰極端子11aとにそれぞれ接触することで、パネル10を発光させることができる。尚、パネル10を取り外すと、弾性により図10(a)の状態に復帰することとなる。
【0061】
図11は、端子の変形例を示す図である。図11に示すように、パネル10の裏面側には、陽極端子10dが、球状に露出している。一方、ホルダ11の上面には、球状の孔11hが形成され、その底部には金属製の陽極端子11cが設けられている。陽極端子11cは、ホルダ11内を延在し、外部からの給電を受ける配線Hに接続されている。
【0062】
パネル10をホルダ11に取り付ける場合、球状の陽極端子10dを孔11hに向かって押圧すると、孔11hの入口が開くように弾性変形し、陽極端子10dが内部に収まると弾性変形が戻ることで、孔11hに陽極端子10dが嵌合するようになっている。これによりパネル10がホルダ11に保持されるので磁石が不要である。又、陽極端子10dは陽極端子11cを介して配線Hに接続されるので、外部から陽極端子10d、11bを介して給電できることとなる。同様な構成は陰極端子にも適用できる。尚、パネル10をホルダ11から引き剥がすように力を付与すると、球状の陽極端子10dが孔11hから脱落するので、簡単にパネル10の着脱ができる。
【0063】
図12は、端子の別な変形例を示す図11と同様な断面図である。本変形例においては、パネル10の裏面側には、金属製の端子10dが突出している。一方、ホルダ11の上面には、パネル10側から見て円形もしくは矩形状の孔11hが形成され、その底部には、外部からの給電を受けるためにホルダ11内を延在している配線Hが露出している。
【0064】
本変形例によれば、パネル10をホルダ11に取り付けたときに、孔11h内に端子10dが進入し、配線Hに接触するようになっているので、上述の実施の形態と同様に端子10dを介して外部からパネル10に給電できる。本変形例では、図11に示す例に比べ、接触範囲を広くとれるから、パネル10とホルダ11との相対位置ズレを或る程度許容できるが、別途固定用の磁石、マジックテープ、粘着、吸盤、刺し込みなどが必要になる。
【0065】
図13は、別な変形例にかかる照明装置の斜視図である。図13においては、パネル10の互いに交差する側面10x、10yが、それぞれ発光部10aの表面に対して傾いている。よって、任意のパネル10を取り外すときは、矢印で示すように、側面10x、10yの双方に沿った方向に抜き出せばよい。尚、側面10x、10yのいずれかのみを傾けても良い。
【0066】
図14は、端子の別な変形例を示す断面図である。本変形例においては、パネル10は、発光部に接続された平面状の陽極層10pと、平面状の陰極層10mとをそれぞれ水平方向に延在するように別個に設けている。陽極層10pの一部の下方には、逆L字状の空間10sがパネル10内に形成され、下方の陰極層10mに形成された開口10nを貫いてパネル10の下面まで延在している。開口10nの内周には絶縁材が塗布されている。一方、陰極層10mの一部の下方には、逆L字状の空間10tがパネル10内に形成され、パネル10の下面まで延在している。両空間10s、10tの内方側端部は、陽極層10pから、陰極層10mに形成された開口10qを貫いてパネル10の下面まで延在する長穴10uに接続している。長穴10uには、非導電性であって剛性のある棒状のスイッチ部材10wが上下方向に延在し且つ長穴10uに沿って水平方向移動可能に配置されている。空間10s内には、可撓性の導電部材からなる端子10bが配置され、その内方端はスイッチ部材10wの上部に固定されていると共に、その上面は陽極層10pの下面に接しているが、開口10nの絶縁材により陰極層10mには接していない。一方、空間10t内には、可撓性の導電部材からなる端子10dが配置され、その内方端はスイッチ部材10wの中央付近に固定されていると共に、その上面は陰極層10mの下面に接している。
【0067】
図14(a)に示すように、スイッチ部材10wを長穴10u内で左方に移動させておくと、端子10bの下端が逆L字状の空間10sから押し出されて、パネル10の下面から突出し、また端子10dの下端が逆L字状の空間10tから押し出されて、パネル10の下面から突出するので、パネル10をホルダ11に取り付けたとき、端子10bがホルダ11の陽極側端子11cに接続され、端子10dがホルダ11の陰極側端子11cに接続される。これにより、陽極層10pと陰極層10mに給電できるから、パネル10の発光部を発光させることができる。これに対し、図14(b)に示すように、スイッチ部材10wを長穴10u内で右方に移動させておくと、端子10bが逆L字状の空間10s内で引っ張られて、パネル10の下面から退避し、また、端子10dが逆L字状の空間10t内で引っ張られて、パネル10の下面から退避するので、パネル10をホルダ11に取り付けたとき、端子10bとホルダ11の陽極側端子11c、及び端子10dとホルダ11の陰極側端子11cとの接続が断たれる。これによりパネル10の発光部を消灯させることができる。又、かかる状態では、端子10b、10dがパネル10内に引き込まれるので、パネル10を取り外した際における不用意な通電等を回避でき、取り外した状態で床面においたときなど、例えば油分やゴミなどが付着する恐れが少ない。このような端子10b、10dを複数対設けておき、また異なる電位差を付与された陽極側端子11cと陰極側端子11cを準備して、いずれかの端子10b、10dを、電位差が異なるいずれかの陽極側端子11cと陰極側端子11cに接続するようにすれば、発光部の照度等を所望のように変更することができる(図15の例も同様)。尚、端子10b、10dのいずれかは、スイッチ部材10wと切り離して固定状態としても良い。
【0068】
図15は、端子の別な変形例を示す図14と同様な断面図である。本変形例においては、スイッチ部材は設けられておらず、逆U字状の空間10s内に、可撓性の導電部材からなる端子10bのみが移動可能に配置されている。端子10bは、図に示すように、空間10sの長さに対して若干短い全長を有している。更に、端子10bの一方の側(ここでは右側)の端部に、絶縁材10vを接着固定している。ここでは、陰極層等は省略している。
【0069】
図15(a)に示すように、逆U字状の空間10sの右側の穴から露出する端子10bの右側端部(絶縁材10v)を不図示の工具等で押し上げると、逆U字状の空間10sの左側の穴から左側端部が突出する。かかる状態で、パネル10をホルダ11に取り付けると、突出した端子10bの左側端部が、ホルダ11の陽極側端子11cに接続されるので給電が行われる。これに対し、図15(b)に示すように、逆U字状の空間10sの左側の穴から露出する端子10bの左側端部を不図示の工具等で押し上げると、逆U字状の空間10sの右側の穴から右側端部が突出する。かかる状態では、パネル10をホルダ11に取り付けたとき、突出した端子10bの右側端部は、ホルダ11の陽極側端子11cと接触しないので、給電が行われない。又、端子10bがパネル10内に引き込まれるので、パネル10を取り外した際における不用意な通電等を回避でき、取り外した状態で床面においたときなど、例えば油分やゴミなどが付着する恐れが少ない。
【0070】
図16は、端子の別な変形例を示す図15と同様な断面図である。本変形例においては、図15に示す例に対して、逆U字状の空間10sの右側の穴から突出する端子10bの右側端部に対向して、別な回路に接続される端子11c’を設けている。
【0071】
図16(a)に示すように、逆U字状の空間10sの右側の穴から露出する端子10bの右側端部を不図示の工具等で押し上げると、逆U字状の空間10sの左側の穴から左側端部が突出する。かかる状態で、パネル10をホルダ11に取り付けると、突出した端子10bの左側端部が、ホルダ11の陽極側端子11cに接続されるので、不図示の回路Aから給電が行われる。これに対し、図16(b)に示すように、逆U字状の空間10sの左側の穴から露出する端子10bの左側端部を不図示の工具等で押し上げると、逆U字状の空間10sの右側の穴から右側端部が突出する。かかる状態で、パネル10をホルダ11に取り付けると、突出した端子10bの右側端部が、ホルダ11の陽極側端子11c’に接続されるので、回路Aとは異なる不図示の回路Bから給電が行われる。これにより発光部の照度を変えるなどの変更を行える。以上の変形例として、オルタネイトタイプのプッシュ型スイッチのように、孔内でバネ付勢されて突出した端子10bを一度押し込むと、爪部に係合して孔内に押し込まれた状態を維持し、かかる端子10bを再度押し込むと、爪部との係合が外れて端子10bが再び孔から突出するような構成としても良い。
【0072】
尚、以上述べた実施の形態では、給電用に接触型端子を用いたが、非接触型の給電手段を用いても良い。例えば図17に示す例では、発光部に接続された受電部としての受電コイルRCをパネル10に埋設し、ホルダ11の対応する位置に、交流電源に接続された電力提供部としての送電コイルSCを埋設している。不図示の磁石の吸引力で、パネル10をホルダ11の所定位置に取り付けたとき、受電コイルRCが送電コイルSCに対峙するようになるので、電磁誘導を利用して非接触で給電を行うことができる。非接触型の給電としては、これ以外にも電波受信型、共鳴型などがある。
【符号の説明】
【0073】
10 パネル
10a 発光部
10b 陰極端子
10c 磁石
10d 陽極端子
10e 陽極端子
10f 陽極端子
10g 陽極端子
10k 検出用端子
10x、10y 側面
11 ホルダ
11a 陰極端子
11b 磁石
11c 陽極端子
11d 陽極端子
11e 陽極端子
11f 陽極端子
11h 孔
11k 検出用端子
12 矩形枠
14 ホルダ
G 床面
H 配線
H1 配線
H2 配線
H3 配線
H4 配線
RC 受電コイル
SC 送電コイル

【特許請求の範囲】
【請求項1】
外部の電力供給源に接続された電力提供部を備えたホルダと、
前記ホルダに取り付けられ、前記電力提供部から電力受ける受電部、及び前記受電部からの電力により発光する発光部を備えたパネルと、を有し、
前記ホルダに前記パネルを取り付ける際に、少なくとも一方が複数である前記電力提供部と前記受電部との通電組み合わせを変更することにより、前記発光部を異なる態様で発光させることを特徴とする照明装置。
【請求項2】
前記ホルダに前記パネルを取り付ける際に、少なくとも一方が複数である前記電力提供部と前記受電部との通電組み合わせを変更することにより、前記発光部を異なる照度で発光させることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
【請求項3】
前記ホルダに前記パネルを取り付ける際に、少なくとも一方が複数である前記電力提供部と前記受電部との通電組み合わせを変更することにより、前記発光部を異なる色で発光させることを特徴とする請求項1又は2に記載の照明装置。
【請求項4】
前記ホルダに前記パネルを取り付ける際に、少なくとも一方が複数である前記電力提供部と前記受電部との通電組み合わせを変更することにより、前記発光部を異なるサイクルで点滅させることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の照明装置。
【請求項5】
前記パネルは複数個設けられており、前記ホルダは、前記複数個のパネルの受電部に応じた複数の前記電力提供部と、各電力提供部への電力供給を許容もしくは遮断する制御装置とを備え、
前記電力提供部と前記受電部との通電組み合わせを変更するよう、前記ホルダに前記パネルを取り付けたとき、前記制御装置により前記パネルのいずれかを発光させることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の照明装置。
【請求項6】
前記パネルは点対称の形状を有し、前記ホルダの電力提供部は、前記ホルダに取り付けられた前記パネルの中心から等距離に複数個設けられており、前記ホルダに前記パネルを取り付ける際に、前記パネルを中心回りに回転変位させながら、前記電力提供部のいずれかと前記受電部とを導電可能に連結することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の照明装置。
【請求項7】
前記パネルは点対称の形状を有し、前記パネルの受電部は、前記パネルの中心から等距離に複数個設けられており、前記ホルダに前記パネルを取り付ける際に、前記パネルを中心回りに回転変位させながら、前記受電部のいずれかと前記電力供給部とを導電可能に連結することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の照明装置。
【請求項8】
前記電力提供部と前記受電部とは、導電可能に接触することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の照明装置。
【請求項9】
前記受電部は、前記電力提供部に接触する接触位置と、前記電力提供部に接触しない非接触位置との間で移動可能な端子を含むことを特徴とする特徴とする請求項8に記載の照明装置。
【請求項10】
前記受電部は、複数の前記電力提供部のうちのいずれかを選択して接触するように移動可能となっている端子を含むことを特徴とする特徴とする請求項8に記載の照明装置。
【請求項11】
前記電力提供部と前記受電部とは、非接触状態で導電可能であることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の照明装置。
【請求項12】
磁力を用いて、前記ホルダに前記パネルを取り付けることを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の照明装置。

【図1】
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【図3】
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【図4】
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【図6】
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【図7】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図17】
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【図18】
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【図2】
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【図5】
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【図8】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【公開番号】特開2013−37803(P2013−37803A)
【公開日】平成25年2月21日(2013.2.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−170755(P2011−170755)
【出願日】平成23年8月4日(2011.8.4)
【出願人】(303000408)コニカミノルタアドバンストレイヤー株式会社 (3,255)
【Fターム(参考)】