説明

自動洗米装置(Anautomaticcleansedricedevice)

本発明は自動洗米装置に関するものであって、さらに詳細には入力される値により炊事される米又は豆の量及び洗浄水の量が定められ、これによって米の洗浄が自動に行われて、炊事のための定量水が自動に供給されて炊事することができる自動洗米装置に関するものである。前記のような本発明である自動洗米装置は米又は米と豆の混合物を洗浄する洗米部と、前記洗米部に供給するための米が貯蔵されて、前記洗米部と連結され米が排出される米貯蔵部と、前記洗米部に供給するための豆が貯蔵され、前記洗米部と連結されて豆が排出される豆貯蔵部と、前記洗米部に洗浄水供給パイプを介して連結され、前記洗米部に供給される米又は米と豆の混合物を洗浄するための洗浄水を貯蔵/供給する洗浄水貯蔵部と、前記洗米部に定量水供給パイプを介して連結され、前記米又は米と豆の混合物が炊事することができるように水を貯蔵/供給する定量水供給部と、前記洗米部と、米貯蔵部及び豆貯蔵部にそれぞれ連結されて駆動する駆動手段と、及び前記洗米部の下部一側に第1の調節水連結パイプ及び第2の調節水連結パイプを介して連結され、前記第1の調節水連結パイプ及び第2の調節水連結パイプを介して排出される洗浄水により前記洗浄水供給パイプから前記洗米部に供給される洗浄水の量と前記定量水供給部から前記洗米部に供給される定量水量とを自動調節する洗浄水調節部と、から構成されたことを特徴とする。前記のような本発明に係る自動洗米装置によると、米又は豆の洗浄が自動に行われ、炊事のための定量水が自動に供給されて炊事することができる。さらに、自動炊事装置の一部分として、自動洗米装置の規模を最小にすることができる構造を有して、優れた洗米工程效果を奏し得る。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は自動洗米装置に関するものであって、さらに詳細には入力される値によって炊事される米又は豆の量及び洗浄水の量が定められ、これによって米の洗浄が自動に行われ、炊事のための定量水が自動に供給されて炊事することができる自動洗米装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
最近、ホームネットワーク市場はデジタル家電の拡大、ホームエンターテインメント、ホームオートメーション、ホームセキュリティなど生活便宜に対する消費者の欲求が増大し、有無線の多様なネットワーク技術の発達などで、その規模が続いて成長しつつある。
【0003】
特に、デジタルホームはネットワーク化及びコンバージェンス化に最適化されたイムベデ−ドシステムの普及を促進させる役目の遂行とともに、近付くユビキタス社会産業全般にわたった波及効果が大きいと予想される。
【0004】
前記のイムベデ−ドシステムとは、コンピューター以外の電子製品に内蔵される運営体制を言うものであって、これはPDA又は携帯電話、セットップボックス、一般家電製品に至るまで各種電子製品の内部に移植されて実際ハードウェアを制御する役目をする。 電子計算機から洗濯機、冷蔵庫に至るまでコンピューティング要素が装着されないところがない今に、イムベデ−ドシステムは新たなコンピューティング時代を開く核心技術としている。
【0005】
このようなイムベデ−ドシステムの一つであって、ユビキタス時代に当たる自動炊事装置が開発されている趨勢であり、特に自動炊事装置を構成するためには炊事装置の核心技術である自動洗米工程のための自動洗米装置の開発が重要視されている。
【0006】
このような必要性によって従来に自動炊事のための装置が開発されているが、従来の自動炊事装置は半自動化された炊事装置であって、炊事の前処理工程である米の洗米工程は自動化し難い工程であり、このような洗米工程は大部分人力にのみ依存して受動で作業が成り立った。
【0007】
このような方式の洗米工程は使用者が米タンクから米を引き出して洗米装置に投入させて洗浄を行い、洗浄の完了された米は使用者が再び道具を利用して炊飯器に移さなければならない半受動的な工程で行われた。
【0008】
したがって、このような受動的な洗米工程及び半受動的な洗米工程によるさまざまな問題点を解消するために、米の洗浄と炊事を自動に遂行するための装置同士が多く提案された。例えば、日本公開特許平3-176007号(1991.07.31.公開)の"自動洗米炊飯器"、日本公開特許平4-54919号(1992.02.21.公開)の "洗米炊飯器"、韓国公開特許第94-13433号(1994.07.15.公開)の"全自動電気タンク"、韓国特許第292039号(2001.03.19.登録)の"全自動システム炊飯器"、韓国登録実用新案登録第318997号の"自動炊飯器"などは、米の洗浄と炊事を自動に遂行する自動炊事装置の一例である。
【0009】
前記した従来技術による自動炊事装置は、米を手作業で洗浄する肉体的な行為を省略することができるようにして、便利な炊事が可能となるようにするものであるが、このような従来技術による自動炊事装置同士は、装置の規模の大型化、構造の複雑性及び高い製造原価に対する負担とともに自動炊事装置の性能に解決できなかった問題点らが残っていて実際に商品化されていない実情である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
前記のような必要性及び問題点を解決するための本発明は、ユビキタス時代に当たるイムベデ−ドシステムの一つであって、初期制御部に入力される値によって炊事される米又は豆の量及び洗浄水の量が定められ、これによって米の洗浄が自動に行われ、炊事のための定量水が自動に供給されて炊事することができる自動洗米装置を提供することにその目的がある。
【0011】
また、自動炊事装置の一部分であって、自動洗米装置の規模を最小することができる構造を有し、比較的簡単な構造を有するが、優れた洗米工程の效果が奏し得る自動洗米装置を提供することにその目的がある。
【課題を解決するための手段】
【0012】
前記のような目的を達成するための本発明である自動洗米装置は、米又は米と豆の混合物を洗浄する洗米部と、前記洗米部に供給するための米が貯蔵され、前記洗米部と連結されて米が排出される米貯蔵部と、前記洗米部に供給するための豆が貯蔵され、前記洗米部と連結されて豆が排出される豆貯蔵部と、前記洗米部に洗浄水供給パイプを介して連結され、前記洗米部に供給される米又は米と豆の混合物を洗浄するための洗浄水を貯蔵/供給する洗浄水貯蔵部と、前記洗米部に定量水供給パイプを介して連結され、前記米又は米と豆の混合物が炊事することができるように水を貯蔵/供給する定量水供給部と、前記洗米部と、米貯蔵部及び豆貯蔵部にそれぞれ連結されて駆動する駆動手段と、及び前記洗米部の下部一側に第1の調節水連結パイプ及び第2の調節水連結パイプを介して連結されて、前記第1の調節水連結パイプ及び第2の調節水連結パイプを介して排出される洗浄水により、前記洗浄水供給パイプから前記洗米部に供給される洗浄水の量と、前記定量水供給部から前記洗米部に供給される定量水の量を自動調節する洗浄水調節部と、から構成されたことを特徴とする。
【0013】
ここで、前記洗米部は一側面が密閉され他側面が開放されて内部空間を形成する円筒状の洗浄槽と、前記洗浄槽の内部に備えられて、前記洗浄槽に投入される米又は米と豆の混合物を洗浄してこれを漉しだす網ジャク部と、前記洗浄槽の内部の中心軸に沿って結合することと同時に、前記ストレーナー部の中心に沿って結合して前記ストレーナー部を回転させる回転軸と、及び前記回転軸の一端に結合して回転する従動プーリーと、で構成される。
【0014】
また、前記洗米部はモーター軸の回転を介して回転力を発生する駆動モーターと、前記モーター軸の一端に結合して回転する駆動プーリーと、及び前記駆動プーリーと従動プーリーを相互連結し、前記駆動モーターの回転力を伝達する駆動ベルトと、を含む洗米部駆動手段をさらに備える。
【0015】
さらに、前記洗浄槽は側面上部の一側に貫通される米供給ホールと、側面上部の他側に貫通される豆供給ホールと、前記米供給ホール及び豆供給ホールと一定間隔離れて貫通される洗浄水供給ホールと、側面下部の一側に貫通される第1、2の洗浄水排出口と、側面下部の他側に貫通される供給台結合ホールと、及び密閉される一側面の中心部に貫通される第1の回転軸挿入ホールが形成され、前記米供給ホールには、上面の断面積が広くて下面の断面積が細くなる漏斗形状の米供給台が結合し、前記豆供給ホールには、上面の断面積が広くて下面の断面積が細くなる漏斗形状の豆供給台が結合し、前記洗浄水供給ホールには、洗浄水供給パイプが結合し、前記供給台結合ホールには、洗浄される米又は米と豆の混合物及び定量水が案内/排出される炊事供給台が結合し、前記第1の回転軸挿入ホールの外側にはベアリングが挿入された第1のベアリング挿入部が結合し、前記開放された他側面には第2の回転軸挿入ホール及び定量水供給パイプ挿入ホールが貫通形成された回転軸カバーが結合し、前記第2の回転軸挿入ホールの外側にベアリングが挿入された第2のベアリング挿入部が結合する構造を有する。
【0016】
ここで、前記炊事供給台は前記米又は米と豆の混合物が排出されるように案内する排出ガイドと、及び前記排出ガイドの上部端部に結合し、前記排出ガイドに定量の水を供給する'Y'字形状の定量水供給パイプとを含めて構成される。
【0017】
一方、前記ストレーナー部は一端が密閉されて他端が開放され、密閉された一端の下側面にストレーナー溝が貫通形成された通孔の回転パイプと、及び米の中の微細石粉と鉄分が分離されて下部に透過されることができる幾多の透過ホールが形成されたフィルタリング部とで構成される。
【0018】
また、前記ストレーナー部は前記回転パイプの外面に結合する固定部と、及び前記固定部の一端両側に延長形成されて、両端の一部がそれぞれ切曲されて形成される羽部で構成される'T'字形形状を有する一つ以上の粒集合用羽がさらに結合する。
【0019】
さらに、前記米貯蔵部は上部が開放されて内部空間を形成し、下部に米排出ホール及び米投下ホールが貫通形成された米貯蔵タンクと、前記米排出ホールと連携されて水平に結合し、前記洗米部側に米を供給するように連結される米貯蔵部スクリュー結合溝と、前記米投下ホールの開閉を介して前記米貯蔵タンクで貯蔵される米を一括して排出させることができる米投下ホール栓と、前記米貯蔵部スクリュー結合溝に内蔵され、回転を介して米を外部に排出する米貯蔵部スクリューと、及び前記米貯蔵部スクリューの一端に結合して駆動させる米貯蔵部駆動手段と、を含めて構成される。
【0020】
また、前記豆貯蔵部は上部が開放されて内部空間を形成し、下部に豆排出口及び豆透過ホールが貫通形成された豆貯蔵タンクと、前記豆排出口と連携されて水平に結合し、前記洗米部側に豆を供給するように連結される豆貯蔵部スクリュー結合溝と、前記豆透過ホールの開閉を介して前記豆貯蔵タンクに貯蔵される豆を一括して排出させることができる豆投下ホール栓と、前記豆貯蔵部スクリュー結合溝に内蔵され、回転を介して豆を外部に排出する豆貯蔵部スクリューと、前記豆貯蔵部スクリューの一端に結合して駆動させる豆貯蔵部駆動手段と、及び前記豆貯蔵部スクリューの回転によって排出される豆を前記洗米部に供給する豆排出パイプと、を含めて構成される。
【0021】
また、前記洗浄水貯蔵部は内部空間を形成し、洗浄水が貯蔵される洗浄水貯蔵タンクと、前記洗浄水貯蔵タンクの上部一側に連結され、外部から洗浄水が供給される洗浄水流入パイプと、前記洗浄水貯蔵タンクの上部面に結合する洗浄水貯蔵タンク栓と、及び前記洗浄水貯蔵タンクの上部面の一側に備えられ、前記洗浄水貯蔵タンクの洗浄水の水位を感知して前記洗浄水流入パイプを介して流入される洗浄水の量を調節する洗浄水水位調節センサーを含めて構成される。
【0022】
また、前記定量水供給部は内部空間を形成し、上部一側に定量水流入結合ホールが形成され、下端部に定量水供給ホールが形成された定量水タンクと、前記定量水流入結合ホールに結合して前記定量水タンクの内部に定量の水を供給する定量水流入パイプと、前記定量水タンクの下端外側に結合し、前記定量水流入パイプを介して前記定量水タンクの内部に満たされる定量水の量を自動調節するロードセルと、及び前記洗浄水調節部と連動して前記定量水供給ホールの開閉を介して定量水の排出を調節する定量水調節台とを含めて構成される。
【0023】
さらに、前記定量水調節台は前記洗浄水調節部と連動し垂直上下運動が行われ、一端に垂直方向に長空の調節栓ピン挿入ホールが貫通形成された第1の調節ロードと、前記調節栓ピン挿入ホールに挿入結合して流動する調節栓ピンが形成され、前記第1の調節ロードが内挿されて垂直上下運動が行われる調節栓結合台と、及び前記調節栓結合台の端部に固定結合して前記第1の調節ロードの垂直上下運動を介して前記定量水供給ホールを開閉しながら定量水の排出を調節する調節栓と、を含めて構成される。
【0024】
一方、前記洗浄水調節部は前記第1の調節水連結パイプ及び第2の調節水連結パイプが側面に結合し、上/下部が開放される円筒状の垂直パイプと、前記垂直パイプの上/下端に結合する上/下部栓と、前記上部栓に結合し、前記上部栓にガイドされて上下移動可能なガイドピンと、前記上部栓の上端に備えられ、前記ガイドピンによって電気供給のためのON/OFF作動が行われるスィッチと、前記定量水供給部と連動して前記洗米部に供給される洗浄水の量と定量水量を自動調節する調節部と、及び前記下部栓の下端部に結合し、前記洗米部から排出される洗浄水が外部へ抜ける汚水排出パイプと、を含めて構成される。
【0025】
ここで、前記調節部は前記定量水供給部と連携されて上下作動する第2の調節ロードと、前記上部栓の外側上端部に結合し、前記第2の調節ロードが内挿する弾性部材と、前記第2の調節ロードの下端部に結合する

形状の連結ロードと、前記連結ロードに結合し、下端中心部に貫通孔が形成された調節水タンクと、及び前記第2の調節水連結パイプの内部に備えられ、前記連結ロードの上部に連結される調節台を含めて構成される。
【0026】
さらに、前記調節台は前記連結ロードに一端が連結されて、前記洗米部に形成される第2の洗浄水排出口の開閉のための排出口栓が他端に結合した梃子と、及び前記梃子の中心部で一側に一定距離偏心された位置に備えられる梃子軸と、を含めて構成される。
【発明の効果】
【0027】
前記のような本発明にかかる自動洗米装置によると、米又は豆の洗浄が自動に行われ、炊事のための定量水が自動に供給されて炊事することができる。
【0028】
さらに、自動炊事装置の一部分であって、自動洗米装置の規模を最小にすることができる構造を有し、卓越な洗米工程效果を奏することができる。
【0029】
本発明は特定の実試例に関して示して説明したが、本発明の特許請求の範囲によって備えられる本発明の精神や分野を外れない範囲内で本発明が多様に改造及び変化されることができるのを当業界における通常の知識を有する者は容易に分かることを明らかにしておく。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】本発明の実施例にかかる自動洗米装置を備える自動炊事装置の外見斜視図である
【図2】本発明の実施例にかかる自動洗米装置の構造を互いに異なる角度からの斜視図である
【図3】本発明の実施例にかかる自動洗米装置の構造を互いに異なる角度からの斜視図である
【図4】本発明の実施例にかかる自動洗米装置の構造を互いに異なる角度からの斜視図である
【図5a】本発明の実施例にかかる洗米部の結合斜視図である
【図5b】洗浄槽と回転軸及び従動プーリーの結合斜視図である
【図5c】ストレーナー部の斜視図である
【図5d】炊事供給台の斜視図である
【図6】本発明の実施例にかかる米貯蔵部の構成の斜視図である
【図7】本発明の実施例にかかる豆貯蔵部の構成の斜視図である
【図8】本発明の実施例にかかる定量水供給部と洗浄水調節部の構造の構成図である
【発明を実施するための形態】
【0031】
以下、添付された図面を参照して本発明の好ましい実施例を詳しく説明する。
【0032】
添付の図面のうち、図1は本発明の実施例による自動洗米装置を備える自動炊事装置を示す外見斜視図である。
【0033】
前記図面を参照すると、本発明である自動洗米装置は浄水装置110、炊事タンク120(図2参照)などとともに自動炊事装置100の内部に備えられるものである。前記自動炊事装置100の前面上部には機能選択のためのメニューボタン131同士が備えられたディスプレー部130が結合して、前記ディスプレー部130は制御部(図示せず)に電気的に連結されて前記メニューボタン131が押されると、この命令を制御部に伝達して自動炊事装置100が作動するようになる。
【0034】
一方、前記自動炊事装置100には上水道パイプ140を介して上水が供給され、電気配線150を介して電気が供給され、電話配線160を介して外部からも自動炊事装置100の制御部(図示せず)に命令することができる。このように電話を利用して外部からも自動炊事装置100を調整することができるものであって、これはデジタルホームを駆逐して近付くユビキタス社会の要求に合う装置を提供するようになる。
【0035】
本発明は前記のような自動炊事装置100の構造において、一つの装置で構成される自動洗米装置に関するものである。前記自動洗米装置は自動炊事装置100において核心的な技術的要素であり、これを介して完全な自動炊事装置としての機能を備えるようになる。
【0036】
添付図面のうち、図2から図4は本発明の実施例にかかる自動洗米装置の構造を互いに異なる角度から示した斜視図であって、これを参照すると、本発明による自動洗米装置200は洗米部300、米貯蔵部400、豆貯蔵部500、洗浄水貯蔵部600、定量水供給部700、及び洗浄水調節部800を含めて構成される。
【0037】
以下では、前記のように構成される自動洗米装置の構成にかかる装置の説明とともに、これら装置たちの作動原理に対して順に説明する。
【0038】
−洗米部300
添付図面のうち、図5aから5dは本発明の実施例にかかる洗米部の構造を示す構成図であって、図5aは本発明の実施例にかかる洗米部の結合斜視図であり、図5bは洗浄槽と回転軸及び従動プーリーの結合斜視図であり、図5cはストレーナー部の斜視図であり、図5dは炊事供給台の斜視図である。
【0039】
図2及び図5aから5dを参照すると、前記洗米部300は洗浄槽310、ストレーナー部320、回転軸330、従動プーリー 340、及び洗米部駆動手段350を含めて構成される。
【0040】
<洗浄槽>
前記洗浄槽310は一側面が密閉され、他側面が開放されて内部空間が形成された円筒状の装置であって、これは外部から米と豆、洗浄水が流入されて洗米工程が行われる所である。
【0041】
このような洗浄槽310は側面上部の一側に米供給ホール311が貫通形成されて、側面上部の他側に豆供給ホール315が貫通形成されて、前記米供給ホール311及び豆供給ホール315と相互一定間隔離れて洗浄水供給ホール312が貫通形成される。また、前記洗浄槽310の側面下部の一側には第1の洗浄水排出口313(図8参照)と第2の洗浄水排出口314とが貫通形成され、側面下部の他側には供給台結合ホール(図示せず)が貫通形成されて、密閉される一側面の中心部には第1の回転軸挿入ホール(図示せず)が貫通形成される。
【0042】
そして、前記洗浄槽310の米供給ホール311には、漏斗形状の米供給台360が結合するが、これはこれから述べる米貯蔵部400と連結されて米貯蔵部400の米が供給されるものである。また、前記豆供給ホール315には、前記米供給ホール311と同じく漏斗形状の豆供給台570が結合するが、これは下記のように豆貯蔵部500の豆排出パイプ550と連結されて豆貯蔵部500の豆が供給されるものである。
【0043】
また、前記洗浄水供給ホール312には、洗浄水供給パイプ650が結合し、前記洗浄水供給パイプ650には洗浄水供給バルブ651が結合して、前記洗浄槽310内部への洗浄水供給を遮断したり許容するようにする。前記洗浄水供給バルブ651は、自動炊事装置100のディスプレー部130に炊事予約命令が入力されると、自動炊事装置100の作動の開始とともに開かれるようになり、前記洗浄水供給パイプ650を介して洗浄槽310に洗浄水を供給するようにする機能を有する。
【0044】
一方、前記第1の洗浄水排出口313には、下記のように第1の調節水連結パイプ860が結合し洗浄水調節部800に洗浄水が流入されるようにし、前記第2の洗浄水排出口314には、下記のように第2の調節水連結パイプ870が結合して洗浄水調節部800に洗浄水が流入されるようにする。
【0045】
そして、前記第2の洗浄水排出口314には豆ホールド網314aがさらに結合するのが好ましいし、この豆ホールド網314aは洗浄槽310内に投入された豆が第2の洗浄水排出口314を介して抜けることを防止するためのものである。
【0046】
よって、前記豆ホールド網314aの構造は、格子柄に形成されているし、この格子柄の大きさは通常米の大きさよりは大きく、豆の大きさよりは小さく形成されることが好ましい。
【0047】
また、前記供給台結合ホールには、洗浄槽310の内部で洗浄される米又は米と豆の混合物及び定量水を案内して排出するための炊事供給台370が結合する。前記炊事供給台370は、米又は米と豆の混合物が排出されるように案内する排出ガイド371、及び前記排出ガイド371の上部端部に結合し、前記排出ガイド371に定量の水を供給して自動炊事タンク120で炊事が行われるようにする'Y'字形状の定量水供給パイプ372で構成される。
【0048】
前記'Y'字形状の定量水供給パイプ372は、図5dに示したように、前記排出ガイド371部分に結合する配パイプには数個の通孔372aが貫通されていて、この通孔372aを介して下記のように定量水供給部700から供給される定量水が排出され、この排出される定量水によって前記排出ガイド371に残っている米又は米と豆の混合物がともに自動炊事タンク120へ供給される。勿論、前記 'Y'字形状の定量水供給パイプ372の一端は下記のように定量水供給部700から定量水が供給される配パイプ750に結合する。
【0049】
また、前記第1の回転軸挿入ホール(図示せず)の外側には、第1のベアリング挿入部380が結合し、前記第1のベアリング挿入部380にはベアリング381が挿入される。 これは下記のような第2のベアリング挿入部390に結合するベアリング391とともに洗浄槽310の内部に備えられる回転軸330の両端に結合して駆動モーター351の駆動により前記回転軸330が円滑に回転させるためのものである。
【0050】
一方、前記洗浄槽310の開放された部分には回転軸カバー301が結合するが、これは前記洗浄槽310の内部に前記回転軸330と下記のストレーナー部320とを挿入した後に、洗浄槽310の開放された部分を密閉させるようになる。前記回転軸カバー301には前記回転軸330が貫通結合するための第2の回転軸挿入ホール(図示せず)が形成されていて、前記第2の回転軸挿入ホール(図示せず)とは別途に上述した定量水供給パイプ372が挿入/結合することができるように定量水供給パイプ挿入ホール(図示せず)が形成されている。
【0051】
なお、前記回転軸カバー301の第2の回転軸挿入ホール(図示せず)の外側には、第2のベアリング挿入部390が結合し、前記第2のベアリング挿入部390には前記第1のベアリング挿入部380に結合するベアリング381と等しいベアリング391が挿入されて前記回転軸330の円滑な回転を助ける。
【0052】
<ストレーナー部>
前記ストレーナー部320は洗浄槽310の内部に結合して、前記回転軸330とともに回転しながら米又は米と豆の混合物及び洗浄水から米又は米と豆の混合物を漉しだすものである。このようなストレーナー部320は回転パイプ320a及び前記回転パイプ320aに延長されて形成されるフィルタリング部320bで構成される。
【0053】
前記回転パイプ320aは一端が密閉され多段が開放されて内部空間を部材であって、全体的にスクリュー形状をしている。そして、この回転パイプ320aに延長され等しいスクリュー形状のフィルタリング部320bが連結されている。
【0054】
前記回転パイプ320aの密閉された一端の下側面にはストレーナー溝321が貫通形成されるが、このストレーナー溝321はストレーナー部320が回転軸330によって回転する際、ストレーナー溝321を介して洗浄水によって洗浄された米を釣って、前記回転パイプ320aの内部空間を介して後方に排出させる機能をするものである。
【0055】
この場合、米の中に含まれている鉄分や微細石粉などは濾過され、洗浄されて炊事される米のみが釣られるようになる。一方、前記回転パイプ320aは全体的なストレーナー部320において、約2から3回転位形成され、残りの1から2回転は下記のようにフィルタリング部320bで形成される。
【0056】
前記フィルタリング部320bは前記回転パイプ320aに延長されて形成され、これは前記回転パイプ320aのストレーナー溝321を介して濾過された米とともに含まれる洗浄水と微細石粉、又は鉄分が完全分離され前記洗浄槽310の下部に落ちるように幾多の透過ホール320b'が貫通形成されている。すなわち、前記回転パイプ320aの後方に押し寄せる米の中の異物や洗浄水が洗浄された米から分離されて、前記透過ホール320b'を透過して洗浄槽310の下部に落ちるようになる。
【0057】
一方、前記ストレーナー部320の外側には'T'字形状の粒集合用羽322がさらに結合するが、これは前記回転パイプ320aの外面に結合する固定部322aと、前記固定部322aの一端両側に延長形成されて、両端の一部がそれぞれ切曲されて形成される羽部322bで構成される。
【0058】
本発明の実施例において、前記粒集合用羽322は前記回転パイプ320aの周りに4個の羽を結合したことを開示している。このような粒集合用羽322は前記洗浄槽310の米供給台360を介して米の投入が完了した後に、前記米供給台360に残っている米粒が米供給台360の揺れによって落ちる場合、この米粒が粒集合用羽322に集合されて次の洗浄工程が行われる際、前記ストレーナー部320が回転しながら粒集合用羽322に集合された米を洗浄槽310に再投入させる機能をする。
【0059】
前記のように回転パイプ320a及びフィルタリング部320bからなるストレーナー部320は、過去韓国で伝統的に米をよなげたり水を切る時に使用したストレーナーシのような機能をして、前記ストレーナー部320が回転をしながらストレーナー溝321を介して米や豆を釣る方式は手で料理を回転させながら米をよなげる伝統的な洗米過程と似ているのがわかる。
【0060】
<回転軸及び従動プーリー>
前記回転軸330は下記の洗米部駆動手段350の回転力によって前記ストレーナー部320を回転させるものであって、この回転軸330の回転により前記ストレーナー部320が回転をしながら洗浄槽310に供給される米を洗浄するようになる。
【0061】
このような回転軸330の一端は、前記洗浄槽310の第1の回転軸挿入ホール(図示せず)を通過して第1のベアリング挿入部380に結合したベアリング381にかみ合って、多段は前記洗浄槽310の第2の回転軸挿入ホール(図示せず)を通過して第2のベアリング挿入部390に結合したベアリング391にかみ合うと同時に、従動プーリー340に結合する。
【0062】
前記従動プーリー340は、下記の洗米部駆動手段350により回転力が伝達されて前記回転軸330を回転させるものである。
【0063】
<洗米部駆動手段>
前記洗米部駆動手段350は、前記回転軸330に結合した従動プーリー340を回転させるものであって、これはモーター軸(図示せず)の回転を介して回転力を発生する駆動モーター351と、前記モーター軸の一端に結合して回転する駆動プーリー352及び前記駆動プーリー352と従動プーリー340とを相互連結し、前記駆動モーター351の回転力を伝達する駆動ベルト353で構成される。
【0064】
このような洗米部駆動手段350は、下記のように洗浄水調節部800の作動によって電気が供給されると、これに連動して自動に駆動される。
【0065】
−米貯蔵部400
添付図面のうち、図6は本発明の実施例にかかる米貯蔵部の構成を示す斜視図である。
【0066】
図2、図4及び図6を参照すると、前記米貯蔵部400は上述した洗米部300に供給するための米が貯蔵されるものであって、これは米貯蔵タンク410、米貯蔵部スクリュー結合溝420、米投下ホール栓430、米貯蔵部スクリュー440、及び米貯蔵部駆動手段450を含めて構成される。
【0067】
<米貯蔵タンク>
前記米貯蔵タンク410は米が貯蔵される部材であって、上部が開放されて内部空間を形成し、下部には米排出ホール411及び米投下ホール(図示せず)が貫通形成される。
【0068】
例えば、前記米貯蔵タンク410の形状は、上部には米が多く貯蔵されることができるように広さが一定した断面積を有し、下部に降りるほど断面積が徐々に細くなって前記米排出ホール411を介して米が円滑に排出されるように傾いた断面を有した構造を有する方が好ましい。
【0069】
一方、前記米貯蔵タンク410はセラミックス系の材質を使用するのが望ましくて、これは米の長期保管時に米貯蔵タンク410の内部に米に虫が生じたり米が腐食されることを防止することができる材質である。また、上述したようなセラミックス系の材質だけではなく、近来の健康に対する関心が多くなったウェルビング(Wellbeing)時代の要求に合わせて人体に有益であり、長期間保管時に発生される細菌及びその他微生物を殺菌することができる遠赤外線放出材質を用いることもできる。
【0070】
<米貯蔵部スクリュー結合溝>
前記米貯蔵部スクリュー結合溝420は、前記米貯蔵タンク410の下端部に水平に結合して、前記米排出ホール411と連携されることと同時に、前記洗浄槽310の米供給ホール311と一端が連結されていて、前記米供給ホール311を介して洗浄槽310に米を供給することができるようになっている。
【0071】
一方、未説明の符号460は、前記洗浄槽310の米供給台360を介して米が円滑に供給されることができるように、前記米供給台360と連結される装置である。
【0072】
<米投下ホール栓>
前記米投下ホール栓430は、前記米貯蔵タンク410の米投下ホール(図示せず)に結合するものであって、これは前記米投下ホール(図示せず)の開閉を介して前記米貯蔵タンク410で貯蔵される米を一括して排出させることができるものである。すなわち、前記米貯蔵タンク410で貯蔵される米が古くなったり、米貯蔵タンク410の内部を掃除する必要がある場合に、前記米投下ホール栓430を開けて貯蔵された米を一括的に排出させたり、内部掃除のために使われた水やその他の内容物を抜き取ることができる。
【0073】
<米貯蔵部スクリュー及び米貯蔵部駆動手段>
前記米貯蔵部スクリュー440は回転を介して前記米貯蔵タンク410に貯蔵された米を前記洗米部300に供給するものであって、これは前記米貯蔵部スクリュー結合溝420の内部に内蔵されていて、米貯蔵部駆動手段450のモーター軸に結合して駆動されるものである。
【0074】
前記米貯蔵部駆動手段450は、下記する洗浄水調節部800の作動により電気が供給されると、上述した洗米部駆動手段350の駆動モーター351と同時に駆動し、前記洗浄槽310に米が供給されるように前記米貯蔵部スクリュー440を回転させる。
【0075】
さらに、前記米貯蔵部駆動手段450は前記自動炊事装置100のディスプレー部130のメニューボタン131を介して入力される入力値(例えば、何人分)による信号を感知して駆動が止めるようになり、このため前記洗浄槽310に供給される米がこれ以上供給できなくなる。
【0076】
一方、前記米貯蔵部駆動手段450が止まるようになると、上述した洗浄水供給バルブ651の作動が止まるのと同時に、前記洗米部駆動手段350の駆動モーター351が停止する。
【0077】
−豆貯蔵部500
添付図面のうち、図7は本発明の実施例にかかる豆貯蔵部の構成を示す斜視図である。
【0078】
図4及び図7を参照すると、前記豆貯蔵部500は上述した洗米部300に供給するための豆が貯蔵されるものであって、これは豆貯蔵タンク510、豆貯蔵部スクリュー結合溝520、豆貯蔵部スクリュー530、豆貯蔵部駆動手段540、及び豆排出パイプ550で構成される。このような豆貯蔵部500による豆の供給は、使用者の必要により選択することができるし、これの構造及び作動は上述した米貯蔵部400と類似する。
【0079】
<豆貯蔵タンク>
前記豆貯蔵タンク510は豆が貯蔵される部材であって、上部が開放され内部空間を形成して、下部には豆排出口(図示せず)が形成されている。例えば、前記豆貯蔵タンク510の形状は上述した米貯蔵タンク410と類似していて、これは上部には豆が多く貯蔵されることができるように広さが一定する断面積を有し、下部に行くほど断面積が徐々に細くなって前記豆排出口(図示せず)を介して豆が円滑に排出されるように傾いた断面を有した構造を有する方が好ましい。
【0080】
一方、前記豆貯蔵タンク510はセラミックス材質を使用する方が望ましくて、これは米の長期保管の時に豆貯蔵タンク510の内部に虫が生じたり豆が腐食されることを最大限防止することができる材質である。また、上述したようなセラミックス系の材質だけではなく、近来の健康に対する関心が多くなったウェルビング(Wellbeing)時代の要求に合わせて人体に有益で、長期間保管の時に発生される細菌及びその他の微生物を殺菌することができる遠赤外線放出材質を使用することもできる。
【0081】
<豆貯蔵部スクリュー結合溝>
前記豆貯蔵部スクリュー結合溝520は前記豆貯蔵タンク510の下端部に水平に結合して、前記豆排出口(図示せず)と連携されることと同時に前記洗浄槽310の豆供給ホール315と一端が連結されていて、前記豆供給ホール315を介して洗浄槽310に豆を供給できるようになっている。
【0082】
<豆投下ホール栓及び豆排出パイプ>
前記豆投下ホール栓560は前記豆貯蔵タンク510の豆投下ホール(図示せず)に結合するものであって、これは前記豆投下ホール(図示せず)の開閉を介して前記豆貯蔵タンク510に貯蔵される豆を一括して排出させることができるものである。すなわち、前記豆貯蔵タンク510に貯蔵される豆が古くなったり、豆貯蔵タンク510の内部を掃除する必要がある場合に、前記豆投下ホール栓560を開けて貯蔵された豆を一括的に排出させたり、内部掃除のために使われた水やその他の内容物を抜き取ることができるようになる。
【0083】
前記豆排出パイプ550は、前記洗浄槽310と高低の構造上、前記豆貯蔵タンク510から直接供給し難いので、これを補うための装置で備えられる。これは前記豆貯蔵部スクリュー結合溝520の一端に結合すると同時に上述した洗浄槽310の豆供給ホール315に連結されて豆を供給するようになる。
【0084】
<豆貯蔵部スクリュー及び豆貯蔵部駆動手段>
前記豆貯蔵部スクリュー530は、回転を介して前記豆貯蔵タンク510に貯蔵された米を前記洗米部300に供給するものであって、これは前記豆貯蔵部スクリュー結合溝520の内部に内蔵していて、豆貯蔵部駆動手段540のモーター軸に結合して駆動されるものである。
【0085】
前記豆貯蔵部駆動手段540は、下記のように洗浄水調節部800の作動により電気が供給されると、上述した洗米部駆動手段350の駆動モーター351と同時に駆動して、前記洗浄槽310に豆が供給されることができるように前記豆貯蔵部スクリュー530を回転させる。
【0086】
さらに、前記豆貯蔵部駆動手段540は、前記自動炊事装置100のディスプレー部130に入力される入力値による信号を感知し駆動が止めるようになって、このため前記洗浄槽310に供給される豆がこれ以上供給できなくなる。
【0087】
−洗浄水貯蔵部600
図2及び図4を参照すると、前記洗浄水貯蔵部600は外部から供給される洗浄水が貯蔵され上述した洗米部300に供給するものであって、この洗浄水貯蔵部600は洗浄水貯蔵タンク610、洗浄水流入パイプ620、洗浄水貯蔵タンク栓630、及び洗浄水水位調節センサー640で構成される。
【0088】
前記洗浄水貯蔵タンク610は内部空間を形成し洗浄水が貯蔵されるものであり、この洗浄水貯蔵タンク610の上部一側には外部から洗浄水が供給される洗浄水流入パイプ620が連結される。この洗浄水流入パイプ620を介して流入される洗浄水は別途に構成される浄水装置により浄水過程を経った水である。そして、前記洗浄水貯蔵タンク610の下部一側には洗浄水供給パイプ650が連結されて、前記洗浄水供給パイプ650を介して上述した洗浄槽310の洗浄水供給ホール312を介して浄水された洗浄水が供給される。望ましくは、前記洗浄水貯蔵タンク610の下端部に洗浄水投下栓660をさらに備えて、前記洗浄水貯蔵タンク610の 内に貯蔵される水が古くなったり掃除をしなければならない場合に、これを開けて洗浄水を一括的に抜き取るようにすることもできる。
【0089】
一方、前記洗浄水貯蔵タンク610と洗浄水供給ホール312との間に連結される洗浄水供給パイプ650のには洗浄水供給バルブ651が備えられていて、この洗浄水供給バルブ651を介して前記洗浄槽310に供給される洗浄水の量が自動調節される。特に、前記洗浄水供給バルブ651は、自動炊事装置100のディスプレー部130に入力される入力値により自動で開閉作動が行われる。
【0090】
前記洗浄水貯蔵タンク栓630は、前記洗浄水貯蔵タンク610の上部面に結合して開閉することができる栓である。
【0091】
前記洗浄水水位調節センサー640は、前記洗浄水貯蔵タンク610の上部面の一側に備えられて、前記洗浄水貯蔵タンク610の洗浄水の水位を感知し前記洗浄水流入パイプ620を介して流入される洗浄水の量を調節するものである。
【0092】
添付図面のうち、図8は本発明の実施例にかかる定量水供給部と洗浄水調節部の構造を示す構成図であって、
【0093】
以下、図4及び図8を参考し前記定量水供給部700及び洗浄水調節部800に対して説明する。
【0094】
−定量水供給部700
前記定量水供給部700は、下記のように洗浄水調節部800と連動して前記洗浄槽310に定量の水を供給するものであって、これは定量水タンク710、定量水流入パイプ720、ロードセル730、及び定量水調節台740を含めて構成される。
【0095】
<定量水タンク及び定量水流入パイプ>
前記定量水タンク710は、内部空間が形成され外部から定量水が貯蔵されるものであって、上部一側には定量水流入パイプ結合ホール(図示せず)が形成され、下端中心部には定量水供給ホール711が貫通形成され、前記定量水流入パイプ結合ホール(図示せず)には前記定量水タンク710の内部に定量の水を供給する定量水流入パイプ720が結合する。前記定量水流入パイプ720の入口には定量水流入パイプ調節バルブ721がさらに結合して、これは下記のようなロードセル730の重さの条件により開閉が行われる。
【0096】
<ロードセル>
前記ロードセル730は、前記定量水タンク710の下端外側に結合し、前記定量水流入パイプ720を介して前記定量水タンク710の内部に満たされる定量水量を自動調節するものであって、前記ロードセル730により自動炊事装置100のディスプレー部130を介して予約されている信号によって前記ロードセル730に加えられた重さが予約信号と一致するまで定量水が供給されて停止するようになる。
【0097】
<定量水調節台>
前記定量水調節台740は、下記のように洗浄水調節部800と連動し前記定量水供給ホール711の開閉を介して定量水の排出を調節するものであって、これは調節栓ピン挿入ホール740aが一端に貫通形成された第1の調節ロード742と、調節栓ピン741cが形成された調節栓結合台741b、及び調節栓741aで構成される。
【0098】
ここで、前記第1の調節ロード742の他端には下記のように洗浄水調節部800の第2の調節ロード841と連結され、これを介して洗浄水調節部800の作動が定量水供給部700を連動するようになる。これに対する説明は下で詳しく説明する。
【0099】
前記第1の調節ロード742の一端、すなわち、前記定量水タンク710の内部に位置する部分の一端には垂直方向に長空の調節栓ピン挿入ホール740aが貫通形成されていて、ここには下記のように調節栓ピン741cが挿入結合するようになる。よって、前記第1の調節ロード742が垂直上下運動をするようになると、前記調節栓ピン741cは調節栓ピン挿入ホール740a内で無負荷運動をするようになり、これに連動して下記のように調節栓741aが定量水供給ホール711を開閉するようになる。
【0100】
前記調節栓結合台741bは、調節栓ピン741cが上部に結合し、前記第1の調節ロード742が内挿されて垂直上下運動が行われるようにするものであって、この調節栓結合台741bの一端には調節栓741aが固定結合されている。
【0101】
前記のような構成でよって、前記調節栓ピン挿入ホール740a内で調節栓ピン741cが上下自由運動をするので、前記第1の調節ロード742の上/下降運動によって前記調節栓741aがロードセル730に圧力を加える時、第1の調節ロード742の上/下降運動による定量水調節台740自体の重さの負荷をロードセル730に加えない緩衝の役目をするようになるものである。
【0102】
一方、前記第1の調節ロード742が動いて調節栓741が定量水供給ホール711を塞ぐようになると、これと同時に前記定量水流入パイプ調節バルブ721が開放され定量水が前記定量水タンク710に供給されるものである。
【0103】
−洗浄水調節部800
前記洗浄水調節部は、上述した洗米部300及び定量水供給部700と連動して洗浄水の供給、定量水の供給及び米の供給などを自動で調節するものであって、これは垂直パイプ810、上/下部栓811、812、ガイドピン820、スィッチ830、調節部841〜845、及び汚水排出パイプ850から構成され、また前記調節部841〜845は第2の調節ロード841、弾性部材842、連結ロード843、調節水タンク844、及び調節台845で構成される。
【0104】
<垂直パイプ、上/下部栓、汚水排出パイプ>
前記垂直パイプ810は円筒状の内部空間を有するパイプであって、前記第1の調節水連結パイプ860及び第2の調節水連結パイプ870が側面に結合し、上/下部が開放された構造を有する。前記第1の調節水連結パイプ860は、一端は上述した洗浄槽310の第1の洗浄水排出口313に連結され、他端は前記垂直パイプ810の上部側面に形成される貫通ホール(図示せず)に連結される。
【0105】
一方、前記洗浄槽310内部に供給される洗浄水が一定の量が満たされると、前記第1の調節水連結パイプ860を介して洗浄水が流れ出て、このため下記のように梃子845aの排出口栓845bが洗浄槽310の第2の洗浄水排出口314を閉めるようにする。
【0106】
前記垂直パイプ810の上/下部は開放されていて、ここには上/下部栓811、812が結合するようになる。 前記上/下部栓811、812の中心部にはそれぞれ貫通ホール(図示せず)が形成されていて、前記上部栓811の貫通ホールには下記のようにガイドピン820が挿入されて、前記下部栓812の貫通ホール812aには汚水排出パイプ850が連結される。前記汚水排出パイプ850は、前記第1、2の調節水連結パイプ860、870を介して流れ出る洗浄水が排出されるパイプである。
【0107】
<ガイドピン及びスィッチ>
前記ガイドピン820は、前記垂直パイプ810の上部栓811に挿入/結合され前記スィッチ830を作動させる役目をするものであって、これは下記のように調節部841〜845の第2の調節ロード841が上下方向に動くによって同時に動いて前記スィッチ830のON/OFFを作動させる。すなわち、前記第2の調節ロード841が下がると、前記ガイドピン820が下がって前記スィッチ830をタッチし電気が入って来るようにして、前記第2の調節ロード841が上がると、下記のように調節部841〜845の弾性部材842の弾性力により前記ガイドピン820が上がって前記の供給を止めるようにするものである。
【0108】
ここで、前記ガイドピン820が下がって前記スィッチ830をONさせると、電気が供給されて上述した米貯蔵部駆動手段450又は豆貯蔵部駆動手段540が作動するようになり、このため上述した洗浄槽310に米又は豆が供給される。
【0109】
<調節部>
前記調節部841〜845は、前記定量水供給部700と連動して前記洗米部300の洗浄槽310に供給される洗浄水の量と定量水量を自動に調節するものであって、これは第2の調節ロード841、弾性部材842、連結ロード843、調節水タンク844、及び調節台845で構成される。
【0110】
前記第2の調節ロード841は、前記定量水供給部700の第1の調節ロード742と連結され、上部にはガイドピン820が結合して弾性部材842が結合する。 そして、下端部は掛けがね841aを形成していて、該部分に

形状の連結ロード843が結合して、また前記連結ロード843に下端中心部に貫通孔844aが形成された調節水タンク844が連結される。
【0111】
前記調節水タンク844は、上述した洗浄槽310から排出される洗浄水が一時的に貯蔵されるものであって、前記洗浄槽310から排出される洗浄水が調節水タンク844の貫通孔844aを介して排出されることによって、上/下移動が可能となる。すなわち、前記調節水タンク844に洗浄水が落ちて溜まると、該調節水タンク844が下に下がるようになり、前記貫通孔844aを介して洗浄水が抜けると、再び上方向に上がるようになる。この過程において前記第1の調節ロード742の一端に附着した調節栓741が前記定量水タンク710の定量水供給ホール711を開閉させるようになり、このため前記洗浄槽310に供給される定量水の量が自動に調節されるようになるものである。
【0112】
前記調節台845は、前記第2の調節水連結パイプ870の内部に備えられ、一端が前記連結ロード843の上部に連結され、他端が前記洗浄槽310の第2の洗浄水排出口314に位置して、前記第2の洗浄水排出口314の開閉を介して洗浄槽310内に供給される洗浄水量を調節するものである。これは前記排出口栓845bが他端に結合した梃子845a、及び前記梃子845aの中心部から一側に一定距離偏心された位置に備えられる梃子軸845cを含めて構成される。
【0113】
前記梃子軸845cを軸として前記調節水タンク844の重さの変化により下がったり上がったりする動作を繰り返すことによって、前記排出口栓845bが前記第2の洗浄水排出口314を反復的に開閉をするようになるものである。
【0114】
一方、前記調節部841〜845によって洗浄槽310の内部に洗浄水が流入される過程を再び説明すると、先に上述した洗浄水供給パイプ650に結合している洗浄水供給バルブ651が開くと、前記洗浄槽310の内部に洗浄水が流入されて、流入された洗浄水が洗浄槽310の第2の洗浄水排出口314を介して排出されて前記調節水タンク844に洗浄水が満たされると、この重さによって前記第2の調節ロード841が下がるようになり、これと同時に前記第2の調節ロード841に連結された梃子845aが前記梃子軸845cを軸として下がるようになる。
【0115】
さらに、前記梃子845aが下がると、前記排出口栓845bが第2の洗浄水排出口314を塞ぐようになり、前記洗浄槽310の内部に洗浄水が続けて供給され、供給された洗浄水が前記第2の洗浄水排出口314の水位まで満たされるようになると、前記第2の洗浄水排出口314を介して洗浄水が排出され、これは再び前記調節水タンク844に続けて送られて重さを維持するようになる。この重さの維持により前記第2の洗浄水排出口314は排出口栓845bによって洗浄水供給パイプ650を介して、これ以上洗浄水が供給されないまで続けて塞がっている状態を維持するようになるものである。
【0116】
以下、前記のように構成される本発明の実施例にかかる自動洗米装置の全体的な作動過程に対して説明する。
【0117】
先に、自動炊事装置100のディスプレー部130に炊事予約を選択し、予約された時間になると作動する。
【0118】
洗浄水貯蔵部600の洗浄水は洗浄水供給パイプ650に備えられる洗浄水供給バルブ651が開くと、前記洗浄水供給パイプ650を介して洗浄槽310に供給され、この供給された洗浄水は洗浄槽310の第2の洗浄水排出口314から排出されながら洗浄槽310の内部に残っている異物とともに前記第2の調節水連結パイプ870を介して洗浄水調節部800の調節水タンク844の中に溜まる。
【0119】
この過程において、洗浄水の流量の重さによって連結ロード843、第2の調節ロード841、及び第1の調節ロード742が下がることと同時に、前記第2の調節水連結パイプ870に備えられた梃子845aが梃子軸845cを中心に下がると、調節部841〜845の排出口栓845bが上に上がって前記第2の洗浄水排出口314が塞がれ、洗浄槽310の内部に続けて供給される洗浄水は水位が高くなるによって前記第1の洗浄水排出口313に浮遊物とともにあふれて流れるようになる。
【0120】
続いて、前記第1の調節水連結パイプ860に沿って洗浄水調節部800の垂直パイプ810に流れ込んだ洗浄水は前記調節水タンク844へ続けて送られて重さを維持するようになる。
【0121】
一方、前記連結ロード843、第2の調節ロード841、及び第1の調節ロード742が下がると、前記洗浄水調節部800のスィッチ830がガイドピン820に押されられて電気が入り、この際、洗米部駆動手段350の駆動モーター351が作動して回転軸330を回転させると同時に、前記回転軸330の回転によってストレーナー部320が回転し、これと同時に米貯蔵部300の駆動モーター351又は豆貯蔵部500の駆動モーター540が回転するようになる。
【0122】
前記米貯蔵部300の駆動モーター351が回転すると、前記米貯蔵部400の米貯蔵タンク410に貯蔵されている米が前記米貯蔵部スクリュー結合溝420の内部に備えられる米貯蔵部スクリュー440によって押され、豆供給台570を介して洗浄槽310の米供給ホール311に供給される。
【0123】
さらに、前記洗浄槽310に米又は豆が洗浄水とともに集まると、洗米部駆動手段350が作動してストレーナー部320が回転しながら洗米工程が行われる。ここで、前記ストレーナー部320が回転すると、ストレーナー部320の前部分が渦流を起こして軽い米は浮遊し、より重い石は底に残るようになり、前記ストレーナー部320のストレーナー溝321を介して米が吸い込まれてストレーナー部320の回転パイプ320bにより上部に移送され、ストレーナー部320の端部に連結されるフィルタリング部320bの透過ホール320b'を介して洗浄水が抜けながら微細石粉と鉄分が落ちる。この際、洗浄水供給パイプ650を介して流入される洗浄水によってさらに洗浄されながら、米の中に含まれている微細石粉と鉄分を分離排出するようになる。
【0124】
また、前記連結ロード843、第2の調節ロード841、及び第1の調節ロード742が下がると、前記第1の調節ロード742の調節栓741が下って前記定量水タンク710の定量水供給ホール711を塞ぐようになり、これと同時に定量水流入パイプ調節バルブ721を開放させ前記定量水タンク710に定量水が流入される。
【0125】
前記定量水タンク710に供給される定量水は、自動炊事装置100のディスプレー部130を介して予約されている信号によって定量水供給部700のロードセル730に加えられた重さで前記予約された信号と一致するときまで供給されて停止する。
【0126】
一方、前記米貯蔵部400の駆動モーター450が前記ディスプレー部130の信号を感知して米の供給を終えて止まると、30秒後に洗浄水供給バルブ651と洗米部駆動手段350の駆動モーター351が停止するようになる。
【0127】
上述したように、洗米工程が終わると洗浄水貯蔵部600による洗浄水の供給が中断され、前記第1の洗浄水排出口313を介してそれ以上洗浄水が溢れないと、前記調節水タンク844の貫通ホール844aを介して洗浄水が抜け、前記調節水タンク844が空くと前記連結ロード843、第2の調節ロード841、及び第1の調節ロード742と前記調節水タンク844が上に上がり前記梃子845aが下ろされる。
【0128】
前記梃子845aが下ろされると、前記排出口栓845bが開け第2の洗浄水排出口314を介して排出された洗浄水は前記調節水タンク844に流入されて再び落ち、前記調節水タンク844の貫通ホール844aから洗浄水が抜けると再び上がる過程を介して前記洗浄槽310に底流されている米から分離された石のような異物が排出するようになる。
【0129】
次の過程において、前記洗浄槽310の洗浄水が完全へ抜けると、前記洗浄水調節部800のバネ842の弾性力によって前記連結ロード843、第2の調節ロード841、及び第1の調節ロード742が上に上がるようになり、前記定量水供給ホール711が開放されて前記定量水タンク710に貯蔵されている定量水が前記定量水供給ホール711を通過して前記定量水供給パイプ372に供給される。
【0130】
前記定量水供給パイプ750に供給された定量水は、通孔372aを介して噴射されつつ排出ガイド371の壁を流れ落ちながら排出ガイド371の壁に残っている米とともに自動炊事タンク120に供給されつつ、洗米過程を完了するようになる。
【0131】
一方、ディスプレー部130のメニューボタン131を介して豆ご飯のメニューが設定されると、米供給と同時に豆貯蔵部駆動手段540が作動するようになり、豆貯蔵タンク510に貯蔵されている豆が豆貯蔵部スクリュー530によって豆排出口(図示せず)を過ぎて、前記洗浄槽310に投入される。投入された豆は米とともに混じられ同じ洗浄過程を経って前記自動炊事タンク120に供給される。
【符号の説明】
【0132】
100:自動炊事装置 110:浄水装置
120:自動炊事タンク 130:ディスプレー部
140:水道パイプ 150:電気配線
160:電話配線 200:自動洗米装置
300:洗米部 310:洗浄槽
311:米供給ホール 312:洗浄水供給ホール
313:第1の洗浄水排出口 314:第2の洗浄水排出口
315:豆供給ホール 320:ストレーナー部
322:粒集合用羽 330:回転軸
340:従動プーリー 350:洗米部駆動手段
370:炊事供給台 371:排出ガイド
372:定量水供給パイプ 380:第1のベアリング挿入部
390:第2のベアリング挿入部 400:米貯蔵部
410:米貯蔵タンク 420:米貯蔵部スクリュー結合溝
430:米投下ホール栓 440:米貯蔵部スクリュー
450:米貯蔵部駆動手段 500:豆貯蔵部
510:豆貯蔵タンク 520:豆貯蔵部スクリュー結合溝
530:豆貯蔵部スクリュー 540:豆貯蔵部駆動手段
550:豆排出パイプ 560:豆投下ホール栓
600:洗浄水貯蔵部 610:洗浄水貯蔵タンク
620:洗浄水流入パイプ 630:洗浄水貯蔵タンク栓
640:洗浄水水位調節センサー 650:洗浄水供給パイプ
660:洗浄水投下栓 700:定量水供給部
710:定量水タンク 720:定量水流入パイプ
730:ロードセル 740:定量水調節台
800:洗浄水調節部 810:垂直パイプ
820:ガイドピン 830:スィッチ
841:第2の調節ロード 842:弾性部材
843:連結ロード 844:調節水タンク
845:調節台 850:汚水排出パイプ
860:第1の調節水連結パイプ 870:第2の調節水連結パイプ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
米又は米と豆の混合物を洗浄する洗米部と、
前記洗米部に供給するための米が貯蔵され、前記洗米部と連結されて米が排出される米貯蔵部と、
前記洗米部に供給するための豆が貯蔵され、前記洗米部と連結されて豆が排出される豆貯蔵部と、
前記洗米部に洗浄水供給パイプを介して連結され、前記洗米部に供給される米又は米と豆の混合物を洗浄するための洗浄水を貯蔵/供給する洗浄水貯蔵部と、
前記洗米部に定量水供給パイプを介して連結され、前記米又は米と豆の混合物が炊事することができるように水を貯蔵/供給する定量水供給部と、
前記洗米部と、米貯蔵部及び豆貯蔵部にそれぞれ連結されて駆動する駆動手段と、及び
前記洗米部の下部一側に第1の調節水連結パイプ及び第2の調節水連結パイプを介して連結されて、前記第1の調節水連結パイプ及び第2の調節水連結パイプを介して排出される洗浄水により、前記洗浄水供給パイプから前記洗米部に供給される洗浄水の量と、前記定量水供給部から前記洗米部に供給される定量水の量を自動調節する洗浄水調節部と、を備えて構成されたことを特徴とする自動洗米装置。
【請求項2】
前記洗米部は一側面が密閉され他側面が開放されて内部空間を形成する円筒状の洗浄槽と、
前記洗浄槽の内部に備えられて、前記洗浄槽に投入される米又は米と豆の混合物を洗浄してこれを漉しだすストレーナー部と、
前記洗浄槽の内部の中心軸に沿って結合することと同時に、前記ストレーナー部の中心に沿って結合して前記ストレーナー部を回転させる回転軸と、及び
前記回転軸の一端に結合して回転する従動プーリーと、を備えて構成されたことを特徴とする請求項1に記載の自動洗米装置。
【請求項3】
前記洗米部はモーター軸の回転を介して回転力を発生する駆動モーターと、
前記モーター軸の一端に結合して回転する駆動プーリーと、及び
前記駆動プーリーと従動プーリーを相互連結し、前記駆動モーターの回転力を伝達する駆動ベルトと、を含む洗米部駆動手段をさらに備えたことを特徴とする請求項2に記載の自動洗米装置。
【請求項4】
前記洗浄槽は側面上部の一側に貫通される米供給ホールと、
側面上部の他側に貫通される豆供給ホールと、
前記米供給ホール及び豆供給ホールと一定間隔離れて貫通される洗浄水供給ホールと、
側面下部の一側に貫通される第1、2の洗浄水排出口と、
側面下部の他側に貫通される供給台結合ホールと、及び密閉される一側面の中心部に貫通される第1の回転軸挿入ホールが形成され、
前記米供給ホールには、上面の断面積が広くて下面の断面積が細くなる漏斗形状の米供給台が結合し、
前記豆供給ホールには、上面の断面積が広くて下面の断面積が細くなる漏斗形状の豆供給台が結合し、
前記洗浄水供給ホールには、洗浄水供給パイプが結合し、
前記供給台結合ホールには、洗浄される米又は米と豆の混合物及び定量水が案内/排出される炊事供給台が結合し、
前記第1の回転軸挿入ホールの外側にはベアリングが挿入された第1のベアリング挿入部が結合し、
前記開放された他側面には第2の回転軸挿入ホール及び定量水供給パイプ挿入ホールが貫通形成された回転軸カバーが結合し、
前記第2の回転軸挿入ホールの外側にベアリングが挿入された第2のベアリング挿入部が結合する構造を有することを特徴とする請求項2に記載の自動洗米装置。
【請求項5】
前記炊事供給台は前記米又は米と豆の混合物が排出されるように案内する排出ガイドと、
及び前記排出ガイドの上部端部に結合し、前記排出ガイドに定量の水を供給する'Y'字形状の定量水供給パイプとを含めて構成されることを特徴とする請求項4に記載の自動洗米装置。
【請求項6】
前記ストレーナー部は一端が密閉されて他端が開放され、密閉された一端の下側面にストレーナー溝が貫通形成された通孔の回転パイプと、及び米の中の微細石粉と鉄分が分離されて下部に透過されることができる幾多の透過ホールが形成されたフィルタリング部とで構成されることを特徴とする請求項2に記載の自動洗米装置。
【請求項7】
前記ストレーナー部は前記回転パイプの外面に結合する固定部と、及び
前記固定部の一端両側に延長形成されて、両端の一部がそれぞれ切曲されて形成される羽部で構成される'T'字形形状を有する一つ以上の粒集合用羽がさらに結合したことを特徴とする請求項2に記載の自動洗米装置。
【請求項8】
前記米貯蔵部は上部が開放されて内部空間を形成し、下部に米排出ホール及び米投下ホールが貫通形成された米貯蔵タンクと、
前記米排出ホールと連携されて水平に結合し、前記洗米部側に米を供給するように連結される米貯蔵部スクリュー結合溝と、
前記米投下ホールの開閉を介して前記米貯蔵タンクで貯蔵される米を一括して排出させることができる米投下ホール栓と、
前記米貯蔵部スクリュー結合溝に内蔵され、回転を介して米を外部に排出する米貯蔵部スクリューと、及び
前記米貯蔵部スクリューの一端に結合して駆動させる米貯蔵部駆動手段と、を含めて構成されることを特徴とする請求項1に記載の自動洗米装置。
【請求項9】
前記豆貯蔵部は上部が開放されて内部空間を形成し、下部に豆排出口及び豆透過ホールが貫通形成された豆貯蔵タンクと、
前記豆排出口と連携されて水平に結合し、前記洗米部側に豆を供給するように連結される豆貯蔵部スクリュー結合溝と、
前記豆透過ホールの開閉を介して前記豆貯蔵タンクに貯蔵される豆を一括して排出させることができる豆投下ホール栓と、
前記豆貯蔵部スクリュー結合溝に内蔵され、回転を介して豆を外部に排出する豆貯蔵部スクリューと、
前記豆貯蔵部スクリューの一端に結合して駆動させる豆貯蔵部駆動手段と、及び
前記豆貯蔵部スクリューの回転によって排出される豆を前記洗米部に供給する豆排出パイプと、を含めて構成されることを特徴とする請求項1に記載の自動洗米装置。
【請求項10】
前記洗浄水貯蔵部は内部空間を形成し、洗浄水が貯蔵される洗浄水貯蔵タンクと、
前記洗浄水貯蔵タンクの上部一側に連結され、外部から洗浄水が供給される洗浄水流入パイプと、
前記洗浄水貯蔵タンクの上部面に結合する洗浄水貯蔵タンク栓と、及び
前記洗浄水貯蔵タンクの上部面の一側に備えられ、前記洗浄水貯蔵タンクの洗浄水の水位を感知して前記洗浄水流入パイプを介して流入される洗浄水の量を調節する洗浄水水位調節センサーを含めて構成されることを特徴とする請求項1に記載の自動洗米装置。
【請求項11】
前記定量水供給部は内部空間を形成し、上部一側に定量水流入結合ホールが形成され、下端部に定量水供給ホールが形成された定量水タンクと、
前記定量水流入結合ホールに結合して前記定量水タンクの内部に定量の水を供給する定量水流入パイプと、
前記定量水タンクの下端外側に結合し、前記定量水流入パイプを介して前記定量水タンクの内部に満たされる定量水の量を自動調節するロードセルと、及び
前記洗浄水調節部と連動して前記定量水供給ホールの開閉を介して定量水の排出を調節する定量水調節台とを含めて構成されることを特徴とする請求項1に記載の自動洗米装置。
【請求項12】
前記定量水調節台は前記洗浄水調節部と連動し垂直上下運動が行われ、一端に垂直方向に長空の調節栓ピン挿入ホールが貫通形成された第1の調節ロードと、
前記調節栓ピン挿入ホールに挿入結合して流動する調節栓ピンが形成され、前記第1の調節ロードが内挿されて垂直上下運動が行われる調節栓結合台と、及び
前記調節栓結合台の端部に固定結合して前記第1の調節ロードの垂直上下運動を介して前記定量水供給ホールを開閉しながら定量水の排出を調節する調節栓と、を含めて構成されることを特徴とする請求項11に記載の自動洗米装置。
【請求項13】
前記洗浄水調節部は前記第1の調節水連結パイプ及び第2の調節水連結パイプが側面に結合し、上/下部が開放される円筒状の垂直パイプと、
前記垂直パイプの上/下端に結合する上/下部栓と、
前記上部栓に結合し、前記上部栓にガイドされて上下移動可能なガイドピンと、
前記上部栓の上端に備えられ、前記ガイドピンによって電気供給のためのON/OFF作動が行われるスィッチと、
前記定量水供給部と連動して前記洗米部に供給される洗浄水の量と定量水量を自動調節する調節部と、及び
前記下部栓の下端部に結合し、前記洗米部から排出される洗浄水が外部へ抜ける汚水排出パイプと、を含めて構成されることを特徴とする請求項1に記載の自動洗米装置。
【請求項14】
前記調節部は前記定量水供給部と連携されて上下作動する第2の調節ロードと、
前記上部栓の外側上端部に結合し、前記第2の調節ロードが内挿する弾性部材と、
前記第2の調節ロードの下端部に結合する

形状の連結ロードと、
前記連結ロードに結合し、下端中心部に貫通孔が形成された調節水タンクと、及び
前記第2の調節水連結パイプの内部に備えられ、前記連結ロードの上部に連結される調節台を含めて構成されることを特徴とする請求項13に記載の自動洗米装置。
【請求項15】
前記調節台は前記連結ロードに一端が連結されて、前記洗米部に形成される第2の洗浄水排出口の開閉のための排出口栓が他端に結合した梃子と、及び
前記梃子の中心部で一側に一定距離偏心された位置に備えられる梃子軸と、を含めて構成されることを特徴とする請求項14に記載の自動洗米装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5a】
image rotate

【図5b】
image rotate

【図5c】
image rotate

【図5d】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate


【公表番号】特表2010−515479(P2010−515479A)
【公表日】平成22年5月13日(2010.5.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−544801(P2009−544801)
【出願日】平成20年1月7日(2008.1.7)
【国際出願番号】PCT/KR2008/000063
【国際公開番号】WO2008/084941
【国際公開日】平成20年7月17日(2008.7.17)
【出願人】(509189064)
【Fターム(参考)】