説明

瞬間学習器

【課題】 先端技術を使わず、画像又は文字,数字,数式を瞬間的に表示し、認識,記憶できたかといった対話を生み、動体視力,記憶力を高める。
【解決手段】 重力を利用して、瞬間的に画像又は文字,数字,数式を窓枠の中で落下,又は上昇させて表示し、課題を解決する。
又、画像又は文字,数字,数式を固定し、窓枠の中に別の窓をスライドさせて、解決する方法も容易である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は瞬間画像による学習器に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、先端技術を使わず、瞬間的に一人が表示した画像や文字,数字,数式を、他者が認識,記憶し学習する器具がない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、先生役をする者(以後、先生)が、瞬間的に示す画像又は文字,数字,数式を、他者(以後、生徒)が認識、記憶できたかどうかといった対話を生み、動体視力,記憶力を高めようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は重力を利用し、窓枠の中を瞬時に、画像又は文字,数字,数式を、落下又は上昇させて表示することによって、又は画像などを固定し、窓を滑らせて上記課題を解決する。
【発明の効果】
【0005】
親子の対話,友人間の対話が減少している今、先生と生徒の立場になり、先生が瞬間的に示したものが、何であったか,何色だったかといった対話を生み、動体視力を高め、記憶力を刺激する効果がある。実際教室では、生徒たちが器具のそばに寄ってくる,今度は僕が先生だと競い合う,私達が、絵,文字,数字,数式を書きたい,といった反応が多く見られ、対話が膨らんでいる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【図1】本発明の実施例を示す側断面図である。
【図2】本発明の別の実施例の側断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
本発明は、図1に示されるように、透明なクリアポケット(クリアファイル)に入れた画像,文字,数字,数式などを、重力を利用して窓枠の中を通過させて表示する。
又は、図2のように画像などを固定させ、窓枠の中に別の窓を滑らせ、画像又は文字,数字,数式を瞬間的に表示するものである。
【実施例】
【0008】
実際には、図1,図2の1に示す窓枠の中を、図1においては、2に示す画像又は文字,数字をクリアポケット3の中に入れたものを、つまみ4によって引き上げ、放して落下させることによって発明を実施している。つまみ4を持ったまま落下速度は自由に調節できる。2の画像,文字,数字,数式は、5枚,6枚とセットでき、取り替え可能である。
又、図2のように、画像,文字,数字を固定し、窓枠の中に別の滑り窓5を滑らせ、瞬間的に表示することも容易である。この場合、クリアポケット3は不要である。
【符号の説明】
【0009】
1 窓枠
2 画像又は文字,数字,数式
3 クリアポケット
4 つまみ
5 滑り窓

【特許請求の範囲】


【図1】
image rotate

【図2】
image rotate


【公開番号】特開2013−80190(P2013−80190A)
【公開日】平成25年5月2日(2013.5.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−229261(P2011−229261)
【出願日】平成23年9月29日(2011.9.29)
【出願人】(511252648)