説明

複合板及びその製造方法

【課題】欠点隠蔽材を介在させることにより、表層にクラック、節穴、部分欠損等の欠点が現出しないようにし、工程数の減少も可能とした複合板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】複数の板材に接着剤を塗布して積層し、少なくとも表層となる板材1と、当該表層となる板材1に接する隣接板材3aとの間に、熱溶融物を含浸又は塗布した欠点隠蔽材5を介在させ、これらをプレスすることにより接着し一体化する。欠点隠蔽材5は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル等の熱溶融樹脂からなる熱溶融物を15重量%以上含む紙であることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、複合板及びその製造方法に関するもので、特に合板やオーバーレイ合板等において、内部の板材の欠点(例えばクラック、節穴、部分欠損等)が表層に現出するのを抑えるようにしたものである。
【背景技術】
【0002】
一般に、建材や家具材等に適用される合板や、合板の表面に装飾用として合成樹脂製の化粧シート又は薄く剥いだ化粧板等を貼り付けた二次加工合板(以下、オーバーレイ合板と称する)は、内部に位置する構成単板にクラック、節穴、部分欠損等の欠点がある場合には、それらの欠点が表層に現出することがある。このような事態が生じると、合板やオーバーレイ合板の製造において、製品歩留まりの低下や品質の低下等を招くことになって好ましくない。
【0003】
このような事態に対処するため、合板製造工場等では、例えば原木から切削した薄い単板を裁断する際に、クラック、節穴、部分欠損等が有る部分を幅方向に切り落とし、狭幅となった欠点のない単板同士を接着テープ等で繋ぎ合わせて一定幅に補修する調板作業が行われている。又単板において、上記のような欠点部分のみを切除し、その切除箇所に良材を部分的に嵌め込んで調板するパッチ補修、或は欠点部分に合成樹脂などをパテとして流し込んで調板する補填補修等が行われている。
【0004】
しかしながら、このような調板作業は補修内容が一定しないため、機械を使って能率よく行うことは不可能であり、作業者の手作業によって個々に行われているのが現実である。このため、調板作業効率が悪く、補修に要するコストも嵩むといった問題があった。
【0005】
特許文献1には、合板表面の凹凸がそのまま化粧シートの表面に現出して意匠性を損なうのを抑えるようにした床材の製造技術が開示されている。この場合、熱硬化型樹脂を含浸させた樹脂含浸紙を、合板の一方の面に熱硬化型樹脂を塗布して形成した樹脂層上に載置した状態で熱圧着することにより、前記熱硬化型樹脂層の樹脂を樹脂含浸紙内に浸透しつつ硬化させて一体成形した複合材となし、当該複合材の樹脂含浸紙側に接着剤を介して表層材としての化粧シートを貼着したものである。
【特許文献1】特開2008−81972号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記の樹脂含浸紙による場合は、合板の表面に熱圧着されて硬化するとはいえ、厚さが薄いため合板の表面にクラック、節穴、部分欠損等の欠点がある場合には、これらの欠点が樹脂含浸紙の表面に転写されることがある。そして、複合材の樹脂含浸紙側に接着剤を介して化粧シートを貼着するが、通常化粧シートは合成樹脂製の薄いシートであるため、樹脂含浸紙の表面に上記のような転写による欠点が存在していると、当該欠点が化粧シートに現出してしまう。
【0007】
又、樹脂含浸紙を合板の表面に熱圧着して複合材を形成する工程と、この複合材の樹脂含浸紙側の表面に接着剤を介して化粧シートを貼着する工程との2工程を必要とするため、生産効率の低下と、製造コストの高騰を招く問題がある。
【0008】
本発明は、このような従来技術における難点を解消するためになされ、合板又はオーバーレイ合板を製造する際に、従来の樹脂含浸紙に代えて薄い欠点隠蔽材を介在させることにより、表層にクラック、節穴、部分欠損等の欠点が現出しないようにし、工程数の減少も可能とした複合板及びその製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1は、複数の板材を接着し一体化して成る複合板であって、この複合板を構成する板材のうち、少なくとも表層となる板材と、当該板材に接する隣接板材との間に熱溶融物を含浸又は塗布した欠点隠蔽材を介在させて成る複合板を特徴とする。
【0010】
本発明の請求項2は、請求項1の複合板において、前記欠点隠蔽材は、熱溶融物を15重量%以上含む紙であることを特徴とする。
【0011】
本発明の請求項3は、請求項1又は2の複合板において、前記熱溶融物は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル等の熱溶融樹脂からなることを特徴とする。
【0012】
本発明の請求項4は、合板に化粧材を貼着した複合板であって、前記合板と化粧材との間に熱溶融物を含浸又は塗布した欠点隠蔽材を介在させて成る複合板を特徴とする。
【0013】
本発明の請求項5は、複数の板材に接着剤を塗布して積層し、少なくとも表層となる板材と、当該表層となる板材に接する隣接板材との間に熱溶融物を含浸又は塗布した欠点隠蔽材を介在させ、これらをプレスすることにより接着し一体化する複合板の製造方法を特徴とする。
【発明の効果】
【0014】
上記請求項1の発明によれば、複数の板材を接着し一体化して成る複合板であって、この複合板を構成する板材のうち、少なくとも表層となる板材と、当該板材に接する隣接板材との間に熱溶融物を含浸又は塗布した欠点隠蔽材を介在させると、隣接板材に塗布した接着剤の一部が欠点隠蔽材を通って表層となる板材まで到達するので、これら全体をプレスして接着剤を硬化させることにより複合板を形成することができる。この場合、欠点隠蔽材は、薄いものであっても含浸又は塗布されている熱溶融物が硬化することで硬質化するので、隣接板材にクラック、節穴、部分欠損等の欠点があったとしても、これらの欠点が転写されて表層板材に現出するのを抑えることができる。
【0015】
上記請求項2の発明によれば、前記欠点隠蔽材は、熱溶融物を15重量%以上含む紙であるから容易に形成することができる。又、抄紙の際に熱溶融物を漉き込むことにより、欠点隠蔽材を簡単に製造することができる。この欠点隠蔽材によれば、紙であるため接着剤の浸透が容易にでき、複合材の製造を短時間で確実に行うことが可能となる。
【0016】
上記請求項3の発明によれば、前記熱溶融物は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル等の熱溶融樹脂からなるので、欠点隠蔽材の製造上及び複合板の製造上において取り扱いがきわめて容易である。
【0017】
上記請求項4の発明によれば、合板と、その合板の上に貼着する化粧材(例えば、化粧シート)との間に熱溶融物を含浸又は塗布した欠点隠蔽材を介在させて成る複合板であるから、合板の表層にクラック、節穴、部分欠損等の欠点があったとしても、これらの欠点が化粧材に転写されて現出するのを抑えることができる。又、前記従来例における樹脂含浸紙のように2工程に分けて接着する必要はなくなる。これにより、オーバーレイ合板の製造に際し、歩留まりを向上させると共に生産効率を高めることができる。
【0018】
上記請求項5の発明によれば、複数の板材に接着剤を塗布して積層し、少なくとも表層となる板材と、当該表層となる板材に接する隣接板材との間に熱溶融物を含浸又は塗布した欠点隠蔽材を介在させ、これらをプレスすることにより接着し一体化する複合板の製造方法であるから、合板の製造に際して製品歩留まりの向上と、品質の向上とを図ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
次に、本発明の実施形態について添付図面を参照しながら説明する。図1は、本発明を合板に適用した実施形態を示すもので、(a)は合板の構成を示す分解断面図、(b)は製造された合板を示す縦断面図である。
【0020】
図1において、1は表面材(表層となる板材)、2は裏面材、3は心材であり、この場合心材3は3枚の板材から構成されているが、その数は特に限定されない。図示の例では、合計5枚の単板を、繊維方向が互いに直交となるように積層し、3枚の単板のうち上下に位置する2枚の単板は表裏面共に接着剤4が塗布されている。
【0021】
前記の接着剤4としては、例えば尿素−ホルマリン樹脂、尿素−メラミン−ホルマリン樹脂、メラミンフェノール樹脂、アルキルフェノールホルマリン樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、水性ビニールウレタン樹脂、エポキシ樹脂、アクリルメラニン樹脂等の合成樹脂接着剤を使用することができるが、これらに限定されない。この接着剤4は熱硬化型樹脂が好ましく、フェノール系接着剤又はメラミン系接着剤が適している。
【0022】
上記5枚の板材のうち、中心層を形成する3枚の心材3は、通常表面材1や裏面材2よりも品質の劣る単板にて構成されることが多い。例えば心材3にクラック、節穴、部分欠損等の欠点が存在していると、プレスして合板を製造する際に表面材1や裏面材2に転写されて現出することがある。特に、表面材1又は裏面材2の厚さが薄い程、心材3の欠点が現出し易くなる。
【0023】
このような事態が生じないように、本発明では、前記表面材1と上位の心材3との間に欠点隠蔽材5を介在させる。この欠点隠蔽材5は、パルプ繊維と熱溶融物とを配合した紙であり、パルプ繊維としては針葉樹、広葉樹、非木材である竹、バガス、綿、ケナフ等繊維状になるものは全て配合可能であり、熱溶融物としては熱溶融繊維又は熱溶融破砕品であり、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル等熱により溶融されるもの全てを含む。
【0024】
欠点隠蔽材5としての紙は、厚みが0.3〜0.5mm程度であり、このように薄い紙でありながら、合板を製造した際に心材3に欠点が存在していても、表面材1に転写して現出しないように抑えることができる点に特徴を有する。前記熱溶融物の含有量は、15重量%以上であることが好ましく、より好ましくは20〜30重量%である。当該含有量が15重量%未満であると欠点隠蔽材としての機能が劣り、30重量%を超えても欠点隠蔽材としての機能が著しく向上するものではない。尚、欠点隠蔽材5としての紙は、抄紙時に熱溶融物を漉き込むことが可能であり、又抄紙後に熱溶融物を塗布しても良い。
【0025】
合板を製造するには、図1(a)のように裏面材2の上に表裏両面に接着剤4を塗布した下位の心材3cを置き、その上に接着剤を塗布しない中位の心材3bを置き、更にその上に表裏両面に接着剤4を塗布した上位の心材3aを置き、その上に前記欠点隠蔽材5を介在させて表面材1を置くことにより積層物を形成する。
【0026】
次いで、この積層物をターンバックル等の治具で締め付けて固定し、圧力7〜12kg/cmで10〜60分間コールドプレスする。この後、積層物を圧力7〜12kg/cm、熱盤温度105〜130℃で、3〜25分ホットプレスすることにより合板を製造することができる。これにより、図1(b)に示すように5層構造の合板6が形成される。
【0027】
この合板6は、前記コールドプレスの工程中に、上位の心材3aの表面側に塗布された接着剤4の一部が、欠点隠蔽材5に浸透すると共に当該欠点隠蔽材5を通って表面材1の下面側まで到達する。このため、前記ホットプレスの工程中に前記下位の心材3cの表裏面に塗布されている接着剤4、及び上位の心材3aの表裏面に塗布されている接着剤4と表面材1の下面側に到達した一部の接着剤がすべて硬化する。これにより、5枚の単板は相互に強力に接着し、且つ欠点隠蔽材5も表面材1と上位の心材3aとに対し強力に接着する。このため、接着後に欠点隠蔽材5の箇所で層間剥離が生じることはない。
【0028】
又、前記ホットプレス工程中に、その高熱によって欠点隠蔽材5の熱溶融物が硬化するため、欠点隠蔽材5は薄い紙でありながら薄い硬化板に変身する。これにより、欠点隠蔽材5の直下の心材3aにクラック、節穴、部分欠損等の欠点が存在していたとしても当該欠点は硬質の欠点隠蔽材5により被覆されているため、表面材1に転写して現出することはない。
【0029】
図2は、本発明をオーバーレイ合板に適用した実施形態を示すものである。
図2において、6は合板であり、奇数枚(図例では5枚)の単板を繊維方向が互いに直交となるように積層し、接着剤により接着して一体化したものである。この合板6を基板として、合成樹脂製の化粧シート又は薄い木質化粧板等の化粧材7を貼着してオーバーレイ合板を製造する。
【0030】
このようなオーバーレイ合板の製造において、合板6の表面に前記接着剤4(又は他の熱硬化型接着剤)を塗布し、その上に前記欠点隠蔽材5を置き、その上に前記化粧材7を置くことにより組み合わせる。
【0031】
次いで、詳しい製造条件は省略するが、上記組み合わせたものをプレスすることによりオーバーレイ合板を製造する。このオーバーレイ合板の製造においても、前記合板6の表面に塗布した接着剤4の一部が欠点隠蔽材5に浸透すると共に、当該欠点隠蔽材5を通って化粧材7の下面側まで到達する。このため、前記のようなホットプレスの工程中に接着剤4及び化粧材7の下面側に到達した一部の接着剤がすべて硬化する。これにより、合板6と化粧材7とは相互に強力に接着し、且つ欠点隠蔽材5も合板6と化粧材7とに対し強力に接着する。このため、接着後に欠点隠蔽材5の箇所で層間剥離を生じることはない。
【0032】
この場合は、化粧材7と合板6との間に欠点隠蔽材5を介在させて1回のプレス工程によりオーバーレイ合板を製造することができるので、従来のように2回のプレス工程に分けて製造する場合よりも工程数を半減させることができる。これにより、生産効率の向上と、製造コストの低下を図ることが可能となる。
【0033】
前記欠点隠蔽材5としての欠点隠蔽紙の効力実験(以下、評価実験と称する)を行った。この評価実験は、3枚の単板を用いてそのうち1枚を表面材とし、残る2枚を心材としたものであり、当該表面材とこの表面材に隣接する心材との間に欠点隠蔽紙を介在させて接着することで行った。
【0034】
評価実験の条件は次の通りであった。
表面材…0.4mm厚みの南洋材
欠点隠蔽紙…坪量160g/m
心材A(表面材に隣接する心材)…2mm厚みの南洋材で中央部に50mmφの穴を1つ開けた
心材B…2mm厚みの南洋材
接着剤…フェノール樹脂:水:小麦粉:炭酸カルシウム:重曹=100:13:9:18:3
接着剤粘度…25±3dPa
上記心材Aの両面に当該接着剤をそれぞれ3g/m塗布し、表面材/欠点隠蔽紙/両面接着剤を塗布した心材A/心材Bの組み合わせで積層し、常温において圧力15kg/cmで10分間クランプし、この後130℃、圧力15kg/cmで10分間ホットプレスして数種類のテストサンプルを作製した。これらのテストサンプルは、欠点隠蔽紙におけるパルプ繊維と熱溶融物(合成樹脂繊維)との混合割合を変えたものである。尚、熱溶融物を混合しないものを比較サンプルとした。
【0035】
そして、各テストサンプルの表面材において、前記心材Aに設けた穴の転写状態を目視によって観察することにより、欠点隠蔽紙の評価を試験した。又、熱水接着性試験も併せて行った。この熱水接着性試験では、煮沸した水の中に72時間サンプルを浸漬した後に接着層の剥離状態を調べた。それらの結果を表1に示す。
【0036】
【表1】

【0037】
表1の結果によると、欠点隠蔽紙中に熱溶融物が全く含まれていない場合(0%)、即ち比較サンプルの場合は、表面材に穴が転写されているのをはっきりと判別することができ、熱水接着性試験では接着層に大きな剥離が認められた。
【0038】
熱溶融物の含有率が10%であるテストサンプル1の場合は、表面材に穴の転写がうっすらと判別できる程度であり、熱水接着性試験では接着層にやや剥離が認められた。熱溶融物の含有率が15%以上のテストサンプル2、3、4の場合は、いずれも表面材に穴の転写が判別できず、熱水接着性試験においても接着層に剥離は認められなかった。
【0039】
これにより、欠点隠蔽紙に漉き込む熱溶融物は、15重量%以上であれば良い結果が得られることが判明した。又、テストサンプル3とテストサンプル4では試験結果に殆ど差が無いことから、熱溶融物の含有量をそれ以上多くしても意味がないと思われる。これらのことから、熱溶融物の含有量は15重量%以上であることが好ましく、より好ましくは20〜30重量%であることが分かった。当該数値範囲により、欠点隠蔽紙としての効果を確実に上げることができる。
【産業上の利用可能性】
【0040】
本発明は、合板又はオーバーレイ合板の製造に適用することができ、本発明による欠点隠蔽材を介在させることによって大きな効果を期待することができる。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】本発明を合板に適用した実施形態を示すもので、(a)は合板の構成を示す分解断面図、(b)は製造された合板の縦断面図である。
【図2】本発明をオーバーレイ合板に適用した実施形態を示す説明図である。
【符号の説明】
【0042】
1 表面材
2 裏面材
3 心材
4 接着剤
5 欠点隠蔽材
6 合板
7 化粧材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の板材を接着し積層一体化した複合板であって、この複合板を構成する板材のうち、少なくとも表層となる板材と、当該表層となる板材に接する隣接板材との間に熱溶融物を含浸又は塗布した欠点隠蔽材を介在させて成ることを特徴とする複合板。
【請求項2】
前記欠点隠蔽材は、熱溶融物を15重量%以上含む紙であることを特徴とする請求項1に記載の複合板。
【請求項3】
前記熱溶融物は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル等の熱溶融樹脂からなることを特徴とする請求項1又は2に記載の複合板。
【請求項4】
合板に化粧材を貼着した複合板であって、前記合板と化粧材との間に熱溶融物を含浸又は塗布した欠点隠蔽材を介在させて成ることを特徴とする複合板。
【請求項5】
複数の板材に接着剤を塗布して積層し、少なくとも表層となる板材と、当該表層となる板材に接する隣接板材との間に熱溶融物を含浸又は塗布した欠点隠蔽材を介在させ、これらをプレスすることにより接着し一体化することを特徴とする複合板の製造方法。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2010−17963(P2010−17963A)
【公開日】平成22年1月28日(2010.1.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−181544(P2008−181544)
【出願日】平成20年7月11日(2008.7.11)
【出願人】(591108248)カミ商事株式会社 (19)
【出願人】(391017931)株式会社山本鉄工所 (8)
【Fターム(参考)】