説明

脱出口付き玄関構造。

【課題】地震の際に建て付けがゆがんで玄関ドアを開けることができないというような非常事態が発生したときに、確実に戸内から戸外に脱出でき、かつ認証された宅配業者または郵便局からの荷物受取口に兼用できるようにした脱出口付き玄関構造を得る。
【解決手段】玄関ドア1又はその近傍の壁において、ドア本体の下部に設けた補助開口部2と、この補助開口部2の端縁に固定する枠体であって、非常時に少なくとも一般成人の胴体が通過できる内法寸法を有する補助開口枠体3と、この補助開口枠体3に回動自在にヒンジ連結した補助ウイング4と、この補助ウイング4をドア内側から解錠可能に施錠するよう補助開口枠体3及び補助ウイング4に設けた施錠手段5とを具え、補助ウイングを開放したとき非常時の脱出口を生ずるようする。補助開口部2は、認証された宅配業者または郵便局からの荷物を不在時に受け取ることを可能にする荷物受取口に兼用できる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、玄関ドアもしくは玄関ドア近傍の壁、特に、地震等の非常時に戸内から戸外へ脱出できる脱出口を有する脱出口付き玄関構造に関するものである。本明細書における「玄関ドア」は、ビルオフィス、集合住宅、もしくは戸建て住居等の玄関ドアまたはホテル等の部屋ドアを意味するものとする。
【背景技術】
【0002】
玄関ドアは、これまで、戸内と戸外との間における出入りを仕切る開閉及び施錠機能のみを考慮して作られてきた。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかし、地震の際には、建て付けがゆがみ、玄関ドアを開けることができず、戸内に閉じ込められ、戸内からの脱出や、戸外からの救出が困難になることが予想される。
【0004】
したがって、本発明の目的は、例えば、地震の際に建て付けがゆがんで玄関ドアを開けることができないというような非常事態が発生したときに、確実に戸内から戸外に脱出できるようにした脱出口付き玄関構造を得るにある。
【0005】
さらに、認証された宅配業者または郵便局からの荷物を不在時に受け取ることを可能にする荷物受取口に兼用できるようにした脱出口付き玄関構造を得るにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この目的を達成するため、本発明脱出口付き玄関構造は、非常時に少なくとも一般成人の胴体が通過できる寸法を有してドア本体の下部に設けた補助開口部と、この補助開口部に設けた補助開口枠体と、この補助開口枠体に回動自在にヒンジ連結した補助ウイングと、この補助ウイングをドア内側から解錠可能に施錠するよう前記補助開口枠体及び前記補助ウイングに設けた施錠手段とを具え、前記補助ウイングを開放したとき非常時の脱出口を生ずるようにしたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明脱出口付き玄関構造によれば、例えば、地震の際に建て付けがゆがんで玄関ドアを開けることができないというような非常事態が発生したときに、補助ウイングの施錠機構の施錠を解錠して補助ウイングを開くことにより脱出口が確保でき、子供から大人まで確実に戸内から戸外に脱出できる。
【0008】
さらに、本発明脱出口付き玄関構造によれば、補助開口部は、認証された宅配業者または郵便局からの荷物を不在時に受け取ることを可能にする荷物受取口に兼用できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
本発明の好適な実施例においては、補助ウイングの補助開口枠体に対するヒンジ連結を非常時に迅速解離可能に連結する連結手段によって行い、補助ウイングを補助開口枠体から解離したとき緊急非常時の脱出口を生ずるよう構成する。この実施例によれば、火災や地震のような非常時に施錠手段が万一故障したとしても、補助ウイング自体を補助開口枠体から解離し、ドア本体もしくは玄関ドア近傍の壁の補助開口部自体を緊急脱出口とすることができる。
【0010】
本発明のさらに好適な実施例においては、ドア本体もしくは玄関ドア近傍の壁に対する前記補助開口枠体のヒンジ連結を非常時に迅速解離可能に連結する連結手段によって行い、前記補助開口枠体をドア本体もしくは玄関ドア近傍の壁から解離したとき緊急非常時の脱出口を生ずるよう構成する。この実施例によれば、火災や地震のような非常時に施錠手段が万一故障したとしても、補助開口枠体及びこの補助開口枠体にヒンジ連結した補助ウイング自体を、ドア本体もしくは玄関ドア近傍の壁から解離し、ドア本体もしくは玄関ドア近傍の壁の補助開口部自体を緊急脱出口とすることができる。
【0011】
本発明の好適な実施例においては、施錠手段を、携帯電話受信式もしくはカード式もしくは赤外線リモコン式もしくはテンキー式の電子施錠手段、またはピッキングを受けにくい手動ダイヤル式の施錠手段とする。この構成によれば、認証した宅配業者または郵便局に電子施錠手段の解錠用認証コードを通知しておき、不在時に、認証された宅配業者が電子施錠手段を解錠し、補助ウイングを開けて宅配荷物、または郵便小包を戸内に投入することにより、不在受取が可能になる。この実施例の場合、施錠手段は、補助ウイングを解錠して受け取った宅配荷物、または郵便小包の受取証明を発行する受取証明発行手段を有するものとして構成すると好適である。この構成によれば、宅配荷物、または郵便小包等の再配達の手間が省け、再配達にかかる人件費及び燃料代が節約でき、経済効果が高くなる。
【0012】
また、電子施錠手段は、解錠して補助ウイングを開けた後に閉めたとき、所定時間経過後、自動的に施錠するようプログラムしたものとして構成すると好適である。
【0013】
さらにまた、本発明の好適な実施例においては、ドア本体または補助ウイングの不正開放行為を検知するセンサを、ドア本体の補助開口部または補助開口枠体または電子施錠手段に設け、このセンサがドア不正開放行為を検知したときアラームを発生する警報手段を設ける。この実施例によれば、玄関におけるセキュリティが向上する。
【0014】
つぎに、図面につき本発明の好適な実施例を説明する。
【実施例1】
【0015】
図1(a)は、本発明による好適な実施例の脱出口付きの玄関ドア1を示す。本発明によれば、玄関ドア1のドア本体下部に補助開口部2を設ける。この補助開口部2は、この補助開口部2に補助開口枠体3を固定する。この補助開口枠体3の内法寸法は、例えば、非常時に少なくとも一般成人の胴体が通過できる寸法とする。しかし、肥満体の成人がいる家庭の場合、その人が通過できる寸法の補助開口枠体3を用意する。
【0016】
補助開口枠体3の上側端縁に対して、補助ウイング4を回動自在にヒンジ連結する。さらに、補助ウイング4をドア内側から解錠可能に施錠するよう補助開口枠体3及び補助ウイング4に設けた施錠手段5を設け、例えば、解錠ボタン5Aにより、施錠手段5を解錠状態にして補助ウイング4を開放したとき非常時の脱出口を生ずるようにする。
【0017】
例えば、地震によって、玄関ドア1を開くことができなくなったような非常時に、補助ウイングの手掛かり4Aを持ち、補助ウイング4を上方にはね上げて開放するとき、補助ウイング4を開放状態に係止手段(図示せず)、例えば、磁石吸着による磁力係止手段、またはフック係止手段を、玄関ドア1のドア本体と補助ウイング4との間に設けると好適である。
【0018】
補助ウイング4の補助開口枠体3に対するヒンジ連結を、非常時に迅速解離可能に連結する連結手段6によって行うと好適である。この連結手段6は、例えば、蝶番プレート6a,6bを相互連結するヒンジピン7A,7Bを、蝶番プレートの挿入孔内に圧入する方向に押圧するくさび手段8により構成する。地震または火災等により、玄関ドア1を開くことができず、また施錠手段5も解錠できないような非常時に、非常時に迅速解離可能な連結手段6のくさび手段8を取り外すことによりヒンジ連結を解離し、補助ウイング4自体を補助開口枠体3から解離したとき緊急非常時の脱出口を生ずるようにする。
【0019】
施錠手段5は、携帯電話受信式もしくはカード式もしくは赤外線リモコン式もしくはテンキー式の電子施錠手段、またはピッキングを受けにくい手動ダイヤル式の施錠手段とすると好適である。この場合、認証した宅配業者または郵便局に電子施錠手段の解錠用認証コードを通知しておき、不在時に、認証された宅配業者が電子施錠手段5を解錠し、補助ウイング4を開けて宅配荷物、または郵便小包を戸内に投入することにより、不在受取が可能になる。この実施例の場合、施錠手段は、さらに、補助ウイング4を解錠して受け取った宅配荷物、または郵便小包の受取証明を発行する受取証明発行手段9を有するものとして構成すると好適である。
【0020】
電子施錠手段5は、解錠して補助ウイングを開けた後に閉めたとき、所定時間経過後、自動的に施錠するようプログラムしたものとして構成すると好適である。
【0021】
玄関ドア1の補助開口部2、または補助開口枠体3、または電子施錠手段5には、玄関ドア1のドア本体または補助ウイング4の不正開放行為を検知する不正開放センサ10を設ける。このセンサ7は、例えば、振動センサまたは音響センサとする。このセンサ10が、ドア本体1、またはドアノブ11、またはドアのメインロック12、または補助ウイング4、または施錠手段5等に対してドア不正開放行為を検知したときアラームを発生する警報手段13を設ける。
【0022】
また、セキュリティのため、玄関ドア1のドア・アイ14は、CCDカメラ付きのドア・アイとし、遠隔のディスプレイでもモニタできるようにすると好適であり、さらに、場合により(例えば、留守中)、適宜、録画できるようにすると一層好適である。
【実施例2】
【0023】
図2に、補助ウイング4のヒンジ連結に関する第2の実施例を示す。図2に示す実施例においては、補助ウイング4を補助開口枠体3にヒンジ連結するとともに、補助開口枠体3を、ドア本体下部もしくはドア近傍の壁に設けた補助開口部2に固定する。1対のヒンジピン15A,15Bの中間に介在させた押圧ばね16により、各ヒンジピン15A,15Bの非円形端部をドア本体もしくはドア近傍の壁に支持するよう押圧する構成である。この実施例によれば、ヒンジピン15A,15Bに設けた操作タブ17A,17Bを掴んで、両側から押圧ばね16を押し縮めるよう操作し、支持部から引き出すことによりヒンジ連結を解離して、補助ウイング4もろとも補助開口枠体3をドア本体もしくはドア近傍の壁から解離したとき緊急非常時の脱出口を生ずることができる。補助ウイング4と補助開口枠体3との間には、施錠手段5として、例えば、図示のようなピッキングを受けにくいカギ18を設けるか、または図示しない電子施錠機構を設ける。
【実施例3】
【0024】
図3は、図2の実施例に示すような、ドア本体1、もしくはドア近傍の壁に設ける補助ウイングであり、内側(室内側)上方にはね上げる形式の補助ウイング4に対して、展開して補助開口部の周囲三方を包囲する遮蔽手段19を設けた実施例を示す。この遮蔽手段は、図3の(a)に示すような、互いに補完し合う1対の観音開き蝶番ウイング19A,19Bと、図3の(a)及び(c)に示すような、蓋体19Cと、によって構成する。この蓋体19Cには、内向きフランジ付きチャンネル形の3個のレール21A,21B,21Cを設ける。
【0025】
図3(b)には示さないが、蝶番ウイング19Aにおけるフラップ20Aの遊端、および蝶番ウイング19Bにおけるフラップ20B,20Cの遊端には、それぞれ、図3(a)に示すように、蓋体19Cの内面に設けた案内レール21A,21B,21Cに沿って転動するローラを設ける。蝶番ウイング19A,19Bの支持フラップ22A,22Bは、ドア本体の補助開口部2に補助ウイング4をヒンジ連結するヒンジピン15A,15Bが貫通する孔23を設け、ドア本体もしくはドア近傍の壁に固定する。
【0026】
この実施例によれば、補助ウイング4を上方に回動させるか、ドア本体1、もしくはドア近傍の壁から離れる方向に、把手24を持って蓋体19Cを引っ張ることによって、図3(a)に示すように、蝶番ウイング19A,19Bの遊端に設けたローラがレール21A,21B,21Cに沿って観音開きし、蝶番ウイング19A,19Bが展開する。これによって、補助ウイング4が上方に開いたときに生ずる開口部から宅配荷物、または郵便小包を戸内に投入することができる。しかし、遮蔽手段19が開口部の三方を遮蔽し、補助ウイング4が上方を遮蔽し、開口部からの不法侵入を防止することができ、セキュリティが向上する。宅配荷物、または郵便小包を受け入れる必要がないときには、補助ウイング4を閉じ、蓋体19Cをドア本体に向けて押圧することにより、蝶番ウイング19A,19Bの遊端に設けたローラがレール21A,21B,21Cに沿って移動し、蝶番ウイング19A,19Bが閉じて蓋体19Cの内部空間内に収納される。
【0027】
この実施例も、図2(a)の実施例と同様に、ドア本体もしくはドア近傍の壁の補助開口部から、補助開口枠体3を、補助ウイング4および遮蔽手段19と一緒に解離することができる。また、遮蔽手段は、他の任意の形式、例えば、蛇腹折り畳み式のものとすることもできる。
【0028】
上述したところは玄関ドアについて説明したが、本発明玄関構造は、玄関ドアのみならず、ホテルの部屋ドア、玄関もしくは部屋のドア近傍の壁にも適用できる。ホテルの部屋ドアに適用する場合、脱出口は、ルームサービスの出し入れ口としても兼用できる。
【産業上の利用可能性】
【0029】
本発明脱出口付き玄関構造は、建設・建築業界において、ビルオフィス、集合住宅、もしくは戸建て住居等の玄関ドアもしくは玄関ドア近傍の壁、またはホテル等の部屋ドアもしくは部屋ドア近傍の壁に利用できる。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】(a)は、本発明玄関ドアの内側からの線図的正面図であり、(b)は下方部分の線図的縦断面図である。
【図2】それぞれ補助ウイングのヒンジ連結に関する第2の実施例の説明図である。
【図3】第2の実施例の補助開口部の周囲三方を包囲する遮蔽手段を設けた第3の実施例の説明図であり、(a)は遮蔽手段を完全に展開する手前の状態にしたドア構造の横断面図、(b)は遮蔽手段の一部をなす観音開き1対の遮蔽ウイングを示す正面図、(c)は遮蔽手段の一部をなすレール付き蓋体のレール側内面から見た立面図、(d)はレール付き蓋体の縦断面図である。
【符号の説明】
【0031】
1 玄関ドア
2 補助開口部
3 補助開口枠体
4 補助ウイング
4A 補助ウイングの手掛かり
5 電子施錠手段(施錠手段)
5A 解錠ボタン
6 連結手段
6a 蝶番プレート
6b 蝶番プレート
7A ヒンジピン
7B ヒンジピン
8 くさび手段
9 受取証明発行手段
10 不正開放センサ
11 ドアノブ
12 メインロック
13 警報手段
14 ドア・アイ
15A,15B ヒンジピン
16 押圧ばね
17A,17B 操作タブ
18 カギ
19 遮蔽手段
19A,19B 蝶番ウイング
19C 蓋体
20A,20B フラップ
21A,21B,21C 案内レール
22A,22B 支持フラップ
23 孔
24 把手

【特許請求の範囲】
【請求項1】
玄関ドアもしくは玄関ドア近傍の壁において、ドア本体もしくは玄関ドア近傍の壁の下部に設けた補助開口部と、この補助開口部の端縁に固定する枠体であって、非常時に少なくとも一般成人の胴体が通過できる内法寸法を有する補助開口枠体と、この補助開口枠体に回動自在にヒンジ連結した補助ウイングと、この補助ウイングをドア内側から解錠可能に施錠するよう前記補助開口枠体及び前記補助ウイングに設けた施錠手段とを具え、前記補助ウイングを開放したとき非常時の脱出口を生ずるようにしたことを特徴とする脱出口付き玄関構造。
【請求項2】
前記補助開口枠体に対する前記補助ウイングのヒンジ連結を非常時に迅速解離可能に連結する連結手段によって行い、前記補助ウイングを前記補助開口枠体から解離したとき緊急非常時の脱出口を生ずるよう構成した請求項1記載の脱出口付き玄関構造。
【請求項3】
ドア本体もしくは玄関ドア近傍の壁に対する前記補助開口枠体の連結を非常時に迅速解離可能に連結する連結手段によって行い、前記補助開口枠体をドア本体もしくは玄関ドア近傍の壁から解離したとき緊急非常時の脱出口を生ずるよう構成した請求項1記載の脱出口付き玄関構造。
【請求項4】
補助ウイングを内側はね上げ式ウイングとし、上方端縁のヒンジ部に設けるヒンジピンを、中心にくさび手段を挟んだ1対のピンにより構成し、これらピンの外側端部をくさび手段によって、前記補助開口枠体を貫通してドア本体もしくは玄関ドア近傍の壁に設けた孔内に押し込んで支持し、くさび手段を取り外すことにより補助ウイングもろとも前記補助開口枠体を、前記ドア本体もしくは玄関ドア近傍の壁から迅速に解離可能にした請求項3記載の脱出口付き玄関構造。
【請求項5】
前記くさび手段は、ばね押圧手段を有するものとして構成した請求項4記載の脱出口付き玄関構造。
【請求項6】
補助ウイングを内側はね上げ式ウイングとし、このはね上げ式ウイングの周囲に、展開した状態で三方を包囲する遮蔽手段を設けた請求項1乃至5のうちのいずれか一項に記載の脱出口付き玄関構造。
【請求項7】
前記遮蔽手段を、はね上げ式ウイングの開放動作に連係動作可能とした請求項6記載の脱出口付き玄関構造。
【請求項8】
前記施錠手段を、携帯電話受信式もしくはカード式もしくは赤外線リモコン式もしくはテンキー式の電子施錠手段、または手動ダイヤル式の施錠手段とした請求項1乃至7のうちのいずれか一項に記載の脱出口付き玄関構造。
【請求項9】
さらに、前記施錠手段は、補助ウイングを解錠して受け取った宅配荷物の受取証明を発行する受取証明発行手段を有するものとして構成した請求項8に記載の脱出口付き玄関構造。
【請求項10】
前記電子施錠手段は、解錠して補助ウイングを開けた後に閉めたとき、所定時間経過後、自動的に施錠するようプログラムしたものとして構成した請求項8または9記載の脱出口付き玄関構造。
【請求項11】
ドア本体または補助ウイングの不正開放行為を検知するセンサを、前記ドア本体の補助開口部または前記補助開口枠体または前記電子施錠手段に設け、このセンサがドア不正開放行為を検知したときアラームを発生する警報手段を設けた請求項1乃至10のうちのいずれか一項に記載の脱出口付き玄関構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2007−205044(P2007−205044A)
【公開日】平成19年8月16日(2007.8.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−25324(P2006−25324)
【出願日】平成18年2月2日(2006.2.2)
【出願人】(505317827)
【Fターム(参考)】