説明

移動端末機のアルバムリスト管理方法及びそのシステム

【課題】端末機に入力されるファイルを音楽ファイルと映像ファイルに自動分類して効率よく管理することができ、ファイルの索引及び再生が簡便な移動端末機のアルバムリスト管理方法及びアルバムリスト管理システムを提供する。
【解決手段】この移動端末機のアルバムリスト管理方法は、外部からファイルの入力を受けるステップと、入力されたファイルをその形式に従い分類して格納するファイル分類格納ステップと、分類されたファイル別を表示するアルバムリストを生成するリスト生成ステップと、生成されたアルバムリストをディスプレー手段に表示する表示ステップと、を含んで構成される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、移動端末機のアルバムリスト管理方法及びそのシステムに係り、より詳しくは、端末機に入力されるファイルを音楽ファイルと映像ファイルに自動分類して効率よく管理することができ、ファイルの索引及び再生が簡便な移動端末機のアルバムリスト管理方法及びそのシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
通常デバイス(device)あるいはターミナル(terminal)と呼ばれる端末機は、技術の発展と共に、放送受信や通信機器としての伝統的な基本機能に付加し、例えば、写真や動画の撮影、音楽や映像ファイルの再生、ゲームなどユーザーの欲求に応じて多様なマルチメディア機能を行える。一方、これらの端末機は、移動可否に応じて移動端末機(mobile/portable terminal)と固定端末機(stationary terminal)に分けられる。移動端末機は、ユーザーの直接携帯可否に従い携帯(型)端末機(handheld terminal)と据置型端末機(vehicle mount terminal)に分けられる。据置型端末機の一つの形態として車両用ナビゲーションを挙げるが、車両用ナビゲーション装置は、基本的に衛星から受信された信号を介して車両の現在位置を算出し、目的地までの経路を運転者に案内してくれる機能を行う。
【0003】
最近のナビゲーション装置は、単に道案内機能を提供する水準を超えて音楽/映像などのマルチメディアコンテンツを再生する機能だけでなくDMB放送受信機能まで搭載されており、タッチスクリーンを備えてユーザーインタフェースを強化することにより、運転者にさらに多様な機能とサービスを提供するなど、次第に車両内に取り付けられるオーディオを包括する統合メディア機器としての役割を占めつつある。その結果、端末機内に収録されるファイルの数は多くなり、種類も多様になっているため、既存の方式のようにファイルリストを一次元的なテキスト形式で管理すると、ユーザーがリストから所望のファイルを探すのに多くの時間が所要されるだけでなく、当該ファイルの駆動においても数回の操作が求められるので不便さを感じるものとなる。
【0004】
特に、ユーザーが徒歩で移動中であるか、車両を運転する運転者であることを勘案すれば、一番重要なことは安全であると言える。したがって、車両に取り付けられる機器は、ユーザーが運転中の状況でも操作し易く簡便でなければならず、運転に妨害にならないようにすることが重要になる。このため、機器を設計する場合、ボタンの構造や配列などハードウェア的な要素に注意を傾けなければならない上に、画面上にディスプレーされるコンテンツを含んでシーケンスを最小化し、視認性を高めてユーザーである運転者が、直観的に内容を把握できるようなファイルの管理と制御が求められる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2006−171664号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、前記の事情を勘案してなされたものであって、本発明の目的は、端末機に入力されるファイルを音楽ファイルと映像ファイルに自動分類して効率よく管理することができ、内蔵されたファイルを直観的に選別、索引することができ、ファイルの照合及び再生が簡便な移動端末機のアルバムリスト管理方法及びそのシステムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る移動端末機のアルバムリスト管理方法は、外部からファイルの入力を受けるステップと、前記入力されたファイルをその形式に従い分類して格納するファイル分類格納ステップと、分類されたファイル別を表示するアルバムリストを生成するリスト生成ステップと、前記生成されたアルバムリストをディスプレー手段に表示する表示ステップと、を含んで構成されることを特徴とする。
【0008】
前記ファイル分類格納ステップは、入力されたファイルから映像ファイルと音楽ファイルを選別的に分類して格納することを特徴とする。
【0009】
前記ファイル分類格納ステップは、入力されたファイルの拡張子又は端末機の連結可能なネットワークを介し検索された結果に基づいて分類されることを特徴とする。
【0010】
前記アルバムリストは、当該アルバムのケースイメージに具現されることを特徴とする。
【0011】
前記ディスプレー手段は、接触による情報入力が可能な入力装置を含んで構成され、この入力装置を介した第1基準点から第2基準点までのフリック信号として前記アルバムリストを制御するフリック制御ステップをさらに含んで構成されることを特徴とする。
【0012】
前記フリック制御ステップは、横長方向のフリックにより前記アルバムリストの左右スクロールが制御され、縦長方向のフリックにより、前記アルバムリストの上下スクロールが制御されることを特徴とする。
【0013】
前記フリック制御ステップは、前記アルバムリスト上の任意のアルバムに対し、当該アルバムの表示部をロングタッチすることで、当該アルバムの再生を行うことを特徴とする。
【0014】
本発明に係る移動端末機のアルバムリスト管理システムは、マルチメディア機能を提供する端末機において、外部からファイルの入力を受けるための入力デバイスと、この入力デバイスを介して入力されたファイルを格納するメモリと、前記入力デバイスを介して入力されるファイルをその形式別に分類して前記メモリに格納する制御部と、を含んで構成されることを特徴とする。
【0015】
前記メモリに格納された映像又は音楽ファイルを、前記制御部の統制に従ってアルバム形式のリストに整列させ画面上に表示するディスプレー部をさらに含んで構成されることを特徴とする。
【0016】
前記入力デバイスは、無線通信システムとの接続を行う無線通信部と、外部映像又は音声情報の印加を受けるためのA/V入力部と、外部機器との接続のためのインタフェース部とのうちいずれか一つを含んで構成されることを特徴とする。
【0017】
前記ディスプレー部は、接触による情報入力が可能な入力装置を含んで構成され、前記制御部は端末機内部に入力されるファイルを対象に形式別に選別し出すファイル選別モジュールと、前記入力装置を介した第1基準点から第2基準点までのフリック信号に基づき、前記アルバムリストに対するスクローリングを制御する入力解析モジュールと、を含んで構成されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0018】
本発明の移動端末機のアルバムリスト管理方法によれば、ユーザーは端末機に入力されるファイルを音楽ファイルと映像ファイルに自動分類して効率よく管理することができ、端末機に収録されたファイルを探し易いように一目瞭然に整理された状態で管理することができ、その結果、運転又は移動中の状況でも所望の音楽又は映像ファイルを直観的に探し簡単な操作だけで再生することができるとの効果がある。
【0019】
本発明の移動端末機のアルバムリスト管理システムによれば、直観的なディスプレー表示及び画面出力を介し、ユーザーをして速やかなファイル検索が可能であり、簡単な操作だけで索引又は再生を行えるようになるので、移動又は運転中にユーザーの注意力を分散させず安全かつ便利な機器使用の環境をユーザーに提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】本発明の第1実施形態に係る車両用の移動端末機のアルバムリスト管理システムを例示したブロック構成を示す図である。
【図2】本発明に係る移動端末機100の動作を説明するための図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係るファイル分類方法中の一つを示した図である。
【図4】本発明の第1実施形態に係るインデックス項目検索(index item search)方法の一例を示した図である。
【図5】本発明の第1実施形態に係る連続項目検索(Sequenced Item Search)方法の一例を説明する図である。
【図6】ユーザーによって選択された特定アルバムがディスプレー画面に出力されるイメージの一例を示した図である。
【図7】図4及び図5の方法を共に利用する場合を説明するための図である。
【図8】本発明の第2実施形態に係るインデックス項目検索(Index Item Search)方法の他の一例を示した図である。
【図9】ファイルが移動端末機100に入力され、自動分類され再生されるステップに至るまでの手順を説明するためのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下、図面を参照して、本発明に係る実施形態を説明する。以下の説明で用いられる構成要素に対する接尾辞「モジュール」及び「部」は、それ自体で互いに区別される意味又は役割はない。
【実施例】
【0022】
図1は、本発明の第1実施形態に係る装置が適用された車両用の移動端末機のアルバムリスト管理システムを例示したブロック構成である。本発明の第1実施形態では、車両用ナビゲーション装置に適用された事例を説明しているが、これは一つの具現事例を説明するもので、車両に据え置かれる形態であるか、ユーザーの便宜に従い携帯、又は他の利用手段に移動されて設置される端末機であってもよく、携帯電話、スマートフォン、ノートパソコン(laptop computer)、デジタル放送受信端末機、PDA(Personal Digital Assistants)、PMP(Portable Multimedia Player)、タブレットコンピューターなど多様な形態で具現される。図1に示すように、本発明の1実施形態に係る車両用移動端末機は、無線通信部110、A/V(Audio/Video)入力部120、ユーザー入力部130、出力部150、メモリ160、インタフェース部170、制御部180及び電源供給部190で構成される。
【0023】
無線通信部110は、移動端末機100と無線通信システムとの間、又は移動端末機100と該移動端末機が位置した地域に提供されるネットワークとの間の無線通信を可能にする一つ以上のモジュールを含むことができる。即ち、例えば、無線通信部110は放送受信モジュール111、移動通信モジュール112、無線インターネットモジュール113、近距離通信モジュール114及び位置情報モジュール115などを含むことができる。放送受信モジュール111は、アンテナを介して放送信号を受信するか、別途の放送チャンネルを介して外部の放送管理サーバーから放送関連情報を受信する。放送チャンネルは、衛星チャンネル、地上波チャンネルを含む。
【0024】
一方、放送管理サーバーは、放送信号及び/又は放送関連情報を生成して送信するサーバー、又は既に生成された放送信号及び/又は放送関連情報の提供を受けて端末機に送信するサーバーを意味する。さらに、放送信号はTV放送信号、ラジオ放送信号、交通情報(例えば、TPEG情報)などのデータ放送信号を含むだけでなく、TV放送信号又はラジオ放送信号にデータ放送信号が結合された形態の放送信号も含まれる。放送関連情報は、放送チャンネル、放送プログラム又は放送サービス提供者に係る情報を含むことができるもので、移動通信モジュール112により移動通信網を介して受信されてもよく、無線インターネットモジュール113を介してIPコンテンツの形式で提供されてもよい。
【0025】
一方、放送関連情報は、多様な形態で存在することができる。したがって、DMB(Digital Multimedia Broadcasting)のEPG(Electronic Program Guide)又はDVB−T(Digital Video Broadcast−Terrestrial)、DMB−S(Digital Multimedia Broadcasting−Satellite)、MediaFLO(Media Forward Link Only)、DVB−H(Digital Video Broadcast−Handheld)、ISDB−T(Integrated Services Digital Broadcast−Terrestrial)などのデジタル放送システムを利用し、デジタル放送信号を受信することができる。放送受信モジュール111は前述のデジタル放送システムを含むことができ、必要に応じてアナログ放送を含み前述の例示で提示されなかった他の形式の放送システムに適するように構成される。
【0026】
放送受信モジュール111を介して受信された放送信号及び/又は放送関連情報は、必要に応じてメモリ160に格納される。移動通信モジュール112は、移動通信網上で基地局、外部の端末、サーバーのうち少なくともいずれか一つと無線信号を送受信する。無線信号は、音声呼信号、画像通話呼信号又は文字/マルチメディアメッセージ送受信に伴う多様な形態のデータを含むことができる。無線インターネットモジュール113は無線インターネット接続のための構成であって、移動端末機100内に内蔵されるか、外装の形態に結合される。
【0027】
無線インターネット技術では、WLAN(Wireless LAN)(Wi−Fi)、Wibro(Wireless broadband)、Wimax(World Interoperability for Microwave Access)、HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)などが利用される。一方、近距離通信モジュール114は、近距離通信(short range communication)を行う構成であって、ブルートゥース(Bluetooth(登録商標))、RFID(Radio Frequency Identification)、赤外線通信(IrDA; Infrared Data Association)、UWB(Ultra Wideband)、ZigBeeなどが利用される。
【0028】
位置情報モジュール115は移動端末機100の位置情報を獲得するための構成であって、その代表的な例としてGPS(Global Position System)モジュールが利用される。該位置情報モジュール115により受信される信号を総合的に演算して現在の位置を算出し、これを以後に説明するディスプレー部151を介して地図上に表示するか、走行方向、走行速度、経路案内などを行うことができるようになる。図1においてA/V入力部120は、映像情報と音声情報の入力を受けるための構成であって、カメラ121とマイク122などが含まれる。カメラ121は、車両用ブラックボックス(black box)、録画モード(Rec. mode)で、イメージセンサーによって得られる停止映像又は動画などの画像フレームを生成する。生成された画像フレームは、ディスプレー部151に表示される。
【0029】
一方、カメラ121で生成された画像フレームはメモリ160に格納されるか、無線通信部110を介して外部へ送信される。カメラ121は、使用環境に従い2つ以上が備えられ、例えば前後二方向以上の映像を同時に撮影するマルチチャンネル(multi−channel)ブラックボックス機能を具現することもできる。マイク122は、通話モード、録音モード又は音声認識モードなどでマイクロフォン(Microphone)により外部の音響情報の入力を受け、これを電気的な音声信号に変換して処理する。変換された音声信号は通話モードの場合、移動通信モジュール112により移動通信基地局へ送信可能な形態に処理され、アンテナを介して出力され得、ユーザーは経路探索のために目的地や発地などを音声を介して直接入力することもできる。マイク122には、外部の音響信号の入力を受ける過程で発生する雑音(noise)を取り除くための多様な雑音除去アルゴリズムが具現される。
【0030】
ユーザー入力部130は、ユーザーの操作に従い装置全般の動作を制御するための入力情報を発生させる構成であって、キーパッド(key pad)、ドームスィッチ(dome switch)、タッチパッド(静圧/静電)、ジョグホイール(jog wheel)、ジョグスィッチなどで構成される。
【0031】
出力部150は、移動端末機100が約定された信号処理プロセスを介し、ユーザーの五感を介し認知する信号として結果を表出するようになった手段であって、代表的な出力装置であるディスプレー部151と音響出力モジュール152が備えられる。ディスプレー部151は、移動端末機100で処理されたデータを視覚的な情報として画面上に出力することになるところ、例えば、移動端末機がナビゲーションモードの場合、車両運行と関連した現在の位置、目的地、経路などの情報と地図、速度、方向、距離指示などを画面上に表示し、これと関連したユーザーインタフェース(user interface)を提供し、ブラックボックスモード又は撮影モードの場合は撮影された映像又はUI(又は GUI; Graphic User Interface)を提供する。
【0032】
一方、ディスプレー部151は、液晶ディスプレー(LCD;Liquid Crystal Display)、薄膜トランジスター液晶ディスプレー(TFT LCD;Thin Film Transistor−Liquid Crystal Display)、有機発光ダイオード(OLED;Organic Light−Emitting Diode)、フレキシブルディスプレー(flexible display)、3次元ディスプレー(3D display)、見る方向に従い別の映像が表示されるデュアルディスプレー(例えば、一つのディスプレーを運転席から見ると地図が見え、助手席から見ると放送画面が見える出力装置)のうち少なくとも一つを含むことができる。
【0033】
多様なディスプレー装置のうち一部は、外部を透視することができる透明型又は光透過型に具現されるところ、TOLED(Transparant OLED)が代表的に用いられる。ディスプレー部151の裏面、即ち、後方構造もまた光透過型構造に具現される。このような構造により、ユーザーは端末機筐体(body)のディスプレー部151が占める領域を介し、端末機筐体の後方に位置した事物を見ることができる。
【0034】
さらに、移動端末機100の具現形態に従いディスプレー部151が2つ以上存在するが、例えば、複数のディスプレー手段が一つの面に離隔された形態で、又は一体に配置されてもよく、又は互いに異なる面に分けられてそれぞれ配置されてもよい。ディスプレー部151とユーザーのタッチ動作を感知するセンサー(以下、「タッチセンサー」という)とがレイヤー(layer) 構造をなす場合(以下、「タッチスクリーン」という)、ディスプレー部151は出力装置以外に入力装置にも用いられ得、タッチセンサーは、例えばタッチフィルム、タッチシート、タッチパッドなどの形態を有する。
【0035】
タッチセンサーは、ディスプレー部151の特定部位に加えられた圧力、又は静電容量の変化を電気的な入力信号に変換するようになっているものである。このタッチセンサーは、タッチされる位置及び面積だけでなく、タッチ時の圧力までも検出することができるように構成される。タッチセンサーに対するタッチ入力のある場合、接触に対応される信号が発生しタッチ制御器(図示省略)へ送信されることになり、タッチ制御器はこれを処理したデータを制御部180へ送信することになる。これをもって、制御部180はディスプレーパネルのいずれの領域がタッチされたのかを認知することになる。
【0036】
以下では、説明の便宜のため、タッチスクリーン上にポインタが接触されないにも拘わらず、近接してポインタがタッチスクリーン上に位置することが認識されるようにする行為を「近接タッチ(proximity touch)」と称し、タッチスクリーン上にポインタが実際に接触される行為を「接触タッチ(contact touch)」と称することにする。タッチスクリーン上でポインタに近接タッチとなる位置は、ポインタがスクリーンに近接する時、ポインタがタッチスクリーンに対し垂直に対応される位置を指定する。さらに、タッチスクリーンは同時に二つの地点以上に加えられたタッチ信号を感知することもでき、これを「マルチタッチ(multi−touch)」と言う。
【0037】
一方、音響出力モジュール152は、マルチメディアファイル再生モード、放送受信モードなどにおいて、無線通信部110から受信されるかメモリ160に格納されたオーディオデータを出力することができる。音響出力モジュール152は、移動端末機100で行われる機能と関連した音声情報(例えば、警告音、通報音、経路案内音声など)を出力することになり、レシーバー(receiver)、スピーカー(speaker)、ブザー(buzzer)などで構成される。メモリ160は、制御部180のデータ処理及び制御のためのプログラムを格納し、電話帳、地図情報、オーディオ及び映像情報などのコンテンツ資料をデータとして格納し、ユーザー入力部130又は出力部150を介して入出力されるデータを臨時格納する機能を行うこともある。
【0038】
メモリ160には、データそれぞれに対する使用頻度(例えば、頻繁に行く目的地、各マルチメディアファイルに対する使用頻度)も共にデータとして格納され得、タッチスクリーン上のタッチ入力時に出力される多様なパターンの振動及び音響に関するデータを格納することができる。メモリ160は、フラッシュメモリタイプ(flash memory type)、ハードディスクタイプ(hard disk type)、マルチメディアカードマイクロタイプ(multimedia card micro type)、SD又はXDのようなカードタイプ、ラム(RAM; Random Access Memory)、SRAM(Static Random Access Memory)、ロム(ROM;Read−Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)、PROM(Programmable Read−Only Memory)、磁気メモリ、磁気ディスク、光ディスクのうちいずれか一つのタイプの格納媒体を含むことができる。
【0039】
一方、移動端末機100は、インターネット上でメモリ160のデータ格納機能を行うウェブストレージ(web storage)と連動されるように構成することもできる。インタフェース部170は、移動端末機100に連結される全ての外部機器との通路の役割を果たす。インタフェース部170は、外部機器からデータの送信を受けるか、電源の供給を受けて移動端末機100内部の各構成要素に伝達することもあり、移動端末機100内部で処理されたデータが外部機器に送信される窓口(device)でもある。
【0040】
このインタフェース部170には、有/無線ヘッドセットポート、外部充電器ポート、有/無線データポート、ビデオI/O(Input/Output)ポート、イヤホンポートなどが含まれる。インタフェース部170は、移動端末機100が外部クレードル(cradle)と連結される時、クレードルからの電源が移動端末機100に供給される通路となるか、ユーザーによりクレードルから入力される各種命令信号が移動端末機100に伝達される通路になる。クレードルから入力される各種命令信号又は電源は、移動端末機100がクレードルに正確に取り付けられたことを認知するための信号として利用されてもよい。
【0041】
制御部180は、移動端末機の全般的な動作を制御する構成であって、データ通信、経路検索、ブラックボックス録画などのための制御及びデータ処理を行う。制御部180には、マルチメディア再生のためのマルチメディアモジュール181が備えられる。さらに、無線通信部110やA/V入力部120又はインタフェース部170を介して入力されたファイルが如何なる形式のファイルなのかを選別し、該当ファイルを形式別に分類されたアルバム(Album)の形態でメモリ160に格納するファイル選別モジュール182と、タッチセンサーを介して入力される信号を約定された基準に従い解析して相応する命令語に変換する入力解析モジュール183とが備えられる。
【0042】
一方、マルチメディアモジュール181、ファイル選別モジュール182、入力解析モジュール183は、必ず制御部180内に具現されなければならないものではなく、制御部180と別途具現されてもよい。制御部180は、タッチスクリーン上で行われる筆記入力又は描画入力などの多様な入力パターンを、入力解析モジュール183を介して分析し、それぞれ文字及びイメージで認識することができるパターン認識処理を行うことができる。電源供給部190は、制御部180の制御により装置全般に動作電源を供給する。
【0043】
図2は、本発明に係る移動端末機100の動作を説明するための図である。図2に示した移動端末機は、バー形態の筐体を備えたものが例示されているが、2以上の筐体が結合されたスライドタイプ、フォルダタイプ、スイングタイプ、スイベルタイプなど多様な構造に適用される。移動端末機の筐体は外観をなすケース(ケーシング、ハウジング、カバーなど)を含み、該ケースは合成樹脂を射出して形成するか、例えばステンレススチール(STS)又はチタニウム(Ti)などの金属材質で製作される。移動端末機100の筐体には、ディスプレー部151、音響出力モジュール152、カメラ121、ユーザー入力部130、マイク122、インタフェース部170などが配置される。
【0044】
ディスプレー部151は、フロントケースの前面の大部分を占める。ディスプレー部151の上部には音響出力モジュール152とカメラ121が配置され、下部には入力ボタン131とマイク122が配置され、ユーザー入力部130の他の入力手段とインタフェース部170などは、フロントケース及び/又はリアケースの側面に配列される。ユーザー入力部130は、ユーザーから移動端末機100の動作を制御するための命令の入力を受けるための構成で、複数の操作ユニット(unit)を含むことができる。操作ユニットは操作部(manipulating portion)とも通称され、ユーザーの肌触りにより操作される方式(tactile manner)であれば如何なる方式でも採用される。
【0045】
操作ユニット等により入力される内容は、多様に設定される。例えば、第1操作ユニットは開始、終了及びスクロールなどの命令の入力を受け、第2操作ユニットは音響出力モジュール152から出力される音響の大きさ調節、及びディスプレー部151のタッチ認識モードへの切換えなどの命令の入力を受けることができる。ディスプレー部151には多様な種類の視覚情報が表示されるところ、これら情報は文字、数字、記号、グラフィック又はアイコンなどの形態で表示される。これらは一定の配列をなしてキーパッドの形態で表示され、ユーザーは所望の字形を選択してタッチすることにより当該情報を入力することができ、これを所謂「仮想キーパッド(virtual keypad)」と言う。
【0046】
ディスプレー部151は、全体領域で作動されるか、複数の領域に分けられて作動される。後者の場合、複数の領域は互いに連係して作動されるように構成される。
【0047】
例えば、ディスプレー部151の上部と下部には出力窓151aと入力窓151bがそれぞれ配置され、入力窓151bには住所/番地などの入力のための数字が表示された仮想キーパッド151cが出力される。仮想キーパッド151cがタッチされると、タッチされた地点に対応される数字などが出力窓151aの一側領域に表示される。 さらに、ディスプレー部151にレイヤー構造に具現されたタッチパッドは、スクロール(scroll)によるタッチ入力を認知し、それに相応する処理を行うことができる。ユーザーはディスプレー部151上のタッチパッドをスクロールすることにより、ディスプレー部151に表示された個体(例えば、アイコンなどに位置したカーソル又はポインタ)を移動させることができる。さらに、ユーザーが指をディスプレー部151 上のタッチパッド上で移動させる場合、指の動く経路がディスプレー部151に視覚的に表示されるようになっている。これは、ディスプレー部151に表示されるイメージの編集に有効に用いられる。図2に示したディスプレー部151は、前述の機能が備えられたタッチスクリーンに具現されたものとする。
【0048】
次に、図3のフローチャートを参照し、前記の構成を有する装置の動作を説明する。図3は、本発明の第1実施形態に係るファイル分類方法中の一つを示した図である。ユーザーは、端末機に備えられた入力デバイス、即ち、無線通信部110、A/V入力部120又はインタフェース部170を介しファイルの入力を受けることができる。
【0049】
前述の入力チャンネルのうちいずれか一つからファイルの入力が感知されることになると(S310)、制御部180内のファイル選別モジュール182は、入力されたファイルの拡張子及び/又はファイル内に格納された制御情報に基づき、当該ファイルが音楽ファイルなのか、映像ファイルなのか又はその他の一般ファイルなのかを区分して選別し出す(S320)。
【0050】
選別結果、当該ファイルが音楽ファイルと確認されると、ファイル選別モジュール182は、当該ファイルに格納されたアルバム(Album)情報を利用して入力されるファイルをアルバム別に分類することになる(S331)。この時、もしファイル内にアルバムに対する情報が記録されていない場合、制御部180は無線通信部110を介しサーバー又はネットワークに接続し、当該音楽ファイルに対するアルバム情報を収集することができる。アルバム情報を収集する過程は、制御部180が当該ファイルのファイル名などの情報に基づき検索を行う方法も考慮することができ、その他に本分野で提示された多様な方式と技術を利用することができる。
【0051】
前述の過程により音楽ファイルがアルバム別に分類されたあと、制御部180のファイル選別モジュール182は、各アルバムの名称を基準にA〜Z形式又はイロハ順にファイルを整列し、メモリ160に格納し管理する(S333)。
【0052】
一方、ファイル選別ステップ(S320)で入力ファイルが動画ファイルと確認された場合、ファイル選別モジュール182は当該動画ファイルに含まれた動画情報に基づき、当該ファイルが映画なのか、個人的な動画ファイルなのかを区分し出すことになる(S341)。この時、もし当該ファイルが動画情報を含んでいない場合は、制御部180が無線通信部110を介し当該映像に対する情報を収集するように構成することもできる。前述の過程により入力ファイルが映画ファイルに分類されることになれば、ファイル選別モジュール182は、当該ファイルを表題別、主演俳優別又は監督別に分類することになり(S343)、各項目の名称を基準にA〜Z形式又はイロハ順に整列し、メモリ160に格納しアルバムの形態で管理する(S345)。
【0053】
一方、ファイル選別ステップ(S320)で入力ファイルが音楽ファイルでも動画ファイルでもないものと確認された場合、ファイル選別モジュール182は、当該ファイルをユーザーが指定した位置、又は端末機内部の既に設定された位置に格納することになる(S350)。前述の過程は、ファイルが移動端末機100に入力される時、制御部180により自動的に行われるように構成することもでき、必要に応じてはユーザーが制御部180を介してメモリ160の所定領域に受動で分類し、整列させて格納することができるように構成することもできる。次いで、前述の過程により整列され管理されるファイルの再生過程を説明する。
【0054】
図4は、本発明の第1実施形態に係るインデックス項目検索(index item search)方法の一例を示した図である。図4に示すように、制御部180は、前述の過程により整列されたアルバムのリストを、ディスプレー部151上に名称順に整列して表示することができる。前述の説明通り、ディスプレー部151にはタッチスクリーンがレイヤー構造で備えられている。
【0055】
ユーザーは、ディスプレー部151に表示されたアルバムリストのうち所望のファイルを検索するか選択するため、タッチスクリーン上にフリック(flick)又はフリッキング(flicking)することができる。フリック又はフリッキングは、ユーザーがタッチスクリーン上でタッチ入力をポインタで弾く動作を意味する。
【0056】
図4に示すように、アルバムリストはアルバム名を基準にA〜Z又はイロハ順にアルバムが整列されている。即ち、アルバムリストは列を基準に整列され、A列にはAで始まるアルバム等が、B列にはBで始まるアルバム等が順次配列され、隣合うアルバムは一部分が重なる形態に表現される。アルバムリストがディスプレー部151に表示された状態で、ユーザーはタッチスクリーンを左右にフリック(flick)することにより、アルバムリストの列(row)を選択することができる。 アルバムリスト上における列は、同じインデックス(例えば、頭文字がAで始まるアルバム等は同一の列に整列される)として整列されるアルバム等の集まりを意味する。この時、それぞれのアルバムリストは、単なるテキスト形態でなく、アルバムケースのイメージ形態で表示される。したがって、ユーザーは当該アルバムに対するテキスト形式の情報でないアルバムケース形式のイメージ情報でリストを確認することにより、選択しようとするアルバムが含まれたアルバムリストの列を迅速且つ正確に選択することができる。
【0057】
図5は、本発明の第1実施形態に係る連続項目検索(Sequenced Item Search)方法の一例を説明するための図である。図4で説明したように、ユーザーは所望のアルバムが含まれたアルバムリストの列を左右フリックの方法で選択した後、当該アルバムリストの列から自分の望むアルバムを選択することができる。例えば、図5に示すように、B列にユーザーが聞こうとするアルバムのある場合、ユーザーはB列で上下方向にタッチスクリーンをフリックすることによりアルバムを選択することができる。即ち、ユーザーがB列上で、ポインタ(指など)でB列の上段から下段方向、又は下段から上段方向にフリックすれば、B列に順次整列されたアルバム等が一つずつ上段又は下段方向に順に移ることになり、ユーザーが所望のアルバムのケースイメージが前面に現われる時点に当該アルバムを選択することにより、リスト上で所望のアルバムを索引し選択することができるようになる。勿論、図5の方法は図4を介し説明した方法と別個に用いられる。
【0058】
図6は、前述の過程により特定のアルバムを選択した場合、ディスプレー画面に出力されるイメージの一例を示した図である。図6においてディスプレー部151の第1領域は、アルバムのケースイメージ又はアルバムのCDイメージを表示することができ、第2領域はアルバムリストを見せることができる。即ち、現在ユーザーが選択して再生(プレー)されているアルバムは、第1領域に表示され現在の再生状態を見せることができ、残りの再生状態でないアルバムのリスト等は第2領域にアルバムの名称順に整列して見せることになる。
【0059】
ユーザーがアルバムリストを上下方向にフリックすることになれば、アルバムリストは上段から下段又は下段から上段に移りながら、当該アルバムのケースイメージをユーザーに見せることになり、したがって、ユーザーは特定アルバムの音楽ファイルを再生する間にも第2領域に具現されるアルバムリストを上下方向にフリックすることにより、他のアルバムを選択することができる。
【0060】
一方、図6の方法は、図4及び図5に開示した方法と共に用いられる。即ち、ユーザーは左右フリック又は上下フリックを介して所望の特定のアルバムを索引(検索)した後、当該アルバム上で、ポインタで長いタッチ入力(所謂、ロングタッチ)を行うことになれば、図4又は図5に例示の画面は図6に例示の画面に切り換わる。勿論、ユーザーは、図4及び図5の過程なく、図6の画面だけでもアルバムリストから所望のアルバムを選択することができる。
【0061】
図7は、図4及び図5の方法を共に利用する場合を説明するための図である。図7に示すように、ユーザーは左右フリックを介してアルバムリストの列を索引し、上下フリックで当該列から特定のアルバムを探すことができる。特定のアルバムが検索された状態で、ユーザーはロングタッチ入力をタッチスクリーン上に加えることにより当該アルバムを選択することができ、その結果、ディスプレー部151の画面は図6に示した画面に切り換わることになる。
【0062】
一方、図8は、本発明の2実施形態に係るインデックス項目検索(Index Item Search)方法の他の一例を示した図である。図8に示すように、アルバムリストの列は2段に構成される。図4では各アルバムリストの列がA〜Z又はイロハの順に整列された場合を示すが、図8では各アルバムのケースイメージだけで具現される。この時、ユーザーが図8(a)で左右方向にタッチスクリーンをフリックすると、当該イメージ等は図8(b)に示すように変化しながら、図8(c)の画面に切り換わることになる。
【0063】
さらに、図8の場合、ディスプレー部151は各アルバムリストの列が上下方向に選択することができる第3領域810と、この第3領域810の中心位置にあるアルバムケースを基準に残りのアルバムリストを見せる第4領域820に分けられる。したがって、例えば、ユーザーが第3領域の上段部分から下段部分に又は下段部分から上段部分にフリックすれば、アルバムリスト内に収録されたアルバムケースイメージ等がフリックした方向に順次変更されることになり、このような過程を介し第3領域の中心位置にユーザーが所望の特定アルバムのケースイメージが整列されると、特定アルバムケースを基準に残りのアルバムケースイメージが第4 領域に現われることになる。
【0064】
図9は、今まで説明した過程を総合し、ファイルが移動端末機100に入力され、自動分類され再生されるステップに至るまでの手順を説明するためのフローチャートである。
【0065】
図9に示すように、移動端末機100は図3に示したファイル入力ステップ(S310)でのように、無線通信部110、A/V入力部120又はインタフェース部170などを介しファイルの入力を受けることができる(S910)。制御部180のファイル選別モジュール182は、入力されたファイルを分析して音楽ファイル、映像ファイル(停止映像/動画)、その他の一般ファイルに区分し、映像ファイルは再び映画ファイルと個人製作の動画ファイルに分類し、約定された基準に従いファイルをアルバムリストの形態に整列させ、メモリ160に格納することになる(S920)。
【0066】
以後、ユーザーがマルチメディア再生機能を選択することになれば、制御部180は前述の過程により整列されたアルバムリストをディスプレー部151に表示する。次に、ユーザーがアルバムリストから特定のアルバムを選択するため、図4〜図8で説明したところのように、フリックなどの方法で制御情報をタッチスクリーンを介して入力することになれば、制御部180の入力解析モジュール183は、ユーザーにより行われたフリックなどの動作に基づき制御情報を獲得することになる(S930)。
【0067】
制御部180は制御情報を解析し、これに基づいてアルバムリストを左右又は上下方向にスクロールするか、再生(プレー)を実施する制御を行うことになる(S940)。即ち、実施形態によれば、移動端末機100に入力されるファイルをその形式に合わせて自動に分類し、一目瞭然と整列させて管理することができ、ユーザーが求めるとき、収録中のファイルを直観的な内容把握が可能なアルバムリスト形式でディスプレー画面上に表示することができるようになり、ユーザーの簡単な操作だけで所望のファイルを容易に且つ速やかに検索して再生させることができるようになることにより、ユーザーをして移動又は運転中にも事故発生の恐れなく便利に移動端末機を利用させることができる有効なユーザーインタフェースを提供することができるようになる。
【0068】
一方、本発明は、実施形態に限定されず、本発明の技術的要旨を外れない範囲内で多様に変形させて実施することができ、実施形態の全部又は一部が選択的に組み合わせられて具現されることもある。さらに、前述の多様な実施形態は、例えば、ソフトウェアやハードウェア、又はこれらの組合せを利用してコンピューター又はこれと類似の装置で読出し可能な記録媒体内に具現される。
【0069】
ハードウェア的な具現によれば、前述の実施形態はASICs(Application Specific Integrated Circuits)、DSPs(Digital Signal Processors)、DSPDs(Digital Signal Processing Devices)、PLDs(Programmable Logic Devices)、FPGAs(Field Programmable Gate Arrays)、プロセッサ(processors)、制御器(controllers)、マイクロコントローラー(micro−controllers)、マイクロプロセッサー(microprocessor)、その他機能遂行のための電気的なユニットのうちいずれか一つを利用して具現される。ソフトウェア的な具現によれば、本発明に係る実施形態等は一つ以上の別途のソフトウェアモジュールとして具現され得、それぞれのソフトウェアモジュールは本明細書で開示された一つ以上の機能及び作動を行うことができる。
【符号の説明】
【0070】
100 移動端末機
110 無線通信部
111 放送受信モジュール
112 移動通信モジュール
113 無線インターネットモジュール
114 近距離通信モジュール
115 位置情報モジュール
120 A/V入力部
121 カメラ
122 マイク
130 ユーザー入力部
150 出力部
151 ディスプレー部
152 音響出力モジュール
160 メモリ
170 インタフェース部
180 制御部
181 マルチメディアモジュール
182 ファイル選別モジュール
183 入力解析モジュール
190 電源供給部



【特許請求の範囲】
【請求項1】
外部からファイルの入力を受けるステップと、
前記入力されたファイルをその形式に従い分類して格納するファイル分類格納ステップと、
分類されたファイル別を表示するアルバムリストを生成するリスト生成ステップと、
前記生成されたアルバムリストをディスプレー手段に表示する表示ステップと、
を含んで構成されることを特徴とする移動端末機のアルバムリスト管理方法。

【請求項2】
前記ファイル分類格納ステップは、入力されたファイルから映像ファイルと音楽ファイルを選別的に分類して格納することを特徴とする請求項1に記載の移動端末機のアルバムリスト管理方法。

【請求項3】
前記ファイル分類格納ステップは、入力されたファイルの拡張子又は端末機の連結可能なネットワークを介し検索された結果に基づいて分類されることを特徴とする請求項1に記載の移動端末機のアルバムリスト管理方法。

【請求項4】
前記アルバムリストは、当該アルバムのケースイメージで具現されることを特徴とする請求項1に記載の移動端末機のアルバムリスト管理方法。

【請求項5】
前記ディスプレー手段は、接触による情報入力が可能な入力装置を含んで構成され、この入力装置を介した第1基準点から第2基準点までのフリック信号として前記アルバムリストを制御するフリック制御ステップをさらに含んで構成されることを特徴とする請求項1に記載の移動端末機のアルバムリスト管理方法。

【請求項6】
前記フリック制御ステップは、横長方向のフリックにより前記アルバムリストの左右スクロールが制御され、縦長方向のフリックにより、前記アルバムリストの上下スクロールが制御されることを特徴とする請求項5に記載の移動端末機のアルバムリスト管理方法。

【請求項7】
前記フリック制御ステップは、前記アルバムリスト上の任意のアルバムに対し、当該アルバムの表示部をロングタッチすることで、当該アルバムの再生を行うことを特徴とする請求項5に記載の移動端末機のアルバムリスト管理方法。

【請求項8】
外部からファイルの入力を受けるための入力デバイスと、この入力デバイスを介して入力されたファイルを格納するメモリと、
前記入力デバイスを介して入力されるファイルをその形式別に分類して前記メモリに格納する制御部と、
を含んで構成されることを特徴とする移動端末機のアルバムリスト管理システム。

【請求項9】
前記メモリに格納された映像又は音楽ファイルを、前記制御部の統制に従いアルバム形式のリストに整列させ画面上に表示するディスプレー部をさらに含んで構成されることを特徴とする請求項8に記載の移動端末機のアルバムリスト管理システム。

【請求項10】
前記入力デバイスは、無線通信システムとの接続を行う無線通信部と、外部映像又は音声情報の印加を受けるためのA/V入力部と、外部機器との接続のためのインタフェース部とのうちいずれか一つを含んで構成されることを特徴とする請求項8に記載の移動端末機のアルバムリスト管理システム。

【請求項11】
前記ディスプレー部は接触による情報入力が可能な入力装置を含んで構成され、前記制御部は端末機内部に入力されるファイルを対象に形式別に選別し出すファイル選別モジュールと、
前記入力装置を介した第1基準点から第2基準点までのフリック信号に基づき、前記アルバムリストに対するスクローリングを制御する入力解析モジュールと、
を含んで構成されることを特徴とする請求項9に記載の移動端末機のアルバムリスト管理システム。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2013−84328(P2013−84328A)
【公開日】平成25年5月9日(2013.5.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−270670(P2011−270670)
【出願日】平成23年12月9日(2011.12.9)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.ZIGBEE
【出願人】(591251636)現代自動車株式会社 (1,064)
【出願人】(500518050)起亞自動車株式会社 (449)
【Fターム(参考)】