説明

画像形成装置

【課題】画像形成装置において、排紙された記録用紙の視認性や取り出しの操作性を良好にできる画像形成装置を提供する。
【解決手段】記録用紙を収納して給紙するための給紙カセット41を備えた給紙部4と、原稿画像を読み取るための原稿搬送読取り部2と、記録用紙に画像を形成するための画像形成部3と、画像形成された記録用紙を排出するための排紙トレイ44とを備えた画像形成装置1において、画像形成部3と給紙部4とが横方向に隣接して配置され、画像形成部3の上部には、排紙トレイ44が隣接して配置され、給紙部4の上部には、画像搬送読取り部2が隣接して配置されることを特徴とするものとする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に係り、特に、原稿を読み取る機能を備えた画像形成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、画像形成装置において、画像を出力する機能に加えて原稿を読み取るスキャナ機能を備えたものが知られている。
【0003】
例えば、従来技術として、画像形成装置において、装置の下部に配置する記録紙作成部(プリンタ部)に対して、ヒンジを介して上部に画像読取り部を揺動させ得るように配置し、記録紙作成部のフロント側に、コントロールパネルとフロントフレーム、および給紙カセットを着脱する挿入口とを配置し、前記画像読取り部と記録紙作成部との間に、排紙部としての空間部を形成し、該排紙部を排紙トレイとして使用することにより、記録用紙を前記空間部から容易に取り出すようにしたものが提案されている(特許文献1を参照)。
【0004】
また、その他の技術として、画像形成装置において、原稿に記載された情報を読み取り、デジタルデータ化するリーダー部と、前記デジタルデータによってシートに画像を記録して排出するプリンタ部と、前記リーダー部を載置するためのテーブルとを有し、前記テーブルを前記プリンタ部の側面に配置すると共に、該プリンタ部の側面に連結するようにしたものが提案されている(特許文献2を参照)。
【特許文献1】特開平5−197225号公報
【特許文献2】特開2001−28651号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、プリンタ機能に加えてスキャナ機能を備えた画像形成装置では、通常、装置本体の上部に搭載されたスキャナ(画像読取り装置)の下側に排紙トレイ(インナートレイ)が位置するように構成されている。そのため、排紙トレイに排出された記録用紙の視認性が悪く、また、記録用紙の取り出すための操作性が悪いという問題があった。
【0006】
また、画像形成装置において、ジャムなどによるトラブルが発生した際には、装置本体の上部に位置するスキャナが邪魔になり、装置内部に滞留した記録用紙の取り除きやメンテナンスの妨げとなるという問題があった。
【0007】
本発明は、上記従来の問題点を鑑みてなされたものであって、画像形成装置において、排紙部に排出された記録媒体の視認性や取り出しの操作性を良好にできる画像形成装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上述した課題を解決するための本発明に係る画像形成装置の構成は、次の通りである。
本発明は、記録媒体を収納して給紙するための給紙部と、原稿画像を読み取るための原稿読取り部と、記録媒体に画像を形成するための画像形成部と、画像形成された記録媒体を排出するための排紙部とを備えた画像形成装置において、前記画像形成部と前記給紙部とを横方向に隣接して配置し、前記画像形成部の上部に、前記排紙部を隣接して配置し、前記給紙部の上部に、前記画像読取り部を隣接して配置することを特徴とするものである。
【0009】
また、本発明は、前記画像形成部と前記排紙部とを一体的に構成することが好ましい。
【0010】
また、本発明は、前記画像読取り部の操作部と前記排紙部の記録紙取り出し部とを、略同じ高さに位置することが好ましい。
【0011】
また、本発明は、前記画像読取り部を、前記排紙部に隣接して、対向して位置する利用者の右側に配置することが好ましい。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、記録媒体を収納して給紙するための給紙部と、原稿画像を読み取るための原稿読取り部と、記録媒体に画像を形成するための画像形成部と、画像形成された記録媒体を排出するための排紙部とを備えた画像形成装置において、前記画像形成部と前記給紙部とを横方向に隣接して配置し、前記画像形成部の上部に、前記排紙部を隣接して配置し、前記給紙部の上部に、前記画像読取り部を隣接して配置することで、前記排紙部に排出された記録媒体の視認性及び排紙部の記録媒体の取り出しの操作性を良好にできる。
【0013】
また、本発明によれば、前記画像形成部と前記排紙部とを一体的に構成することで、装置構成を簡略化することができる。
【0014】
また、本発明によれば、前記画像読取り部の操作部と前記排紙部の記録紙取り出し部とを、略同じ高さに位置することで、利用者が同じ姿勢で操作や記録媒体の取出しが可能となるため、利用者の疲労や負担を軽減することができる。
【0015】
また、本発明によれば、前記画像読取り部を、前記排紙部に隣接して、対向して位置する利用者の右側に配置して、例えば、前記画像読取り部に設けられる操作部の右側にキー操作部を設けて、その左側に表示部を設けることで、利用者が画像読取り部の操作を右手で行い、左手で容易に記録紙を取り除くことが可能となる。これにより、利用者は画像形成装置の前で移動することなく両手を動作させるだけで全ての作業が行うことができるので、利用者の負担を軽減することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態に係る画像形成装置の全体の構成を示す説明図、図2は前記画像形成装置を構成する原稿搬送読取り部の構成を示す説明図、図3は前記原稿搬送読取り部の構成を示す斜視図、図4は前記画像形成装置を構成する給紙部の構成を示す説明図、図5は前記画像形成装置を構成する画像形成部の構成を示す説明図である。
【0017】
本実施形態に係る画像形成装置1は、図1に示すように、記録用紙(記録媒体)を収納する給紙カセット41を備えた給紙部4、原稿画像を読み取るための原稿搬送読取り部(原稿読取り部)2と、記録用紙に画像を形成するための画像形成部3と、画像形成された記録用紙を排出するための排紙トレイ(排紙部)44とを備えた画像形成装置において、画像形成部3と給紙部4とを横方向に隣接して配置し、画像形成部3の上部には、排紙トレイ44を設け、給紙部4の上部には、画像搬送読取り部2を隣接して配置したことを特徴とするものである。
【0018】
画像形成装置1は、原稿の画像を読取って記録用紙に印刷する複写モード、原稿の画像を読取って送信したり、原稿の画像を受信して記録用紙に印刷したりするファクシミリモード、及び情報端末装置からネットワークを通じて受信した画像を記録用紙に印刷するプリンタモード等を選択的に行うように構成されている。
【0019】
画像形成装置1は、その構成を大別すると、図1に示すように、原稿搬送読取り部2、画像形成部3、給紙部4、及び排紙処理装置5を備えている。
【0020】
原稿搬送読取り部2は、図2,図3に示すように、上部に原稿セットトレイ11が設けられている。原稿セットトレイ11には、トレイ上に原稿が載置されているか否かを検知する原稿検知センサ12が配置されている。原稿セットトレイ11の下側には、スキャナ部20が設けられている。スキャナ部20は、第1読取り部21と第2読取り部22とを備えている。
【0021】
スキャナ部20の操作側(利用者が位置する側)には操作パネル(操作部)30が設けられ、利用者によって装置の設定や動作指示が行えるようになっている。具体的には、操作パネル30は、図3に示すように、図中右側にキー操作部30aが設けられて、右手で主要なキー操作が行える配置となっている。また、操作パネル30の左側には液晶表示等の表示画面30bが設けられて、装置の設定等の確認が行えるようになっている。
【0022】
原稿搬送読取り部2の下側には、給紙部4が設けられている。
給紙部4は、図4に示すように、画像形成部3に隣接して配置され、内部には用紙サイズに対応した給紙カセット41が複数個設けられている。
【0023】
給紙部4の下部には、画像形成部3側に記録用紙を搬送するための搬出口4aが形成されている。そして、それぞれの給紙カセット41に収納された記録用紙は、ピックアップローラ45によってそれぞれ1枚ずつ取り出されて、搬送ローラ46により搬送されて、搬出口4aを通って画像形成部3に搬送されるようになっている。
【0024】
画像形成部3は、画像データによって示される原稿の画像を記録用紙に印刷するものであって、図5に示すように、感光体ドラム31、帯電装置32、レーザスキャンユニット(以下、「LSU」と称する。)33、現像装置34、転写装置35、クリーニング装置36、除電装置(図示せず)、定着装置37、及び手差しトレイ42等を備えている。
また、画像形成部3には、主搬送路38及び反転搬送路39が設けられている。
【0025】
画像形成部3の上部には、排紙トレイ44が一体的に形成されている。排紙トレイ44は、画像形成部3に隣接して配置された原稿搬送読取り部2の操作パネル30と略同じ高さとなるように構成されている。
【0026】
画像形成部3の下部には、給紙部4から給紙される記録用紙を導入して画像形成部3に搬送する用紙導入搬送部3aが設けられている。用紙導入搬送部3aには、給紙部4から給紙される記録用紙を導入する導入口3bが形成されている。導入口3bは、画像形成部3と給紙部4とが隣接配置された状態で給紙部4の搬出口4aと対向する位置に設けられている。
【0027】
導入口3bを通って用紙導入搬送部3aに導入された記録用紙は、用紙導入搬送部3aの一端側から他端側に向かい横方向に搬送された後に、上方に位置する画像形成部3の主搬送路38に搬送されるようになっている。
【0028】
給紙部4の複数の給紙カセット41、及び手差しトレイ42から給紙された記録用紙は、主搬送路38に沿って搬送される。その記録用紙は、主搬送路38に沿って搬送される工程において、感光体ドラム31と転写装置35との間を通過し、更に定着装置37を通過して、該記録用紙に対して印刷が行われる。感光体ドラム31は、一方向に回転し、その表面がクリーニング装置36と除電装置によりクリーニングされた後に、帯電装置32により均一に帯電される。
【0029】
LSU33は、原稿搬送読取り部2からの画像データに基づいてレーザ光を変調し、このレーザ光によって感光体ドラム31表面を主走査方向に繰り返し走査して、静電潜像を感光体ドラム31表面に形成する。
【0030】
現像装置34は、トナーを感光体ドラム31表面に供給して、感光体ドラム31表面に形成された静電潜像を現像し、感光体ドラム31表面にトナー像を形成する。
転写装置35は、該転写装置35と感光体ドラム31との間を通過する記録用紙に感光体ドラム31表面のトナー像を転写する。
定着装置37は、記録用紙を加熱及び加圧して該記録用紙に転写されたトナー像を定着させる。
【0031】
主搬送路38の定着装置37より記録用紙搬送方向下流側には、反転搬送路39側または排紙トレイ44側に記録用紙を搬送する方向を切換える分岐爪43が配設されている。
【0032】
記録用紙の片面印刷が行われる場合は、分岐爪43が図5の実線で示す位置に位置決めされて、この分岐爪43により定着装置37からの記録用紙が排紙トレイ44へと導かれる。
【0033】
一方、記録用紙の両面印刷が行われる場合は、記録用紙の一方に印刷を行った記録用紙は、図5の実線で示す位置の分岐爪43により記録用紙の先端を排紙トレイ44方向に向けて搬送され、搬送ローラ38aに到達する。そして、分岐爪43を図5の2点鎖線で示す位置に回動させて、記録用紙の後端部が搬送ローラ38aに挟持されている状態で搬送ローラ38aを逆転させて記録用紙が反転搬送路39に導入される。すなわち、記録用紙は、スイッチバック方式により記録用紙の表裏を反転させた状態で反転搬送路39に導かれる。そして、記録用紙は、反転搬送路39を通って再び主搬送路38へと搬送されて、記録用紙の裏面への印刷が行われた後に、排紙トレイ44へと導かれる。
【0034】
次に、本実施形態の画像読取り部2の動作について、複写モードを例に挙げて説明する。
原稿搬送読取り部2の原稿セットトレイ11に原稿がセットされると、原稿検知センサ12により原稿がセットされたことが検出される。作業者は、原稿搬送読取り部2の操作パネル30を操作して、印刷用紙のサイズ及び変倍率等を入力設定する。その後、操作パネル30の操作により複写の開始を指示する。
【0035】
これらの操作に応答して、原稿搬送読取り部2では、図2に示すように、ピックアップローラ13により原稿セットトレイ11上に載置された原稿を1枚ずつ引き出し、原稿をサバキ板14と搬送ローラ15間を介してプラテンガラス16へと送り出す。そして、原稿をプラテンガラス16上で副走査方向に搬送して原稿排出トレイ17へと排出する。
【0036】
このとき、第1読取り部21によって原稿の表面(下側面)の読取りが行われる。
第1読取り部21の第1走査ユニット23をポジションに移動して位置決めし、第2走査ユニット24を所定位置に位置決めしておき、第1走査ユニット23の露光ランプにより原稿の表面をプラテンガラス16を介して照射し、原稿の反射光を第1及び第2走査ユニット23、24の各反射ミラーにより結像レンズ26へと導き、原稿の反射光を結像レンズ26によりCCD(Charge Coupled Device)27に集光させ、原稿の表面の画像をCCD27上に結像させ、これにより原稿の表面の画像を読取る。
【0037】
また、第2読取り部22によって原稿の裏面(上側面)の読取りが行われる。
第2読取り部22は、プラテンガラス16の上方に配置され、原稿の裏面を照射する露光ランプ(LED(Light Emitting Diode)アレイ、蛍光灯等)、画素毎に原稿の反射光を集光するセルフォックレンズアレイ、及びセルフォックレンズアレイを通じて受光した原稿の反射光を光電変換してアナログの画像信号を出力する密着イメージセンサ(CIS;Contact Image Sensor)等を備えている。
【0038】
更に、原稿搬送読取り部2の上部筐体を開いて、プラテンガラス16上に原稿を載置し、この状態で第1読取り部21により原稿の表面を読取ることが可能である。この場合は、第1及び第2走査ユニット23,24を相互に所定の速度関係を維持しつつ副走査方向に移動させ、第1走査ユニット23によってプラテンガラス16上の原稿を露光し、第1及び第2走査ユニット23,24によって原稿からの反射光を結像レンズ26へと導き、結像レンズ26によって原稿の画像をCCD27上に結像する。これにより原稿の表面の画像を読取る。
【0039】
上述したように原稿の片面もしくは両面が読取られると、原稿の片面もしくは両面の画像を示す画像データがマイクロコンピュータ等の図示しない制御部に入力される。そして、制御部において画像データに各種の画像処理が施され、この画像データが画像形成部3へと出力される。
【0040】
以上のように構成したので、本実施形態によれば、画像形成部3の上部に排紙トレイ44を一体に設け、さらに、画像形成部3の横方向に隣接して原稿搬送読取り部2を設けたことで、従来のように排紙トレイ44の上部に他の構成部品(例えば、原稿搬送読取り部)が存在することなく構成できる。従って、画像形成装置1によりコピー処理や外部の情報処理装置(PC)から印刷指示によって画像出力を行った場合、画像形成部3から排紙トレイ44上に排出された記録用紙の確認が容易になり、しかも、記録用紙のサイズに拘わらず排紙トレイ44上の記録用紙の取り除きを容易に行うことができる。
【0041】
また、本実施形態によれば、画像形成部3の横方向に隣接して給紙部4を配置して、画像形成部3からの給紙指示により各給紙カセット41から給紙された記録用紙が画像形成部3に順次搬送されるように構成したので、装置内部でジャムが発生した際には、画像形成部3、または、給紙部4の必要とされるジャム部のメンテナンスを容易に行うことができるので、従来の装置構成に比べて容易にジャム処理を行うことできる。
【0042】
また、本実施形態によれば、原稿読取り部2と排紙トレイ44とを略同一の高さに構成したので、利用者が操作パネル30を操作する際や、排紙トレイ44に排出された記録用紙を確認したり回収したりする場合に、利用者の視線の高さを変えることなく行えるので、利用者の負担を軽減することができる。
【0043】
また、本実施形態によれば、画像形成部3の図中右側に原稿搬送読取り部2を配置したので、利用者が立ち位置を変更することなく右手で操作パネル30を操作した後、又は、原稿搬送読取り部の原稿排出トレイ17に排出された原稿を取り除いた後に、左手で排紙トレイ44に排出された記録用紙を取り除くことができるので、スピーディーな操作が可能となり、さらに利用者の負担を軽減できる。
【0044】
以上のように、画像形成装置1を上述したような構成配置にすることで、コピー機能の利用頻度の高い利用者であっても、プリンタ機能の利用頻度が高い利用者であっても、視認性や操作性を向上でき、利用者の利便性を向上させることができる。
【0045】
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、上述した実施形態において開示された各技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
【0046】
例えば、上述した実施形態では、モノクロ用の画像形成装置に本発明が適用されているが、コピー機能(画像読取り機能)を搭載するものであれば、上述したような構成の画像形成装置や複写機に限定されるものではなく、カラー用の画像形成装置に本発明を適用することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【0047】
【図1】本発明の実施形態に係る画像形成装置の全体の構成を示す説明図である。
【図2】前記画像形成装置を構成する原稿搬送読取り部の構成を示す説明図である。
【図3】前記原稿搬送読取り部の構成を示す斜視図である。
【図4】前記画像形成装置を構成する給紙部の構成を示す説明図である。
【図5】前記画像形成装置を構成する画像形成部の構成を示す説明図である。
【符号の説明】
【0048】
1 画像形成装置
2 原稿搬送読取り部(原稿読取り部)
3 画像形成部
3a 用紙導入搬送部
3b 導入口
4 給紙部
4a 搬出口
20 スキャナ部
30 操作パネル(操作部)
30a キー操作部
30b 表示画面
41 給紙カセット
42 手差しトレイ
44 排紙トレイ(排紙部)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
記録媒体を収納して給紙するための給紙部と、原稿画像を読み取るための原稿読取り部と、記録媒体に画像を形成するための画像形成部と、画像形成された記録媒体を排出するための排紙部とを備えた画像形成装置において、
前記画像形成部と前記給紙部とが横方向に隣接して配置され、
前記画像形成部の上部には、前記排紙部が隣接して配置され、
前記給紙部の上部には、前記画像読取り部が隣接して配置されることを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】
前記画像形成部と前記排紙部は、一体的に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記画像読取り部の操作部と前記排紙部の記録紙取り出し部とは、略同じ高さに位置することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記画像読取り部は、前記排紙部に隣接して、対向して位置する利用者の右側に配置されることを特徴とする請求項1乃至3のうちの何れか一項に記載の画像形成装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2010−113173(P2010−113173A)
【公開日】平成22年5月20日(2010.5.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−286106(P2008−286106)
【出願日】平成20年11月7日(2008.11.7)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.セルフォック
【出願人】(000005049)シャープ株式会社 (33,933)
【Fターム(参考)】