説明

監視カメラ装置及び監視カメラシステム

【課題】
監視カメラ装置で取得した映像を、通信負荷増大による通信異常により監視カメラ制御装置で記録できないことがあり、監視カメラシステムとして全ての映像を記録できない場合が発生する。
【解決手段】
監視カメラ装置に優先度を持たせ、通信負荷が増大し、通信異常となる前に優先度の低い監視カメラ装置からの映像送信を一時停止し、監視カメラ装置内部または監視カメラ装置に付属する外部媒体へ記録を行う。また、送信を一時停止する代わりに映像の解析精度を向上させることで異常を高精度で検知し、異常時には送信を再開する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、監視カメラ装置への記録機能を所持する監視カメラ装置と、監視カメラシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
本技術分野の背景技術として特許文献1がある。ここには「内部、もしくは外部に記録媒体6〜10を有するネットワークカメラ1〜5に優先順位を設け、優先順位の高いネットワークカメラ1、2に備わっている記録媒体6、7の容量が一杯になってしまった場合は、優先順位の低いネットワークカメラ3〜5に備わっている記録媒体8〜10へ映像データを送信するといったネットワークカメラ間での相互バックアップを行うことにより、通信障害や故障が長時間化したときに十分な容量を確保することができる。」と記載されている(要約)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2010−93665号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1記載の技術では、ネットワーク障害が発生した後に外部の媒体にネットワークを介して外部の記録媒体への記録を行っているため、記録抜けが発生する可能性があり、システム全体としての安定度という点で課題がある。
【0005】
本発明の目的は、前記した問題に鑑み、監視カメラネットワークにおいて安定して映像を保持できる監視カメラ装置およびそのシステムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的は、その一例としてネットワークの負荷に応じて監視カメラにおける各種調整値を調整することにより達成できる。
【発明の効果】
【0007】
本発明によって、監視映像の記録抜けを発生させることなく映像を監視カメラ制御装置に保存することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】監視カメラ装置システムのシステム構成
【図2】監視カメラ装置システムの構成例
【図3】監視カメラ制御装置における監視カメラ装置能力取得フロー
【図4】記録開始フロー
【図5】記録開始フロー
【図6】配信再開フロー
【図7】配信再開フロー
【図8】映像送信フロー
【図9】優先度設定フロー
【図10】映像記録フロー
【図11】時間情報
【図12】時間情報
【図13】映像受信データ記録の時系列
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いて本発明の実施形態を説明する。
【0010】
本発明の実施に好適な実施形態の例を説明する。ただし、本発明は本実施例に限定されない。
【0011】
図1は、本実施例におけるシステム構成である監視カメラシステム100の一例を示す図である。
【0012】
101は監視カメラ制御装置、120は監視カメラ装置である。これらは150ネットワークを介して接続されている。
【0013】
101の監視カメラ制御装置では、102システム制御部、103内部メモリ、104入力I/F、105伸張部、106優先度制御部、107表示部、108通信I/F、108通信I/F、109記録制御部、110再生制御部から成る。102システム制御部は101監視カメラ制御装置を制御するものである。IPネットワークで接続された監視カメラ装置に対して108通信I/Fを用いて機能の制御要求またはその応答を受信する。この受信内容や104入力I/Fからの入力内容に応じて、102システム制御部、107表示部、106優先度制御部、109記録制御部において制御を行う。また、受信したデータは103内部メモリや101監視カメラ制御装置に接続された111外部記録媒体に、109記録制御部により記録することや、110再生制御部により105伸張部で伸張することにより107表示部に表示することが可能である。103内部メモリには101監視カメラ制御装置の動作に必要となる設定情報や記録データを保持する。
【0014】
120監視カメラ装置は、131撮像部、132通信I/F、133システム制御部、134内部メモリ、135カメラ信号処理部、136通信異常検知部、137圧縮部、138優先度設定部、139記録制御部、140画像解析部、141異常検知部、142精度設定部から成る。134システム制御部は101監視カメラ装置を制御するものであり、IPネットワークで接続された監視カメラ装置に対して136通信I/Fを用いて機能の制御要求を受信し、受信内容に応じた処理を行うことや、要求に対する応答や映像データを送信するものである。例えば、配信開始要求や優先度設定要求などを受けて処理を行う。また、131は撮像部で取得した被写体の撮像情報を135カメラ信号処理部で光信号から電気信号に変換するとともに、アナログ電気信号をデジタル信号に変換する。137ではデジタル信号を指定されたコーデックに圧縮を行う。140画像解析部では、取得した画像を解析し、141異常検知部で検知を行う。また、解析時の精度は142精度設定部で行う。また、映像データは134内部メモリまたは、120監視カメラ装置には接続された143外部記録媒体に記録することが可能である。
【0015】
監視カメラ装置、監視カメラ制御装置に接続される外部記録媒体の種別は問わない。HDDやSDカード、光ディスクといったものが挙げられる。
【0016】
なお、通信は、監視カメラ制御装置と監視カメラ装置間の通信については、独自通信プロトコルでもよいが、例えばONVIF(Open Network Video Interface Forum)などにより定められた標準通信によるプロトコルを用いでもよい。
【0017】
図2に一般的な監視カメラシステムの構成例を示す。100監視カメラシステム、101監視カメラ制御装置、120監視カメラ装置であり、複数の監視カメラ制御装置がIPネットワーク150を介して接続されている。また、同一ネットワーク上に監視カメラ装置が複数接続されている。図1、図2により監視カメラシステムのシステム構成を示した。
【0018】
図3で、監視カメラシステムの監視カメラ制御装置における監視カメラ装置が所持する能力の取得フローを説明する。ステップ301で監視カメラ制御装置は監視カメラ装置に対して能力要求を送信する。本要求を受信した監視カメラ装置は自身が所持する能力を送信し、監視カメラ制御装置はステップ302で結果を受信し、ステップ303で監視カメラ装置の所持する能力を例えば内部メモリに保持する。
ここでの能力とは、例えば配信可能なコーデックの種類や、プロトコルの情報や、後に説明する通信負荷増大時に映像送信を一時停止する機能があること、前記一時停止後の異常発生時には送信を再開すること、などを指す。
【0019】
図4で、監視カメラ装置の通信異常発生時の処理フローを説明する。ここで、監視カメラ装置はカメラ映像を132通信I/Fを経由して監視カメラ制御装置へ送信する。送信時に、ステップ401で、自身のカメラ優先度は優先度閾値より下かどうかを判定する。この閾値は優先度としての絶対値であってもよく、ネットワーク上にあるカメラ台数に対する割合から算出される相対値でもよい。閾値より下であればステップ402へ、閾値以上であれば終了し引き続き送信処理を行う。ステップ402では、通信異常が発生しているかどうかを判定する。ここでの通信異常とは、通信断絶状態ではなく、通信負荷が増加し、通信に時間がかかっている状態を指す。通信異常が発生している場合はステップ403に進み、発生していない場合は終了し引き続き送信処理を行う。通信異常が発生していた場合は、ステップ403で139記録制御部を通して134内部メモリまたは143外部記録媒体に対して記録を行う。記録を開始した後、ステップ404で配信の一時停止を行う。ステップ405では142精度設定部により解析精度向上させることで異常時に備える。次にステップ406で監視カメラ制御装置に一時停止中である旨を通知する。
【0020】
ステップ406の一時停止中である旨の通知を受信した監視カメラ制御装置では、本来受信されるべきタイミングで映像が受信できないことによる接続を切断してしまわないようにする。
【0021】
図5で、図4の変形例を説明する。ここでは、優先度の閾値と通信異常の有無に加えて過去に通信再開の履歴の有無を確認する。これは、過去に、映像から異常を判別し通信を再開している場合は、引き続き通信を続けるというものである。
【0022】
以上により、予め通信負荷を下げておくことで監視カメラシステム全体としての安定度を向上させる。
【0023】
図6で、図5で示したフローを行った後の処理フローを示す。ステップ601で141異常検知部において映像を解析し異常の有無を確認する。異常が無ければ終了し、引き続き記録を行う。異常があればステップ602へ進む。ステップ602では、配信を即時再開する。ステップ603では記録を停止する。異常があった場合なので、ステップ603は一定期間省略し、記録を続けてもよい。一定期間についてはユーザが予め設定する方式でも、監視カメラ制御装置からの要求により設定する方式でもよい。
【0024】
図7で、図6の変形例を説明する。ここでは、映像の異常があった場合の、配信再開、記録停止後にステップ704では、自監視カメラ装置の優先度を上げる。これは異常が発生したことにより、当初想定していたよりも優先度を上げる必要がある場所であることが判明したため設定を変更するものである。
【0025】
以上により、通信負荷を下げるために映像データ送信を一時停止した監視カメラ装置が監視する領域において異常が発生した場合に、再度監視カメラ制御装置へ配信することで、監視カメラ制御装置を参照しているユーザが早期対応できるシステムを提供できるようになる。
【0026】
また、優先度が低かったが異常が発生した箇所については、ユーザが考えていた重点的に監視すべき箇所と実際に異常が発生する箇所が異なっていることを表し、実際に発生した異常に応じて正しい優先度を設定できるようになる。
【0027】
図8で、図6または図7で示したフローを行った後の処理フローを示す。ステップ801で映像などのデータ送信を一時停止時よりも高いフレームレートで行う。ステップ802でその場合に、通信異常が発生するかどうかを判定する。通信異常が発生する場合は終了し、一時停止状態と同様の動作を行う。通信異常が発生しなかった場合は、ステップ801に戻り、フレームレートを前回送信時よりも向上させて送信する。このように、一時停止状態であった監視カメラ装置からの映像を通信状態を判別しながら徐々に通信データ量を増加させる。
また、送信するデータはライブ映像であってもよく、記録済みのデータであってもよく、更にライブ映像と記録済みデータを混在させてもよい。但し、送信データの時間情報として記録済みデータの場合は記録時の時間と、送信時の時間の両方を送信するものとする。記録済みのデータを全て送信し終えるまで
記録データの送信を行う。
【0028】
これにより、通信負荷を下げるために映像などのデータ送信を一時停止した監視カメラ装置から、通信負荷の状況を判断しながら徐々に従来の状態に戻すことが可能となる。また、一時停止していた期間の映像を通信負荷が低い期間に監視カメラ装置へ送信するため映像の記録抜けを阻止することが可能となる。
【0029】
図9で、本監視カメラシステムにおける監視カメラ制御方法のうち、優先度設定フローを説明する。図3において、ネットワーク上にある監視カメラ装置の所持する能力を保持し、カメラ優先度が設定可能であればステップ901で優先度の設定処理を行う。
【0030】
図10、図11、図12、図13で、本監視カメラシステムにおける監視カメラ制御方法のうち、映像受信方法について説明する。ステップ1001で映像を受信する。ステップ1002で時間情報を確認する。ここで、例えば図11のように記録時間が無い場合はライブ映像を受信したものとしてステップ1003で記録する。図12のように記録時間が過去のものであれば監視カメラ装置で記録した過去の映像を受信したものとして記録する。
【0031】
図13で監視カメラ装置の映像を監視カメラ制御装置で受信し、Data1からData3まで記録し、その後一時中断し、Data7、Data8で再開したとする。このときDataの時間情報を参照し、過去のものであれば時間に応じてData4として記録、ライブであればData9として記録する。このように正しい時系列で記録することで映像確認時にも正しい時系列で確認することが可能となる。
【0032】
なお、本実施例は以下のようにも言い換えることができる。すなわち、カメラ映像をネットワークへ送信可能な監視カメラにおいて、ネットワークに接続されたカメラ制御装置と通信を行う通信部と、通信部による通信の負荷を検知する検知部と、カメラ映像をネットワークに送信する送信部と、カメラ映像を内部または付属の外部記録媒体に記録する記録部とを有しており、通信負荷が所定以下のときにはカメラ映像をネットワークに送信し、通信負荷が所定以上のときには、カメラ映像のネットワーク配信を中断しカメラ映像を前記内部または付属の外部記録媒体に記録する。さらには、監視カメラ装置にカメラ映像の異常を検知する異常検知部と、異常を検知する精度を設定する精度設定部とを持たせ、通信負荷が所定以下のときには、カメラ映像をネットワークに送信し、通信負荷が所定以上のときには、カメラ映像のネットワーク配信を中断し、精度設定部の検知精度を上げ、映像異常に対する感度を上げると共に、カメラ映像を前記内部または付属の外部記録媒体に記録する。
【0033】
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
【0034】
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
【0035】
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
【符号の説明】
【0036】
100・・・監視カメラシステム
101・・・監視カメラ制御装置
120・・・監視カメラ装置
150・・・ネットワーク

【特許請求の範囲】
【請求項1】
カメラ映像をネットワークへ送信可能な監視カメラにおいて、
ネットワークに接続されたカメラ制御装置と通信を行う通信部と、
前記通信部による通信の負荷を検知する検知部と、
カメラ映像をネットワークに送信する送信部と、
カメラ映像を内部または付属の外部記録媒体に記録する記録部と、
を有し、
前記検知部が通信負荷が所定以下と検知したときには、前記送信部によりカメラ映像をネットワークに送信し、前記検知部が通信負荷が所定以上と検知したときには、カメラ映像のネットワーク配信を中断し、前記記録部によりカメラ映像を前記内部または付属の外部記録媒体に記録する、
監視カメラ装置。
【請求項2】
請求項1記載のカメラ装置であって、
カメラ映像の異常を検知する異常検知部と、
前記異常を検知する検知精度を設定する精度設定部
を有し、
前記検知部が通信負荷が所定以下と検知したときには、前記送信部によりカメラ映像をネットワークに送信し、前記検知部が通信負荷が所定以上と検知したときには、カメラ映像のネットワーク配信を中断し、前記検知精度を上げると共に、前記記録部によりカメラ映像を前記内部または付属の外部記録媒体に記録する、
監視カメラ装置。
【請求項3】
カメラ映像をネットワークへ送信可能な監視カメラ装置において、
ネットワークに接続されたカメラ制御装置からの能力要求に対して、自身が所持する能力を送信する送信部と、
送受信したデータに含まれる情報から通信異常かどうかを検知する通信異常検知部と、
前記カメラ制御装置からの要求に対して、監視カメラ装置の優先度を設定する優先度設定部と、
前記通信異常を検知した場合に、監視カメラ装置の優先度に応じて監視カメラ装置内または監視カメラ装置に付属する外部媒体に記録を行う記録制御部と
映像から被写体の異常を検知する異常検知部と、
その検知精度を設定する精度設定部とを有し、
前記通信異常を検知した場合に、前記記録制御部は、記録制御部による記録を行うと共にネットワークへの配信処理を一時停止し、
一時停止中である旨を監視カメラ制御装置へ通知することと、前記精度設定部は、映像の解析精度を向上させることを特徴とする
監視カメラ装置。
【請求項4】
請求項3に記載の監視カメラ装置において、
通信異常を検知した際、監視カメラ装置の優先度と過去に映像異常を検知し配信処理を再開したかどうかの情報に応じて、監視カメラ装置内または監視カメラ装置に付属する外部媒体に記録を行うことを特徴とする
監視カメラ装置。
【請求項5】
請求項3乃至請求項4いずれかに記載の監視カメラ装置であって、
配信一時停止中で映像に異常が検知された場合は、
ネットワークへの配信処理を再開することと、
監視カメラ装置内または監視カメラ装置に付属する外部媒体への記録を停止することを特徴とする
監視カメラ装置。
【請求項6】
請求項3乃至請求項4いずれかに記載の監視カメラ装置であって、
配信一時停止中で映像に異常が検知された場合は、
ネットワークへの配信処理を再開することとを特徴とする
監視カメラ装置。
【請求項7】
請求項3乃至請求項4いずれかに記載の監視カメラ装置であって、
配信一時停止中で異常検知部において映像に異常が検知された場合、
ネットワークへの配信処理を再開することと、
監視カメラ装置内または監視カメラ装置に付属する外部媒体への記録を停止することと、
優先度設定部において監視カメラの優先度を上げることを特徴とする
監視カメラ装置。
【請求項8】
請求項3乃至請求項4いずれかに記載の監視カメラ装置であって、
配信を一時停止した後、過去に記録した映像または現在の映像の送信量を増大させながら定期的に送信することと、
通信異常状態にならなければ過去に記録した映像または現在の映像を送信することと、
記録時の時間情報及びネットワークへの送出時の時間情報と共にネットワークへ送出することを特徴とする監視カメラ装置。
【請求項9】
監視カメラ装置と監視カメラ装置を制御する監視カメラ制御装置よりなる監視カメラシステムにおいて、
前記監視カメラ装置では、監視カメラ制御装置間とのデータ送受信を行う通信インターフェース部と、
監視カメラ装置から監視カメラ制御装置へ映像配信中、配信を一時停止する際に、一時停止中である旨を通知することを特徴とし、
前記監視カメラ制御装置では、監視カメラ装置から映像受信中において、監視カメラ装置から配信一時停止中である旨の通知を受信することと、
本来受信すべきタイミングでデータが受信できなくても監視カメラ装置と監視カメラ制御装置間の接続が切断されないことを特徴とする監視カメラシステム。
【請求項10】
監視カメラ装置と監視カメラ装置を制御する監視カメラ制御装置よりなる監視カメラシステムにおいて、
前記監視カメラ装置では、監視カメラ制御装置間とのデータ送受信を行う通信インターフェース部と、
監視カメラ装置に優先度に関する情報を設定することが可能な優先度制御部と、
前記監視カメラ制御装置では、監視カメラ装置間とのデータ送受信を行う通信インターフェース部と、
監視カメラ制御装置からの要求により監視カメラ装置に優先度の設定を行う優先度制御部とを有し、
前記監視カメラ制御装置は優先度設定要求を行い、前記監視カメラ装置は優先度設定を行うことを特徴とする監視カメラシステム。
【請求項11】
監視カメラ装置と監視カメラ装置を制御する監視カメラ制御装置よりなる監視カメラシステムにおいて、
前記監視カメラ装置では、監視カメラ制御装置間とのデータ送受信を行う通信インターフェース部と、
監視カメラ装置内または監視カメラ装置に付属する外部媒体に記録を行う記録制御部とを有し、
前記監視カメラ制御装置では、監視カメラ装置間とのデータ送受信を行う通信インターフェース部を有し、
監視カメラ装置は、監視カメラ装置内または監視カメラ装置に付属する外部媒体に記録された映像または現在の映像を送信することと、
記録時の時間情報及びネットワークへの送出時の時間情報と共にネットワークへ送出することと、
監視カメラ制御装置は、前記受信した映像及び時間情報を受信し、
時間情報及びネットワーク送出時の時間情報を読み出すことと、
読み出した時間情報を元に正しい時系列で映像を記録及び再生することを特徴とすることを特徴とする
監視カメラシステム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【公開番号】特開2013−93681(P2013−93681A)
【公開日】平成25年5月16日(2013.5.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−233515(P2011−233515)
【出願日】平成23年10月25日(2011.10.25)
【出願人】(000005108)株式会社日立製作所 (27,607)
【Fターム(参考)】